JP2005230172A - 玉払出し装置の払出し制御方法、玉ホッパーの払出し制御方法および玉ホッパー - Google Patents
玉払出し装置の払出し制御方法、玉ホッパーの払出し制御方法および玉ホッパー Download PDFInfo
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Abstract
【課題】
この発明は、傾斜面上での玉の払出しに際して、傾斜面上で遅れ気味に転動して供給される初速のない玉の転動速度に合せたスプロケットの回転制御を実行することにより玉噛みを解消した円滑な払出しを行う。
【解決手段】
この発明は、傾斜面上に導かれた玉を玉払出し装置のモータに連結されたスプロケットの回転送りにより1個ずつ払出すとき、該スプロケットの回転が停止している回転待機状態から該スプロケットが回転し始めることに基づいて、それまでスプロケットで受止められて待機していた玉が前記傾斜面上を転動して前記スプロケットの凹部に入り込む玉の転動速度よりも、遅い回転速度にしてスプロケットを回転始動させる。
【選択図】 図8
この発明は、傾斜面上での玉の払出しに際して、傾斜面上で遅れ気味に転動して供給される初速のない玉の転動速度に合せたスプロケットの回転制御を実行することにより玉噛みを解消した円滑な払出しを行う。
【解決手段】
この発明は、傾斜面上に導かれた玉を玉払出し装置のモータに連結されたスプロケットの回転送りにより1個ずつ払出すとき、該スプロケットの回転が停止している回転待機状態から該スプロケットが回転し始めることに基づいて、それまでスプロケットで受止められて待機していた玉が前記傾斜面上を転動して前記スプロケットの凹部に入り込む玉の転動速度よりも、遅い回転速度にしてスプロケットを回転始動させる。
【選択図】 図8
Description
この発明は、例えばパチンコ遊技機の入賞玉の払出しや貸玉装置の貸玉の払出し動作を制御する玉払出し装置の払出し制御方法に関し、さらに詳しくは傾斜面上での玉払出し性能を高めた玉払出し装置の払出し制御方法、玉ホッパーの払出し制御方法および玉ホッパーに関する。
以下、パチンコ遊技機を例にとって説明する。
一般に、特許文献1に開示されるようなパチンコ遊技機は、パチンコ玉(以下、玉と称す)を遊技媒体として、パチンコ台の背面側からパチンコ台の前面側に玉を供給している。この玉の供給に際しては、図12に示すように、パチンコ遊技機121の背面上部に多数個の玉を貯留する貯留タンク122を設置し、この貯留タンク122へは上方の図示しない補給機構から玉を補給させて貯留し、これより貯留した玉を下方に払出すようにしている。この玉の払出しは、貯留タンク122から玉を一列に整列ガイドする整列通路123を介して、下方の玉払出し装置124に導き、ここで指定された玉数を払出して、パチンコ遊技機121の前面下部に突出する上皿または下皿に払出している。
一般に、特許文献1に開示されるようなパチンコ遊技機は、パチンコ玉(以下、玉と称す)を遊技媒体として、パチンコ台の背面側からパチンコ台の前面側に玉を供給している。この玉の供給に際しては、図12に示すように、パチンコ遊技機121の背面上部に多数個の玉を貯留する貯留タンク122を設置し、この貯留タンク122へは上方の図示しない補給機構から玉を補給させて貯留し、これより貯留した玉を下方に払出すようにしている。この玉の払出しは、貯留タンク122から玉を一列に整列ガイドする整列通路123を介して、下方の玉払出し装置124に導き、ここで指定された玉数を払出して、パチンコ遊技機121の前面下部に突出する上皿または下皿に払出している。
また、玉払出し装置124は、図13に示すように、降下通路131、スプロケット132、モータ133、計数センサ134により構成されており、降下通路131内を自重により真下に降下する玉Pは降下通路131の側方より臨ませたスプロケット132の凹部132aに入り、スプロケット132を一定量回転させることにより指定された玉数を払出している。
このように構成すると、玉Pは降下通路131を降下するときに玉の自重作用が十分に働いて、ほぼ自由落下に近い速度でスプロケット132の凹部132aに入る。よって、スプロケット132に対しては上方から玉が連続して落下供給されるため、玉Pの個別送りに適した円滑な玉供給力を確保できる。このため、玉は1個ずつ確実に凹部132aに入ってスプロケット132の爪132bと、これと対向する降下通路131との対向面間で玉Pが噛み込まれる状態(以下、玉噛みと称す)になる確率は極めて小さい。
しかし、上流位置の貯留タンクと、中間位置の整列通路と、下流位置の玉払出し装置とを同一傾斜面上に配列して小型化を図った先行出願の特許文献2に開示されるような玉ホッパーに適用した場合、同一傾斜面上を転動する玉を玉払出し装置の内部に位置するスプロケットの凹部に受入れ、モータの駆動によりスプロケットを回転させて玉を傾斜面上で払出すという払出し構造を有している。この傾斜面上での玉の払出しに際して、スプロケットの回転が停止している回転待機状態からスプロケットが回転し始めることに基づいて傾斜面上を転動してスプロケットの凹部に入り込む。このときの玉の転動速度は傾斜角度によって大きく左右され、傾斜角度を大きくとるとパチンコ台背面側の高さ方向の配置スペースを縮小できなくなる。このため、傾斜通路の汚れ、玉表面の汚れ、玉表面の傷、玉表面に刻まれた刻印といった転がり抵抗により玉の転動速度は変化しやすい。
