JP6565167B2 - 実装構造体 - Google Patents

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本発明は、表面実装用部品を基板に実装した実装構造体に関する。
従来、コンデンサ等の表面実装用部品が基板に実装された実装構造体が種々提案されている。例えば特許文献1には、図11に示される素子実装基板が記載されている。
図11に示すように、部品本体部103の外縁部に形成された電極102と、基板106表面に形成されたランド104とを、はんだ層105により接合されている。この電極102において、ランド104と対向する部位の厚さを部品本体部103のエッジ部から離れるに伴い増大させる素子実装用基板が記載されている。
また、特許文献2には、図12に示される表面実装用基板が記載されている。
図12に示すように、表面実装用基板110は、基板の絶縁体層111の主面上に形成されたくし歯形状の端子112を有し、この端子112上に半田ペースト114が印刷され、半田ペースト114を溶融し、チップ部品が半田付けされる旨、記載されている。
特開2005−183468号公報 特開平3−85792号公報
高い信頼性が要求される市場(例えば車載用など)において使用される大型の表面実装用部品は、特にはんだ部の熱サイクルによる疲労寿命を向上させることが求められる。
このため、表面実装用部品と基板との間の距離を大きくし、この部分にはんだの量を増大させることではんだ部の歪みの値を低減させることが知られている。しかしながら、上記特許文献1に記載された表面実装用部品の実装構造体は、素子に備えられている電極の形状を変更させなければならず、製造工程や製造工法の複雑化、製造コストの増大を招く。
上記特許文献2に記載された実装構造体は、電極とくし歯形状の端子との間に空隙が形成されているため、製造過程において空隙がクラックと判断されてしまう可能性があること、及びはんだが剥離されやすく、信頼性が低い。
本発明は、上記従来技術の有する課題に鑑みてなされたものであり、製造工程の複雑化やコストの増大を招くことなく、簡単な方法で表面実装用部品と基板との間の距離を嵩増しすることにより熱サイクルによるはんだ疲労寿命を向上させた、信頼性の高い表面実装用部品の実装構造体を提供することを目的とする。
本発明に係る実装構造体は、基板と、基板に搭載される表面実装用部品を備え、表面実装用部品は、部品本体部と、電極部とを有し、基板は、電極部と電気的に接続されるランド部を有し、ランド部外縁は、部品本体部に覆われている領域に形成された第1の外縁線と、部品本体部に覆われていない領域に形成され、第1の外縁線に対向して設けられた第2の外縁線を有し、第1の外縁線は、第2の外縁線より長く形成されていると共に、第1の外縁線は、電極部に重ならない位置に形成されている。
これにより、第1の外縁線の表面張力が大きくなり、はんだ溶融時に、部品下面にはんだが入り込み、表面実装用部品を押し上げ、電極下面部と前記ランド部の間に設けられたはんだの厚みhを厚くすることが可能となり、熱サイクルによるはんだの疲労寿命が向上する。第1の外縁線は電極に重ならない位置に形成することで、部品電極とはんだとの接合面積が増えるため、更に、熱サイクルによるはんだの疲労寿命が向上する。
本発明の好ましい実施態様としては、第1の外縁線は、複数の直線または曲線、あるいはこれらの組合わせにより形成されている。
これにより、表面実装用部品下面にはんだが入り込む量が増大するため、はんだの厚みhを厚くすることが可能となり、熱サイクルによるはんだの疲労寿命が向上する。
本発明の好ましい実施態様としては、第1の外縁線は、第2の外縁線より1.8倍以上長く形成されている。
これにより、最適な第1の外縁線を形成できるので、より効率的にはんだの厚みhを厚くすることが可能となる。
本発明は、製造工程の複雑化やコストの増大を招くことなく、簡単な方法で表面実装用部品と基板との間の距離を嵩増しすることにより熱サイクルによるはんだ疲労寿命を向上させ、信頼性の高い表面実装用部品の実装構造体を提供することができる。
