JP2004362551A - 情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム、及び記録媒体 - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム、及び記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】 LDAPサーバ等の情報管理サーバからユーザ情報を取得して管理する情報処理装置に関して、情報管理サーバが管理しているユーザ情報の変更を、情報処理装置が管理しているユーザ情報に反映させる手法を提案すること。
【解決手段】 ユーザ情報を管理する情報管理サーバから取得されたユーザ情報を管理する情報管理手段を備える情報処理装置であって、前記情報管理手段は、前記情報管理サーバから取得されて当該情報処理装置での所定の管理項目の項目値として管理するユーザ情報を、前記情報管理サーバでの所定の管理項目の項目値として前記情報管理サーバにより管理されているユーザ情報にリンクさせて管理することが可能であると共に、予め定められたタイミングに自動的に更新を開始することにより、前記情報管理サーバにより管理されているユーザ情報にリンクさせて管理しているユーザ情報を、当該リンクに基づいて更新することが可能であることを特徴とする情報処理装置。
【選択図】 図13

Description

本発明は、パーソナルコンピュータ、ワークステーションのように主たる機能として情報処理機能を備える情報機器、コピー、プリンタ、スキャナ、ファクシミリ、複合機、融合機のように従たる機能として情報処理機能を備える電気機器等、主たる機能又は従たる機能として情報処理機能を備える情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム、及び記録媒体に関する。
近年、様々な電気機器が情報処理機能を備えるようになった。例えば、ユーザが入力したメールアドレスや電話番号等の情報を管理する携帯電話機や、ユーザが入力したチャンネル設定等の情報を管理する衛星放送チューナーや、インターネットを介して取得したレシピ等の情報を管理する電子レンジ等が挙げられる。このような情報処理機能を実現するため、電気機器はCPUやROMやRAMやHDDやMODEMやNIC等を備えることになる。これはすなわち、電気機器の情報機器化であると言える。
情報機器の例としては、パーソナルコンピュータ、ワークステーション等が挙げられるが、情報機器化しつつある電気機器の例としては、上記の例のほかに、コピー、プリンタ、スキャナ、ファクシミリ、複合機、融合機等が挙げられる。複合機や融合機とは、1台の機器でコピーとプリンタとスキャナとファクシミリとしての機能を実現した機器である。
情報機器や電気機器の機能の中には「ユーザ情報」が必要となる機能が存在する。例えば、携帯電話機がメール端末や電話機として機能する場合、メールアドレスや電話番号のような「ユーザ情報」が必要となる。例えば、複合機や融合機がスキャナやファクシミリとして機能する場合、メールアドレスやファクシミリ電話番号のような「ユーザ情報」が必要となる。情報機器や電気機器には、これらのユーザ情報を管理する機能が用意されていることも多いのだが、情報機器や電気機器にさらに、これらのユーザ情報を「情報管理サーバ」から取得する機能が用意されていると便利である。このような「情報管理サーバ」の例としては、社員情報、顧客情報、住民情報等の管理に利用されているLDAP(Lightweight Directory Access Protocol)サーバ等が挙げられる。
LDAPサーバでは、人間や組織は「オブジェクト」として観念される。個々のオブジェクトに関する情報は、個々のオブジェクトの「エントリ」により格納される。エントリには、オブジェクトの種類に関する情報である「オブジェクトクラス」や、オブジェクトの性質に関する情報である「属性」等が格納される。属性は、c(国)o(組織)ou(組織内単位)cn(姓名)sn(姓)givenName(名)mail(メールアドレス)telephoneNumber(電話番号)facsimileTelephoneNumber(ファクシミリ電話番号)等の「属性型」と、c:日本、o:リコー、ou:研究開発部、cn:鈴木太郎、sn:鈴木、givenName:太郎等の「属性値」により構成される。各エントリはオブジェクトクラスにより階層化されているため、各エントリの識別名(DN)は、各エントリの1の属性(識別属性)に由来する各エントリの相対識別名(RDN)を階層順に並べて構成される。
LDAPクライアントとLDAPサーバの間では、様々な「要求」と「応答」が繰り返される。LDAPでは、結合(bind)や結合解放(unbind)等の認証系操作や、検索(search)や比較(compare)等の問合せ系操作や、追加(add)や削除(delete)や変更(modify)等の更新系操作が用意されている。例えば、LDAPクライアントからLDAPサーバに「検索操作」が要求されると、LDAPサーバからLDAPクライアントに「検索結果」が応答される。
ところで、情報機器や電気機器がLDAPサーバからユーザ情報を取得して管理する場合、LDAPサーバからユーザ情報を取得した後に、LDAPサーバが管理しているユーザ情報が変更される場合がある。例えば、人事異動や住所変更に伴ってメールアドレスや電話番号やファクシミリ電話番号が変更されるような場合である。このような場合、LDAPサーバが管理しているユーザ情報の変更を、情報機器や電気機器が管理しているユーザ情報に反映させることができると便利である。
したがって、本発明は、LDAPサーバ等の情報管理サーバからユーザ情報を取得して管理する情報処理装置に関して、情報管理サーバが管理しているユーザ情報の変更を、情報処理装置が管理しているユーザ情報に反映させる手法を提案することを課題とする。
請求項1に記載の発明(情報処理装置)は、ユーザ情報を管理する情報管理サーバから取得されたユーザ情報を管理する情報管理手段を備える情報処理装置であって、前記情報管理手段は、前記情報管理サーバから取得されて当該情報処理装置での所定の管理項目の項目値として管理するユーザ情報を、前記情報管理サーバでの所定の管理項目の項目値として前記情報管理サーバにより管理されているユーザ情報にリンクさせて管理することが可能であると共に、予め定められたタイミングに自動的に更新を開始することにより、前記情報管理サーバにより管理されているユーザ情報にリンクさせて管理しているユーザ情報を、当該リンクに基づいて更新することが可能である。
請求項2に記載の発明(情報処理装置)は、ユーザ情報を管理する情報管理サーバから取得されたユーザ情報と、ユーザ情報を管理する情報管理サーバから取得されたユーザ情報以外のユーザ情報とを、同一のエントリに格納して管理する情報管理手段を備える情報処理装置であって、前記情報管理手段は、前記情報管理サーバから取得されて当該情報処理装置での所定の管理項目の項目値として管理するユーザ情報を、前記情報管理サーバでの所定の管理項目の項目値として前記情報管理サーバにより管理されているユーザ情報にリンクさせて管理することが可能であると共に、予め定められたタイミングに自動的に更新を開始することにより、前記情報管理サーバにより管理されているユーザ情報にリンクさせて管理しているユーザ情報を、当該リンクに基づいて更新することが可能である。
請求項3に記載の発明(情報処理装置)は、ユーザ情報を管理する情報管理サーバから取得されたユーザ情報を管理する情報管理手段を備える情報処理装置であって、前記情報管理サーバから取得されて当該情報処理装置での所定の管理項目の項目値として前記情報管理手段により管理されるユーザ情報を、前記情報管理サーバでの所定の管理項目の項目値として前記情報管理サーバにより管理されているユーザ情報にリンクさせるためのリンク操作手段と、前記情報管理手段が管理しているユーザ情報の更新を予め定められたタイミングに自動的に開始するか否かを設定するための自動更新設定手段を備える。
請求項4に記載の発明(情報処理装置)は、ユーザ情報を管理する情報管理サーバから取得されたユーザ情報と、ユーザ情報を管理する情報管理サーバから取得されたユーザ情報以外のユーザ情報とを、同一のエントリに格納して管理する情報管理手段を備える情報処理装置であって、前記情報管理サーバから取得されて当該情報処理装置での所定の管理項目の項目値として前記情報管理手段により管理されるユーザ情報を、前記情報管理サーバでの所定の管理項目の項目値として前記情報管理サーバにより管理されているユーザ情報にリンクさせるためのリンク操作手段と、前記情報管理手段が管理しているユーザ情報の更新を予め定められたタイミングに自動的に開始するか否かを設定するための自動更新設定手段を備える。
請求項5に記載の発明(情報処理装置)は、請求項2又は4に記載の発明(情報処理装置)に関して、前記情報管理手段は、前記情報管理サーバから取得されたユーザ情報以外のユーザ情報を、前記情報管理サーバから新たなユーザ情報が取得されたときに破棄しないユーザ情報として管理しておくことが可能である。
請求項6に記載の発明(情報処理装置)は、請求項1乃至5のいずれか1項に記載の発明(情報処理装置)に関して、前記情報管理手段は、前記情報管理サーバから取得されたユーザ情報の内の一部を、前記情報管理サーバにより管理されているユーザ情報にリンクさせて管理すると共に、前記情報管理サーバから取得されたユーザ情報の内の一部を、前記情報管理サーバにより管理されているユーザ情報にリンクさせないで管理することが可能である。
請求項7に記載の発明(情報処理装置)は、請求項1又は2に記載の発明(情報処理装置)に関して、前記タイミングに自動的に更新を開始するか否かを設定するための自動更新設定手段を備える。
請求項8に記載の発明(情報処理装置)は、請求項1乃至6のいずれか1項に記載の発明(情報処理装置)に関して、前記タイミングを設定するためのタイミング設定手段を備える。
請求項9に記載の発明(情報処理装置)は、請求項1乃至6のいずれか1項に記載の発明(情報処理装置)に関して、前記タイミングは、タイマにより定められる。
請求項10に記載の発明(情報処理装置)は、請求項1乃至6のいずれか1項に記載の発明(情報処理装置)に関して、前記タイミングは、所定の操作が入力された際である。
請求項11に記載の発明(情報処理装置)は、請求項10に記載の発明(情報処理装置)に関して、前記操作は、ユーザ情報を利用する処理を開始する旨の操作である。
請求項12に記載の発明(情報処理装置)は、請求項10に記載の発明(情報処理装置)に関して、前記操作は、ユーザ情報を利用する処理で利用されるユーザ情報を選択するための操作である。
請求項13に記載の発明(情報処理装置)は、請求項1乃至12のいずれか1項に記載の発明(情報処理装置)に関して、前記情報管理手段は、前記情報管理サーバにより管理されているユーザ情報にリンクさせて管理しているユーザ情報の内、情報管理サーバ選択操作により更新対象として選択された情報管理サーバに係るユーザ情報を、当該リンクに基づいて更新することが可能である。
請求項14に記載の発明(情報処理装置)は、請求項13に記載の発明(情報処理装置)に関して、前記情報管理サーバ選択操作を実行するための情報管理サーバ選択操作手段を備える。
請求項15に記載の発明(情報処理装置)は、請求項1乃至14のいずれか1項に記載の発明(情報処理装置)に関して、前記情報管理手段は、前記情報管理サーバにより管理されているユーザ情報にリンクさせて管理しているユーザ情報の内、管理項目選択操作により更新対象として選択された管理項目に係るユーザ情報を、当該リンクに基づいて更新することが可能である。
請求項16に記載の発明(情報処理装置)は、請求項15に記載の発明(情報処理装置)に関して、前記管理項目選択操作を実行するための管理項目選択操作手段を備える。
請求項17に記載の発明(情報処理装置)は、請求項1乃至16のいずれか1項に記載の発明(情報処理装置)に関して、前記情報管理手段は、前記情報管理サーバにより管理されているユーザ情報にリンクさせて管理しているユーザ情報の内、ユーザ選択操作により更新対象として選択されたユーザに係るユーザ情報を、当該リンクに基づいて更新することが可能である。
請求項18に記載の発明(情報処理装置)は、請求項17に記載の発明(情報処理装置)に関して、前記ユーザ選択操作を実行するためのユーザ選択操作手段を備える。
請求項19に記載の発明(情報処理装置)は、請求項1乃至18のいずれか1項に記載の発明(情報処理装置)に関して、前記情報管理手段は、前記情報管理サーバにより管理されているユーザ情報にリンクさせて管理しているユーザ情報が、リンク先のユーザ情報と異なっているか否かを判定して、リンク先のユーザ情報と異なっていると判定したユーザ情報を、当該リンクに基づいて更新することが可能である。