このような転がり抵抗の影響を受けて、玉が停止状態からスプロケットの凹部に入り込む際の転動速度は乱れやすく、転動速度の遅い玉の場合、供給された玉はスプロケットの凹部に入る前にスプロケットの爪と通路底面との間で挟まれて玉噛みされてしまう。
一例をとって具体的に説明すると、ある一定の速度でモータを回転させ、このモータの回転に基づいてスプロケットを回転させて玉の払出しを行なった場合、玉がスプロケットの凹部に入り込む際の玉の転動速度が転がり抵抗によって大きく左右され、このときの転動速度が減速されてしまう現象を考察すると、その対象となる玉数は払出し開始直後の数個の玉に関して顕著に現れてくる。ことに汚れた玉に関しては、転がり抵抗が増大するため一層顕著に現れてくる。この原因は、払出し開始時の1個目の玉は初速がない状態から緩やかに転動を開始するため、この玉の転動速度が玉と傾斜通路との間の摩擦に大きく依存するためである。2個目の玉の転動速度は、玉1個分多く転動するため1個目より僅かに速くなるが未だ遅く不安定であり、払出し開始直後の数個の玉に関しては転動速度に影響を受けやすい。
この結果、図14に示すように、完全にスプロケット141の凹部142に玉Pが入り込む前にスプロケット141の爪143が先に玉Pに当り、スプロケット141の爪143と通路底面144との間で玉噛みしてしまうからである。よって、玉払出し動作に際して、単にモータを加速させるような制御では、モータの回転速度に対して玉の転動速度に遅れが生じ、結果的に玉噛みの原因になってしまう。
そこでこの発明は、傾斜面上での玉の払出しに際して、傾斜面上を遅れ気味に転動する玉の転動速度に合せたスプロケットの回転制御を可能にして玉噛みを解消した払出しを実行することができる玉払出し装置の払出し制御方法、玉ホッパーの払出し制御方法および玉ホッパーを提供することを目的とする。
この発明は、傾斜面上に玉を整列させて同傾斜面上の玉払出し装置に導き、この導かれた玉を該玉払出し装置のモータに連結されたスプロケットの回転送りにより1個ずつ払出すとき、該スプロケットの回転が停止している回転待機状態から該スプロケットが回転し始めることに基づいて前記傾斜面上を転動して前記スプロケットの凹部に入り込む玉の転動速度より遅い回転速度で前記スプロケットを回転始動させる玉払出し装置の払出し制御方法であることを特徴とする。
この発明によると、傾斜面上に導かれて払出し待機された初速のない玉をスプロケットの回転により払出すとき、このスプロケットの回転待機状態から該スプロケットが回転し始めることに基づいて、それまでスプロケットで受止められて待機していた玉は傾斜面上を転動し始め、このときにスプロケットの凹部に確実に入り込む玉の転動速度より遅い回転速度でスプロケットを回転始動させるため、仮に玉表面の汚れなどによる転がり抵抗があっても払出し開始直後の玉は確実にスプロケットの凹部に入り込む。その後はスプロケットの回転に伴って円滑に払出される。このため、玉噛みの恐れがなくなる。このように、傾斜面上での払出し開始直後の玉の転動速度が遅くても、その遅い玉の転動速度に合せたスプロケットの回転制御を行うため玉噛みのない安定した払出しを実行することができる。
この発明の別の構成では、多数個の玉をパチンコ台の上流側で貯留する貯留タンクと、前記貯留タンクに貯留されている玉を自重により傾斜面上を転動させながら下流側に導いて整列する整列部と、前記整列部の傾斜下流側に、傾斜面上を転動してきた玉をスプロケットの回転送りにより1個ずつ区切って定められた玉数を払出す玉払出し装置とを同一方向の傾斜面上に連設してなる玉ホッパーであって、前記玉払出し装置に導かれた玉を該玉払出し装置のモータに連結されたスプロケットの回転送りにより払出すとき、該スプロケットの回転が停止している回転待機状態から該スプロケットが回転し始めることに基づいて前記傾斜面上を転動して前記スプロケットの凹部に入り込む玉の転動速度より遅い回転速度で前記スプロケットを回転始動させる玉ホッパーの払出し制御方法であることを特徴とする。
ここで貯留タンクとは、パチンコ遊技機に遊技利用される玉の多数個を貯留許容できる大きさの凹形状を有して上流側に設置され、これより玉の自重を利用して下流側に玉を少しずつ供給するものである。
前記整列部とは、貯留タンクの下流側に接続され、前記貯留タンクより供給された玉を1列あるいは複数列に整列させて下流側の玉払出し装置に玉を安定供給するように整列させるものである。
前記玉払出し装置とは、整列部の下流側に接続され、ここに整列して導かれた玉をスプロケットの回転により払出し指定された数だけ下流側の受皿へと払出すものである。
