JP2011098928A - 毛髪化粧料 - Google Patents

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Abstract

【課題】
毛髪に対して、しっとり感、自然なつやを与え、べたつきは感じず、さらに、柔軟性、なめらかさ、毛髪内部への浸透実感、保存安定性に優れた毛髪化粧料を提供する。
【解決手段】次の成分(A)〜(D)を含有することを特徴とする毛髪化粧料。
(A)カチオン性界面活性剤、
(B)炭素数14〜22の高級アルコール、
(C)分岐脂肪酸の炭素数2〜6のアルキルエステル、
(D)α−オレフィンオリゴマー
【選択図】なし

Description

本発明は毛髪化粧料に関する。
毛髪になめらかさや光沢を付与し、くし通りや指通りをよくするために、コンディショニング効果を持つ毛髪化粧料が用いられている。この毛髪のケアには、一般的に、洗い流すタイプ(リンスオフタイプ)と洗い流さないタイプ(リーブオンタイプ)がある。これら毛髪化粧料の多くは、主成分として第4級アンモニウム塩が配合されており、これが毛髪に吸着することにより、前記コンディショニング効果が得られる。また、なめらかさ、しっとり感、まとまりやすさ等を向上させる目的で、高級アルコールを配合して第4級アンモニウム塩とのいわゆるゲル状の複合体を形成させ、その中に液状油分、ワックス、シリコーン化合物、天然及び合成高分子を適宜添加することも知られている。
洗い流さないタイプの毛髪化粧料は、すすぎ過程がないため、毛髪に塗布してから乾燥仕上げするまでの過程で、しっとり感よりむしろ重さやべたつきを感じたり、また毛髪内部への浸透実感が薄い等の課題があった。
逆に、リンスオフタイプの毛髪化粧料は、塗布時及びすすぎ時において、毛髪がべたつかずにしっとり感やなめらかさ等を付与することはできるが、洗い流すため効果を感じにくく、タオルドライ及び乾燥後は、髪がパサついたり、まとまりにくい、翌朝スタイリングが決まらないなどの課題があった。
上述のような課題を解決する目的で、カチオン界面活性剤と高級アルコールを骨格とする系に、アミノ酸やアミノ酸誘導体を配合したもの(例えば、特許文献1)、水溶性高分子を配合したもの(例えば、特許文献2)、液状の脂肪酸とエステル油を併用した毛髪化粧料(例えば、特許文献3、4)等が知られている。
一方、油性成分を配合することにより、べたつきや重さを感じることがあるため、揮発性油分と不揮発性油分を混合し、重さを軽減したもの(例えば、参考文献5)、粉体と揮発性油分を組み合わせたもの(例えば、特許文献6)が知られている。
特開2008−231019号公報 特開2007−169192号公報 特開2008−127337号公報 特開2005−154286号公報 特開2009−161488号公報 特開2003−342130号公報
しかしながら、揮発性油分や粉体を配合した毛髪化粧料は、揮発性油分を配合したためしっとり感を失ったり、粉体を配合したためツヤがなくなり、パサつきを感じ、毛髪内部への水分等の浸透を実感することができず、充分満足できるものではなかった。
従って、本発明の課題は、毛髪に対して、しっとり感、自然なつやを与え、べたつきは感じず、さらに、柔軟性、なめらかさ、毛髪内部への浸透実感、保存安定性に優れた毛髪化粧料を提供することにある。
本発明者は、かかる事情に鑑み鋭意検討した結果、(A)カチオン性界面活性剤と(B)炭素数14〜22の高級アルコールに、(C)分岐脂肪酸の炭素数2〜6のアルキルエステルと(D)α−オレフィンオリゴマーを組み合わせることにより、毛髪の自然なつやが得られ、かつ毛髪内部への浸透実感を十分実感できる毛髪化粧料が得られることを見出し、本発明を完成した。
すなわち、本発明は、次の成分(A)〜(D)
