JP2007066088A - データ通信装置、データ通信方法、データ通信プログラム、およびデータ通信プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

データ通信装置、データ通信方法、データ通信プログラム、およびデータ通信プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】 データ通信装置から宛先不明の電子メールが送信された場合に、前記宛先不明の電子メールに関するユーザの知らないうちに、データ通信装置のアドレス登録情報が変更されることがなく、前記宛先不明の電子メールに関するユーザによって、データ通信装置のアドレス登録情報の管理が可能になるデータ通信装置、データ通信方法、データ通信プログラム、およびデータ通信プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供する。
【解決手段】 データ通信装置から宛先不明の電子メールが送信された場合に、宛先不明の電子メールが送信された旨が前記宛先不明の電子メールに関するユーザへ通知され(S208,S210)、さらに前記宛先不明の電子メールに関するユーザからの応答に応じて、電子メールのアドレス登録情報が変更される。
【選択図】図5

Description

本発明は、データ通信装置、データ通信方法、データ通信プログラム、およびデータ通信プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関する。
近年、一度入力されたアドレスを記憶しておき、次回そのアドレスへ送信を行なう際には、記憶されているアドレス一覧から所望のアドレスを選択することができるアドレス帳機能を有するデータ通信装置が存在する。ユーザがこのアドレス帳機能を利用して電子メールの宛先を指定する場合、ユーザはアドレスを入力する煩わしさから開放される。
しかしながら、データ通信装置のアドレス帳に登録されているアドレスには、アドレスの使用中止などの理由から、受信先が存在しないアドレスが含まれている場合がある。本来、このような受信先が存在しないアドレスは、ユーザによって削除もしくは編集が行なわれるべきである。
データ通信装置がLANなどのネットワークに接続された状況において、受信先が存在しないアドレスを宛先とする電子メールがデータ通信装置から送信された場合、宛先不明の電子メールが送信された旨を通知するためのエラーメールが、所定のメールサーバから返信される。このエラーメールには、前記受信先が存在しないアドレスのアドレス情報が含まれる。ユーザは、データ通信装置に受信されたエラーメールを確認することによって、送信した電子メールが宛先不明であったことを知り、宛先不明のアドレスの削除もしくは編集をすることができる。
しかしながら、上述したアドレスの削除もしくは変更が実行されるためには、データ通信装置に受信されたエラーメールが、ユーザによって確認されることが必要である。
ここで、上記のアドレス帳機能を有するデータ通信装置として、画像データを電子メールに添付して送信可能なスキャナやプリンタなどの装置がある。このような装置で電子メールの送信処理が実行される場合には、通常、ユーザは電子メールの送信が完了するとともに当該装置が設置された場所から離れる。このため、宛先不明の電子メールが送信されたことによって当該装置にエラーメールが受信されたとしても、ユーザがエラーメールを確認することなく、受信先が存在しないアドレスがアドレス帳に登録され続けられることが生じ得る。
また、宛先不明の電子メールが送信されたことにより、エラーメールがデータ通信装置に受信されたときに、エラーメールの情報に含まれるアドレスをアドレス帳から自動的に削除するとともに、アドレスを削除した旨を通知するレポートを印字出力する技術が知られている(特許文献1)。
しかしながら、上記従来技術は、エラーメールの情報に含まれるアドレスを、自動的、すなわち強制的に削除するものであり、当該アドレスの削除をするか否かの判断を、宛先不明の電子メールの送信者など、宛先不明の電子メールに関するユーザに促すものではない。これにより、上記従来技術では、宛先不明の電子メールに関するユーザの知らないうちにアドレスが削除されるということが生じる。本来、このようなアドレスの削除は、当該ユーザによってアドレスを削除するか否かが判断された上で、実行されるべきものである。
特開2001−216216号公報
本発明は、上記従来技術の有する問題点に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、データ通信装置から宛先不明の電子メールが送信された場合に、前記宛先不明の電子メールに関するユーザの知らないうちに、データ通信装置のアドレス登録情報が変更されることがなく、前記宛先不明の電子メールに関するユーザによって、データ通信装置のアドレス登録情報の管理が可能になるデータ通信装置、データ通信方法、データ通信プログラム、およびデータ通信プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供することにある。
