JP2005225018A - ポリカーボネート樹脂積層体 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ポリカーボネート樹脂が本来備えている耐衝撃性、透明性、耐熱性等の諸特性を損なうことなく、外観や耐候性及び安定生産性に優れ、両面がアクリル樹脂で被覆された肉厚0.2〜2.0mmのポリカーボネート樹脂積層体を提供する。
【解決手段】 ポリカーボネート樹脂層の両面にアクリル樹脂層を共押出によって積層した積層体であって、該アクリル樹脂層のアクリル樹脂に脂肪酸アミド系滑剤を0.01〜1重量%添加されてなる厚さ0.2〜2.0mmのポリカーボネート樹脂積層体。
【選択図】 なし

Description

本発明はポリカーボネート樹脂積層体に関し、より詳細には、ポリカーボネート樹脂が本来備えている耐衝撃性、透明性、耐熱性等の諸特性を損なうことなく、耐候性や表面外観に優れると共に耐擦傷性塗装あるいは蒸着などの2次加工における密着性が良好な、アクリル樹脂で被覆された薄肉のポリカーボネート樹脂積層体に関する。本発明のポリカーボネート樹脂積層体は各種窓ガラス材、光学部材、LCDやEL表示用保護シート、薄肉性、軽量性、打ち抜き加工性などが要求される分野に使用される。
ポリカーボネート樹脂は、優れた透明性、耐衝撃性及び高い熱変形温度を有し、寸法安定性、加工性及び自己消火性に優れることより、窓ガラス材料や光学材料として多くの用途で使用されている。しかしながら、ポリカーボネート樹脂は、耐候性に劣るため直射日光などに曝される屋外用途の場合には、衝撃強度の低下や黄色変化すると云う問題点を有している。これらの問題点を改善する方法として、従来から、ポリカーボネート樹脂層をアクリル樹脂で被覆する方法が知られている。アクリル樹脂で被覆する方法として、ポリカーボネートシート基材に、(1)アクリル系プライマー塗料を塗布し硬化させる方法、(2)アクリルフィルムを熱圧着させる方法がある。(1)の方法は、アクリル系プライマー塗料を別途製造しなければならず、且つ塗装工程においてゴミ、埃、塵埃の混入等を防止する塗装環境が必要であり、工程が複雑になり経済性に劣るなどの欠点を有している。(2)の方法は、薄膜のアクリルフィルムを製造する必要があり、熱圧着する際の塵埃の混入問題等は(1)の方法と同様に存在し、工程が煩雑で経済性に劣る欠点を有している。
これらの問題点、特に工程の簡略化と経済性を改善する方法として、ポリカーボネート樹脂とアクリル樹脂とを共押出により製造する方法が提案されている(特許文献1および特許文献2)。また、共押出する際、耐衝撃性を改善する方法として軟質アクリル樹脂を使用する方法が開示されている(特許文献3)。さらに、ポリカーボネート樹脂層の少なくとも一方の面に、特定の成分からなるアクリル系樹脂層を10〜150μmの厚みで設けた積層板であって、ポリカーボネート樹脂(A)とアクリル系樹脂(B)の250℃、100s-1のせん断速度における粘度比(A/B)が1.9以上である積層板が開示されている(特許文献4)。しかしながら、これらのアクリル樹脂を用いてポリカーボネート樹脂と共押出された積層板は、ポリッシングロールへの巻き付き、アクリル樹脂に基づくフローマーク、スジ、ブツ、気泡などが見られ外観の優れた積層板を安定生産する製造方法に到っておらず、その使用範囲は限られたものになっていた。そこで、本発明者らは、外観及び耐候性が優れ、安定生産のできる積層体として、共押出によりポリカーボネート樹脂層の少なくとも一方の面に、紫外線吸収剤、酸化防止剤、及び着色防止剤を含有するアクリル樹脂層を積層した熱可塑性樹脂積層体であって、該アクリル樹脂層のアクリル樹脂に滑剤を0.1〜1重量%含有させてなる熱可塑性樹脂積層体が開示されている(特許文献5)。滑剤を含有したアクリル樹脂層を有する熱可塑性樹脂積層体は、肉厚が比較的厚く、アクリル樹脂層がポリカーボネート樹脂層の片面に積層された場合は外観と安定生産性に優れていたが、熱可塑性樹脂積層体の肉厚が比較的薄く、特にアクリル樹脂層がポリカーボネート樹脂層の両面に積層された場合は、外観や安定生産性が多少劣るという問題点を残していた。ロールへの巻き付き現象を回避するために滑剤を多量に添加することは出来るが、滑剤のブリードアウトによるシート外観不良、耐擦傷性塗装や蒸着加工における密着不良といった課題を残している。