(A)カチオン性界面活性剤、
(B)炭素数14〜22の高級アルコール、
(C)分岐脂肪酸の炭素数2〜6のアルキルエステル、
(D)α−オレフィンオリゴマー
を含有することを特徴とする毛髪化粧料を提供するものである。
本発明の毛髪化粧料は、洗い流さないタイプ及び洗い流すタイプのどちらの形態で使用しても、毛髪に対して、しっとり感、自然なつやを与え、べたつきは感じず、さらに、柔軟性、なめらかさ、毛髪内部への浸透実感、保存安定性に優れるものである。
以下、本発明の構成について詳述する。
本発明に用いられる(A)成分であるカチオン性界面活性剤は、毛髪に柔軟性を与えるとともに、水中油型乳化物における連続相のゲル化に寄与する成分であり、水中油型乳化物の安定性に寄与する。
(A)成分としては、第四級アンモニウム塩、脂肪酸アミドアミン塩等が挙げられる。このうち、第四級アンモニウム塩としては、塩化ラウリルトリメチルアンモニウム、塩化セチルトリメチルアンモニウム、塩化ベヘニルトリメチルアンモニウム、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、メチル硫酸ベヘニルトリメチルアンモニウム、臭化ステアリルトリメチルアンモニウム、臭化ラウリルトリメチルアンモニウム、塩化ジアルキルジメチルアンモニウム、ジベヘニルイミダゾリニウムメトサルフェート(クオタニウム−91)、エチル硫酸ラノリン脂肪酸アミノプロピルエチルジメチルアンモニウム、セチルトリメチルアンモニウムサッカリン、ステアリルトリメチルアンモニウムサッカリン等のサッカリン塩等が挙げられる。また、脂肪酸アミドアミン塩としては、ステアリン酸ジメチルアミノアルキルアミド中和物等が挙げられる。これら(A)成分は、単独で配合してもよいし、2種以上を組み合わせて配合してもよい。また、これら(A)成分の中でも、得られる乳化物の安定性と毛髪のコンディショニング効果とがバランスよく得られるという観点から、第四級アンモニウム塩が好ましく、塩化C8−C22アルキルトリメチルアンモニウムがより好ましく、特に塩化ベヘニルトリメチルアンモニウムが好ましい。
本発明における(A)成分の好ましい含有量は、所望の効果が付与されるのであれば特に限定されないが、毛髪化粧料の総量を基準として0.1〜5質量%(以下%と略記)であり、より好ましくは0.2〜3%である。この範囲内であれば安定した乳化物を得ることができ、毛髪に対する優れたコンディショニング効果を得ることができる。
本発明に用いられる(B)成分である炭素数14〜22の高級アルコールは、毛髪の状態を整えるとともに、水中油型乳化物における連続相のゲル化に寄与する成分である。
(B)成分としては、炭素数14〜22の直鎖又は分岐鎖の飽和又は不飽和の高級アルコールが挙げられ、具体的には、ミリスチルアルコール(炭素数14)、セタノール(炭素数16)、ステアリルアルコール(炭素数18)、オレイルアルコール(炭素数18)、ベヘニルアルコール(炭素数22)等が挙げられる。これらは、単独で配合してもよいし、2種以上を組み合わせて配合してもよい。また、これらの(B)成分の中でも、得られる水中油型乳化物の安定性、毛髪へのコンディショニング効果の観点から、2種以上組み合わせて配合することが好ましく、特に、炭素数16〜18のものから選ばれる2種以上を配合することが好ましい。
本発明における(B)成分の好ましい含有量は、所望の効果が付与されるのであれば特に限定されないが、毛髪化粧料の総量を基準として0.5〜15%、であり、より好ましくは1〜10%である。この範囲内であれば、安定性に優れた乳化物を得ることができ、毛髪に対する優れたコンディショニング効果を得ることができる。
