JP2005228959A - プリント回路板 - Google Patents
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Abstract
【課題】 リフローはんだ付で電極固定用パッドと電子部品端子とを高密度に接合する場合であっても、十分な接合強度を得ながら、電子部品端子を高い精度で電極固定用パッド上に配置させることを目的にする。
【解決手段】
プリント配線板1上に形成され、リフローはんだ付けされる電子部品端子33afを搭載する電極搭載用パッド111a〜f、この電極搭載用パッド111a〜fから突出して形成され、リフローはんだ付け前に上記電極搭載用パッド111a〜fと共にはんだクリームが塗布される突出部113a〜fを備え、該突出部113a〜fは、上記電極搭載用パッド111a〜f及び電子部品端子33a〜fよりも狭い幅に形成されていると共に、上記電極搭載用パッド111a〜fが、上記電子部品端子33a〜fと略同一幅寸法に形成されているプリント回路板である。
【選択図】 図4
【解決手段】
プリント配線板1上に形成され、リフローはんだ付けされる電子部品端子33afを搭載する電極搭載用パッド111a〜f、この電極搭載用パッド111a〜fから突出して形成され、リフローはんだ付け前に上記電極搭載用パッド111a〜fと共にはんだクリームが塗布される突出部113a〜fを備え、該突出部113a〜fは、上記電極搭載用パッド111a〜f及び電子部品端子33a〜fよりも狭い幅に形成されていると共に、上記電極搭載用パッド111a〜fが、上記電子部品端子33a〜fと略同一幅寸法に形成されているプリント回路板である。
【選択図】 図4
Description
この発明は、表面実装部品等をプリント配線板にはんだ付けするプリント回路板に関し、特に、リフローはんだ付け時に、表面実装部品の位置ずれを抑制すると共に、接合強度を高めるようにしたプリント回路板に関するものである。
近年、各種電子機器の小型化及び高機能化により、電子機器内のプリント配線板には、大量の表面実装部品を効率良く正確に接合することが要求されている。そのため、一般的に、プリント配線板上の複数の電極固定用パッド上にクリームはんだを塗布して被接合部材としての電子部品端子を搭載し、その後プリント配線板全体を熱することによりクリームはんだを溶融させて、電子部品端子を電極固定用パッドに一斉にはんだ付するリフローはんだ付による効率的なはんだ付が行われている。
従来、リフローはんだ付されるプリント配線板上の電極固定用パッドは、電子部品端子との接合強度が十分得られる大きさに形成されていた。しかし、電子部品端子との接合強度を十分得ようとすると、電極固定用パッドの寸法が大きくなることから電子部品端子がリフローはんだ付中に電極固定用パッド上を浮遊する範囲も大きくなり、表面実装部品が大きく位置ずれしてしまう。
なお、従来、リフローはんだ付で電極固定用パッドと電子部品端子とを接合する場合に、接合強度を十分得つつ、表面実装部品の位置ずれ範囲を制限することを目的とした技術として、特許文献1に記載されたものがあった。
特許文献1に係るプリント配線板は、搭載される表面実装部品が備える補強用端子に対応するプリント配線板上の位置に、補強用端子との接合に必要な大きさの補強用パッドを設け、この補強用パッド上であって、載置される補強用端子のおよそ中心となる位置に、その補強用端子をはさむように一対の切り欠きを設けたものである。
このような構成によれば、上記補強用パッドにクリームはんだを塗布して補強用パッドと補強用端子とをリフローはんだ付する場合、切り欠き部で溶融したクリームはんだの表面張力によって補強用端子を一対の切り欠き部の略中央に位置決めすることができる。従って、補強用端子の接合強度を高めながら、補強用端子の位置ずれを制限できる。
また、接合強度の外観検査を容易にすることを目的とした技術として、特許文献2に記載された技術があった。特許文献2に係るプリント配線板は、各々突出部を除いて幅狭に形成された凸状の一対のパッドが間隔をあけて設けられており、直方体からなるチップがその間隔に架設されて、各パッドとその表面実装部品とがはんだ付されてなる。このような構成のプリント配線板によれば、突出部に溶け出したクリームはんだが形成するフィレットによって、パッドとチップとの接合状態を外観検査することができる。また、特許文献2に記載された発明において、突出部の幅が表面実装部品の幅と比べて小さく形成されており、凸状のパッドに塗布されるはんだ量を削減することができる。
