JP2005227839A - データ送信装置 - Google Patents

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Ryutaro Iwase
龍太郎 岩瀬
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Abstract

【課題】 ネットワークを介して、設定される送信先に送信できない場合でも、できるだけ自動的にデータ送信を可能にすることである。
【解決手段】 送信先検索機能を備える送信先登録サーバを含む他の外部の装置にネットワークを介して接続されているデータ送信装置において、送信先登録サーバに対して、送信先情報を基に送信先の検索指示を行い、検索結果を送信先登録サーバより受信する。たとえば、ユーザにより設定された送信先にデータを送信させ、データが送達されなかったと判断した場合に、検索を行い、検索結果が新しい送信先を含むとき、新しい送信先に前記データを送信する。または、データ送信の前に検索を行い、その結果に基づいて、設定された送信先と一致しない場合、新しい送信先があれば前記データを送信する。
【選択図】図5


Description

本発明は、LAN、インターネット、電話回線などのネットワークを介してデータを送信するデータ送信装置に関する。
ネットワーク環境において、最近のパソコンやネットワーク機器では、スキャンした文書や画像のデータを、インターネットファクスで送信したり、パソコンへ直接転送することができる。メールで送信したりするには、送信先のメールアドレスを入力する必要があるが、操作パネルなどの入力操作はわずらわしく、また、間違って入力してメールが届かないこともよくある。そのため、送信先を登録するアドレス帳を設けておき、パソコンやネットワーク機器(たとえばMFP)から、アドレス帳を管理するサーバにアクセスし、キーワードから所望の送信先を検索して、メールの送信先として設定するものがある。たとえば、特開2001−249882号公報に記載されたネットワークシステムでは、ネットワークに接続されているすべての装置にアドレス帳を設けている。また、アドレス帳データを1つのサーバ(たとえばファイルサーバ)にのみ保持し、これをシステム内で共用することも提案されているが、この場合、送信のたびにアドレス帳サーバにアクセスして検索して送信先を指定するのは時間がかかるという問題がある。
また、ファクシミリ装置などでおなじみのワンタッチダイアル機能では、送信先電話番号をワンタッチキーに手入力で一度登録すると、次回からはこのワンタッチキーを使うことにより、1つのキー操作で送信先を指定できる(たとえば特開平11−68914号公報)。ワンタッチダイヤルを操作することにより、送信先設定の手順が簡素化され、手入力による煩わしさが解消できる。たとえば、特開2002−232663号公報に記載されたシステムでは、ネットワーク内のデータベースサーバに、ワンタッチ・短縮・グループダイヤル情報のデータベースを設ける。パーソナルコンピュータのユーザは、このデータベースにアクセスして、ワンタッチ・短縮・グループダイヤル情報を登録、変更または削除できる。
特開2001−249882号公報 特開平11−68914号公報 特開2002−232663号公報
ネットワークに接続されている装置がそれぞれアドレス帳を備えている場合、それぞれのアドレス帳の内容が最新の内容に更新されていないと、通信ができないことがある。そこで、特開2001−249882号公報に記載されたネットワークシステムでは、たとえば定期的に、ネットワークに接続されている機器のアドレス帳における宛名の同期を取る。このように各アドレス帳の間で同期を取る必要がある。
また、ワンタッチダイアル機能を備える場合、FAX番号などが変更された際に、ワンタッチダイヤルの登録内容も更新しておかないと、ワンタッチダイアルで送信できなくなる。したがって、もう1度手入力でワンタッチダイヤルを更新する必要がある。また、ワンタッチキーを用いて送信先を指定するとき、既に登録内容から変更されているかもしれない。したがって、常にワンタッチキーをアドレス帳の情報と対比させて最新情報にする必要がある。