請求項20に記載の発明(情報処理装置)は、請求項19に記載の発明(情報処理装置)に関して、前記情報管理サーバは、LDAPサーバであり、前記情報管理手段は、LDAP検索を利用してリンク先のユーザ情報と異なっているか否かを判定する。
請求項21に記載の発明(情報処理装置)は、請求項19に記載の発明(情報処理装置)に関して、前記情報管理サーバは、LDAPサーバであり、前記情報管理手段は、LDAP比較を利用してリンク先のユーザ情報と異なっているか否かを判定する。
請求項22に記載の発明(情報処理装置)は、請求項19に記載の発明(情報処理装置)に関して、ユーザ情報を利用する処理で利用されるユーザ情報が選択された後に、選択されたユーザ情報がリンク先のユーザ情報と異なっていると判定されて更新された場合、当該処理の実行終了までに、選択されたユーザ情報がリンク先のユーザ情報と異なっている旨を表示する表示手段を備える。
請求項23に記載の発明(情報処理装置)は、請求項1乃至22のいずれか1項に記載の発明(情報処理装置)に関して、前記情報管理手段は、ユーザ情報の更新バージョンを管理する。
請求項24に記載の発明(情報処理装置)は、請求項1乃至22のいずれか1項に記載の発明(情報処理装置)に関して、前記情報管理手段は、ユーザ情報の更新履歴を管理する。
請求項25に記載の発明(情報処理装置)は、請求項1乃至22のいずれか1項に記載の発明(情報処理装置)に関して、前記情報管理手段によりユーザ情報が更新された後に、当該ユーザ情報の更新履歴を表示する更新履歴表示手段を備える。
請求項26に記載の発明(情報処理装置)は、請求項1乃至22のいずれか1項に記載の発明(情報処理装置)に関して、前記情報管理手段によりユーザ情報が更新された後に、当該ユーザ情報の更新内容を表示する更新内容表示手段を備える。
請求項27に記載の発明(情報処理装置)は、請求項1乃至26のいずれか1項に記載の発明(情報処理装置)に関して、前記情報管理サーバは、LDAPサーバである。
請求項28に記載の発明(情報処理装置)は、請求項1乃至27のいずれか1項に記載の発明(情報処理装置)に関して、画像形成装置である。
請求項29に記載の発明(情報処理装置)は、請求項28に記載の発明(情報処理装置)に関して、前記情報管理手段により管理されているユーザ情報を利用して画像形成処理を実行する。
請求項30に記載の発明(情報処理装置)は、請求項28に記載の発明(情報処理装置)に関して、前記情報管理手段により管理されているユーザ情報を利用して画像を送信する。
請求項31に記載の発明(情報処理方法)は、ユーザ情報を管理する情報管理サーバから取得されたユーザ情報を管理する情報管理段階を備える情報処理方法であって、前記情報管理段階は、前記情報管理サーバから取得されて当該情報処理装置での所定の管理項目の項目値として管理するユーザ情報を、前記情報管理サーバでの所定の管理項目の項目値として前記情報管理サーバにより管理されているユーザ情報にリンクさせて管理することが可能であると共に、予め定められたタイミングに自動的に更新を開始することにより、前記情報管理サーバにより管理されているユーザ情報にリンクさせて管理しているユーザ情報を、当該リンクに基づいて更新することが可能である。
請求項32に記載の発明(情報処理方法)は、ユーザ情報を管理する情報管理サーバから取得されたユーザ情報と、ユーザ情報を管理する情報管理サーバから取得されたユーザ情報以外のユーザ情報とを、同一のエントリに格納して管理する情報管理段階を備える情報処理方法であって、前記情報管理段階は、前記情報管理サーバから取得されて当該情報処理装置での所定の管理項目の項目値として管理するユーザ情報を、前記情報管理サーバでの所定の管理項目の項目値として前記情報管理サーバにより管理されているユーザ情報にリンクさせて管理することが可能であると共に、予め定められたタイミングに自動的に更新を開始することにより、前記情報管理サーバにより管理されているユーザ情報にリンクさせて管理しているユーザ情報を、当該リンクに基づいて更新することが可能である。
請求項33に記載の発明(情報処理方法)は、ユーザ情報を管理する情報管理サーバから取得されたユーザ情報を管理する情報管理段階を備える情報処理方法であって、前記情報管理サーバから取得されて当該情報処理装置での所定の管理項目の項目値として前記情報管理段階により管理されるユーザ情報を、前記情報管理サーバでの所定の管理項目の項目値として前記情報管理サーバにより管理されているユーザ情報にリンクさせるためのリンク操作手段を提供する段階と、前記情報管理段階が管理しているユーザ情報の更新を予め定められたタイミングに自動的に開始するか否かを設定するための自動更新設定手段を提供する段階を備える。
請求項34に記載の発明(情報処理方法)は、ユーザ情報を管理する情報管理サーバから取得されたユーザ情報と、ユーザ情報を管理する情報管理サーバから取得されたユーザ情報以外のユーザ情報とを、同一のエントリに格納して管理する情報管理段階を備える情報処理方法であって、前記情報管理サーバから取得されて当該情報処理装置での所定の管理項目の項目値として前記情報管理段階により管理されるユーザ情報を、前記情報管理サーバでの所定の管理項目の項目値として前記情報管理サーバにより管理されているユーザ情報にリンクさせるためのリンク操作手段を提供する段階と、前記情報管理段階が管理しているユーザ情報の更新を予め定められたタイミングに自動的に開始するか否かを設定するための自動更新設定手段を提供する段階を備える。
請求項35に記載の発明(情報処理方法)は、請求項32又は34に記載の発明(情報処理方法)に関して、前記情報管理段階は、前記情報管理サーバから取得されたユーザ情報以外のユーザ情報を、前記情報管理サーバから新たなユーザ情報が取得されたときに破棄しないユーザ情報として管理しておくことが可能である。
請求項36に記載の発明(情報処理方法)は、請求項31乃至35のいずれか1項に記載の発明(情報処理方法)に関して、前記情報管理段階は、前記情報管理サーバから取得されたユーザ情報の内の一部を、前記情報管理サーバにより管理されているユーザ情報にリンクさせて管理すると共に、前記情報管理サーバから取得されたユーザ情報の内の一部を、前記情報管理サーバにより管理されているユーザ情報にリンクさせないで管理することが可能である。
請求項37に記載の発明(情報処理方法)は、請求項31乃至36のいずれか1項に記載の発明(情報処理方法)に関して、前記情報管理段階により管理されているユーザ情報を利用して画像形成処理を実行する。
請求項38に記載の発明(情報処理方法)は、請求項31乃至36のいずれか1項に記載の発明(情報処理方法)に関して、前記情報管理段階により管理されているユーザ情報を利用して画像を送信する。
請求項39に記載の発明(情報処理プログラム)は、請求項31乃至38のいずれか1項に記載された情報処理方法をコンピュータに実行させる情報処理プログラムである。
請求項40に記載の発明(記録媒体)は、請求項31乃至38のいずれか1項に記載された情報処理方法をコンピュータに実行させる情報処理プログラムが記録された記録媒体である。
請求項1に記載の発明(情報処理装置)では、予め定められたタイミングに自動的に更新を開始させて、情報管理装置が管理しているユーザ情報をリンクに基づいて更新させることにより、情報管理サーバが管理しているユーザ情報の変更を、情報処理装置が管理しているユーザ情報に反映させることができる。
請求項7に記載の発明(情報処理装置)では、自動的に更新を開始させることにしたくない場合には、自動的に更新を開始させることにしないことができる。
請求項8に記載の発明(情報処理装置)では、自動的に更新を開始させたいタイミングに自動的に更新を開始させることができる。
請求項9に記載の発明(情報処理装置)では、自動的に更新を開始するタイミングが時間的に定められる。
請求項10に記載の発明(情報処理装置)では、自動的に更新を開始するタイミングが所定の操作に関係付けて定められる。
請求項11に記載の発明(情報処理装置)では、自動的に更新を開始するタイミングがユーザ情報を利用する処理に係る操作に関係付けて定められる。
請求項12に記載の発明(情報処理装置)では、自動的に更新を開始するタイミングがユーザ情報を利用する処理に係る操作に関係付けて定められる。
請求項13に記載の発明(情報処理装置)では、更新対象にしたい情報管理サーバを更新対象にすることができる。
請求項15に記載の発明(情報処理装置)では、更新対象にしたい管理項目を更新対象にすることができる。
請求項17に記載の発明(情報処理装置)では、更新対象にしたいユーザを更新対象にすることができる。
請求項19に記載の発明(情報処理装置)では、リンク先のユーザ情報と異なっているユーザ情報を更新対象にすることができる。
請求項20に記載の発明(情報処理装置)には、判定のためのLDAP検索と更新のためのLDAP検索とを一括化することができるというメリットがある。
請求項21に記載の発明(情報処理装置)には、情報処理装置において判定のための比較を実行する必要がないというメリットがある。
請求項22に記載の発明(情報処理装置)では、ユーザ情報を利用する処理で利用されるユーザ情報を選択した後に、選択したユーザ情報がリンク先のユーザ情報と異なっていると判定されて更新された場合、当該処理の実行終了までに、選択したユーザ情報がリンク先のユーザ情報と異なっていることを認識することができる。例えば、当該処理を中止するという選択や、当該処理の実行終了までにユーザ情報の更新内容や更新履歴を確認するという選択が可能になる。
請求項25に記載の発明(情報処理装置)では、ユーザ情報が更新された後にそのユーザ情報の更新履歴を確認することができる。例えば、そのユーザ情報を更新される前の状態に戻すか否かの判断に役立てることができる。
請求項26に記載の発明(情報処理装置)では、ユーザ情報が更新された後にそのユーザ情報の更新内容を確認することができる。例えば、そのユーザ情報を更新される前の状態に戻すか否かの判断に役立てることができる。
請求項28に記載の発明(情報処理装置)は、画像形成装置として、情報管理装置が管理しているユーザ情報を利用して、画像を送信する等の画像形成処理を実行することができる。
このように、本発明は、LDAPサーバ等の情報管理サーバからユーザ情報を取得して管理する情報処理装置に関して、情報管理サーバが管理しているユーザ情報の変更を、情報処理装置が管理しているユーザ情報に反映させる手法を提案するものである。
本発明の実施の形態について説明する。
図36は、本発明の実施の形態の例である情報処理装置11を表す。図36の情報処理装置11は、種々のハードウェア21と、種々のソフトウェア22と、起動部23により構成される。
ハードウェア21としては、CPUやROMやRAMやHDD等により構成される情報処理部、MODEMやNIC等により構成される通信部、キーボードやマウス等により構成される操作部、ディスプレイ等により構成される表示部等が存在する。
ソフトウェア22としては、種々のアプリケーション31と、種々のプラットフォーム32が存在する。プラットフォーム32としては、情報処理部に関する制御を行うモジュール、通信部に関する仲介を行うモジュール、操作部と表示部に関する制御を行うモジュール、ユーザ情報の管理に関する制御を行うモジュール、システムの管理に関する制御を行うモジュール等が存在する。これらは、UNIX(登録商標)等のOS(オペレーティングシステム)によりプロセス単位で並列的に実行される。
起動部23は、情報処理装置11の電源投入時に最初に実行される。これにより、UNIX(登録商標)等のOSが起動されて、アプリケーション31とプラットフォーム32が起動される。
図36の情報処理装置11の例としては、コピー、プリンタ、スキャナ、ファクシミリ、複合機、融合機等の画像形成装置が挙げられる。以下、情報処理装置11の例である融合機101について説明する。
図1は、本発明の実施の形態の例である融合機101を表す。図1の融合機101は、種々のハードウェア111と、種々のソフトウェア112と、融合機起動部113により構成される。
ハードウェア111としては、撮像部121と、印刷部122と、その他のハードウェア123が存在する。撮像部121は、原稿から画像(画像データ)を取得するためのハードウェアである。印刷部122は、画像(画像データ)を印刷用紙等に印刷するためのハードウェアである。
ソフトウェア112としては、種々のアプリケーション131と、種々のプラットフォーム132が存在する。これらは、UNIX(登録商標)等のOS(オペレーティングシステム)によりプロセス単位で並列的に実行される。
