JP2005225386A - シートのスライドロック構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】 フロアに固定されたロアレールに、シートに固定されたアッパーレールが前後スライド自在に嵌合されたシートのスライドロック構造において、シートのロック機構が働く範囲を必要に応じて制限するとともに、ロック機構の働く範囲外では、シートを円滑にスライド移動させることができる簡素で安価なシートのスライドロック構造を提供する。
【解決手段】 ロアレール2に、前後方向に延在する凸条部7が設けられるとともに、ロックレバー5の先端側に、凸条部7に乗り上げた時に、ロックレバー5の後端側を強制的に下揺動させて後端側のロック穴5hをロック歯2eから抜脱させる突起部8が設けられている。
【選択図】 図3
【解決手段】 ロアレール2に、前後方向に延在する凸条部7が設けられるとともに、ロックレバー5の先端側に、凸条部7に乗り上げた時に、ロックレバー5の後端側を強制的に下揺動させて後端側のロック穴5hをロック歯2eから抜脱させる突起部8が設けられている。
【選択図】 図3
Description
本発明は、例えば車輌などの座席に採用されるシートのスライドロック構造に関するものである。
例えば車輌などの座席に採用されるシートのスライドロック構造としては、一般にフロアに固定されるロアレールと、シートに固定され、ロアレールに案内されて前後動するアッパーレールと、ロアレールとアッパーレールとの間に設けられ、シートに固定されるアッパーレールの前後動を着脱可能にロックするロック機構とを備えたものが知られている。
このようなシートのスライドロック構造は、最近では、車輌全体の製造に係るコストを低減する観点から、多種多用な車輌に対して、できるだけ汎用性のある共通のものが採用される傾向がある。このような汎用性のあるスライドロックは、比較的大型の車輌にも対応するために、一般的にシート前後の広い範囲でロック機構が働くように構成されている。
そのため、上述の汎用性のあるスライドロック構造では、小型の車輌では、ロック機構が働く範囲が必要以上に広くなってしまうという問題があった。例えば、後部座席において、必要以上に前の位置でシートのロック機構が働くと、乗員の脚を前部座席と後部座席との間に挟んだ状態でシートがロックされてしまうなどの不具合が考えられる。
そこで、ロック機構が働く範囲を必要に応じて制限し、ロック機構の働く範囲外では、円滑にシートをスライド移動できるようにするロック解除保持機構を有するスライドロック構造に対する必要性が高まっている。
例えば、このようなロック解除保持機構ではないが、シートを傾倒させることによりロック機構を解除するロック解除機構を有するスライドロック構造として、特許文献1に、ロアレールに設けられ、長手方向に所定ピッチで形成された複数のロック歯と、アッパーレールに設けられ、このロック歯に噛合うロック孔を有するロックプレートと、このロックプレートを押し下げるロック解除機構としての押圧部材とを備えたシートのウォークイン構造の技術が開示されている。
特開2002−120606号公報
しかしながら、上述の公報に開示されたようなロック解除機構では、一定の範囲でロック機構を働かせ、それ以外の範囲では、シートの姿勢を保ちながら円滑にシートをスライド移動させるものではなかった。また、このようなロック解除機構を前述のようなロック解除保持機構に発展させようとしても、ロック解除機構の押圧部材を操作するためのリンク機構が複雑になり、製造に係るコストを増大させるという不具合があった。
本発明は上記不具合に鑑みてなされたものであり、シートのロック機構が働く範囲を必要に応じて制限するとともに、ロック機構の働く範囲外では、シートを円滑にスライド移動させることができる簡素で安価なシートのスライドロック構造を提供することを課題としている。
