JP2005154286A - 毛髪化粧料 - Google Patents

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JP2005154286A
JP2005154286A JP2003390862A JP2003390862A JP2005154286A JP 2005154286 A JP2005154286 A JP 2005154286A JP 2003390862 A JP2003390862 A JP 2003390862A JP 2003390862 A JP2003390862 A JP 2003390862A JP 2005154286 A JP2005154286 A JP 2005154286A
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acid
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carbon atoms
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JP2003390862A
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Masumi Hashida
真澄 橋田
Junichi Sato
潤一 佐藤
Yukihiro Ohashi
幸浩 大橋
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Nippon Fine Chemical Co Ltd
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Nippon Fine Chemical Co Ltd
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Abstract

【課題】シリコーンと同様の感触向上効果を持ち、ビルドアップ性が少なく、染毛剤また
はパーマネントウエーブ剤の効果を阻害しない非シリコーン化合物を含有する毛髪化粧料
、及び、上記効果を有する非シリコーン化合物からなるシリコーン類似感触付与剤の提供

【解決手段】毛髪化粧料にネオペンタン酸と炭素数10〜13の分岐アルコールとのエス
テル、若しくは、該エステルからなるシリコーン類似感触付与剤を含有させる
【効果】シリコーンと同様の感触向上効果を有し、更に、ビルドアップ性が少なく、染毛
剤またはパーマネントウエーブ剤の効果を阻害しない非シリコーン化合物を含有する毛髪
化粧料、及び、上記効果を有する非シリコーン化合物を有効成分とするシリコーン類似感
触付与剤を得ることができる。
【選択図】なし

Description

本発明は、毛髪化粧料に関するものであり、更に詳しくはネオペンタン酸と炭素数10
〜13の分岐アルコールとのエステルを含有する毛髪にシリコーン感触を付与することの
できる毛髪化粧料に関する。また、本発明は、ネオペンタン酸と炭素数10〜13の分岐
アルコールとのエステルからなるシリコーン類似感触付与剤に関する。
従来からシリコーン類は毛髪化粧料において感触向上等の目的で広く用いられている。
しかしながら、シリコーン類は毛髪に繰り返し使用すると、いわゆるビルドアップ(毛髪
表面への蓄積)を起こし、ごわごわ、ぎしぎしとした好ましくない感触を与えるとともに
、染毛剤またはパーマネントウエーブ剤を施術した際に、染色性の低下、ウエーブ性の低
下という悪影響を与えるという欠点があった。
このような背景のもと、特表2000−512284号公報、特表2000−5122
85号公報、及び、特表2001−526106号公報では、特定の炭酸エステル及び特
定の一価アルコールと一価カルボン酸とのエステル等の非シリコーン化合物が上記の問題
点を解決するものであるとの提案が成されている。しかしながら、これらの公報で提案さ
れている非シリコーン化合物を毛髪に使用した際の感触は、必ずしもシリコーンに類似す
るものではなく、未だ十分とは言えるものではなかった。
特表2000−512284号公報 特表2000−512285号公報 特表2001−526106号公報 特願2003−052497号公報
毛髪に用いた場合、シリコーンと同様の感触向上効果を有し、更に、ビルドアップ性が
少なく、染毛剤またはパーマネントウエーブ剤の効果を阻害しない非シリコーン化合物を
含有する毛髪化粧料、及び、上記効果を有する非シリコーン化合物からなるシリコーン類
似感触付与剤を提供することにある。
本発明者らは上記課題を解決すべく鋭意検討を行った結果、ネオペンタン酸と炭素数1
0〜13の分岐アルコールとのエステルが上記課題を解決することを見いだし、本発明を
完成させた。すなわち、本発明は、ネオペンタン酸と炭素数10〜13の分岐アルコール
とのエステルを含有する毛髪化粧料を提供するものである。更に本発明は、ネオペンタン
酸と炭素数10〜13の分岐アルコールとのエステルからなるシリコーン類似感触付与剤
を提供するものである。
本発明により、シリコーンと同様の感触向上効果を有し、更に、ビルドアップ性が少な
く、染毛剤またはパーマネントウエーブ剤の効果を阻害しない非シリコーン化合物を含有
する毛髪化粧料、及び、上記効果を有する非シリコーン化合物からなるシリコーン類似感
触付与剤を得ることができる。
本発明に用いるネオペンタン酸と炭素数10〜13の分岐アルコールとのエステルは、
ネオペンタン酸と炭素数10〜13の分岐アルコールとを常法に従ってエステル化するこ
とによって製造できる低粘度のエステル油である。本発明においては、毛髪化粧料に配合
した際の感触から、このようなエステルとしては、ネオペンタン酸イソデシル及びネオペ
ンタン酸イソトリデシルが好ましく、特にネオペンタン酸イソデシルが好ましい。
本発明によれば、ネオペンタン酸と炭素数10〜13の分岐アルコールとのエステル、
好ましくはネオペンタン酸イソデシル及びネオペンタン酸イソトリデシル、特に好ましく
はネオペンタン酸イソデシルを毛髪化粧料に配合することにより、毛髪にシリコーンと同
様のつるつる感、しなやかさを伴う油性感を付与することが出来る。この効果は、特に使
用後に水で洗い流す毛髪化粧料において顕著であり、すすぎ時にシリコーンと同様のすべ
り感が発現され、乾燥後はさらっとした感触が発現される。また、該エステルは、シリコ
ーン類と異なり、毛髪または皮膚に繰り返し使用してもビルドアップ(毛髪表面または皮
膚表面への蓄積)を起こしにくいため、これによる好ましくない感触が発現せず、また、
染毛剤またはパーマネントウエーブ剤の施術時に染色性の低下やウエーブ性の低下を起こ
さないという利点を有する。
本発明における毛髪化粧料としては、シリコーンの類似の感触を顕著に発現させること
から、ヘアリンス、ヘアトリートメント、ヘアパック、ヘアコンディショナー、シャンプ
ー、リンスインシャンプー、酸性染毛料、酸化染毛料、毛髪脱色剤等の水で洗い流す毛髪
化粧料が好ましく、特に、ヘアリンス、ヘアトリートメント、ヘアパック、ヘアコンディ
ショナーが好ましい。ネオペンタン酸と炭素数10〜13の分岐アルコールとのエステル
の毛髪化粧料への配合量は、一般的には0.01〜20重量%、好ましくは0.1〜10
重量%、更に好ましくは0.3〜5重量%である。この範囲の配合量とすると、良好な感
触を毛髪に付与することが出来る。
本発明においては、ネオペンタン酸と炭素数10〜13の分岐アルコールとのエステル
に加え、次の(a)〜(c)を含有させることが、毛髪に良好な感触を付与させる上でよ
り好ましい。
(a)一般式(1)で表される第四級アンモニウム塩
Figure 2005154286

(式中、R1は炭素数12〜22の炭化水素基、又は、基R3CONH(CH2)m−(
R3は炭素数11〜31の炭化水素基、mは2又は3の整数を示す)を示し、R2はメチ
ル基、エチル基又は炭素数12〜22の炭化水素基を示し、Xはハロゲン原子、メチル硫
酸残基、又はエチル硫酸残基を示す)、
及び、一般式(2)で表されるアミドアミン
Figure 2005154286