アプリケーション131としては、コピー用のアプリケーションであるコピーアプリ141と、プリンタ用のアプリケーションであるプリンタアプリ142と、スキャナ用のアプリケーションであるスキャナアプリ143と、ファクシミリ用のアプリケーションであるファクシミリアプリ144と、ネットワークファイル用のアプリケーションであるネットワークファイルアプリ145と、初期設定用のアプリケーションである初期設定アプリ146が存在する。
プラットフォーム132としては、種々のコントロールサービス151と、システムリソースマネージャ152と、種々のハンドラ153が存在する。コントロールサービス151としては、ネットワークコントロールサービス(NCS)161と、ファクシミリコントロールサービス(FCS)162と、デリバリコントロールサービス(DCS)163と、エンジンコントロールサービス(ECS)164と、メモリコントロールサービス(MCS)165と、オペレーションパネルコントロールサービス(OCS)166と、ユーザディレクトリコントロールサービス(UCS)167と、システムコントロールサービス(SCS)168が存在する。ハンドラ153としては、ファクシミリコントロールユニットハンドラ(FCUH)171と、イメージメモリハンドラ(IMH)172が存在する。
NCS161のプロセスは、ネットワーク通信の仲介を行う。FCS162のプロセスは、ファクシミリのAPIを提供する。DCS163のプロセスは、蓄積文書の配信処理に関する制御を行う。ECS164のプロセスは、撮像部121や印刷部122に関する制御を行う。MCS165のプロセスは、メモリやハードディスクドライブに関する制御を行う。OCS166のプロセスは、オペレーションパネルに関する制御を行う。UCS167のプロセスは、ユーザ情報の管理に関する制御を行う。SCS168のプロセスは、システムの管理に関する制御を行う。
融合機起動部113は、融合機101の電源投入時に最初に実行される。これにより、UNIX(登録商標)等のOSが起動されて、アプリケーション131とプラットフォーム132が起動される。これらのプログラムは、ハードディスクドライブに蓄積されており、ハードディスクドライブから再生されて、メモリに起動されることになる。
図2は、図1の融合機101のハードウェア111を表す。ハードウェア111としては、コントローラ201と、オペレーションパネル202と、ファクシミリコントロールユニット(FCU)203と、撮像部121と、印刷部122が存在する。
コントローラ201は、CPU211と、ASIC212と、NB221と、SB222と、MEM−P231と、MEM−C232と、HDD(ハードディスクドライブ)233と、メモリカードスロット234と、NIC(ネットワークインタフェースコントローラ)241と、USBデバイス242と、IEEE1394デバイス243と、セントロニクスデバイス244により構成される。
CPU211は、種々の情報処理用のICである。ASIC212は、種々の画像処理用のICである。NB221は、コントローラ201のノースブリッジである。SB222は、コントローラ201のサウスブリッジである。MEM−P231は、融合機101のシステムメモリである。MEM−C232は、融合機101のローカルメモリである。HDD233は、融合機101のストレージである。メモリカードスロット234は、メモリカード235をセットするためのスロットである。NIC241は、MACアドレスによるネットワーク通信用のコントローラである。USBデバイス242は、USB規格の接続端子を提供するためのデバイスである。IEEE1394デバイス243は、IEEE1394規格の接続端子を提供するためのデバイスである。セントロニクスデバイス244は、セントロニクス仕様の接続端子を提供するためのデバイスである。
オペレーションパネル202は、オペレータが融合機101に入力を行うためのハードウェア(操作部)であると共に、融合機101がオペレータに出力を行うためのハードウェア(表示部)である。
図3は、図1の融合機101の外観を表す。図3には、撮像部121の位置、印刷部122の位置、オペレーションパネル202の位置が図示されている。図3にはさらに、原稿をセットするための原稿セット部301、印刷用紙の給紙先となる給紙部302、印刷用紙の排紙先となる排紙部303が図示されている。
オペレーションパネル202は、図4のように、タッチパネル311と、数字ボタン312と、スタートボタン313と、リセットボタン314と、初期設定ボタン315により構成される。
タッチパネル311は、オペレータが融合機101にタッチ操作で入力を行うためのハードウェア(タッチ操作部)であると共に、融合機101がオペレータに画面表示で出力を行うためのハードウェア(画面表示部)である。数字ボタン312は、オペレータが融合機101にボタン操作で数字入力を行うためのハードウェアである。スタートボタン313は、ボタン操作でスタート操作を行うためのハードウェアである。リセットボタン314は、ボタン操作でリセット操作を行うためのハードウェアである。初期設定ボタン315は、ボタン操作で初期設定画面を表示させるためのハードウェアである。
(ユーザ情報)
図1の融合機101におけるユーザ情報の管理について説明する。
図1の融合機101においては、ユーザ情報は、UCS167(図1参照)によりHDD233(図2参照)に蓄積されて管理されて、主にスキャナアプリ143(図1参照)とファクシミリアプリ144(図1参照)により利用される。融合機101がスキャナやファクシミリとして機能する場合、メールアドレスやファクシミリ電話番号のようなユーザ情報が必要となるからである。融合機101は、UCS167によりHDD233に蓄積されて管理されているユーザ情報を利用して、画像をネットワーク等を介して他の機器に送信する等の画像形成処理(コピーやプリンタやスキャナやファクシミリとしての処理)を実行することができる。なお、ユーザ情報は、ここではHDD233に蓄積されて管理されるが、メモリカードスロット234(図2参照)にセットされたメモリカード235(図2参照)に蓄積されて管理されるようにしてもよい。メモリカードスロット234とメモリカード235は例えば、SDメモリカードスロットとSDメモリカードである。
図1の融合機101においては、ユーザ情報は、UCS167により図5のようなアドレス帳501にて管理される。すなわち、ユーザ(エントリ)はユーザID(エントリID)を基にして管理されると共に、ユーザ情報は「名前」「表示名」「よみがな」「メール宛先」「FAX宛先」等の管理項目の項目値として管理される。各ユーザのユーザ情報のデータ構造は、図6のようなツリー構造601となる。すなわち、管理項目「名前」「表示名」が親項目となり、管理項目「メール宛先」「FAX宛先」等が子項目となる。なお、1のユーザのユーザ情報は、通常1個のエントリに格納されて管理されるが、複数個のエントリに格納されて管理される場合もある。
図1の融合機101は、ユーザ情報をネットワーク等を介してLDAPサーバから取得して管理することができる。融合機101は、ここでは図7のように、3台のLDAPサーバ701(LDAPサーバA・B・C)とLAN711で接続されており、3台のLDAPサーバ701(LDAPサーバA・B・C)からLAN711を介してユーザ情報を取得して管理することができる。
図7と図8のシステム図とフロー図により具体的に説明する。スキャナアプリ143やファクシミリアプリ144は、図7のようなスキャナ用画面721とファクシミリ用画面722をタッチパネル311(図4参照)に表示する。これらの画面を介して、ユーザ情報をLDAPサーバ701から取得(検索)する旨の操作が入力されると、スキャナアプリ143等からUCS167にサーバ情報の取得要求が送信(S1)されて、これに応じてUCS167からスキャナアプリ143等にサーバ情報が提供(S2)される。
サーバ情報は、融合機101と接続されているLDAPサーバ701に関する情報であり、UCS167によりHDD233に蓄積されて管理される。サーバ情報の管理項目は「サーバ名」「ポート番号」「IPアドレス」等である。サーバ情報は、図9のような初期設定画面901で登録・変更することができる。具体的に言うと、初期設定ボタン315(図4参照)が押されると、スキャナ用画面721等から初期設定画面901に画面が移り、初期設定画面901で「システム初期設定ボタン911」がタッチされると、システム初期設定画面902に画面が移り、システム初期設定画面902で「LDAPサーバ登録/変更ボタン921」がタッチされると、LDAPサーバ登録/変更画面903に画面が移り、LDAPサーバ登録/変更画面903でサーバ情報が入力されて「設定ボタン931」がタッチされると、サーバ情報が登録・変更される。なお、これらの画面は、SCS168(図1参照)によりタッチパネル311に表示される。
続いて、サーバ情報に基づいて所望のユーザ情報を所望のLDAPサーバ701から取得(検索)する旨の操作が入力されると、スキャナアプリ143等からUCS167にユーザ情報の検索要求が送信(S3)されて、これに応じてUCS167からLDAPサーバ701に検索操作が要求(S4)されて、これに応じてLDAPサーバ701からUCS167に検索結果が応答(S5)されて、これに応じてUCS167からスキャナアプリ143等にユーザ情報の検索終了通知が送信(S6)される。
続いて、スキャナアプリ143等からUCS167にユーザ情報の取得要求が送信(S7)されて、これに応じてUCS167からスキャナアプリ143等にユーザ情報が提供(S8)される。
この様子を図10の画面変化図により説明する。画面Aは、図7のスキャナ用画面721である。画面Aで「ルーペボタン1001」がタッチされると、画面Bに画面が移る。画面Bで「LDAP検索ボタン1002」がタッチされると、画面Cに画面が移る。画面Cで「LDAPサーバ選択ボタン1011」がタッチされると、画面Dに画面が移り、画面Cで「LDAP検索条件入力ボタン1012」がタッチされると、画面Eに画面が移る。画面DでLDAPサーバが選択されて「OKボタン1021」がタッチされると、画面Cに画面が戻り、画面EでLDAP検索条件が入力されて「OKボタン1022」がタッチされると、画面Fに画面が移り、やがてユーザ情報が表示されることになる。
なお、画面Bで「LDAP検索ボタン1002」をタッチする操作が、ユーザ情報をLDAPサーバ701から取得(検索)する旨の操作に相当して、画面DでLDAPサーバを選択して「OKボタン1021」をタッチする操作と、画面EでLDAP検索条件を入力して「OKボタン1022」をタッチする操作が、所望のユーザ情報を所望のLDAPサーバ701から取得(検索)する旨の操作に相当する。
図11は、LDAPサーバ701からUCS167に応答(S5)された検索結果、すなわち、LDAPサーバ701から取得されたユーザ情報を表す。ユーザ情報の取得項目は「cn」「sn」「givenName」「mail」「facsimileTelephoneNumber」等である。LDAPサーバ701においては、ユーザ情報は「cn」「sn」「givenName」「mail」「facsimileTelephoneNumber」等の管理項目(属性)の項目値(属性値)として管理されているからである。正確に言うと、LDAPサーバ701においては、日本語等のASCII文字以外の文字はBase64形式で符号化された上で記述されるが、図11では便宜上省略した。
なお、図1の融合機101においては、LDAPサーバ701から取得されたユーザ情報のデータ構造は、図7と図8のように、S5とS6との間のS5−6で、UCS167により図11のようなデータ構造から図6のようなデータ構造に変換されるものとする。この際、UCS167は、LDAPサーバ701から取得されたユーザ情報の取得項目を、融合機101により管理されるユーザ情報の管理項目に置き換えるものとする。LDAPサーバ701により管理されるユーザ情報の管理項目と、融合機101により管理されるユーザ情報の管理項目とが違うからである。例えば、LDAPサーバ701ではメールアドレスは「mail」という管理項目(図11参照)に管理されるが、融合機101ではメールアドレスは「メール宛先」という管理項目(図5・図6参照)に管理される。
図12の画面変化図は、図10の画面変化図に続く画面変化図である。図10の画面Fから図12の画面Gにやがて画面が移る。
画面Gには、UCS167からスキャナアプリ143等に提供(S8)されたユーザ情報が表示される。このユーザ情報は、LDAPサーバ701からUCS167に応答(S5)された検索結果、すなわち、LDAPサーバ701から取得されたユーザ情報である。ただし、LDAPサーバ701から取得されたユーザ情報そのままではなく、UCS167が、取得項目(図11参照)を管理項目(図5・図6参照)に置き換えた(S5−6)ユーザ情報である。例えば、取得項目「mail」は管理項目「メール宛先」に置き換えられている。なお、図12の画面Gにユーザ「鈴木**」のユーザ情報が多数表示されているのは、図10の画面EでLDAP検索条件「名前」が前方一致で「鈴木」と入力されたためである。