上記課題を解決するための本発明は、フロアに固定されたロアレールに、シートに固定されたアッパーレールが前後スライド自在に嵌合されていて、上記ロアレールには、前後方向にロック歯が形成され、上記アッパーレールには、後端側が上揺動方向に付勢されたロックレバーが上下揺動可能に枢着されて、常時は後端側のロック穴が上記ロック歯に係合してアッパーレールをロックするとともに、ロックレバーの先端側を上揺動させると、ロックレバーの後端側が下揺動して、後端側のロック穴が上記ロック歯から抜脱してアッパーレールをアンロックするようになったシートのスライドロック構造において、上記ロアレールに、前後方向に延在する凸条部が設けられるとともに、上記ロックレバーの先端側に、上記凸条部に乗り上げた時に、ロックレバーの後端側を強制的に下揺動させて後端側のロック穴を上記ロック歯から抜脱させる突起部が設けられていることを特徴とするシートのスライドロック構造である。
本発明によれば、ロアレールに、前後方向に延在する凸条部が設けられるとともに、ロックレバーの先端側に、凸条部に乗り上げた時に、ロックレバーの後端側を強制的に下揺動させて後端側のロック穴をロック歯から抜脱させる突起部が設けられているので、突起部と、凸条部とが干渉する範囲においては、突起部が上方に変位し、ロックレバーが回動してロックプレートが下降する結果、アッパーレールがロックされることなくすみやかに前後動することができるようになる。
また、突起部と、凸条部とが干渉しない範囲においては、ロック機構が機能するので、任意のロック歯の位置でアッパーレールの移動をロックしたり、ロックを解除したりすることができるようになる。
そして、凸条部は任意の位置に任意の長さで設けることができるので、ロックが解除される状態が保持される範囲を任意の位置に任意の長さで設けることができる結果、シートのロック機構が働く範囲を必要に応じて制限することができる。
また、本発明によれば、ロックレバーに設けられた突起部と、突起部と干渉する凸条部という簡単な構造で確実にロック解除の状態を保持することができるので、スライドロック構造のロック解除保持機構を簡素で安価なものにすることができる。
ここで、上記凸条部には、上記突起部の前動を規制する規制部が形成されていることが好ましい。
この好ましい態様によれば、凸条部には、上記突起部の前動を規制する規制部が形成されているので、必要な範囲を越えてアッパーレールが前動することを防止することができるようになる。
以上説明したように、本発明によれば、シートのロック機構が働く範囲を必要に応じて制限するとともに、ロック機構の働く範囲外では、シートを円滑にスライド移動させることができる簡素で安価なシートのスライドロック構造を実現することができるという顕著な効果を奏する。
以下、添付図面を参照しながら本発明の好ましい実施の一形態について詳述する。図1は、本発明の実施形態に係るスライドロック構造10が適用されたシートの構成を示す斜視図である。また、図2は、本発明の実施形態に係るスライドロック構造10の構成を示す斜視図である。そして、図3は、スライドロック構造10の構成を示す分解斜視図であり、図4は、スライドロック構造10のロアレール2とロックレバー5との関係を示す部分斜視図である。
図1を参照して、本発明の実施形態に係るスライドロック構造10が適用されたシート1は、自動車などの車輌の座席に採用されるものであり、シート1は、図示のように、シートボトム1aと、このシートボトム1aの後端部に傾倒可能で、かつ、任意の傾倒位置を維持し得るように設けられたシートバック1bと、ヘッドレスト1cとを有している。そしてシート1のシートボトム1aは、図2に示すように、フロアFとシートボトム1aとの間に設けられた幅方向一対のスライダーによって前後動可能に支持されている。
次に、図2と図3とを参照して、上記スライダーは、W型スライダーと呼ばれるタイプであり、フロアFに固定されるロアレール2と、このロアレール2に案内されつつ前後動するアッパーレール3と、手操作ロッド4とを備えている。
上記ロアレール2は正面視で略U形状に形成され、前後方向に長尺の底板2aと、この底板2aの両側部から立設された幅方向一対の側板2bと、各側板2bから互いに対向する方向に所定寸法だけ突設された幅方向一対の天板2cと、各天板2cの対向縁部から下方に向けて所定寸法だけ垂下された幅方向一対のロック条2dとからなっている。
このロアレール2のロック条2dには、下縁部に長手方向の所定範囲に亘って前後方向に等ピッチで形成された複数のロック歯2e(図3)が形成されている。
