JP2005232152A - 染毛剤 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、べとつきが少なく、植物由来物質が有する優れた効能・効果(例えば抱水性・エモリエント性等)を有する安全性の高い染毛剤を、フィトステロール等が析出することなく容易且つ安価に調製することを目的とする。更に、本発明は、ラノリン類(液状ラノリン、ラノリン及び硬質ラノリン)を使用せず且つラノリン類に近い風合いを毛髪に与えることができる前記染毛剤を安価に提供することを目的とする。
【解決手段】Aを含有することを特徴とする染毛剤。
A:植物油脱臭留出物からトコフェロールを抽出、分離、精製する際に得られる副産物を蒸留、脂肪酸エステル化、脱色、脱臭して調製される組成物。
【選択図】図1

Description

本発明は、染毛剤に関する。特に、本発明は、ヘアダイ等の永久染毛剤、並びにヘアマニキュアやヘアリンス等の半永久染毛剤等に関する。
従来から、フィトステロール及びフィトステロール脂肪酸エステル等の植物由来物質、並びにラノリン等の動物由来物質は、化粧品(例えば染毛剤等)の配合原料として使用される。
フィトステロールは、外界からの刺激に対する防御作用や抗炎症作用、更には水分蒸散抑制作用を有する。又、フィトステロール脂肪酸エステルは、抱水性が高く、エモリエント剤としても使用されている。更に、これらは何れも、穀類、野菜、果実、キノコ類などの植物性食品に含まれ、日常的に食品から摂取され、安全性の高いものである。
従来、そのようなフィトステロールやフィトステロール脂肪酸エステルを配合した染毛剤としては、例えば酸性染料および/または天然染料、エステル化合物(オレイン酸フィトステリル等)並びにエステル加水分解酵素を含有する染毛料組成物(特許文献1);ステロール類の誘導体(オレイン酸フィトステリル等)、有機溶剤、直接染料および酸を含有する染毛料組成物(特許文献2)等が知られる。
しかしながら、上記染毛剤に使用されるフィトステロール又はフィトステロール脂肪酸エステルは、何れも単独に調製・分離等を行って得られるものであるため工業的に高価なものになり、広く化粧料や皮膚外用剤等に利用するには問題があった。更に、フィトステロールは、油剤への溶解性が低く、結晶が析出しやすいため、化粧料配合原料としての使用性に問題があった。
そこで、植物ステロールワックスを効率よくかつ安価に製造できる植物ステロ−ルワックスの製造方法が提案されている(特許文献3)。更に、この植物ステロールワックスを用いて調製される使用感、安定性に優れた皮膚外用剤として、フィトステロ−ル、フィトステロ−ル脂肪酸エステル及び炭化水素を主成分とした植物ステロ−ルワックスを含有する皮膚外用剤が提案されている(特許文献3)。
一方、動物由来物質のラノリンは、毛髪や皮膚に対し、しっとり感、適度の油性感、ツヤ等を付与することができる。又、ラノリンは、乳化安定性やエモリエント性に優れるため、乳化助剤や安定剤、軟化剤としても使用されている。
しかしながら、ラノリンは、固有の臭気があり、更にはアレルギーを惹き起こすといった問題があった。更に、最近では、動物由来物質に起因する健康被害[BSE(狂牛病)等]が問題となり、一般に動物由来物質が敬遠されるという傾向がある。
そこで、従来、ラノリン代用物質の研究・開発が行われている。例えば、植物性ステリンの酸化エチレン付加物、特定の混合エステル、及び特定のジクリセリドからなるラノリン代用物質が提案されている(特許文献4)。更に、ヒドロキシ脂肪酸とフィトステロールから得られるステロイドエステル化物と特定のアルコールエステル化物とからなるラノリン代用化粧料原料が提案されている(特許文献5)。
しかしながら、特許文献4に記載のラノリン代用物質は、合成物であるため天然物に比し温和(マイルド)な作用に欠け、所謂、「人にやさしい」機能を付与しにくいという問題を有する。
又、特許文献5に記載のラノリン代用化粧料原料は、単独に調製・分離等を行って得られるものであるため工業的に高価なものになってしまうという問題を有する。
特開2002−47150号公報。 特開2002−226336号公報。 特開2001−163764号公報。 特開昭58−198565号公報。 特開平9−194345号公報。
本発明は、上記特許文献3に記載の発明を更に発展させ、べとつきが少なく、上記植物由来物質が有する優れた効能・効果(例えば抱水性・エモリエント性等)を有する安全性の高い染毛剤を、フィトステロール等が析出することなく容易且つ安価に調製することを目的とする。更に、本発明は、ラノリン類(液状ラノリン、ラノリン及び硬質ラノリン)を使用せず且つラノリン類に近い風合いを毛髪に与えることができる前記染毛剤を安価に提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明者等が鋭意、検討した結果、植物ステロ−ルワックスを脂肪酸エステル化して調製される組成物を配合すれば、優れた功を奏することを見出し、本発明を成すに到った。
即ち、本発明は、成分A(以下、単に「A」):植物油脱臭留出物からトコフェロ−ルを抽出、分離、精製する際に得られる副産物を蒸留、脂肪酸エステル化、脱色、脱臭して調製される組成物、を含有する染毛剤を提供する。Aにより、べとつきが少なく、上記植物由来物質が有する優れた効能・効果(例えば抱水性・エモリエント性等)を有する安全性の高い染毛剤を、フィトステロール等が析出することなく容易且つ安価に調製することができる。
本発明は、A、成分B(以下、単に「B」):植物油、成分C(以下、単に「C」):ショ糖脂肪酸エステル及び成分D(以下、単に「D」):液状高級脂肪酸、を含有する染毛剤を提供する。Aの他に、B、C及びDを含有することにより、液状ラノリン様の風合いを毛髪に付与することができる。
本発明は、A及び成分E(以下、単に「E」):植物硬化油を含有する染毛剤を提供する。Aの他に、Eを含有することにより、ラノリン様の風合いを毛髪に付与することができる。
本発明は、A、B及びEを含有する染毛剤を提供する。Aの他に、B及びEを含有することにより、硬質ラノリン様の風合いを毛髪に付与することができる。
永久染毛剤としては、上記いずれかに記載の染毛剤に、更にF(以下、単に「F」):高級アルコール、G(以下、単に「G」):ノニオン界面活性剤、並びにH(以下、単に「H」):アニオン界面活性剤若しくはI(以下、単に「I」):カチオン界面活性剤を含有したものが好ましい。
半永久染毛剤としては、上記いずれかに記載の染毛剤に、更にF、並びにH若しくはIを含有したものが好ましい。
本発明により、べとつきが少なく、上記植物由来物質が有する優れた効能・効果(例えば抱水性・エモリエント性等)を有する安全性の高い染毛剤を、フィトステロール等が析出することなく容易且つ安価に調製することができる。更に、本発明により、ラノリン類(液状ラノリン、ラノリン及び硬質ラノリン)を使用せず且つラノリン類に近い風合いを毛髪に与えることができる前記染毛剤を安価に提供することができる。
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明の染毛剤には、A:植物油脱臭留出物からトコフェロールを抽出、分離、精製する際に得られる副産物を蒸留、脂肪酸エステル化、脱色、脱臭して調製される組成物、を含有する。
染毛剤にAを含有(配合)することにより、以下の種々の利点を達成することができる。即ち、Aはフィトステロール脂肪酸エステルを多く含有する結果、Aを含有することにより、べとつきが少なく、優れた抱水性・エモリエント性等を毛髪に付与することができる。更に、Aは油剤等に対する均一混合性・溶解性等に優れるので、Aを用いることにより、フィトステロール等が析出することなく染毛剤を容易に調製することができる。更に、Aを含有することにより、ステロールワックスに近い風合いを毛髪に付与することができると共に、ステロールワックスの高分子成分により、傷んだ毛髪を修復・保護することができる。更に、Aは食用植物油等から容易に調製されるので、Aを使用することにより、安全性が高く、更には単独に調製(若しくは分離等)されるフィトステロールやフィトステロール脂肪酸エステルに比し安価である。
上記植物油脱臭留出物としては、植物油の脱臭工程にて水蒸気蒸留を行う際に水蒸気に伴われて留出されるものが挙げられる。原料として用いる植物油としては、大豆、ナタネ、綿実、トウモロコシ、ヒマワリ等の食用植物油が挙げられる。
Aの調製においては、上記植物油脱臭留出物からトコフェロールを抽出、分離、精製する際に得られる副産物(残渣)を利用する。植物油脱臭留出物からトコフェロールを抽出、分離、精製する方法としては、例えば以下の方法が挙げられる。即ち、植物油脱臭留出物を、必要に応じ変性処理(エステル化、不ケン化等)を行った後、有機溶媒にてトコフェロールを抽出する。次いで、この抽出液を塩基性陰イオン交換樹脂で処理して、トコフェロールを樹脂に吸着させる。その後、酸を含む有機溶媒を樹脂に通液することにより、トコフェロールを樹脂から溶出・分離して、精製トコフェロールが得られる。
より具体的には、以下の1〜5の方法が例示される。
1:各種植物油脂の精製工程で副生する低濃度トコフェロール含有物質のエステル化物または不ケン化物のアルコール抽出液をOH塩基性陰イオン交換樹脂で処理し、ホウ酸のアルコール溶液を抽出溶媒として前記処理した樹脂に通液することにより、ミツクストコフェロールを溶出させるトコフェロール類の濃縮精製法(特開昭49−85222号公報)、
2:天然及び合成トコフェロール物質を炭素数1及び4からなる1価のアルコールを用いて溶液としこれを塩基性陰イオン交換樹脂で処理して、トコフェロール物質を該樹脂に吸着させ、次に蟻酸、酢酸または蓚酸溶液によりトコフェロール物質を該樹脂より溶出することを特徴とするトコフェロール物質を精製する方法(特公昭38−23638号公報)、
3:各種植物油脂の精製工程で副生する低濃度トコフェロール含有物質のエステル化物または不ケン化物を芳香族系炭化水素で溶解した芳香族系炭化水素溶液を、前記芳香族系炭化水素で置換したOH塩基性陰イオン交換樹脂で処理し、ホウ酸のアルコール溶液を溶出溶媒として前記処理した樹脂に通液することにより、ミツクストコフェロールを溶出させるトコフェロール類の濃縮精製方法(特公昭55−25189号公報)、
