JP2005227135A - コンクリート製電柱内部確認方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】コンクリート製電柱の中空部内を撮像する撮像手段のふらつきを防止し、撮像処理による確認作業を短時間で効率的に行ない得るコンクリート製電柱内部確認方法を提供する。
【解決手段】下端部に重り25を取り付けたワイヤ20にカメラ41を取付部材43で固定的に取り付けるとともに、カメラコード47も取付部材45で固定的に取り付け、コンクリート製電柱1の側部に形成された開口部7からパイプ13を用いてワイヤ20の下端部の重り25をカメラ41とともに中空部5のほぼ中央に垂れ下ろし、ワイヤ20がコンクリート製電柱1の最下端部の底に当るまでワイヤを垂れ下ろし、重り25が底に当って倒れた場合に重り25が起立するようにワイヤを引き上げて緊張させ、このワイヤを緊張させた状態においてカメラ41でコンクリート製電柱の中空部内を撮像して確認する。
【選択図】図1

Description

本発明は、立設されているコンクリート製電柱の中空部内を撮像手段で撮像して確認するコンクリート製電柱内部確認方法に関する。
コンクリート製電柱の設置工事では、立設したコンクリート製電柱の中空部に補強材としての棒状部材を複数本挿入し、それから該複数本の棒状部材の隙間に例えば豆砂利や砕石を投入し、更にモルタルやコンクリートなどを順次投入することによりコンクリート製電柱を補強している。このような補強は、特にコンクリート製電柱の地中に埋設された下端部と地中から延出した地際に近い部分に対して重点的に行なわれる。
コンクリート製電柱の設置工事は勿論のこと、一般的な土木工事では、工事の各工程毎に現場の写真を撮って、各工程の処理が適確に行なわれたことを確認するための記録を取っている。
コンクリート製電柱の設置工事では、このような写真撮影による確認処理は、従来、立設したコンクリート製電柱の中空部内にカメラをカメラコードなどで吊るしながら挿入し、所望の位置まで挿入したカメラでコンクリート製電柱の中空部内を撮影し、中空部内の工事現場の状態を写真として記録することにより行なっている。なお、このような写真撮影による工事現場の確認処理は、工事の各工程毎だけでなく、工事開始前の事前調査時にも現場の初期状態を確認記録するためにも行なわれることは勿論のことである。
特願2003−24176号
従来、コンクリート製電柱の設置工事におけるコンクリート製電柱の中空部内の写真撮影による確認処理では、カメラコードなどに吊るしたカメラをコンクリート製電柱の中空部内に挿入し、所望の位置まで挿入したカメラで中空部内を撮影しているが、このようにカメラをカメラコードなどに吊るした状態では、カメラコードなどの揺れとともにカメラも揺れてふらつくため、カメラのふらつきがなくなり、カメラが安定するまで撮影できず、1枚の写真をとるにもかなりの時間がかかり、複数の写真を撮る必要がある全作業を完了するまでに長時間を必要とし、非効率的であるという問題がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、コンクリート製電柱の中空部内を撮像する撮像手段のふらつきを防止し、撮像処理による確認作業を短時間で効率的に行ない得るコンクリート製電柱内部確認方法を提供することにある。
請求項1記載の本発明のコンクリート製電柱内部確認方法は、立設されているコンクリート製電柱の中空部内を確認するコンクリート製電柱内部確認方法であって、下端部に重りを取り付けたワイヤに撮像手段を取り付け、前記ワイヤを下端部の重り側からコンクリート製電柱の中空部内に垂れ下ろし、前記ワイヤの下端部の重りがコンクリート製電柱の中空部内の底部に当った状態でワイヤを上方に引き上げるようにしてワイヤを緊張させ、このワイヤを緊張させた状態において前記撮像手段でコンクリート製電柱の中空部内を確認すべく撮像することを要旨とする。
請求項2記載の本発明のコンクリート製電柱内部確認方法は、前記撮像手段のワイヤへの取り付けが、撮像手段をワイヤへ固定的に取り付けることを要旨とする。
請求項3記載の本発明のコンクリート製電柱内部確認方法は、立設されているコンクリート製電柱の中空部内を確認するコンクリート製電柱内部確認方法であって、下端部に重りを取り付けたワイヤを下端部の重り側からコンクリート製電柱の中空部内に垂れ下ろし、前記ワイヤの下端部の重りがコンクリート製電柱の中空部内の底部に当った状態でワイヤを上方に引き上げるようにしてワイヤを緊張させ、この緊張させた状態のワイヤに沿って撮像手段を移動させ得るように撮像手段をワイヤに連結し、この連結状態で撮像手段をワイヤに沿って移動させながらコンクリート製電柱の中空部内を確認すべく撮像することを要旨とする。
請求項4記載の本発明のコンクリート製電柱内部確認方法は、前記撮像手段をワイヤに沿って移動させ得るように撮像手段をワイヤに連結する処理は、前記ワイヤが円滑に貫通し得るようにワイヤの直径よりも若干大きい直径を有する環状部材を撮像手段に取り付け、この環状部材にワイヤを挿入して連結することを要旨とする。
請求項5記載の本発明のコンクリート製電柱内部確認方法は、前記撮像手段には撮像用コードが取り付けられ、撮像手段が、該撮像用コードによりワイヤに沿って上方から吊り下げられていることを要旨とする。
請求項6記載の本発明のコンクリート製電柱内部確認方法は、前記ワイヤを下端部の重り側から中空部内に垂れ下ろし作業が、コンクリート製電柱の側部に形成された開口部またはコンクリート製電柱の最上端の上端末口部から行なうことを要旨とする。
請求項7記載の本発明のコンクリート製電柱内部確認方法は、前記重りおよび撮像手段を取り付けるワイヤが、強化材としての複数の棒状部材を中空部内に均等に配置するための補強材均等配置用冶具を吊り下げるワイヤを利用することを要旨とする。
請求項8記載の本発明のコンクリート製電柱内部確認方法は、前記ワイヤに取り付けられた重りおよび撮像手段が、コンクリート製電柱の中空部の断面においてほぼ中央に垂れ下ろされることを要旨とする。
請求項9記載の本発明のコンクリート製電柱内部確認方法は、前記ワイヤに取り付けられた重りおよび撮像手段が、コンクリート製電柱の中空部内に配置された複数の棒状部材および補強材均等配置用冶具を避けるように中空部の縁部に沿って垂れ下ろされることを要旨とする。