本発明の上記目的は、下記の手段によって達成される。
(1)電子メールを送信する送信手段と、電子メールを受信する受信手段と、前記受信手段により受信された電子メールが、前記送信手段により宛先不明の電子メールが送信された旨を通知するエラーメールであるか否かを判断する判断手段と、前記受信手段により受信された電子メールが前記エラーメールであると前記判断手段により判断された場合、前記宛先不明の電子メールが送信された旨を、前記宛先不明の電子メールに関するユーザに通知するための通知手段と、前記宛先不明の電子メールに関するユーザからの応答に応じて、電子メールのアドレス登録情報を変更するアドレス変更手段とを有することを特徴とするデータ通信装置。
(2)前記宛先不明の電子メールに関するユーザの認証情報を取得する認証手段と、前記認証手段により取得されたユーザの認証情報に基づいて、前記ユーザのアドレスを検索する検索手段とをさらに有し、前記通知手段は、前記宛先不明の電子メールが送信された旨を通知する電子メールを、前記検索手段により検索されたアドレスを宛先として前記送信手段に送信させることを特徴とする(1)に記載のデータ通信装置。
(3)前記送信手段は、画像データを電子メールに添付して送信することが可能であることを特徴とする(1)又は(2)に記載のデータ通信装置。
(4)受信された電子メールが、宛先不明の電子メールが送信された旨を通知するエラーメールであるか否かを判断する判断ステップと、前記判断ステップにおいて、前記受信された電子メールが前記エラーメールであると判断された場合、前記宛先不明の電子メールが送信された旨を、前記宛先不明の電子メールに関するユーザに通知する通知ステップと、前記宛先不明の電子メールに関するユーザからの応答に応じて、電子メールのアドレス登録情報を変更する変更ステップとを有することを特徴とするデータ通信方法。
(5)受信された電子メールが、宛先不明の電子メールが送信された旨を通知するエラーメールであるか否かを判断する判断手順と、前記判断手順において、前記受信された電子メールが前記エラーメールであると判断された場合、前記宛先不明の電子メールが送信された旨を、前記宛先不明の電子メールに関するユーザに通知する通知手順と、前記宛先不明の電子メールに関するユーザからの返答に応じて、電子メールのアドレス登録情報を変更する変更手順とをデータ通信装置に実行させるためのデータ通信プログラム。
(6)(5)に記載のデータ通信プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
本発明によれば、データ通信装置から宛先不明の電子メールが送信された場合に、宛先不明の電子メールが送信された旨が前記宛先不明の電子メールに関するユーザへ通知され、さらに前記宛先不明の電子メールに関するユーザからの応答に応じて、電子メールのアドレス登録情報が変更される。これにより、前記宛先不明の電子メールに関するユーザの知らないうちに、アドレス登録情報が変更されることがなく、前記宛先不明の電子メールに関するユーザによって、アドレス登録情報の管理が可能になる。
また、本発明によれば、宛先不明の電子メールが送信された旨を通知する電子メールが前記宛先不明の電子メールに関するユーザに送信されるために、用紙などの資源が浪費されることがない。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の第1実施形態にかかるデータ通信システムの全体構成を示すブロック図である。
第1実施形態にかかるデータ通信システムは、データ通信装置としてのスキャナ100と、メールサーバ200と、ディレクトリサーバ300と、PC(パーソナルコンピュータ)400とを備え、これらの機器は、ネットワーク500を介して相互に通信可能に接続されている。なお、ネットワーク500に接続される機器の種類および台数は、図1に示す例に限定されない。
図2は、スキャナ100の構成を示すブロック図である。
スキャナ100は、制御部101、記憶部102、操作部103、画像読取部104、およびネットワークインタフェース105を含み、これらは信号を遣り取りするためのバス106を介して相互に接続されている。
制御部101は、CPUであり、プログラムにしたがって上記各部の制御および各種演算処理を行う。
記憶部102は、ROM、RAM、およびハードディスクから構成され、各種プログラムや、スキャン履歴が記録された履歴データおよびアドレスを登録して画像データ送信時に選択して指定できるアドレス帳のデータ(アドレス登録情報)などが格納されるとともに、プログラムを実行するための作業領域として一時的に使用され得る。