第1の実施形態に係る表面実装用部品の平面図である。 第1の実施形態に係る表面実装用部品の側面図である。 図1の1A−1A部の断面図である。 第2の実施形態に係る表面実装用部品の平面図である。 第3の実施形態に係る表面実装用部品の平面図である。 第4の実施形態に係る表面実装用部品の平面図である。 はんだの厚みとはんだフィレットまでの最短距離の比とクラック率の関係を示すグラフである。 第1の外縁線と第2の外縁線の比とクラック率の関係を示すグラフである。 第1の外縁線と第2の外縁線の比とクラック率の関係を示すグラフである。 従来の表面実装用部品の平面図である。 従来の表面実装用部品の側面図である。 従来の表面実装用部品の側面図である。
以下、本発明の好適な実施形態について説明する。なお、本発明の対象は以下の実施形態に限定されるものではない。また以下に記載した構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のものが含まれると共に、その構成要素は、適宜組み合わせることが可能である。また説明図は模式的なものであり、説明の便宜上、厚みと平面寸法との関係は、本実施形態の効果が得られる範囲内で実際の構造とは異なっていても良いこととする。
本発明の実施の形態を図面を参照し、詳細に説明する。なお、図面の説明においては同一要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係る表面実装用部品1の実装構造体2を示す平面図である。図2は、第1の実施形態に係る表面実装用部品1の実装構造体2を示す側面図である。図2に示すように、表面実装用部品1の実装構造体2は、基板29と、この基板29に搭載された表面実装用部品1を備えている。表面実装用部品1は、部品本体部28と、部品本体部28の外縁部にはんだ接続が可能な第一の電極20と、第二の電極24により構成されている。表面実装用部品1の具体的な例としては、チップコンデンサやチップ抵抗等が挙げられる。部品本体部28は、直方体状であるが、角部が面取りやR取り形状とされていても良い。部品本体部28は、例えば適宜のセラミックスによって構成することができる。部品本体部28の寸法は、例えば横5.7mm、縦5.0mm、高さ2.6mmである。
基板29は、ガラスエポキシ樹脂等からなる絶縁体30の表面に、銅箔等からなる第一のランド部3と第二のランド部10が形成されたものであり、はんだ付けされない部分には、基板29の表面にソルダーレジスト18にて覆われる。第一のランド部3と第二のランド部10は、部品本体部28の長手方向Kに沿って配置されている。表面実装用部品1と基板29は、第一の電極20とこれに対向する第一のランド部3とが、はんだ19によって固着されることで、はんだ19を介して電気的に接続される。同様に、第二の電極24と第二のランド部10もはんだ19を介して電気的に接続される。
電極20は、部品本体部28の下面に位置する電極下面部21と、部品本体部28の側面に位置する電極側面部22と、部品本体部28の上面に位置する電極上面部23とを有する。同様に、電極24は、部品本体部28の下面に位置する電極下面部25と、部品本体部28の側面に位置する電極側面部26と、部品本体部28の上面に位置する電極上面部27を有する。この電極20、24は、側面視において略コの字状をなして部品本体部28の外縁に備えられている。
平面視において、ランド部3は、部品本体部28に覆われている領域4と、部品本体部28に覆われていない領域5を有する。同様にランド部10は、部品本体部28に覆われている領域11と、部品本体部28に覆われていない領域12を有する。