一方、最近の各種機器の小型化・軽量化にともない、熱可塑性樹脂積層体の両面の表面特性及び薄肉化に対しても厳しい要求が多くなり、これらの要求には対応出来ていないのが現状である。
特開昭58−107316号公報 特開昭55−59929号公報 特開平04−270652号公報 特開平11−58627号公報 特開2003−62952号公報
本発明は、上記の従来技術の問題点を全て解決し、ポリカーボネート樹脂が本来備えている耐衝撃性、透明性、および耐熱性等の諸特性を損なうことなく、外観や耐候性及び安定生産性に優れ、両面がアクリル樹脂で被覆された肉厚0.2〜2.0mmのポリカーボネート樹脂積層体を提供することにある。
本発明者らは、従来技術において、外観や耐候性に優れ、かつ、アクリル樹脂で両面被覆された薄肉ポリカーボネート樹脂積層体の安定生産性が困難な原因として、アクリル樹脂とポリカーボネート樹脂のガラス転移温度に40〜50℃の差があり、この差が両樹脂のロール転写温度領域の差となっていることに着目し、両樹脂のロール転写性の挙動を鋭意研究した。その結果、特定の滑剤をアクリル樹脂に添加することにより、従来技術の課題を解決できることを見出した。すなわち、本発明は、ポリカーボネート樹脂層の両面にアクリル樹脂層を共押出によって積層した積層体であって、該アクリル樹脂層のアクリル樹脂が脂肪酸アミド系滑剤を0.01〜1重量%添加させてなる厚さ0.2〜2.0mmのポリカーボネート樹脂積層体である。特に、ポリカーボネート樹脂層の両面にアクリル樹脂層を積層する場合、アクリル樹脂に添加する滑剤として脂肪酸アミド系滑剤を用いれば、外観及び安定生産性に対し顕著な改良効果のあることを見出し、本発明を完成させた。
本発明のポリカーボネート樹脂積層体は、ポリカーボネート樹脂が本来備えている耐衝撃性、透明性、耐熱性等の諸特性を損なうことなく、耐候性や表面外観に優れたアクリル樹脂で被覆され、かつ、薄肉であるので、各種窓ガラス材、光学部材、LCDやEL表示用保護シート等の薄肉で耐候性が要求される分野に使用される。
本発明における基板層を構成するポリカーボネート樹脂としては、例えばビスフェノールAとホスゲンのような炭酸エステル形成化合物とを反応させることによって得られる芳香族ポリカーボネートが使用される。用いるポリカーボネート樹脂の分子量は、通常、粘度平均分子量が15,000〜40,000、より好ましくは18,000〜30,000のものである。ポリカーボネート樹脂には、一般に用いられる各種の添加剤を添加しても良い。添加剤としては、例えば、紫外線吸収剤、酸化防止剤、着色防止剤、難燃剤、着色剤などが挙げられる。ポリカーボネート樹脂層の厚さは、薄肉・軽量化、打ち抜き加工性などが求められる本発明に関わる用途には0.2〜2.0mmが好適である。ただ、ポリカーボネート樹脂層の厚さが0.2mm未満では、共押出によるポリカーボネート樹脂積層体の製造が困難である。2.0mmを超える場合には、成形ロール速度に大きな延伸をかけることで本発明の滑剤を使用しなくてもシート成形が可能となる。当然のことながら、2.0mmを超える厚みであっても本発明の滑剤も使用可能である。また、片面にアクリル樹脂を積層したポリカーボネート樹脂積層体にも本発明の滑剤を使用することができる。
本発明で使用するアクリル樹脂は、メチルメタクリレートとメチルアクリレート又はエチルアクリレートまたはブチルアクリレートとの共重合体であり、共重合組成及び分子量は共押出条件により適宜選択すればよいが、共重合組成比としてはメチルメタクリレート80〜99%、メチル、エチル又はブチルアクリレート1〜20%が好ましい。アクリル樹脂の分子量は、重量平均分子量で3〜30万程度である。アクリル樹脂の荷重撓み温度は高いほど、ガラス転移温度も高くなり、ロール転写温度もポリカーボネート樹脂のロール転写温度と近くなり、ロール転写性に優れ、外観の優れた積層体が得られる。従って、アクリル樹脂の荷重撓み温度は90℃以上が良く、好ましくは95℃以上が、更に好ましくは100℃以上である。