操作部103は、各種メッセージを表示するために使用される液晶表示器と、各種項目を入力するために使用される入力部とを有する。入力部は、例えば、液晶表示器上に配置されるタッチパネルと、液晶表示器の外側に配置されるテンキーなどの複数のキーやスタートボタンや一時停止ボタンを有する。ユーザは、上記構成を有する操作部103を操作することによって、ユーザ認証、画像データの送信宛先選択、およびスキャン設定などの処理をスキャナ100に実行させることが出来る。
画像読取部104は、原稿をスキャンするために設けられ、原稿に光源で光を当ててその反射光を光電変換するためのCCD等の受光素子、および原稿を所定の読取位置まで搬送するための自動原稿搬送装置(ADF)を備えている。
ネットワークインタフェース105は、ネットワーク500を介して他の機器と通信するためのインタフェースであり、イーサネット(登録商標)、トークンリング、FDDI等の規格が用いられる。 スキャナ100が上述した構成を有することによって、スキャナ100において、スキャンにより原稿が読み取られて画像データが作成されるとともに、当該画像データが電子メールに添付されて所定の宛先に送信されるScanToE−Mail処理が実行され得る。
メールサーバ200は、電子メールの送受信のための通信サービスを提供し得るサーバ
コンピュータであり、例えば、SMTPおよびPOPを利用するものである。また、メールサーバ200は、宛先不明の電子メールがスキャナ100から送信された場合、宛先不明の電子メールが送信された旨を通知するためのエラーメールを、スキャナ100に返信することが可能である。エラーメールについて、詳しくは後述する。
ディレクトリサーバ300は、ネットワークを利用するユーザの電子メールアドレスや環境に関する情報を管理するディレクトリサービスを提供する。ディレクトリサービスへのアクセスには、LDAP(Lightweight Directory Access Protocol)というプロトコルが標準的に用いられている。このディレクトリサーバ300には、ユーザに関する階層構造の情報が格納される。したがって、ディレクトリサーバ300は、たとえばユーザ名から、当該ユーザに関係付けられた電子メールアドレスなどの情報を検索することができる。 PC400は、制御部、記憶部、ディスプレイ、入力装置、およびネットワークインタフェースを含み、これらは信号を遣り取りするためのバスを介して相互に接続されている。制御部は、プログラムにしたがって上記各部の制御および各種演算処理を行う。記憶部は、たとえばROM,RAM、およびハードディスクから構成されており、OS(Operating System)やメールサーバとメール通信を行なうためのメールソフトなどのプログラム、および各種データが格納されるとともに、プログラムを実行するための作業領域として一時的に使用され得る。ディスプレイは、各種の表示を行う。入力装置は、キーボードやマウス等であり、各種の入力を行うために使用される。ネットワークインタフェースは、ネットワーク500に接続しネットワーク500上の他の機器と通信するためのインタフェースである。
次に、図3を参照して、スキャナ100において実行されるScanToE−Mail処理について説明する。なお、図3のフロチャートにより示されるアルゴリズムは、スキャナ100の記憶部102にプログラムとして記憶されており、制御部101によって実行される。
はじめに、ユーザ認証が行なわれる(S101)。具体的には、ユーザが操作部103を操作することによって入力されたユーザ名およびパスワードが、ディレクトリサーバ300に登録されているユーザ名およびパスワードであるか否かが判断される。
入力されたユーザ名およびパスワードがディレクトリサーバ300に登録されているユーザ名およびパスワードであると判断された場合、スキャン処理が実行される(S102)。具体的には、ユーザによりスキャナ100上に載置された原稿が画像読取部104により読み取られて、画像データが記憶部102に記憶される。そして、ユーザが操作部103を操作することにより、スキャナ100から送信される画像データが選択されるとともに画像データの送信方法、および送信先あるいは記憶先が選択される。画像データの送信方法としては、電子メール、FTP、SMBなどがあり、これらは複数、同時に選択され得る。また、画像データの送信先は、アドレス帳に登録されているアドレスから選択され得る。また、画像データの記憶先は、スキャナ100の記憶部102におけるハードディスクが選択され得る。
続いて、画像データの送信方法として電子メールが選択されたか否かが判断される(S103)。
画像データの送信方法として電子メールが選択されていないと判断された場合(S103でNO)、図3の処理は終了する。
画像データの送信方法として電子メールが選択されたと判断された場合(S103でYES)、電子メールのヘッダ情報を含む情報であるスキャンジョブ情報、およびユーザ情報が記憶部に記憶される(S104)。
続いて、ステップS102でユーザにより選択された画像データが電子メールに添付されて、電子メールが送信される(S105)。