4:トコフェロール含有物を溶媒に溶解し、これを塩基性陰イオン交換樹脂に通液してトコフェロール類を吸着せしめ、吸着しない不純物を除去したのち、炭酸ガスで処理した溶媒を抽出溶媒として通液し、トコフェロール類を選択的に溶出させるトコフェロールの精製濃縮法(特公昭61−55917号公報)、
5:植物油脂の精製工程で副生する低濃度トコフェロール含有物質から、これをメチルエステル化反応、該反応物を強塩基性樹脂処理、及び該樹脂に吸着したトコフェロールを溶出操作に付して、トコフェロールを分離する方法において、(1)メチルエステル化反応をトルエン中で行い、(2)該メチルエステル化反応生成物のトルエン層をそのまま強塩基性樹脂にて処理し、(3)酸を含むトルエンを展開溶媒として該樹脂に吸着したトコフェロールを溶出するトコフェロールを分離する方法(特公昭61−57309号公報)。
植物油脱臭留出物からトコフェロールを抽出、分離、精製する別の方法としては、例えば脱臭留出物をエステル化後蒸留留分から単離する方法がある。より具体的には、蒸留の前に、脱臭剤スラジ中に存在しているステロール類を同時に存在している脂肪酸でエステル化し、生ずる混合物を蒸留して残りの脂肪酸を得そして次にトコフェロール類を得、それによってエステル化中に生成するステロールエステル類を該蒸留の残渣中に残存させ、そして次にトコフェロール類を蒸留物から単離し、そしてステロールエステル類の開裂後にステロール類を蒸留残渣から単離することを特徴とする、脱臭剤スラジの蒸留により脱臭剤スラジからトコフェロール類およびステロール類を分離する方法(特許2648450号)が挙げられる。
本発明においては、以下の方法が好ましい。即ち、先ず、脱臭留出物に含まれる遊離の脂肪酸を、有機溶媒(トルエン、キシレン等)中にてエステル化(メチルエステル化、エチルエステル化等)する。次いで、この反応物の有機溶媒相を強塩基性陰イオン交換樹脂にて処理した後、酸(酢酸、プロピオン酸等)を含む溶液をこの樹脂に通液することにより、吸着したトコフェロールを分離する。
本発明のAは、上記植物油脱臭留出物からトコフェロールを抽出、分離、精製する際に得られる副産物(処理残渣)から、調製される。従って、Aを非常に低コストにて製造することができる。
トコフェロールの分離、精製の際に強塩基性陰イオン交換樹脂を使用した場合、このような副産物には、通常、強塩基性陰イオン交換樹脂に吸着しない非吸着油中の成分であるステロール、ステロール脂肪酸エステル、炭化水素等が含まれている。
本発明のAの調製において、上記にて得られた副産物を蒸留して、揮発分(脂肪酸エステル等)を留去する。蒸留は、例えば1〜0.005(特に0.9〜0.01)Torr下に、150〜160(特に152〜158)℃にて行うのが好ましい。
次いで、上記蒸留残渣に脂肪酸を加え、フィトステロール等の含有成分を脂肪酸エステルとする。脂肪酸エステル化により、べとつきを抑えることができ、他の配合原料や毛髪化粧料との混合が容易になる。更には、後工程のAの精製(脱色・脱臭等)を容易にすることができ、製造コストを低下させることができる。脂肪酸としては、食用油中に含まれるものが好ましい。具体的には、脂肪酸としては、C16〜C18脂肪酸(特に、オレイン酸、リノール酸、ステアリン酸等)が好ましい。脂肪酸の配合量は、例えば蒸留残渣500重量部に対し60〜120(特に80〜100)重量部であってよい。脂肪酸エステル化は、必要に応じ加熱下、撹拌混合して行ってよい。
次いで、上記エステル化反応混合物を、必要に応じ抽出操作等を行った後、脱色する。脱色は、吸着剤(活性白土、酸性白土、シリカゲル等)、吸着樹脂(デュオライトXAD−761、XAD−7等)等を用いて行ってよい。
その後、脱臭することによりAが得られる。脱臭は、例えば10〜0.1(特に8〜0.5)Torr下に、150〜160(特に152〜158)℃にて、水を吹き込むことにより行ってよい。
Aには、その他添加剤として酸化防止剤(δ−トコフェロール及び/又は没食子酸n−プロピル等)を加えてよい。
上記のようにして調製されるAの成分組成は、通常、遊離フィトステロール(スチグマステロール等)3重量%以下(典型的には0.1〜2.0重量%)、フィトステロール脂肪酸エステル(オレイン酸フィトステリル等)55〜65(典型的には56.5〜62)重量%、トリテルペンアルコール類(トリメチルステロール等)3〜10(典型的には6〜8)重量%、炭化水素類(スクワレン、パラフィン等)6〜13(典型的には2〜5)重量%、及び脂肪酸メチルエステル3重量%以下(典型的には0.1〜0.7重量%)である。
更に、Aの各種物性は、通常、酸価(mgKOH/g)2.0以下(典型的には1.0〜1.7)、けん化価(試料2gをキシレン25mlに溶解した後の測定値)60〜95(典型的には80〜90)、ヨウ素価(gI/100g)40〜60(典型的には45〜55)を有する。
本発明の上記A含有染毛剤としては、染料を含有する第I剤と酸化剤を含有する第II剤とからなるII剤形式の永久染毛剤(例えばヘアダイ等)が挙げられる。
A含有永久染毛剤において、Aは第I剤又は第II剤に含有される。
A含有永久染毛剤の第I剤に含有される染料としては、酸化染料及び/又は直接染料が挙げられる。酸化染料としては、例えば染料中間体及び/又はカップラ−が挙げられる。
酸化染料において染料中間体としては、例えばフェニレンジアミン類、アミノフェノ−ル類、ジアミノピリジン類およびそれらの塩等が挙げられる。具体的には酸化染料において染料中間体としては、パラフェニレンジアミン、トルエン−2,5−ジアミン、2−クロロ−パラフェニレンジアミン、N−メトキシエチル−パラフェニレンジアミン、N,N−ビス(2−ヒドロキシエチル)−パラフェニレンジアミン、2−(2−ヒドロキシエチル)−パラフェニレンジアミン、2,6−ジメチル−パラフェニレンジアミン、4,4’−ジアミノジフェニルアミン、1,3−ビス(N−(2−ヒドロキシエチル)−N−(4−アミノフェニル)アミノ)−2−プロパノ−ル、PEG−3,2,2’−パラフェニレンジアミン、パラアミノフェノ−ル、パラメチルアミノフェノ−ル、3−メチル−4−アミノフェノ−ル、2−アミノメチル−4−アミノフェノ−ル、2−(2−ヒドロキシエチルアミノメチル)−4−アミノフェノ−ル、オルトアミノフェノ−ル、2−アミノ−5−メチルフェノ−ル、2−アミノ−6−メチルフェノ−ル、2−アミノ−5−アセタミドフェノ−ル、3,4−ジアミノ安息香酸、5−アミノサリチル酸、2,4,5,6−テトラアミノピリミジン、2,5,6−トリアミノ−4−ヒドロキシピリミジン、4,5−ジアミノ−1−(4’−クロロベンジル)ピラゾ−ル、及びこれらの塩酸塩、硫酸塩、酢酸塩等が挙げられ、これらの一種以上を使用してよい。
酸化染料においてカップラーとしては、具体的にはメタフェニレンジアミン、2,4−ジアミノフェノキシエタノ−ル、2−アミノ−4−(2−ヒドロキシエチルアミノ)アニソ−ル、2,4−ジアミノ−5−メチルフェネト−ル、2,4−ジアミノ−5−(2−ヒドロキシエトキシ)トルエン、2,4−ジメトキシ−1,3−ジアミノベンゼン、2,6−ビス(2−ヒドロキシエチルアミノ)トルエン、2,4−ジアミノ−5−フルオロトルエン、1,3−ビス(2,4−ジアミノフェノキシ)プロパン、メタアミノフェノ−ル、2−メチル−5−アミノフェノ−ル、2−メチル−5−(2−ヒドロキシエチルアミノ)フェノ−ル、2,4−ジクロロ−3−アミノフェノ−ル、2−クロロ−3−アミノ−6−メチルフェノ−ル、2−メチル−4−クロロ−5−アミノフェノ−ル、N−シクロペンチル−メタアミノフェノ−ル、2−メチル−4−メトキシ−5−(2−ヒドロキシエチルアミノ)フェノ−ル、2−メチル−4−フルオロ−5−アミノフェノ−ル、レゾルシン、2−メチルレゾルシン、4−クロロレゾルシン、1−ナフト−ル、1,5−ジヒドロキシナフタレン、1,7−ジヒドロキシナフタレン、2,7−ジヒドロキシナフタレン、2−イソプロピル−5−メチルフェノ−ル、4−ヒドロキシインド−ル、5−ヒドロキシインド−ル、6−ヒドロキシインド−ル、7−ヒドロキシインド−ル、6−ヒドロキシベンゾモルホリン、3,4−メチレンジオキシフェノ−ル、2−ブロモ−4,5−メチレンジオキシフェノ−ル、3,4−メチレンジオキシアニリン、1−(2−ヒドロキシエチル)アミノ−3,4−メチレンジオキシベンゼン、2,6−ジヒドロキシ−3,4−ジメチルピリジン、2,6−ジメトキシ−3,5−ジアミノピリジン、2,3−ジアミノ−6−メトキシピリジン、2−メチルアミノ−3−アミノ−6−メトキシピリジン、2−アミノ−3−ヒドロキシピリジン、2,6−ジアミノピリジン、及びこれらの塩酸塩、硫酸塩、酢酸塩等が挙げられ、これらの一種以上を使用してよい。
直接染料としては、ニトロ染料、アゾ染料、ニトロソ染料、トリフェニルメタン染料、キサンテン染料、キノリン染料、アントラキノン染料、インジゴ染料等が挙げられる。具体的には、ニトロ−p−フェニレンジアミン、p−ニトロ−o−フェニレンジアミン、p−ニトロ−m−フェニレンジアミン、2−アミノ−4−ニトロフェノ−ル、2−アミノ−5−ニトロフェノ−ル、ピクラミン酸、N1,N4,N4−トリス(2−ヒドロキシエチル)−2−ニトロ−p−フェニレンジアミン、4−〔(2−ニトロフェニル)アミノ〕フェノール、N1−(2−ヒドロキシエチル)−2−ニトロ−p−フェニレンジアミン、2,2’−〔(4−アミノ−3−ニトロフェニル)イミノ〕ビスエタノ−ル、N−(2−ヒドロキシエチル)−2−ニトロアニリン、2−〔〔2−(2−ヒドロキシエトキシ)−4−ニトロフェニル〕アミノ〕エタノ−ル、N1−(2−ヒドロキシエチル)−4−ニトロ−o−フェニレンジアミン並びにこれらの塩酸塩、硫酸塩及び酢酸塩等、1,4−ジアミノアントラキノン等が挙げられる。