請求項10記載の本発明のコンクリート製電柱内部確認方法は、前記ワイヤは、重りおよび撮像手段を中空部内に円滑に繰り出すことができるようにワイヤを巻き取ったり、巻き戻すことができる巻取器を用いて中空部内への繰り出しを行なうことを要旨とする。
本発明によれば、下端部に重りを取り付けたワイヤに撮像手段を取り付け、ワイヤを下端部の重り側からコンクリート製電柱の中空部内に垂れ下ろし、下端部の重りが中空部内の底部に当って倒れた場合、ワイヤの垂れ下ろしを停止し、この倒れた重りの下端のみが中空部内の底部から離れずに当った状態で重りが起立するようにワイヤを上方に引き上げてワイヤを緊張させ、このワイヤを緊張させた状態において撮像手段でコンクリート製電柱の中空部内を確認すべく撮像するので、撮像手段を取り付けて垂れ下げているワイヤが従来のように揺れてふらつくことがなく、撮像手段の撮像による確認動作を極めて短時間で迅速かつ効果的に行なうことができる。
本発明によれば、下端部に重りを取り付けたワイヤを下端部の重り側からコンクリート製電柱の中空部内に垂れ下ろし、重りが中空部内の底部に当って倒れた場合、ワイヤの垂れ下ろしを停止し、この倒れた重りの下端のみが中空部内の底部から触れずに当った状態で重りが起立するようにワイヤを上方に引き上げてワイヤを緊張させ、この緊張させた状態のワイヤに沿って撮像手段を移動させ得るように撮像手段をワイヤに連結し、この連結状態で撮像手段をワイヤに沿って移動させながらコンクリート製電柱の中空部内を確認すべく撮像するので、撮像手段を取り付けて垂れ下げているワイヤが従来のように揺れてふらつくことがなく、撮像手段の撮像による確認動作を極めて短時間で迅速かつ効果的に行なうことができるとともに、ワイヤに沿って撮像手段を移動させながら任意の位置の画像を撮像することができる。
本発明によれば、重りおよび撮像手段を取り付けるワイヤは、補強材均等配置用冶具を吊り下げるワイヤを利用するので、補強材均等配置用冶具を利用する場合に効率的に行なうことができる。
本発明によれば、巻取器を用いてワイヤを巻き取ったり巻き戻して、重りおよび撮像手段を中空部内に円滑に繰り出すことができる。
以下、図面を用いて、本発明を実施するための最良の形態(以下、実施形態と称する)を説明する。
図1(a)は、本発明の一実施形態に係わるコンクリート製電柱内部確認方法を説明するためのコンクリート製電柱の断面およびコンクリート製電柱の中空部内の確認作業に必要な関連部材および装置を示す図である。なお、本実施形態のコンクリート製電柱内部確認方法は、地中に立設された例えば長さが16〜17mの共架柱などのコンクリート製電柱を補強する工事などを行なうに当って、立設されたコンクリート製電柱の内部の状態を事前に調査して確認するために行なうものである。
図1(a)においては、コンクリート製電柱1は、地中11に埋設された下端部と地中11から延出した地際に近い部分(以下、地際延出部と称する)のみが図示されているが、実際には上方に例えば16〜17m高く延出しているものである。なお、地際とは、コンクリート製電柱1が地中11から露出した位置、すなわち地表に接するコンクリート製電柱1の位置を示すものである。
コンクリート製電柱1は、図1(a)に示すように外周部3で囲まれた内部が空洞に形成されて中空部5を形成している。また、地上に延出したコンクリート製電柱1の外周部3の地際に比較的近い位置には、例えばアース孔と称する開口部7が形成されている。この開口部7は、例えば縦が40〜60mm、横幅が20〜40mmの小判形の孔であり、地際から例えば1000〜1200mmの位置のコンクリート製電柱1の側部に形成され、通常は例えばコンクリート製電柱1を補強するための補強材やモルタルなどを注入するために使用されるものであるが、本実施形態ではコンクリート製電柱内部確認のために使用する撮像手段であるカメラ41をコンクリート製電柱1の中空部5内に挿入するために使用される。
地中11に埋設されたコンクリート製電柱1の最下端部の底には、例えばヘドロなどを含む土砂31が少し盛り上がって存在し、この土砂31の上に留水33が存在している。また、コンクリート製電柱1の最下端部近傍の外周部3はコンクリートが内側に膨出してノロが形成され、その一部にはコンクリート製電柱1の外周部3をコンクリートとともに構成している針金35が露出している。
更に、コンクリート製電柱1の中空部5内には、地中11に埋設された部分で下端が接地され、上端が上方に延出しているアース線51が中空部5の側壁に沿って設けられている。
上述したように地中11に立設されたコンクリート製電柱1を補強する工事などを行なうに当って、コンクリート製電柱1の立設状態を事前に確認する調査を行なうには、コンクリート製電柱1の中空部5内に撮像手段であるカメラ41を挿入し、コンクリート製電柱1の下端部近くまでカメラ41を揺らすように移動させながらコンクリート製電柱1の中空部5内の下方をカメラ41の下向きに取り付けられたレンズで撮像するのであるが、単にカメラ41のみを中空部5内にカメラコードなどで垂らしたのでは、従来技術で説明したようにカメラ41が揺れてふらつくので、本実施形態では、図1(a)に示すように、重り25を下端部に取り付けたワイヤ20を用意する。
このワイヤ20は、図1(a)に示すように、第1のワイヤ15、第2のワイヤ19、第3のワイヤ23、第1のワイヤ15と第2のワイヤ19とを連結する第1のスナップ付サルカン17、および第2のワイヤ19と第3のワイヤ23とを連結する第2のスナップ付サルカン23から構成され、このように構成されるワイヤ20の下端部、すなわち第1のワイヤ15の下端部に重り25が取り付けられている。この重り25を利用してカメラ41のふらつきを防止しようとするものであり、この重り25の重量は、例えば約360〜380gである。
なお、第1のスナップ付サルカン17および第2のスナップ付サルカン23は、詳しくは、図1(b)に示すように、例えば釣りなどによく使用されるものであって、両端にリング状部を有する金具をスナップ式に連結し得るものであり、このリング状部のそれぞれに各ワイヤを取り付けて連結するものである。