ScanToE−Mail処理におけるステップS105で送信された電子メールの宛先が不明であった場合には、上述したようにメールサーバ200からエラーメールがスキャナ100に送信される。このエラーメールについて、以下に説明する。
図4は、エラーメールの一例を示す図である。
図4に示すように、エラーメールには、スキャナ100から送信された電子メールの配達状況を示す文書が添付され、当該文書中に含まれるActionパラメータ部分に、failedと記載されている。
次に、エラーメールがスキャナ100に受信された後に、スキャナ100において実行される処理について、図5を用いて説明する。
図5のフロチャートにより示されるアルゴリズムは、図3に示されるアルゴリズムと同様、スキャナ100の記憶部102にプログラムとして記憶されており、制御部101によって実行される。
はじめに、受信された電子メールが、メールサーバ200から送信されたエラーメールであるか否かが判断される(S201,S202)。具体的には、前記Actionパラメータ部分がfailedであるか否かが確認される。
受信された電子メールが前記エラーメールではないと判断された場合(S202でNO)、図5の処理は終了する。
受信された電子メールが前記エラーメールであると判断された場合(S202でYES)、受信されたエラーメールが、ScanToE−Mail処理により送信された電子メールの宛先が不明であることを通知するエラーメールであるか否かが判断される(S203)。
受信されたエラーメールが、ScanToE−Mail処理により送信された電子メールの宛先が不明であることを通知するエラーメールではないと判断された場合(S203でNO)、図5の処理は終了する。
受信されたエラーメールが、ScanToE−Mail処理により送信された電子メールの宛先が不明であることを通知するエラーメールであると判断された場合(S203でYES)、ScanToE−Mail処理により送信された電子メールの送信先に指定されている電子メールアドレス(以下、宛先不明アドレス)が、スキャナ100のアドレス帳に登録されている電子メールアドレスであるか否かが判断される(S204)。
宛先不明アドレスがスキャナ100のアドレス帳に登録されている電子メールアドレスではないと判断された場合(S204でNO)、図5の処理は終了する。
宛先不明アドレスがスキャナ100のアドレス帳に登録されている電子メールアドレスであると判断された場合(S204でYES)、上述したステップS104で記憶されたスキャンジョブ情報及びユーザ情報が取得される(S205)。
続いて、取得されたユーザ情報から、宛先不明の電子メールをスキャナ100から送信したユーザが特定され、特定されたユーザにアドレス帳の編集権限があるか否かが判断される(S206)。
特定されたユーザにアドレス帳の編集権限がないと判断された場合(S206でNO)、図5の処理は終了する。
特定されたユーザにアドレス帳の編集権限があると判断された場合(S206でYES)、ステップS206で特定されたユーザの電子メールアドレスがディレクトリサーバ300から取得される(S207)。
続いて、取得された電子メールアドレスへ、宛先不明アドレスを変更するための電子メール(以下、アドレス変更メール)が送信される(S208)。
図6は、アドレス変更メールの一例を示す図である。
図6に示すように、スキャナ100から送信されるアドレス変更メールには、ScanToE−Mail処理により送信された電子メールの宛先が不明である旨の記載、当該宛先不明の電子メールの送信先に指定されている宛先不明アドレス(図に示すメールアドレス欄に記載された電子メールアドレス)、当該宛先不明アドレスに対応してアドレス帳に登録されているユーザ名(図に示すアドレス帳登録名欄に記載された名称)、およびアドレス帳に登録されたアドレスを変更するためのキーコードが、情報として含まれる。
ステップS208に続いて、スキャナ100の管理者へも、アドレス変更メールを送信する必要があるか否かが判断される(S209)。具体的には、スキャナ100のセットアップ時における設定あるいはデフォルトの設定に基づいて判断される。また、管理者の電子メールアドレスは、スキャナ100のセットアップ時に登録されているアドレス情報、或いはディレクトリサーバ300から取得される。
アドレス変更メールを管理者へ送信する必要がないと判断された場合(S209でNO)、図5の処理は終了する。
アドレス変更メールを管理者へ送信する必要があると判断された場合(S209でYES)、管理者の電子メールアドレス宛てに、アドレス変更メールが送信される(S210)。
第1実施形態において、アドレス変更メールは、スキャナ100から送信された後、メールサーバ200に受信される。ステップS206で特定されたユーザまたはスキャナ100の管理者は、PC400においてメールソフトを利用することによって、メールサーバ200に受信されたアドレス変更メールを確認することができる。