しかし、特許文献1に記載されたプリント配線板では、表面実装部品の位置ずれを制限できるものの、補強用パッドの外形が大きくなるため、プリント配線板上に高密度の電極を備えた表面実装部品を搭載することができない。
また、特許文献2に記載されたプリント配線板では、電極を搭載する部分から流れ出たはんだによってフィレットの形成状態を視認することができるものの、幅寸法が小さい突出部にフィレットが形成されるので、表面実装部品側面とフィレットとの接触面積が小さくなるため、フィレットが表面実装部品をパッドに固定する力が弱くなってしまう。
そこで、この発明は、リフローはんだ付で電極固定用パッドと電子部品端子とを高密度に接合する場合であっても、十分な接合強度を得ながら、電子部品端子を高密度に高い精度で電極固定用パッド上に配置させることを目的にする。
この発明に係るプリント回路板は、プリント配線板上に形成され、リフローはんだ付けされる電子部品端子を搭載する電極搭載用パッド、この電極搭載用パッドから突出して形成され、リフローはんだ付け前に上記電極搭載用パッドと共にクリームはんだが塗布される突出部を備え、該突出部は、上記電極搭載用パッド及び電子部品端子よりも狭い幅に形成されると共に上記電子部品端子と略同一幅寸法に形成され、上記電極搭載用パッドは、上記電子部品端子と略同一寸法に形成されているように構成したものである。
この発明によれば、上記電子部品端子と略同一寸法であって該電子部品端子及び電極搭載用パッドより小さい幅寸法に形成された突出部が、電子部品端子を固定するために設けられているので、表面実装部品を高密度に搭載する場合であっても、プリント配線板に精度良く位置決めでき、かつ、十分な接合強度を得られる効果がある。
実施の形態1.
以下、実施の形態1について、図1〜図3を用いて詳述する。
図1はプリント配線板板上に形成された電極搭載用パッド及び突出部を示す平面図、図2は図1のII−II線における断面図、図3はプリント配線板上の電極搭載用パッドにはんだ付される表面実装部品の構成を示す斜視図である。
以下、実施の形態1について、図1〜図3を用いて詳述する。
図1はプリント配線板板上に形成された電極搭載用パッド及び突出部を示す平面図、図2は図1のII−II線における断面図、図3はプリント配線板上の電極搭載用パッドにはんだ付される表面実装部品の構成を示す斜視図である。
図1において、プリント配線板1上には図示しない配線のパターニングと同時に形成される電極搭載用パッド111a〜111fがはんだ付される表面実装部品の電極に対応して複数設けられており、各電極搭載用パッド111a〜111fには、該電極搭載用パッド111a〜111fから突出して設けられた突出部113a〜113fが形成されている。突出部113a〜113fは、電極搭載用パッド111a〜111fと同時にパターニングされ形成されるものである。なお、電極搭載用パッド111a〜111fの寸法は幅W1、長さL1であり、突出部113a〜113fの寸法は、幅W2、長さL2である。
図1では、図示を省略しているが、プリント配線板1上には、図2に示すように電極搭載用パッド111f、突出部113f及びその周縁部分を切り欠いて絶縁膜13が積層されている。
電極搭載用パッド111a〜111fにはんだ付される表面実装部品3は、図3に示すように部品本体31と、この部品本体31に設けられた複数の電極33a〜33fとを備えている。なお、各電極33a〜33fの寸法は、幅W3、長さL3である。
この実施の形態1においては、突出部113a〜113fの幅W2を、電極搭載用パッド111a〜111fの幅W1及び各電極33a〜33fの幅W3より小さい幅寸法で形成している。
