JP2005225617A - 感温性粘着テープを利用した急角度昇降ベルトコンベア - Google Patents

感温性粘着テープを利用した急角度昇降ベルトコンベア Download PDF

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Abstract

【課題】 本発明は、感温性粘着テープを利用した急角度昇降ベルトコンベアの提供を課題とする。
【解決手段】 搬送物14を低位置から高位置又は高位置から低位置へと搬送する急角度昇降ベルトコンベア1におけるコンベアベルト2を熱伝導性に優れる金属材料によって形成すると共に、温度変化に応じて粘着状態から非粘着状態への可逆的変化を起こす感温性粘着層12を有する感温性粘着テープ8をコンベアベルト2の搬送面6上に貼着して成り、さらに、急角度昇降ベルトコンベア1の搬送区間ABを、上流側の傾斜搬送区間ACと下流側の水平搬送区間CBとで構成し、傾斜搬送区間ACの搬送開始点Aよりも上流に感温性粘着テープ8の感温性粘着層12を粘着状態となる温度にする粘着状態化手段9が配設されていると共に、水平搬送区間CBに感温性粘着テープ8の感温性粘着層12を非粘着状態となる温度にする非粘着状態化手段10が配設されていることを特徴としている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、感温性粘着テープを利用した急角度昇降ベルトコンベアに関する。
周知の通り、製品の製造ラインや出荷ライン等では搬送物を低位置から高位置又は高位置から低位置に搬送する手段の一つとして急角度昇降ベルトコンベアが使用されており、上記急角度昇降ベルトコンベアは、搬送面の傾斜角が15度以上と大きく、傾斜した搬送面上から搬送物が滑り落ち易いため、コンベアベルトの搬送面に桟や溝を形成したり、高摩擦係数の素材を利用する等、様々な工夫が成されている。
具体的には、コンベアベルトの左右側縁部に波桟を立設すると共に、コンベアベルトの長手方向に所定の間隔を置いて横桟を立設することよって傾斜した搬送面から搬送物が滑り落ちないようにした急角度昇降ベルトコンベア(特許文献1参照)や、2つのベルトコンベアを対向させて配設し、搬送物を上下から挟みこむことによって傾斜した搬送面から搬送物が滑り落ちないようにした急角度昇降ベルトコンベア(特許文献2参照)が提案されている。
他方、物品を固定・保持する手段として粘着テープが用いられており、上記粘着テープの一つとして、温度変化に応じて粘着状態から非粘着状態への可逆的変化を起こす感温性粘着層を有し、粘着状態と非粘着状態をコントロールすることによって、物品の固定と固定の解除を行うことができる感温性粘着テープ(特許文献3参照)がある。
さらに、上記感温性粘着テープには、設定温度よりも高い温度で粘着状態となり、設定温度よりも低い温度で非粘着状態となるクールオフタイプの感温性粘着テープ(特許文献4参照)と、設定温度よりも低い温度で粘着状態となり、設定温度よりも高い温度で非粘着状態となるウォームオフタイプの感温性粘着テープ(特許文献5参照)があり、用途、例えば、医療分野(特許文献6参照)や使用環境等に応じて使い分けられている。
特開平11−171314 特表2001−515002 特開2003−129029 特開2003−183608 特開2000−355684 特開2000−271204
上記従来の急角度昇降ベルトコンベアは、その形状や構造が複雑であるためコスト高となり易く、しかも、搬送できる物品や用途が限定されてしまうので、低コストで且つ多用途に利用できる急角度昇降ベルトコンベアが求められている。
また、粘着状態と非粘着状態とをコントロールできる感温性粘着テープの粘着力を利用して急角度昇降ベルトコンベアを形成することが考慮されるが、感温性粘着テープの温度の管理(昇温や減温)が困難であることや、感温性粘着テープの感温性粘着層が劣化した場合の交換等、様々な課題が解決されておらず、実用化には至っていないものである。