そして、アドレス変更メールを確認したユーザあるいは管理者により当該アドレス変更メールがそのまま返信された場合、後述する図7に示す処理においてアドレス帳から当該宛先不明アドレスが削除され、また、当該アドレス変更メールに新しい電子メールアドレスを情報として含むファイルが添付されて返信された場合、上記と同様、図7に示す処理においてアドレス帳に登録されている当該宛先不明アドレスが編集される。
以下の説明において、アドレス帳に登録されている宛先不明アドレスを削除または編集するために、アドレス変更メールを確認したユーザあるいは管理者によりスキャナ100宛てに返信される電子メールのことを、変更指示メールと記す。
なお、変更指示メールは、PC400から送信された後、メールサーバ200に受信され、さらにスキャナ100がメールサーバ200にアクセスすることによって、スキャナ100に受信される。
次に、第1実施形態において、スキャナ100において実行されるアドレス登録情報の変更処理を、図7を用いて説明する。
図7のフロチャートにより示されるアルゴリズムは、図3および5に示されるアルゴリズムと同様、スキャナ100の記憶部102にプログラムとして記憶されており、制御部101によって実行される。
はじめに、受信された電子メールが、変更指示メールであるか否かが判断される(S301,S302)。
受信された電子メールが変更指示メールではないと判断された場合(S302でNO)、図7の処理は終了する。
受信された電子メールが変更指示メールであると判断された場合(S302でYES)、変更指示メールの送信者が、アドレス帳に登録されたアドレスを変更する権限を有するユーザであるか否かが判断される(S303)。具体的には、受信された変更指示メールに含まれるキーコードが確認されることによって判断される。
変更指示メールの送信者が、アドレス帳に登録されたアドレスを変更する権限を有する者ではないと判断された場合(S303でNO)、図7の処理は終了する。
変更指示メールの送信者が、アドレス帳に登録されたアドレスを変更する権限を有する者であると判断された場合(S303でYES)、変更指示メールの変更指示の内容が、アドレスの削除であるか否かが判断される(S304)。具体的には、受信された変更指示メールが、ステップS208またはステップS209でスキャナ100から送信されたアドレス変更メールがそのまま返信されたものであるか否かが判断される。
変更指示の内容が宛先不明のアドレスの削除であると判断された場合(S304でYES)、宛先不明アドレスがアドレス帳から削除される(S305)。
変更指示の内容が宛先不明アドレスの削除ではないと判断された場合(S304でNO)、変更指示の内容が宛先不明アドレスの編集であるか否かが判断される(S306)。具体的には、受信されたアドレス変更メールに新しい電子メールアドレスを情報として含むファイルが添付されているか否かが判断される。
変更指示の内容が宛先不明アドレスの編集ではないと判断された場合(S306でNO)、図7の処理は終了する。
変更指示の内容が宛先不明アドレスの編集であると判断された場合(S306でYES)、変更指示メールの指示内容に従い、アドレス帳に登録されている宛先不明アドレスが、前記新しい電子メールアドレスに編集される(S307)。
なお、変更指示メールに含まれるキーコードは、アドレス帳の変更処理において、セキュリティを考慮しない場合、あるいはキーコードによる認証以外の方法によりセキュリティが確保される場合には、省略され得る。
以上、本発明によれば、データ通信装置から宛先不明の電子メールが送信された場合に、宛先不明の電子メールが送信された旨が前記宛先不明の電子メールに関するユーザへ通知され、さらに前記宛先不明の電子メールに関するユーザからの応答に応じて、電子メールのアドレス登録情報が変更される。これにより、前記宛先不明の電子メールに関するユーザの知らないうちに、アドレス登録情報が変更されることがなく、前記宛先不明の電子メールに関するユーザによって、アドレス登録情報の管理が可能になる。
また、本発明によれば、宛先不明の電子メールが送信された旨を通知する電子メールが前記宛先不明の電子メールに関するユーザに送信されるために、用紙などの資源が浪費されることがない。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。第2実施形態は、アドレス帳に登録されたアドレス情報を変更するためにWebが利用される点で、第1実施形態と相違する。以下、第1実施形態との相違点を中心に説明する。
図8は、本発明の第2実施形態にかかるデータ通信システムの全体構成を示すブロック図である。
第2実施形態にかかるデータ通信システムは、第1実施形態で示した構成に加え、Webサーバ600をさらに備えている。
Webサーバ600は、WWWサーバ機能を有するコンピュータである。Webサーバ600は、WWWデータベースとしてネットワーク上でHTML、XML等のマークアップ言語で記載された文書ファイルをクライアントへ公開して入力を受け付け、当該入力に基づいて所定の処理を行うことが可能である。