この発明によると、パチンコ台の背面側に備えられる玉ホッパーの貯留タンクから傾斜面上を流下して整列部に導かれ、ここで整列して導かれた玉をスプロケットの回転により払出し動作するパチンコ遊技機に適用することができる。この場合も傾斜面上での払出し開始直後の玉の転動速度が遅くても、その遅い玉の転動速度に合せたスプロケットの回転制御を行うため玉噛みのない安定した払出しを実行することができる。
ことに、パチンコ遊技機に遊技利用された場合に、入賞毎、あるいは貸玉毎に頻繁に払出し動作を行う重要な部位であるため、信頼性の高い払出し性能の確保が要求されるが、その払出し時に懸念される玉噛み現象を分析して完全に玉噛み現象を回避できる払出し制御を構築しているため、パチンコ遊技機に組込まれる玉ホッパーへの利用に適している。
さらに、パチンコ遊技機に組込まれる玉ホッパーは、同一方向の傾斜面上に貯留タンクと整列部と玉払出し装置とを直列状態に組込んで構成しているため、これらを結ぶ同一方向の傾斜通路を短縮して小型化することができ、さらに高さ方向を短くしているためパチンコ台背面側に搭載する場合に高さ方向の配設スペースを小さくできる。したがって、パチンコ台背面側への取付けに適した小型で、しかも円滑な払出しを確保することができる。
この発明の別の構成では、多数個の玉をパチンコ台の上流側で貯留する貯留タンクと、前記貯留タンクに貯留されている玉を自重により傾斜面上を転動させながら下流側に導いて整列する整列部と、前記整列部の傾斜下流側に、傾斜面上を転動してきた玉をスプロケットの回転送りにより1個ずつ区切って定められた玉数を払出す玉払出し装置とを同一方向の傾斜面上に連設してなる玉ホッパーであって、前記玉払出し装置に導かれた玉を該玉払出し装置のモータに連結されたスプロケットの回転送りにより払出すとき、該スプロケットの回転が停止している回転待機状態から該スプロケットが回転し始めることに基づいて前記傾斜面上を転動して前記スプロケットの凹部に入り込む玉の転動速度より遅い回転速度で前記スプロケットを回転始動させる制御手段を備えたことを特徴とする。
この発明によると、制御手段によって傾斜面上での払出し開始直後の遅く転動する玉と、その後に少し遅く転動する玉と、正規の速度で転動する玉とに応じたスプロケットの回転速度に制御できるため、玉の転がり抵抗の影響にかかわらず、玉を下流側に円滑に払出し動作することができる。
この発明の別の構成の制御手段では、制御手段によって傾斜面上での スプロケットの回転が停止している回転待機状態から回転始動させるときのモータの立上げ回転速度を、前記スプロケットの回転始動により初期払出しされる玉数個分に相当する回転始動時間だけ緩やかに回転駆動させることを特徴とする。
この発明によると、制御手段によって傾斜面上での払出し開始直後の遅い転動速度の数個の玉数だけに対応して緩やかにスプロケットを回転させて、スプロケットの凹部への玉の入り込みを確実にしてから払出すことができる。
具体的には、例えば玉ホッパーの小型化に適した5〜8度程度の傾斜角度に設定した場合、1個目の玉は初速がないため傾斜角度に応じた自重のみが働いた転動速度になり、非常にゆっくりと転動する。このため、スプロケットの回転速度を低速に回転始動させる必要がある。これに対し、2個目の玉は通路上流側から連なる玉の圧力を受けて加速されるため、2個目の玉の転動速度は1個目の玉の転動速度に比べて少し速くなる。さらに、3個目の玉以降は後続の玉の加圧力を受けながら転動するので十分な転動速度が得られる。よって、玉2個までのスプロケットの回転制御を行えば、玉噛みのない円滑な払出しを確保できる。
この発明の別の構成の制御手段では、スプロケットの回転が停止している回転待機状態から回転始動させるときのモータの立上げ回転速度を、前記スプロケットの回転始動により初期払出しされる玉数個分に相当する回転始動時間だけ、正規の払出し回転速度に至るまで段階的に切換えて回転駆動させることを特徴とする。
この発明によると、制御手段によって傾斜面上での払出し開始直後の遅い転動速度の数個の玉数だけに対応して低速から正規の回転速度へと段階的に立上げてスプロケットを回転制御するため、その個々に異なる遅い玉の転動速度に合せた回転速度にて払出すことができる。このため、玉を1つずつ確実にスプロケットの凹部で捉えて送り動作することができ、より一層、信頼性の高い安定した払出しを実行することができる。
この発明によれば、傾斜面上での払出し開始直後の玉の転動速度が遅くても、その玉の転動速度に合せた回転速度にスプロケットを回転制御することができるため、玉払出し装置が抱える払出し開始直後の玉噛み現象を回避することができる。このため、信頼性の高い安定した払出しを実行することができる。
この発明の一実施例を以下図面に基づいて説明する。
図1はパチンコ遊技機のパチンコ台11Aの背面側上部に装備される玉ホッパー11を示す。この玉ホッパー11は、図2および図3に示すように、上流側の貯留タンク12と下流側の玉払出し装置13とを一体化して構成され、これらは横長に設置した大きな貯留タンク12の台端側に小さな玉払出し装置13を連結して小型化した単体構成をとっている。