よって、本発明は、搬送物の制約が少なく、様々な用途に利用できる感温性粘着テープを利用した急角度昇降ベルトコンベアの提供を目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために、次の技術的手段を有する。
即ち、主動ローラ3と従動ローラ4及び主動ローラ3と従動ローラ4との間に巻き回されるコンベアベルト2を備え、搬送物14を低位置から高位置又は高位置から低位置へと搬送する急角度昇降ベルトコンベア1において、上記急角度昇降ベルトコンベア1は、熱伝導性に優れる金属材料によって形成されるコンベアベルト2と、温度変化に応じて粘着状態から非粘着状態への可逆的変化を起こす感温性粘着層12を有する感温性粘着テープ8を備え、上記感温性粘着テープ8は、基材11を間にして一側に感温性粘着層12、他側に通常の粘着層13が形成されて成ると共に、上記感温性粘着層12が上方に位置するように粘着層13がコンベアベルト2の搬送面6上に貼着されて成り、さらに、上記急角度昇降ベルトコンベア1の搬送区間ABが、上流側の傾斜搬送区間ACと下流側の水平搬送区間CBによって構成され、上記傾斜搬送区間ACの搬送開始点Aよりも上流に感温性粘着テープ8の感温性粘着層12を粘着状態となる温度にする粘着状態化手段9が配設されていると共に、上記水平搬送区間CBに感温性粘着テープ8の感温性粘着層12を非粘着状態となる温度にする非粘着状態化手段10が配設されていることを特徴とする感温性粘着テープを利用した急角度昇降ベルトコンベアである。
そして、上記感温性粘着テープ8は、コンベアベルト2の搬送面6に対して所定の貼着間隔Wで間欠的に貼着されるか又は連続的に貼着されていることを特徴としている。
さらに、上記感温性粘着テープ8は、設定温度よりも高い温度で粘着状態となり、設定温度よりも低い温度で非粘着状態となるクールオフタイプであって、上記感温性粘着テープ8の感温性粘着層12が、粘着状態化手段9の加熱による昇温によって粘着状態とされると共に、非粘着状態化手段10の冷却による減温によって非粘着状態とされることを特徴としている。
さらに、上記感温性粘着テープ8は、設定温度よりも低い温度で粘着状態となり、設定温度よりも高い温度で非粘着状態となるウォームオフタイプであって、上記感温性粘着テープ8の感温性粘着層12が、粘着状態化手段9の冷却による減温によって粘着状態とされると共に、非粘着状態化手段10の加熱による昇温によって非粘着状態とされることを特徴としている。
本発明は、上記の如く構成され、コンベアベルト2の搬送面6上に貼着された感温性粘着テープ8の感温性粘着層12の粘着力を利用し、傾斜搬送区間ACの傾斜する搬送面6上から搬送物14が滑り落ちることを防止するものであり、簡素な構造でありながら搬送物14が滑り落ちることのない感温性粘着テープを利用した急角度昇降ベルトコンベア1を提供できる。
さらに、上記感温性粘着テープ8が熱伝導性に優れる金属材料で形成されたコンベアベルト2の搬送面6上に貼着されていることによって、感温性粘着テープ8の感温性粘着層12の温度を素早く且つ均一に変化(昇温や減温)させることができ、感温性粘着テープ8の温度管理を容易に行うことができ、また、感温性粘着テープ8の感温性粘着層12が劣化した場合には、感温性粘着テープ8を貼替えるだけで良いので、感温性粘着テープを利用した急角度昇降ベルトコンベア1の製造コスト及び維持コストを低く抑えることができる。
しかも、上記感温性粘着テープ8は薄く、搬送面6の平坦さが保たれ、従来のように桟や溝が搬送面6上に位置することがないので、搬送物14に対する制約が少なく、様々な用途に利用できる。
そして、上記感温性粘着テープ8をコンベアベルト2の搬送面6に対して所定の貼着間隔Wで間欠的に貼着するか又は連続的に貼着するかを適宜選択することによって、搬送物14に大きさや種類に応じて粘着力を調整することができると共に、感温性粘着テープ8の交換頻度や交換コストの低減を図ることができる。
さらに、上記感温性粘着テープ8としてクールオフタイプとウォームオフタイプとを使い分けることによって、感温性粘着テープを利用した急角度昇降ベルトコンベア1が使用される環境や搬送物14の種類に細かく対応することができ、より使い勝手の良い感温性粘着テープを利用した急角度昇降ベルトコンベア1を提供することができる。