画面Gでユーザ「鈴木太郎」がタッチされて「詳細ボタン1201」がタッチされると、画面Hに画面が移る。画面Hには、ユーザ「鈴木太郎」のユーザ情報の詳細が表示される。やはり、取得項目は管理項目に置き換えられている。画面Hで「詳細閉じるボタン1202」がタッチされると、画面Gに画面が戻る。
ところで、融合機101がLDAPサーバ701からユーザ情報を取得して管理する場合、LDAPサーバ701からユーザ情報を取得した後に、LDAPサーバ701が管理しているユーザ情報が変更される場合がある。例えば、人事異動や住所変更に伴ってメールアドレスやファクシミリ電話番号が変更されるような場合である。このような場合、LDAPサーバ701が管理しているユーザ情報の変更を、融合機101が管理しているユーザ情報に反映させることができると便利である。これについては、後述する実施例で取り扱う。
なお、融合機101は、LDAPサーバ701から取得されたユーザ情報(適宜「第1ユーザ情報」と呼ぶ)を管理するだけではなく、LDAPサーバ701から取得されたユーザ情報以外のユーザ情報(適宜「第2ユーザ情報」と呼ぶ)を管理する場合がある。例えば、融合機101を使用したユーザへの課金に関する「ユーザ課金情報」や、融合機101を使用するユーザの制限に関する「ユーザ制限情報」等は、通常、LDAPサーバ701から取得する類のユーザ情報ではないからである。これらのユーザ情報を、一元化して管理すると便利である。これについても、後述する実施例で取り扱う。
(実施例)
図1の融合機101に係る実施例について説明する。
図1の融合機101においては、UCS167(図1参照)は、LDAPサーバ701から取得されたユーザ情報(第1ユーザ情報)と、LDAPサーバ701から取得されたユーザ情報以外のユーザ情報(第2ユーザ情報)とを、同一のエントリに格納して管理することにより、一元化して管理することができる。
ユーザ情報は、UCS167により図5のようなアドレス帳501にて管理される旨を説明したが、本実施例ではより詳細に、UCS167により図13のようなアドレス帳501にて管理される。すなわち、ユーザ情報が「識別情報」と「保存情報」と「検索情報」と「付加情報」の4種類に分類されて管理されるのである。別言すれば、ユーザ情報の管理項目が4種類の管理項目に分類されるのである。各ユーザのユーザ情報のデータ構造は、図6のようなツリー構造601となる旨を説明したが、本実施例ではより詳細に、図14のようなツリー構造601となる。そして、本実施例では、1のユーザの「識別情報」と「保存情報」と「検索情報」と「付加情報」とが、同一のエントリに格納されて管理されるのである。
付加情報は、LDAPサーバ701から取得されたユーザ情報以外のユーザ情報(第2ユーザ情報)である。例えば、ユーザ課金情報、ユーザ制限情報、ユーザグループ情報、サーバ情報等が挙げられる。すなわち、オペレーションパネル202(図2参照)等による入力操作に基づいて融合機101に入力される入力情報、融合機101内で生成される生成情報等が挙げられる。図1の融合機101においては、UCS167は、付加情報を、LDAP701サーバから新たなユーザ情報が取得されたときに破棄しないユーザ情報として管理しておく。
従来の融合機101は、LDAPサーバ701からユーザ情報を取得して管理する場合において、LDAPサーバ701から新たなユーザ情報を取得する際、LDAPサーバ701から取得して管理しているユーザ情報を破棄してしまう。そのため、LDAPサーバ701から取得されたユーザ情報(第1ユーザ情報)と、LDAPサーバ701から取得されたユーザ情報以外のユーザ情報(第2ユーザ情報)とは、別々のエントリに格納されて管理される。LDAPサーバ701から取得されたユーザ情報以外のユーザ情報(第2ユーザ情報)を破棄しないためである。
図1の融合機101も、LDAPサーバ701からユーザ情報を取得して管理する場合において、LDAPサーバ701から新たなユーザ情報を取得する際、後述する更新のときは別として、LDAPサーバ701から取得して管理しているユーザ情報を破棄してしまう。しかしながら、LDAPサーバ701から取得されたユーザ情報(第1ユーザ情報)と、LDAPサーバ701から取得されたユーザ情報以外のユーザ情報(第2ユーザ情報)とは、同一のエントリに格納されて管理される。LDAPサーバ701から取得されたユーザ情報以外のユーザ情報(第2ユーザ情報)を、付加情報として管理しておくことにより、破棄しないで済むためである。
検索情報は、LDAPサーバ701から取得されたユーザ情報(第1ユーザ情報)であって、LDAPサーバ701により管理されているユーザ情報にリンクさせないで管理するユーザ情報である。第1ユーザ情報の内のどのユーザ情報を検索情報とするかについては、自動的に決定するようにしてもよいが、ここでは選択操作に基づいて選択できるようにする。図13や図14では、比較的変更される可能性が低いと言える「表示名」「よみがな」等が検索情報となっている。
保存情報は、LDAPサーバ701から取得されたユーザ情報(第1ユーザ情報)であって、LDAPサーバ701により管理されているユーザ情報にリンクさせて管理するユーザ情報である。第1ユーザ情報の内のどのユーザ情報を保存情報とするかについては、自動的に決定するようにしてもよいが、ここでは選択操作に基づいて選択できるようにする。図13や図14では、比較的変更される可能性が高いと言える「メール宛先」「FAX宛先」等が保存情報となっている。
識別情報は、LDAPサーバ701から取得されたユーザ情報(第1ユーザ情報)であって、ユーザ識別(エントリ識別)のためのユーザ識別情報(エントリ識別情報)となるユーザ情報である。識別情報は、保存情報を、LDAPサーバ701により管理されているユーザ情報にリンクさせて管理するため等に利用される。第1ユーザ情報の内のどのユーザ情報を識別情報とするかについては、自動的に決定するようにしてもよいが、ここでは選択操作に基づいて選択できるようにする。図13や図14では、ユーザ識別のためのユーザ識別情報として相応しいと考えられる「名前」「ユーザコード」等が識別情報となっている。参考までに、名前だけでは同姓同名が問題となるだろうし、ユーザコードだけでは組み合わせの有限性が問題となるだろう。
なお、図13や図14では、どのユーザ情報を「付加情報」「検索情報」「保存情報」「識別情報」とするかが、全ユーザについて共通に設定されるようになっているが、各ユーザについて個別に設定されるようになっていてもよい。
(1)識別情報・保存情報・検索情報の選択
図15により、第1ユーザ情報の内のどのユーザ情報を識別情報とするかを、全ユーザについて共通に選択する選択操作について説明する。図9のLDAPサーバ登録/変更画面903で「ユーザ識別情報設定ボタン932」がタッチされると、図15のユーザ識別情報設定画面1501に画面が移る。
図15のユーザ識別情報設定画面1501では、LDAPサーバ701により管理されるユーザ情報の管理項目(属性)を入力することで、ユーザ識別情報を設定することができる。例えば「cn」と「employeeNumber」とを入力するためには、図15のユーザ情報設定画面1501で「選択ボタン」をタッチして、図15の属性選択画面1502で「cn」と「employeeNumber」とをタッチするというタッチ操作を実行する。
こうして、管理項目「cn」から置き換えられる管理項目「名前」の項目値として管理されるユーザ情報と、管理項目「employeeNumber」から置き換えられる管理項目「ユーザコード」の項目値として管理されるユーザ情報とが、識別情報として全ユーザについて共通に選択される。
なお、第1ユーザ情報の内のどのユーザ情報を識別情報とするかを、各ユーザについて個別に選択するようにする場合には、例えば、図15のユーザ識別情報設定画面1501でユーザ選択ができるようにすればよい。
図16により、第1ユーザ情報の内のどのユーザ情報を保存情報とするかを、全ユーザについて共通に選択する選択操作について説明する。図9のシステム初期設定画面902で「アドレス帳登録/変更ボタン922」がタッチされると、図16のアドレス帳登録/変更画面1601に画面が移る。
図16のアドレス帳登録/変更画面1601では、融合機101により管理されるユーザ情報の管理項目の欄に、LDAPサーバ701により管理されるユーザ情報の管理項目(属性)を入力することで、融合機101により管理されるユーザ情報を、LDAPサーバ701により管理されるユーザ情報にリンクさせることができる。例えば「メール宛先」の欄に「mail」を入力するためには、図16の「メール宛先」の欄の「選択ボタン」をタッチして、図16の属性選択画面1602で「mail」をタッチするというタッチ操作を実行する。
こうして、管理項目「mail」から置き換えられる管理項目「メール宛先」の項目値として管理されるユーザ情報が、保存情報として全ユーザについて共通に選択される。
なお、第1ユーザ情報の内のどのユーザ情報を保存情報とするかを、各ユーザについて個別に選択するようにする場合には、例えば、図16のアドレス帳登録/変更画面1601でユーザ選択ができるようにすればよい。
ちなみに、識別情報としても保存情報としても選択されていない第1ユーザ情報が、検索情報として自動的に決定される。
(2)保存情報の更新
上述したように、UCS167は、保存情報を、LDAPサーバ701により管理されているユーザ情報にリンクさせて管理している。詳細に言うと、融合機101での所定の管理項目(例えばメール宛先)の項目値として管理している保存情報を、LDAPサーバ701での所定の管理項目(例えばmail)の項目値として管理されているユーザ情報にリンクさせて管理している。そして、後述するように、UCS167は、予め定められたタイミングに自動的に保存情報の更新を開始することにより、保存情報をリンクに基づいて更新することができる。これにより、LDAPサーバ701が管理しているユーザ情報の変更を、UCS167が管理しているユーザ情報(保存情報)に反映させることができる。特にここでは、市販のグループウェアのように管理項目とは関係なくユーザ情報を更新してしまうのではなく、融合機101での管理項目とLDAPサーバ701での管理項目とを対応付けるような「リンク」に基づいてユーザ情報を更新するため、より精細な更新処理が実現可能となっている。
上記の「保存情報の自動更新」の具体例としてここでは、上記のタイミングがタイマにより時間的に定められる場合について説明する。
図17は、保存情報の自動更新設定に係る画面変化図である。図9のシステム初期設定画面902で「タイマ設定ボタン923」がタッチされると、画面Iに画面が移る。画面Iで「ユーザ情報自動更新時間設定ボタン1701」がタッチされると、画面Jに画面が移る。自動更新時間設定欄1711は、自動的に更新を開始するタイミングを設定するための欄である。自動更新設定欄1712は、そのタイミングに自動的に更新を開始することにするか否かを設定するための欄である。画面Jで、自動更新時間設定欄1711に「12時間」が入力されて、自動更新設定欄1712で「する」が選択されて、設定ボタン1713がタッチされると、この時から12時間ごとに自動的に保存情報の更新が開始されるように設定される。
図18は、保存情報の自動更新に係るフロー図である。図17の画面Jで「設定ボタン1713」がタッチされると、SCS168からUCS167にタイマ設定通知が送信(S101)される。これに応じて、UCS167は、UNIX(登録商標)等のOSのタイマ機能によるタイマを起動(S102)する。このとき、タイマがすでに起動されている場合には、タイマを再起動する。そして、タイマが設定時間になる(S103)と、UCS167は保存情報の更新処理を開始(S104)する。この更新処理の一環として、UCS167からLDAPサーバ701に保存情報に係る検索操作が要求(S104−1)されて、LDAPサーバ701からUCS167に保存情報に係る検索結果が応答(S104−2)される。このようにして、UCS167は保存情報の更新処理を実行する。続いて、UCS167からスキャナアプリ143等に保存情報の更新終了通知が送信(S105)される。
ここで、保存情報の更新とユーザ情報の管理との関連性について説明する。各ユーザ(各エントリ)のユーザ情報のデータ構造は、図19のようなツリー構造601になる。各管理項目1901の下位には、項目値1911、項目値の更新履歴1912、属性1913、サーバ情報1914、オプション情報1915等が存在する。項目値の更新履歴1912の下位には、更新履歴数、更新履歴A、更新履歴B、更新履歴C等が存在する。更新履歴A・B・Cの下位には、前値、後値、更新バージョン等が存在する。