図1はパチンコ遊技機のパチンコ台11Aの背面側上部に装備される玉ホッパー11を示す。この玉ホッパー11は、図2および図3に示すように、上流側の貯留タンク12と下流側の玉払出し装置13とを一体化して構成され、これらは横長に設置した大きな貯留タンク12の台端側に小さな玉払出し装置13を連結して小型化した単体構成をとっている。
上述の貯留タンク12は、上面を開放した先細の凹形状を有し、この上面開放部に対して上方の図示しない補給機構から玉が補給され、ここで多数個の玉を貯留する。この貯留タンク12に貯留された玉Pは自重により転動して上流側から下流側の玉払出し装置13へと導くように構成している。
この場合、玉Pを上流側から下流側に円滑に通過させるために玉払出し装置13の前段には整列通路14を有している。この整列通路14は貯留タンク12の先端部に細長い整列用の通路を一体に突出させて構成している。
ところで、上流側の貯留タンク12内のタンク底面から下流側の玉払出し装置13の玉を払出す底面にかけては、同一傾斜方向に緩やかに傾斜させて直進する長い同一傾斜通路Lを設けている。
この同一傾斜通路Lは、貯留タンク12と整列通路14と玉払出し装置13との順に玉を転動させて通過させる各通路の底面を緩やかな傾斜角度に設定して接続した通路である。このため、玉が自重により上流側から下流側へと緩やかに転動する。またこの場合は、同一傾斜方向に直進する通路であるため、玉流下時の落差や方向変換がなくなり、玉の流下に適した滑らかな直進移動によって流下する。
この場合、傾斜角度が小さければ、その傾きが緩いので玉の転動速度が遅くなり、下流側への玉の供給が滞りやすくなる。これに対し、傾斜角度が大きいと、その傾きが急になるので同一傾斜面上を連なって流下する玉Pへの重力による負荷が増大する。さらに、玉ホッパー全体の高さ方向の配置スペースが増大してしまうことになる。この結果、同一傾斜通路Lの傾斜角度は5〜8度程度にして玉を緩やかに転動させるのが適している。このため、ここを転動する玉Pは速度差が少なくなり安定して流下する。
ことに、同一傾斜通路Lは、斜め下向きに長く直進する通路であるため縦(高さ)方向よりも横方向に長く延びることになる。このため、玉ホッパー11はパチンコ台11Aの背面側に対する高さ方向の占有場所が少なくて済み、高さ方向の長さを短縮した通路になる。
上述の貯留タンク12と整列通路14と玉払出し装置13との順に連設される3要素の構成部材については、これらを通路方向に直列して横長に保持板15で一体に保持した一体物の水平払出しユニット16として設けている。
前記保持板15は、パチンコ台11Aの幅長さよりも短い横長で平板状を有し、この保持板15の一片面に整列通路14を備えた貯留タンク12と玉払出し装置13とを横長に一体に取付けた状態で、他片面をパチンコ台11Aの背面側に取付けて、該保持板15の両面を取付け面に有効に利用している。また、この場合は1枚の保持板15を介して取付けるため部品点数が少なくなり、取付けが簡単化する。さらに、パチンコ台11Aの背面側から見て、保持板15の背面側には貯留タンク12と玉払出し装置13とが露出しているため、これらに対しては保守点検員による保守点検が容易になる。
また、貯留タンク12と整列通路14と玉払出し装置13とは横長の直列に連設された一体物の水平払出しユニット16として単品で扱うことができるため、パチンコ台への組付け作業が容易になる。
さらに、この水平払出しユニット16は横方向に向けて長い緩やかな同一傾斜通路Lを有しているため、縦型のパチンコ台背面側の上部位置に横長にして小さく組込むことができる。このため、パチンコ台背面側に取付けられた水平払出しユニット16の下方には他部品の取付けスペースを大きくとることができる。また、前記3要素を直列させることにより、S字形通路のように通路を湾曲させたり、折り返しさせたりせずに済み、全傾斜通路の長さを直線的に短縮して小型化している。
さらに、水平払出しユニット16からの玉の払出し口17を、該ユニット16の玉払出し装置13の通路終端側に位置する下面に設けて、該払出し口17より玉を下方に払出すように構成している。ここに、降下通路18(図1参照)を接続して、これより払出された玉を下方の図示しないパチンコ台前面の受皿へと払出す。
上述の同一傾斜通路Lの上流側に位置する貯留タンク12の底面には、タンクスイッチSW1と、玉有無スイッチSW2を配設して、該タンク12内での玉の収容状態を検知している。
この貯留タンク12の下流側の先端部には、該タンク12に貯留された山積み状態の玉を少しずつ整列させて流下させるように先端部の左右の両壁を逆ハの字形の先細に絞り、その絞った細長い通路を前方に長く延設し、この延設部分を整列通路14に設けている。この整列通路14は、図示しない左右の壁面とその間の仕切板とで2列の凹溝を有する通路を構成している。これらの2列の通路と、その上方に対設される後述する整列ローラ19とで、ここに不規則に導かれた玉Pを2列に整列させる。