たとえば特開平11−68914号公報に記載されたファクシミリ装置では、ワンタッチダイヤルの誤りによる通信エラーが発生しないようにする。このため、たとえば、ワンタッチキーに登録されているFAX番号で相手が着呼しない場合、使用者に対して警告を出す。これにより、使用できないワンタッチ番号がいつまでも登録されているのを防止する。しかし、警告が無視されれば状況は改善されない。
また、特開2002−232663号公報に記載されたネットワークでは、パーソナルコンピュータのユーザは、データベースサーバ内のワンタッチ・短縮・グループダイヤル情報のデータベースにアクセスして、ワンタッチ・短縮・グループダイヤル情報を登録、変更または削除できる。ファクシミリ装置は、たとえば定期的にデータベースにアクセスし、データベース情報が変更されていたら、ファクシミリ装置内のワンタッチダイヤルに登録されている情報を更新する。
このようにワンタッチキーのアドレス、FAX番号などの登録情報は新しいデータに更新するようにしているが、それでも、最新の内容に更新されていないため、通信ができないことがある。しかし、送信先が変更されていた場合でも、自動的に通信先を探索して送信できると使用者の利便性が向上する。また、送信先を操作パネルから直接入力した場合、その入力に誤りがあるとデータの送信ができないが、この場合であっても自動的に送信先を探索して送信できると使用者の利便性が向上する。
本発明の目的は、ネットワーク内でのデータ送信において、送信先が誤っていて送信できない場合でも、できるだけ自動的にデータ送信を可能にすることである。
本発明に係る第1のデータ送信装置は、送信先検索機能を備える送信先登録サーバを含む外部の装置にネットワークを介して接続されているデータ送信装置である。この送信装置は、データの送信先を設定する送信先設定手段と、前記データを送信する送信手段と、送信先登録サーバに対して、送信先設定手段により設定された送信先情報に基づいて送信先の検索指示を行い、検索結果を送信先登録サーバより受信する検索手段と、前記送信手段に、前記送信先設定手段により設定された送信先に前記データを送信させ、前記送信手段により前記データが前記送信先に送達されたか否かを判断し、データが送達されなかったと判断した場合に、前記検索手段に送信先登録サーバによる検索結果を受信させ、検索結果が新しい送信先を含むとき、前記送信手段に、新しい送信先に前記データを送信させる送信制御手段とを備える。
本発明に係る第2のデータ送信装置は、送信先検索機能を備える送信先登録サーバを含む外部の装置にネットワークを介して接続されているデータ送信装置である。この送信装置は、データの送信先を設定する送信先設定手段と、前記データを送信する送信手段と、送信先登録サーバに対して、送信先設定手段により設定された送信先情報に基づいて送信先の検索指示を行い、検索結果を送信先登録サーバより受信する検索手段と、前記検索手段に送信先登録サーバによる検索結果を受信させ、前記検索結果が送信先設定手段により設定された前記送信先と一致する場合、前記送信手段に前記送信先に送信させ、前記検索結果が送信先設定手段により設定された前記送信先と一致しない場合、前記検索結果が新しい送信先を含むとき、前記送信手段に、新しい送信先に前記データを送信させる送信制御手段とを備える。
前記のいずれかのデータ送信装置において、前記送信制御手段は、前記検索結果が複数の新しい送信先を含む場合、表示手段に複数の候補を表示し、前記表示手段においてユーザにより選択された送信先に送信させる。
前記のいずれかのデータ送信装置において、前記送信先設定手段は、複数の送信先登録キーと、各送信先登録キーに登録された送信先情報を記憶する記憶手段を備え、前記送信制御手段は、前記送信手段が前記新しい送信先に送信をしたとき、送信先登録キーの登録送信先情報を新しい送信先の登録情報に更新する。
前記のいずれかのデータ送信装置において、前記送信先設定手段は、ユーザによる送信先の直接入力を受け付ける入力手段を備える。
本発明の1つの効果は、送信先情報(メールアドレス、FAX番号など)が変更された場合でも、自動的に送信先の検索を行い、新しい送信先を見つけるので、ユーザの利便性が向上する。また、送信先情報を手打ちで入力した際の入力ミスに対しても自動的に正しい宛先を検索して送信できる。