他の直接染料としては、タ−ル色素、例えば赤色2号、赤色3号、赤色102号、赤色104号の(1)、赤色105号の(1)、赤色106号、赤色201号、赤色218号、赤色225号、赤色227号、赤色230号の(1)、赤色230号の(2)、赤色231号、赤色232号、赤色401号、赤色501号、赤色502号、赤色503号、赤色504号、赤色505号、赤色506号、だいだい色201号、だいだい色205号、だいだい色207号、だいだい色402号、だいだい色403号、黄色4号、黄色5号、黄色201号、黄色202号の(1)、黄色202号の(2)、黄色203号、黄色204号、黄色402号、黄色403号の(1)、黄色404号、黄色405号、黄色406号、黄色407号、青色1号、青色2号、青色201号、青色202号、青色203号、青色205号、青色403号、緑色3号、緑色201号、緑色202号、緑色205号、緑色401号、緑色402号A、褐色201号、紫色201号、紫色401号及び黒色401号等が挙げられる。
さらに他の直接染料としては、塩基性染料が挙げられる。塩基性染料としては、例えばベーシック(Basic) ブルー(Blue) 3、ベーシック ブルー 7、ベーシック ブルー 9、ベーシック ブルー 26、ベーシック ブルー 47、ベーシック ブルー 99、ベーシック ブラウン(Blown) 4、ベーシック ブラウン 16、ベーシック ブラウン 17、ベーシック グリーン(Green) 1、ベーシック グリーン 4、ベーシック オレンジ(Orange) 1、ベーシック オレンジ 2、ベーシック レッド(Red) 1、ベーシック レッド 2、ベーシック レッド 22、ベーシック レッド 46、ベーシック レッド 76、ベーシック レッド 118、ベーシック バイオレット(Violet) 1、ベーシック バイオレット 3、ベーシック バイオレット 4、ベーシック バイオレット 10、ベーシック バイオレット 11:1、ベーシック バイオレット 14、ベーシック バイオレット 16、ベーシック イエロー(Yellow) 28、ベーシック イエロー 57、ダイレクト(Direct) ブラック(Black) 51、ダイレクト レッド 23、ダイレクト レッド 80、ダイレクト レッド 81、ダイレクト バイオレット 48、ダイレクト イエロー 12、ディスパース(Disperse) ブラック 9、ディスパース ブルー 1、ディスパース ブルー 3、ディスパース ブルー 7、ディスパース ブラウン 1、ディスパース オレンジ 3、ディスパース レッド 11、ディスパース レッド15、ディスパース レッド 17、ディスパース バイオレット 1、ディスパース バイオレット 4、ディスパース バイオレット 15、HC ブルー No.2、HC ブルー No.4、HC ブルー No.5、HC ブルー No.6、HC ブルー No.7、HC ブルー No.8、HC ブルー No.9、HC ブルー No.10、HC ブルー No.11、HC ブルー No.12、HC ブルー No.13、HC ブルー No.14、HC ブラウン No.1、HC ブラウン No.2、HC グリーン No.1、HC オレンジ No.1、HC オレンジ No.2、HC オレンジ No.3、HC オレンジ No.5、HC レッド No.1、HCレッド No.3、HC レッド No.7、HC レッド No.8、HC レッド No.9、HC レッド No.10、HC レッド No.11、HC レッド No.13、HC レッド No.14、HC バイオレット No.1、HC バイオレット No.2、HC イエロー No.2、HC イエロー No.4、HC イエロー No.5、HC イエロー No.6、HC イエロー No.7、HC イエロー No.8、HC イエロー No.9、HC イエロー No.10、HC イエロー No.11、HC イエロー No.12、HC イエロー No.13、HC イエロー No.14、HC イエロー No.15、ソルベント(Solvent) ブラック 3、ソルベント ブラック 5、ソルベント ブルー 35、ソルベント イエロー 172等が挙げられる。
A含有永久染毛剤の第二剤に配合される酸化剤としては、過酸化水素、過硫酸塩(過硫酸アンモニウム、過硫酸カリウム、過硫酸ナトリウム等)、過ホウ酸塩(過ホウ酸ナトリウム等)、過炭酸塩(過炭酸ナトリウム等)、臭素酸塩(臭素酸ナトリウム、臭素酸カリウム等)が挙げられ、これらの一種以上使用してよい。好ましくは、過酸化水素である。
A含有永久染毛剤には、添加剤としてエステル類、アルカリ剤、キレート剤、pH調整剤、酸化防止剤、酸類、タンパク質、高分子、香料、パラフィン類、多価アルコール、シリコーン類、防腐剤等を加えてよい。酸化防止剤は、第I剤に配合するのが好ましい。
添加剤においてエステル類は、柔軟性・すべり効果等の使用感を与え、油性膜の形成により皮膚を保護する、という効能を有する。添加剤においてエステル類としては、例えばC8〜C18脂肪酸と低級若しくは高級アルコールとからなる脂肪酸エステル、脂肪酸トリグリセリド、多塩基酸エステル、等が挙げられる。具体的にはエステル類としては、上記脂肪酸エステルとしてミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸2−エチルヘキシル、等、上記脂肪酸トリグリセリドとしてヤシ油脂肪酸トリグリセリド、水素添加パーム油脂肪酸トリグリセリド等、上記多塩基酸エステルとしてコハク酸ジエトキシエチル、等が挙げられる。
添加剤においてアルカリ剤は、染毛効果を向上する効果を有する。添加剤においてアルカリ剤としては、具体的にはアンモニア、アルカノールアミン[モノエタノールアミン(MEA)、イソプロパノールアミン等]又はその塩、水酸化物塩(水酸化ナトリウム等)が挙げられる。
添加剤においてキレート剤及びpH調整剤は、過酸化水素等の安定剤としての効果を有する。添加剤においてキレート剤としては、具体的にはエデト酸、エデト酸・2Na、エデト酸四ナトリウム、ヒドロキシエタンジホスホン酸、シュウ酸ナトリウム、エチレンジアミンテトラ(メチレンスルホン酸)・5Na、アミノトリ(メチレンスルホン酸)、ヒドロキシエチレンジアミントリ酢酸・3Na、クエン酸ナトリウム、メタリン酸ナトリウム、ポリリン酸ナトリウム、フィチン酸等が挙げられる。
添加剤においてpH調整剤としては、酸、塩類、及びアルカリから成る群から選ばれる何れか一種、二種、若しくは三種が挙げられる。pH調整剤としては、pH緩衝剤が好ましい。
pH調整剤において酸としては、有機酸(多塩基酸、ヒドロキシカルボン酸等)、及び無機酸(オキソ酸等)が挙げられる。具体的には酸としては、酒石酸、クエン酸、グリコール酸、乳酸、リン酸等が挙げられる。
pH調整剤において塩類としては、有機酸塩(多塩基酸塩、ヒドロキシカルボン酸塩等)、及び無機酸塩(オキソ酸塩、硫酸塩等)が挙げられる。具体的には塩類としては、酒石酸ナトリウム、酒石酸水素カリウム、クエン酸ナトリウム、クエン酸カリウム、リン酸二水素ナトリウム、リン酸一水素ナトリウム、リン酸三ナトリウム、リン酸二水素カリウム、リン酸一水素カリウム、リン酸三カリウム、硫酸ナトリウム等が挙げられる。
pH調整剤においてアルカリとしては、無機アルカリ、及び有機アルカリ(アルカノールアミン等のアミン類等)が挙げられる。具体的にはアルカリとしては、アンモニア、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、モノエタノールアミン、トリイソプロパノールアミン(TIPA)、トリエタノールアミン(TEA)、2−アミノ−2−メチル−1−プロパノール(AMP)、2−アミノ−2−メチル−1,3−プロパンジオール(AMPD)等が挙げられる。
pH緩衝剤としては、具体的には酒石酸と、酒石酸ナトリウム及び/又は酒石酸水素カリウムとの混合物;酒石酸と、水酸化ナトリウム及び/又は水酸化カリウムとの混合物;酒石酸と、アンモニア、MEA、TIPA、TEA、AMP、及びAMPDから成る群から選ばれる何れか一種若しくは二種以上との混合物;クエン酸と、クエン酸ナトリウム及び/又はクエン酸カリウムとの混合物;クエン酸と、水酸化ナトリウム及び/又は水酸化カリウムとの混合物;クエン酸と、アンモニア、MEA、TIPA、TEA、AMP、及びAMPDから成る群から選ばれる何れか一種若しくは二種以上との混合物;リン酸と、リン酸二水素ナトリウム、リン酸一水素ナトリウム、リン酸三ナトリウムから成る群から選ばれる何れか一種若しくは二種以上との混合物;リン酸と、水酸化ナトリウム及び/又は水酸化カリウムとの混合物;リン酸と、アンモニア、MEA、TIPA、TEA、AMP、及びAMPDから成る群から選ばれる何れか一種若しくは二種以上との混合物等が挙げられ、これらの混合物の何れか一種、又は二種以上(全種を含む。)を含有してよい。好ましくは、リン酸とリン酸一水素ナトリウム等である。
添加剤において酸化防止剤としては、L−システイン、アセチルシステイン、チオ乳酸、システアミン、チオグリコール酸、BHT、トコフェロール、亜硫酸塩(亜硫酸ナトリウム等)、L(+)−アスコルビン酸、等が挙げられる。
添加剤において酸類としては、サリチル酸、グリチルリチン酸(塩)、等が挙げられる。特に、サリチル酸は、皮膚刺激を抑制する効果を有する。
添加剤においてタンパク質としては、加水分解コメタンパク、加水分解ダイズタンパク、加水分解コムギタンパク等が挙げられる。タンパク質を加えることにより、毛髪のダメージを防ぎ、修復の効果を発現する。
添加剤において高分子としては、増粘剤、ゲル化剤、コンディショニング剤等が挙げられる。増粘剤としては、具体的にはカルボキシメチルセルロース、キサンタンガム、(アクリロイルジメチルタウリンアンモニウム/ビニルピロリドン)コポリマー、カチオン化高分子化合物等が挙げられる。
添加剤においてパラフィン類としては、流動パラフィン、パラフィン、ワセリン、マイクロクリスタリンワックス、等が挙げられる。パラフィンを加えることにより、毛髪への補修・保護、滑りや艶を与える効果を発現する。
添加剤において多価アルコールとしては、二価アルコール(プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、)、ポリエチレングリコール、グリセリン等が挙げられる。多価アルコールを加えることにより、保湿効果、乳化の助剤の効果を発現する。
添加剤においてシリコーン類としては、メチルポリシロキサン、高重合メチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、メチルシクロポリシロキサン、ポリエーテル変性シリコーン、アルコキシ変性シリコーン等が挙げられる。シリコーン類を加えることにより、仕上がりの感触・艶を良くする効果を発現する。