また、電極搭載用パッド111a〜111fの幅W1及びL1は、電極33a〜33fの幅W3及び長さL3を夫々若干上回る寸法に形成している。また、突出部113a〜113fの幅寸法W2が電極33a〜33fの幅寸法W3と略同一寸法に形成されている。即ち、W2<W3<W1であって、W1≒W3、L1≒L3の関係にある。
次に、プリント配線板1上の電極搭載用パッド111a〜111fに表面実装部品3の電極33a〜33fをリフローはんだ付する手順を図4〜図6に基づいて説明する。
まず、各電極搭載用パッド111a〜111f及び突出部113a〜113fにクリームはんだを塗布する。次に、クリームはんだが塗布された電極搭載用パッド111a〜111f上に電極33a〜33fが載置されるように表面実装部品3をプリント配線板1上に装着する。この状態を図4に示す。通常この装着作業は他の部品と共に自動装着機により行われる。そして、表面実装部品3が搭載されたプリント配線板1は、リフロー炉内に搬送されて熱される。その結果、各電極搭載用パッド111a〜111f上のクリームはんだが溶融し、各電極33a〜33fと各電極搭載用パッド111a〜111fとが一斉にはんだ付けされる。また、突起部113a〜113f上のクリームはんだも溶融し、電極搭載用パッド111a〜111f上の電極33a〜33f側から流出するはんだともあいまって、電極33a〜33f側壁から突出部にかけて、フィレットが形成される。これにより、電極33a〜33fと電極搭載用パッドとが強固に接合される。
ここで、表面実装部品3がプリント配線板1にはんだ付けされる前に、種々の要因により電極33a〜33fが電極搭載用パッド111a〜111fの中心から外れた位置に搭載されることがある。
例えば、図5の紙面左側の電極搭載用パッド111a〜111cと電極33a〜33cとの関係のように、電極33a〜33cが突出部113a〜113c側に位置ずれした場合、電極33a〜33cの突出部113a〜113に面していない端部から溶融したはんだが溢れ出そうとするのを阻止するはんだの表面張力により、電極33a〜33cに対して図中の矢印で示す方向の力が作用し、電極搭載用パッド111a〜111c上に戻るように表面実装部品3が移動する。
また、電極搭載用パッド111a〜111fの他の端部から電極33a〜33fがずれ出すような場合でも、電極搭載用パッド111a〜111f端部からはんだが溢れ出そうとするのを阻止するはんだの表面張力により、電極搭載用パッド111a〜111f上に戻される。
さらに、電極33a〜33fが電極搭載用パッド111a〜111f上で位置ずれしている場合、電極33a〜33f端部と電極搭載用パッド111a〜111f端部間の溶融したはんだに生じる表面張力で電極33a〜33fは電極搭載用パッド111a〜111fの略中央部に位置決めされる。即ち、電極33a〜33fと電極搭載用パッド111a〜111fの寸法はW2<W1≒W3、L1≒L3の関係にあるため、表面張力が大きく作用し、確実に位置決めがなされる。なお、この実施の形態では、W1>W3、L1>L3の関係にしているが、W2<W1≒W3、L1≒L3であれば、W1<W3、L1<L3の関係であっても同様に位置決めできる。
さらに、実施の形態1に係るプリント配線板1によれば、表面実装部品3に設けられた電極33a〜33cをはんだ付する電極搭載用パッド111a〜111cと、表面実装部品3に設けられた電極33d〜33fを固定する電極搭載用パッド111d〜111fとが各々対向する位置に配置されている。
したがって、対向する電極33a〜33c及び33d〜33f間で各々が中央部に位置決めされる作用が相乗効果として作用し合うため、位置決め精度がより効果的となる。
さらに、突出部113a〜113fは電極搭載用パッド111a〜111fから連続して突出しており、かつ、突出部113a〜113f上にもクリームはんだが塗布されているので、図6に示すように電極33a〜33f側壁に形成されるフィレット53は接合強度を高めるのに十分な程大きく形成される。さらに、突出部113a〜113fの幅W2と電極33a〜33fの幅W3とが略同一幅寸法に形成されている。従って、突出部113a〜113fと電極33a〜33fとが接触する面積が大きくなり、電極33a〜33fをプリント配線板1に接合する強度が増加する。
なお、突出部113a〜113fに形成されたフィレット53の長さと接合強度の関係について図7に基づいて説明する。