アクリル樹脂の製造方法は一般的に、乳化重合法、懸濁重合法、連続重合法とに大別されるが、本発明に使用されるアクリル樹脂はいずれの重合法により製造された樹脂でも使用することができるが、好ましくは懸濁重合法や連続重合法で製造されたものであり、更に好ましくは、連続重合法により製造されたものである。そして、連続重合法には、連続塊状重合法と連続溶液重合法とに分けられるが、本発明においてはどちらの製法で得られたアクリル樹脂でも用いることができる。
連続塊状重合法及び連続溶液重合法は、重合助剤としての乳化剤や、懸濁分散剤のような添加剤は一切使用されておらず、ただ単に、重合を開始するための重合開始剤及び分子量を調節するための連鎖移動剤が添加されているに過ぎない。連続溶液重合法では、溶媒としてトルエン、エチルベンゼン、キシレン、ヘキサン、オクタン、シクロヘキサン、メタノール、エタノール、プロパノール、ブタノール、アセトン、メチルエチルケトンなどを挙げることができるがこれらに限定されるもではなく、重合反応をより有効に実施でき、得られたアクリル樹脂中に残存することがなければよい。
重合開始剤としては、一般的なアゾ系重合開始剤、またはパーオキサイド系重合開始剤を選択することが有効である。日本油脂(株)、和光純薬工業(株)、化薬アクゾ(株)などのカタログに記載の各種重合開始の使用が可能である。例えば、アゾ系重合開始剤としては、2,2’−アゾビスイソブチロニトリル、2,2’−アゾビス(2−メチルブチロニトリル)、1,1’−アゾビス(シクロヘキサン−1−カルボニトリル)などが、パーオキサイド系重合開始としては、ベンゾイルパーオキサイド、ジ−t−ブチルパーオキサイド、ジ−t−アミルパーオキサイドなどを例示することができるがこられに限定されるものではない。連鎖移動剤としては、メルカプタン類の使用が一般的であり、花王(株)、日本油脂(株)などのカタログに記載の各種メルカプタン類を使用することができる。メルカプタン類としては、ブチルメルカプタン、ヘキシルメルカプタン、オクチルメルカプタン、ドデシルメルカプタンなどを例示することができるが、これらに限定されるものではない。これらの重合開始剤および連鎖移動剤は、アクリル系ポリマーの末端に存在するため、ブツ、スジなどの問題を起こさない。ポリマー末端に結合しなかった重合開始剤の分解物は、アクリル系ポリマーに溶け込むために上記問題を起こさない。未反応のメルカプタン類は、未反応モノマーや溶剤を脱揮する工程でほぼ完全に除去されるが、極僅かに残存したメルカプタン類は、アクリル樹脂及びポリカーボネート樹脂に対して完全に溶解するため上記問題を引き起こすことはない。
アクリル樹脂には、耐候性を長期間保持する目的のために紫外線吸収剤を0.01〜10重量%、好ましくは0.05〜9重量%、更に好ましくは0.1〜8重量%添加するのがよい。紫外線吸収剤の添加量が0.01重量%未満では、耐候性に対する効果が小さく、10重量%を超えて添加してもさらなる耐候性の向上は期待できないばかりではなく、ブリードアウトを起こし、白化の原因になったり、耐擦傷性塗装や蒸着加工等の2次加工における密着性の低下、また耐衝撃性を損ねる場合も起こり得る。さらに、共押出し成形時に、アクリル樹脂の熱劣化を防止するため、酸化防止剤と着色防止剤を添加する。酸化防止剤はアクリル樹脂に対して0.01〜4重量%、好ましくは0.02〜3重量%添加するのが良い。着色防止剤は0.01〜4重量%、好ましくは0.05〜3重量%添加することが良い。酸化防止剤及び着色防止剤の添加量が0.1重量%未満では効果が小さく、4重量%を超えるとこれら添加剤がブリードアウトを起こし、白化の原因になったり、密着性の低下、また耐衝撃性を損ねる場合も起こり得る。
これらアクリル樹脂層に添加される紫外線吸収剤としてベンゾトリアゾール系、ベンゾフェノン系、サリチル酸フェニルエステル系、トリアジン系の紫外線吸収剤が挙げられる。ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤としては、2−(5−メチル−2−ヒドロキシフェニル)ベンゾトリアゾール、2−[2−ヒドロキシ−3,5−ビス(α,α−ジメチルベンジル)フェニル]−2H−ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−5’−t−オクチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2,2−メチレンビス[4−(1,1,3,3−テトラメチレンブチル)−6−(2H−ベンゾトリアゾール−2−イル)フェノール]等を例示することができ、ベンゾフェノン系紫外線吸収剤としては、2−ヒドロキシ−4−オクトキシベンゾフェノン、2,4−ジヒドロキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシ−4’−クロルベンゾフェノン、2,2−ジヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2,2−ジヒドロキシ−4,4’−ジメトキシベンゾフェノン等を例示することができる。また、サリチル酸フェニルエステル系紫外線吸収剤としては、p−t−ブチルフェニルサリチル酸エステル等が例示でき、トリアジン系紫外線吸収剤としては、2,4−ジフェニル−6−(2−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)−1,3,5−トリアジン、2,4−ジフェニル−6−(2−ヒドロキシ−4−エトキシフェニル)−1,3,5−トリアジン、2,4−ジフェニル−(2−ヒドロキシ−4−プロポキシフェニル)−1,3,5−トリアジン、2,4−ジフェニル−(2−ヒドロキシ−4−ブトキシフェニル)−1,3,5−トリアジン、2,4−ジフェニル−6−(2−ヒドロキシ−4−ブトキシフェニル)−1,3,5−トリアジン、2,4−ジフェニル−6−(2−ヒドロキシ−4−ヘキシルオキシフェニル)−1,3,5−トリアジン、2,4−ジフェニル−6−(2−ヒドロキシ−4−オクチルオキシフェニル)−1,3,5−トリアジン、2,4−ジフェニル−6−(2−ヒドロキシ−4−ドデシルオキシフェニル)−1,3,5−トリアジン、2,4−ジフェニル−6−(2−ヒドロキシ−4−ベンジルオキシフェニル)−1,3,5−トリアジン、2,4−ジフェニル−6−(2−ヒドロキシ−4−ブトキシエトキシ)−1,3,5−トリアジンなどを挙げることができるが、これらだけに限定されるものではなく、一般的に入手可能な紫外線吸収剤などが含まれる。
これらアクリル樹脂層に添加される酸化防止剤、着色防止剤としては、チバ・スペシャルティ・ケミカルズ(株)、住友化学工業(株)、旭電化工業(株)などのカタログに記載の各種の酸化防止剤、着色防止剤の使用が可能である。酸化防止剤の例としては、2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェノール、2,2’−メチレンビス(4−メチル−6−t−ブチルフェノール)、2,2’−メチレンビス(4−エチル−6−t−フェノール)、3,3’,3”,5,5’,5”−ヘキサ−t−ブチル−a,a’,a”−(メシチレン−2,4,6−トリイル)トリ−p−クレゾール、エチレンビス(オキシエチレン)ビス[3−(5−t−ブチル−4−ヒドロキシ−m−トリル)プロピオネート]、ヘキサメチレンビス[3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート]、2,6−ジ−t−ブチル−4−[4,6−ビス(オクチルチオ)−1,3,5−トリアジン−2−イルアミノ]フェノール、ペンタエリスリトールテタラキス[3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート]、N,N’−ヘキサン−1,6−ジイルビス[3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニルプロピオナミド)、1,3,5−トリス(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)−1,3,5,−トリアジン−2,4,6(1H,3H,5H)−トリオン、1,3,5−トリス[(4−t−ブチル−3−ヒドロキシ−2,6−キシリル)メチル]−1,3,5−トリアジン−2,4,6(1H,3H,5H)−トリオン、ジアリル−3,3’−チオジプロピオネート、ペンタエリスリチルテトラキス(3−ラウリルチオプロピオネート)などがある。