以下、添付の図面を参照して発明の実施の形態を説明する。
図1は、LAN、インターネット、電話回線などのネットワーク(本実施の形態ではLAN)101を介してデータ送信が行われるシステムの構成を示す。ネットワーク101には多数のネットワーク機器102〜106が接続される。たとえば、コンピュータ102は、サーバとして動作し、コンピュータ104は、クライアントとして動作する。さらに、多目的画像形成装置(以下ではMFPという)105,106がネットワークに接続されている。MFP105,106は、画像読取装置、ファクシミリ装置、プリンタ、複写機などとして機能する多機能装置である。ネットワークに接続された種々の機器はネットワークを介して他の機器にデータの送信を行うことのできるデータ送信装置として機能する。たとえば、MFP105,106は、外部の画像読取装置(図示しない)などから入力され、または、MFP自体により読み取って内部に蓄積された画像データや文書データを、ネットワーク101を介して送信する。また、LDAPサーバ103は、送信先データベースと送信先検索機能を備える送信先登録サーバであり、LDAPサーバ103には、ネットワーク101内の送信先情報(たとえば、個人や組織に関する名前、電子メールアドレス、電話番号、ファクス番号、会社名など)がデータベースに登録されている。ネットワーク101内には、コンピュータ104,MFP105,106などのデータ送信装置であるが、これらのデータ送信装置は、LDAPサーバ103にアクセスして、送信先を検索できる。なお、ネットワークに接続されているサーバコンピュータ、クライアントコンピュータおよびMFPの数や、データを送受信する装置の種類は、図1の例に限定されるものではない。
図2は、MFP105,106の本体の概略構成を示すブロック図である。システム制御部120は、CPUを含み、MFP全体を制御する。システム制御部120には、画像読取制御部122、メモリ124、データ蓄積部126、プリント制御部128、表示/入力制御部130、ネットワーク制御部132、FAX制御部134が接続されている。画像読取制御部122は、スキャナ部136による画像読取を制御する。プリント制御部128は、プリンタ部138を制御して印刷を行う。データ蓄積部126は、ハードディスク140にデータを格納する。FAX制御部134は、FAX回線を介してファクスデータを送受信する。表示/入力制御部130は、操作パネル142にて各種画面を表示し、操作者による画面での各種入力を受け付ける。メモリ124は、画像読取、プリントなどにおいてワークエリアとして使用される。ネットワーク制御部132は、ネットワーク(LAN)101との通信を制御する。なお、ハードディスク140には、操作パネル142のワンタッチキーの登録内容を記憶する送信先データベース141や、LDAPサーバにアクセスするためのプログラム(たとえばウェブブラウザ)142が格納されている。ワンタッチキーは、送信先情報(たとえばアドレス)が登録されている送信先登録キーである。ワンタッチキーを押下する操作のみでデータの送信先(たとえばアドレス)が設定される。
このシステムにおいて、ネットワーク機器であるMFP105,106は、文書データや画像のデータを、クライアントコンピュータ104などへ、たとえばインターネットファクスで送信したり、また、直接に電子メールに添付して転送することができる。送信先の決定には、操作パネル142でワンタッチキーからユーザが選択する方法と、操作パネル142でメールアドレス、ファクス番号などをユーザが直接入力する方法がある。以下では電子メール送信の場合を例として説明する。