上述の整列ローラ19は、整列通路14の上方に玉の重なりを崩して整列する整列部20として対設したものである。この整列部20は、通路方向に直交する上部の片持ち支持軸21を傾動支点に通路方向に回動許容し、該軸21の下部に回転自由な整列ローラ19を吊支している。この整列ローラ19を備えることにより、玉Pを貯留タンク12から下流側の整列通路14を介して玉払出し装置13へと受渡す場合の玉Pの重なりを崩して、玉圧による玉払出し装置13への過負荷を抑制し、玉の受渡しに適した流下ガイド作用を行わせる。この整列ローラ19は回転自由に軸支して設けるだけでもよく、崩し力を高めるために回転力を伝達して回転駆動するように構成することもできる。
前記貯留タンク12の下流側の上部には天板22を取付けている。この天板22は整列通路14の上面を覆う長さを有する平板を配置して構成し、この天板22の上流側の端部には、貯留タンク12の下流側に対応し、該貯留タンク内の上方から臨んで、重なり移動する玉Pの上層部を受止める受止め片23を垂設している。
この受止め片23を設けることによって、山積み状態にある玉Pの上層部の流れを阻止する。このため、下部層の玉Pだけを流下させることができ、これ以降は玉数を十分に減らして下流側に供給することができる。これにより、下流側への玉圧を軽減できることになり、貯留タンク12から整列通路14側への玉Pの供給に適した円滑な流れを確保している。
また、天板22を設けたことにより、貯留タンク12に供給された玉Pが仮に勢いよく飛び跳ねて整列通路14や玉払出し装置13に至っても天板22で遮って、飛び込まなくなるので、玉詰りや誤動作を誘起する恐れがなくなる。
次に、玉を払出し動作する玉払出し装置13について、図4を参照して説明する。
この玉払出し装置13は、その上流側の整列通路14に続く同一傾斜通路L沿って送り部24と検出部25とをこの順に有している。
この玉払出し装置13は、その上流側の整列通路14に続く同一傾斜通路L沿って送り部24と検出部25とをこの順に有している。
上述の送り部24は、同一傾斜通路Lの終端部上方にスプロケット26を対設し、このスプロケット26と同一傾斜通路Lとの間に導いた玉Pを払出し回転方向に1個ずつ連続的に送り出すものである。このため、連続的に供給される複数個の玉は途切れることなく連続的に払出される。
このスプロケット26は、外周面に玉送りに適した半円状の凹部26aと凸部(爪部)26bとを周方向に交互に有している。そして、図示しない払出しモータの駆動力により、スプロケット26を払出しに適した後述する速度に制御しながら回転させる。これにより、ここに導かれた玉Pを該スプロケット26の回転に伴って1個ずつ爪部26bで仕切り、凹部26aで保持しながら個別送りする。
上述の検出部25は、払出された玉を計数する2列の通路に対応する2つの計数検知センサS1を有しており、例えば近接センサを同一傾斜通路Lの終端位置近くに配設して構成する。そして、玉が同一傾斜通路Lを通って払出されたとき、通過した払出し直後の玉を計数検知センサS1が計数する。
さらに、玉払出し装置13の前段にあっては、同一傾斜通路Lの底面とその上方の対向面間で玉の重なりを制限する逆への字形の重なり防止カバー27を同一傾斜通路Lの上方に沿設している。この重なり防止カバー27は玉1個を通過許容する高さ間隔に沿設して玉の重なりを防止し、スプロケット26の直前での整列を完全にしている。
また、玉払出し装置13の直前の位置には、玉の流れを規制する玉通過規制レバー28を配設している。この玉通過規制レバー28は該レバーの下端部を上下位置に回動許容して設け、上動退避位置に移動させている場合は同一傾斜通路Lでの規制がないため玉Pの通過を許容し、下動させた場合には同一傾斜通路Lに直交して該同一傾斜通路Lを閉鎖し、玉Pの通過を規制して、玉払出し装置13への玉Pの供給を停止する役目を有している。
図5は玉ホッパー11の制御回路ブロック図を示し、主基板51は内部の図示しない制御部によってパチンコ台11Aの全体を制御している。例えば、制御基板52から入賞玉の信号があったとき、この主基板51の制御部は払出し信号を制御基板52に出力し、該制御基板52を介して玉ホッパー11の払出しモータMに払出し信号を出力する。この払出しモータMは、正逆転自在のステッピングモータで構成し、払出し信号に応じて回転・停止する。そして、この払出しモータMの駆動力を図示しない減速機構を介してスプロケット26に伝達し、該スプロケット26の回転を払出しに適した速度に制御する。
回転検知センサS2は、払出しモータMと連動して回転するエンコーダに周方向に等分して切欠き形成されたスリットをフォトセンサにて検知し、これにより払出しモータMの回転角度および回転・停止状態を把握する。このスリットは、玉がスプロケットの爪部26bから外れ、玉の自重で転動できる角度毎に1個入っており、該回転検知センサS2が検知したスリットの数によって玉を払出した個数の予測および払出し状態を確認できる。
ところで、制御基板52には払出し時の玉噛みを回避して安定した払出しを実行する払出し制御機能を備えている。