またランド部3の外形は、部品本体部28の短手方向Pに沿って延び、領域5に備えられる第2の外縁線7と、この第2の外縁線7の両端からK方向に向かって延びる二本の短線8,9を有すると共に、第2の外縁線7と対向して設けられた領域4に設けられる第1の外縁線16とを有する。この第1の外縁線16の両端は、短線8,9の端部と連結している。ここで、第1の外縁線16は、第2の外縁線7より長く形成されている。具体的には、第1の実施形態では、第1の外縁線16は、半円形状とその両端部からK方向に直線状に延びた半円直線部31が11箇所設けられている。また、半円直線部31の端点同士を直線的に結ぶようにP方向に直線部が形成されている。これにより、第1の外縁線16は半円直線部31が千鳥状に形成された構成となっている。同様に、ランド部10の外形は、部品本体部28の短手方向Pに沿って延び、領域12に備えられる第2の外縁線13と、この第2の外縁線13の両端からK方向に向かって延びる二本の短線14、15とを有すると共に、第2の外縁線13と対向して設けられた領域11に設けられる第1の外縁線17とを有する。ここで、第1の外縁線17は、第2の外縁線13より長く形成されている。第1の外縁線17は、半円形状とその両端部からK方向に直線状に延びた半円直線部31が11箇所設けられて、半円直線部31を端点同士を直線的に結ぶようにP方向に直線部が形成されている。これにより、第1の外縁線17は半円直線部31が千鳥状に形成された構成となっている。
上述の構成は、ランド部3,10の外形を形成する外縁が、はんだ19を塗布した時に、はんだ19とソルダーレジスト18との境界となる例について説明した。つまり第1の外縁線16,17や第2の外縁線7,13は、ランド部3,10の外縁と一致していたが、例えばランド部3,10の上面の一部にソルダーレジスト18が被さっている場合は、当該ソルダーレジスト18とはんだ19の境界がランド部の第1の外縁線16,17や第2の外縁線7,13となる。つまり、はんだ19を塗布した時に、はんだ19が乗る部分の外縁が第1の外縁線16,17や第2の外縁線7,13を構成する。
また、第2の外縁線7、13に角丸めや面取りがなされた形状となっている場合は、実質的な外縁の長さとなる一方の短線8,14の一端と他方の短線9,15の一端間が、第2の外縁線7,13となり、この線長が第1の外縁線16,17より短くなっていれば良い。
ランド部3の各線の長さは、第2の外縁線7が略4.8mm、短線8,9が略3.0mm、第1の外縁線16が略9.6mmと、第2の外縁線の長さに対して第1の外縁線の長さが略2倍となっている。短線8,9は、領域4に位置する長さが1mm、領域5に位置する長さが2mmとなっている。ランド部3の大きさは、実装面積や、リフロー時の部品の浮き上がり等を考慮して、適宜決定することができる。
次に、表面実装用部品1の実装構造体2の製造方法の一例について説明する。
まず、上述の第1及び第2のランド部3,10とを有する基板29と、表面実装用部品1とを用い、表面実装用部品1を基板29へ搭載する。
次に、ランド部3と電極20、及びランド部10と電極24を電気的に接続すべく、はんだ19をランド部3,10に塗布し、周知のリフローによりはんだ19を溶融させ、ランド部3,10と表面実装用部品1を固着させる。
ここで、はんだ19をランド部3,10に塗布しリフローにて溶融した際、第1の外縁線16が第2の外縁線7より長く形成されていることにより、第1の外縁線16近辺のはんだ19が、表面張力が大きくなる。したがって、表面実装用部品下面にはんだ19が入り込む量が増大する。より具体的には、千鳥状に形成された半円直線部31と、この半円直線部31の端点同士を直線的に結ばれた直線部によって形成された領域に、はんだ19が入り込む量が増大する。これにより、表面実装用部品1が従来の矩形形状のランド部と比較して上方へ位置されるため、電極下面部21とランド部3の間に設けられたはんだ19の厚さhが増加し、はんだ19に生じる歪みが軽減でき、熱サイクルによるはんだの疲労寿命を向上することができる。また、リフローはんだ後、光学系の外観検査装置を用いはんだ付け状態を確認する。ランド部3,10の領域5,12の外形が歪んだ形状の場合、外観検査装置が正確な判断ができず、所謂見すぎ不良が多くなってしまうことが懸念される。本実施形態のランド部3,10は、領域5,12の形状は変わらない為、従来の表面実装用部品1と同様の外観検査装置の使用が可能となる。
図3は、図1の1A−1A部の断面図を示す。はんだ19は、電極下面部21とランド部3との間、及び電極側面部22の中央部付近からランド部3の第2の外縁線7に向かって曲線状のフィレットが形成されている。