本発明においては、直鎖脂肪酸エステルではなく、分岐脂肪酸のエステルを用いることが重要であり、(C)分岐脂肪酸の炭素数2〜6のアルキルエステルを配合することによって、べたつかず、毛髪にしっとり感を付与し、毛髪のパサつきを抑制することができる。また、当該(C)成分は、他の成分との相溶性に優れ、系の安定化にも寄与する。
(C)成分の分岐脂肪酸部分としては、炭素数4〜22の分岐脂肪酸が挙げられ、炭素数8〜22の分岐脂肪酸がより好ましく、炭素数14〜18の分岐脂肪酸が特に好ましい。分岐脂肪酸の具体例としては、例えば、イソステアリン酸、2−エチルヘキサン酸(オクタン酸)、イソペラルゴン酸、ジメチルオクタン酸、ネオペンタン酸、イソパルミチン酸等が挙げられる。アルキル部分としては、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソブチル、tert−ブチル、n−ペンチル、n−ヘキシル等が挙げられる。(C)成分の具体例としては、イソステアリン酸エチル、イソステアリン酸イソプロピル、イソステアリン酸ブチル、イソステアリン酸ヘキシル等を例示することができる。これらの中でも、イソステアリン酸イソプロピルが最も好ましい。
これら(C)成分は、単独で配合してもよいし、2種以上を組み合わせて配合してもよい。
本発明における(C)成分の好ましい含有量は、所望の効果が付与されるのであれば特に限定されないが、べたつきを抑え、毛髪にしっとり感を付与する観点から、毛髪化粧料の総量を基準として、0.1〜15%であり、より好ましくは0.5〜10%であり、さらに好ましくは1〜10%である。この範囲内であれば、べたつかず、毛髪にしっとり感を付与することができる。
本発明に用いられる(D)成分であるα−オレフィンオリゴマーは、炭素数4〜12の直鎖脂肪族α−オレフィンを重合し水素添加したものである。α−オレフィンオリゴマーは、スクワランのような感触を有しており、ポリブテンやポリイソブチレンと比較して、耐熱性,酸化安定性に優れるため加熱した際の原料臭が低い、流動点が低く温度による粘性の変化が小さい、という特徴を有している。毛髪化粧料に配合した際も原料臭の低減,酸化安定性の向上、高温での変臭、変色が少ない、といった特性を付与することができる。本発明においては毛髪のツヤ感を向上させるものであり、通常の化粧料に用いられるものであれば何れのものも使用することができる。
本発明の毛髪化粧料に使用される成分(D)のα−オレフィンオリゴマーの分子量は、質量平均分子量300〜60,000であるものを用いることができ、特に300〜10,000であるものを用いることが好ましい。この範囲であれば、毛髪に対して均一で自然なツヤを付与することができる。
これら(D)成分は、単独で配合してもよいし、2種以上を組み合わせて配合してもよい。
また(D)成分は、市販品を用いることもでき、例えば、PureSyn100(質量平均分子量:約6700)、PureSyn150(質量平均分子量:約9200)、PureSyn300(質量平均分子量:約14000)、PureSyn1000(質量平均分子量:約31000)、PureSyn3000(質量平均分子量:約55000)(Mobil Chemicals社製)、ノムコートHPD−C(質量平均分子量:約660)(日清オイリオグループ社製)、Silkflo 364NF Polydecene(質量平均分子量:約450)、Silkflo 366NF Polydecene(質量平均分子量:約550)(Lipo Chemicals社製)等が挙げられる。
本発明における(D)成分の好ましい配合量は、毛髪化粧料の総量を基準として0.1〜10%であり、より好ましくは0.5〜5%である。この範囲内であれば、毛髪に自然なツヤを付与し、べたつかず、毛髪にしっとり感を付与することができる。