添加剤において防腐剤としては、パラベン類等が挙げられる。
A含有永久染毛剤には、更にF:高級アルコール及びG:ノニオン界面活性剤、並びにH:アニオン界面活性剤若しくはI:カチオン界面活性剤の何れかを含有するのが好ましい。即ち、本発明の永久染毛剤としては、A、F、G及びH含有永久染毛剤、並びにA、F、G及びI含有永久染毛剤が好ましい。Aの他に、更にF、G及びHを組み合わせることにより、毛髪のハリ・コシを良くし、アフターコンディショニング性を高める、という効果を有するアニオンタイプ永久染毛剤が得られる。又、Aの他に、更にF、G及びIを組み合わせることにより、毛髪に柔軟感を与え、使用時における、毛髪のもつれやキシミ感を低減し、仕上がりの風合いが良い、という効果を有するカチオンタイプ永久染毛剤が得られる。
Fとしては、例えばC12〜C22アルコール、具体的にはセタノール、ミリスチルアルコール、オレイルアルコール、ラウリルアルコール、セトステアリルアルコール、ステアリルアルコール、アラキルアルコール、べヘニルアルコール、ホホバアルコール、キミルアルコール、バチルアルコール、ヘキシルデカノール、インステアリルアルコール、2−オクチルドデカノール等が挙げられる。
Gとしては、例えばポリオキシアルキレンアルキルエーテル、アルキロールアミド、高級脂肪酸とグリセリンとの部分エステル、ポリオキシエチレン(POE)脂肪酸エステル、等が挙げられ、これらの一種以上含有してよい。
Gにおいて、ポリオキシアルキレンアルキルエーテルとしては、例えばPOEC12〜C22アルキルエーテル、具体的にはPOEラウリルエーテル、POEセチルエーテル、POEオレイルエーテル、POEステアリルエーテル、POEベヘニルエーテル、等が挙げられる。
Gにおいて、アルキロールアミドとしては、例えば次式;
CONHCHCHOH
[式中、RはC8〜C22アルキル基を表す。]
にて表されるモノエタノールアミド、並びに次式;
CON(CHCHOH)
[式中、Rは前記と同義。]
にて表されるジエタノールアミドが挙げられる。
具体的にはアルキロールアミドとしては、ヤシ油脂肪酸モノ若しくはジエタノールアミド、ラウリン酸モノ若しくはジエタノールアミド、オレイン酸モノ若しくはジエタノールアミド、ステアリン酸モノ若しくはジエタノールアミド、等が挙げられる。
Gにおいて、高級脂肪酸とグリセリンとの部分エステルとしては、例えばC6〜C18脂肪酸とグリセリンとのモノ若しくはジエステルが挙げられる。具体的には、高級脂肪酸とグリセリンとの部分エステルとしては、モノカプリン酸グリセリン、モノミリスチン酸グリセリン、モノステアリン酸グリセリン、等が挙げられる。
Gにおいて、POE脂肪酸エステルとしては、例えばPOEC12〜C18脂肪酸エステルが挙げられる。具体的には、POE脂肪酸エステルとしては、モノステアリン酸ポリエチレングリコール、POEラウリン酸エステル、POEパルミチン酸エステル、等が挙げられる。
Hとしては、例えばN−アシルグルタミン酸塩、高級脂肪酸アミドのスルホン酸塩、等が挙げられ、これらの一種以上含有してよい。
Hにおいて、N−アシルグルタミン酸塩としては、例えば次式;
Figure 2005232152
[式中、RはC12〜C18脂肪族基を表す。二つのMは、一方がHであってよいアルカリ金属又は置換若しくは無置換アンモニウムを表し、同一でも異なってもよい。]にて表されるものが挙げられる。具体的には、N−アシルグルタミン酸塩としては、N−ヤシ油脂肪酸アシル−L−グルタミン酸トリエタノールアミン、N−ラウロイルグルタミン酸(ジ)ナトリウム、N−ステアロイルグルタミン酸(ジ)ナトリウム、N−ラウロイルグルタミン酸(ジ)ナトリウム、等が挙げられる。
Hにおいて、高級脂肪酸アミドのスルホン酸塩としては、例えば次式;
Figure 2005232152
[式中、RはC10〜C22脂肪族基、nは1若しくは2を表す。]
にて表されるナトリウム塩が挙げられる。
具体的には、高級脂肪酸アミドのスルホン酸ナトリウムとしては、ラウロイルメチルタウリンナトリウム、パルミトイルメチルタウリンナトリウム、ステアロイルメチルタウリンナトリウム、等が挙げられる。
Iとしては、例えばアルキル四級アンモニウム塩、ジ(ポリオキシエチレン)アルキル四級アンモニウム塩、等が挙げられる。具体的には、Iとしては、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化ジステアリルトリメチルアンモニウム、塩化セチルトリメチルアンモニウム、臭化ステアリルトリメチルアンモニウム、臭化セチルトリメチルアンモニウム、塩化ベヘニルトリメチルアンモニウム、塩化ジPOEオレイルメチルアンモニウム、等が挙げられる。
A、F、G及びH含有永久染毛剤において、F、G及びHは、第I剤又は第II剤の何れにも含有してよい。
A、F、G及びH含有永久染毛剤の組成において、第I剤又は第II剤中において、Aは0.01〜20.0(特に0.05〜10.0)重量%、Fは0.1〜20.0(特に0.5〜15.0)重量%、Gは0.05〜15.0(特に0.1〜10.0)重量%、Hは0.05〜10.0(特に0.1〜5.0)重量%が好ましい。
Aが上記下限量より少ないと、前述のAの配合効果が十分得られないことがある。逆に、Aが上記上限量を超過すると、毛髪の保護作用が強くなり過ぎ毛髪の滑らかさが十分得られないことがある。F、G若しくはHがそれぞれ上記下限量より少ないと、前述したF、G及びHとの組み合わせ(併用)効果が十分得られないことがある。Fが上記上限量を超過すると、毛髪にごわつき、油きしみ、べたつきが生ずることがある。Gが上記上限量を超過すると、油分の流れ落ちが強過ぎ、毛髪の感触が低下することがある。Hが上記上限量を超過すると、油分の流れ落ちが強過ぎ、毛髪の感触が低下することがあり、更に刺激軽減効果も十分でなくなることがある。
A、F、G及びI含有永久染毛剤において、F、G及びIは、第I剤又は第II剤に含有してよい。
A、F、G及びI含有永久染毛剤の組成において、第I剤又は第II剤中において、Aは0.01〜20.0(特に0.05〜10.0)重量%、Fは0.1〜20.0(特に0.5〜15.0)重量%、Gは0.05〜15.0(特に0.1〜10.0)重量%、Iは0.05〜10.0(特に0.1〜5.0)重量%が好ましい。
Iが上記下限量未満だと前述したF、G及びIとの組み合わせ(併用)効果が十分得られないことがある。Iが上記上限量を超過すると、油分の流れ落ちが強過ぎ、毛髪の感触が低下することがあり、更に刺激軽減効果も十分でなくなることがある。
本発明の別のA含有染毛剤としては、半永久染毛剤(例えばヘアマニキュア、カラーリンス等)が挙げられる。半永久染毛剤としては、酸性染料及び/又は塩基性染料を使用したものが挙げられる。
酸性染料としては、具体的にはタール色素等が挙げられる。タール色素としては、具体的には前記A含有永久染毛剤第I剤の直接染料において説明・例示したものであってよい。
塩基性染料としては、前記A含有永久染毛剤第I剤の直接染料において説明・例示したもの、であってよい。
A含有半永久染毛剤には、その他添加剤として、溶剤、pH調整剤、高分子、アルカリ剤、キレート剤、酸化防止剤、タンパク質、香料、多価アルコール、植物硬化油、両性界面活性剤、シリコーン類、防腐剤等を加えてよい。
添加剤において溶剤としては、具体的にはベンジルアルコール、N−メチルピロリドン(NMP)、等が挙げられる。
添加剤においてpH調整剤としては、具体的には前記A含有永久染毛剤の添加剤において説明・例示したものであってよい。例えば、酸性染料を使用する場合、pH調整剤としてクエン酸、グリコール酸、リン酸、酒石酸、乳酸等を使用してよい。
添加剤において高分子としては、具体的には前記A含有永久染毛剤の添加剤において説明・例示したものであってよい。例えば、高分子として前記増粘剤、ゲル化剤、コンディショニング剤等を使用してよい。
添加剤においてアルカリ剤、キレート剤、酸化防止剤、タンパク質、香料、多価アルコール、シリコーン類、防腐剤としては、具体的には前記A含有永久染毛剤の添加剤において説明・例示したものであってよい。
添加剤において植物硬化油としては、水添コメヌカ油、部分水添コメヌカ油、パーム硬化油、パーム部分硬化油、大豆油硬化油等が挙げられる。植物硬化油を加えることにより、毛髪に被膜を与え、油性の滑らかな感触の効果を発現する。
添加剤において両性界面活性剤としては、トリメチルグリシン、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルジメチルアミノ酢酸ベタイン等が挙げられる。両性界面活性剤を加えることにより、活性助剤、(イオン性)活性剤の刺激緩和、の効果を発現する。
A含有半永久染毛剤には、更にF、並びにH若しくはIの何れかを含有するのが好ましい。即ち、本発明の半永久染毛剤としては、A、F及びH含有半永久染毛剤、並びにA、F及びI含有半永久染毛剤が好ましい。Aの他に、更にF及びHを組み合わせることにより、毛髪のハリ・コシを良くし、アフターコンディショニング性を高める、という効果を有するアニオンタイプ半永久染毛剤が得られる。又、Aの他に、更にF及びIを組み合わせることにより、毛髪に柔軟感を与え、使用時における、毛髪のもつれやキシミ感を低減し、仕上がりの風合いが良いという効果を有するカチオンタイプ半永久染毛剤が得られる。
A、F及びH含有半永久染毛剤の組成において、Aは0.01〜20.0(特に0.05〜10.0)重量%、Fは0.1〜20.0(特に0.5〜15.0)重量%、Hは0.05〜10.0(特に0.1〜5.0)重量%が好ましい。
Aが上記下限量より少ないと、前述のAの配合効果が十分得られないことがある。逆に、Aが上記上限量を超過すると、毛髪の保護作用が強くなり過ぎ毛髪の滑らがさが十分得られないことがある。F若しくはHが上記下限量より少ないと、上記これらの組み合わせ効果が十分発揮されないことがある。Fが上記上限量を超過すると、毛髪にごわつき、油きしみ、べたつきが生ずることなることがある。Hが上記上限量を超過すると油分の流れ落ちが強過ぎ、毛髪の感触が低下することがあり、更に刺激軽減効果も十分でなくなることがある。