また、上述したように構成されるワイヤ20の第2のワイヤ19の下端部寄りの部分に対して、図1(a)に示すように円筒状のカメラ41を例えばビニールテープなどの取付部材43で縛るように取り付けて固定する。また、カメラ41から上方に延出しているカメラコード47も同様に例えばビニールテープなどの取付部材45で第2のワイヤ19を縛るように固定的に取り付けられている。
なお、図1(a)に示すワイヤおよびカメラ41の状態は、カメラ41をワイヤ20に取り付け、コンクリート製電柱1の中空部5内に挿入して下端部寄りまで既に垂れ下ろし、カメラ41で中空部5内を撮像可能な状態になっているものであるが、この状態においては、上述したようにカメラ41を第2のワイヤ19に取り付けられるとともに下端部に重り25の付いたワイヤ20をカメラ41とともに中空部5の円筒形の横断面のほぼ中央に垂れ下ろすために第3のワイヤ23が挿入されるアルミなどからなるパイプ13がコンクリート製電柱1の外周部3に形成された開口部7から水平に挿入され、このパイプ13の一端がコンクリート製電柱1の中空部5内の円筒形のほぼ中央まで延出し、他端はコンクリート製電柱1の外部に延出しているように図示されるとともに、このパイプ13内に第3のワイヤ23が挿入され、第3のワイヤ23の先端はパイプ13を貫通して外部に延出している。
また、図1(a)に示す状態では、ワイヤ20の下端部に取り付けられた重り25はコンクリート製電柱1の最下端部の土砂31に当接して起立し、第2のワイヤ19に取り付けられたカメラ41はワイヤとともに中空部5の下端部寄りまで垂れ下ろされ、カメラ41の下向きに取り付けられた撮像レンズで中空部5内の下方の画像を撮像可能になっている。また、カメラ41の上端から延出し、取付部材45で第2のワイヤ19に取り付けられたカメラコード47は、第2のワイヤ19、第2のスナップ付サルカン23、第3のワイヤ23、パイプ13に沿って開口部7から外部に延出し、モニタ49に接続され、カメラ41で撮像した中空部5内の画像がモニタ49に表示されるようになっている。
カメラ41は、詳しくは図2に示すように、直径が約25mm、長さが約150mmの円筒形のものであり、図2(b)に示すように、下端部には中央にCCDカメラ41bが中空部5内の下方の画像を撮像し得るように下向きに取り付けられ、この周囲に6個のLED41cが中空部5内を照明し得るように取り付けられている。また、カメラ41の下端部には例えば5〜225mmの範囲で2段に伸縮自在な棒状の水センサ41aが取り付けられている。この水センサ41aは、カメラ41が誤って留水33に浸漬されることを防止すべく水を検知するものである。具体的には、カメラ41が中空部5内をワイヤとともに垂れ下ろされて、中空部5内の例えば最下端部に存在している留水33などに浸漬される直前に下方に伸張した水センサ41aが留水33を検知すると、その旨をカメラ41、カメラコード47を介してモニタ49に表示し、これによりカメラ41が誤って留水33に浸漬されることを防止するものである。
次に、上述した本実施形態のコンクリート製電柱内部確認方法の工事前においてコンクリート製電柱1の内部状態を事前に確認するための一連の確認動作手順について説明する。なお、開口部7は、前記アース孔などを利用するかなどして、既に形成されているものとする。
図1(a)に示すように、地中11に立設されたコンクリート製電柱1の立設状態、特に中空部5の内部を事前に確認する調査を行なうには、まず、第1のワイヤ15、第2のワイヤ19、第3のワイヤ23を図1(a)に示したように第1のスナップ付サルカン17、第3のワイヤ23で連結して1本のワイヤ20を作成し、このワイヤ20の下端部、すなわち第1のワイヤ15の下端部に重り25を取り付ける。
次に、第2のワイヤ19の下端部にカメラ41をビニールテープなどの取付部材43で固定的に取り付けるとともに、またカメラ41の上端部に連結されているカメラコード47もビニールテープなどの取付部材45で固定的に取り付ける。なお、この場合、カメラ41のCCDカメラ41bが露出している先端、すなわち図1(a)ではカメラ41の下端に取り付けられた撮像レンズが重り25の方を向くように取り付ける。
上述したように、重り25の付いたワイヤ20を用意し、このワイヤ20にカメラ41およびカメラコード47を取り付けた後、ワイヤ20の上端部、すなわち第3のワイヤ23の先端をパイプ13に挿入し、それからカメラコード47をワイヤ20およびパイプ13に沿わせる。
次に、重り25をコンクリート製電柱1の開口部7から中空部5内に挿入し、続いてワイヤ20も第1のワイヤ15から中空部5内に挿入する。第1のワイヤ15が開口部7から中空部5内に完全に挿入されると、開口部7の所には、第2のワイヤ19に取り付けられたカメラ41が位置するので、ここで、カメラ41もワイヤ20とともに開口部7から中空部5内に挿入する。続いて、互いに沿うように設けられたワイヤ20とカメラコード47とを一緒に順次取り出すように開口部7から中空部5内に挿入する。なお、このワイヤ20とカメラコード47の中空部5内への繰り出しは、ワイヤ20の下端部に取り付けた重り25により両者が引っ張られるように行なわれる。
このように下端部に重り25が取り付けられ、途中にカメラ41が取り付けられたワイヤ20とカメラコード47が中空部5内に下方に向かって順次繰り出され、ワイヤ20がパイプ13に挿入された位置が開口部7の所になると、パイプ13を開口部7から中空部5に挿入し、このパイプ13の先端が中空部5の断面のほぼ中央に位置するように設定し、以降はこの状態を維持するように設定する。
パイプ13の先端が中空部5の断面のほぼ中央に位置するように設定されると、このパイプ13の先端から下方に垂れ下がっているワイヤ20は、重り25の重力により引っ張られて緊張しながら、真直ぐ垂直にコンクリート製電柱1の最下端部の底に向かって張られる。なお、この場合、ワイヤ20の下端部に取り付けられている重り25は、最初は若干揺れるも、最終的には中空部5の断面のほぼ中央に位置することになる。
このようにワイヤ20が重り25の重力で下方に真直ぐ垂れ下がっているが、重り25がコンクリート製電柱1の底に達していない場合には、重り25がコンクリート製電柱1の底に到達するまで、ワイヤ20をパイプ13を介して更に中空部5内に繰り出すと同様に、またカメラコード47もワイヤ20に沿わせながらワイヤ20の繰り出しとともに開口部7を介して中空部5内に繰り出す。