本発明の毛髪化粧料には、上記の必須成分に加え、目的に応じて本発明の効果を損なわない量的、質的範囲で、粘度調整剤、髪質改良剤、乳化助剤、水性成分、紫外線吸収剤、香料、殺菌剤、防腐剤、酸化防止剤、ヘアケア用の美容成分、抗老化薬剤、抗炎症剤、抗アンドロゲン剤、育毛剤、保湿剤、酸化防止剤、油性成分、界面活性剤、増粘剤、アルコール類、pH調整剤、乳化剤、粉末成分、色材、水、各種毛髪栄養剤、清涼剤、生薬抽出物やビタミン類等、毛髪用の化粧料において汎用である他の成分の配合が可能である。
配合できる成分の具体例を示せば、エデト酸二ナトリウム、エデト酸三ナトリウム、クエン酸ナトリウム、ポリリン酸ナトリウム、メタリン酸ナトリウム、グルコン酸等の金属封鎖剤、カフェイン、タンニン、ベラパミル、トラネキサム酸及びその誘導体、各種生薬、酢酸トコフェロール、グリチルリチン酸及びその誘導体又はその塩、グリチルレチン酸誘導体、サリチル酸誘導体、リゾフォスファチジルコリンやリゾフォスファチジン酸、大豆調製物等のラミニン5産生促進剤、グルコース、フルクトース、マンノース、ショ糖、トレハロース等の糖類、アルブチン、コウジ酸等の美白剤、ノニル酸ワレニルアミド、ニコチン酸ベンジルエステル、ニコチン酸β−ブトキシエチルエステル、カプサイシン、ジンゲロン、カンタリスチンキ、イクタモール、カフェイン、タンニン酸、α−ボルネオール、ニコチン酸トコフェロール、イノシトールヘキサニコチネート、シクランデレート、シンナリジン、トラゾリン、アセチルコリン、ベラパミル、セファランチン、γ−オリザノール等の血行促進剤、硫黄、チアントール等の抗脂漏剤、多様な目的から、ヒノキチオール、酸化亜鉛、アラントイン、ウコン抽出物、ブナの芽抽出物、加水分解カゼイン、米抽出物加水分解液、米ぬか抽出物、トウニン抽出物、クララ抽出物、チオタウリン、ヒポタウリン、マジョラム抽出物、シリカ被覆酸化亜鉛、イチヤクソウ抽出物、キシリトール、アルギニン及びその塩酸塩、セリン、オウバク抽出成分、オウレン抽出成分、カッコン抽出成分、シコン抽出成分、シャクヤク抽出成分、センブリ抽出成分、バーチ抽出成分、セージ抽出成分、ビワ抽出成分、ニンジン抽出成分、アロエ抽出成分、ゼニアオイ抽出成分、アイリス抽出成分、ブドウ抽出成分、ヨクイニン抽出成分、ヘチマ抽出成分、ユリ抽出成分、サフラン抽出成分、センキュウ抽出成分、ショウキョウ抽出成分、オトギリソウ抽出成分、ローズマリー抽出成分、ニンニク抽出成分、トウガラシ抽出成分、トウガラシ抽出成分、ワレモコウ抽出成分、チンピ、トウキ等、レチノール、酢酸レチノール等のビタミンA類、リボフラビン、酪酸リボフラビン、フラビンアデニンヌクレオチド等のビタミンB2類、ピリドキシン塩酸塩、ピリドキシンジオクタノエート等のビタミンB6類、L−アスコルビン酸、L−アスコルビン酸時パルミチン酸エステル、L−アスコルビン酸−2−硫酸ナトリウム、L−アスコルビン酸リン酸エステル、DL−α−トコフェロール−L−アスコルビン酸リン酸ジエステルジカリウム等のビタミンC類、パントテン酸カルシウム、D−パントテニルアルコール、パントテニルエチルエーテル、アセチルパントテニルエチルエーテル等のパントテン酸類、エルゴカルシフェロール、コレカルシフェロール等のビタミンD類、ニコチン酸、ニコチン酸アミド、ニコチン酸ベンジル等のニコチン酸類、α−トコフェロール、酢酸トコフェロール、ニコチン酸DL−α−トコフェロール、コハク酸DL−α−トコフェロール等のビタミンE類、ビタミンP、ビオチン等のビタミン類なども適宜配合することができる。
本発明の毛髪化粧料は、前記成分を常法に従って混合することにより製造でき、水中油型乳化物の形態とするのが好ましい。また、本発明の毛髪化粧料は、ヘアトリートメント、ヘアコンディショナー、ヘアパック、ヘアマスク等として使用することができ、毛髪に適用後に洗い流すタイプにも洗い流さないタイプにもすることができるが、洗い流さないタイプとするのが特に好ましい。
