JP2006294932A - 回路実装基板のランドおよび表面実装部品が搭載された回路実装基板 - Google Patents

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Abstract

【課題】 繰り返し熱応力に対して半田接合部の応力緩和効果を十分に得ることが可能であるランドおよび表面実装部品が搭載された回路実装基板を提供すること。
【解決手段】
第2ランド部12は、第1ランド部11の軸方向Xの側辺上に存在する所定位置13を起点として、当該所定位置13から第1ランド部11の幅方向Y両側に、幅(L/2)分だけ突出して形成される。そして第2ランド部12は、当該所定位置13から内方端辺の終点15に至るまで、軸方向X内方(チップ抵抗3中心方向)へ向かって延びるように形成される。また所定位置13は、電極の外方端面6の延長面Aから軸方向X外方に存在する。よって、第2ランド部は、外方端面6の延長面Aから軸方向X外方側に、領域14を備えることになる。そして外方端面6から第2ランド部12の領域14までの空間に半田が充填され、斜前方フィレット22が形成される。
【選択図】 図2

Description

本発明は、回路実装基板のランド、および表面実装部品が搭載された回路実装基板に関し、特に繰り返し熱応力に対して半田接合部の応力緩和効果・応力分散効果を十分に得ることが可能であるランドおよび回路実装基板に関するものである。
図5は、特許文献1に開示されているプリント配線板の要部平面図である。図5に示すように、プリント配線板101上には一対のパッド102が一定間隔をおいて対向配置されている。このパッド102上には平面長方形状のチップ部品103が載置される。同チップ部品103の両端部は、電極部103aとなっており、パッド102と電気的に接続されるようになっている。上記パッド102の内方部102a、即ちチップ部品103の内方側においては、チップ部品103の両側に沿うように幅狭に形成されている。一方、パッド102の外方部102b、即ちチップ部品103の電極部103a側は、上記パッド102の内方部2aよりも幅広に形成され、半田のリフロー時の位置ずれを抑制している。
尚、その他の関連技術として、特許文献2乃至4に開示されている技術がある。
特開平5−37144号公報 特開平7−212024号公報 特開平7−30238号公報 特開2004−228364号公報
ところで、チップ部品の線膨張係数と、ランド側(プリント基板)の線膨張係数との間には差があるため、環境温度やチップ部品の発熱によって熱応力が接合部に集中する。
特に、車載用の電子装置では、使用環境温度のスペックが厳しいため、冷熱サイクル試験等が実施される。このとき、半田接合部に繰り返し熱応力が加わる。通常、半田接合時に形成される半田のフィレット部分で応力を緩和するが、従来のランドでは、フィレット部分の応力緩和・応力分散効果が不足している。よって半田クラックが発生し、断線に至ることがあるため問題である。特にチップ抵抗に代表される側面電極がない表面実装部品においては、側面電極にフィレット部分が形成されないため、さらに応力緩和・応力分散効果が不足している。
本発明は前記従来技術の課題の少なくとも1つを解消するためになされたものであり、繰り返し熱応力に対して半田接合部の応力緩和効果・応力分散効果を十分に得ることが可能であり、高いクラック耐性を備える回路実装基板のランド、および、表面実装部品が搭載された回路実装基板を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、請求項1に係るランドは、表面実装部品の電極が接合される回路実装基板のランドであって、表面実装部品の軸方向外方へ延びる第1ランド部と、電極の外方端面の延長面から軸方向外方に存在する位置であり、かつ、第1ランド部の外方端辺から軸方向内方へ所定量移動した位置であって、第1ランド部の両側の軸方向側辺上に存在する位置を起点として、該起点から第1ランド部の幅方向両側に突出し、かつ該起点から軸方向内方へ延びてなり、該第1ランド部と一体に形成される第2ランド部とを備えることを特徴とする。