図7は、電極搭載用パッドに電極を搭載した場合に、その電極の周囲に形成されたフィレットの長さを横軸にとり、縦軸に接合強度をとって示した特性図である。図中、黒塗り四角を結ぶ特性は1608型角チップ部品(長さ1.6mm×幅0.8mmの長方形)とした場合であり、白抜き四角を結ぶ特性は1005型角チップ部品(長さ1.0mm×幅0.5mmの長方形)とした場合の特性である。
図7は、電極搭載用パッドに電極を搭載した場合に、その電極の周囲に形成されたフィレットの長さを横軸にとり、縦軸に接合強度をとって示した特性図である。図中、黒塗り四角を結ぶ特性は1608型角チップ部品(長さ1.6mm×幅0.8mmの長方形)とした場合であり、白抜き四角を結ぶ特性は1005型角チップ部品(長さ1.0mm×幅0.5mmの長方形)とした場合の特性である。
図7から明らかなように、接合強度は、フィレット53の長さが、ある所定の長さ以上になると飽和する特性を示している。
したがって、例えば、1608型角チップ部品(長さ1.6mm×幅0.8mmの長方形)とした場合、フィレット53の長さが0.3mm以上あれば十分な接合強度を得ることができるため、突出部113a〜113fの長さL2を0.3mm程度に形成することにより、十分接合強度を得ると共に、突出部113a〜113fがプリント配線板1上に占有する面積を抑制することができる。また、1005型角チップ部品(長さ1.0mm×幅0.5mmの長方形)とした場合、同様に、突出部113a〜113fの長さL2を0.2mm程度に形成することにより。十分接合強度を得ると共に、突出部113a〜113fがプリント配線板1上に占有する面積を抑制することができる。
したがって、例えば、1608型角チップ部品(長さ1.6mm×幅0.8mmの長方形)とした場合、フィレット53の長さが0.3mm以上あれば十分な接合強度を得ることができるため、突出部113a〜113fの長さL2を0.3mm程度に形成することにより、十分接合強度を得ると共に、突出部113a〜113fがプリント配線板1上に占有する面積を抑制することができる。また、1005型角チップ部品(長さ1.0mm×幅0.5mmの長方形)とした場合、同様に、突出部113a〜113fの長さL2を0.2mm程度に形成することにより。十分接合強度を得ると共に、突出部113a〜113fがプリント配線板1上に占有する面積を抑制することができる。
また、実施の形態1に係るプリント配線板1に、図8で示すような表面実装部品3aを搭載することがある。この表面実装部品3aはスルーホール35a〜35cを有しており、各電極33a〜33fと同じく部品底面に金属が露出している。
このように、部品底面に導電体が露出している場合、表面実装部品がプリント配線板に搭載されたときに、その導電体が誤って電極搭載用パッドと電気的に接続されて表面実装部品がショートする可能性がある。従って、実施の形態1に係るプリント配線板1によれば、各電極33a〜33fが設けられた平面上に導電体が露出している表面実装部品3aを搭載する場合に、搭載される表面実装部品3aの位置決めが正確になることによって、表面実装部品3aがショートする可能性が低減する。
さらに、表面実装部品の表面を覆う絶縁膜の一部が劣化して導電体が露出することがある。各電極33a〜33fが設けられた平面の一部が劣化して導電体が露出した場合も、実施の形態1に係るプリント配線板1によれば、ショートが発生する可能性を低減することができる。
また、表面実装部品上の配線と、プリント配線板上の配線とが至近距離に配置されることにより、互いの信号が干渉することが有り得る。従って、プリント配線板を設計する際、表面実装部品上の配線とプリント配線板上の配線との位置関係を考慮して設計することがある。このような場合にも、表面実装部品の位置ずれ範囲が少ないと、プリント配線板上の設計が容易になる。すなわち、実施の形態1に係るプリント配線板1によれば、表面実装部品3上の信号と干渉しない回路をプリント配線板1上に設計することが容易になる。同様に、プリント配線板1上の信号と干渉しない回路を表面実装部品3内に設計することが容易になる。
実施の形態2.