次に添付図面に基づき、本発明の感温性粘着テープを利用した急角度昇降ベルトコンベアについて説明する。
図1は、搬送物14を低位置から高位置へと搬送する場合に用いる上りタイプの感温性粘着テープを利用した急角度昇降ベルトコンベア1を示し、本実施の形態では、低位置に位置する上流側ベルトコンベア15から高位置に位置する下流側ベルトコンベア16へと搬送物14を搬送する場合を示している。
上記感温性粘着テープを利用した急角度昇降ベルトコンベア1は、主動ローラ3と従動ローラ4及び主動ローラ3と従動ローラ4との間に巻き回されるコンベアベルト2を備え、上記感温性粘着テープを利用した急角度昇降ベルトコンベア1の搬送区間AB(搬送開始点Aから搬送終了点Bまでの区間)は、上流側の傾斜搬送区間AC(搬送方向Fに対して上り傾斜)と下流側の水平搬送区間CBによって構成され、傾斜搬送区間ACから水平搬送区間CBへ移行する部分(傾斜搬送終了・水平搬送開始点C)には、案内ローラー5a,5bが配設されている。
上記コンベアベルト2は、熱伝導性に優れた金属材料、例えばスチール等によって形成され、コンベアベルト2の搬送面6には、感温性粘着テープ8が間欠的に貼着されており(図2参照)、上記感温性粘着テープ8の貼着間隔Wは、搬送物14の搬送方向Fの長さLよりも小さく設定される(図3参照)。
上記感温性粘着テープ8は、温度変化に応じて粘着状態から非粘着状態への可逆的変化を起こす感温性粘着層12を有して成るものであり、基材11を間にして一側に感温性粘着層12、他側に感温性ではない通常の粘着層13が形成され、上記感温性粘着層12が上方に位置する、即ち、搬送面6側に感温性粘着層12が露出するように上記粘着層13がコンベアベルト2の搬送面6上に貼着されている(図4参照)。
そして、本発明の感温性粘着テープを利用した急角度昇降ベルトコンベア1は、上述したように構成され、コンベアベルト2の搬送面6上に所定の貼着間隔Wで貼着された感温性粘着テープ8における感温性粘着層12の粘着力を利用して、傾斜する搬送面6上から搬送物14が滑り落ちることを防止するものである。
さらに、上記感温性粘着テープ8における感温性粘着層12は、上流側ベルトコンベア15から搬送物14が受け渡され、傾斜する搬送面6上に搬送物14が位置しているとき、即ち、傾斜搬送区間ACにおいては、上記感温性粘着層12が粘着状態にあり、また、下流側ベルトコンベア16に搬送物14を受け渡す際、即ち、水平搬送区間CBにおいては、上記感温性粘着層12が非粘着状態にある。
そして、上記の状態を実現するために、上記感温性粘着テープを利用した急角度昇降ベルトコンベア1の搬送区間ABを構成する傾斜搬送区間ACの搬送開始点Aよりも上流に感温性粘着テープ8の感温性粘着層12を粘着状態となる温度にする粘着状態化手段9を配設すると共に、水平搬送区間CBに感温性粘着テープ8の感温性粘着層12を非粘着状態となる温度にする非粘着状態化手段10を配設している。
さらに、上記感温性粘着テープ8は、設定温度よりも高い温度で粘着状態となり、設定温度よりも低い温度で非粘着状態となるクールオフタイプのものと、設定温度よりも低い温度で粘着状態となり、設定温度よりも高い温度で非粘着状態となるウォームオフタイプのものがあり、クールオフタイプのものを使用する場合には、感温性粘着テープ8の感温性粘着層12を粘着状態化手段9の加熱による昇温によって粘着状態とすると共に、非粘着状態化手段10の冷却による減温によって非粘着状態とし、また、ウォームオフタイプのものを使用する場合には、感温性粘着テープ8の感温性粘着層12を粘着状態化手段9の冷却による減温によって粘着状態とすると共に、非粘着状態化手段10の加熱による昇温によって非粘着状態とするものである。
そして、上記粘着状態化手段9及び非粘着状態化手段10としては、コンベアベルト2及びコンベアベルト2の搬送面6上に貼着された感温性粘着テープ8の感温性粘着層12を加熱又は冷却することができる様々な手段・装置が考慮されるものであり、加熱による昇温を行う場合には、電熱ヒーターや赤外線ランプ、遠赤外線ランプからの放射熱あるいは輻射熱を利用した加熱装置、温風を吹きかける温風を利用した加熱装置、温水等の加熱媒体を利用した加熱装置等が用いられ、冷却による減温を行う場合には、冷風を吹きかける冷風を利用した冷却装置や冷水等の冷却媒体を利用した冷却装置等が用いられる。