このようにワイヤ20およびカメラコード47を中空部5内に繰り出す動作を継続的に行っていると、ワイヤ20の下端部に取り付けた重り25がコンクリート製電柱1の底に当り、図1(c)に示すように、重り25は一端横倒しになる。重り25がコンクリート製電柱1の底に当って横倒しになると、ワイヤ20の緊張が弛むので、ワイヤ20の上端を保持しながらパイプ13を介して繰り出していた側においては、このワイヤ20の緊張の緩みを検知することにより、重り25がコンクリート製電柱1の底に到達したことを知ることができる。なお、このワイヤ20の上端を保持しながらパイプ13を介して繰り出していた側においては、このワイヤ20の保持および繰り出しは、作業者が行なってもよいし、または機械的に装置が行なってもよく、またワイヤ20の緊張の緩みの検知も作業者自身が行なうことができるし、また装置によって自動的に行なうことも可能である。
上述したように、ワイヤ20の緊張の緩みの検知により重り25がコンクリート製電柱1の底に到達して横倒しになったことを検出すると、図1(c)に示すように、横倒しになった重り25を起立させるべくパイプ13から延出しているワイヤ20、図1(a)は第3のワイヤ23をパイプ13を介して中空部5内から取り出すように引っ張る。
このようにして、重り25が起立すると、ワイヤ20は、再度引っ張られて緊張し、重り25とパイプ13の先端との間で緊張を維持した状態で固定され、従来のように揺れてふらつくこともなくなる。この結果、ワイヤ20に取付部材43で取り付けられているカメラ41も揺れてふらつくこともなくなる。従って、この状態でカメラ41によりコンクリート製電柱1の中空部5内を撮像することにより、鮮明な画像を得ることができる。
なお、本実施形態の上記処理は、第1のワイヤ15、第2のワイヤ19、第3のワイヤ23を第1のスナップ付サルカン17、第2のスナップ付サルカン23で予め連結して、ワイヤ20を作成しておくとともに、このワイヤ20に重り25とカメラ41およびカメラコード47を予め取り付けて準備しておくことによりカメラ41による確認作業を迅速に行なうことができるが、予め準備しておかなくても、単に第1のワイヤ15、第2のワイヤ19、第3のワイヤ23を第1のスナップ付サルカン17、第2のスナップ付サルカン23で連結してワイヤ20を作成し、このワイヤ20に重り25とカメラ41、カメラコード47を取り付ける作業のみが従来に比較して多いだけであって、この作業は比較的に簡単なものであるため、従来、カメラ41が揺れてふらつくために、カメラ41による撮像が完了するまでにかかった従来の作業時間に比較して飛躍的に作業時間を短縮できるようになった。具体的には、従来、1時間かかった作業時間を例えば10分程度まで短縮できた。
なお、上記説明では、重り25がコンクリート製電柱1の底に到達し、横倒しになった重り25を起立させてからカメラ41による中空部5内の撮像を行なっているが、本発明はこれに限定されるものでなく、重り25の重力によりワイヤ20を緊張させながらワイヤ20とともにカメラ41を下方に繰り出している最中に、下方に移動しつつあるカメラ41で中空部5内の各下方位置における撮像を適宜複数回行なってもよいものであることは勿論のことである。なお、この場合も、カメラ41を取り付けているワイヤ20は重り25により下方に引っ張られて緊張しているので、ワイヤ20およびカメラ41のふらつきはなく、カメラ41により中空部5内の画像を迅速に撮像できるものである。
更に、上記実施形態では、カメラ41はワイヤ20に取付部材43で固定的に取り付けられている場合について説明しているが、本発明はこれに限定されるものでなく、上述したようにカメラ41を最初にワイヤ20に固定的に取り付けることなく、ワイヤ20を重り25を用いて垂れ下ろして緊張させた後、この重り25を用いて緊張させた状態のワイヤ20に沿って後からカメラ41のみを下方に移動させ得るようにワイヤ20の直径よりも若干大きい直径を有するリングなどの環状部材をカメラ41に取り付け、この環状部材にワイヤ20を挿入して連結するなどしてカメラ41をワイヤ20に緩く連結し、この緩い連結状態で環状部材を用いてカメラ41をワイヤ20に沿って中空部5内を下方移動させたり、または場合によっては上方に戻るように移動させながらコンクリート製電柱1の中空部5内をカメラ41で撮像して確認してもよいものである。
次に、図3を参照して、本発明の他の実施形態に係わるコンクリート製電柱内部確認方法について説明する。
本実施形態は、図1で示したと同様な例えば長さが16〜17mの共架柱などの立設されたコンクリート製電柱1の中空部5に補強材としての棒状部材51を複数挿入する状態におけるコンクリート製電柱1の中空部5内をカメラ41で撮像して、複数の棒状部材51が適確に配置されているかなどの施工状態におけるコンクリート製電柱1の中空部5内の確認を行なうものである。
図3に示すように、本実施形態のコンクリート製電柱1は、前記開口部7の上方約200〜300mmの側面である外周部3に第2の開口部71が形成されている点が図1と異なっている。この第2の開口部71は、例えば縦が約250〜300mm、横が約20〜50mmのほぼ楕円形であり、補強材としての棒状部材51を複数、中空部5内に挿入するために使用される。この第2の開口部71は、例えばコンクリート製電柱1に設けられている足場ボルト部分を掘削して形成したり、またはコンクリート製電柱1の側部の外周部3を例えばコア抜きドリルなどを用いて形成してもよいものである。
なお、開口部7は、以下第1の開口部7と称することにするが、この第1の開口部7は、複数の棒状部材51を第2の開口部71から中空部5内に挿入した後、複数の棒状部材51の隙間に例えば豆砂利、砕石などの第1の隙間充填材を投入し、それからこの第1の隙間充填材の上に例えば無収縮モルタル、エポキシなどの樹脂またはコンクリートなどの第2の隙間充填材を投入するために使用されるものである。