ここではんだクラックの発生について説明する。はんだクラックの長さをCとすると、通常、はんだクラックは、電極下面部21とはんだ19の界面から発生する。その後、はんだクラックは、電極下面部21と電極側面部22の交点からフィレット6に向かって進行する。ほとんどの場合、はんだクラックは、電極下面部21からはんだフィレット6までの最短距離Lに沿って進行する。また、電極下面部21の短線の長さをdとし、クラック率をC/(L+d)と定義すると、このクラック率は、小さければ小さいほど熱ストレスによるはんだの疲労寿命が高くなる。高い信頼性が要求される市場(例えば車載用など)において使用される大型の表面実装用部品では、クラック率が50%未満であることが望まれる。
図7は、L/hと、クラック率の関係を示すグラフである。横軸にはL/hを、縦軸にはクラック率を示している。
クラック率50%未満を一点鎖線で表示すると、電極下面部21のはんだの厚みhと電極下面部からはんだフィレットまでの最短距離Lとの関係L/hが、5〜30(但し、h≧40μm)の値にすると、クラック率が50%未満となり、熱ストレスによるはんだ疲労寿命を高め、部品の実装面積を最適化することが可能となる。熱ストレスによる、はんだに生じる歪みの最大値は、部品下のはんだ層との界面に発生するが、電極下面部21のはんだ19の厚みhを厚くすることで、はんだ19に生じる歪みの値を低減できる。実験では、部品本体部28を横5.7mm、縦5.0mmの所謂5750形状とした時に、hが0.04mm〜0.1mm、Lが0.6mm〜0.85mmであると、最適化する。また、電極下面部21の長さdと対向するランド部3は、全長に渡ってはんだ19にて覆われていることが望ましい為、本実施例の第1の外縁線16,17は、平面視において電極下面部21,25と重ならない位置に設けられることが重要である。
図8は第1の外縁線と第2の外縁線の比を変えた場合のクラック率を示すグラフである。このグラフは、部品本体部28の寸法が横5.7mm、縦5.0mm、高さ2.6mmのセラミックチップコンデンサを用いて、実験を行ったものである。縦軸は、クラック率、横軸は第1の外縁線/第2の外縁線を示している。ランド3,10の第1の外縁線16,17は、上述のような千鳥形状で長さが5.7mm、6.7mm、7.7mm、8.6mm、9.6mmのものを用いた。第2の外縁線7,13は、直線形状で4.8mmとした。その結果、第1の外縁線/第2の外縁線が1.2、1.4、1.6、1.8、2.0となり、その場合のクラック率は、各々、略90%、略88%、略70%、略50%、略20%となった。
図9は、図8同様に、第1の外縁線と第2の外縁線の比を変えた場合のクラック率を示すグラフである。このグラフは、部品本体部28の寸法が横3.2mm、縦1.6mm、高さ0.6mmのチップ抵抗を用いて、実験を行ったものである。図8との相違点は、図8はコンデンサを用いているが、図9はチップ抵抗を用いた点である。ランド3,10の第1の外縁線16,17は、上述のような千鳥形状で長さが1.9mm、2.2mm、2.6mm、2.9mm、3.2mmのものを用いた。第2の外縁線7,13は、直線形状で1.6mmとした。その結果、第1の外縁線/第2の外縁線が1.2、1.4、1.6、1.8、2.0となり、その場合のクラック率は、略78%、略77%、略70%、略50%、略10%となった。
従って、高い信頼性が要求される市場(例えば車載用など)において使用される大型の表面実装用部品で求められるクラック率が50%未満となるには、第1の外縁線に対して第2の外縁線が1.8倍以上長く形成されていることが好ましいといえる。
(第2の実施形態)
図4は、第2の実施形態に係る、表面実装用部品1の実装構造体2を示す平面図である。部品本体部に覆われている領域におけるランド部3a,10aの外縁を、破線で示している。
図4に示す表面実装用部品1の実装構造体2は、ランド部3a,10aの第1の外縁線の形状以外は、図1と同様である。第一のランド部3aおよび第二のランド部10aにおいて、第1の外縁線16a,17aは矩形の凹凸を複数設けている。第2の実施形態では、この凹凸は、正方形のものを複数設けているが、長方形でも構わない。