また、上記粘着状態化手段9及び非粘着状態化手段10による加熱や冷却は、コンベアベルト2の搬送面6の上方(図9)やコンベアベルト2の裏面7側(図10)に設けられる加熱手段17や冷却手段18によって直接的あるいは間接的に行われるものであり、コンベアベルト2が熱伝導性に優れた金属材料によって形成されていることによって、感温性粘着テープ8に対する間接的な加熱や冷却が効率良く行われることとなるので、感温性粘着テープ8の加熱による昇温や冷却による減温が素早く且つ均一に行われる。
尚、図9,図10に示した実線矢印は、加熱による昇温が行われる際の熱の流れを示しており、破線矢印は、冷却による減温が行われる際の熱の流れを示している。
さらに、上記感温性粘着テープ8は、図5に示したように、コンベアベルト2の搬送面6に対して連続的に貼着することも考慮され、この場合には、搬送方向Fの長さが異なる様々な大きさの搬送物14に対応することができ、同一ラインを利用して多種多様な搬送物14を搬送するのに適した感温性粘着テープを利用した急角度昇降ベルトコンベア1を提供できる。
また、図6は、搬送物14を高位置から低位置へと搬送する場合に用いる下りタイプの感温性粘着テープを利用した急角度昇降ベルトコンベア1を示し、高位置に位置する上流側ベルトコンベア15から低位置に位置する下流側ベルトコンベア16へと搬送物14を搬送する場合を示している。
そして、この下りタイプの感温性粘着テープを利用した急角度昇降ベルトコンベア1は、搬送区間ABにおける傾斜搬送区間ACの傾斜が搬送方向Fに対して下り傾斜であること及び傾斜搬送区間ACから水平搬送区間CBへ移行させるための案内ローラー5c,5dの位置や形態(図示はしていないが、上記案内ローラー5c,5d、特に、案内ローラー5cは、搬送面6上に位置する搬送物14の妨げとならないように、コンベアベルト2の側縁のみを搬送面6側から案内する)が多少異なる以外は、上述した上りタイプの感温性粘着テープを利用した急角度昇降ベルトコンベア1と同様の構成といえるので、その詳細な説明は省略する。
次に、上記構成に基づいて、本発明の感温性粘着テープを利用した急角度昇降ベルトコンベア1の作動を説明する。
上述したように、感温性粘着テープ8には、クールオフタイプとウォームオフタイプがあり、先ず、図7に示したクールオフタイプの感温性粘着テープ8を使用した場合における感温性粘着テープ8(感温性粘着層12)の温度の変化と粘着力の変化に基づき、クールオフタイプの感温性粘着テープを利用した急角度昇降ベルトコンベア1の作動について説明する。
クールオフタイプの感温性粘着テープを利用した急角度昇降ベルトコンベア1は、搬送物14を搬送する際に、搬送区間ABの上流側を構成する傾斜搬送区間ACの上流に配された粘着状態化手段9による感温性粘着テープ8の加熱が行われ、感温性粘着テープ8は、感温性粘着層12が粘着状態と非粘着状態の境となる温度(以下スイッチング温度ST)より高い温度に昇温され、搬送開始点Aにおいて粘着状態とされている。
そして、この粘着状態は、搬送区間ABの下流側を構成する水平搬送区間CBに配された非粘着状態化手段10による感温性粘着テープ8の冷却が行われるまで続き、冷却されスイッチング温度STより低い温度に減温されることにより、感温性粘着テープ8は、搬送終了点Bにおいて非粘着状態とされる。
即ち、搬送区間ABにおける傾斜搬送区間ACにおいて感温性粘着テープ8の感温性粘着層12が粘着状態であることにより、上流側ベルトコンベア15から受け渡された搬送物14が傾斜搬送区間ACにおいて感温性粘着層12に接着された状態で搬送されることとなり、搬送物14が傾斜する搬送面6から滑り落ちることが確実に防止される。
さらに、水平搬送区間CBにて冷却され、搬送終了点Bにおいて感温性粘着テープ8の感温性粘着層12が非粘着状態とされることにより、搬送物14と感温性粘着層12との接着が解消され、搬送終了点Bから下流側ベルトコンベア16への搬送物14の受け渡しをスムーズに行うことができる。