コンクリート製電柱1の中空部5内に第1の開口部7から挿入される複数の棒状部材51は、各々図3に示すように、アラミド繊維請求項の棒状部材であるアラミドロッド51aと、この下方に連結されていて、棒状部材全体を安定化するための重りの役目を果たす異型鉄筋51bと、アラミドロッド51aを異型鉄筋51bに連結するためのアルミなどからなる連結部材51cとから構成されている。なお、図3では図示しないが、各棒状部材51を中空部5に挿入する過程において各棒状部材51を支持するためのワイヤが各棒状部材51の上端部、すなわちアラミドロッド51aの上端部に取り付けられているものである。アラミドロッド51aは、長さが例えば約1800〜3000mmであり、補強を行なう部分の条件などにより適宜調整される。また、異型鉄筋51bは、長さが例えば約700〜900mmである。
また、図3においては、コンクリート製電柱1の中空部5に挿入された複数の棒状部材51を中空部5において均等に配置するための補強材均等配置用冶具50が図示され、この補強材均等配置用冶具50は、前記第2の開口部71に図1と同様に挿入されたパイプ13を貫通して中空部5を下方に垂れ下ろされているワイヤ22の下端部から3本に分かれた分岐ワイヤ22aによって支持されている。なお、補強材均等配置用冶具50は、特にコンクリート製電柱1を傾斜して設置したような場合においてコンクリート製電柱1の中空部5に配置した複数の棒状部材51が中空部5内で傾斜して片方に寄ってしまったような場合、このような片方によって配置された複数の棒状部材51を中空部5内で片寄らずに均等に配置するためなどに使用されるものである。
補強材均等配置用冶具50は、詳しくは図4に示すように、鉄製の環状中心部材55と、この環状中心部材55の外周面に等間隔で取り付けられたU字形の複数の貫通部57とから構成され、環状中心部材55に均等に形成された3個の孔55aに前記3本の分岐ワイヤ22aの下端部が取り付けられ、この3本の分岐ワイヤ22aが1本のワイヤ22でまとめられ、上方から吊り下げられている。
また、環状中心部材55を吊り下げているワイヤ22の分岐ワイヤ22aに連結される下端部には、図1(b)に示したと同様なスナップ付サルカン53を介して重り59が取り付けられ、ワイヤ22を環状中心部材55とともに下方に引っ張って緊張させる役目を果たしている。すなわち、ワイヤ22に対しては、重り59のみならず、環状中心部材55の重量も重り59と同様に重りの役目を果たしているのである。なお、この場合の重り59の重量は、例えば約200gであり、環状中心部材55の重量と合わせると、全体としてワイヤ22に対する重量は、300〜350g程度である。
上述したように、環状中心部材55および重り59を吊り下げているワイヤ22の下端部寄り、詳しくはワイヤ22が3本の分岐ワイヤ22aに連結されるワイヤ22の下端部から例えば約20mm上方の位置のワイヤ22には、図2に示したと同様なカメラ41が撮像レンズを下向きにしてビニールテープなどの取付部材43で固定的に取り付けられている。また、カメラ41の下端部には水センサ41aが露出している。
また、カメラ41に接続されたカメラコード47は、ワイヤ22に沿って中空部5内を上方に配設され、第2の開口部71を通って外部に設けられたモニタ49に接続されている。
次に、上述した本実施形態のコンクリート製電柱内部確認方法の複数の棒状部材51をコンクリート製電柱1内に挿入し、補強材均等配置用冶具50を用いて均等に配置して補強する施工状態において棒状部材51の設置状態などをカメラ41で撮像して確認するための一連の確認動作手順について説明する。なお、第1の開口部7および第2の開口部71は、既に形成されているものとして説明する。
まず、補強材均等配置用冶具50に3本の分岐ワイヤ22aを介してワイヤ22を取り付けるとともに、このワイヤ22に図4で説明したようにカメラ41を取付部材43で取り付け、カメラコード47をワイヤ22に沿わせるように用意する。
次に、ワイヤ22およびカメラコード47のついた補強材均等配置用冶具50を第2の開口部71からコンクリート製電柱1の中空部5に挿入する。そして、この中空部5に挿入された補強材均等配置用冶具50の各貫通部57に棒状部材51を1本ずつ第2の開口部71を介して挿入するように各棒状部材51を異型鉄筋51bのある下端部側から第2の開口部71を介して棒状部材51の各貫通部57に挿入する。なお、棒状部材51を構成するアラミドロッド51aは、比較的柔軟なアラミド繊維で形成されているものであるため、アラミドロッド51aは第2の開口部71を貫通して下方に湾曲しながら、中空部5に挿入された補強材均等配置用冶具50の各貫通部57に比較的容易に挿入することが可能である。
複数の棒状部材51のすべてが中空部5に挿入された補強材均等配置用冶具50の各貫通部57に挿入されると、各棒状部材51を徐々に中空部5内の下方に向けて繰り出すとともに、この繰り出しに合わせて補強材均等配置用冶具50およびカメラ41もワイヤ22およびカメラコード47を保持しながら同様に中空部5内の下方に向けて繰り出すが、この場合、カメラコード47の上端部をパイプ13に通し、このパイプ13を第2の開口部71から中空部5内の断面のほぼ中央に出すことによりカメラコード47は中空部5内の断面のほぼ中央に沿って繰り出されることになる。
なお、この繰り出しにおいては、各棒状部材51は、それぞれの下端部に連結された異型鉄筋51bの重りの重量により繰り出しが容易に行なわれ、また補強材均等配置用冶具50およびカメラ41は、補強材均等配置用冶具50自身の重量と重り59の重力により繰り出しが容易に行なわれているものである。
このような下方への繰り出しにより、各棒状部材51が中空部5内に挿入されると、各棒状部材51の上端部に取り付けられている図示しない前記ワイヤを第2の開口部71を介して外部で保持しながら各棒状部材51を補強材均等配置用冶具50およびカメラ41とともに更に中空部5を下方に繰り出し、この繰り出しを図3に示すように、各棒状部材51の下端部がコンクリート製電柱1の最下端部の底に当るまで行なう。
図3に示すように、各棒状部材51の下端部がコンクリート製電柱1の底に当ると、繰り出しをここで停止する。この状態では、各棒状部材51は補強材均等配置用冶具50により中空部5内に片寄ることもなく等間隔で均等に配置される。また、補強材均等配置用冶具50を吊り下げているワイヤ22の下端部寄りに取り付けられたカメラ41は、図3に示すように撮像レンズのある下端部がコンクリート製電柱1の底の方を向いて補強材均等配置用冶具50の上方に位置しているので、この状態で撮像を行うと、カメラ41はコンクリート製電柱1の中空部5内の下方の画像、すなわち複数の棒状部材51が配置されている画像を撮像できる。この画像をカメラコード47を介してモニタ49に送ることにより、モニタ49には複数の棒状部材51が中空部5内において均等に配置されている状態の画像がモニタ49に表示され、各棒状部材51の設置状態およびコンクリート製電柱1の中空部5内の下方の状態を適確に確認することができる。