例を挙げると、ユーザ「鈴木太郎」に係る管理項目1901「メール宛先」に関して、項目値1911には「mgr−taro@r.co.jp」が、項目値の更新履歴1912の更新履歴Aの前値と後値と更新バージョンには「taro@r.co.jp」と「mgr−taro@r.co.jp」と「2003/4/21」が、更新履歴Bの前値と後値と更新バージョンには「taro@RD21G.r.co.jp」と「taro@r.co.jp」と「2002/10/21」が、更新履歴Cの前値と後値と更新バージョンには「taro@RD11G.r.co.jp」と「taro@RD21G.r.co.jp」と「2001/12/12」が格納されている。融合機101は、これらを利用することにより、図30(詳細は後述)の画面Pや画面Qに保存情報の更新内容や更新履歴を表示することができる。なお、更新バージョンには、保存情報が更新された日時等の、更新のバージョンを特定するための情報が格納される。
例を挙げると、ユーザ「鈴木太郎」に係る管理項目1901「メール宛先」に関して、属性1913には「mail」が、サーバ情報1914には「LDAPサーバA」が、オプション情報1915には「保存情報」が格納されている。これは、管理項目1901「メール宛先」の項目値1911として管理しているユーザ情報は、LDAPサーバAにより管理項目「mail」の項目値として管理されているユーザ情報にリンクさせて管理している保存情報であることを示すものである。UCS167は、これらを利用することにより、保存情報をリンクに基づいて更新することができる。上記の例で言うと、管理項目1901「メール宛先」の項目値1911として管理しているユーザ情報を、LDAPサーバAにより管理項目「mail」の項目値として管理されているユーザ情報に更新することができる。なお、オプション情報1915には、識別情報と保存情報と検索情報と付加情報の4種類の分類が格納される。
エントリの更新バージョン1902には、当該エントリ全体としての更新バージョンが格納される。ここでは、当該エントリに格納されている保存情報が最後に更新された日時等が格納される。UCS167は、エントリの更新バージョン1902が最新版であるエントリを抽出することにより、図32(詳細は後述)のS505の処理(保存情報が更新されたユーザ(エントリ)を抽出する処理)を実行することができる。
エントリのオプション情報1903には、当該エントリがLDAPサーバ701と関係があるエントリ(リンクエントリ)であるか関係がないエントリ(オリジナルエントリ)であるかに係る情報が格納される。オリジナルエントリである場合、そのエントリの全ての管理項目1901のオプション情報1915が無効扱いになり、そのエントリに格納されている保存情報が更新時に更新されないことになる。すなわち、オリジナルエントリになることで、そのエントリの全てのリンクが解除扱いになる。エントリのオプション情報1903は、エントリの編集時に変更できるようにしてもよいし、ある特定の管理項目1901(メール宛先等)のオプション情報1915が付加情報に変更されるとオリジナルエントリに自動的に変更されるようにしてもよい。
なお、各ユーザ(各エントリ)のユーザ情報のデータ構造は、管理項目同士に関しても、図6や図14のようなツリー構造601になっているのだが、図19では保存情報の更新に力点を置いて説明する便宜上略記することにした。
ここで、図19の変形例について説明する。保存情報の更新情報は、サーバ情報に付加される形で管理されるようにしてもよい。この場合、各サーバのサーバ情報のデータ構造は、図37のようなツリー構造601になる。サーバID、サーバ名、ポート番号、IPアドレス、検索開始位置、SSL設定、認証設定等のサーバ情報に付加される形で、保存情報の各管理項目1901が存在している。保存情報の各管理項目1901の下位には、リンクエントリID、属性1913、項目値の更新履歴1912等が存在する。リンクエントリIDの下位には、リンクエントリ数、リンクエントリIDa、リンクエントリIDb、リンクエントリIDc等が存在する。項目値の更新履歴1912の下位には、更新履歴数、更新履歴A、更新履歴B、更新履歴C等が存在する。更新履歴A・B・Cの下位には、更新日、更新時、失敗情報、成功情報等が存在する。失敗情報の下位には、エントリ数、エントリIDa、エントリIDb、エントリIDc等が存在する。成功情報の下位には、更新情報数、更新情報A、更新情報B、更新情報C等が存在する。更新情報A・B・Cの下位には、エントリID、前値等が存在する。なお、項目値の更新履歴1912は、リンクエントリIDa・b・cの下位に存在するようにしてもよい。
図38は、保存情報の更新情報をサーバ情報に付加する形で管理する更新情報付加設定を登録する際の画面変化図である。図9のLDAPサーバ登録・変更画面903で「スクロールボタン」がタッチされると、図38のLDAPサーバ登録・変更画面903に画面が移る。ここでは、保存情報の管理項目1901の下位に位置付ける属性1913を選択することができる。図38のLDAPサーバ登録・変更画面903で変更ボタン933がタッチされると、更新情報付加設定画面3801に画面が移る。ここでは、更新情報付加設定を登録するか否か、保存情報の管理項目1901の下位にどのようなリンクエントリIDを位置付けるか、を選択することができる。更新情報付加設定画面3801で「追加ボタン」がタッチされると、リンクエントリ選択画面3802に画面が移る。ここでは、保存情報の管理項目1901の下位に位置付けるリンクエントリ(リンクエントリID)を選択することができる。
なお、リンクエントリ選択画面3802で「設定ボタン」がタッチされると、更新情報付加設定画面3801に画面が戻る。更新情報付加設定画面3801で「設定ボタン」がタッチされると、図38のLDAPサーバ登録・変更画面903に画面が戻る。図38のLDAPサーバ登録・変更画面903で設定ボタン931がタッチされると、以上の更新情報付加設定が登録される。
ここまで説明してきたように、UCS167は、保存情報をリンクに基づいて更新することができる。ところで、UCS167は、全ての保存情報を一括して更新することもできるし、保存情報の内、サーバ選択操作により更新対象として選択されたLDAPサーバに係る保存情報、項目選択操作により更新対象として選択された管理項目に係る保存情報、ユーザ選択操作により更新対象として選択されたユーザに係る保存情報を更新することもできる。以下具体的に説明する。
図20は、全ての保存情報を更新対象とする際の画面変化図である。図17の画面Jで「更新対象ボタン1721」がタッチされると、更新対象選択画面2001に画面が移る。更新対象選択画面2001で「全件ボタン2011」がタッチされると、図17の画面Jに画面が戻り、全ての保存情報を自動更新時の更新対象とする旨の設定がなされる。
当該設定下の自動更新においては、全ての保存情報が更新されることになる。図19で言うと、オプション情報1915に「保存情報」が格納されている全ての管理項目1901の項目値1911が更新されることになる。
図21は、更新対象にするLDAPサーバを選択する際の画面変化図である。図17の画面Jで「更新対象ボタン1721」がタッチされると、更新対象選択画面2001に画面が移る。更新対象選択画面2001で「サーバボタン2012」がタッチされると、更新対象にするLDAPサーバを選択するためのサーバ選択画面2002に画面が移る。サーバ選択画面2002には、図9のLDAPサーバ登録/変更画面903でサーバ情報が登録されたLDAPサーバの一覧が表示される。サーバ選択画面2002で更新対象にするLDAPサーバが選択されて「更新対象設定ボタン2021」がタッチされると、図17の画面Jに画面が戻り、更新対象として選択されたLDAPサーバに係る保存情報を自動更新時の更新対象にする旨の設定がなされる。なお、サーバ選択画面2002で更新対象にするLDAPサーバを選択する操作が、サーバ選択操作に相当する。
当該設定下の自動更新においては、更新対象として選択されたLDAPサーバ701に係る保存情報が更新されることになる。例えば、更新対象としてLDAPサーバAが選択された場合、図19で言うと、サーバ情報1914に「LDAPサーバA」が、オプション情報1915に「保存情報」が格納されている管理項目1901の項目値1911が更新されることになる。
図22は、更新対象にする管理項目を選択する際の画面変化図である。図17の画面Jで「更新対象ボタン1721」がタッチされると、更新対象選択画面2001に画面が移る。更新対象選択画面2001で「項目ボタン2013」がタッチされると、更新対象にする管理項目を選択するための項目選択画面2003に画面が移る。項目選択画面2003には、融合機101により管理されるユーザ情報の管理項目の一覧が表示される。項目選択画面2003で更新対象にする管理項目が選択されて「更新対象設定ボタン2021」がタッチされると、図17の画面Jに画面が戻り、更新対象として選択された管理項目に係る保存情報を自動更新時の更新対象にする旨の設定がなされる。なお、項目選択画面2003で更新対象にする管理項目を選択する操作が、項目選択操作に相当する。
当該設定下の自動更新においては、更新対象として選択された管理項目に係る保存情報が更新されることになる。例えば、更新対象としてメール宛先が選択された場合、図19で言うと、オプション情報1915に「保存情報」が格納されていることを条件に、管理項目1901「メール宛先」の項目値1911が更新されることになる。
なお、項目選択画面2003には、ユーザ情報の管理項目が表示されるが、保存情報の管理項目だけが表示されるようにしてもよいし、保存情報の管理項目の前だけにチェック欄が表示されるようにしてもよい。
図23は、更新対象にするLDAPサーバと管理項目を選択する際の画面変化図である。図17の画面Jで「更新対象ボタン1721」がタッチされると、更新対象選択画面2001に画面が移る。更新対象選択画面2001で「サーバ&項目ボタン2014」がタッチされると、先ず更新対象にするLDAPサーバを選択するためのサーバ選択画面2002に画面が移る。サーバ選択画面2002で更新対象にするLDAPサーバが選択されると、次に更新対象にする管理項目を選択するための項目選択画面2003に画面が移る。項目選択画面2003で更新対象にする管理項目が選択されて「更新対象設定ボタン2021」がタッチされると、図17の画面Jに画面が戻り、更新対象として選択されたLDAPサーバと管理項目に係る保存情報を自動更新時の更新対象にする旨の設定がなされる。
当該設定下の自動更新においては、更新対象として選択されたLDAPサーバ701と管理項目に係る保存情報が更新されることになる。例えば、更新対象としてLDAPサーバAとメール宛先が選択された場合、図19で言うと、サーバ情報1914に「LDAPサーバA」が、オプション情報1915に「保存情報」が格納されていることを条件に、管理項目1901「メール宛先」の項目値1911が更新されることになる。
図24は、更新対象にするユーザを選択する際の画面変化図である。図17の画面Jで「更新対象ボタン1721」がタッチされると、更新対象選択画面2001に画面が移る。更新対象選択画面2001で「ユーザボタン2015」がタッチされると、更新対象にするユーザを選択するためのユーザ選択画面2004に画面が移る。ユーザ選択画面2004には、融合機101により管理されているユーザ(エントリ)の一覧が表示される。ユーザ選択画面2004でユーザが選択されて「更新対象設定ボタン2021」がタッチされると、図17の画面Jに画面が戻り、更新対象として選択されたユーザに係る保存情報を自動更新時の更新対象にする旨の設定がなされる。なお、ユーザ選択画面2004で更新対象にするユーザ(エントリ)を選択する操作が、ユーザ選択操作に相当する。
当該設定下の自動更新においては、更新対象として選択されたユーザに係る保存情報が更新されることになる。例えば、更新対象として鈴木太郎が選択された場合、図19で言うと、ユーザ「鈴木太郎」に係るユーザ情報に関して、オプション情報1915に「保存情報」が格納されている管理項目1901の項目値1911が更新されることになる。
なお、ユーザ選択画面2004には、エントリが表示されるが、リンクエントリだけが表示されるようにしてもよいし、リンクエントリだけを選択できるようにしてもよい。