次に、図8に示したウォームオフタイプの感温性粘着テープ8を使用した場合における感温性粘着テープ8(感温性粘着層)の温度の変化と粘着力の変化に基づき、ウォームオフタイプの感温性粘着テープを利用した急角度昇降ベルトコンベア1の作動について説明する。
ウォームオフタイプの感温性粘着テープを利用した急角度昇降ベルトコンベア1では、搬送物14を搬送する際に、搬送区間ABの上流側を構成する傾斜搬送区間ACの上流に配された粘着状態化手段9による感温性粘着テープ8の冷却が行われ、感温性粘着テープ8は、感温性粘着層12がスイッチング温度STより低い温度に減温され、搬送開始点Aにおいて粘着状態とされている。
そして、この粘着状態は、搬送区間ABの下流側を構成する水平搬送区間CBに配された非粘着状態化手段10による感温性粘着テープ8の加熱が行われるまで続き、加熱されスイッチング温度STより高い温度に昇温されることにより、感温性粘着テープ8は、搬送終了点Bにおいて非粘着状態とされる。
そして、この場合も、搬送物14が傾斜する搬送面6から滑り落ちることなく確実に搬送されると共に、下流側ベルトコンベア16への搬送物14の受け渡しがスムーズに行われる。
そして、上述したように、本発明の感温性粘着テープを利用した急角度昇降ベルトコンベア1は、搬送物14を低位置から高位置又は高位置から低位置に確実に搬送することができ、しかも、非常に簡素な構成であるので、搬送物の制約が少なく、様々な用途に利用できる。
また、感温性粘着テープを利用した急角度昇降ベルトコンベア1において、クールオフタイプの感温性粘着テープ8を利用するか、ウォームオフタイプの感温性粘着テープ8を利用するかは、その使用環境や用途、搬送物14の種類に応じて適宜選択することができ、その使い勝手は非常に良いものである。
さらに、上記粘着状態化手段9及び非粘着状態化手段10は、上述したように感温性粘着テープ8がクールオフタイプの場合には、粘着状態化手段9として加熱手段17、非粘着状態化手段10として冷却手段18が用いられ、ウォームオフタイプの場合には、粘着状態化手段9として冷却手段18、非粘着状態化手段10として加熱手段17が用いられるものであるが、感温性粘着テープを利用した急角度昇降ベルトコンベア1の汎用性を高めるため、即ち、クールオフタイプとウォームオフタイプの双方に対応できるようにすることが好ましい。
そこで、上記粘着状態化手段9及び非粘着状態化手段10をクールオフタイプとウォームオフタイプの双方に対応させるため、加熱も冷却も行うことができる加熱・冷却装置とした例を示しているのが図11,図12であり、以下にその詳細を説明する。
粘着状態化手段9及び非粘着状態化手段10となる加熱・冷却装置21は、コンベアベルト2の裏面7に接するように配設されると共に、媒体通路29が形成された加熱・冷却部22を備え、上記加熱・冷却部22の媒体通路29には、加熱又は冷却された媒体を循環させる一次側管路25と二次側管路26が接続されている。
一次側管路25と二次側管路26の間には、切替弁28a,28bを介して媒体加熱手段23と媒体冷却手段24が並列に配設されており、上記切替弁28a,28bによって媒体通路29へと送られる媒体の加熱又は冷却が選択されるように構成され、上記加熱又は冷却された媒体は、二次側管路26に配設されたポンプ27によって媒体流路29に送出される。
そして、加熱・冷却部22に形成された媒体通路29に送られる媒体を加熱媒体又は冷却媒体とすることによって、加熱・冷却部22を加熱手段又は冷却手段として使用することができ、この加熱・冷却装置21を粘着状態化手段9及び非粘着状態化手段10として用いることにより、粘着状態化手段9及び非粘着状態化手段10を必要に応じて加熱手段又は冷却手段に切り替えることが可能となり、クールオフタイプとウォームオフタイプ双方の感温性粘着テープ8に対応することが可能となる。
また、上記加熱・冷却装置を構成する加熱・冷却部22の周囲及び上方をカバー30で覆うことも考慮され、粘着状態化手段9及び非粘着状態化手段10による感温性粘着テープ8の加熱や冷却を効率良く行うことができる。