なお、図3に示すように、各棒状部材51の下端部がコンクリート製電柱1の底に当った後、第2の開口部71を介して外部に出ているワイヤ22およびカメラコード47を適宜上方に繰り上げるなどして、補強材均等配置用冶具50およびカメラ41の上下方向の位置を調整し得ることは勿論のことである。
上述したように各棒状部材51がコンクリート製電柱1の底の中空部5内において均等に配置されたことをカメラ41による画像で確認すると、次にワイヤ22およびカメラコード47を上方にたぐるように繰り上げて、補強材均等配置用冶具50およびカメラ41を中空部5内を上方に引き上げ、第2の開口部71から取り出す。
このように補強材均等配置用冶具50およびカメラ41を第2の開口部71を介して中空部5から取り出した後、第1の開口部7から中空部5内に例えば豆砂利、砕石などの第1の隙間充填材を投入して各棒状部材51の透間に充填し、更にこの上に例えば無収縮モルタル、エポキシなどの樹脂またはコンクリートなどの第2の隙間充填材を投入して同様に各棒状部材51の透間に充填し、これによりコンクリート製電柱1を補強することができる。
次に、図5を参照して、本発明の別の実施形態に係わるコンクリート製電柱内部確認方法について説明する。
本実施形態のコンクリート製電柱内部確認方法は、図1に示した実施形態における例えば共架柱などのコンクリート製電柱1の代わりに例えば長さが6〜7mの単独柱などのコンクリート製電柱10の中空部5内の状態を事前に確認するものであり、コンクリート製電柱が単独柱のコンクリート製電柱10に変更されている第1の点、および図1で説明した重り25のついたワイヤ20と、このワイヤ20に取付部材43で取り付けられたカメラ41と、このカメラ41に連結されたカメラコード47とをコンクリート製電柱10の中空部5内のほぼ中央に垂れ下ろすために、図1で説明した開口部7を使用せずに、コンクリート製電柱10の最上端に形成された上端末口部10aを使用し、この上端末口部10aからワイヤ20、カメラ41およびカメラコード47をコンクリート製電柱10の中空部5に挿入して垂れ下ろすようにした第2の点が図1の実施形態と異なるものであり、これらの点に関する以外の他の構成は図1と同じであり、同じ構成要素には同じ符号が付されている。
上記第2の点を実施するために、図5に示す実施形態では、コンクリート製電柱10の最上端に形成された上端末口部10aに例えば棒状または板状の支持部材61を取り付け、この支持部材61の先端をコンクリート製電柱10の中空部5の断面のほぼ中央まで延出し、この中央に延出した支持部材61の先端に滑車などのような外周面に溝の形成された回転部材63を取り付ける。この回転部材63の溝に前記ワイヤ20をかけるとともに、このワイヤ20の先端を前記支持部材61の端部に取り付けられた例えば釣りのリールのような巻取器65に巻回し、この巻取器65をハンドルなどで回転することによりワイヤ20を巻き取ったり、巻き戻してコンクリート製電柱10の中空部5に垂れ下ろすことができるように構成している。なお、カメラ41に連結されたカメラコード47は、ワイヤ22に沿って上端末口部10aから外部に延出し、モニタ49に接続されている。
このように構成される図5に示す実施形態のコンクリート製電柱内部確認方法は、図1の実施形態においてワイヤ20、カメラ41、カメラコード47を開口部7から中空部5に挿入して下方に垂れ下ろすというワイヤ20、カメラ41、カメラコード47の挿入垂下し処理がコンクリート製電柱10の上端末口部10aから巻取器65を用いて行なわれているものであり、その他の作用および効果は基本的に同じであるが、本実施形態では、巻取器65を使用しているため、図1の実施形態に比較して操作性に優れているという利点がある。
次に、図6を参照して、本発明の更に他の実施形態に係わるコンクリート製電柱内部確認方法について説明する。
本実施形態は、図3の実施形態において例えば共架柱等のコンクリート製電柱1の代わりに図5の実施形態と同様に例えば長さが6〜7mの単独柱などのコンクリート製電柱10の中空部5内の施工状態、即ち複数の棒状部材51が適正に配置されているかなどの施工状態を確認するものであり、コンクリート製電柱が単独柱のコンクリート製電柱10に変更されている第1の点、中空部5に挿入された複数の棒状部材51を均等に配置するために前記補強材均等配置用冶具50の代わりに軸棒72に取り付けられた別の補強材均等配置用冶具70を2個用いて複数の棒状部材51を中空部5内に均等に配置する第2の点、および補強材均等配置用冶具70を中空部5内に挿入したために図5で説明したワイヤ20、カメラ41、カメラコード47を中空部5内の真中に挿入して垂れ下ろすことが困難となり、これらを中空部5内の縁部寄りの部分に上端末口部10aから垂れ下ろした第3の点の3つの点が異なることが図3および図5に示した実施形態と異なるものであり、その他の構成および作用は同じであり、同じ構成要素には同じ符号を付している。なお、本実施形態では、コンクリート製電柱10の上端の上端末口部10aに取り付けられる支持部材61の先端および回転部材63は、図5のように上端末口部10aの中程まで延出されず、上端末口部10aの縁部に固定されている。
本実施形態において、複数の棒状部材51を中空部5内に均等に配置するために使用される補強材均等配置用冶具70は、図6に示すように、コンクリート製電柱10の中空部5内のほぼ中央に垂直にコンクリート製電柱10の最下端部の底まで挿入された軸棒72に取り付けられて、複数の棒状部材51を中空部5内で均等に配置するようになっている。なお、図6においては、補強材均等配置用冶具70は、コンクリート製電柱10の中空部5内の最下端の底に近い位置とこの位置より少し上方の位置の2ヶ所において複数の棒状部材51を均等に配置するように2個設けられているが、両補強材均等配置用冶具70は同じ構造のものである。