以下、実施例により本発明を具体的に説明するが、これらの実施例により本発明の技術範囲が限定されるものではない。
実施例及び比較例に記載の「毛髪の柔軟性」「しっとり感」「自然なつや感」「べたつきのなさ」「なめらかさ」「毛髪への浸透実感」「保存安定性」に関する試験方法について以下に示す。また表1中の配合量は全て質量%で示す。
(1)官能試験
10名のパネラーを用いて、実施例及び比較例で示した毛髪化粧料を使用して、毛髪柔軟性、しっとり感、自然なつや感、べたつきのなさ、なめらかさ、毛髪への浸透実感について官能評価した。尚、評価基準は以下の通りである。
<評価基準>
◎:非常に良好〔良いと答えた被験者が8名以上〕
○:良好 〔良いと答えた被験者が6名以上8名未満〕
△:やや悪い 〔良いと答えた被験者が4名以上6名未満〕
×:悪い 〔良いと答えた被験者が4名未満〕
(2)保存安定性試験
実施例及び比較例の毛髪化粧料を100mLの透明ガラス製容器に入れて密封し、往復恒温槽(0℃〜45℃のサイクル恒温槽)に1ヶ月保存後、視覚判定及び実際の使用により、下記の基準で評価を行った。
<評価基準>
◎:外観の変化が全くなく、香りや使用性の変化もない。
○:外観の変化はほとんどなく、香りや使用性に若干の変化を感じる。
△:僅かに油浮きや分離が認められ、香りや使用性に変化を感じる。
×:明らかに油浮きや分離が認められ、香りや使用性に明らかな変化を感じる。
表1に記載の配合組成よりなる洗い流さないタイプの毛髪化粧料を常法に従って調製し、前記各試験を実施した。その結果を表1に併せて示す。
Figure 2011098928
表1より明らかなように、本発明の必須成分を配合した実施例はいずれも優れた性能を示していた。一方、本発明の必須成分を1つでも欠く比較例の毛髪化粧料は、いずれかの点で劣っており、本発明の目的を達成できなかった。本発明においては、特に分岐脂肪酸の炭素数2〜6のアルキルエステルとα−オレフィンオリゴマーを併用することが重要であることがわかる。
以下、常法により実施例を製造した。
実施例7(洗い流さないトリートメント)
(配合成分) (配合量 質量%)
塩化ベヘニルトリメチルアンモニウム(A) 2.0
セトステアリルアルコール(B) 4.0
イソステアリン酸エチル(C) 3.0
α−オレフィンオリゴマー(D) 3.0
(SILKFLO 366 NF、LIPO CHEMICAL社製)
グリセリン 2.0
マルチトール液 2.0
プロピレングリコール 1.0
ポリエーテル変性シリコン 1.0
(シリコンSS−2804、東レ・ダウコーニング社製)
ヒドロキシプロピルトリモニウムハニー 0.1
(ハニーコート50、Arch Personal Care Products L.P社製)
エチルグルコシド液 0.2
乳酸 0.1
加水分解シルク液 0.2
カワラヨモギエキス 0.2
ムラサキセンブリエキス 0.2
ユキノシタエキス 0.2
L−アルギニン 0.01
ハチミツ 0.2
ツバキエキス 0.2
セージ葉エキス 0.2
オレンジ果実エキス 0.2
レモンエキス 0.1
高重合ポリエチレングリコール 0.2
(ポリオックスWSR−303、U.C.C.社製)
メトキシケイヒ酸エチルヘキシル 0.2
フェノキシエタノール 0.3
クロルフェネシン 0.5
香料 0.2
純水 残部
実施例7の洗い流さないトリートメントについて前記試験を実施したところ、いずれも優れた性能を示していた。
実施例8(洗い流さないトリートメント)
(配合成分) (配合量 質量%)
塩化ステアリルトリメチルアンモニウム(A) 1.5
ベヘニルアルコール(B) 3.0
イソステアリン酸エチル(C) 2.5
α−オレフィンオリゴマー