次に、本発明の感温性粘着テープを利用した急角度昇降ベルトコンベア1にて使用されるクールオフタイプの感温性粘着テープ8の一例について詳述する。
クールオフタイプの感温性粘着テープ8の感温性粘着層12は、使用環境や用途に応じて20〜50℃の間に粘着状態と非粘着状態の境となる温度(スイッチング温度ST)が設定され、スイッチング温度STを間にして約10℃温度差を与えることで、粘着力が急激に変化するものである。
そして、上記感温性粘着層12は、炭素数16以上の直鎖状アルキル基を側鎖とするアクリル酸アルキルエステル及び/又はメタクリル酸アルキルエステルを構成成分とし、且つ約35℃より狭い温度範囲にわたって起こる融点(第1次溶解転移)を持つ側鎖結晶化可能ポリマーを含有する接着剤組成物から形成され、上記側鎖結晶化可能ポリマーが、アルキル基の炭素数が1〜6のアクリル酸アルキルエステル及び/又はメタクリル酸アルキルエステル40〜70重量%と、カルボキシ基含有エチレン性不飽和単量体2〜10重量%と、アルキル酸の炭素数が16〜22のアクリル酸アルキルエステル及び/又はメタクリル酸アルキルエステル20〜55重量%と、を含有するモノマー混合物から得られたものである。
そして、基材11としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリアミド、ポリカーボネイト、エチレン酢酸ビニル共重合体、エチレンエチルアクリレート共重合体、エチレンポリプロピレン共重合体、ポリ塩化ビニル等の合成樹脂フィルムの単層体またはこれらの複層体から成る厚さが5〜500μmのシート等が考慮される。
そして、粘着層13(感温性でない通常の粘着層)としては、感圧性の接着剤が考慮され、例えば、天然ゴム接着剤、合成ゴム接着剤、スチレン/ブタジエンラテックスベース接着剤、ブロック共重合体型の熱可塑性ゴム、ブチルゴム、ポリイソブチレン、アクリル接着剤、ビニルエーテルの共重合体接着剤組成物等が考慮される。
次に、本発明の感温性粘着テープを利用した急角度昇降ベルトコンベア1にて使用されるウォームオフタイプの感温性粘着テープ8の一例について説明する。
ウォームオフタイプの感温性粘着テープ8の感温性粘着層12は、使用環境や用途に応じて20〜50℃の間に粘着状態と非粘着状態の境となる温度(スイッチング温度ST)が設定され、スイッチング温度STを間にして約5℃温度差を与えることで、粘着力が急激に変化するものである。
そして、上記感温性粘着層12は、感圧性接着剤と側鎖結晶化可能ポリマーを含有する接着剤組成物から形成され、上記側鎖結晶化可能ポリマーが、アルキル基の炭素数が1〜6のアクリル酸アルキルエステル及び/又はメタクリル酸アルキルエステル40〜70重量%と、カルボキシ基含有エチレン性不飽和単量体2〜10重量%と、アルキル酸の炭素数が16以上のアクリル酸アルキルエステル及び/又はメタクリル酸アルキルエステル20〜50重量%と、を含有するモノマー混合物から得られたものであり、上記ポリマーの重量平均分子量は、3,000〜25,000である。
そして、基材11及び粘着層13については、上記クールオフタイプの場合と同様であるので、その詳細については省略する。
尚、上記実施例1及び実施例2は、クールオフタイプ及びウォームオフタイプの感温性粘着テープ8の代表的な例であり、上述した以外の感温性粘着テープ8を本発明に利用することも勿論可能である。
本発明の感温性粘着テープを利用した急角度昇降ベルトコンベア(上りタイプ)の構成図である。 図1におけるP矢視展開図である。 図2における部分拡大図である。 図3におけるX−X線に沿う断面図である。 感温性粘着テープの他の貼着例を示す展開図である。 本発明の感温性粘着テープを利用した急角度昇降ベルトコンベア(下りタイプ)の構成図である。 クールオフタイプの感温性粘着テープにおける温度の変化及び粘着力の変化を示す図である。 ウォームオフタイプの感温性粘着テープにおける温度の変化及び粘着力の変化を示す図である。 感温性粘着テープを上方から加熱又は冷却した際の状態を示す図である。 感温性粘着テープを下方又は冷却から加熱した際の状態を示す図である。 加熱・冷却装置の例を示す構成図である。 図11におけるY−Y線に沿う断面図である。