図3は、LDAPサーバ103の概略構成を示す。全体を制御するCPU160は、プログラムやデータを記憶するROM162、ワークエリアとしてのRAM164、プログラムやデータを記憶するハードディスク装置166及び外部のネットワーク101と通信するための通信制御装置168を備える。ハードディスク装置166には、このネットワークにおける送信先情報を登録する送信先データベース170と、外部からネットワークを介してその送信先データベースに対してデータを登録し、また、データを検索するためのLDAP検索プログラム172が記憶されている。なお、LDAPとは、インターネットやイントラネットなどのTCP/IPネットワークで、ディレクトリデータベースにアクセスするためのプロトコルをいう。ディレクトリサービスとは、ネットワークを利用するユーザのメールアドレスや環境に関する情報を管理するサービスのことであり、ユーザ名からこれらの情報を検索できる。
LDAPサーバ103のデータベース170には、個人や組織に関する名前、メールアドレス、ファクス番号、会社の名前などの情報が登録されている。MFP105,106のワンタッチキーに登録されている情報より、LDAPサーバ103のデータベース170に登録されている情報の方がはるかに多い。そこで、ユーザは、ネットワーク101を介してLDAPサーバ103にアクセスして、検索条件を入力してLDAPサーバ103に検索を指示する。これにより、送信先情報が、データベース170に登録されている情報から検索される。検索方法としては、LDAPサーバ103内の情報を1つの検索キーワードについて「含む」、「同じ」、「始まる」、[終わる」などの検索条件により検索する方法と、名前、メールアドレスなどの検索対象項目に分けて個別に検索キーワードと「含む」、「同じ」、「始まる」、[終わる」などの検索条件により検索し、検索結果のANDにより情報を絞り込む方法がある。LDAPサーバ103は、検索条件に基づいてデータベース170から送信先アドレスを抽出し、ユーザに検索結果を送信する。
図5は、MFP105,106は操作パネル142における検索画面201と、検索キーワードを入力するための画面202を示す。検索画面201では、各検索対象項目それぞれに対するキーワードと検索条件のユーザによる入力を受け付ける。画面201に表示されるのは、左から、検索対象項目である「対象」、各検索対象項目に対する「キーワード」、および、各キーワードに対する検索条件である「条件」である。この例では、対象は、「名前」、「メールアドレス」、「姓」及び「名」である。この「名前」は、複数のメールアドレスを含む集合を表わす名前である。この画面201において、それぞれの検索対象項目に対するキーワードと検索条件を入力できる。また、画面201には、検索開始を指示するための検索開始キー201−4も配置されている。画面201において、1つの検索対象のキーワードに対応するキー200−1を押下することにより、その検索キーワードを入力するための画面202が表示される。この画面202で、操作者は、英字、かな、カナの入力及びカナ漢字変換により検索キーワードを入力できる。画面202にて、キー202−1を押下することにより、画面201に戻る。
また、画面201において、1つの条件に対応するキー201−2を押下することにより、その検索対象の検索条件を選択するためのキー201−3が表示され、検索条件入力が可能な状態になる。この例では、検索条件は、「含む」、「同じ」、「始まる」、「終わる」、「使用しない」のいずれかである。画面201の例では、名前とメールアドレスについてキーワードが入力され、いずれも、「含む」の検索条件が設定されている。また、姓と名については、「使用しない」の検索条件が設定されている。検索では、それらの検索条件のANDにより情報を絞り込む。
図5に、MFP本体の操作パネル142の電子メール送信時のワンタッチキー選択画面206を示す。画面206には、複数のワンタッチキーが設けられており、ワンタッチキーには送信先のデータ(たとえばメールアドレス)が登録される。いずれかのワンタッチキーを押下すると、そのワンタッチキーに登録されている送信先が設定される。画面206において、たとえば「大畑」の名前が付されているワンタッチキーにはアドレスohata@tdc.minolta.jpが登録されている。送信の際に、ユーザは、パネル142においてワンタッチキーを押下する操作のみで、送信先のメールアドレスを設定できる。たとえば、「大畑」のワンタッチキーを押すことで、送信先をアドレスohata@tdc.minolta.jpに設定できる。これにより、送信データを添付した電子メールが、そのメールアドレスに送信される。ワンタッチキーの登録データはたとえばハードディスク140のデータベース141に記憶されている。なお、ユーザは、送信先の設定において、メールアドレス、FAX番号などを直接入力してもよいが、具体的な送信先入力画面の説明は省略する。