上記アッパーレール3は、断面視で逆U字形状のアッパーレール本体3aと、このアッパーレール本体3aの両側部から上方に向けて折り曲げ状態で延設された幅方向一対のウイング3b(図3)とを備えて正面視で略W形状に形成され、アッパーレール本体3aの上面には、シートボトム1aにねじ止め固定するためのねじ孔3cが設けられ、シートボトム1aはこれら一対のアッパーレール3の上面に図略のねじで固定され、支持されるようになっている。
前述のロアレール2のロック条2dは、ウイング3bとアッパーレール本体3aとの間に嵌り込むように折り曲げ状態で延設されている。
また、一対のウイング3bは、対応したロック条2dと側板2bとの間に嵌まり込むようにそれぞれ寸法および形状が設定されている。そして、側板2bに支持されるようにロック条2dと側板2bとの間に嵌め込むことによって、アッパーレール3が円滑に前後動し得る状態でロアレール2に装着されるようになっている。
また、各ロアレール2の前端部と各アッパーレール3の後方位置との間には図略のコイルスプリングが張設され、このコイルスプリングの付勢力によって各アッパーレール3は常に前方に向かう力を受けるようになっている。
ここで、図3と図4とを参照して、アッパーレール3には、アッパーレール3をロアレール2にロックするためのロックレバー5が上下揺動可能に枢着されている。
このロックレバー5は、金属製の平板をプレス処理して長手方向に延びる中心線を境に両側部を折り曲げ処理することによって形成されたものであり、正面視で略逆U字状を呈した所定長さ寸法の逆U字板5aと、この逆U字板5aから前方(図3の左方)に向かうように延設された幅方向一対の横板5bと、各横板5bの前端部が積層されることによって形成した矢尻突片5cとを備え、図示しないが、矢尻突片5cは、手操作ロッド4(図2)の端部に連結されている。また、ロックレバー5は、逆U字板5aの後部の下端縁から互いに反対方向に突設された幅方向一対のロックプレート5dを有している。
各横板5bの前端部には、上方に膨出した膨出片5eがそれぞれ設けられている。これらの膨出片5eには、幅方向で対向したシャフト孔5fが穿設されている一方、アッパーレール本体3aの一対の側壁には各シャフト孔5fに対応したシャフト孔3dが穿設され、これらのシャフト孔5f,3dにシャフト6を挿通してかしめることにより、ロックレバー5がシャフト6回りに回動自在にアッパーレール3内に装着されるようになっている。
また、膨出片5eの一方側には、前方に向かって突設されたストッパー片5gが設けられ、このストッパー片5gがアッパーレール本体3aの天板に当止することによってロックレバー5のシャフト6回りのそれ以上の回動が阻止されるようになっている。
ここで、ロックプレート5dは、平面視で矩形状に形成され、左右の互いに反対側の縁部間の寸法がロアレール2の側板2b間の内寸法より僅かに小さく寸法設定されている一方、アッパーレール本体3aの側壁およびウイング3bは、ロックプレート5dに対応する部分が切り欠かれ、この部分にロックプレート5dを嵌め込むプレート嵌込み溝3eが凹設され、これによってロックレバー5がアッパーレール3に装着された状態で、ロックプレート5dがプレート嵌込み溝3eから外方に向かって突出するようになっている。
また、ロックプレート5dにはロック歯2eに対応したロック穴5hが穿設され、ロックレバー5がシャフト6回りに反時計方向に回動することによってこのロック穴5hがロック歯2eに外嵌し、これによってアッパーレール3の前後動がロックされるようになっている。また、ロックレバー5のシャフト6回りの時計方向の回動でロック穴5hがロック歯2eから外れることにより、ロックレバー5のロックが解除されるようになっている。
そして、このロックレバー5は、後端側が図略のロックスプリングの付勢力により上揺動方向に付勢されており、このロックスプリングの付勢力に抗して手操作ロッド4を引き上げてロックレバー5をシャフト6回りに時計方向に回動操作することにより、ロックプレート5dのロック歯2eに対する係合が解除され、これによって、アッパーレール3をアンロックして前後動させ得るように構成されている。