ランドは、回路実装基板に備えられ、表面実装部品の電極が接合される。表面実装部品の電極は、表面実装部品の軸方向に対する端部に備えられる。第1ランド部は、表面実装部品の軸方向外方へ延びて形成される。
電極の外方端面とは、表面実装部品の軸方向に対する端部に備えられる電極の、軸方向外方に存在する端面である。第2ランド部は、第1ランド部の軸方向の側辺上に存在する位置を起点として、当該起点から第1ランド部の幅方向両側に突出して形成される。また第2ランド部は、当該起点から軸方向内方へ延びて形成される。そして当該起点は、電極の外方端面の延長面から軸方向外方に存在する位置に存在する。
よって、第2ランド部は、電極の外方端面の延長面から軸方向外方側の領域においても、ランド部を有することになる。そして、半田等を用いて表面実装部品の電極をランドに接合する場合に、当該領域から電極の外方端面にかけて、斜前方へ半田フィレットを形成することが可能となる。これにより、熱応力緩和効果を得ることができ、クラックに対する耐性を向上させることができる。
また第2ランド部の起点は、第1ランド部の外方端辺から軸方向内方へ所定量移動した位置に存在する。第1ランド部の外方端辺とは、第1ランド部において、表面実装部品の軸方向の最外方に存在する端辺である。第2ランド部は、第1ランド部の軸方向の側辺上に存在する位置を起点として、当該起点から第1ランド部の幅方向両側に突出して形成される。よって第1ランド部はその幅方向に、第2ランド部が存在する領域と存在しない領域とを有する。そして第1ランド部は、第2ランド部に対して、当該起点から軸方向外方へ突出する形状となる。するとランドは、軸方向内方側から外方側に向かって、幅が狭くなる構造を有する。
これにより、半田等を用いて表面実装部品の電極をランドに接合する場合には、ランドの幅が狭い領域(軸方向外方側)では、リフローした半田の断面円弧状の半径が小さくなり、表面張力が分散しない。すると、より正確に幅方向の中心へ向かう表面張力が得られる。そしてその表面張力の影響が表面実装部品に及ぶ。よって表面実装部品は幅方向の中心へと引っ張られ、セルフアライメント効果が高くなり、位置ずれ防止の効果が向上する。
また第2ランド部において、電極の外方端面の延長面から軸方向外方側の領域を確保すると、第1ランド部の幅が広くなる部分が生じる。当該幅の広い部分においては、リフローした半田の表面張力が分散して弱くなり、セルフアライメント効果が低下する。しかし第1ランド部は、軸方向内方側から外方側に向かって幅が狭くなる構造を有することで、セルフアライメント効果を高めることができる。これにより、第2ランド部における電極の外方端面の延長面から軸方向外方側の領域を確保することと、セルフアライメント効果を高めることとを両立することが可能となる。なお「該起点から第1ランド部の幅方向両側に突出し」とは、単に軸方向に垂直な方向に突出することのみを指すのではなく、表面実装部品の幅方向に位置する第2ランド部の側端辺と接続する方向を示し、軸方向に垂直でなくても良い。またその突出は、直線状でなくてもよく、曲線状でもよい。
また請求項2に係るランドは、請求項1に記載のランドにおいて、第2ランド部の軸方向に対する幅は、第1ランド部の軸方向に対する幅の1/2以上の値であることを特徴とする。
半田等を用いて表面実装部品の電極をランドに接合する場合には、第2ランド部の所定領域(電極の外方端面の延長面から軸方向外方に存在する領域)から、電極の外方端面にかけて、斜前方に半田フィレットが形成される。そして、第2ランド部の幅が、第1ランド部の幅に対して1/2以上の値とされる。よって、斜前方に向かって形成される半田フィレットにおいて、熱応力を緩和するための強度を得るために必要なすそ野の長さを確保ことが可能となる。これにより、半田フィレット全体の強度を確保でき、熱応力緩和効果を高めることができるため、熱応力に対するクラック耐性を向上させることができる。