上述のシステムにおいて、たとえばデータ送信装置であるMFP105,106がスキャナ機能で読み取った画像データ、文書データなどをネットワーク101を介して他の装置に送信できる。MFP本体において、ユーザは、送信先を直接入力するか、またはワンタッチキーに登録されている送信先情報を選択する。一方、MFP105,106は、ネットワーク101を介して、送信先登録サーバ(このシステムではLDAPサーバ103)と接続されている。送信先のメールアドレス、ファクス番号などが変更されている場合は、データ送信はできない。しかし、本発明では、データ出力装置は、送信先(メールアドレス、FAX番号など)が変更されているためユーザが設定した送信先に送信できない場合でも、LDAPサーバの送信先データベースを検索して、新しい送信先を探し、送信先が見つかった場合には、その新送信先にデータを送ることができる。これにより、ユーザの利便性を向上する。また、この処理ではネットワーク上でむだな負荷を生じることはない。
具体的には、送信先データベースの検索は、第1の実施の形態では、ユーザにより設定された送信先への送信を行い、送信が失敗した場合に、ユーザにより設定された送信先に基づいて検索を行う。また、第2の実施の形態では、まず、ユーザにより設定された送信先に基づいて検索を行う。すなわち、2つの実施の形態では、データ送信とデータ検索の順番が異なる。
第1の実施の形態についてさらに説明すると、ユーザにより設定された送信先への送信を失敗したとき、新しい送信先を見つけるため、LDAPサーバ103に接続して、ユーザにより設定された送信先情報を基に検索をかけて抽出した情報を取得する。ここで、取得した結果(送信先)の数が1つの場合には、その送信先に自動的に送信する。また、取得した結果が複数存在する場合には、表示装置に一覧表示をして、ユーザに送信先を選択させる。そして、ユーザにより選択された送信先に送信を行う。送信が成功した場合には、当該送信先情報を新しく取得した情報に更新する。なお、一致した情報が得られなかった場合は、送信を中止する。
図6は、本発明の第1の実施の形態のシステム制御部120の画像データ送信のフローチャートである。まず、ステップS101にて、ユーザによる画像データの送信先の入力を受け取り、送信先を決定する。ステップS102では、ユーザによる操作パネル142でのスタートキーの入力を受け取ると、スキャン機能に原稿の読み取り動作を行わせる。次に、ステップS103では、読み取った画像データを、ステップS101で決定した送信先に送信する。次に、ステップS104では、送信が成功したか否かを判定する。送信成功の場合は、ステップS105で正常終了時の処理を行い、終了する。
ステップS104で送信失敗と判断した場合は、ステップS106で、LDAPサーバ103にLDAP検索を行わせ、検索結果を受け取る。LDAP検索の1例では、ワンタッチキー選択時には、まずその名称を検索条件として検索を行い、該当がなければ、別の検索条件で検索を行い、宛先が見つかるか、検索条件がなくなるまで実行する。このLDAP検索では、直接アドレスが入力された場合や、ワンタッチ選択時でもアドレス以外に検索条件がなくなった場合は、アドレス情報の文字列をベースに検索する。たとえば、元のアドレスがohata@tdc.minolta.jpである場合、まず検索条件を「ohata@tdc.minoltaを含む」で検索する.該当なしならば、「ohata@tdcを含む]で検索する。検索結果が「ohata@tdc.konicaminolta.jp」の1つだけであれば、そこを送信先と設定する。
ステップS107で、最終的にLDAP検索の結果が該当なしであると判断すると、ステップS108で、送信を中止して、ユーザへの警告などを行い、終了する。