この補強材均等配置用冶具70は、詳しくは図7に示すように、複数の棒状部材51が貫通する複数の貫通部138を有し、この複数の貫通部138で複数の棒状部材51を支持して均等に配置するようになっている。なお、補強材均等配置用冶具70が取り付けられている軸棒72は、下端部に石突き73が取り付けられ、この石突き73がコンクリート製電柱10の最下端部の底に当って固定されている。図7に示す他の構成要素およびその配置は、先の実施形態で説明したものと同じであり、同じ構成要素には同じ符号が付されている。
補強材均等配置用冶具70は、更に詳しくは図8に示すように、前記貫通部138が取り付けられている上腕部133と下腕部134からなる4個の腕部13Aを有し、貫通部138は上腕部133および下腕部134の中程に形成された孔部136に挿入可能な連結部139を有し、この連結部139を上腕部133または下腕部134のいずれかの孔部136に挿入することにより取り付けられている。なお、上腕部133と下腕部134を互いに可動自在に連結している肘部には、補強材均等配置用冶具70をコンクリート製電柱10の中空部5に挿入した時に、外周部3の内側面に当ることにより補強材均等配置用冶具70の水平方向への展開を容易にする平座金(プレーンワッシャ)135が可動自在に取り付けられている。
更に詳しくは、貫通部138は、連結部139により腕部13Aに取り付けられる場合、隣接する腕部13A同士において貫通部138が上腕部133および下腕部134の同じ側にならず、交互になるように変更して取り付けられている。換言すると、ある腕部13Aにおいて貫通部138が上腕部133に取り付けられる場合には、その腕部13Aに両隣りで隣接する腕部13Aでは貫通部138は下腕部134に取り付けられるようになっている。
また、複数の下腕部134の各下端部は、固定連結部132により軸棒72に固定的に取り付けられ、また各上腕部133は、可動連結部131により軸棒72に対して摺動可能に取り付けられ、この可動連結部131を固定連結部132に対して上方に移動させた場合には、補強材均等配置用冶具70は、図9に示すように、上腕部133および下腕部134からなる腕部13Aが閉じて全体的に細くなり、これによりコンクリート製電柱10の最上端の上端末口部10aから中空部5内に容易に挿入し得るようになっている。
なお、図8に示すように、各下腕部134の下端部が取り付けられている固定連結部132の位置よりも少し上方の位置には、ストッパ137が軸棒72に固定的に取り付けられ、これにより各上腕部133の上端部を軸棒72に対して摺動可能に取り付けている可動連結部131は、このストッパ137よりも下方に移動しないようになっている。
また、各貫通部138は、同じ径を有する2個の半円環型部材138aおよび138bの端部同士を互いに可動自在に取り付けられている。そして、一方の半円環型部材138aの中程に前記連結部139が取り付けられ、この連結部139により腕部13Aの孔部136に取り付けられている。
以上のように構成される補強材均等配置用冶具70を図6に示すように2個用いて、複数の棒状部材51をコンクリート製電柱10の上端末口部10aから中空部5内に挿入して均等に配置される施工時において、この施工により複数の棒状部材51が適確かつ均等に配置されているかを確認するために、本実施形態では、コンクリート製電柱10の上端末口部10aからワイヤ20を用いてカメラ41を中空部5内に垂れ下ろし、このカメラ41で中空部5内の状態を撮像してモニタ49に表示したり記録して確認する。
このカメラ41による撮像確認処理は、図5と同様に支持部材61、回転部材63、ハンドル65a付きの巻取器65を用いて垂れ下ろす重り25付きのワイヤ20にカメラ41およびカメラコード47を取付部材43、45で固定的に取り付け、このカメラ41の取り付けられたワイヤ20を中空部5内に垂れ下ろすが、本実施形態では、補強材としての複数の棒状部材51とこの複数の棒状部材51を均等に配置するための2個の補強材均等配置用冶具70が既に中空部5内に挿入されていて、中空部5の中程部分はかなり混み合っていて、この部分にワイヤ20により重り25およびカメラ41を垂れ下ろすことは困難であり、中空部5の縁寄り部分に重り25およびカメラ41を垂れ下ろす隙間があるのみであるので、この縁寄り部分の隙間に重り25およびカメラ41を垂れ下ろすために、本実施形態では、図6に示すように、コンクリート製電柱10の上端末口部10aの縁部に支持部材61の先端を設定して回転部材63を取り付け、この回転部材63から巻取器65に巻回されたワイヤ20を中空部5内に垂れ下ろすようにしている。
すなわち、本実施形態では、図6に示すように、2個の補強材均等配置用冶具70を用いて複数の棒状部材51が中空部5内に均等に配置された施工状態を確認するために、第1のワイヤ15、第2のワイヤ19、第3のワイヤ23を第1のスナップ付サルカン17、第2のスナップ付サルカン23で連結して形成されるワイヤ20の下端部に重り25を取り付けるとともに、このワイヤ20にカメラ41およびカメラコード47を取付部材43、取付部材45で固定的に取り付ける。
そして、このカメラ41の取り付けられたワイヤ20をコンクリート製電柱10の上端末口部10aから中空部5内に重り25を下にして垂れ下ろすように設定するとともに、ワイヤ20の上端部側を上端末口部10aの縁寄り部分に固定された回転部材63を介して巻取器65に巻回しておく。そして、巻取器65のハンドル65aをゆっくりと回転しながら巻取器65に巻回されたワイヤ20を巻き戻すことによりワイヤ20を上端末口部10aの縁部寄りから中空部5の縁部に沿って徐々に中空部5内に繰り出す。この結果、ワイヤ20に取り付けられたカメラ41は、下端部に取り付けられた重り25により中空部5の縁部に沿って中空部5内を下方に垂れ下ろされる。
このようにカメラ41がワイヤ20により重り25の重力で中空部5内を下方に垂れ下ろされ、重り25が中空部5の最下端部の底に当り、一旦横倒しになる。この横倒しになった重り25を起立させるべく巻取器65のハンドル65aを操作してワイヤ20を巻き取り、重り25を起立させる。