また請求項3に係る表面実装部品が搭載された回路実装基板は、表面実装部品の電極がランドに接合された回路実装基板であって、表面実装部品は、少なくとも表面実装部品の両端の下面と外方端面とに導電部を備え、ランドは、表面実装部品の軸方向外方へ延びる第1ランド部と、電極の外方端面の延長面から軸方向外方に存在する位置であって、第1ランド部の両側の軸方向側辺上に存在する位置を起点として、該起点から第1ランド部の幅方向両側に突出し、かつ該起点から軸方向内方へ延びてなり、該第1ランド部と一体に形成される第2ランド部とを備えることを特徴とする。
回路実装基板のランドには、表面実装部品の電極が接合される。表面実装部品は、電極として、少なくとも表面実装部品の下面と外方端面とに導電部を備える。ランドは、第1ランド部と第2ランド部とを備える。第1ランド部は、表面実装部品の軸方向外方へ延びて形成される。第2ランド部は、電極の外方端面の延長面から軸方向外方に存在する位置であって、第1ランド部の両側の軸方向側辺上に存在する位置を起点として形成される。そして第2ランド部は、該起点から第1ランド部の幅方向両側に突出し、かつ該起点から軸方向内方へ延びて形成される。
よって半田等を用いて表面実装部品の電極をランドに接合する場合に、第2ランド部における電極の外方端面の延長面から軸方向外方側に存在する領域から、電極の外方端面までの空間に、半田が充填され、フィレットを形成することができる。これにより、当該フィレットによって、表面実装部品とランドとの接合部における熱応力緩和効果を高めることができる。よって、表面実装部品が搭載された回路実装基板の、クラックに対する耐性を向上させることができる。
また請求項4に係る表面実装部品が搭載された回路実装基板は、請求項3に記載の回路実装基板において、第1ランド部から、外方端面にかけて第1フィレットが形成され、第2ランド部の電極の外方端面の延長面から軸方向外方に存在する領域から、外方端面にかけて、第2フィレットが形成されることを特徴とする。
第1フィレットに加えて、第2フィレットが形成される。ここで第2フィレットの効果について、外方端面と第2ランドとの位置関係に着目して説明する。第2ランド部における電極の外方端面の延長面から軸方向外方側に存在する領域は、外方端面の延長面に対して、軸方向外方側に存在している。すると、当該領域と外方端面との間に発生する力のベクトルは、軸方向成分を有する。
よって第1フィレットに加えて、第2フィレットを備えることで、軸方向の熱応力を緩和することが可能となり、また、電極下面に集中する応力を分散することが可能である。これにより、第2フィレットによってさらに熱応力を緩和する効果が得られるため、表面実装部品が搭載された回路実装基板の繰り返し熱応力に対するクラック耐性を向上させることができる。
また請求項5に係る表面実装部品が搭載された回路実装基板は、請求項4に記載の回路実装基板において、表面実装部品は、軸方向の両側面に電極を有さないチップ抵抗であることを特徴とする。
チップ抵抗は、一般に軸方向の両側面に電極を有さない構成とされる。するとチップ抵抗の側面部には半田が濡れないため、当該側面部から第2ランド部までの空間に半田が充填されず、フィレットは形成されない。しかしチップ抵抗の外方端面には電極が存在し、半田が濡れる。すると本実施形態においては、外方端面から、第2ランド部の電極の外方端面の延長面から軸方向外方に存在する領域にかけて、第2フィレットが形成される。これにより、側面部に電極が存在しないチップ抵抗であっても、第2フィレットを形成することが可能となり、熱応力を緩和する効果を得ることができる。
また請求項6に係る表面実装部品の電極が接合される回路実装基板のランドは、表面実装部品の軸方向外方へ延びる第1ランド部と、電極の外方端面の延長面から軸方向外方に存在する位置であって、第1ランド部の両側の軸方向側辺上に存在する位置を起点として、該起点から第1ランド部の幅方向両側に突出し、かつ該起点から軸方向内方へ延びてなり、該第1ランド部と一体に形成される第2ランド部とを備え、第1ランド部は、第2ランド部に対して、起点から軸方向外方へ突出することで、幅方向両側に切り欠き部が形成されていることを特徴とする。