(式中、R4は炭素数11〜31の炭化水素基、R5はメチル基又はエチル基、nは2又
は3の整数を示す)若しくはその塩から選ばれる1種又は2種以上、
(b)炭素数14〜22の高級アルコール
(c)水
一般式(1)で表される第四級アンモニウム塩のR1は、炭素数12〜22の炭化水素
基、又は、基R3CONH(CH2)m−(R3は炭素数11〜31の炭化水素基、mは
2又は3の整数を示す)を示す。R1が炭素数12〜22の炭化水素基を表す場合は、R
1としては、ラウリル基、ミリスチル基、セチル基、ステアリル基、ベヘニル基、イソス
テアリル基、オレイル基、ヤシ油脂肪酸を水添して得られるアルコールからOH基を除い
た基等が挙げられ、感触の面から、セチル基、ステアリル基、ベヘニル基、ヤシ油脂肪酸
を水添して得られるアルコールからOH基を除いた基が好ましい。また、R1が基R3C
ONH(CH2)m−を表す場合は、R3としては、ウンデシル基、トリデシル基、ペン
タデシル基、ヘプタデシル基、ヘニコシル基、イソヘプタデシル基、ヘプタデセニル基、
ヤシ油脂肪酸よりCOOH基を除いた基、ラノリン脂肪酸よりCOOH基を除いた基、ラ
ノリン脂肪酸から分別して得られる長鎖分岐脂肪酸よりCOOH基を除いた基等が挙げら
れ、感触の面から、ペンタデシル基、ヘプタデシル基、ヘニコシル基、ラノリン脂肪酸よ
りCOOH基を除いた基、ラノリン脂肪酸から分別して得られる長鎖分岐脂肪酸よりCO
OH基を除いた基が好ましい。mは2又は3を表すが、2及び3の両方が好ましい。R2
はメチル基、エチル基又は炭素数12〜22の炭化水素基を示すが、R2が炭素数12〜
22の炭化水素基を表す場合は、ラウリル基、ミリスチル基、セチル基、ステアリル基、
ベヘニル基、イソステアリル基、オレイル基、ヤシ油脂肪酸を水添して得られるアルコー
ルからOH基を除いた基等が挙げられる。R2としては、メチル基、エチル基、セチル基
、ステアリル基、ベヘニル基、ヤシ油脂肪酸を水添して得られるアルコールからOH基を
除いた基が好ましい。Xはハロゲン原子、メチル硫酸残基、又はエチル硫酸残基を示し、
塩素原子、臭素原子、メチル硫酸残基、エチル硫酸残基が好ましく、塩素原子、エチル硫
酸残基が最も好ましい。一般式(1)で表される第四級アンモニウム塩の好ましいものの
具体例としては、塩化セチルトリメチルアンモニウム、塩化ステアリルトリメチルアンモ
ニウム、塩化ベヘニルトリメチルアンモニウム、塩化ジステアリルジメチルアンモニウム
、塩化ジココイルジメチルアンモニウム、塩化ジセチルジメチルアンモニウム、エチル硫
酸ラノリン脂肪酸アミドプロピルエチルジメチルアンモニウム、エチル硫酸ラノリン脂肪
酸アミドプロピルエチルジメチルアンモニウム、エチル硫酸長鎖分岐脂肪酸アミドプロピ
ルエチルジメチルアンモニウム等が挙げられる。
一般式(2)で表されるアミドアミンのR4は炭素数11〜31の炭化水素基を示すが
、ウンデシル基、トリデシル基、ペンタデシル基、ヘプタデシル基、ヘニコシル基、イソ
ヘプタデシル基、ヘプタデセニル基、ヤシ油脂肪酸よりCOOH基を除いた基、ラノリン
脂肪酸よりCOOH基を除いた基、ラノリン脂肪酸から分別して得られる長鎖分岐脂肪酸
よりCOOH基を除いた基等が挙げられ、感触の面から、ペンタデシル基、ヘプタデシル
基、ヘニコシル基、ラノリン脂肪酸よりCOOH基を除いた基、ラノリン脂肪酸から分別
して得られる長鎖分岐脂肪酸よりCOOH基を除いた基が好ましい。R5はメチル基又は
エチル基を表すが、メチル基又はエチル基の両方が好ましい。また、nは2又は3を表す
が、2及び3の両方が好ましい。一般式(2)で表されるアミドアミンの好ましいものの
具体例としては、ステアリン酸アミドプロピルジメチルアミン、ステアリン酸アミドエチ
ルジエチルアミン、ラノリン脂肪酸アミドプロピルジメチルアミン、長鎖分岐脂肪酸アミ
ドプロピルジメチルアミン等が挙げられる。一般式(2)で表されるアミドアミンの塩を
用いる場合は、乳酸、クエン酸、グリコール酸、コハク酸等の水溶性有機酸、若しくは塩
酸、硫酸、リン酸等の鉱酸の塩とするのが好ましい。
一般式(1)で表される第四級アンモニウム塩、一般式(2)で表されるアミドアミン
若しくはその塩から選ばれる1種又は2種以上の毛髪化粧料への配合量は、一般的には0
.1〜5重量%、好ましくは0.5〜3重量%である。この範囲の配合量とすると、ネオ
ペンタン酸と炭素数10〜13の分岐アルコールとのエステルと組み合わせることにより
、良好な感触を毛髪に付与することが出来る。
炭素数14〜22の高級アルコールとしては、ミリスチルアルコール、セタノール、ス
テアリルアルコール、セトステアリルアルコール、アラキルアルコール、ベヘニルアルコ
ール、オレイルアルコール、イソステアリルアルコール、オクチルドデカノール、ヘキシ
ルデカノール等が好ましいものとして挙げられ、感触の面から、ミリスチルアルコール、
セタノール、ステアリルアルコール、セトステアリルアルコール、アラキルアルコール、
ベヘニルアルコールの少なくても1種を含有することがより好ましい。毛髪化粧料への配
合量は、一般的には0.1〜20重量%、好ましくは0.5〜10重量%である。この範
囲の配合量とすると、ネオペンタン酸と炭素数10〜13の分岐アルコールとのエステル
、一般式(1)で表される第四級アンモニウム塩、一般式(2)で表されるアミドアミン
若しくはその塩から選ばれる1種又は2種以上、及び、水と組み合わせることにより、良
好な感触を毛髪に付与することが出来る。
本発明の毛髪化粧料には、上記の他、本発明の好ましい効果を損なわない範囲で、通常
毛髪化粧料に配合される添加成分、例えば油脂類、界面活性剤、保湿剤、増粘・ゲル化剤
、酸化防止剤、防腐剤、殺菌剤、キレート剤、pH調整剤・酸・アルカリ、溶剤、還元剤
・酸化剤、紫外線吸収剤、消炎剤、清涼剤、抗ヒスタミン剤、収れん剤、刺激剤、育毛用
薬剤、ビタミン類及びその誘導体類、ヒドロキシ酸、酵素類、核酸類、ホルモン類、糖類
及びその誘導体類、無機粉体類、高分子粉体、香料、色素等を配合することができる。
これらの添加成分を例示すると、油脂類としては、流動パラフィン、スクワラン、水添
ポリイソブテン等の炭化水素油;ヤシ油、パーム油、パーム核油、サフラワー油、オリー
ブ油、ヒマシ油、アボカド油、ゴマ油、茶油、月見草油、小麦胚芽油、マカデミアナッツ
油、ヘーゼルナッツ油、ククイナッツ油、ローズヒップ油、メドウフォーム油、パーシッ
ク油、ティートリー油、ハッカ油、トウモロコシ油、ナタネ油、ヒマワリ油、小麦胚芽油
、アマニ油、綿実油、大豆油、落花生油、コメヌカ油、カカオ脂、シア脂、水素添加ヤシ
油、水素添加ヒマシ油、ホホバ油、水素添加ホホバ油等の植物油脂類;牛脂、乳脂、馬脂
、卵黄油、ミンク油、タートル油、鯨ロウ、ラノリン、オレンジラッフィー油等の動物性
油脂類;液状ラノリン、還元ラノリン、吸着精製ラノリン、酢酸ラノリン、酢酸液状ラノ
リン、ヒドロキシラノリン、ポリオキシエチレンラノリン、ラノリン脂肪酸、硬質ラノリ
ン脂肪酸、ラノリンアルコール、酢酸ラノリンアルコール、酢酸(セチル・ラノリル)エ
ステル等のラノリン類;オクタン酸セチル、パルミチン酸オクチル、ミリスチン酸オクチ
ルドデシル、ミリスチン酸ヘキシルデシル、オレイン酸オレイル、オレイン酸オクチルド
デシル、ラノリン脂肪酸オクチルドデシル、オクタン酸ヘキシルデシル、イソノナン酸イ
ソノニル、イソノナン酸イソトリデシル、ネオペンタン酸イソステアリル、ネオデカン酸
オクチルドデシル、オレイン酸エチル、アボカド油脂肪酸エチル、パルミチン酸イソプロ
ピル、ミリスチン酸イソプロピル、イソステアリン酸イソプロピル、ラノリン脂肪酸イソ
プロピル、セバチン酸ジエチル、セバチン酸ジイソプロピル、セバチン酸ジオクチル、ア
ジピン酸ジイソプロピル、コハク酸ジオクチル等の脂肪酸エステル類;乳酸セチル、リン
ゴ酸ジイソステアリル等のオキシ酸エステル類;トリオクタン酸グリセリル、トリオレイ
ン酸グリセリル、トリイソステアリン酸グリセリル、トリ(カプリル・カプリン酸)グリ
セリル、水素添加ロジングリセリル(水素添加エステルガム)、テトラオクタン酸ペンタ
エリスリチル、水素添加ロジンペンタエリスリチル、ジオレイン酸プロピレングリコール
、ジオクタン酸ネオペンチルグリコール、ジオクタン酸2−ブチル−2−エチル−1,3
−プロパンジオール、(ヒドロキシステアリン酸/ステアリン酸/ロジン酸)ジペンタエ
リスリチル、ジイソステアリン酸ジグリセリル、テトライソステアリン酸ポリグリセリル
等の多価アルコール脂肪酸エステル類;ダイマージリノール酸ダイマージリノレイル、ダ
イマージリノール酸ジ(イソステアリル/フィトステリル)、ダイマージリノール酸(フ
ィトステリル/イソステアリル/セチル/ステアリル/ベヘニル)、ダイマージリノール
酸ジイソステアリル、ダイマージリノール酸ジイソプロピル、ジイソステアリン酸ダイマ
ージリノレイル、ダイマージリノレイル水添ロジン縮合物、ダイマー酸水添ヒマシ油、ヒ
ドロキシアルキルダイマージリノレイルエーテル、ダイマー酸、水素添加ダイマー酸、ダ
イマージオール等のダイマー酸若しくはダイマージオールの誘導体;酢酸コレステリル、
ノナン酸コレステリル、ステアリン酸コレステリル、イソステアリン酸コレステリル、オ
レイン酸コレステリル、N−ラウロイル−L−グルタミン酸ジ(コレステリル/ベヘニル
/オクチルドデシル)、N−ラウロイル−L−グルタミン酸ジ(コレステリル/オクチル
ドデシル)、N−ラウロイル−L−グルタミン酸ジ(フィトステリル/ベヘニル/オクチ
ルドデシル)、N−ラウロイル−L−グルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシ
ル)、12−ヒドロキシステアリン酸コレステリル、マカデミアナッツ油脂肪酸コレステ
リル、マカデミアナッツ油脂肪酸フィトステリル、イソステアリン酸フィトステリル、軟
質ラノリン脂肪酸コレステリル、硬質ラノリン脂肪酸コレステリル、長鎖分岐脂肪酸コレ
ステリル、長鎖α−ヒドロキシ脂肪酸コレステリル等のステロールエステル類;コレステ
ロール、ジヒドロコレステロール、ラノステロール、ジヒドロラノステロール、フィトス
テロール等のステロール類;天然型セラミド(タイプ1、2、3、4、5、6)、ヒドロ
キシセラミド、疑似セラミド、スフィンゴ糖脂質等のセラミド類;ワセリン、固型パラフ
ィン、キャンデリラワックス、カルナウバワックス、ライスワックス、木ろう、みつろう
、モンタンワックス、オゾケライト、セレシン、パラフィンワックス、マイクロクリスタ
リンワックス、ペトロラタム、フィッシャートロプシュワックス、ポリエチレンワックス
、エチレン・プロピレンコポリマー等のワックス類、;ホスファチジルコリン、ホスファ
チジルエタノールアミン、ホスファチジルイノシトール、スフィンゴミエリン、ホスファ
チジン酸、リゾレシチン等のリン脂質類;水素添加大豆リン脂質、水素添加卵黄リン脂質
等のリン脂質誘導体類;パーフルオロポリエーテル;ホホバアルコール、キミルアルコー
ル、バチルアルコール等のアルコール誘導体;ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸
、ステアリン酸、イソステアリン酸、ベヘン酸、ウンデシレン酸、12−ヒドロキシステ
アリン酸、パルミトオレイン酸、オレイン酸、リノール酸、リノレイン酸、エルカ酸、ド
コサヘキサエン酸、エイコサペンタエン酸、イソヘキサデカン酸、アンテイソヘンイコサ
ン酸、長鎖分岐脂肪酸等の高級脂肪酸類及びその塩;ヤシ油脂肪酸モノエタノールアミド
、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド、ラウリン酸モノエタノールアミド、ラウリン酸ジエ
タノールアミド、パルミチン酸モノエタノールアミド、パルミチン酸ジエタノールアミド
等の脂肪酸アルカノールアミド類等を例示することができる。また、必要によっては、シ
リコーン類と併用することも可能である。シリコーン類としては、低粘度ジメチルポリシ
ロキサン、高粘度ジメチルポリシロキサン、環状ジメチルシロキサン(デカメチルシクロ
ペンタシロキサン)、メチルフェニルポリシロキサン、ジフェニルポリシロキサン、シリ
コーン樹脂、シリコーンゴム、アミノ変性ポリシロキサン、カチオン変性ポリシロキサン
、ポリエーテル変性ポリシロキサン、ポリグリセリン変性ポリシロキサン、糖変性ポリシ
ロキサン、アルキル変性ポリシロキサン、脂肪酸変性ポリシロキサン、フッ素変性ポリシ
ロキサン等が挙げられる。
界面活性剤としては、脂肪酸塩、アルキル硫酸エステル塩、アルキルベンゼンスルホン
酸塩、ポリオキシエチレンアルキル硫酸塩、ポリオキシエチレン脂肪アミン硫酸塩、アシ
ルN−メチルタウリン塩、アルキルエーテルリン酸エステル塩、N−アシルアミノ酸塩等
の陰イオン性界面活性剤;ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンア
ルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルエーテルソルビタン脂肪酸部分エ
ステル、多価アルコール脂肪酸部分エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ポリオキ
シエチレン脂肪酸エステル、アルキルジメチルアミンオキサイド、アルキルポリグリコシ
ド、アルキルグルコシド等の非イオン界面活性剤;アルキルジメチルアミノ酢酸ベタイン
、アルキルアミドジメチルアミノ酢酸ベタイン、2−アルキル−N−カルボキシ−N−ヒ
ドロキシイミダゾリニウムベタイン等の両性界面活性剤等を例示することができる。
保湿剤としては、プロピレングリコール、グリセリン、1,3−ブタンジオール、3−
メチル−1,3−ブタンジオール等の多価アルコール類、ヒアルロン酸ナトリウム、クエ
ン酸塩、尿素、乳酸菌培養液、酵母抽出液、卵殻膜タンパク、牛顎下腺ムチン、ヒポタウ
リン、ゴマリグナン配糖体、ベタイン、コンドロイチン硫酸、グルタチオン、ポリエチレ
ングリコール、ソルビトール、カルビトール、乳酸ナトリウム、2−ピロリドン−5−カ
ルボン酸ナトリウム、アルブミン、トリメチルグリシン;コラーゲン、ゼラチン、エラス
チン、コラーゲン分解ペプチド、エラスチン分解ペプチド、ケラチン分解ペプチド、コン
キオリン分解ペプチド、シルク蛋白分解ペプチド、大豆蛋白分解ペプチド、小麦蛋白分解
ペプチド、カゼイン分解ペプチド等の蛋白ペプチド類及びその誘導体;アルギニン、セリ
ン、グリシン、スレオニン、グルタミン酸、システイン、メチオニン、ロイシン、トリプ
トファン等のアミノ酸類;胎盤抽出液、エアラスチン、コラーゲン、アロエ抽出物、ハマ
メリス水、ヘチマ水、カモミラエキス、カンゾウエキス、コンフリーエキス等の動物・植
物抽出成分を例示することができる。
増粘剤・ゲル化剤としてはグアーガム、クインスシードガム、キサンタンガム、カラギ
ーナン、アルギン酸、トラガントガム、デンプン誘導体、カルボキシメチルセルロースナ
トリウム、カルボキシビニルポリマー、アクリル酸・メタアクリル酸エステル共重合体、
アクリル酸・メタアクリル酸アルキル共重合体、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロ
リドン、両性メタクリル酸エステル共重合体、カチオン化セルロース、ニトロセルロース
;12−ヒドロキシステアリン酸及びその塩、デキストリン脂肪酸エステル、無水ケイ酸
、金属石鹸、有機変性粘土鉱物、ショ糖脂肪酸エステル、フラクトオリゴ糖脂肪酸エステ
ル等を例示することができる。
酸化防止剤としては、ビタミンE(トコフェロール)および/またはその誘導体、ビタ
ミンC(アスコルビン酸)および/またはその誘導体、BHT、BHA、没食子酸プロピ
ル等を例示することができる。防腐剤としては、p−ヒドロキシ安息香酸エステル類、フ
ェノキシエタノール、1,2−ペンタンジオール、1,2−ヘキサンジオール、四級アン
モニウム塩類等を例示することができる。殺菌剤としては、トリクロロカルバニド、ジン
クピリチオン、塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム、クロルヘキシジン、ハロカ
ルバン、ヒノキチオール、フェノール、イソプロピルフェノール、感光素類等を例示する
ことができる。キレート剤としては、エデト酸塩、フィチン酸、ホスホン酸類、ポリアミ
ノ酸類等を例示することができる。pH調整剤・酸・アルカリとしては、クエン酸、乳酸
、グリコール酸、コハク酸、塩酸、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエ
タノールアミン、アルギニン、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、アンモニア水等を例
示することができる。溶剤類としては、エタノール、2−プロパノール等の低級アルコー
ル類;アセトン、酢酸エチル、エチレングリコールモノエチルエーテル等を例示すること
ができる。還元剤としては、チオグリコール酸、システイン、システアミン等を例示する
ことができる。酸化剤としては、過酸化水素水、過硫酸アンモニウム、臭素酸ナトリウム
等を例示できる。
紫外線吸収剤としては、ベンゾフェノン誘導体、パラアミノ安息香酸誘導体、パラメト
キシケイヒ酸誘導体、サリチル酸誘導体、ウロカニン酸、ウロカニン酸エチル、4−te
rt−ブチル−4’−メトキシジベンゾイルメタン、2−(2’−ヒドロキシ−5’−メ
チルフェニル)ベンゾトリアゾール、アントラニル酸メチル、ルチン及びその誘導体等を
例示することができる。消炎剤としては、グリチルリチン酸及びその誘導体、グアイアズ
レン、酢酸ヒドロコーチゾン、プレドニゾン、サリチル酸誘導体等を例示することができ
る。清涼剤としては、メントール、サリチル酸メチル等を例示することができる。抗ヒス
タミン剤としては、塩酸ジフェドラミン、マレイン酸クロルフェニラミン、グリチルレチ
ン酸誘導体等を例示することができる。収れん剤としては、クエン酸、酒石酸、乳酸、硫
酸アルミニウム・カリウム、タンニン酸等を例示することができる。刺激剤としては、カ
ンタリスチンキ、ショウキョウチンキ、トウガラシチンキ、ニコチン酸ベンジル等を例示
することができる。育毛用薬剤としては、センブリエキス、セファランチン、ビタミンE
及びその誘導体、γ−オリザノール、トウガラシチンキ、ショウキョウチンキ、カンタリ
スチンキ、ニコチン酸ベンジルエステル、アラントイン、感光素301、感光素401等
を例示することができる。
ビタミン類及びその誘導体類としては、ビタミンA、ビタミンB群、ビタミンD、ビタ
ミンE、パントテン酸、ビオチン等のビタミン類;ステアリン酸アスコルビル、パルミチ
ン酸アスコルビル、ジパルミチン酸アスコルビル、リン酸アスコルビルマグネシウム、ア
スコルビン酸ナトリウム、ニコチン酸トコフェロール、酢酸トコフェロール、リノール酸
トコフェロール、フェルラ酸トコフェロール等のビタミン誘導体類を例示することができ
る。α−ヒドロキシ酸類及びその誘導体類としては、乳酸、グリコール酸、フルーツ酸、
ヒドロキシカプリン酸、長鎖α−ヒドロキシ脂肪酸、長鎖α−ヒドロキシ脂肪酸コレステ
リル等を例示することができる。酵素類としては、塩化リゾチーム、パパイン、パンクレ
アチン、プロテアーゼ等を例示することができる。核酸類としては、アデノシン三リン酸
二ナトリウム等を例示することができる。ホルモン類としては、エストラジオール、エス
トロン、エチニルエストラジオール、コルチゾン、ヒドロコルチゾン、プレドニゾン等を
例示することができる。糖類及びその誘導体類としては、シクロデキストリン、β−グル
カン、キチン、キトサン、グルコース、トレハロース、ペクチン、アラビノガラクタン、
デキストリン、デキストラン、メタクリル酸グルコシルエチル重合物若しくは共重合物等
を例示することができる。
無機粉体類としては、マイカ、タルク、カオリン、モンモリロナイト、セリサイト、カ
オリナイト、炭酸カルシウム、ベンガラ、黄酸化鉄、黒酸化鉄、群青、紺青、カーボンブ
ラック、二酸化チタン、酸化亜鉛、アルミナ、シリカ、煙霧状シリカ、雲母チタン、魚鱗
箔、窒化ホウ素、ホトクロミック顔料、合成フッ素金雲母、微粒子複合粉体、金、アルミ
ニウム等の無機粉体及びこれらを表明処理により疎水化した粉体等を例示することができ
る。高分子粉体としては、デンプン、ナイロンパウダー、ポリエチレン末、ポリメタクリ
ル酸メチル、ポリエチレンテレフタレート・ポリメチルメタクリレート積層末等、及び、
これらの表明処理粉体を例示することができる。
香料としては、リモネン、リナノール、シトラール、β−イオノン、ベンジルベンゾエ
ート、インドール、オイゲノール、オーランチオール、ゲラニオール、リラール、ダマス
コン、ベンジルアセテート、ジャスミンラクトン、ガラクソリッド、精油等が例示するこ
とができる。色素としては、β−カロチン、カルサミン、ルチン、コチニール、クロロフ
ィル等の天然色素;法定色素、塩基染料、レーキ、有機顔料;p−フェニレンジアミン、
トルエン−2,5−ジアミン、m−フェニレンジアミン、o−,m−,若しくはp−アミ
ノフェノール、レゾルシン等の酸化染料中間体等等を例示することができる。
その他公知の化粧料、医薬品、食品等成分などに使用される成分を本発明の効果を損な
わない範囲において、適宜配合することができる。
本発明の毛髪化粧料の剤型としては、毛髪にシリコーン類似の好ましい感触を付与しや
すいことから、水中油型エマルションの剤形とすることが好ましい。本発明の化粧料は、
通常の方法に従って製造することができる。
一方、本発明のネオペンタン酸と炭素数10〜13の分岐アルコールとのエステルから
なるシリコーン類似感触付与剤は、ネオペンタン酸と炭素数10〜13の分岐アルコール
とのエステルを主成分とするものである。炭素数10〜13の分岐アルコールとのエステ
ルとしては、感触の面からネオペンタン酸イソデシルが最も好ましい。シリコーン類似感
触付与剤における該エステルの含有量は、通常全体に対して90重量%以上、好ましくは
98重量%以上であり、該エステルのみで構成されていても良い。該エステル以外の成分
を配合する場合は、シリコーン類似感触付与剤の保存安定性を向上させる目的で、ビタミ
ンE(トコフェロール)および/またはその誘導体等の酸化防止剤、p−メトキシケイヒ