(第3の実施形態)
図5は、第3の実施形態3に係る、表面実装用部品1の実装構造体2を示す平面図である。部品本体部に覆われている領域におけるランド部3b,10bの外縁を、破線で示している。
図5に示す表面実装用部品1の実装構造体2は、ランド部3b,10bの第1の外縁線の形状以外は、図1と同様である。第一のランド部3bおよび第二のランド部10bにおいて、第1の外縁線16b,17bは、三角状の突起を複数設けている。第3の実施形態では、三角状の突起は、正三角形であるが、二等辺三角形や、その他の類似した三角形でも構わない。
(第4の実施形態)
図6は、第4の実施形態に係る、表面実装用部品1の実装構造体2を示す平面図である。部品本体部に覆われている領域におけるランド部3c,10cの外縁を、破線で示している。
図6に示す表面実装用部品1の実装構造体2は、ランド部3c,10cの第1の外縁線の形状以外は、図1と同様である。第一のランド部3cおよび第二のランド部10cにおいて、第1の外縁線16c,17cは、台形状の突起を複数設けている。第4の実施形態では、台形状の突起は、四角形であるが、多角形でも構わない。
以上、実施形態について説明したが、実施形態に限定されず、種々の変更を行うことができる。例えば、実施形態では、2つのランド部を有する表面実装用部品1について説明したが、3つのランド部を有するもの、またはそれより多い数のランド部を有するものであってもよい。
また、基板29に実装される表面実装用部品1の種類は、特に限定されない。チップコンデンサ、チップ抵抗以外にも、例えば、チップインダクタやチップサーミスタ、チップバリスタ等であっても構わない。
また、基板29は、例えば、ガラスエポキシ系基板やセラミック系基板など、各種の基板に適応できる。基板29と表面実装用部品1は、例えばガラスエポキシ系基板にセラミック部品を搭載しても良いし、セラミック系基板にセラミック部品を搭載しても良い。基板や表面実装用部品の物質の線膨張係数に応じて、適宜組み合わせることが可能である。
1,1a,1b,1c 表面実装用部品
2 実装構造体
3 第一のランド部
4,11 領域
5,12 領域
6 はんだフィレット
7,13 第2の外縁線
16,17 第1の外縁線
8,9,14,15 短線
10 第二のランド部
18 ソルダーレジスト
19,105,114 はんだ
20,24,102 電極
21,25 電極下面部
22,26 電極側面部
23,27 電極上面部
28,103 部品本体部
104 ランド
29,106,110 基板
30,111 基板の絶縁体層
112 端子
31 半円直線部
d 電極幅
h 部品下はんだ層厚み
C はんだクラック
L 電極下面からはんだフィレットまでの最短距離

Claims (3)

  1. 基板と、前記基板に搭載される表面実装用部品を備える実装構造体であって、
    前記表面実装用部品は、部品本体部と、電極部とを有し、
    前記基板は、前記電極部と電気的に接続されるランド部を有し、
    前記ランド部外縁は、前記部品本体部に覆われている領域に形成された第1の外縁線と、前記部品本体部に覆われていない領域に形成され、前記第1の外縁線に対向して設けられた第2の外縁線を有し、
    前記第1の外縁線は、前記第2の外縁線より1.8倍以上長く形成されていると共に、前記第1の外縁線は、前記電極部に重ならない位置に形成されていることを特徴とする実装構造体。
  2. 前記第1の外縁線は、複数の直線または曲線、あるいはこれらの組合わせにより形成されていることを特徴とする請求項1記載の実装構造体。
  3. 前記電極部の下面部のはんだの厚みhと前記電極部の下面部からはんだフィレットまでの最短距離Lとの関係L/hは、5〜30(但し、h≧40μm)であることを特徴とする請求項1または2に記載の実装構造体。
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