ランドは、第1ランド部と第2ランド部とを備える。第1ランド部は、表面実装部品の軸方向外方へ延びて形成される。第2ランド部は、電極の外方端面の延長面から軸方向外方に存在する位置であって、第1ランド部の両側の軸方向側辺上に存在する位置を起点として形成される。第1ランド部は、第2ランド部に対して、起点から軸方向外方へ突出する。そして幅方向両側に切り欠き部が形成される。するとランドは、軸方向内方側から外方側に向かって、幅が狭くなる構造を有する。
これにより、切り欠き部が存在する領域(軸方向外方側)では、リフローした半田の断面円弧状の半径が小さくなり、表面張力が分散しない。すると、より正確に幅方向の中心へ向かう表面張力が得られ、その表面張力の影響が表面実装部品に及ぶため、セルフアライメント効果が高くなり、位置ずれ防止の効果が向上する。
また請求項7に係る表面実装部品の電極が接合される回路実装基板のランドは、表面実装部品の軸方向外方へ延びる第1ランド部と、表面実装部品の幅方向両側に位置する第2ランド部とを備え、電極の外方端面の延長面から軸方向外方に存在する位置であって、第1ランド部の両側の軸方向側辺上に存在する位置を起点として、起点より第1ランド部の軸方向内方にかけて第1ランド部と第2ランド部とが一体に形成されていることを特徴とする。
第1ランド部は、表面実装部品の軸方向外方へ延びて形成される。第2ランド部は、表面実装部品の幅方向両側に位置する。第2ランド部は、第1ランド部の軸方向の側辺上に存在する位置を起点として、当該起点より第1ランド部の軸方向内方にかけて形成される。また、第1ランド部と第2ランド部とが一体に形成される。
第2ランド部は、当該起点から軸方向に突出する。このとき突出する方向は、軸方向に垂直な方向に限られず、またその突出は、直線状であることには限られない。また第2ランド部は、当該起点より第1ランド部の軸方向内方にかけて形成される。このとき第2ランド部が軸方向に対して備える側辺は、軸方向に水平な方向に限られず、またその側辺は直線状であることには限られない。
これにより第2ランド部は、自由な外周形状を備えて、端子の外方端面方の延長面から軸方向外方側の領域に形成されることになる。そして、表面実装部品の半田接合時に、当該領域から端子の外方端面にかけて、斜前方へ半田フィレットを形成することが可能となる。このとき第2ランド部外周形状を曲線を有するように形成することにより、熱応力の集中を防ぐことができ、フィレットのクラックに対する耐性を向上させることができる。
本発明によれば、チップ抵抗に代表される側面電極がない表面実装部品においても、繰り返し熱応力に対して半田接合部の応力緩和効果・応力分散効果を十分に得ることが可能であり、高いクラック耐性を備える回路実装基板のランド、および、表面実装部品が搭載された回路実装基板を提供することが可能となる。
以下、本発明の回路実装基板のランドおよび表面実装部品が搭載された回路実装基板について具体化した実施形態を図1乃至図4に基づき図面を参照しつつ詳細に説明する。図1は、ランドとチップ部品との関係を示す斜視図である。図1に示すように、アルミニウムを主構造に用いた金属基板2上には、一対のランド1が一定間隔をおいて対向配置されている。このランド1上には平面長方形状のチップ抵抗3が載置される。チップ抵抗3の両端部には、電極4が備えられ、ランド1と電気的に接続されるようになっている。
チップ抵抗3の電極4は、チップ抵抗側面部5に電極が存在しない構成である。よって電極4は、縦断面形状が略コ字状に形成される。これは、チップ抵抗3の仕様上および製造上の観点から、チップ抵抗においては一般的に採用されている構成である。
図2に、ランド1とチップ抵抗3との関係を示す平面図を示す。ランド1は、第1ランド部11と、第2ランド部12とを備える。チップ抵抗3の長手方向を軸方向X、短手方向を幅方向Yとする。第1ランド部11は、チップ抵抗3の軸方向X外方へ延びて形成される。また第1ランド部11は、幅方向Yに幅Lを有する。