酸オクチル等の紫外線吸収剤等を含有させても良い。該エステル以外の成分の含有量は、
1〜0.001重量%が好ましく、特に0.1〜0.01重量%が好ましい。
本発明のシリコーン類似感触付与剤は毛髪化粧料に配合することで、毛髪にシリコーン
と同様のつるつる感、しなやかさを伴う油性感を付与することが出来る。この効果は、特
に使用後に水で洗い流す毛髪化粧料において顕著であり、すすぎ時にシリコーンと同様の
すべり感が発現され、乾燥後はさらっとした感触が発現することができる。本発明におけ
る毛髪化粧料としては、シリコーンの類似の感触を顕著に発現させることから、ヘアリン
ス、ヘアトリートメント、ヘアパック、ヘアコンディショナー、シャンプー、リンスイン
シャンプー、酸性染毛料、酸化染毛料、毛髪脱色剤等の水で洗い流す毛髪化粧料が好まし
く、特に、ヘアリンス、ヘアトリートメント、ヘアパック、ヘアコンディショナーが好ま
しい。本発明のシリコーン類似感触付与剤の毛髪化粧料への配合量は、一般的には0.0
1〜20重量%、好ましくは0.1〜10重量%、更に好ましくは0.3〜5重量%であ
る。この範囲の配合量とすると、良好な感触を毛髪に付与することが出来る。
以下、本発明につき実施例を用いてより詳細に説明するが、本発明はこれら実施例に限定
されるものでない。
実施例1 シリコーン類似感触付与剤の製造
ネオペンタン酸イソデシル99.95gにd−δ−トコフェロール0.05gを加え、
室温で1時間攪拌し、シリコーン類似感触付与剤1を得た。このものは、ネオペンタン酸
イソデシルに比べて酸化安定性が優れていた。
実施例2 シリコーン類似感触付与剤の製造
ネオペンタン酸イソデシル99.95gにp−メトキシケイヒ酸オクチル0.05gを
加え、室温で1時間攪拌し、シリコーン類似感触付与剤2を得た。このものは、ネオペン
タン酸イソデシルに比べて日光下の安定性が優れていた。
実施例3〜6、比較例1〜6 トリートメント
ネオペンタン酸イソデシル及び実施例1〜2のシリコーン類似感触付与剤を用いて、表
1及び表2の処方のトリートメントを調製し、その評価を行った。また、比較としてシリ
コーン類並びにイソノナン酸イソノニル若しくはエルカ酸オレイルを用いて同様にトリー
トメント調製を行い、合わせて評価した。
Figure 2005154286
Figure 2005154286
(調製方法)
表1又は表2のそれぞれにつき、A成分全てを80℃に加熱し溶解させた(A部)。C成
分全てを80℃に加熱し溶解させた(C部)。80℃で攪拌しながらA部にC部を徐々に
加え乳化した後、40℃まで急冷した。次いで、B成分添加後攪拌・混合することにより
、水中油型エマルションのトリートメントを得た。
(評価方法)
人毛毛束に上記で得たトリートメントを施術し、専門パネラーにより、塗布時の感触、
すすぎ時及びすすぎ後の感触、並びに乾燥後の感触を評価した。
感触評価は、シリコーン様の油性感、すべり感、しなやかさの発現の度合いに応じて、下
記4段階評価で示した。
◎:特に良い ○:良い △:普通 ×:良くない
また、蓄積性については、人毛毛束に上記で得たトリートメント及び市販シャンプーを
10回繰り返し施術し、専門パネラーにて施術10回目時の感触を施術1回目時と比較す
ることにより評価した。評価は下記3段階で示した。
◎:1回目と同じ △:1回目よりやや悪い ×:1回目より悪い
(結果)
評価結果を表1及び表2に合わせて示した。表に示したとおり、本発明のトリートメン
トは、シリコーン類を用いた比較例1、4のトリートメントと同等またはそれ以上の良好
な感触を示し、また、繰り返して施術しても蓄積性を示すことはなかった。また、本発明
のトリートメントはイソノナン酸イソノニル若しくはエルカ酸オレイルを用いた比較例2
、5のトリートメントに比べて感触の優れるものであった。
実施例7 トリートメント
下記処方のトリートメントを調製した。このトリートメントは、シリコーンに類似した
しなやかで、つるっとした感触を有するトリートメントであった。
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
1 ネオペンタン酸イソデシル 1.0
2 ステアルトリモニウムクロリド(63%) 2.0
3 ベヘントリモニウムクロリド(80%) 0.6
4 ステアリン酸グリセリル(SE) 2.0
5 ステアレス−10 0.8
6 セタノール 7.0
7 ミリスチン酸イソプロピル 1.5
8 メチルパラベン 0.2
9 クエン酸 適量
10 精製水 合計で100となる量
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(調製方法)
No.10を約80℃に加温し、No.8を加え溶解させた(A部)。別容器にNo.1
〜7を加え、加温し、溶解させた(B部)。B部にA部を徐々に加え、均一に混合し、室
温でNo.9にてpH4.5〜5.0に調整した。
実施例8 トリートメント
下記処方のトリートメントを調製した。このトリートメントは、シリコーンに類似した
油性感を有するトリートメントであった。
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
1 実施例1のシリコーン類似感触付与剤 2.0
2 ステアルトリモニウムクロリド(63%) 3.8
3 ステアルトリモニウムブロミド 1.0
4 セテス−18 0.8
5 オレイルアルコール 3.0
6 セタノール 4.0
7 ステアリン酸ジメチルアミノプロピルアミド 2.0
8 クエン酸 適量
9 精製水 合計で100となる量
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(調製方法)
No.9を約80℃に加温した(A部)。別容器にNo.1〜7を加え、加温し、溶解さ
せた(B部)。攪拌しながらB部にA部を徐々に加え、均一に混合し、No.8を加え、
1分間攪拌後急冷した。
実施例9 マイルドシャンプー
下記処方のマイルドシャンプーを調製した。このシャンプーは、泡立ちも良く、すすぎ
時から乾燥後までつるっとした感触が持続するものであった。
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
1 実施例1のシリコーン類似感触付与剤 0.5
2 ココイルメチルメチルタウリンNa(30%) 30.0
3 コカミドプロピルベタイン(30%) 20.0
4 ラウレス−12酢酸Na(30%) 5.0
5 1,3−ブチレングリコール 1.0
6 コカミドMEA 2.0
7 ジステアリン酸グリコール 1.5
8 ポリクオタニウム−10 0.8
9 カチオンNH(日本精化) 0.5
10 安息香酸Na 0.4
11 フェノキシエタノール 0.2
12 メチルパラベン 0.2
13 精製水 合計で100となる量
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(調製方法)
No.1〜7を約80℃に加温し、溶解させた(A部)。別容器にNo.8〜13を約8
0℃に加温し溶解させた(B部)。A部にB部を攪拌しながら、徐々に加え均一に混合し
、その後急冷した。
実施例10 ヘアシャンプー
下記処方のヘアシャンプーを調製した。このシャンプーは、髪の毛のごわつきを抑えてさ
らっとしたすべり感を付与できるものであった。
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
1 実施例2のシリコーン類似感触付与剤 0.5
2 Plandool−H(日本精化) 1.5
3 ココイルグルタミン酸Na(30%) 40.0
4 オレフィン(C14−16)スルホン酸Na液(37%) 10.0
5 ラウラミドMIPA 4.5
6 ジオレイン酸PEG−120メチルグルコース 2.0
7 SIMULGEL EG(SEPPIC社) 3.0
8 メチルパラベン 0.2
9 精製水 合計で100となる量
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(調製方法)
No.9を約80℃に加温し、No.8を加え溶解させた(A部)。別容器にNo.1〜
6を加え、加温し、溶解させた(B部)。B部にA部を徐々に加え、均一に混合し、約6
0℃でNo.7を加えた。
実施例11 ヘアリンス
下記処方のヘアリンスを調製した。このリンスは、毛髪にしっとり感、艶を付与し、な
めらかな指通りを付与することができるリンスであった。
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
1 ネオペンタン酸イソデシル 1.0
2 Plandool−H(日本精化) 0.5
3 セトリモニウムクロリド(30%) 5.2
4 オクチルデカノール 4.7
5 セタノール 2.8
6 ステアルトリモニウムクロリド 0.6
7 オクタン酸セチル 0.3
8 スクワラン 0.3
9 ミリスチル硫酸Na 0.2
10 セテス−40 0.1
11 オレス−5 0.1
12 セチル硫酸Na 0.1
13 クエン酸 0.1
14 メチルパラベン 0.1
15 精製水 合計で100となる量
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(調製方法)
No.1〜12を約80℃に加温し、溶解させた(A部)。別容器にNo.14〜15を
約80℃に加温し溶解させた(B部)。A部にB部を攪拌しながら、徐々に加え均一に混
合し、その後No.13を添加し攪拌した後、急冷した。
実施例12 毛髪脱色剤(2剤式)
下記処方の毛髪脱色剤(2剤式)を調製した。この毛髪脱色剤(2剤式)は、毛髪に施術
することにより、毛髪のダメージを抑制し、毛髪に柔軟性、すべり感等の良好な感触を付
与できる脱色剤であった。
(1剤)
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
1 ネオペンタン酸イソデシル 0.5
2 ポリオキシエチレンオレイルエーテル 52.0
3 アンモニア水(25%) 25.5
4 セトリモニウムクロリド(30%) 10.0
5 エタノール 10.0
6 精製水 合計で100となる量
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(調製方法)
各成分を均一に攪拌、混合した。
(2剤)
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
1 過酸化水素水 17.0
2 セトリモニウムクロリド(30%) 10.0
3 セタノール 3.0
4 セテス−2 1.0
5 セテス−20 1.0
6 ピロリン酸Na 0.1
7 ジエチレントリアミン五酢酸 0.1
8 クエン酸 適量
9 精製水 合計で100となる量
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(調製方法)
各成分を均一に混合し、クエン酸でpHを3.5〜4.0に調整した。
(配合比)
1剤:2剤=1:7
実施例13 毛髪脱色剤(3剤式)