図25は、更新対象にするユーザと管理項目を選択する際の画面変化図である。図17の画面Jで「更新対象ボタン1721」がタッチされると、更新対象選択画面2001に画面が移る。更新対象選択画面2001で「ユーザ&項目ボタン2016」がタッチされると、先ず更新対象にするユーザを選択するためのユーザ選択画面2004に画面が移る。ユーザ選択画面2004でユーザが選択されて「更新対象設定ボタン2021」がタッチされると、次に更新対象にする管理項目を選択するための項目選択画面2003に画面が移る。項目選択画面2003で更新対象にする管理項目が選択されて「更新対象設定ボタン2021」がタッチされると、図17の画面Jに画面が戻り、更新対象として選択されたユーザと管理項目に係る保存情報を自動更新時の更新対象にする旨の設定がなされる。
当該設定下の自動更新においては、更新対象として選択されたユーザと管理項目に係る保存情報が更新されることになる。例えば、更新対象として鈴木太郎とメール宛先が選択された場合、図19で言うと、ユーザ「鈴木太郎」に係るユーザ情報に関して、オプション情報1915に「保存情報」が格納されていることを条件に、管理項目1901「メール宛先」の項目値1911が更新されることになる。
図20から図25までの例の他には、更新対象にするLDAPサーバとユーザを選択できるような例や、更新対象にするLDAPサーバとユーザと管理項目を選択できるような例が挙げられる。
ここで、自動更新設定を「リモート設定」とする場合について説明する。自動更新設定は、融合機101と接続されたPC(パーソナルコンピュータ)からのリモート設定操作にて設定されるようにしてもよい。この場合、保存情報の自動更新設定要求(タイマ設定要求等)は、図39のように、XML(eXtensible Markup Language)で記述されて、SOAP(Simple Object Access Protocol)で授受されるようにしてもよい。図39のXMLデータには、更新対象にするユーザ(エントリ)が包含される。これにより、図21から図25までの例と同様の更新対象選択が実現されるのである。
図40は、保存情報のリモート自動更新設定に係るフロー図である。融合機101と接続されたPCにてリモート設定操作が入力されると、PCからNCS161に保存情報の自動更新設定要求が送信(S111)されて、これに応じてNCS161からUCS167に保存情報の自動更新設定要求が送信(S112)される。これに応じて、UCS167は、XMLデータを解析(S113)して、保存情報の自動更新設定処理を実行(S114)する。
以上の説明を踏まえて、図18のS104の「保存情報の更新処理」の詳細について説明する。図26は、図18のS104の「保存情報の更新処理」に係るフロー図である。
始めに、HDD233に蓄積して管理しているエントリの中に更新対象のエントリが存在する(S201)場合、更新対象のエントリを1個抽出(S202)する。更新対象のエントリが存在しない場合には、保存情報の更新処理(図18のS104)を終了する。
続いて、抽出されたエントリのオプション情報1903がリンクエントリである(S203)場合、且つ、抽出されたエントリの中に更新対象の管理項目1901が存在する(S204)場合、更新対象の管理項目1901を1個抽出(S205)する。抽出されたエントリのオプション情報1903がリンクエントリでない場合、抽出されたエントリの中に更新対象の管理項目1901が存在しない場合には、S211に進む。
続いて、抽出された管理項目1901のオプション情報1915が保存情報である(S206)場合、且つ、抽出された管理項目1901のサーバ情報1914が更新対象のLDAPサーバである(S207)場合、抽出された管理項目1901の属性1913に係るLDAP検索を実行(S208)する。すなわち、UCS167からLDAPサーバ701にその属性1913に係る検索操作が要求(図18のS104−1)されて、LDAPサーバ701からUCS167にその属性1913に係る検索結果が応答(図18のS104−2)される。抽出された管理項目1901のオプション情報1915が保存情報でない場合、抽出された管理項目1901のサーバ情報1914が更新対象のLDAPサーバでない場合には、S210に進む。
続いて、抽出された管理項目1901の項目値1911をLDAP検索結果に更新(S209)して、抽出されたエントリの更新バージョン1902と、抽出された管理項目1901の項目値の更新履歴1912とを更新する。
続いて、抽出されたエントリの中に更新対象の管理項目1901が他にも存在する(S210)場合、S205に戻る。抽出されたエントリの中に更新対象の管理項目1901が他には存在しない場合には、S211に進む。
続いて、HDD233に蓄積して管理しているエントリの中に更新対象のエントリが他にも存在する(S211)場合、S202に戻る。更新対象のエントリが他には存在しない場合には、保存情報の更新処理(図18のS104)を終了する。
ここまで説明してきたように、UCS167は、図20から図25までの様々な設定下、保存情報をリンクに基づいて更新することができる。これらの際等にさらに、UCS167が、LDAP検索やLDAP比較等を利用して、保存情報がリンク先のユーザ情報(LDAP属性値)と異なっているか否かを判定して、異なっていると判定した保存情報をリンクに基づいて更新するようにしてもよい。以下具体的に説明する。
図27は、LDAP検索を利用して判定する場合のフロー図である。
始めに、HDD233に蓄積して管理しているエントリの中に更新対象のエントリが存在する(S301)場合、更新対象のエントリを1個抽出(S302)する。更新対象のエントリが存在しない場合には、当該判定処理を終了する。
続いて、抽出されたエントリのオプション情報1903がリンクエントリである(S303)場合、且つ、抽出されたエントリの中に更新対象の管理項目1901が存在する(S304)場合、更新対象の管理項目1901を1個抽出(S305)する。抽出されたエントリのオプション情報1903がリンクエントリでない場合、抽出されたエントリの中に更新対象の管理項目1901が存在しない場合には、S313に進む。
続いて、抽出された管理項目1901のオプション情報1915が保存情報である(S306)場合、且つ、抽出された管理項目1901のサーバ情報1914が更新対象のLDAPサーバである(S307)場合、抽出された管理項目1901の属性1913に係るLDAP検索を実行(S308)する。すなわち、UCS167からLDAPサーバ701にその属性1913に係る検索操作が要求されて、LDAPサーバ701からUCS167にその属性1913に係る検索結果が応答される。抽出された管理項目1901のオプション情報1915が保存情報でない場合、抽出された管理項目1901のサーバ情報1914が更新対象のLDAPサーバでない場合には、S312に進む。
続いて、抽出された管理項目1901の項目値1911とLDAP検索結果を比較(S309)して、異なっていると判定(S310)した場合、抽出された管理項目1901の項目値1911を更新対象リストに追加(S311)する。異なっていないと判定した場合には、S312に進む。
続いて、抽出されたエントリの中に更新対象の管理項目1901が他にも存在する(S312)場合、S305に戻る。抽出されたエントリの中に更新対象の管理項目1901が他には存在しない場合には、S313に進む。
続いて、HDD233に蓄積して管理しているエントリの中に更新対象のエントリが他にも存在する(S313)場合、S302に戻る。更新対象のエントリが他には存在しない場合には、当該判定処理を終了する。
図27のS301からS313までの処理は、図18のS104の「保存情報の更新処理」の一環として、図26のS201からS211までの処理より先に実行される。この場合、S201からS211までの処理を全て実行する必要はなく、上記の更新対象リストに追加された保存情報(管理項目1901の項目値1911)についてS209の処理のみを実行すればよい。そのためのLDAP検索結果としては、S308のLDAP検索によるLDAP検索結果を再度利用すればよい。
図28は、LDAP比較を利用して判定する場合のフロー図である。
S401からS413までの各処理はそれぞれ、図27のS301からS313までの各処理に相当する。ただし、S408ではLDAP比較を実行(UCS167からLDAPサーバ701に比較操作が要求されて、LDAPサーバ701からUCS167に比較結果が応答される)して、S409ではLDAP比較結果を参酌する点が相違する。
図28のS401からS413までの処理は、図18のS104の「保存情報の更新処理」の一環として、図26のS201からS211までの処理より先に実行される。この場合、S201からS211までの処理を全て実行する必要はなく、上記の更新対象リストに追加された保存情報(管理項目1901の項目値1911)についてS208とS209の処理のみを実行すればよい。
ここまでは「保存情報の自動更新」の具体例として、自動更新を開始するタイミングをタイマにより時間的に定める場合について説明してきたが、ここからはその変形例として、自動更新を開始するタイミングを所定の操作が入力された際とすることにより所定の操作に関係付けて定める場合について説明する。
図29は、保存情報の自動更新に係る画面変化図である。画面Kは、図7のスキャナ用画面721である。融合機101は、タッチパネル311にスキャナ用画面721が表示されている場合、スキャナとして機能することができる。すなわち、UCS167によりHDD233に蓄積されて管理されているユーザ情報を利用して、画像をネットワーク等を介して他の機器に送信する処理を実行することができる。画面Kでユーザ「鈴木太郎」がタッチされると、画面Lに画面が移り、上記の処理で利用されるユーザ情報として、ユーザ「鈴木太郎」のメール宛先が選択されてセットされたことになる。画面Lでスタートボタン313が押されると、セットされた原稿から画像を取得すると共に、セットされたメール宛先を利用してその画像を送信する処理が開始される。このことは、ファクシミリとして機能する場合にも同様である。
UCS167は、上記のようにスタートボタン313が押された際に、自動的に保存情報の更新を開始する。ここでは、図27や図28のように、UCS167が、LDAP検索やLDAP比較等を利用して、保存情報がリンク先のユーザ情報と異なっているか否かを判定して、異なっていると判定した保存情報をリンクに基づいて更新するものとする。なお、上記のようにスタートボタン313が押された際ではなく、上記のようにユーザ「鈴木太郎」がタッチされた際(他のユーザでも同様)に、自動的に保存情報の更新を開始するようにしてもよい。
図30の画面変化図は、図29の画面変化図に続く画面変化図である。選択されてセットされたメール宛先がリンク先のユーザ情報と異なっていると判定されて更新された場合、画像を送信する処理の実行終了までに、画面Mが表示されることになる。ここでは、上記のようにスタートボタン313が押された際(画像を送信する処理が開始される際)に保存情報の更新が開始される関係上、画像を送信する処理が一時保留されて、画面Mが表示されることになる。画面Mには、選択されてセットされたメール宛先がリンク先のユーザ情報と異なっている旨が表示される。
画面Mで「更新内容確認ボタン3001」がタッチされると、画面Nに画面が移る。画面Nには、保存情報が更新されたユーザ(エントリ)の一覧が表示される。画面Nでユーザ「鈴木太郎」がタッチされると、画面Pに画面が移る。画面Pには、ユーザ「鈴木太郎」に係る保存情報の更新内容が表示される。ここでは、管理項目「メール宛先」の項目値が「taro@r.co.jp」から「mgr−taro@r.co.jp」に更新された旨が表示されている。画面Pで管理項目「メール宛先」に係る「更新履歴確認ボタン3002」がタッチされると、画面Qに画面が移る。画面Qには、管理項目「メール宛先」の項目値の更新履歴が表示される。途中、管理項目「メール宛先」に係る「更新前に戻すボタン3003」がタッチされると、管理項目「メール宛先」の項目値が更新前に戻されることになる。
画面Nや画面Pや画面Qで「閉じるボタン」がタッチされると、画面Mに代えて画面Rが表示されることになる。画面Mや画面Rでスタートボタン313が押されると、画像を送信する処理が再開される。当該処理では、選択されてセットされたメール宛先の更新されたものが利用される。画面Mや画面Rで「キャンセルボタン3011」がタッチされると、画像を送信する処理が中止される。
なお、選択されてセットされたメール宛先がリンク先のユーザ情報と異なっていると判定されて更新された場合でも、図30の画面Mのように、そのメール宛先がリンク先のユーザ情報と異なっている旨が表示されることなく、そのメール宛先の更新されたものを利用して画像を送信する処理が実行されるようにしてもよい。この場合、選択されてセットされたメール宛先のリンク先のユーザ情報が削除されている場合に限り、図31の画面M’のように、そのメール宛先のリンク先のユーザ情報が削除されている旨が表示されるようにしてもよい。なお、図30の画面Mのように、選択されてセットされたメール宛先がリンク先のユーザ情報と異なっている旨が表示されることにするか否かを、図17の画面Jで設定できるようにしてもよい。