第2ランド部12は、第1ランド部11の軸方向Xの側辺上に存在する所定位置13を起点として、当該所定位置13から第1ランド部11の幅方向Y両側に、幅(L/2)分だけ突出して形成される。そして第2ランド部12は、当該所定位置13から内方端辺の終点15に至るまで、軸方向X内方(チップ抵抗3中心方向)へ向かって延びるように形成される。
また所定位置13は、電極の外方端面6の延長面Aから軸方向X外方に存在する。よって、第2ランド部は、外方端面6の延長面Aから軸方向X外方側に、領域14(図中斜線部)を備えることになる。
また第2ランド部の所定位置13は、第1ランド部11の外方端辺18から軸方向X内方へ、所定量M移動した位置に存在する。よって第1ランド部11は、第2ランド部12に対して、所定位置13から軸方向X外方へ突出する形状となる。そして第2ランド部12の存在しない領域が、切り欠かれた形状とされる。よってランド1の幅は、軸方向X内方側から外方側に向かって、幅2Lから幅Lへ狭くなる構造を有する。
本発明に係るランド1に、チップ抵抗3を半田接合したときの構成を説明する。図3に、半田接合後における、ランド1とチップ抵抗3との関係を示す斜視図を示す。外方端面6から第1ランド部11までの空間に半田が充填され、第1フィレットとしての前方フィレット21が形成される。
しかし電極が存在しないチップ抵抗側面部5から、第2ランド部12までの空間には、半田が十分に充填されず、側方フィレットは形成されない。これは、チップ抵抗側面部5に電極がなく、半田が濡れないためである。
しかし、本発明に係るランド1は、第2ランド部12を備えている。そして第2ランド部12は、図2に示すように、外方端面6の延長面Aの軸方向外方に、十分広い面積を有する領域14(図中斜線部)を備えている。また外方端面6は電極が存在するため、半田が濡れる。よって外方端面6の電極辺16から第2ランド部12の領域14までの空間に半田が充填され、第2フィレットとしての斜前方フィレット22(図3)を形成することができる。また斜前方フィレット22は、電極辺16を起点として、チップ抵抗側面部5に面する領域にゆるやかに回り込むように形成される。
冷熱サイクル試験(TCT試験)時における、斜前方フィレット22の効果を説明する。車載用の電子装置などに代表される、高温及び低温環境下での信頼性が求められる実装基板では、冷熱サイクル試験をパスする必要がある。冷熱サイクル試験は、表面実装部品を半田接合した状態で、例えば100度から−50度までの温度変化を2000サイクル繰り返されることで行われる。
温度変化による長さの変化割合を表す線膨張係数は、材料によって異なる。そしてアルミ製の金属基板2の線膨張係数は、チップ抵抗3の線膨張係数に比して大きい。すると、金属基板2の長さ変化の方がチップ抵抗3の変化より大きくなる。よってチップ抵抗3が実装された金属基板2においては、温度変化に伴って、金属基板2とチップ抵抗3との線膨張係数の差に応じて、両者の半田接合部分に熱応力が発生する。また、線膨張量の差の絶対量は、チップ抵抗3の長さが長いほど大きく現れることから、主として、チップ抵抗3の長手方向である軸方向Xの熱応力が発生する。
そして、冷熱サイクル試験が長期間行われ、軸方向Xの熱応力が繰り返し加えられると、電極4とランド1との対向部全体を起点としてクラックが発生する。クラック発生後も熱応力が繰り返し加えられると、クラックが半田接合部をランド側部分と電極側部分とに分割するように、徐々に面状に進展する。そしてクラックが前方フィレット21の表面に到達すると、電極とランドの導通が妨げられる状態(貫通破断)に至り、故障となる。
ここで、チップコンデンサ等に代表される、チップ部品の側面部に電極が存在する表面実装部品を実装する場合を考える。このとき、チップ部品の側面部には半田が濡れるため、チップ部品の側面部から第2ランド部12までの空間を充填するように側方フィレットが形成される。よって側方フィレットによって、熱応力緩和効果が得られ、また下面外端辺17に集中する熱応力を分散する効果が得られる。すると、クラックに対する耐性が向上するため、冷熱サイクル試験における歩留まりを向上させることができる。