実施の形態2に係るプリント配線板について図9〜図11に示す平面図に基づいて説明する。
上述した実施の形態1に係る突出部113a〜113fは、矩形に形成しているが、実施の形態2に係る突出部は矩形以外の形状としたものである。図9は突出部を台形の形状としたものであり、プリント配線板1aには、複数の電極搭載用パッド411a〜411fが設けられており、該電極搭載用パッド411a〜411fから突出して台形の突出部413a〜413fが形成されている。また、図10は突出部を半円形の形状としたものであり、プリント配線板1bには、複数の電極搭載用パッド421a〜421fが設けられており、該電極搭載用パッド421a〜421fから突出して半円形の突出部423a〜423fが形成されている。また、図11は突出部を三角形の形状としたものであり、プリント配線板1cには複数の電極搭載用パッド431a〜431fが設けられており、該電極搭載用パッド431a〜431fから突出して三角形の突出部433a〜433fが形成されている。
実施の形態2に係るプリント配線板について図9〜図11に示す平面図に基づいて説明する。
上述した実施の形態1に係る突出部113a〜113fは、矩形に形成しているが、実施の形態2に係る突出部は矩形以外の形状としたものである。図9は突出部を台形の形状としたものであり、プリント配線板1aには、複数の電極搭載用パッド411a〜411fが設けられており、該電極搭載用パッド411a〜411fから突出して台形の突出部413a〜413fが形成されている。また、図10は突出部を半円形の形状としたものであり、プリント配線板1bには、複数の電極搭載用パッド421a〜421fが設けられており、該電極搭載用パッド421a〜421fから突出して半円形の突出部423a〜423fが形成されている。また、図11は突出部を三角形の形状としたものであり、プリント配線板1cには複数の電極搭載用パッド431a〜431fが設けられており、該電極搭載用パッド431a〜431fから突出して三角形の突出部433a〜433fが形成されている。
以上のように突出部はどのような形状であってもよく、要は電極搭載用パッドから突出する部分の幅が電極搭載用パッド及び表面実装部品端子より小さい幅で、該表面実装部品端子と略同一幅寸法であればよい。
実施の形態3.
実施の形態3に係るプリント配線板について図12に示す平面図に基づいて説明する。
上記実施の形態1又は2に係る突出部は電極搭載用パッドの端部中央部から突出して形成しているが、中央部でなくても図12に示す突出部443a、443c、443d、443fのように中央部以外から突出させるものとしてもよい。なお、図中、441a〜441fは電極搭載用パッド、443b、443eは実施の形態1と同様の突出部である。
実施の形態3に係るプリント配線板について図12に示す平面図に基づいて説明する。
上記実施の形態1又は2に係る突出部は電極搭載用パッドの端部中央部から突出して形成しているが、中央部でなくても図12に示す突出部443a、443c、443d、443fのように中央部以外から突出させるものとしてもよい。なお、図中、441a〜441fは電極搭載用パッド、443b、443eは実施の形態1と同様の突出部である。
実施の形態4
実施の形態4に係るプリント配線板について図13に示す平面図に基づいて説明する。
上記実施の形態1〜3に係る突出部は電極搭載用パッドの端部に対して直角方向に突出させるものとしているが、図14に示す突出部443a〜443fように電極搭載用パッド451a〜451fに対して各々斜めの方向に突出させて形成するようにしてもよい。
実施の形態4に係るプリント配線板について図13に示す平面図に基づいて説明する。
上記実施の形態1〜3に係る突出部は電極搭載用パッドの端部に対して直角方向に突出させるものとしているが、図14に示す突出部443a〜443fように電極搭載用パッド451a〜451fに対して各々斜めの方向に突出させて形成するようにしてもよい。
実施の形態5.