符号の説明
1 急角度昇降ベルトコンベア
2 コンベアベルト
3 主動ローラ
4 従動ローラ
5a,5b,5c,5d 案内ローラ
6 搬送面
7 裏面
8 感温性粘着テープ
9 粘着状態化手段
10 非粘着状態化手段
11 基材
12 感温性粘着層
13 粘着層
14 搬送物
15a,15b 上流側ベルトコンベア
16a,16b 下流側ベルトコンベア
17 加熱手段
18 冷却手段
21 加熱・冷却装置
22 加熱・冷却部
23 媒体加熱手段
24 媒体冷却手段
25 一次側配管
26 二次側配管
27 ポンプ
28a,28b 切替弁
29 媒体通路
30 カバー
A 搬送開始点
B 搬送終了点
C 傾斜搬送終了・水平搬送開始点
AB 搬送区間
AC 傾斜搬送区間
CB 水平搬送区間
F 搬送方向
L 搬送物における搬送方向の長さ
W 感温性粘着テープの貼着間隔
ST スイッチング温度

Claims (5)

  1. 主動ローラ(3)と従動ローラ(4)及び主動ローラ(3)と従動ローラ(4)との間に巻き回されるコンベアベルト(2)を備え、搬送物(14)を低位置から高位置又は高位置から低位置へと搬送する急角度昇降ベルトコンベア(1)において、
    上記急角度昇降ベルトコンベア(1)は、熱伝導性に優れる金属材料によって形成されるコンベアベルト(2)と、温度変化に応じて粘着状態から非粘着状態への可逆的変化を起こす感温性粘着層(12)を有する感温性粘着テープ(8)を備え、上記感温性粘着テープ(8)は、基材(11)を間にして一側に感温性粘着層(12)、他側に通常の粘着層(13)が形成されて成ると共に、上記感温性粘着層(12)が上方に位置するように粘着層(13)がコンベアベルト(2)の搬送面(6)上に貼着されて成り、さらに、上記急角度昇降ベルトコンベア(1)の搬送区間(AB)が、上流側の傾斜搬送区間(AC)と下流側の水平搬送区間(CB)によって構成され、上記傾斜搬送区間(AC)の搬送開始点(A)よりも上流に感温性粘着テープ(8)の感温性粘着層(12)を粘着状態となる温度にする粘着状態化手段(9)が配設されていると共に、上記水平搬送区間(CB)に感温性粘着テープ(8)の感温性粘着層(12)を非粘着状態となる温度にする非粘着状態化手段(10)が配設されていることを特徴とする感温性粘着テープを利用した急角度昇降ベルトコンベア。
  2. 上記感温性粘着テープ(8)は、コンベアベルト(2)の搬送面(6)に対して所定の貼着間隔(W)で間欠的に貼着されていることを特徴とする請求項1記載の感温性粘着テープを利用した急角度昇降ベルトコンベア。
  3. 上記感温性粘着テープ(8)は、コンベアベルト(2)の搬送面(6)に対して連続的に貼着されていることを特徴とする請求項1記載の感温性粘着テープを利用した急角度昇降ベルトコンベア。
  4. 上記感温性粘着テープ(8)は、設定温度よりも高い温度で粘着状態となり、設定温度よりも低い温度で非粘着状態となるクールオフタイプであって、上記感温性粘着テープ(8)の感温性粘着層(12)が、粘着状態化手段(9)の加熱による昇温によって粘着状態とされると共に、非粘着状態化手段(10)の冷却による減温によって非粘着状態とされることを特徴とする請求項1,請求項2,請求項3の何れかに記載の感温性粘着テープを利用した急角度昇降ベルトコンベア。
  5. 上記感温性粘着テープ(8)は、設定温度よりも低い温度で粘着状態となり、設定温度よりも高い温度で非粘着状態となるウォームオフタイプであって、上記感温性粘着テープ(8)の感温性粘着層(12)が、粘着状態化手段(9)の冷却による減温によって粘着状態とされると共に、非粘着状態化手段(10)の加熱による昇温によって非粘着状態とされることを特徴とする請求項1,請求項2,請求項3の何れかに記載の感温性粘着テープを利用した急角度昇降ベルトコンベア。

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