ステップS107で検索結果が1件であれば、ステップ109でそのアドレスを新送信先に設定しなおしてデータを送信する。そして、ステップS111では、ワンタッチキーにより送信先が設定されていた場合は、そのワンタッチキーの登録アドレスを新送信先に更新して、ステップS112で、正常修了の処理を行い、終了する。また、ステップS107で検索結果が2件以上であると判断すると、ステップS113にて、検索結果を操作パネル142に表示してユーザによる送信先の選択入力を受け取ると、その選択された送信先を決定して、ステップS109に進み、同様の処理を行う。
また、第2の実施の形態では、送信先が設定された時点で、送信をする前に、まず、自動的にLDAPサーバ103にアクセスして、送信先入力情報またはワンタッチ登録情報からLDAP検索をかける。検索により取得した情報と設定された送信先が一致する場合は、その送信先に送信をする。一致しない場合は、検索により取得した新しい送信先の数が1つの場合には、自動的にその送信先に切り換える。また、取得した新送信先が複数存在する場合には、一覧表示をして、ユーザに送信先を選択させ、ユーザにより選択された送信先に送信する。そして、変更された新送信先情報でワンタッチの登録内容を更新する。一方、取得した検索結果の数が0である場合は、送信を中止する。
図7は、本発明の第2の実施の形態のシステム制御部120のデータ送信のフローチャートである。このデータ送信では、ユーザにより設定された送信先へのデータ送信の前に、まず送信先の検索を行う。設定された送信先に送信できる場合には、送信先の検索に余分の時間がかかることになるが、設定された送信先に送信できない場合には、第1の実施の形態より早く送信が可能となる。
まず、ステップS201にて、ユーザによるデータの送信先の入力を受け取り、送信先を決定する。ここでは、ワンタッチキーから選択する方法と、電子アドレス、ファクス番号などを直接入力する方法がある。ワンタッチキーには、ワンタッチ登録名やメールアドレスやファクス番号などの送信先情報が登録されている。以下では電子メール送信の場合を例として説明する。次に、ステップS202では、ユーザによる操作パネル142でのスタートキーの入力を受け取ると、スキャン機能に原稿の読み取りを行わせる。
次に、ステップS203では、LDAPサーバ103にLDAP検索を行わせ、検索結果を受け取る。LDAP検索の1例では、ワンタッチキー選択時には、まずその名称を検索条件として検索を行い、該当がなければ、別の検索条件で検索を行い、宛先が見つかるか、検索条件がなくなるまで実行する。
次に、ステップS204では、送信先のアドレスとLDAPサーバから受け取った検索結果の比較を行う。一致すると判断すれば、ステップS205に進む。検索結果が複数存在した場合でも、その中の1つが一致すれば一致と判断する。ステップS205では、読み取った画像データをステップS201で決定した送信先に送信して、ステップS207で正常終了時の処理を行い、終了する。
ステップS204で、検索結果が不一致と判断した場合は、ステップS208に進み、選択された送信先が既にLDAPサーバ103に登録されていないことをユーザに通知する。検索結果が0件の場合も不一致と判断する。次に、ステップS209にて、検索結果の数を判断し、0件であれば、ステップS210で送信を中止して、警告などの処理を行い、終了する。
ステップS209で、検索結果の数が1件であれば、ステップS211でそのアドレスを新送信先に設定しなおしてデータを送信する。そして、ステップS213では、ワンタッチキーにより送信先が設定されていた場合は、そのワンタッチキーの登録アドレスを新送信先アドレスに更新して、ステップS214で正常修了の処理を行い、終了する。また、ステップS209で検索結果の数が2件以上であれば、ステップS215にて、検索結果をパネル142に表示して、ユーザが送信先を決定すると、ステップS211へ進み、同様の処理を行う。
なお、上述の実施の形態では、MFPのスキャナ機能により読み取られたデータの送信について説明したが、何らかの機能により装置本体の内部に蓄積した画像データ、文書データなどを送信する場合も、同様に送信先を設定すればよい。たとえば、MFPが外部の画像読取装置などから入力されたデータを送信する場合も同様である。また、データ送信装置として画像読取装置を用いてデータを送信する場合も同様の処理を行えばよい。