A、F及びI含有半永久染毛剤の組成において、Aは0.01〜20.0(特に0.05〜10.0)重量%、Fは0.1〜20.0(特に0.5〜15.0)重量%、Iは0.05〜10.0(特に0.1〜5.0)重量%が好ましい。
Iが上記下限量より少ないと、上記これらの組み合わせ効果が十分発揮されないことがある。Fが上記上限量を超過すると毛髪にごわつき、油きしみ、べたつきが生ずることなることがある。Iが上記上限量を超過すると、油分の流れ落ちが強過ぎ、毛髪の感触が低下することがあり、更に刺激軽減効果も十分でなくなることなることがある。
本発明の別の態様としては、A、B、C及びDを含有する染毛剤が挙げられる。本発明のA、B、C及びD含有染毛剤は、前記A含有染毛剤が有する特徴に加え、更に液状ラノリン様の風合いを毛髪に付与することができる。本発明者は、A、B、C及びDから成る混合物が極めて液状ラノリンと類似することを見出した。即ち、A、B、C及びDから成る混合物は、液状ラノリンと極めて類似する液状形態・外観を有し、且つ液状ラノリンと極めて類似した風合いを毛髪に付与することができる。特に、AとB、Dとの配合により液状ラノリン様の毛髪の滑らかさを付与することができる。AとCとの配合により液状ラノリン様のエモリエント性、抱水性、しっとり感、柔軟効果、艶及び保湿効果を付与することができる。
Bは、安全性等の点から食用植物油(米胚芽油、オリーブ油、サフラワー油、大豆油、ヒマワリ油、ナタネ油、パーム油、ホホバ油、マカデミアンナッツ油、ヒマシ油、ツバキ油、アボカド油、小麦胚芽油、メドウホーム油等)が好ましい。
Cは、ショ糖とC12〜C22脂肪酸とのフルエステル若しくは部分エステル(ヘキサエルカ酸スクロース、オレイン酸スクロース、ステアリン酸スクロース、パルミチン酸スクロース等)が好ましい。
Dの「液状」高級脂肪酸とは、常温にて流動性を有するものをいう。液状であることにより、液状ラノリン様の形態とすることができる。液状高級脂肪酸としては、例えば、常温液状のC16〜C22脂肪酸、具体的にはオレイン酸、リノール酸、リノレン酸、分岐脂肪酸(イソステアリン酸等)が挙げられるが、特に分岐脂肪酸が好ましい。
本発明の上記A、B、C及びD含有染毛剤には、酸化染料を含有する第I剤と酸化剤を含有する第II剤とからなるII剤形式の永久染毛剤が含まれる。
A、B、C及びD含有永久染毛剤において、A、B、C及びDは何れも、第I剤又は第II剤の何れにも含有することができる。
A、B、C及びD含有永久染毛剤の第I剤に含有される酸化染料並びに第II剤に配合される酸化剤としては、前記A含有永久染毛剤において、それぞれ説明・例示したものであってよい。A、B、C及びD含有永久染毛剤には、その他添加剤を含有してよい。添加剤としては、前記A含有永久染毛剤において、添加剤として説明・例示したものであってよい。
A、B、C及びD含有永久染毛剤には、更にF、G、並びにH若しくはIを含有するのが好ましい。即ち、本発明の永久染毛剤としては、A、B、C、D、F、G及びH含有永久染毛剤、並びにA、B、C、D、F、G及びI含有永久染毛剤が好ましい。A、B、C及びDの他に、更にF、G及びHを組み合わせることにより、毛髪に、保湿感、滑らかさ、ソフトさ、ハリ・コシを良くし、アフターコンディショニング性を高める、という効果を有するアニオンタイプ永久染毛剤が得られる。又、A、B、C及びDの他に、更にF、G及びIを組み合わせることにより、毛髪に柔軟感を与え、毛髪に、保湿感、滑らかさ、ハリ・コシを良くし、使用時における、毛髪のもつれやキシミ感を低減し、仕上がりの風合いが良い、という効果を有するカチオンタイプ永久染毛剤が得られる。
A、B、C、D、F、G及びH含有永久染毛剤、並びにA、B、C、D、F、G及びI含有永久染毛剤において、F、G、H及びIは、第I剤又は第II剤の何れにも含有してよい。
A、B、C、D、F、G及びH含有永久染毛剤の組成において、第I剤又は第II剤中において、Aは0.01〜10.0(特に0.02〜5.0)重量%、Bは0.01〜20.0(特に0.02〜15.0)重量%、Cは0.001〜5.0(特に0.01〜3.0)重量%、Dは0.001〜5.0(特に0.01〜3.0)重量%、Fは0.1〜20.0(特に0.5〜15.0)重量%、Gは0.05〜15.0(特に0.1〜10.0)重量%、Hは0.05〜10.0(特に0.1〜5.0)重量%が好ましい。
Aが上記下限量未満だと前述したAの配合効果が十分得られないことがあり、逆に上記上限量を超過すると毛髪の保護作用が強くなり過ぎ毛髪の滑らかさが十分得られないことがある。B、C若しくはDがそれぞれ上記下限量未満だと、液状ラノリン様の風合いを毛髪に十分付与することができないことがある。Bが上記上限量を超過すると毛髪の油きしみが強く、リッチ感が十分得られなくなることがある。Cが上記上限量を超過すると、毛髪のしっとり感が強過ぎ滑らかさが低下することがある。Dが上記上限量を超過すると、エモリエント性及び毛髪の保護作用が弱まることがある。
A、B、C、D、F、G及びI含有永久染毛剤の組成において、第I剤又は第II剤中において、Aは0.01〜10.0(特に0.02〜5.0)重量%、Bは0.01〜20.0(特に0.02〜15.0)重量%、Cは0.001〜5.0(特に0.01〜3.0)重量%、Dは0.001〜5.0(特に0.01〜3.0)重量%、Fは0.1〜20.0(特に0.5〜15.0)重量%、Gは0.05〜15.0(特に0.1〜10.0)重量%、Iは0.05〜10.0(特に0.1〜5.0)が好ましい。
本発明の別のA、B、C及びD含有染毛剤としては、半永久染毛剤が挙げられる。A、B、C及びD含有半永久染毛剤としては、酸性染料及び/又は塩基性染料、及び必要に応じ添加剤を配合したものが挙げられる。酸性染料、塩基性染料並びに添加剤としては、前記A含有半永久染毛剤において、それぞれ説明・例示したものであってよい。
A、B、C及びD含有半永久染毛剤には、更にF、並びにH若しくはIの何れかを含有するのが好ましい。即ち、本発明の半永久染毛剤としては、A、B、C、D、F及びH含有半永久染毛剤、並びにA、B、C、D、F及びI含有半永久染毛剤が好ましい。A、B、C及びDの他に、更にF及びHを組み合わせることにより、毛髪に、保湿感、滑らかさ、ソフトさ、ハリ・コシを良くし、アフターコンディショニング性を高める、という効果を有するアニオンタイプ半永久染毛剤が得られる。又、A、B、C及びDの他に、更にF及びIを組み合わせることにより、毛髪に柔軟感を与え、毛髪に、保湿感、滑らかさ、ハリ・コシを良くし、使用時における、毛髪のもつれやキシミ感を低減し、仕上がりの風合いが良い、という効果を有するカチオンタイプ半永久染毛剤が得られる。
A、B、C、D、F及びH含有半永久染毛剤の組成において、Aは0.01〜10.0(特に0.02〜5.0)重量%、Bは0.01〜20.0(特に0.02〜15.0)重量%、Cは0.001〜5.0(特に0.01〜3.0)重量%、Dは0.001〜5.0(特に0.01〜3.0)重量%、Fは0.1〜20.0(特に0.5〜15.0)重量%、Hは0.05〜10.0(特に0.1〜5.0)重量%が好ましい。
A、B、C、D、F及びI含有半永久染毛剤の組成において、Aは0.01〜10.0(特に0.02〜5.0)重量%、Bは0.01〜20.0(特に0.02〜15.0)重量%、Cは0.001〜5.0(特に0.01〜3.0)重量%、Dは0.001〜5.0(特に0.01〜3.0)重量%、Fは0.1〜20.0(特に0.5〜15.0)重量%、Iは0.05〜10.0(特に0.1〜5.0)重量%が好ましい。
本発明の別の態様としては、A及びEを含有する染毛剤が挙げられる。本発明のA及びE含有染毛剤は、前記A含有染毛剤が有する特徴に加え、更にラノリン様の風合い・機能を付与することができる。本発明者は、A及びEから成る混合物が極めてラノリンと類似することを見出した。即ち、A及びEから成る混合物は、ラノリンと極めて類似する形態・外観を有し、且つラノリンと極めて類似した保湿感、滑らかさ、艶、リッチ(rich)感等を毛髪に付与することができ、更に湿潤性、エモリエント性、毛髪の保護作用等の機能も付与することができる。
Eとしては、安全性の点から硬化植物油(水添コメヌカ油、部分水添コメヌカ油、硬化パーム油、パーム部分硬化油、硬化大豆油等)が好ましく、水添コメヌカ油、パーム部分硬化油が特に好ましい。
本発明の上記A及びE含有染毛剤には、酸化染料を含有する第I剤と酸化剤を含有する第II剤とからなるII剤形式の永久染毛剤が含まれる。
A及びE含有永久染毛剤において、A及びEは何れも、第I剤又は第II剤の何れにも含有することができる。
A及びE含有永久染毛剤の第I剤に含有される酸化染料並びに第二剤に配合される酸化剤としては、前記A含有永久染毛剤において、それぞれ説明・例示したものであってよい。A及びE含有永久染毛剤には、その他添加剤を含有してよい。添加剤としては、前記A含有永久染毛剤において、添加剤として説明・例示したものであってよい。
A及びE含有永久染毛剤には、更にF、G、並びにH若しくはIを含有するのが好ましい。即ち、本発明の永久染毛剤としては、A、E、F、G及びH含有永久染毛剤、並びにA、E、F、G及びI含有永久染毛剤が好ましい。A及びEの他に、更にF、G及びHを組み合わせることにより、毛髪に、保湿感、滑らかさ、被膜保護、ハリ・コシを良くし、アフターコンディショニング性を高める、という効果を有するアニオンタイプ永久染毛剤が得られる。又、A及びEの他に、更にF、G及びIを組み合わせることにより、毛髪に柔軟感を与え、毛髪に、保湿感、滑らかさ、被膜保護、ハリ・コシを良くし、使用時における、毛髪のもつれやキシミ感を低減し、仕上がりの風合いが良い、という効果を有するカチオンタイプ永久染毛剤が得られる。
A、E、F、G及びH含有永久染毛剤の組成において、第I剤又は第II剤中において、Aは0.01〜10.0(特に0.05〜5.0)重量%、Eは0.001〜5.0(特に0.005〜3.0)重量%、Fは0.1〜20.0(特に0.5〜15.0)重量%、Gは0.05〜15.0(特に0.1〜10.0)重量%、Hは0.05〜10.0(特に0.1〜5.0)重量%が好ましい。