ここまで、融合機101がスキャナとして機能する場合のメール宛先について説明してきたが、融合機101がファクシミリとして機能する場合のFAX宛先についても同様である。
図32は、保存情報の自動更新に係るフロー図である。図29の画面Lでスタートボタン313が押されると、スキャナアプリ143等からUCS167に保存情報の更新開始要求が送信(S501)される。これに応じて、UCS167は保存情報の更新処理を開始(S502)する。この更新処理の一環として、UCS167からLDAPサーバ701に保存情報に係る検索操作が要求(S502−1)されて、LDAPサーバ701からUCS167に保存情報に係る検索結果が応答(S502−2)される。このようにして、UCS167は保存情報の更新処理を実行する。続いて、UCS167からスキャナアプリ143等に保存情報の更新終了通知が送信(S503)される。
この後、図30の画面Mや画面Rで「更新内容確認ボタン3001」がタッチされると、スキャナアプリ143等からUCS167に保存情報が更新されたユーザ(エントリ)に係るユーザ情報の取得要求が送信(S504)される。これに応じて、UCS167は、HDD233に蓄積して管理しているユーザ(エントリ)の中から、保存情報が更新されたユーザ(エントリ)を抽出(S505)する。続いて、UCS167からスキャナアプリ143等に保存情報が更新されたユーザ(エントリ)に係るユーザ情報が提供(S506)される。これに応じて、スキャナアプリ143等は、図30の画面Nや画面Pのように、タッチパネル311に保存情報の更新内容を表示(S507)する。さらに、図30の画面Pで「更新履歴確認ボタン3002」がタッチされると、スキャナアプリ143等は、図30の画面Qのように、タッチパネル311に保存情報の更新履歴を表示(S508)する。
(3)エントリの作成・編集・削除
図33により、融合機101におけるエントリの作成について説明する。
図33は、エントリの作成に係るフロー図である。図12の画面Gのように、UCS167からスキャナアプリ143等に提供(S8)されたユーザ情報が表示されている際、そのユーザ情報を利用してあるユーザのエントリを作成する旨の操作が入力されると、スキャナアプリ143等からUCS167にそのユーザのエントリの作成要求が送信(S11)される。ここで、図15のユーザ識別情報設定画面1501で、どのユーザ情報を識別情報とするかを選択する選択操作が実行されていない(S12)場合、UCS167からスキャナアプリ143等に選択操作の実行要求が送信(S13)されることになり、スキャナアプリ143等からUCS167に選択結果が送信(S14)されることで次に進む。続いて、UCS167からLDAPサーバ701にそのユーザに係る検索操作が要求(S15)されて、これに応じてLDAPサーバ701からUCS167にそのユーザに係る検索結果が応答(S16)される。すると、UCS167は、そのユーザのエントリを作成(S17)して、これに応じてUCS167からスキャナアプリ143等に作成結果が送信(S18)される。
図34により、融合機101におけるエントリの編集について説明する。
図34は、エントリの編集に係るフロー図である。図7のスキャナ用画面721等を介して、あるエントリを編集する旨の操作が入力されると、スキャナアプリ143等からUCS167にそのエントリの編集要求が送信(S21)される。続いて、編集対象が付加情報である(S22)場合を除き、UCS167からLDAPサーバ701にそのエントリに係る検索操作が要求(S23)されて、これに応じてLDAPサーバ701からUCS167にそのエントリに係る検索結果が応答(S24)される。すると、UCS167は、そのエントリを編集(S25)して、これに応じてUCS167からスキャナアプリ143等に編集結果が送信(S26)される。
図35により、融合機101におけるエントリの削除について説明する。
図35は、エントリの削除に係るフロー図である。図7のスキャナ用画面721等を介して、あるエントリを削除する旨の操作が入力されると、スキャナアプリ143等からUCS167にそのエントリの削除要求が送信(S31)される。すると、UCS167は、そのエントリを削除(S32)して、これに応じてUCS167からスキャナアプリ143等に削除結果が送信(S33)される。なお、削除されたエントリは、完全に削除されるものではなく、削除された状態のエントリとして保存されるものとする。また、削除されたエントリに格納されていたユーザ情報は、識別情報と付加情報については保存されるものとする。保存情報と検索情報については設定に応じて保存されるものとする。
(変形例)
図1の融合機101は、本発明に係る「情報処理装置」の実施の形態の例であり、図1の融合機101により実行される情報処理は、本発明に係る「情報処理方法」の実施の形態の例である。この情報処理方法をコンピュータに実行させるコンピュータプログラムは、本発明に係る「情報処理プログラム」の実施の形態の例であり、この情報処理方法をコンピュータに実行させるコンピュータプログラムが記録されたCD−ROM、DVD−ROM、フラッシュメモリカード等のコンピュータ読取可能な記録媒体は、本発明に係る「記録媒体」の実施の形態の例である。
本発明の実施の形態の例である融合機を表す。 図1の融合機のハードウェアを表す。 図1の融合機の外観を表す。 オペレーションパネルを表す。 融合機に管理されるユーザ情報に係るアドレス帳を表す。 融合機に管理されるユーザ情報に係るツリー構造を表す。 融合機とLDAPサーバの間での要求と応答に係るシステム図である。 融合機とLDAPサーバの間での要求と応答に係るフロー図である。 初期設定画面とシステム初期設定画面とLDAPサーバ登録/変更画面を表す。 融合機とLDAPサーバの間での要求と応答に係る画面変化図である。 LDAPサーバから取得されたユーザ情報を表す。 図10の画面変化図に続く画面変化図である。 融合機に管理されるユーザ情報に係るアドレス帳を表す。 融合機に管理されるユーザ情報に係るツリー構造を表す。 ユーザ識別情報設定画面と属性選択画面を表す。 アドレス帳登録/変更画面と属性選択画面を表す。 保存情報の自動更新設定に係る画面変化図である。 保存情報の自動更新に係るフロー図である。 融合機に管理されるユーザ情報に係るツリー構造を表す。 全ての保存情報を更新対象とする際の画面変化図である。 更新対象にするLDAPサーバを選択する際の画面変化図である。 更新対象にする管理項目を選択する際の画面変化図である。 更新対象にするLDAPサーバと管理項目を選択する際の画面変化図である。 更新対象にするユーザを選択する際の画面変化図である。 更新対象にするユーザと管理項目を選択する際の画面変化図である。 図18のS104の「保存情報の更新処理」に係るフロー図である。 LDAP検索を利用して判定する場合のフロー図である。 LDAP比較を利用して判定する場合のフロー図である。 保存情報の自動更新に係る画面変化図である。 図29の画面変化図に続く画面変化図である。 図29の画面変化図に続く画面変化図である。 保存情報の自動更新に係るフロー図である。 エントリの作成に係るフロー図である。 エントリの編集に係るフロー図である。 エントリの削除に係るフロー図である。 本発明の実施の形態の例である情報処理装置を表す。 融合機に管理されるサーバ情報に係るツリー構造を表す。 更新情報付加設定を登録する際の画面変化図である。 保存情報の自動更新設定要求に係るXMLデータを表す。 保存情報のリモート自動更新設定に係るフロー図である。
符号の説明
11 情報処理装置
21 ハードウェア
22 ソフトウェア
23 起動部
31 アプリケーション
32 プラットフォーム
101 融合機
111 ハードウェア
112 ソフトウェア
113 融合機起動部
121 撮像部
122 印刷部
123 その他のハードウェア
131 アプリケーション
132 プラットフォーム
133 アプリケーションプログラムインタフェース
134 エンジンインタフェース
141 コピーアプリ
142 プリンタアプリ
143 スキャナアプリ
144 ファクシミリアプリ
145 ネットワークファイルアプリ
146 初期設定アプリ
151 コントロールサービス
152 システムリソースマネージャ
153 ハンドラ
161 ネットワークコントロールサービス
162 ファクシミリコントロールサービス
163 デリバリコントロールサービス
164 エンジンコントロールサービス
165 メモリコントロールサービス
166 オペレーションパネルコントロールサービス
167 ユーザディレクトリコントロールサービス
168 システムコントロールサービス
171 ファクシミリコントロールユニットハンドラ
172 イメージメモリハンドラ
201 コントローラ
202 オペレーションパネル
203 ファクシミリコントロールユニット
211 CPU
212 ASIC
221 NB
222 SB
231 MEM−P
232 MEM−C
233 HDD
234 メモリカードスロット
235 メモリカード
241 NIC
242 USBデバイス
243 IEEE1394デバイス
244 セントロニクスデバイス
301 原稿セット部
302 給紙部
303 排紙部
311 タッチパネル
312 数字ボタン
313 スタートボタン
314 リセットボタン
315 初期設定ボタン
321 ADF
322 フラットベッド
323 フラットベッドカバー
501 アドレス帳
601 ツリー構造
701 LDAPサーバ
711 LAN
721 スキャナ用画面
722 ファクシミリ用画面
901 初期設定画面
902 システム初期設定画面
903 LDAPサーバ登録/変更画面
911 システム初期設定ボタン
921 LDAPサーバ登録/変更ボタン
922 アドレス帳登録/変更ボタン
923 タイマ設定ボタン
931 設定ボタン
932 ユーザ識別情報設定ボタン
933 変更ボタン
1001 ルーペボタン
1002 LDAP検索ボタン
1011 LDAPサーバ選択ボタン
1012 LDAP検索条件入力ボタン
1021 OKボタン
1022 OKボタン
1201 詳細ボタン
1202 詳細閉じるボタン
1501 ユーザ識別情報設定画面
1502 属性選択画面
1601 アドレス帳登録/変更画面
1602 属性選択画面
1701 ユーザ情報自動更新時間設定ボタン
1711 自動更新時間設定欄
1712 自動更新設定欄
1713 設定ボタン
1721 更新対象ボタン
1901 管理項目
1902 エントリの更新バージョン
1903 エントリのオプション情報
1911 項目値
1912 項目値の更新履歴
1913 属性
1914 サーバ情報
1915 オプション情報
2001 更新対象選択画面
2002 サーバ選択画面
2003 項目選択画面
2004 ユーザ選択画面
2011 全件ボタン
2012 サーバボタン
2013 項目ボタン
2014 サーバ&項目ボタン
2015 ユーザボタン
2016 ユーザ&項目ボタン
2021 更新対象設定ボタン
3001 更新内容確認ボタン
3002 更新履歴確認ボタン
3003 更新前に戻すボタン
3011 キャンセルボタン
3801 更新情報付加設定画面
3802 リンクエントリ選択画面

Claims (40)

  1. ユーザ情報を管理する情報管理サーバから取得されたユーザ情報を管理する情報管理手段を備える情報処理装置であって、
    前記情報管理手段は、前記情報管理サーバから取得されて当該情報処理装置での所定の管理項目の項目値として管理するユーザ情報を、前記情報管理サーバでの所定の管理項目の項目値として前記情報管理サーバにより管理されているユーザ情報にリンクさせて管理することが可能であると共に、予め定められたタイミングに自動的に更新を開始することにより、前記情報管理サーバにより管理されているユーザ情報にリンクさせて管理しているユーザ情報を、当該リンクに基づいて更新することが可能であることを特徴とする情報処理装置。
  2. ユーザ情報を管理する情報管理サーバから取得されたユーザ情報と、ユーザ情報を管理する情報管理サーバから取得されたユーザ情報以外のユーザ情報とを、同一のエントリに格納して管理する情報管理手段を備える情報処理装置であって、