実施の形態5に係るプリント配線板について図14に示す平面図に基づいて説明する。
上記実施の形態1〜4に係る突出部は、各電極搭載用パッドに対して一つずつ設けられていたが、図14に示すように各電極搭載用パッド461a〜461fに対して2個の突出部463a〜463f、464a〜464fを設けるものとしてもよく、さらに3個以上設けるものとしてもよい。
実施の形態5に係るプリント配線板について図14に示す平面図に基づいて説明する。
上記実施の形態1〜4に係る突出部は、各電極搭載用パッドに対して一つずつ設けられていたが、図14に示すように各電極搭載用パッド461a〜461fに対して2個の突出部463a〜463f、464a〜464fを設けるものとしてもよく、さらに3個以上設けるものとしてもよい。
実施の形態6.
実施の形態6に係るプリント配線板について図15に示し平面図に基づいて説明する。
上記実施の形態1に係るプリント配線板は、電極搭載用パッド111a〜111f及び突出部113a〜113fの外周縁に沿って切り欠いた絶縁膜13を設けるものとしているが、図15に示すように電極搭載用パッド111a〜111f及び突出部113a〜113fを囲んで矩形に切り欠いた絶縁膜13gとしてもよく、このような構成であれば、絶縁膜13の形成が容易になる。
実施の形態6に係るプリント配線板について図15に示し平面図に基づいて説明する。
上記実施の形態1に係るプリント配線板は、電極搭載用パッド111a〜111f及び突出部113a〜113fの外周縁に沿って切り欠いた絶縁膜13を設けるものとしているが、図15に示すように電極搭載用パッド111a〜111f及び突出部113a〜113fを囲んで矩形に切り欠いた絶縁膜13gとしてもよく、このような構成であれば、絶縁膜13の形成が容易になる。
実施の形態7.
実施の形態7に係るプリント配線板について図16に示す平面図に基づいて説明する。
上記実施の形態6に係る絶縁膜13gは、電極搭載用パッド111a〜111f及び突出部113a〜113fを矩形に切り欠いた絶縁膜13gで囲むようにしているが、図16に示すように円形に切り欠いた絶縁膜13gとしてもよい。
実施の形態7に係るプリント配線板について図16に示す平面図に基づいて説明する。
上記実施の形態6に係る絶縁膜13gは、電極搭載用パッド111a〜111f及び突出部113a〜113fを矩形に切り欠いた絶縁膜13gで囲むようにしているが、図16に示すように円形に切り欠いた絶縁膜13gとしてもよい。
実施の形態8.
実施の形態8に係るプリント配線板について図17に示す平面図及び図18に示す断面図に基づいて説明する。
上記実施の形態1に係る電極搭載用パッド及び突出部は、パターニングにより形成するものとしているが、プリント配線板上に矩形の金属板47を設け、この矩形の金属板47を、凸型の切り欠きを有する絶縁膜48で覆うことによって、電極搭載用パッド471及び突出部473を形成するものとしてもよい。この他、図19に示すように金属板49は円形であってもよい。
実施の形態8に係るプリント配線板について図17に示す平面図及び図18に示す断面図に基づいて説明する。
上記実施の形態1に係る電極搭載用パッド及び突出部は、パターニングにより形成するものとしているが、プリント配線板上に矩形の金属板47を設け、この矩形の金属板47を、凸型の切り欠きを有する絶縁膜48で覆うことによって、電極搭載用パッド471及び突出部473を形成するものとしてもよい。この他、図19に示すように金属板49は円形であってもよい。
実施の形態9.