しかし本実施形態では、チップ抵抗側面部5に電極が存在しないチップ抵抗3を実装している。するとチップ抵抗側面部5は半田が濡れないため、チップ抵抗側面部5から第2ランド部12までの空間には十分に半田が充填されず、側方フィレットが形成されない。よって、側方フィレットによっては、クラックに対する耐性を向上させることができない。
しかしランド1は、本発明に特徴的な部位である領域14を備えている。また外方端面6は電極が存在するため、半田が濡れる。よって外方端面6から、第2ランド部12の領域14までの空間に半田が充填され、斜前方フィレット22が形成される。
ここで斜前方フィレット22の効果について、外方端面6と領域14との位置関係に着目して説明する。領域14は、外方端面6の延長面Aに対して、軸方向X外方側に存在している。すると、領域14と外方端面6との間に発生する力のベクトルは、軸方向X成分を有する。よって斜前方フィレット22によって、軸方向Xの熱応力を緩和することが可能であり、また電極4とランド1との対向部に集中する応力を分散することが可能である。これにより、側方フィレットがなくても、斜前方フィレット22によって熱応力緩和効果が得られるため、クラックに対する耐性が向上し、冷熱サイクル試験における歩留まりを向上させることができる。
また、第1ランド部11と第2ランド部12とによって形成される切り欠き部の効果を、図2を用いて説明する。所定位置13は、第1ランド部11の外方端辺18から軸方向X内方へ所定量M移動した位置に存在する。第2ランド部12は、所定位置13を起点として、所定位置13から第1ランド部11の幅方向Yの両側に突出して形成される。よって第1ランド部11はその幅方向に、第2ランド部12が存在する領域と存在しない領域とを有する。そして第1ランド部11は、第2ランド部12に対して、所定位置13から軸方向X外方へ突出する形状となる。よって幅方向Yの両側に、対称に切り欠き部が形成される。ランド1は切り欠きがあることで、軸方向X内方側から外方側に向かって、幅方向Yの幅が幅2Lから幅Lへと狭くなる構造を有する。
リフローされた半田は、表面張力によって中央部が膨らんだ断面円弧状となる。そして半田の表面張力によりチップ抵抗3は幅方向Yの中心へと引っ張られる。チップ抵抗3のいわゆるセルフアライメント効果である。ここでランド1の軸方向X内方側における、第2ランド部12が存在する領域(幅2L)では、ランド1の幅方向Yの幅が広いため、半田がリフローしたときに、重力等の影響によりその中央部は平坦になり、表面張力が分散して弱くなる。よってチップ抵抗3は幅方向Yへ移動しやすくなり、セルフアライメント効果が弱くなる。特に、領域14の広さを大きくとるほど、セルフアライメント効果が弱くなる傾向にある。
しかし、ランド1の軸方向X外方側における、第2ランド部12が存在しない領域では、ランド1の幅方向Yの幅が狭い(幅L)ため、半田がリフローしたときに、断面円弧状の半径が小さくなり、表面張力が分散しない。すると、より正確に幅方向Yの中心へ向かうセルフアライメント効果が得られる。そしてその表面張力の影響がチップ抵抗3に及ぶことにより、セルフアライメント効果が高くなる。
このように、本実施例のランド1の形状によれば、第2ランド部12を作り、領域14を確保することで斜前方フィレット22を形成できる効果が得られる。また領域14の確保のために、ランド1の幅方向Yの幅が広くなる部分が生じる。当該幅の広い部分においては、リフローした半田の表面張力が分散して弱くなり、セルフアライメント効果が低下する。しかし第1ランド部11を軸方向X外方へ突出させる切り欠き形状とすることで、領域14の存在に関わらずセルフアライメント効果を高めることができる。よって、ランド1の切り欠き形状により、領域14を確保することと、セルフアライメント効果を高めることとを両立することが可能となる。また第1ランド部11を突出させることで、前方フィレット21のすそ野の長さを大きくすることができ、熱応力緩和効果を高めることが可能となる。