    前記情報管理手段は、前記情報管理サーバから取得されて当該情報処理装置での所定の管理項目の項目値として管理するユーザ情報を、前記情報管理サーバでの所定の管理項目の項目値として前記情報管理サーバにより管理されているユーザ情報にリンクさせて管理することが可能であると共に、予め定められたタイミングに自動的に更新を開始することにより、前記情報管理サーバにより管理されているユーザ情報にリンクさせて管理しているユーザ情報を、当該リンクに基づいて更新することが可能であることを特徴とする情報処理装置。
  3. ユーザ情報を管理する情報管理サーバから取得されたユーザ情報を管理する情報管理手段を備える情報処理装置であって、
    前記情報管理サーバから取得されて当該情報処理装置での所定の管理項目の項目値として前記情報管理手段により管理されるユーザ情報を、前記情報管理サーバでの所定の管理項目の項目値として前記情報管理サーバにより管理されているユーザ情報にリンクさせるためのリンク操作手段と、前記情報管理手段が管理しているユーザ情報の更新を予め定められたタイミングに自動的に開始するか否かを設定するための自動更新設定手段を備えることを特徴とする情報処理装置。
  4. ユーザ情報を管理する情報管理サーバから取得されたユーザ情報と、ユーザ情報を管理する情報管理サーバから取得されたユーザ情報以外のユーザ情報とを、同一のエントリに格納して管理する情報管理手段を備える情報処理装置であって、
    前記情報管理サーバから取得されて当該情報処理装置での所定の管理項目の項目値として前記情報管理手段により管理されるユーザ情報を、前記情報管理サーバでの所定の管理項目の項目値として前記情報管理サーバにより管理されているユーザ情報にリンクさせるためのリンク操作手段と、前記情報管理手段が管理しているユーザ情報の更新を予め定められたタイミングに自動的に開始するか否かを設定するための自動更新設定手段を備えることを特徴とする情報処理装置。
  5. 前記情報管理手段は、前記情報管理サーバから取得されたユーザ情報以外のユーザ情報を、前記情報管理サーバから新たなユーザ情報が取得されたときに破棄しないユーザ情報として管理しておくことが可能であることを特徴とする請求項2又は4に記載の情報処理装置。
  6. 前記情報管理手段は、前記情報管理サーバから取得されたユーザ情報の内の一部を、前記情報管理サーバにより管理されているユーザ情報にリンクさせて管理すると共に、前記情報管理サーバから取得されたユーザ情報の内の一部を、前記情報管理サーバにより管理されているユーザ情報にリンクさせないで管理することが可能であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  7. 前記タイミングに自動的に更新を開始するか否かを設定するための自動更新設定手段を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  8. 前記タイミングを設定するためのタイミング設定手段を備えることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  9. 前記タイミングは、タイマにより定められることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  10. 前記タイミングは、所定の操作が入力された際であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  11. 前記操作は、ユーザ情報を利用する処理を開始する旨の操作であることを特徴とする請求項10に記載の情報処理装置。
  12. 前記操作は、ユーザ情報を利用する処理で利用されるユーザ情報を選択するための操作であることを特徴とする請求項10に記載の情報処理装置。
  13. 前記情報管理手段は、前記情報管理サーバにより管理されているユーザ情報にリンクさせて管理しているユーザ情報の内、情報管理サーバ選択操作により更新対象として選択された情報管理サーバに係るユーザ情報を、当該リンクに基づいて更新することが可能であることを特徴とする請求項1乃至12のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  14. 前記情報管理サーバ選択操作を実行するための情報管理サーバ選択操作手段を備えることを特徴とする請求項13に記載の情報処理装置。
  15. 前記情報管理手段は、前記情報管理サーバにより管理されているユーザ情報にリンクさせて管理しているユーザ情報の内、管理項目選択操作により更新対象として選択された管理項目に係るユーザ情報を、当該リンクに基づいて更新することが可能であることを特徴とする請求項1乃至14のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  16. 前記管理項目選択操作を実行するための管理項目選択操作手段を備えることを特徴とする請求項15に記載の情報処理装置。
  17. 前記情報管理手段は、前記情報管理サーバにより管理されているユーザ情報にリンクさせて管理しているユーザ情報の内、ユーザ選択操作により更新対象として選択されたユーザに係るユーザ情報を、当該リンクに基づいて更新することが可能であることを特徴とする請求項1乃至16のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  18. 前記ユーザ選択操作を実行するためのユーザ選択操作手段を備えることを特徴とする請求項17に記載の情報処理装置。
  19. 前記情報管理手段は、前記情報管理サーバにより管理されているユーザ情報にリンクさせて管理しているユーザ情報が、リンク先のユーザ情報と異なっているか否かを判定して、リンク先のユーザ情報と異なっていると判定したユーザ情報を、当該リンクに基づいて更新することが可能であることを特徴とする請求項1乃至18のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  20. 前記情報管理サーバは、LDAPサーバであり、前記情報管理手段は、LDAP検索を利用してリンク先のユーザ情報と異なっているか否かを判定することを特徴とする請求項19に記載の情報処理装置。
  21. 前記情報管理サーバは、LDAPサーバであり、前記情報管理手段は、LDAP比較を利用してリンク先のユーザ情報と異なっているか否かを判定することを特徴とする請求項19に記載の情報処理装置。
  22. ユーザ情報を利用する処理で利用されるユーザ情報が選択された後に、選択されたユーザ情報がリンク先のユーザ情報と異なっていると判定されて更新された場合、当該処理の実行終了までに、選択されたユーザ情報がリンク先のユーザ情報と異なっている旨を表示する表示手段を備えることを特徴とする請求項19に記載の情報処理装置。
  23. 前記情報管理手段は、ユーザ情報の更新バージョンを管理することを特徴とする請求項1乃至22のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  24. 前記情報管理手段は、ユーザ情報の更新履歴を管理することを特徴とする請求項1乃至22のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  25. 前記情報管理手段によりユーザ情報が更新された後に、当該ユーザ情報の更新履歴を表示する更新履歴表示手段を備えることを特徴とする請求項1乃至22のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  26. 前記情報管理手段によりユーザ情報が更新された後に、当該ユーザ情報の更新内容を表示する更新内容表示手段を備えることを特徴とする請求項1乃至22に記載の情報処理装置。
  27. 前記情報管理サーバは、LDAPサーバであることを特徴とする請求項1乃至26のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  28. 画像形成装置であることを特徴とする請求項1乃至27のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  29. 前記情報管理手段により管理されているユーザ情報を利用して画像形成処理を実行することを特徴とする請求項28に記載の情報処理装置。
  30. 前記情報管理手段により管理されているユーザ情報を利用して画像を送信することを特徴とする請求項28に記載の情報処理装置。
  31. ユーザ情報を管理する情報管理サーバから取得されたユーザ情報を管理する情報管理段階を備える情報処理方法であって、
    前記情報管理段階は、前記情報管理サーバから取得されて当該情報処理装置での所定の管理項目の項目値として管理するユーザ情報を、前記情報管理サーバでの所定の管理項目の項目値として前記情報管理サーバにより管理されているユーザ情報にリンクさせて管理することが可能であると共に、予め定められたタイミングに自動的に更新を開始することにより、前記情報管理サーバにより管理されているユーザ情報にリンクさせて管理しているユーザ情報を、当該リンクに基づいて更新することが可能であることを特徴とする情報処理方法。
  32. ユーザ情報を管理する情報管理サーバから取得されたユーザ情報と、ユーザ情報を管理する情報管理サーバから取得されたユーザ情報以外のユーザ情報とを、同一のエントリに格納して管理する情報管理段階を備える情報処理方法であって、
    前記情報管理段階は、前記情報管理サーバから取得されて当該情報処理装置での所定の管理項目の項目値として管理するユーザ情報を、前記情報管理サーバでの所定の管理項目の項目値として前記情報管理サーバにより管理されているユーザ情報にリンクさせて管理することが可能であると共に、予め定められたタイミングに自動的に更新を開始することにより、前記情報管理サーバにより管理されているユーザ情報にリンクさせて管理しているユーザ情報を、当該リンクに基づいて更新することが可能であることを特徴とする情報処理方法。
  33. ユーザ情報を管理する情報管理サーバから取得されたユーザ情報を管理する情報管理段階を備える情報処理方法であって、
    前記情報管理サーバから取得されて当該情報処理装置での所定の管理項目の項目値として前記情報管理段階により管理されるユーザ情報を、前記情報管理サーバでの所定の管理項目の項目値として前記情報管理サーバにより管理されているユーザ情報にリンクさせるためのリンク操作手段を提供する段階と、前記情報管理段階が管理しているユーザ情報の更新を予め定められたタイミングに自動的に開始するか否かを設定するための自動更新設定手段を提供する段階を備えることを特徴とする情報処理方法。
  34. ユーザ情報を管理する情報管理サーバから取得されたユーザ情報と、ユーザ情報を管理する情報管理サーバから取得されたユーザ情報以外のユーザ情報とを、同一のエントリに格納して管理する情報管理段階を備える情報処理方法であって、
    前記情報管理サーバから取得されて当該情報処理装置での所定の管理項目の項目値として前記情報管理段階により管理されるユーザ情報を、前記情報管理サーバでの所定の管理項目の項目値として前記情報管理サーバにより管理されているユーザ情報にリンクさせるためのリンク操作手段を提供する段階と、前記情報管理段階が管理しているユーザ情報の更新を予め定められたタイミングに自動的に開始するか否かを設定するための自動更新設定手段を提供する段階を備えることを特徴とする情報処理方法。
  35. 前記情報管理段階は、前記情報管理サーバから取得されたユーザ情報以外のユーザ情報を、前記情報管理サーバから新たなユーザ情報が取得されたときに破棄しないユーザ情報として管理しておくことが可能であることを特徴とする請求項32又は34に記載の情報処理方法。
  36. 前記情報管理段階は、前記情報管理サーバから取得されたユーザ情報の内の一部を、前記情報管理サーバにより管理されているユーザ情報にリンクさせて管理すると共に、前記情報管理サーバから取得されたユーザ情報の内の一部を、前記情報管理サーバにより管理されているユーザ情報にリンクさせないで管理することが可能であることを特徴とする請求項31乃至35のいずれか1項に記載の情報処理方法。
  37. 前記情報管理段階により管理されているユーザ情報を利用して画像形成処理を実行することを特徴とする請求項31乃至36のいずれか1項に記載の情報処理方法。
  38. 前記情報管理段階により管理されているユーザ情報を利用して画像を送信することを特徴とする請求項31乃至36のいずれか1項に記載の情報処理方法。
  39. 請求項31乃至38のいずれか1項に記載された情報処理方法をコンピュータに実行させる情報処理プログラム。
  40. 請求項31乃至38のいずれか1項に記載された情報処理方法をコンピュータに実行させる情報処理プログラムが記録された記録媒体。
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