この払出し制御機能を説明するのに先立って、同一傾斜通路Lの傾斜面上を流下するときの玉Pとスプロケット26との関係は、図6に示すように、スプロケット26の回転送りにより玉Pは1個ずつ払出される。
この払出し制御機能を説明するのに先立って、同一傾斜通路Lの傾斜面上を流下するときの玉Pとスプロケット26との関係は、図6に示すように、スプロケット26の回転送りにより玉Pは1個ずつ払出される。
この場合、スプロケット26の回転が停止している回転待機状態から該スプロケット26が回転し始めたとき、傾斜面14a上を転動してスプロケットの凹部26aに入り込む玉Pの転動速度が、何らかの原因でスプロケット26の回転速度より遅いと、玉の流れが遅いため玉Pがスプロケットの凹部26aに入る前にスプロケットの爪部26bに加圧されて玉噛みされてしまう(図14参照)。
このため、スプロケット26の回転速度を、転動速度の遅い玉のときだけ遅く回転するように制御することが要求される。そこで、傾斜面(傾斜角度6度の場合)14a上での玉噛みの原因になる玉Pの転動速度の遅れと、払出しモータMの一定の回転速度との関係を分析した図表を図7に示す。
この図表から汚れた玉Paがスプロケットの凹部に入り込む際の転動速度は、汚れにより転がり抵抗が増すため2個目までは遅く転動することが認められる。特に、1個目の汚れた玉Paは初速がないため緩やかな傾斜角度により自重のみが働いた転動速度になり、非常にゆっくりと転動する。2個目の汚れた玉Paは、上流側の玉に加圧されて少し初速があるため少し遅く転動する。3個目以降の玉は上流側からの連なった玉の加圧力を大きく受けるため正規の転動速度にて転動することが認められる。
これに対し、新しい玉Pbがスプロケットの凹部に入り込む際の転動速度は、汚れがないため転がり抵抗が少なく比較的速く転動する。ところが、1個目の新しい玉Pbは初速がないため非常にゆっくりと転動する。2個目の新しい玉Pbは上流側の玉に加圧されて少し初速があるため少し遅く転動する。3個目以降の玉は上流側からの連なった玉の加圧力を大きく受けるため正規の転動速度にて転動することが認められる。この結果、玉の汚れの有無にかかわらず、玉の払出し開始直後の2個目までは遅く転動することが認められた。
したがって、傾斜面14a上での玉の払出し開始直後の2個までの玉数だけに対応して緩やかにスプロケット26を回転させてスプロケットの凹部26aへの玉の入り込みを確実にしてから払出せばよい。その後は正規の回転速度でスプロケットを回転させればよい。
このようにスプロケット26の回転を払出しモータMによって可変速させる制御機能を制御基板52に持たせるものである。この制御基板52では、図8に示すように、最初の玉2個分に相当する時間だけ、払出しモータMの回転速度を低速領域81に設定し、3個目から最終玉までは高速領域(正規の回転速度)82に切換える。
このように制御すれば、玉表面に汚れなどによる転がり抵抗があっても払出し開始直後の玉Pは確実にスプロケットの凹部26aに入り込むため、玉噛みの恐れがなくなる。その後はスプロケットの回転に伴って円滑に払出される。このように、傾斜面上での払出し開始直後の玉に対し、その玉の転動速度に合せたスプロケットの回転を低速始動させて回転制御を行うため玉噛みのない安定した払出しを実行することができる。
払出しモータMの制御は、このほか図9に示すように、スプロケット26の回転が停止している回転待機状態から回転を開始させるときの払出しモータMの立上げ回転速度を、初期払出しされる玉Pの数個分に相当する回転開始時間だけ、低速から正規の払出し回転速度に至るまで段階的に回転速度を切換えて回転駆動させることもできる。
具体的には、最も遅く転動する1個目の汚れた玉が凹部に入り込むのにかかる払出し開始直後の時間だけ、払出しモータMの回転速度を最も遅い第1低速領域91に設定し、次に遅く転動する2個目の汚れた玉が凹部に入り込むのにかかる時間だけ、払出しモータMの回転速度を少し遅い第2低速領域92に設定し、その次に遅く転動する3個目の汚れた玉が凹部に入り込むのにかかる時間だけ、払出しモータMの回転速度を僅かに遅い第3低速領域93に設定し、4個目以降から最終玉までは高速領域(正規の回転速度)94に切換えて駆動出力する。
この場合は、払出し開始直後の遅い転動速度の数個の玉数だけに対応して低速から正規の回転速度へと段階的に立上げてスプロケットを回転制御するため、その個々に異なる遅い玉の転動速度に合せた回転速度にて払出すことができる。このため、玉を1つずつ確実にスプロケットの凹部で捉えて回転送り動作することができ、より一層、信頼性の高い安定した払出しを実行することができる。
このように構成された玉ホッパー11の払出し制御方法を図10のフローチャートおよび図11のタイムチャートを参照して説明する。
通常、パチンコ台11Aの背面側上部に設置された玉ホッパー11の貯留タンク12には、多数個の玉が払出し待機された状態で貯留されている。
通常、パチンコ台11Aの背面側上部に設置された玉ホッパー11の貯留タンク12には、多数個の玉が払出し待機された状態で貯留されている。