Aが上記下限量未満だと前述したAの配合効果が十分得られないことがあり、逆に上記上限量を超過すると、毛髪の保護作用が強くなり過ぎ毛髪の滑らかさが十分得られないことがある。Eが上記下限量未満だと、ラノリン様の風合い・効能を毛髪に十分付与することができないことがある。Eが上記上限量を超過すると、被膜性が強くなり過ぎ、油性の滑らかさが十分得られないことがある。
A、E、F、G及びI含有永久染毛剤の組成において、第I剤又は第II剤中において、Aは0.01〜10.0(特に0.05〜5.0)重量%、Eは0.001〜5.0(特に0.005〜3.0)重量%、Fは0.1〜20.0(特に0.5〜15.0)重量%、Gは0.05〜15.0(特に0.1〜10.0)重量%、Iは0.05〜10.0(特に0.1〜5.0)重量%が好ましい。
本発明の別のA及びE含有染毛剤としては、半永久染毛剤が挙げられる。A及びE含有半永久染毛剤としては、酸性染料及び/又は塩基性染料、及び必要に応じ添加剤を配合したものが挙げられる。酸性染料、塩基性染料並びに添加剤としては、前記A含有半永久染毛剤において、それぞれ説明・例示したものであってよい。
A及びE含有半永久染毛剤には、更にF、並びにH若しくはIの何れかを含有するのが好ましい。即ち、本発明の半永久染毛剤としては、A、E、F及びH含有半永久染毛剤、並びにA、E、F及びI含有半永久染毛剤が好ましい。A及びEの他に、更にF及びHを組み合わせることにより、毛髪に、保湿感、滑らかさ、被膜保護、ハリ・コシを良くし、アフターコンディショニング性を高める、という効果を有するアニオンタイプ半永久染毛剤が得られる。又、A及びEの他に、更にF及びIを組み合わせることにより、毛髪に柔軟感を与え、毛髪に、保湿感、滑らかさ、被膜保護、ハリ・コシを良くし、使用時における、毛髪のもつれやキシミ感を低減し、仕上がりの風合いが良い、という効果を有するカチオンタイプ半永久染毛剤が得られる。
A、E、F及びH含有半永久染毛剤の組成において、Aは0.01〜10.0(特に0.05〜5.0)重量%、Eは0.001〜5.0(特に0.005〜3.0)重量%、Fは0.1〜20.0(特に0.5〜15.0)重量%、Hは0.05〜10.0(特に0.1〜5.0)重量%が好ましい。
A、E、F及びI含有半永久染毛剤の組成において、Aは0.01〜10.0(特に0.05〜5.0)重量%、Eは0.001〜5.0(特に0.005〜3.0)重量%、Fは0.1〜20.0(特に0.5〜15.0)重量%、Iは0.05〜10.0(特に0.1〜5.0)重量%が好ましい。
本発明の別の態様としては、A、B及びEを含有する染毛剤が挙げられる。本発明のA、B及びE含有染毛剤は、前記A含有染毛剤が有する特徴に加え、更に硬質ラノリン様の風合い・機能を付与することができる。本発明者は、A、B及びEから成る混合物が極めて硬質ラノリンと類似することを見出した。即ち、A、B及びEから成る混合物は、硬質ラノリンと極めて類似する形態・外観を有し、且つ硬質ラノリンと極めて類似した風合いを毛髪に付与することができる。具体的には、硬質ラノリン様の艶、被膜感、ハリ・コシ等を付与することができる。特に、AとBとの配合により、硬質ラノリン様の滑らかさを毛髪に付与することができる。
本発明の上記A、B及びE含有染毛剤には、酸化染料を含有する第I剤と酸化剤を含有する第II剤とからなるII剤形式の永久染毛剤が含まれる。
A、B及びE含有染毛剤において、A、B及びEは何れも、第I剤又は第II剤の何れにも含有することができる。
A、B及びE含有永久染毛剤の第I剤に含有される酸化染料並びに第二剤に配合される酸化剤としては、前記A含有永久染毛剤において、それぞれ説明・例示したものであってよい。A、B及びE含有永久染毛剤には、その他添加剤を含有してよい。添加剤としては、前記A含有永久染毛剤において、添加剤として説明・例示したものであってよい。
A、B及びE含有永久染毛剤には、更にF、G、並びにH若しくはIを含有するのが好ましい。即ち、本発明の永久染毛剤としては、A、B、E、F、G及びH含有永久染毛剤、並びにA、B、E、F、G及びI含有永久染毛剤が好ましい。A、B及びEの他に、更にF、G及びHを組み合わせることにより、毛髪の被膜保護、毛髪のハリ・コシを良くし、アフターコンディショニング性を高める、という効果を有するアニオンタイプ永久染毛剤が得られる。又、A、B及びEの他に、更にF、G及びIを組み合わせることにより、毛髪に柔軟感を与え、毛髪に、被膜保護、ハリ・コシを良くし、使用時における、毛髪のもつれやキシミ感を低減し、仕上がりの風合いが良い、という効果を有するカチオンタイプ永久染毛剤が得られる。
A、B、E、F、G及びH含有永久染毛剤の組成において、第I剤又は第II剤中において、Aは0.01〜10.0(特に0.02〜5.0)重量%、Bは0.001〜5.0(特に0.005〜3.0)重量%、Eは0.01〜15.0(特に0.02〜10.0)重量%、Fは0.1〜20.0(特に0.5〜15.0)重量%、Gは0.05〜15.0(特に0.1〜10.0)重量%、Hは0.05〜10.0(特に0.1〜5.0)重量%が好ましい。
Aが上記下限量未満だと前述したAの配合効果が十分得られないことがあり、逆に上記上限量を超過すると、毛髪の保護作用が強くなり過ぎ毛髪の滑らかさが十分得られないことがある。B若しくはEが上記下限量未満だと、硬質ラノリン様の風合いを毛髪に十分付与することができないことがある。Bが上記上限量を超過すると、毛髪の油きしみが強く、リッチ感が十分得られなくなることがある。Eが上記上限量を超過すると、被膜性が強くなり過ぎ、油性の滑らかさが十分得られないことがある。
A、B、E、F、G及びI含有永久染毛剤の組成において、第I剤又は第II剤中において、Aは0.01〜10.0(特に0.02〜5.0)重量%、Bは0.001〜5.0(特に0.005〜3.0)重量%、Eは0.01〜15.0(特に0.02〜10.0)重量%、Fは0.1〜20.0(特に0.5〜15.0)重量%、Gは0.05〜15.0(特に0.1〜10.0)重量%、Iは0.05〜10.0(特に0.1〜5.0)重量%が好ましい。
本発明の別のA、B及びE含有染毛剤としては、半永久染毛剤が挙げられる。A、B及びE含有半永久染毛剤としては、酸性染料及び/又は塩基性染料、及び必要に応じ添加剤を配合したものが挙げられる。酸性染料、塩基性染料並びに添加剤としては、前記A含有半永久染毛剤において、それぞれ説明・例示したものであってよい。
A、B及びE含有半永久染毛剤には、更にF、並びにH若しくはIの何れかを含有するのが好ましい。即ち、本発明の半永久染毛剤としては、A、B、E、F及びH含有半永久染毛剤、並びにA、B、E、F及びI含有半永久染毛剤が好ましい。A、B及びEの他に、更にF及びHを組み合わせることにより、毛髪に、被膜保護、ハリ・コシを良くし、アフターコンディショニング性を高める、という効果を有するアニオンタイプ半永久染毛剤が得られる。又、A、B及びEの他に、更にF及びIを組み合わせることにより、毛髪に柔軟感を与え、毛髪に、被膜保護、ハリ・コシを良くし、使用時における、毛髪のもつれやキシミ感を低減し、仕上がりの風合いが良い、という効果を有するカチオンタイプ半永久染毛剤が得られる。
A、B、E、F及びH含有半永久染毛剤の組成において、Aは0.01〜10.0(特に0.02〜5.0)重量%、Bは0.001〜5.0(特に0.005〜3.0)重量%、Eは0.01〜15.0(特に0.02〜10.0)重量%、Fは0.1〜20.0(特に0.5〜15.0)重量%、Hは0.05〜10.0(特に0.1〜5.0)重量%が好ましい。
A、B、E、F及びI含有半永久染毛剤の組成において、Aは0.01〜10.0(特に0.02〜5.0)重量%、Bは0.001〜5.0(特に0.005〜3.0)重量%、Eは0.01〜15.0(特に0.02〜10.0)重量%、Fは0.1〜20.0(特に0.5〜15.0)重量%、Iは0.05〜10.0(特に0.1〜5.0)重量%が好ましい。
(実施例)
以下、実施例により本発明を具体的に説明する。
[成分Aの調製]
調製例1
大豆油の脱臭処理により副産物として得られる脱臭留出物2000g(総トコフェロール含量10.3%、酸価81)を硫酸130gの存在下、メタノール1000ml及びトルエン1000mlの混合溶媒で還流下1時間メチルエステル化を行い、油状物質を分離し、水500mlで4回洗浄した。メチルエステル化反応により酸価は1であった。そして室温まで冷却後、析出した結晶をろ過で分離した。ろ過で8.9gの結晶が除去された。
次に強塩基性陰イオン交換樹脂アンバーライトIRA958をカラムに2,000ml充填し、OH型とした後、トルエンで置換し、上記に調製したメチルエステル化油のトルエン溶液を通液した。続いてトルエン4,000mlを流して樹脂を洗浄し、トルエンを留去することにより非吸着油1,670gを得た。尚、吸着したトコフェロールは10%酢酸メタノール溶液4,000mlを流して溶出させ、トコフェロール濃縮油257gを得た。
次に非吸着油に含まれる脂肪酸メチルエステルを減圧蒸留により留去した残渣500gにオレイン酸80gを加え、窒素気流下200℃で24時間反応させた。反応混合物にヘキサン5Lを加えて攪拌溶解し、水酸化ナトリウム10gを加えた80%メタノール水2Lを加え過剰なオレイン酸を除去した。次いで70%メタノール水2Lで4回、水3Lで4回、順次ヘキサン相を洗浄した。活性白土45g、活性炭30gを加えて1時間還流攪拌後、室温まで冷却し、濾過、濃縮した。
次いでδ−トコフェロール0.44gと没食子酸プロピル0.06gを濃縮液に加え、真空度10Torr〜0.1Torr、温度150〜160℃にて、水30mLを2時間かけて吹き込んだ。以上の操作により、487gの淡黄色から淡褐色のペースト状のオイルが得られた。このオイルは酸価0.8、ケン化価83.7であり、ガスクロマトグラフィーによる分析結果はステロール、ステロール脂肪酸エステル、炭化水素の割合は、1.7%、61.0%、7.3%であった。
調製例2
植物油(大豆油及び葉種油1:1の混合物)の脱臭処理により副産物として得られる脱臭留出物2000g(総トコフェロール含量9.8%、酸価78)を硫酸130gの存在下、メタノール1,000ml及びトルエン1,000mlの混合溶媒で還流下1時間メチルエステル化を行い、油状物質を分離し、水500mlで4回洗浄した。メチルエステル化反応により酸価は1であった。そして室温まで冷却後、析出した結晶をろ過で分離した。ろ過で9.2gの結晶が除去された。