また、第2実施形態において、PC400,500の記憶部には、第1実施形態で記憶されるプログラムやデータの他に、Webブラウザが記憶される。
図9は、第2実施形態において、宛先不明の電子メールがスキャナ100に受信された場合、スキャナ100から送信されるアドレス変更メールの一例を示す図である。
図9に示されるアドレス変更メールには、ScanToE−Mail処理により送信された電子メールの宛先が不明である旨の記載、当該宛先不明の電子メールの送信先に指定されている宛先不明アドレス(図に示すメールアドレス欄に記載された電子メールアドレス)、当該宛先不明アドレスに対応してアドレス帳に登録されているユーザ名(図に示すアドレス帳登録名欄に記載された名称)、アドレス帳に登録されたアドレスを変更するためのキーコード、およびアドレス帳に登録されたアドレスの変更を受け付ける変更設定画面のURL(Uniform Resource Locator)が、情報として含まれる。
第2実施形態において、図9に示されるアドレス変更メールをPC400において確認したユーザあるいは管理者が、Webブラウザを利用して、アドレス変更メールに記載されたURLにより指定されるWebサーバ600の情報領域にアクセスすると、アドレス帳に登録されたアドレスの変更設定画面が、PC400のディスプレイ上に表示される。前記ユーザあるいは管理者は、この表示された変更設定画面上で、アドレス変更メールに記載されたキーコードの入力と、アドレス帳に登録されたアドレスを変更するための入力とを行なう。そして、この入力が完了すると、Webサーバ600は、当該入力に基づく変更指示情報をスキャナ100に送信する。
次に、第2実施形態において、スキャナ100において実行されるアドレス登録情報の変更処理を、図10を用いて説明する。
図10のフロチャートにより示されるアルゴリズムは、スキャナ100の記憶部102にプログラムとして記憶されており、制御部101によって実行される。
Webサーバ600から変更指示情報が受信されると、変更設定画面で入力した者が、アドレス帳に登録されたアドレスを変更する権限を有するユーザであるか否かが判断される(S401,S402)。具体的には、変更指示情報に含まれるキーコードに基づいて判断される。
変更設定画面で入力した者が、アドレス帳に登録されたアドレスを変更する権限を有する者ではないと判断された場合(S402でNO)、図10の処理は終了する。
変更設定画面で入力した者が、アドレス帳に登録されたアドレスを変更する権限を有する者であると判断された場合(S402でYES)、変更指示の内容が、宛先不明アドレスの削除であるか否かが変更指示情報に基づいて判断される(S403)。
変更指示の内容が、宛先不明アドレスの削除であると判断された場合(S403でYES)、宛先不明アドレスがアドレス帳から削除される(S404)。
変更指示の内容が、宛先不明アドレスの削除ではないと判断された場合(S403でNO)、変更指示の内容が、宛先不明アドレスの編集であるか否かが変更指示情報に基づいて判断される(S405)。
変更指示の内容が、宛先不明アドレスの編集ではないと判断された場合(S405でNO)、図10の処理は終了する。
変更指示の内容が、宛先不明アドレスの編集であると判断された場合(S405でYES)、宛先不明アドレスが変更指示情報に基づいて編集される(S406)。
なお、前記キーコードは、第1実施形態と同様、アドレス帳を編集する権限を確認するために使用されるが、本実施形態においても、アドレス帳を編集するにあたって、セキュリティを考慮しない場合、またはキーコードによる認証以外の方法でセキュリティが確保されるのであれば、省略され得る。たとえば、キーコードによる認証以外の方法として、変更設定画面にセキュリティ機能を備える方法がある。
上述した第2実施形態においても、上述した第1実施形態における効果が発揮され得る。
本発明は、上述した実施形態のみに限定されるものではなく、特許請求の範囲内において、種々改変することができる。
例えば、上記各実施形態では、データ通信装置としてスキャナを例にして説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、データ通信装置は、プリンタ、デジタル複写機、ファクシミリ装置、電子メールプリンタ等の単体またはこれらの2つ以上の機能を有する多機能周辺機器(MFP:Multiple Function Peripheral)等であってもよい。

本実施形態にかかるデータ通信装置における各種処理を行う手段および方法は、専用のハードウェア回路、またはプログラムされたコンピュータのいずれによっても実現することが可能である。上記プログラムは、たとえばフレキシブルディスクやCD−ROMなどのコンピュータ読み取り可能な記録媒体によって提供されてもよいし、インターネット等のネットワークを介してオンラインで提供されてもよい。この場合、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されたプログラムは、通常、ハードディスク等の記憶部に転送されて記憶される。また、上記プログラムは、単独のアプリケーションソフトとして提供されてもよいし、画像形成装置の一機能としてその装置のソフトウェアに組み込まれてもよい。