本発明の化粧料製造用組成物を用いて、下記処方の毛髪脱色剤(3剤式)を調製した。
なお、1剤、2剤は実施例12の1剤、2剤を用いた。この毛髪脱色剤(3剤式)は、毛
髪に施術することにより、毛髪のダメージを抑制し、毛髪に柔軟性、すべり感等の良好な
感触を付与できる脱色剤であった。
(3剤)
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
1 過硫酸アンモニウム 65.0
2 炭酸ナトリウム 35.0
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(調製方法)
各成分を均一に混合した。
(配合比)
1剤:2剤:3剤=3:6:1
実施例14 酸化染毛剤
下記処方の酸化染毛剤を調製した。この酸化染毛剤は、毛髪に施術することにより、毛
髪に柔軟性、すべり感等の良好な感触を付与できる酸化染毛剤であった。
(1剤)
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
1 ネオペンタン酸イソデシル 0.5
2 セトリモニウムクロリド(25%) 24.0
3 セタノール 9.0
4 オクチルデカノール 9.0
5 モノエタノールアミン 3.8
6 アンモニア水 2.0
7 ミリスチル硫酸Na 1.5
8 オレス−20 1.4
9 塩酸トルエン−2、5−ジアミン 1.0
10 レゾルシン 1.0
11 メタアミノフェノール 0.5
12 パラアミノフェノール 0.2
13 オルトアミノフェノール 0.1
14 アスコルビン酸 0.2
15 香料 0.1
16 精製水 合計で100となる量
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(調製方法)
各成分を均一に混合した。
(2剤)
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
1 過酸化水素水 17.0
2 セトリモニウムクロリド(25%) 10.0
3 セタノール 3.0
4 オレス−2 1.0
5 オレス−20 1.0
6 ピロリン酸Na 0.1
7 ジエチレントリアミン五酢酸 0.1
8 クエン酸(50%) 適量
9 精製水 合計で100となる量
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(調製方法)
各成分を均一に混合し、クエン酸でpHを3.5〜4.0に調整した。
(配合比)
1剤:2剤=1:1
実施例15 酸性染毛剤
下記処方の酸性染毛剤を調製した。この酸性染毛剤は、毛髪に施術することにより、毛
髪に柔軟性、すべり感等の良好な感触を付与できる酸性染毛剤であった。
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
1 ネオペンタン酸イソデシル 0.5
2 N−メチルピロリドン 15.0
3 ベンジルアルコール 8.0
4 クエン酸 1.0
5 褐色201号 0.13
6 黒色401号 0.05
7 精製水 合計で100となる量
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(調製方法)
各成分を均一に混合した。
実施例16 システイン系パーマ剤
下記処方のシステイン系パーマ剤を調製した。このシステイン系パーマ剤は、毛髪に施
術することにより、柔軟性、すべり感等の良好な感触を付与でき、ウェーブ形成を持続さ
せることのできるパーマ剤であった。
(1液)
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
1 ネオペンタン酸イソデシル 0.5
2 モノエタノールアミン 4.5
3 L−システイン塩酸塩 3.2
4 アセチルシステイン 2.5
5 オレス−20 2.0
6 チオグリコール酸アンモニウム液(50%) 1.9
7 PEG−20ソルビタンココエート 1.0
8 アンモニア水(28%) 0.3
9 精製水 合計で100となる量
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(調製方法)
各成分を均一に攪拌、混合した。
(2液)
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
1 ネオペンタン酸イソデシル 0.5
2 安息香酸Na 0.2
3 エデト酸2Na 0.1
4 リン酸二アンモニウム 0.1
5 エマコールTS−703(山栄化学) 2.0
6 ステアリルトリモニウムクロリド(50%) 2.0
7 臭素酸Na 10.0
8 エマコールNZ(山栄化学) 4.0
9 オレス−20 3.0
10 精製水 合計で100となる量
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(調製方法)
No.10の大部分をとり、約60℃に加温し、No.1〜3を加え溶解させた後No.
4を加え溶解させた。次いでNo.5、6を加え、加温、溶解させ、徐冷しながら40℃
付近でNo.7〜9を加え均一にさせた。残りのNo.10を加え、均一に混合し、冷却
した。
実施例17 チオグリコール酸系パーマ剤
下記処方のチオグリコール酸系パーマ剤を調製した。このチオグリコール酸系パーマ剤
は、毛髪に施術することにより、毛髪にすべり感、柔らかさ与えるパーマ剤であった。
(1液)
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
1 ネオペンタン酸イソデシル 1.0
2 ポリクオタニウム−22 2.0
3 モノエタノールアミン 1.0
4 アンモニア水(28%) 1.0
5 PEG−50水添ヒマシ油 0.2
6 炭酸水素アンモニウム 2.0
7 リン酸2Na 0.5
8 チオグリコール酸アンモニウム水溶液(50%) 11.5
9 システイン 1.5
10 EDTA−4Na 0.15
11 水酸化Na 0.25
12 ポリクオタニウム−10 0.1
13 精製水 合計で100となる量
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(調製方法)
No.13の大部分にNo.11を溶解させ、次いでNo.12を少量ずつ加えて溶解さ
せ、さらにNo.8〜10を加え溶解させた(A部)。別容器にNo.13の残りを取り
、No.6、7を加え、加温、溶解させた(B部)。別容器にNo.1〜5を加え、約5
0℃に加温し、溶解させた(C部)。A部にB部を加え、均一に混合させた後、C部を徐
々に加え、均一に混合した。
(2液)
実施例16の2液を使用した。
実施例18 ストレートパーマ剤(カチオンタイプ)
下記処方のストレートパーマ剤(カチオンタイプ)の1液、2液を調製した。このスト
レートパーマ剤は、施術時はしっかり毛髪を保持でき、洗い流した後はすべり感に優れる
ものであった。
(1液)
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
1 ネオペンタン酸イソデシル 0.5
2 セタノール 5.0
3 ステアルトリモニウムクロリド 2.4
4 セテス−20 2.4
5 TRIBEHENIN PEG−20 ESTERS 2.0
6 セテス−6 0.8
7 ラウリン酸モノイソプロパノールアミド 0.8
8 PEG−60水添ヒマシ油 0.4
9 チオグリコール酸アンモニウム液(50%) 13.5
10 モノエタノールアミン 1.7
11 ポリクオタニウム−6 1.3
12 加水分解ダイズタンパク 1.0
13 EDTA−4Na 0.1
14 アンモニア水(28%) 1.1
15 精製水 合計で100となる量
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(調製方法)
No.15の大部分を約80℃に加温した(A部)。別容器にNo.1〜8を加え加温し
、溶解させた(B部)。別容器にNo.15の残り、No.9〜13を加え、均一に溶解
させた(C部)。A部にB部を加え、混合攪拌し、約45℃付近でC部を加え、均一に混
合した。室温まで冷却した後、No.14を加えた。
(2液)
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
1 ネオペンタン酸イソデシル 1.5
2 セタノール 5.0
3 エマコール VT−20(山栄化学) 5.0
4 ジメチコン(200cst) 2.0
5 トリオクタノイン 2.0
6 オクチルデカノール 0.6
7 セテス−20 0.5
8 リン酸二アンモニウム 0.2
9 安息香酸Na 0.15
10 臭素酸Na 8.0
11 精製水 合計で100となる量
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(調製方法)
No.1〜7を加え、約70℃に加温し、溶解させた(A部)。別容器にNo.11の大
部分をとり、約70℃に加温し、No.8、9を加え溶解させた(B部)。別容器にNo
.11の残りをとり、約60℃に加温し、No.10を加え溶解させた(C部)。約70
℃でA部にB部を加え、粘度が高くなるまで攪拌した。60℃まで冷却し、攪拌しながら
C部を加え均一に混合した。温度が約50℃まで低下した後、急冷した。
実施例19 カール剤
下記処方のカール剤を製造した。このカール剤1液、2液を毛髪に用いることにより、
良好な柔軟性、すべり感、しっとりとした風合い、良好な仕上がり感でカールさせること
が出来た。
(1液)
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
1 システアミン塩酸塩 2.0
2 DLシステイン 0.4
3 モノエタノールアミン 0.9
4 アンモニア水(28%) 0.5
5 POE(20)ヤシ油脂肪酸ソルビタン 0.5
6 香料 0.1
7 塩化ジアリルアンモニウム・アクリル酸共重合体 1.0
8 エマコールVT−20(山栄化学) 3.0
9 オレス−20 0.5
10 オレス−50 0.2
11 ネオペンタン酸イソデシル 0.5
12 ラノリン脂肪酸オクチルドデシル 0.3
13 ステアリン酸ソルビタン 0.2
14 エデト酸4Na(4水塩) 0.1
15 リン酸アンモニウム 0.5
16 精製水 合計で100となる量
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(調製方法)
No.16の一部(20%分)にNo.1〜3を加えて溶かし、予め別の容器でNo.
16の一部(10%分)にNo.14、15を加えて溶かしたものを、約40℃で加えて
均一に溶解させた(A部)。別の容器でNo.16の残りを約75℃に加温した(B部)
。別の容器にNo.8〜13を取り、約75℃に加温して溶解させた(C部)。C部にB
部を加えて乳化させよく攪拌混合した後、40℃まで冷却してA部を加えて均一に攪拌し
た。次にNo.7を加えて攪拌し、次いでNo.5、6を加え、更にNo.4を加えて均
一に攪拌混合し、pH9.0〜9.5に調整することにより、目的のカール剤1液を得た