実施の形態9に係るプリント配線板について、図20〜22に基づいて説明する。
上記実施の形態1に係るプリント配線板は、3つの電極搭載用パッド111a〜111cと、3つの電極搭載用パッド111d〜111fが線対称に並べられていたが、実施の形態9に係るプリント配線板1kは、4つの電極搭載用パッド501a〜501dと、3つの電極搭載用パッド501e〜501gが非対称に並べられている。このようなプリント配線板1kであっても、表面実装部品3bに設けられた各電極35a〜35g毎に位置決めできるので、実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
実施の形態9に係るプリント配線板について、図20〜22に基づいて説明する。
上記実施の形態1に係るプリント配線板は、3つの電極搭載用パッド111a〜111cと、3つの電極搭載用パッド111d〜111fが線対称に並べられていたが、実施の形態9に係るプリント配線板1kは、4つの電極搭載用パッド501a〜501dと、3つの電極搭載用パッド501e〜501gが非対称に並べられている。このようなプリント配線板1kであっても、表面実装部品3bに設けられた各電極35a〜35g毎に位置決めできるので、実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
この他、搭載する表面実装部品の各電極に対応する位置に設けられている限り、どのような配置で電極搭載用パッドを設けたプリント配線板であっても、実施の形態1と同様の効果を得ることができる。例えば、図21で示すプリント配線板1lのように、2つの電極搭載用パッド511a、511bと、これらの電極搭載用パッド511a、511bと大きさが異なる2つの電極搭載用パッド511c、511dとを対向する位置に設けた場合であっても、搭載する表面実装部品3cに設けられた各電極37a〜37d毎に位置決めできるので、実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
また、図22で示すプリント配線板1mのように、互いに対向する位置に設けられた電極搭載用パッド521a、521b、521d、521eの他に、これらの電極搭載用パッド521a、521b、521d、521eと対向しないが、互いに対向する電極搭載用パッド521c、521fを設けたとしても、実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
1:プリント配線板、 33a〜33f:電極、
111a〜111f:電極搭載用パッド、 3:表面実装部品、
113a〜113f:突出部。
111a〜111f:電極搭載用パッド、 3:表面実装部品、
113a〜113f:突出部。
Claims (2)
- プリント配線板上に形成され、リフローはんだ付けされる電子部品端子を搭載する電極搭載用パッド、
この電極搭載用パッドから突出して形成され、リフローはんだ付け前に上記電極搭載用パッドと共にクリームはんだが塗布される突出部を備え、
該突出部は、上記電極搭載用パッド及び電子部品端子よりも狭い幅に形成されると共に上記電子部品端子と略同一幅寸法に形成され、
上記電極搭載用パッドは、上記電子部品端子と略同一寸法に形成されていることを特徴とするプリント回路板。 - プリント配線板上に形成され、リフローはんだ付けされる電子部品の一対の端子を各々搭載する1対の電極搭載用パッド、
この一対の電極搭載用パッドの各々対向する側と逆方向にそれぞれ突出して形成され、リフローはんだ付け前に上記電極搭載用パッドと共にクリームはんだが塗布される突出部を備え、
これらの各突出部は、上記電極搭載用パッド及び電子部品端子よりも狭い幅に形成されると共に上記電子部品端子と略同一幅寸法に形成され、
上記電極搭載用パッドは、上記電子部品端子と略同一幅寸法に形成されていることを特徴とするプリント回路板。
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- 2004-02-13 JP JP2004036902A patent/JP2005228959A/ja active Pending
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