ここで、ロアレール2の底板2aには、前後方向に延在する凸条部7が設けられており(図4)、また、ロックレバー5の先端側には、この凸条部7に乗り上げた時に、ロックレバー5の後端側を強制的に下揺動させて後端側のロック穴5hをロック歯2eから抜脱させる突起部8が設けられている。
上記凸条部7は、長方形状の板材を底板2aに溶接等で固定したものであるが、底板2aを下方から上方に打ち出して底板2aに一体化したものでも良い。
また、突起部8は、ロックレバー5を両側から挟持するような凹状に形成され、この凹状に形成された部分の内面にロックレバー5の矢尻突片5cを嵌め合わせることにより、突起部8がロックレバー5に取り付けられるようになっている。
次に図5を参照して、本発明の実施の形態に係るシートのスライドロック構造10の作用について説明する。図5は、本発明の実施の形態に係るシートのスライドロック構造10の作用を説明するための断面図であり、(a)は、アッパーレール3の前後動がロックされた状態、(b)は、アッパーレール3のロックがロアレール2の凸条部7により解除された状態をそれぞれ示している。
まず、図5の(a)に示す状態では、ロックレバー5の後端側が図略のロックスプリングにより上揺動方向に付勢され、ロックレバー5のロックプレート5dが上方に向けて押圧されている。これによりロックプレート5dのロック穴5hがロアレール2の幅方向一対のロック歯2eに噛合してアッパーレール3の前後動がロックされている。この状態では、アッパーレール3は、ロアレール2に対して極めて安定したロック状態を得ることができるようになっている。
また、この状態では、手操作ロッド4を引き上げて矢尻突片5cを上方に変位させることにより、ロックレバー5がシャフト6回りに回動してロック穴5hのロック歯2eに対する噛合が解除され、アッパーレール3が、ロアレール2に案内されて前後動することができるようになる。
このように、突起部8と、凸条部7とが干渉しない範囲においては、ロック機構が機能し、任意のロック歯2eの位置でアッパーレール3の移動を必要な位置でロックしたり、ロックを解除したりすることができる。
次に、図5の(b)に示す状態は、突起部8と凸条部7との干渉でロックレバー5がロック解除姿勢を保持して状態を示している。
このように、凸条部7が存在し、突起部8と、凸条部7とが干渉する範囲においては、突起部8が凸条部7に乗り上げた時に、ロックレバー5の後端側を強制的に下揺動させて後端側のロック穴5hをロック歯2eから抜脱させ、確実にロック解除の状態を保持するので、手操作ロッド4を引き上げた状態を維持し続ける必要はなく、アッパーレール3がすみやかに前後動することができるようになっている。
以上説明したように、本発明の実施の形態に係るシートのスライドロック構造10によれば、ロアレール2に、前後方向に延在する凸条部7が設けられるとともに、ロックレバー5の先端側に、凸条部7に乗り上げた時に、ロックレバー5の後端側を強制的に下揺動させて後端側のロック穴5hをロック歯2eから抜脱させる突起部8が設けられているので、突起部8と、凸条部7とが干渉する範囲においては、突起部8が上方に変位し、ロックレバー5が回動してロックプレートが下降する結果、アッパーレール3がロックされることなくすみやかに前後動することができるようになる。
また、突起部8と、凸条部7とが干渉しない範囲においては、ロック機構が機能し、任意のロック歯2eの位置でアッパーレール3の移動をロックしたり、ロックを解除したりすることができるようになる。
そして、ロアレール2の凸条部7は任意の位置に任意の長さで設けることができるので、ロックが解除もされる状態が保持される範囲を任意の位置に任意の長さで設けることができる結果、シート1のロック機構が働く範囲を必要に応じて制限することができるようになる。
また、本発明の実施の形態に係るシートのスライドロック構造10によれば、ロックレバー5に設けられた突起部8と、突起部8と干渉する凸条部7という簡単な構造で確実にロック解除の状態を保持することができるので、スライドロック構造10のロック解除保持機構を簡素で安価なものにすることができる。
ここで、図6と図7とを参照して、本発明の実施の形態に係るシートのスライドロック構造10の凸条部7の変形例を説明する。図6は、本発明の実施の形態の変形例に係る凸条部17を示す斜視図であり、図7は、本発明の実施の形態の変形例に係る凸条部17の作用を説明するための断面図である。