また、上述の実施の形態では、ワンタッチキー機能を備えたデータ送信装置について説明したが、ワンタッチキー機能の代りに、各データ送信装置がアドレス帳を備え、ユーザがアドレス帳を用いて送信先を設定する場合も、同様にLDAP検索を利用することができる。また、上述の実施の形態では、送信先情報としてメールアドレスを設定する場合について説明したが、ファクス登録番号などを設定する場合も同様である。
システムの概略構成を示すブロック図 多目的画像形成装置の概略構成を示すブロック図 LDAPサーバの概略構成を示すブロック図 操作パネルの検索画面とデータ入力画面の図 操作パネルのワンタッチキー選択画面の図 第1の実施の形態のデータ送信のフローチャート 第2の実施の形態のデータ送信のフローチャート
符号の説明
101 ネットワーク(たとえばLAN)、 102 コンピュータ(サーバ)、 103 LDAPサーバ、 104 コンピュータ(クライアント)、 105,106 MFP、 120 システム制御部、 132 ネットワーク制御部、 140 ハードディスク、 141 データベース、 142 操作パネル、 160 LDAPサーバのCPU、 162 LDAPサーバにアクセスするためのプログラム(たとえばウェブブラウザ)、 166 ハードディスク装置、 170 送信先データベース、 172 LDAP検索プログラム。

Claims (5)

  1. 送信先検索機能を備える送信先登録サーバを含む外部の装置にネットワークを介して接続されているデータ送信装置であって、
    データの送信先を設定する送信先設定手段と、
    前記データを送信する送信手段と、
    送信先登録サーバに対して、送信先設定手段により設定された送信先情報に基づいて送信先の検索指示を行い、検索結果を送信先登録サーバより受信する検索手段と、
    前記送信手段に、前記送信先設定手段により設定された送信先に前記データを送信させ、前記送信手段により前記データが前記送信先に送達されたか否かを判断し、データが送達されなかったと判断した場合に、前記検索手段に送信先登録サーバによる検索結果を受信させ、検索結果が新しい送信先を含むとき、前記送信手段に、新しい送信先に前記データを送信させる送信制御手段と
    を備えるデータ送信装置。
  2. 送信先検索機能を備える送信先登録サーバを含む外部の装置にネットワークを介して接続されているデータ送信装置であって、
    データの送信先を設定する送信先設定手段と、
    前記データを送信する送信手段と、
    送信先登録サーバに対して、送信先設定手段により設定された送信先情報に基づいて送信先の検索指示を行い、検索結果を送信先登録サーバより受信する検索手段と、
    前記検索手段に送信先登録サーバによる検索結果を受信させ、前記検索結果が送信先設定手段により設定された前記送信先と一致する場合、前記送信手段に前記送信先に送信させ、前記検索結果が送信先設定手段により設定された前記送信先と一致しない場合、前記検索結果が新しい送信先を含むとき、前記送信手段に、新しい送信先に前記データを送信させる送信制御手段と
    を備えるデータ送信装置。
  3. 前記送信制御手段は、前記検索結果が複数の新しい送信先を含む場合、表示手段に複数の候補を表示し、前記表示手段においてユーザにより選択された送信先に送信させる、請求項1または2に記載されたデータ送信装置。
  4. 前記送信先設定手段が、複数の送信先登録キーと、各送信先登録キーに登録された送信先情報を記憶する記憶手段を備え、前記送信制御手段は、前記送信手段が前記新しい送信先に送信をしたとき、送信先登録キーの登録送信先情報を新しい送信先の登録情報に更新する、請求項から3のいずれかに記載されたデータ送信装置。
  5. 前記送信先設定手段は、ユーザによる送信先の直接入力を受け付ける入力手段を備える、請求項1から4のいずれかに記載されたデータ送信装置。
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