次に強塩基性陰イオン交換樹脂デュオライトA113をカラムに2,000ml充填し、OH型とした後、トルエンで置換し、上記に調製したメチルエステル化油のトルエン溶液を通液した。続いてトルエン4,000mlを流して樹脂を洗浄し、トルエンを留去することにより非吸着油1,650gを得た。尚、吸着したトコフェロールは10%酢酸メタノール溶液4,000mlを流して溶出させ、トコフェロール濃縮油248gを得た。
次に非吸着油に含まれる脂肪酸メチルエステルを減圧蒸留により留去した残渣510gにオレイン酸82gとリノール酸20gを加え、窒素気流下200℃で24時間反応させた。反応混合物にヘキサン5Lを加えて攪拌溶解し、水酸化ナトリウム10gを加えた80%メタノール水2Lを加え過剰なオレイン酸及びリノール酸を除去した。次いで70%メタノール水2Lで4回、水3Lで4回、順次ヘキサン層を洗浄した。活性白土45g、活性炭30gを加えて1時間還流攪拌後、室温まで冷却し濾過、濃縮した。次いで真空度10Torr〜0.1Torr、温度150〜160℃にて、水30mLを2時間かけて吹き込んだ。以上の操作により、504gの淡黄色から淡褐色のペースト状のオイルが得られた。このオイルは酸価0.1、ケン化価74.8であり、ステロール、ステロール脂肪酸エステル、炭化水素の割合は、1.9%、62.1%、9.0%であった。
[AのGPC分析及びキャピラリーGC分析]
調製例1のGPC分析及び調製例2のGC分析を、以下の測定条件及び測定方法にて行った。測定結果(チャート)を、それぞれ図1及び図2に示す。尚、GPC分析チャート図の各ピークに付記した化合物名は、その化合物がそのピーク中に含まれることを意味する。
(GPC分析)
・標準溶液の調製
表1に示す各標準物質10〜25mgをそれぞれ50mLメスフラスコに精秤し、クロロホルムを加え溶解し50mLにメスアップする。この溶液を、それぞれの標準溶液とする。
Figure 2005232152
・試料溶液の調製
試料物質(調製例1)200mgを50mLメスフラスコに精秤し、トルエンを加え溶解し50mLにメスアップする。この溶液を、試料溶液とする。
・GPC分析条件
カラム;K−801(Shodex製、排除限界分子量:1500)
K−802(Shodex製、排除限界分子量:5000)
溶離液;クロロホルム
流速;0.5mL/min
温度;35℃
検出;光散乱検出器(GAS1.0 NEB.40℃ EVA.80℃)
・GPC分析方法
上記分析条件により、標準溶液及び試料溶液をそれぞれ20μL注入する。各標準溶液の分析結果から、それぞれの標準物質の保持時間を確認する。試料溶液の分析結果より得られた各ピークの保持時間と標準物質の保持時間を照合し、各ピーク中に含まれる成分とする。それぞれのピークの面積百分率比を各ピークの成分含有量とする。
上記GPCチャート(図1)中、保持時間約20〜約30分領域における、主要成分及びその含有濃度は、下記表2の通りである。
Figure 2005232152
(GC分析)
・内部標準溶液の調製
コレステリルn−デシレート(SIGMA:C−4633)25mgを50mLメスフラスコに精秤し、ヘキサンを20mL加え加熱溶解する。室温に戻しながらクロロホルムを加え、50mLにメスアップする。
・標準溶液の調製
前記表1に示す各標準物質10〜25mgをそれぞれ50mLメスフラスコに精秤し、トルエンを加え溶解し50mLにメスアップする。その溶液5mLを25mLスクリューバイアルに取る。そこに、上記にて調製した内部標準溶液5mLを加え、それぞれの標準溶液とする。
・試料溶液の調製
試料物質(調製例2)200mgを50mLメスフラスコに精秤し、トルエンを加え溶解し50mLにメスアップする。その溶液5mLを25mLスクリューバイアルに取る。そこに、上記にて調製した内部標準溶液5mLを加え、試料溶液とする。
・GC分析条件
装置:GC−17A
カラム:DB−1HT(J&W社製、15m、0.25mmI.D.、0.10μm film thickness)
キャリアーガス:He92kPa
昇温プログラム:150℃〜250℃(5℃/min.)+250℃〜350℃(10℃/min.)
注入方法:スプリット法(スプリット比45:1、温度350℃)
検出器:FID(温度350℃)
・GC分析方法
上記分析条件により、標準溶液及び試料溶液をそれぞれ2μL注入する。フィトステロールの面積は、ブラシカステロール、カンペステロール、スチグマステロール、及びシトステロールの4本のピークを合わせたものとし、フィトステロールの脂肪酸エステルの面積は、C−16脂肪酸エステルであるそれぞれのステロール由来の4本のピークを合わせたものとC−18脂肪酸エステルであるそれぞれのステロール由来の4本のピークを合わせたものとする。炭化水素類は、スクワレン及びパラフィンを合わせたものとする。得られたそれぞれの面積と溶液調製時の重量を下式に当てはめ、試料中の各成分含量を算出する。
Figure 2005232152
調製例3
植物油脱臭留出物よりトコフェロールを抽出、分離、精製する際に得られた副産物(残渣)から、脂肪酸エステルを蒸留により留去した。次いで、蒸留残渣500gにオレイン酸80gを加え、窒素気流下200℃で24時間反応させた。反応混合物にヘキサン5Lを加えて可溶化分を撹拌溶解した。これに、水酸化ナトリウム10g含有80%メタノール水2Lを加えて、過剰なオレイン酸を除去した。次いで、70%メタノール水2Lで4回、水3Lで4回、順次ヘキサン相を洗浄した。このヘキサン相に、活性白土45g、活性炭30gを加えて1時間還流撹拌後、室温まで冷却し、濾過、濃縮した。次いで、10〜0.1Torr下に、150〜160℃にて、水30mLを2時間かけて吹き込んだ。以上の操作により、淡黄色〜淡褐色のペースト状オイル487gが得られた。酸価0.2、鹸化価73.1であった。
[植物ステロ−ルワックスの調製]
植物油脱臭留出物よりトコフェロールを抽出、分離、精製した副産物約1700gを蒸留機に仕込み、約1.0〜0.001Torr下、約150〜160℃にて、脂肪酸エステルを蒸留により留分として約1120g留出させた。蒸留残渣にヘキサン約2300mlを加えて攪拌し、不溶解分は濾過にて除去後、活性白土約60gを加えて30分間攪拌後、濾過、濃縮した。次に約10〜0.1Torr下、約150〜160℃にて、水約30mlを2時間にかけて吹き込んだ。以上の操作により約550gの淡黄色〜淡褐色のペースト状オイルが得られた。このオイルは酸価が約0.3、鹸化価が約48.5であり、ステロール、ステロール脂肪酸エステル、炭化水素の割合は、約19%、約41%、約16%であった。
[一次基剤1〜9の調製]
表3に示す配合組成に従って、各配合成分を均一に撹拌混合して、各一次基剤を調製した。
Figure 2005232152
[二次基剤1〜61の調製]
表4〜7に示す配合組成に従って、各配合成分を、必要に応じ加熱下、均一に撹拌混合して、アニオンタイプヘアダイI剤用二次基剤1〜15、カチオンタイプヘアダイI剤用二次基剤16〜30、アニオンタイプヘアマニキュア用二次基剤31〜45、並びにカチオンタイプヘアマニキュア用二次基剤46〜61をそれぞれ調製した。
Figure 2005232152
Figure 2005232152
表5中、1)及び2)は以下を表す。
1):40EO体。
2):[5EO体(4重量%)+40EO体(12重量%)]mix.。
Figure 2005232152
Figure 2005232152
[ヘアダイI剤の調製]
表8及び表9の配合組成に従って、以下のようにして調製した。即ち、先ず、染料組成物(硫酸トルエン−2,5−ジアミン、レゾルシン、メタアミノフェノール及び硫酸オルトクロルパラフェニレンジアミン)、L−システイン、及びL(+)−アスコルビン酸から成る混合物中にMEA及び55重量%の精製水を加え、80℃に加熱・撹拌して、均一溶解組成物を調製した。一方、二次基剤を80℃に加熱して均一溶解し、これに上記均一溶解組成物を加えて、均一乳化物を調製した。この均一乳化物を45℃に冷却した後、これにアンモニア水、1−ヒドロキシエタン−1,1−ジホスホン酸水溶液、及び亜硫酸ナトリウム水溶液を順次加え、最後に補水調製して、アニオンタイプヘアダイI剤(各実施例1〜4、比較例1〜8、及び対照1〜3)並びにカチオンタイプヘアダイI剤(各実施例5〜8、比較例9〜16、及び対照4〜6)を調製した。
[ヘアダイII剤の調製]
表8及び表9の配合組成に従って、以下のようにして調製した。即ち、先ず精製水60重量%及び60%1−ヒドロキシエタン−1,1−ジホスホン酸溶液を混合し、80℃に加熱・撹拌して、均一溶解組成物を調製した。一次、二次基剤を80℃に加熱して均一溶解し、これに上記均一溶解組成物を加えて均一乳化物を調製した。この均一乳化物を45℃に冷却した後、35%過酸化水素水、リン酸水素二ナトリウム(12水塩)を加え、最後に補水調製して、アニオンタイプヘアダイII剤(各実施例1〜4、比較例1〜8、及び対照1〜3)並びにカチオンタイプヘアダイII剤(各実施例5〜8、比較例9〜16、及び対照4〜6)を調製した。
Figure 2005232152
表8中、1)は以下を表す。
1):60%1−ヒドロキシエタンー1,1−ジホスホン酸水溶液を10%含有する水溶液。
Figure 2005232152
表9中、1)は以下を表す。
1):60%1−ヒドロキシエタン−1,1−ジホスホン酸水溶液を10%含有する水溶液。
[ヘアマニキュアの調製]
表10及び表11の配合組成に従って、以下のようにして調製した。即ち、先ず、染料組成物に60重量%の精製水を加え、80℃に加熱・攪拌して、均一溶解組成物を調製した。一方、二次基剤を80℃に加熱して均一溶解し、これに上記均一溶解組成物を加えて、均一乳化物を調製した。この均一乳化物を45℃に冷却した後、添加剤(ベンジルアルコール、NMP、ジプロピレングリコール、コハク酸ジエトキシエチル、ベタイン(水溶液にて)を追加混合する。更に必要に応じて所定のpH値に調整し、最後に補水調製して、アニオンタイプヘアマニキュア(各実施例9〜12、比較例17〜24、及び対照7〜9)並びにカチオンタイプヘアマニキュア(各実施例13〜17、比較例25〜32、及び対照10〜12)を調製した。
Figure 2005232152