以上詳細に説明したとおり、第1実施形態に係る回路実装基板のランドは、両端電極の側方に電極が形成されない表面実装部品であっても、外方端面6の電極辺16から、第2ランド部12の領域14までの空間に半田が充填され、斜前方フィレット22が形成される。よって斜前方フィレット22によって、軸方向Xの熱応力を緩和することが可能であり、また電極4とランド1との対向部に集中する応力を分散することが可能である。これにより、側方フィレットがなくても、斜前方フィレット22によって熱応力緩和効果が得られるため、クラックに対する耐性が向上し、冷熱サイクル試験における歩留まりを向上させることができる。
また第1ランド部11は、第2ランド部12に対して、所定位置13から軸方向X外方へ突出する形状となることで、幅方向Yの両側に、対称に切り欠き部が形成される。ここで半田等を用いて表面実装部品の電極をランドに接合する場合には、ランドの幅が狭い領域(軸方向外方側)では、リフローした半田の断面円弧状の半径が小さくなり、表面張力が分散しない。すると、より正確に幅方向Yの中心へ向かうセルフアライメント効果が得られる。そしてその表面張力の影響がチップ抵抗3に及ぶことにより、セルフアライメント効果が高くなる。
特に、領域14の確保のために、ランド1の幅方向Yの幅が広くなる部分が生じると、当該幅の広い部分においてセルフアライメント効果が低下する。しかし第1ランド部を切り欠き形状とすることで、領域14が存在する状態においてもセルフアライメント効果を高めることができる。よって、ランド1の切り欠き形状により、領域14を確保し斜前方フィレット22を形成することと、チップ抵抗3のセルフアライメント効果を高めることとを両立することが可能となる。これにより、セルフアライメント効果を向上させ、位置ずれ防止の効果を向上させることで、チップ抵抗3の実装の信頼性を高めることができる。
尚、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能であることは言うまでもない。第2ランド部12の外周の形状は、角部を有さず、熱応力が集中しない形状であればよい。例えば図4に示すランド1aに備えられる第2ランド部12aのように、所定位置13aから終点15aまでの外周において、角部の曲率半径を大きくするとしてもよい。これにより、半田フィレットが形成された時に、フィレットの角部に応力集中することを防止することが出来る。よって、半田フィレットのクラック耐性を高めることができ、冷熱サイクル試験における歩留まりを向上させることができる。また第2ランド部12の外周の形状は、真円状や楕円状などの応力が集中しない形状であってもよいことは言うまでもない。
また本実施形態では、第2ランド部12の幅方向Yの幅は、幅(L/2)であるとしたが、この形態に限られず、適宜変更してもよいことは言うまでもない。そして、第2ランド部12の幅は、第1ランド部11の幅Lに対して1/2以上であることが好ましい。第2ランド部12と外方端面6との間に形成される斜前方フィレット22の強度を確保し、熱応力緩和の効果を十分に得るためである。また第2ランド部12の幅は、金属基板2の表面実装密度、或いは実装部品の大きさ、種類等に応じて適宜に定めることが可能である。
また所定量Mの値は、適宜変更してもよいことは言うまでもない。このとき所定量Mは、斜前方フィレットに要求される応力緩和効果と、チップ抵抗3の実装時の位置決め精度との兼ね合いにより決定される。繰り返し熱応力に対するクラック耐性を高める必要がある場合には、所定量Mを小さくし、斜前方フィレットのすそ野の長さを大きくする。これにより、熱応力緩和効果が大きくなる。一方、チップ抵抗3の実装時の位置決め精度を高める必要がある場合には、所定量Mを大きくし、第1ランド部の軸方向X外方への突出量を大きくする。これにより、セルフアライメント効果が高くなる。
また本実施形態では、表面実装部品としてチップ抵抗を用いたが、これに限られない。側面の少なくとも一方に電極がない表面実装部品であれば、チップ抵抗に限らず、本発明が適用可能であることは言うまでもない。