本発明の第1実施形態にかかるデータ通信システムの全体構成を示すブロック図である。 スキャナの構成を示すブロック図である。 スキャナで実行されるScanToE−Mail処理の手順を示すフロチャートである。 エラーメールの一例を示す図である。 ScanToE−Mail処理で送信された電子メールの宛先が不明であった場合に、スキャナで実行される処理の手順を示すフロチャートである。 第1実施形態において、スキャナから送信されるアドレス変更メールの一例を示す図である。である。 第1実施形態において、スキャナにおいて実行されるアドレス登録情報の変更処理の手順を示すフロチャートである。 本発明の第2実施形態にかかるデータ通信システムの全体構成を示すブロック図である。 第2実施形態において、スキャナから送信されるアドレス変更メールの一例を示す図である。 第2実施形態において、スキャナにおいて実行されるアドレス登録情報の変更処理の手順を示すフロチャートである。
符号の説明
100 スキャナ、
101 制御部、
102 記憶部、
103 操作部、
104 画像読取部、
105 ネットワークインタフェース、
106 バス。

Claims (6)

  1. 電子メールを送信する送信手段と、
    電子メールを受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信された電子メールが、前記送信手段により宛先不明の電子メールが送信された旨を通知するエラーメールであるか否かを判断する判断手段と、
    前記受信手段により受信された電子メールが前記エラーメールであると前記判断手段により判断された場合、前記宛先不明の電子メールが送信された旨を、前記宛先不明の電子メールに関するユーザに通知するための通知手段と、
    前記宛先不明の電子メールに関するユーザからの応答に応じて、電子メールのアドレス登録情報を変更するアドレス変更手段と、
    を有することを特徴とするデータ通信装置。
  2. 前記宛先不明の電子メールに関するユーザの認証情報を取得する認証手段と、
    前記認証手段により取得されたユーザの認証情報に基づいて、前記ユーザのアドレスを検索する検索手段と、をさらに有し、
    前記通知手段は、前記宛先不明の電子メールが送信された旨を通知する電子メールを、前記検索手段により検索されたアドレスを宛先として前記送信手段に送信させることを特徴とする請求項1に記載のデータ通信装置。
  3. 前記送信手段は、画像データを電子メールに添付して送信することが可能であることを特徴とする請求項1又は2に記載のデータ通信装置。
  4. 受信された電子メールが、宛先不明の電子メールが送信された旨を通知するエラーメールであるか否かを判断する判断ステップと、
    前記判断ステップにおいて、前記受信された電子メールが前記エラーメールであると判断された場合、前記宛先不明の電子メールが送信された旨を、前記宛先不明の電子メールに関するユーザに通知する通知ステップと、
    前記宛先不明の電子メールに関するユーザからの応答に応じて、電子メールのアドレス登録情報を変更する変更ステップと、
    を有することを特徴とするデータ通信方法。
  5. 受信された電子メールが、宛先不明の電子メールが送信された旨を通知するエラーメールであるか否かを判断する判断手順と、
    前記判断手順において、前記受信された電子メールが前記エラーメールであると判断された場合、前記宛先不明の電子メールが送信された旨を、前記宛先不明の電子メールに関するユーザに通知する通知手順と、
    前記宛先不明の電子メールに関するユーザからの返答に応じて、電子メールのアドレス登録情報を変更する変更手順と、
    をデータ通信装置に実行させるためのデータ通信プログラム。
  6. 請求項5に記載のデータ通信プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009003705A (ja) * 2007-06-21 2009-01-08 Oki Data Corp 通信端末装置
JP2012015710A (ja) * 2010-06-30 2012-01-19 Naltec Inc ファクシミリを受信するプリンタの制御装置
JP2014232388A (ja) * 2013-05-28 2014-12-11 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 データ共有サーバー、データ共有システム、及びデータ共有サーバープログラム

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