(2液)
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
1 EDTA−2Na 0.1
2 臭素酸Na 4.0
3 リン酸アンモニウム 0.5
4 クオタニウム−33(日本精化 カチオンNH) 2.0
5 セトリモニウムクロリド(30%) 1.0
6 オレス−50 0.2
7 ジメチコンコポリオール 0.5
8 安息香酸Na 0.15
9 精製水 合計で100となる量
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(調製方法)
No.4〜7を約80℃に加温し溶解させた(A部)。別の容器にNo.9の一部(7
0%)とNo.1、8を加え、約80℃に加温し溶解させた(B部)。さらに別の容器に
No.9の残りとNo.2、3を加え、約50℃に加温し溶解させた(C部)。A部にB
部を加えて均一に混合攪拌し乳化させた後、40℃になったらC部を加えてよく混合し、
室温にてpH6.5〜6.8に調整することにより、目的のカール剤2液を得た。
実施例20 パール状シャンプー
下記処方のパール状シャンプーを調製した。このシャンプーは、泡立ちも良く、すすぎ
時から乾燥後までつるっとした感触が持続するものであった。
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

ココイルメチルタウリンNa(30%) 8.0
コカミドプロピルベタイン(30%) 5.0
ラウロイルメチルアラニンNa 5.0
コカミドDEA 3.0
ポリオキシエチレンセトステアリルエーテル 1.6
ジステアリン酸エチレングリコール 2.0
ネオペンタン酸イソデシル 0.5