(ノムコートHPD−C、日清オイリオグループ社製)(D)0.5
ジメチルポリシロキサン(100CS) 2.0
スクワラン 2.0
ポリエーテル変性シリコン 2.0
(シリコンFZ−2250、東レ・ダウコーニング社製)
水添ポリイソブテン 2.0
クエン酸 0.1
パンテノール 0.1
ホホバワックスPEG−120 0.1
ヒドロキシエチルセルロース 0.1
グルコシルトレハロース 0.1
加水分解コンキオリン液 0.2
加水分解大豆タンパク 0.2
加水分解コムギタンパク 0.2
加水分解トウモロコシタンパク 0.1
加水分解コラーゲン 0.1
ローヤルゼリーエキス 0.1
ヒアルロン酸ナトリウム 0.1
ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル 0.1
(ユビナールAplus、BASF社製)
メチルクロロイソチアゾリノン・メチルイソチアゾリノン液 0.1
(ROAM AND HAAS社製)
パラベン 0.3
香料 0.2
純水 残部
実施例8の洗い流さないトリートメントについて前記試験を実施したところ、いずれも優れた性能を示していた。
実施例9(洗い流すトリートメント)
(配合成分) (配合量 質量%)
塩化ステアリルトリメチルアンモニウム(A) 2.5
セタノール(B) 3.5
イソステアリン酸エチル(C) 2.5
α−オレフィンオリゴマー(D) 3.5
(SILKFLO 364 NF、LIPO CHEMICAL社製)
ラウレス−2 0.3
PEG−40水添ヒマシ油 0.3
ジグリセリン 2.0
イソステアリン酸 1.0
パラフィン 0.5
ホホバ油 1.0
オリーブ油 0.5
マカデミアナッツ油 0.2
クルミ種子油 0.2
ユチャ油 0.2
コメ胚芽油 0.1
イソドデカン 2.0
ワセリン 0.5
アミノ変性シリコン 1.0
(シリコンFZ−4676、東レ・ダウコーニング社製)
グリセリン変性シリコン 0.5
(ソフケアGS−G、花王社製)
ポリビニルピロリドン 0.5
オタネニンジンエキス 0.1
メントール 0.1
コメエキス 0.1
スギナエキス 0.1
コメヌカエキス 0.2
コムギ胚芽エキス 0.2
ノバラエキス 0.2
ヒオウギエキス 0.2
ベタイン 1.0
オキシベンゾン−9 0.1
(ユビナールDS−49、BASF社製)
サリチル酸 0.1
イソプロピルメチルフェノール 0.1
エデト酸二ナトリウム 0.01
香料 0.2
純水 残部
実施例9の洗い流すトリートメントについて前記試験を実施したところ、いずれも優れた性能を示していた。
上記各実施例で用いられた香料は下記のものである。
Figure 2011098928
以上詳述した如く、本発明により、毛髪に対して柔軟性を付与し、毛髪へしっとり感を与え、さらに毛髪のべたつきを抑え、自然なつやを与え、毛髪のなめらかさが持続し、毛髪内部への浸透を実感することができ、保存安定性にも優れているため、従来にない優れた使用感や仕上がり感が期待できる毛髪化粧料を提供できる。

Claims (3)

  1. 次の成分(A)〜(D)を含有することを特徴とする毛髪化粧料。
    (A)カチオン性界面活性剤、
    (B)炭素数14〜22の高級アルコール、
    (C)分岐脂肪酸の炭素数2〜6のアルキルエステル、
    (D)α−オレフィンオリゴマー
  2. (C)の分岐脂肪酸エステルが、炭素数14〜18の分岐脂肪酸の炭素数2〜6のアルキルエステルであることを特徴とする請求項1に記載の毛髪化粧料。
  3. 洗い流さない使用形態であることを特徴とする請求項1又は2に記載の毛髪化粧料。
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