重り25が起立すると、ワイヤ20は、引っ張られて緊張するので、この緊張を維持した状態で巻取器65のハンドルを固定すると、ワイヤ20は従来のように揺れてふらつくこともなく固定される。この結果、ワイヤ20に取り付けられているカメラ41も揺れてふらつくこともなくなる。従って、この状態でカメラ41によりコンクリート製電柱10の中空部5内を撮像することにより、鮮明な画像を得ることができる。
本発明の一実施形態に係わるコンクリート製電柱内部確認方法を説明するためのコンクリート製電柱の断面およびコンクリート製電柱の中空部内の確認作業に必要な関連部材および装置を示す図である。 図1に示す実施形態のコンクリート製電柱内部確認方法に使用されるカメラの構成を示す図である。 本発明の他の実施形態に係わるコンクリート製電柱内部確認方法を説明するためのコンクリート製電柱の断面およびコンクリート製電柱の中空部内の確認作業に必要な関連部材および装置を示す図である。 図3に示す実施形態のコンクリート製電柱内部確認方法に使用される補強材均等配置用冶具の構成を示す斜視図である。 本発明の別の実施形態に係わるコンクリート製電柱内部確認方法を説明するためのコンクリート製電柱の断面およびコンクリート製電柱の中空部内の確認作業に必要な関連部材および装置を示す図である。 本発明の更に他の実施形態に係わるコンクリート製電柱内部確認方法を説明するためのコンクリート製電柱の断面およびコンクリート製電柱の中空部内の確認作業に必要な関連部材および装置を示す図である。 図6に示した実施形態のコンクリート製電柱内部確認方法に使用される補強材均等配置用冶具の構成を示す斜視図である。 図6に示した実施形態のコンクリート製電柱内部確認方法に使用される補強材均等配置用冶具の構成を更に詳しく示す斜視図である。 図6に示した実施形態のコンクリート製電柱内部確認方法に使用される補強材均等配置用冶具をコンクリート製電柱の上端末口部から挿入するための補強材均等配置用冶具の閉じた状態を示す斜視図である。
符号の説明
1、10 コンクリート製電柱
3 外周部
5 中空部
7 開口部
10a 上端末口部
20 ワイヤ
25、59 重り
41 カメラ
47 カメラコード
49 モニタ
50、70 補強材均等配置用冶具
51 棒状部材
71 第2の開口部

Claims (10)

  1. 立設されているコンクリート製電柱の中空部内を確認するコンクリート製電柱内部確認方法であって、
    下端部に重りを取り付けたワイヤに撮像手段を取り付け、
    前記ワイヤを下端部の重り側からコンクリート製電柱の中空部内に垂れ下ろし、
    前記ワイヤの下端部の重りがコンクリート製電柱の中空部内の底部に当った状態でワイヤを上方に引き上げるようにしてワイヤを緊張させ、
    このワイヤを緊張させた状態において前記撮像手段でコンクリート製電柱の中空部内を確認すべく撮像する
    ことを特徴とするコンクリート製電柱内部確認方法。
  2. 前記撮像手段のワイヤへの取り付けは、撮像手段をワイヤの固定的に取り付けることを特徴とする請求項1記載のコンクリート製電柱内部確認方法。
  3. 立設されているコンクリート製電柱の中空部内を確認するコンクリート製電柱内部確認方法であって、
    下端部に重りを取り付けたワイヤを下端部の重り側からコンクリート製電柱の中空部内に垂れ下ろし、
    前記ワイヤの下端部の重りがコンクリート製電柱の中空部内の底部に当った状態でワイヤを上方に引き上げるようにしてワイヤを緊張させ、
    この緊張させた状態のワイヤに沿って撮像手段を移動させ得るように撮像手段をワイヤに連結し、
    この連結状態で撮像手段をワイヤに沿って移動させながらコンクリート製電柱の中空部内を確認すべく撮像する
    ことを特徴とするコンクリート製電柱内部確認方法。
  4. 前記撮像手段をワイヤに沿って移動させ得るように撮像手段をワイヤに連結する処理は、
    前記ワイヤが円滑に貫通し得るようにワイヤの直径よりも若干大きい直径を有する環状部材を撮像手段に取り付け、
    この環状部材にワイヤを挿入して連結する
    ことを特徴とする請求項3記載のコンクリート製電柱内部確認方法。
  5. 前記撮像手段には撮像用コードが取り付けられ、撮像手段は、該撮像用コードによりワイヤに沿って上方から吊り下げられていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のコンクリート製電柱内部確認方法。
  6. 前記ワイヤを下端部の重り側から中空部内に垂れ下ろし作業は、コンクリート製電柱の側部に形成された開口部またはコンクリート製電柱の最上端の上端末口部から行なうことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のコンクリート製電柱内部確認方法。
  7. 前記重りおよび撮像手段を取り付けるワイヤは、強化材としての複数の棒状部材を中空部内に均等に配置するための補強材均等配置用冶具を吊り下げるワイヤを利用することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のコンクリート製電柱内部確認方法。
  8. 前記ワイヤに取り付けられた重りおよび撮像手段は、コンクリート製電柱の中空部の断面においてほぼ中央に垂れ下ろされることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載のコンクリート製電柱内部確認方法。
  9. 前記ワイヤに取り付けられた重りおよび撮像手段は、コンクリート製電柱の中空部内に配置された複数の棒状部材および補強材均等配置用冶具を避けるように中空部の縁部に沿って垂れ下ろされることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載のコンクリート製電柱内部確認方法。
  10. 前記ワイヤは、重りおよび撮像手段を中空部内に円滑に繰り出すことができるようにワイヤを巻き取ったり、巻き戻すことができる巻取器を用いて中空部内への繰り出しを行なうことを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載のコンクリート製電柱内部確認方法。
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