クオタニウム−33(日本精化 カチオンNH) 0.4
クエン酸 適量
精製水 合計で100となる量
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(調製方法)
A、B(クエン酸を除く)をそれぞれ約80℃に加温し溶解した。AにBを徐々に加えて
均一に混合し、Bのクエン酸を加え1分間攪拌後冷却した。
実施例21 ヘアシャンプー
下記処方のヘアシャンプーを調製した。このシャンプーは、泡立ちも良く、すすぎ時か
ら乾燥後までつるっとした感触が持続するものであった。
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
ラウレス硫酸ナトリウム(30%) 8.0
ココアンホ酢酸Na(40%) 5.0
ラウロイル−N−メチル−β−アラニンナトリウム 5.0
1,3−ブチレングリコール 3.5
香料、色素、防腐剤 微量
ネオペンタン酸イソデシル 0.5
カチオン化セルロース 0.25
精製水 合計で100となる量
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(調製方法)
全成分を均一に混合した。
実施例22 ヘアシャンプー
下記処方のヘアシャンプーを調製した。このシャンプーは、泡立ちも良く、すすぎ時か
ら乾燥後までつるっとした感触が持続するものであった。
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
ラウリル硫酸トリエタノールアミン(40%) 10.0
コカミドプロピルベタイン(30%) 2.8
ラウラミドDEA 3.0
ネオペンタン酸イソデシル 0.4
クエン酸 0.1
青色1号 微量
香料 0.5
精製水 合計で100となる量
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(調製方法)
全成分を均一に混合した。
実施例23 ヘアシャンプー
下記処方のヘアシャンプーを調製した。このシャンプーは、泡立ちも良く、すすぎ時か
ら乾燥後までつるっとした感触が持続するものであった。
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
N−ラウロイル−N−メチルアラニンナトリウム 7.0
N−ラウロイルメチルタウリンナトリウム 3.5
ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン 5.0
コカミドプロピルベタイン(30%) 2.3
ネオペンタン酸イソデシル 0.4
黄色4号 微量
香料 0.4
精製水 合計で100となる量
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(調製方法)
全成分を均一に混合した。
実施例24 ヘアリンス
下記処方のヘアリンスを調製した。このリンスは、毛髪にしっとり感、艶を付与し、な
めらかな指通りを付与することができるものであった。
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