図6に示すように、本発明の実施の形態の変形例に係る凸条部17は、規制部17aを有している。そして、図7に示すように、この規制部17aが、突起部8の前動を規制する。
このように、変形例に係る凸条部17によれば、凸条部17には、突起部8の前動を規制する規制部17aが形成されているので、必要な範囲を越えてアッパーレール3が前動することを防止することができるようになる。
また、変形例に係る凸条部17によれば、凸条部17の上面に凸部を形成するという簡単な構造で突起部8の前後動を規制する規制部17aを構成するので、スライドロック構造10のロック解除保持機構を簡素で安価なものに維持することができる。
上述した実施の形態は本発明の好ましい具体例を例示したものに過ぎず、本発明は上述した実施の形態に限定されない。
例えば、本発明に係るスライドロック構造10が適用されるシート1は、必ずしも図示のような自動車などの車輌の座席に採用されるものに限定されないだけでなく、シートボトム1aと、このシートボトム1aの後端部に傾倒可能で、かつ、任意の傾倒位置を維持し得るように設けられたシートバック1bとを備えたものに限定されない。航空機の操縦席などの座席にも適用可能である。
また、スライドロック構造10のスライダーは、必ずしも図示のようなW型スライダーと呼ばれるタイプのものに限定されない。アッパーレール3が円滑に前後動し得る状態でロアレール2に装着されるようになっているものであれば、種々のスライダーに適用可能である。
また、ロックレバー5についても、図示のような逆U字板5a、横板5b、矢尻突片5c、ロックプレート5d、膨出片5e、ストッパー片5g、プレート嵌込み溝3eなどの構成は必ずしも本発明を限定するものではない。また、必ずしもロック穴5hがロック歯2eに外嵌し、これによってアッパーレール3の前後動がロックされるようになっているものである必要はない。アッパーレール3に、上下揺動可能に枢着され、シャフト6回りの回動でロックレバー5のロックが解除されるようになっているものであれば、ロックレバー5は、種々の設計変更が可能である。
その他、本発明の特許請求の範囲内で種々の設計変更が可能であることはいうまでもない。
1 シート
2 ロアレール
2e ロック歯
3 アッパーレール
5 ロックレバー
5h ロック穴
7、17 凸条部
17a 規制部
8 突起部
10 シートのスライドロック構造
F フロア
2 ロアレール
2e ロック歯
3 アッパーレール
5 ロックレバー
5h ロック穴
7、17 凸条部
17a 規制部
8 突起部
10 シートのスライドロック構造
F フロア
Claims (2)
- フロアに固定されたロアレールに、シートに固定されたアッパーレールが前後スライド自在に嵌合されていて、上記ロアレールには、前後方向にロック歯が形成され、上記アッパーレールには、後端側が上揺動方向に付勢されたロックレバーが上下揺動可能に枢着されて、常時は後端側のロック穴が上記ロック歯に係合してアッパーレールをロックするとともに、ロックレバーの先端側を上揺動させると、ロックレバーの後端側が下揺動して、後端側のロック穴が上記ロック歯から抜脱してアッパーレールをアンロックするようになったシートのスライドロック構造において、
上記ロアレールに、前後方向に延在する凸条部が設けられるとともに、上記ロックレバーの先端側に、上記凸条部に乗り上げた時に、ロックレバーの後端側を強制的に下揺動させて後端側のロック穴を上記ロック歯から抜脱させる突起部が設けられていることを特徴とするシートのスライドロック構造。 - 上記凸条部には、上記突起部の前動を規制する規制部が形成されていることを特徴とする請求項1記載のシートのスライドロック構造。
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2004
- 2004-02-13 JP JP2004036711A patent/JP2005225386A/ja active Pending
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