Figure 2005232152
[ヘアダイの各種評価試験]
ヘアダイ(実施例1〜8、比較例1〜16、対照1〜6)の第一剤と第二剤とを1:1(重量比)の割合で混合し、これを毛髪に塗布した。次いで、室温にて30分間、放置後、すすぎ、ドライヤー乾燥して、パネラー10人により官能評価した。最多評価結果を表12〜15に示す。
但し、「毛髪の修復・保護作用」は、毛髪を先ずヘアカラー、ブリーチ剤又はパーマ剤にて3回施術した後、上述の染毛処理を行い、これをパネラー10人により官能評価した。又、「製造コスト」は、原料の購入価格を基準に評価した。
[ヘアマニキュアの各種評価試験]
毛髪にヘアマニキュア(実施例9〜17、比較例17〜32、対照7〜12)を塗布し、45℃にて15分間、加温した後、すすぎ、ドライヤー乾燥して、パネラー10人により官能評価した。最多評価結果を表12〜15に示す。
但し、「毛髪の修復・保護作用」は、毛髪を先ずヘアカラー、ブリーチ剤又はパーマ剤にて3回施術した後、上述の染毛処理を行い、これをパネラー10人により官能評価した。又、「製造コスト」は、原料の購入価格を基準に評価した。
表12〜15中、「べとつきの無さ」の欄において、◎は「殆ど無し」、○は「多少あり」、△は「普通」をそれぞれ表す。「エモリエント性」及び「毛髪の修復・保護作用」の欄において、◎は「非常に優れる」、○は「優れる」、△は「普通」をそれぞれ表す。「製造コストの低さ」の欄において、◎は「非常に低廉」、○は「低廉」、×は「高コスト」をそれぞれ表す。「毛髪の滑らかさ」、「毛髪の艶」、「毛髪のリッチ感」、「毛髪の被膜感」及び「毛髪のハリ・コシ」の欄においては、◎は「対照と同程度以上に優れる」、○は「ラノリン類を含有しない染毛剤よりは優れるが対照よりは劣る」、△は「ラノリン類を含有しない染毛剤と同程度」をそれぞれ表す。
Figure 2005232152
Figure 2005232152
Figure 2005232152
Figure 2005232152
表12の結果から、以下のことが明らかである。
成分Aを配合した本発明のアニオンタイプヘアダイ(実施例1)、カチオンタイプヘアダイ(実施例5)、アニオンタイプヘアマニキュア(実施例9)並びにカチオンタイプヘアマニキュア(実施例13及び14)のそれぞれに比し、成分Aの替わりに植物ステロールワックスを配合したアニオンタイプヘアダイ(比較例1)、カチオンタイプヘアダイ(比較例9)、アニオンタイプヘアマニキュア(比較例17)並びにカチオンタイプヘアマニキュア(比較例25)は、何れもべとつきがやや強い。
成分Aを配合した本発明のアニオンタイプヘアダイ(実施例1)、カチオンタイプヘアダイ(実施例5)、アニオンタイプヘアマニキュア(実施例9)並びにカチオンタイプヘアマニキュア(実施例13及び14)のそれぞれ比し、成分Aの替わりにオレイン酸フィトステリルを配合したアニオンタイプヘアダイ(比較例2)、カチオンタイプヘアダイ(比較例10)、アニオンタイプヘアマニキュア(比較例18)並びにカチオンタイプヘアマニキュア(比較例26)は、毛髪の修復・保護作用が劣り且つ製造コストが高くつく。
表13の結果から、以下のことが明らかである。
液状ラノリンを配合したアニオンタイプヘアダイ(対照1)、カチオンタイプヘアダイ(対照4)、アニオンタイプヘアマニキュア(対照7)並びにカチオンタイプヘアマニキュア(対照10)のそれぞれに比し、液状ラノリンの替わりに[成分A+植物油+ショ糖脂肪酸エステル+液状高級脂肪酸]混合物を配合したアニオンタイプヘアダイ(実施例2)、カチオンタイプヘアダイ(実施例6)、アニオンタイプヘアマニキュア(実施例10)並びにカチオンタイプヘアマニキュア(実施例15)は何れも、毛髪の滑らかさ及び艶において同程度以上に優れる。このことから、[成分A+植物油+ショ糖脂肪酸エステル+液状高級脂肪酸]混合物は、液状ラノリンの代替物として非常に有用であることが判る。
一方、液状ラノリンの替わりに[植物ステロールワックス+植物油+ショ糖脂肪酸エステル+液状高級脂肪酸]混合物を配合したアニオンタイプヘアダイ(比較例3)、カチオンタイプヘアダイ(比較例11)、アニオンタイプヘアマニキュア(比較例19)並びにカチオンタイプヘアマニキュア(比較例27)は何れも、毛髪の滑らかさ及び艶において、それぞれ対照1,4,7及び10より劣り、液状ラノリンを含有しない染毛剤と同程度でしかなく、液状ラノリンの代替物としては不十分であることが判る。
更に、液状ラノリンの替わりに[オレイン酸フィトステリル+植物油+ショ糖脂肪酸エステル+液状高級脂肪酸]混合物を配合したアニオンタイプヘアダイ(比較例6)、カチオンタイプヘアダイ(比較例14)、アニオンタイプヘアマニキュア(比較例22)並びにカチオンタイプヘアマニキュア(比較例30)は何れも、毛髪の滑らかさにおいて、それぞれ対照1,4,7及び10より劣り、液状ラノリンを含有しない染毛剤と同程度でしかなく、液状ラノリンの代替物としては不十分であることが判る。
表14の結果から、以下のことが明らかである。
ラノリンを配合したアニオンタイプヘアダイ(対照2)、カチオンタイプヘアダイ(対照5)、アニオンタイプヘアマニキュア(対照8)並びにカチオンタイプヘアマニキュア(対照11)のそれぞれに比し、ラノリンの替わりに[成分A+植物硬化油]混合物を配合したアニオンタイプヘアダイ(実施例3)、カチオンタイプヘアダイ(実施例7)、アニオンタイプヘアマニキュア(実施例11)並びにカチオンタイプヘアマニキュア(実施例16)は、何れも毛髪の滑らかさ及びリッチ感において同程度以上に優れる。このことから、[成分A+植物硬化油]混合物は、ラノリンの代替物として非常に有用であることが判る。
一方、ラノリンの替わりに[植物ステロールワックス+植物硬化油]混合物を配合したアニオンタイプヘアダイ(比較例4)、カチオンタイプヘアダイ(比較例12)、アニオンタイプヘアマニキュア(比較例20)並びにカチオンタイプヘアマニキュア(比較例28)は何れも、毛髪の滑らかさにおいて、それぞれ対照2,5,8及び11より劣り、ラノリンを含有しない染毛剤と同程度でしかなく、ラノリンの代替物としては不十分であることが判る。
更に、ラノリンの替わりに[オレイン酸フィトステリル+植物硬化油]混合物を配合したアニオンタイプヘアダイ(比較例7)、カチオンタイプヘアダイ(比較例15)、アニオンタイプヘアマニキュア(比較例23)並びにカチオンタイプヘアマニキュア(比較例31)は何れも、毛髪の滑らかさ及びリッチ感において、ラノリンを含有しない染毛剤よりは優れるが、ラノリンを含有したそれぞれの対照2,5,8及び11よりは劣り、ラノリンの代替物としては不十分であることが判る。
表15の結果から、以下のことが明らかである。
硬質ラノリンを配合したアニオンタイプヘアダイ(対照3)、カチオンタイプヘアダイ(対照6)、アニオンタイプヘアマニキュア(対照9)並びにカチオンタイプヘアマニキュア(対照12)のそれぞれに比し、硬質ラノリンの替わりに[成分A+植物油+植物硬化油]混合物を配合したアニオンタイプヘアダイ(実施例4)、カチオンタイプヘアダイ(実施例8)、アニオンタイプヘアマニキュア(実施例12)並びにカチオンタイプヘアマニキュア(実施例17)は、何れも毛髪の滑らかさ、被膜感及びハリ・コシにおいて同程度以上に優れる。このことから、[成分A+植物油+植物硬化油]混合物は、硬質ラノリンの代替物として非常に有用であることが判る。
一方、硬質ラノリンの替わりに[植物ステロールワックス+植物油+植物硬化油]混合物を配合したアニオンタイプヘアダイ(比較例5)、カチオンタイプヘアダイ(比較例13)、アニオンタイプヘアマニキュア(比較例21)並びにカチオンタイプヘアマニキュア(比較例29)は何れも、毛髪の滑らかさにおいて、硬質ラノリンを含有したそれぞれの対照3,6,9及び12より劣り、硬質ラノリンを含有しない染毛剤と同程度でしかない。又、毛髪の被膜感及びハリ・コシにおいて、硬質ラノリンを含有しない染毛剤よりは優れるが、硬質ラノリンを含有したそれぞれの対照3,6,9及び12よりは劣る。以上から、[植物ステロールワックス+植物油+植物硬化油]混合物は、硬質ラノリンの代替物としては不十分であることが判る。
更に、硬質ラノリンの替わりに[オレイン酸フィトステリル+植物油+植物硬化油]混合物を配合したアニオンタイプヘアダイ(比較例8)、カチオンタイプヘアダイ(比較例16)、アニオンタイプヘアマニキュア(比較例24)並びにカチオンタイプヘアマニキュア(比較例32)は何れも、毛髪の滑らかさにおいて、硬質ラノリンを含有しない染毛剤よりは優れるが、硬質ラノリンを含有したそれぞれの対照3,6,9及び12よりは劣る。又、毛髪の被膜感及びハリ・コシにおいては、硬質ラノリンを含有しない染毛剤と同程度でしかない。以上から、[オレイン酸フィトステリル+植物油+植物硬化油]混合物は、硬質ラノリンの代替物としては不十分であることが判る。
調製例1のGPC分析チャート図を示す。 調製例2のGC分析チャート図を示す。

Claims (6)

  1. Aを含有することを特徴とする染毛剤。
    A:植物油脱臭留出物からトコフェロールを抽出、分離、精製する際に得られる副産物を蒸留、脂肪酸エステル化、脱色、脱臭して調製される組成物。
  2. B、C及びDを含有することを特徴とする請求項1に記載の染毛剤。
    B:植物油。
    C:ショ糖脂肪酸エステル。
    D:液状高級脂肪酸。
  3. Eを含有することを特徴とする請求項1に記載の染毛剤。
    E:植物硬化油。
  4. B及びEを含有することを特徴とする請求項1に記載の染毛剤。
    B:植物油。
    E:植物硬化油。
  5. F、G、並びにH若しくはIを含有し、染毛剤が永久染毛剤である請求項1〜4のいずれかに記載の染毛剤。
    F:高級アルコール。
    G:ノニオン界面活性剤。
    H:アニオン界面活性剤。
    I:カチオン界面活性剤。
  6. F、並びにH若しくはIを含有し、染毛剤が半永久染毛剤である請求項1〜4のいずれかに記載の染毛剤。
    F:高級アルコール。
    H:アニオン界面活性剤。
    I:カチオン界面活性剤。
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