セトリモニウムクロリド(30%) 5.2
ステアルトリモニウムクロリド(63%) 0.6
セタノール 2.8
オクチルドデカノール 4.7
スクワラン 0.3
ネオペンタン酸イソデシル 2.0
オレス−5 0.1
セテス−20 0.1
ミリスチル硫酸Na 0.2
セチル硫酸Na 0.1

クエン酸 0.1
精製水 合計で100となる量
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(調製方法)
A、B(クエン酸を除く)をそれぞれ約80℃に加温して溶解した。A部にB部を徐々に
加えて均一に混合し、クエン酸を添加し1分間攪拌後冷却した。
実施例25 ヘアリンス
下記処方のヘアリンスを調製した。このリンスは、毛髪にしっとり感、艶を付与し、な
めらかな指通りを付与することができるものであった。
成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

ベヘントリモニウムクロリド(80%) 2.0
セタノール 3.0
シクロメチコン 4.5
ネオペンタン酸イソデシル 0.5
ステアリン酸グリセリル(SE) 1.0

プロピレングリコール 3.0
防腐剤、色素 微量
香料 0.3
精製水 合計で100となる量
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(調製方法)
A、B(香料を除く)をそれぞれ75℃で混合溶解した。A部とB部を混合し、冷却後、
香料を添加して製造した。

本発明により、シリコーンと同様の感触向上効果を持ち、更に、ビルドアップ性が少な
く、染毛剤またはパーマネントウエーブ剤の効果を阻害しない非シリコーン化合物を含有
する毛髪化粧料、及び、上記効果を有する非シリコーン化合物を有効成分とするシリコー
ン類似感触付与剤を得ることができる。

Claims (9)

  1. ネオペンタン酸と炭素数10〜13の分岐アルコールとのエステルを含有する毛髪化粧
    料。
  2. ネオペンタン酸と炭素数10〜13の分岐アルコールとのエステルがネオペンタン酸イ
    ソデシルである請求項1記載の毛髪化粧料。
  3. 毛髪化粧料が洗い流すものである請求項1または2に記載の毛髪化粧料。
  4. 毛髪化粧料がヘアリンス、ヘアトリートメント、ヘアパック、またはヘアコンディショ
    ナーである請求項1〜3のいずれかに記載の毛髪化粧料。
  5. ネオペンタン酸と炭素数10〜13の分岐アルコールとのエステルに加え、次の(a)
    〜(c)を含有する請求項1〜3のいずれかに記載の毛髪化粧料。(a)一般式(1)で
    表される第四級アンモニウム塩
    Figure 2005154286
    (式中、R1は炭素数12〜22の炭化水素基、又は、基R3CONH(CH2)m−(
    R3は炭素数11〜31の炭化水素基、mは2又は3の整数を示す)を示し、R2はメチ
    ル基、エチル基又は炭素数12〜22の炭化水素基を示し、Xはハロゲン原子、メチル硫
    酸残基、又はエチル硫酸残基を示す)、
    及び、一般式(2)で表されるアミドアミン
    Figure 2005154286

    (式中、R4は炭素数11〜31の炭化水素基、R5はメチル基又はエチル基、nは2又
    は3の整数を示す)若しくはその塩から選ばれる1種又は2種以上、
    (b)炭素数14〜22の高級アルコール
    (c)水
  6. 毛髪化粧料が水中油型エマルションの剤形である請求項1〜5のいずれかに記載の毛髪
    化粧料。
  7. 毛髪化粧料が毛髪にシリコーン類似の感触を付与するものである請求項1〜6のいずれ
    かに記載の毛髪化粧料。
  8. ネオペンタン酸と炭素数10〜13の分岐アルコールとのエステルからなるシリコーン
    類似感触付与剤。
  9. 請求項8のシリコーン類似感触付与剤を含有する毛髪化粧料。
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