この待機状態からの玉の流れは上流側の貯留タンク12内では玉Pが自重により転動して同一傾斜通路Lの上流側の高い位置から、その下流側の低い位置へと導かれる。
その後、玉Pは同一傾斜通路Lを通って流下し、整列通路14へと至る。ここで不規則に貯留されている玉が整列された後、該整列通路14から下流側の玉払出し装置13へと導かれる。
このとき、玉は同一傾斜通路Lを傾斜方向に直進して流下する。このとき、該通路Lが直進しているため玉は方向変換することがなく、上流側の貯留タンク12から下流側の玉払出し装置13までの短い直線距離を通過して払出し動作される。また、同一傾斜通路Lの中間位置に該当する整列通路14にあっては、払出し毎に玉は2列に順序よく整列された状態で流下し、これより玉払出し装置13へと導かれる。
この玉払出し装置13に導かれた玉Pは、スプロケット26で受止められて払出し待機された状態にある(図6参照)。その後、主基板51より玉N個分の払出し命令があった場合(ステップn1)、
払出し命令を受けた制御基板52は玉有無スイッチSW2にて整列通路14に玉Pがあることを確認してから払出し動作に入る(ステップn2)。
払出し命令を受けた制御基板52は玉有無スイッチSW2にて整列通路14に玉Pがあることを確認してから払出し動作に入る(ステップn2)。
先ず、制御基板52は払出しモータMの回転速度を、玉Pがスプロケットの凹部26aに入り込む転動速度より十分に遅い回転速度(低速領域81)にして回転開始する(ステップn3)。
このとき、払出し命令数が2個以下であれば、低速領域81の回転で命令数の玉の払出し動作が完了するため高速領域82に切換えることなく、ステップn7にジャンプして、それ以降の払出し処理を実行する。一方、払出し命令数が2個以上であることを確認すると(ステップn4)、
低速領域81と高速領域82との払出し動作を必要とするため、払出しモータMの回転開始後、回転検知センサS2にてスリット数から玉2個を払出した角度分だけスプロケット26が回転したと確認すると(ステップn5)、
これ以降は払出しモータMの回転速度を高速の払出し回転(高速領域82)に移行する(ステップn6)。
低速領域81と高速領域82との払出し動作を必要とするため、払出しモータMの回転開始後、回転検知センサS2にてスリット数から玉2個を払出した角度分だけスプロケット26が回転したと確認すると(ステップn5)、
これ以降は払出しモータMの回転速度を高速の払出し回転(高速領域82)に移行する(ステップn6)。
そして、回転検知センサS2が払出し命令の玉数N個分に相当するスリット数を検知するまで払出しモータMを高速領域82にて回転させる(ステップn7)。
回転検知センサS2が払出し命令のN個の玉数に相当するスリット数を検知した時点で払出しモータMの回転を停止する。このとき、払出しモータMの回転を停止させてから計数検知センサS1が払出された玉を検知確認するまでに時間差があるため払出しモータMの駆動を一定時間待機させる(ステップn8)。
待機後、2列の通路に対応する2つの計数検知センサS1の計数合計値が払出し命令数と等しい場合は、払出し目的を達成したと判断して制御基板52はN個の払出し動作が終了する。その後は、次の払出し命令があるまで待機する(ステップn9)。
上述のステップn2で玉有無スイッチSW2による貯留タンク12内の貯留玉を残留確認し、このとき玉無し信号を検知したときはエラー出力し、玉が補給されるまで待機する(ステップn10)。
また、上述のステップn9で2つの計数検知センサS1の計数合計値が払出し命令数に達していない場合は上述の払出し動作と同様な制御方法にて不足の玉数を払出す(ステップn11)。
このようにして、玉払出し装置13からはスプロケット26の払出し制御を受けて定められた玉数が払出され、払出された玉はパチンコ台前面側の上皿または下皿へと払出される。
上述のように、傾斜面上での払出し開始直後の玉の転動速度が遅くても、その遅い玉の転動速度に合せたスプロケットの回転制御を行うため玉噛みのない安定した払出しを実行することができる。
この発明の構成と、上述の一実施例の構成との対応において、
この発明の制御手段は、実施例の主基板51および制御基板52に対応するも、この発明は請求項に記載される技術思想に基づいて応用することができ、上述の一実施例の構成のみに限定されるものではない。
この発明の制御手段は、実施例の主基板51および制御基板52に対応するも、この発明は請求項に記載される技術思想に基づいて応用することができ、上述の一実施例の構成のみに限定されるものではない。
11…玉ホッパー
13…玉払出し装置
26…スプロケット
26a…凹部
26b…凸部
51…主基板
81,91〜93…低速領域
82,94…高速領域
L…同一傾斜通路
M…払出しモータ
13…玉払出し装置
26…スプロケット
26a…凹部
26b…凸部
51…主基板
81,91〜93…低速領域
82,94…高速領域
L…同一傾斜通路
M…払出しモータ
Claims (5)