ランドとチップ部品との関係を示す斜視図である。 ランド1とチップ抵抗3との関係を示す平面図である。 半田接合後における、ランド1とチップ抵抗3との関係を示す斜視図である。 ランド1aを示す平面図である。 従来技術におけるプリント配線板の要部平面図である。
符号の説明
1、1a ランド
2 金属基板
3 チップ抵抗
4 電極
5 チップ抵抗側面部
6 外方端面
11 第1ランド部
12、12a 第2ランド部
13 所定位置
14 領域
15 終点
16 電極辺
17 下面外端辺
18 外方端辺
21 前方フィレット
22 斜前方フィレット
A 延長面

Claims (7)

  1. 表面実装部品の電極が接合される回路実装基板のランドであって、
    前記表面実装部品の軸方向外方へ延びる第1ランド部と、
    前記電極の外方端面の延長面から前記軸方向外方に存在する位置であり、かつ、前記第1ランド部の外方端辺から前記軸方向内方へ所定量移動した位置であって、前記第1ランド部の両側の軸方向側辺上に存在する位置を起点として、該起点から前記第1ランド部の幅方向両側に突出し、かつ該起点から前記軸方向内方へ延びてなり、該第1ランド部と一体に形成される第2ランド部と
    を備えることを特徴とするランド。
  2. 前記第2ランド部の前記軸方向に対する幅は、前記第1ランド部の前記軸方向に対する幅の1/2以上の値であることを特徴とする請求項1に記載のランド。
  3. 表面実装部品の電極がランドに接合された回路実装基板であって、
    前記表面実装部品は、少なくとも前記表面実装部品の両端の下面と外方端面とに導電部を備え、
    前記ランドは、
    前記表面実装部品の軸方向外方へ延びる第1ランド部と、
    前記電極の外方端面の延長面から前記軸方向外方に存在する位置であって、前記第1ランド部の両側の軸方向側辺上に存在する位置を起点として、該起点から前記第1ランド部の幅方向両側に突出し、かつ該起点から前記軸方向内方へ延びてなり、該第1ランド部と一体に形成される第2ランド部と
    を備えることを特徴とする表面実装部品が搭載された回路実装基板。
  4. 前記第1ランド部から、前記外方端面にかけて第1フィレットが形成され、
    前記第2ランド部の前記電極の外方端面の延長面から前記軸方向外方に存在する領域から、前記外方端面にかけて、第2フィレットが形成されることを特徴とする請求項3に記載の表面実装部品が搭載された回路実装基板。
  5. 前記表面実装部品は、前記軸方向の両側面に電極を有さないチップ抵抗であることを特徴とする請求項4に記載の表面実装部品が搭載された回路実装基板。
  6. 表面実装部品の電極が接合される回路実装基板のランドであって、
    前記表面実装部品の軸方向外方へ延びる第1ランド部と、
    前記電極の外方端面の延長面から前記軸方向外方に存在する位置であって、前記第1ランド部の両側の軸方向側辺上に存在する位置を起点として、該起点から前記第1ランド部の幅方向両側に突出し、かつ該起点から前記軸方向内方へ延びてなり、該第1ランド部と一体に形成される第2ランド部とを備え、
    第1ランド部は、前記第2ランド部に対して、前記起点から前記軸方向外方へ突出することで、幅方向両側に切り欠き部が形成されていることを特徴とするランド。
  7. 表面実装部品の電極が接合される回路実装基板のランドであって、
    前記表面実装部品の軸方向外方へ延びる第1ランド部と、
    前記表面実装部品の幅方向両側に位置する第2ランド部とを備え、
    前記電極の外方端面の延長面から前記軸方向外方に存在する位置であって、前記第1ランド部の両側の軸方向側辺上に存在する位置を起点として、前記起点より前記第1ランド部の前記軸方向内方にかけて前記第1ランド部と前記第2ランド部とが一体に形成されていることを特徴とするランド。
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