- 傾斜面上に玉を整列させて同傾斜面上の玉払出し装置に導き、この導かれた玉を該玉払出し装置のモータに連結されたスプロケットの回転送りにより1個ずつ払出すとき、該スプロケットの回転が停止している回転待機状態から該スプロケットが回転し始めることに基づいて前記傾斜面上を転動して前記スプロケットの凹部に入り込む玉の転動速度より遅い回転速度で前記スプロケットを回転始動させる玉払出し装置の払出し制御方法。
- 多数個の玉をパチンコ台の上流側で貯留する貯留タンクと、前記貯留タンクに貯留されている玉を自重により傾斜面上を転動させながら下流側に導いて整列する整列部と、前記整列部の傾斜下流側に、傾斜面上を転動してきた玉をスプロケットの回転送りにより1個ずつ区切って定められた玉数を払出す玉払出し装置とを同一方向の傾斜面上に連設してなる玉ホッパーであって、
前記玉払出し装置に導かれた玉を該玉払出し装置のモータに連結されたスプロケットの回転送りにより払出すとき、該スプロケットの回転が停止している回転待機状態から該スプロケットが回転し始めることに基づいて前記傾斜面上を転動して前記スプロケットの凹部に入り込む玉の転動速度より遅い回転速度で前記スプロケットを回転始動させる玉ホッパーの払出し制御方法。 - 多数個の玉をパチンコ台の上流側で貯留する貯留タンクと、前記貯留タンクに貯留されている玉を自重により傾斜面上を転動させながら下流側に導いて整列する整列部と、前記整列部の傾斜下流側に、傾斜面上を転動してきた玉をスプロケットの回転送りにより1個ずつ区切って定められた玉数を払出す玉払出し装置とを同一方向の傾斜面上に連設してなる玉ホッパーであって、
前記玉払出し装置に導かれた玉を該玉払出し装置のモータに連結されたスプロケットの回転送りにより払出すとき、該スプロケットの回転が停止している回転待機状態から該スプロケットが回転し始めることに基づいて前記傾斜面上を転動して前記スプロケットの凹部に入り込む玉の転動速度より遅い回転速度で前記スプロケットを回転始動させる制御手段を備えた玉ホッパー。 - 前記制御手段は、スプロケットの回転が停止している回転待機状態から回転始動させるときのモータの立上げ回転速度を、前記スプロケットの回転始動により初期払出しされる玉数個分に相当する回転始動時間だけ緩やかに回転駆動させる請求項3記載の玉ホッパー。
- 前記制御手段は、スプロケットの回転が停止している回転待機状態から回転始動させるときのモータの立上げ回転速度を、前記スプロケットの回転始動により初期払出しされる玉数個分に相当する回転始動時間だけ、正規の払出し回転速度に至るまで段階的に切換えて回転駆動させる請求項3記載の玉ホッパー。
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---|---|---|---|
JP2004041578A JP2005230172A (ja) | 2004-02-18 | 2004-02-18 | 玉払出し装置の払出し制御方法、玉ホッパーの払出し制御方法および玉ホッパー |
Applications Claiming Priority (1)
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Family
ID=35013726
Family Applications (1)
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JP2004041578A Pending JP2005230172A (ja) | 2004-02-18 | 2004-02-18 | 玉払出し装置の払出し制御方法、玉ホッパーの払出し制御方法および玉ホッパー |
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JP (1) | JP2005230172A (ja) |
Citations (4)
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JPH04367681A (ja) * | 1991-06-17 | 1992-12-18 | J T:Kk | パチンコ玉の送り出し制御装置 |
JPH0999149A (ja) * | 1995-10-09 | 1997-04-15 | Aiwa Raito:Kk | 遊技球払出し装置 |
JPH10155999A (ja) * | 1996-12-02 | 1998-06-16 | Sansei:Kk | パチンコ球の払出装置 |
JP2001353308A (ja) * | 2000-06-14 | 2001-12-25 | Sankyo Kk | 弾球遊技機 |
-
2004
- 2004-02-18 JP JP2004041578A patent/JP2005230172A/ja active Pending
Patent Citations (4)
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