着色防止剤の例としては、トリス(ノニルフェニル)フォスファイト、トリス(ジノニルフェニル)フォスファイト、4,4’−チオビス(3,6−ジ−t−ブチルフェノール)、チオジエチレンビス[3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート]、トリスノリルフェニルフォスファイト、トリフェニルフォスファイト、トリス(2,4−ジ−t−ブチルフェニル)フォスファイトなどがある。更に、旭電化工業(株)カタログ記載のPEP4C、PEP8,PEP24G、PEP36、HP−10等の使用が可能であるが、これらに限定されるものではない。また、アクリル樹脂の耐候性を向上させる目的に添加される立体障害の大きなアミン化合物(HALS)なども添加することもできる。
該ポリカーボネート樹脂と該アクリル樹脂とを共押出しする際の押出し成形性、及びポリッシングロールでの巻き付き防止のために添加される脂肪酸アミド系滑剤は、アクリル樹脂に対して0.01〜1重量%であり、好ましくは0.015〜0.8重量%、更に好ましくは0.02〜0.5重量%である。滑剤添加量が0.01重量%未満の場合、ロールとの転写性改善には寄与することがなく、十分な効果を示さない。また、1重量%を超えて添加してもさらなる転写性改善効果は見られず、これら酸アミド系滑剤がブリードアウトを起こし、埃付着、次工程での塗料等との密着性不良など積層板の表面特性を低下させる原因となる場合も起こり得る。アクリル樹脂に添加される脂肪酸アミド系滑剤としては、モノアミドとしてのステアリン酸アミド、エルカ酸アミド、オレイン酸アミド、ラウリン酸アミド、パルミチン酸アミド、ベヘニン酸アミドが例示され、ビスアミドとしてエチレンビスステアリン酸アミド、メチレンビスステアリン酸アミド、ステアリン酸モノエタノールアミド、エチレンビスカプリン酸アミド、エチレンビスラウリン酸アミド、エチレンビスイソステアリン酸アミド、エチレンビス−1,2−ヒドロキシステアリン酸アミド、エチレンビスベヘン酸アミド、ヘキサメチレンビスステアリン酸アミド、ヘキサメチレンビス−1,2−ヒドロキシステアリン酸アミド、ヘキサメチレンビスベヘン酸アミド例示される。これらの脂肪酸アミドを2種以上混合した脂肪酸アミド複合系滑剤などがある。
共押出により製造されたアクリル樹脂層の膜厚は、1〜100μmが良く、好ましくは3〜80μm、更に好ましくは5〜50μmである。1μm未満ではその効果が発揮されず、100μmを超えるとポリカーボネート樹脂の耐衝撃性を著しく低下させる場合があり、さらには経済性においても不利である。
積層体製造工程の具体例を以下に記す。積層板の製造に用いられる押出装置としては、基板層を構成するポリカーボネート樹脂を押出す一つのメイン押出機と、基板層の両面を被覆するアクリル樹脂を押出す1台または2台のサブ押出機により構成され、通常サブ押出機はメイン押出機より小型のものが採用される。メイン押出機の温度条件は、通常230〜290℃、好ましくは240〜280℃であり、またサブ押出機の温度条件は通常220〜270℃、好ましくは230〜260℃である。2種以上の溶融樹脂を被覆する方法としては、フィードブロック方式、マルチマニホールド方式などの公知の方法を用いることができる。この場合、フィードブロックで積層された溶融樹脂はTダイなどのシート成形ダイに導かれ、シート状に成形された後、表面を鏡面処理された成形ロール(ポリッシングロール)に流入して、バンクを形成する。このシート状成形物は、成形ロール通過中に鏡面仕上げと冷却が行われ、積層体が形成される。また、マルチマニホールドダイの場合は、該ダイ内で積層された溶融樹脂は同様にダイ内部でシート状に成形された後、成形ロールにて表面仕上げおよび冷却が行われ、積層体が形成される。ダイの温度としては、通常250〜320℃、好ましくは270〜300℃であり、成形ロール温度としては、通常100〜190℃、好ましくは110〜180℃ある。ロールは縦型ロールまたは、横型ロールを適宜使用することができる。また、アクリル樹脂中の微細異物を除去するために、サブ押出機のTダイの前に目開き10μmのポリマーフィルターを設置することも本発明の好ましい実施形態の1つである。また、サブ押出機の清浄度が確保されている場合には、ペレット化工程に目開き10μmのポリマーフィルターを設置することも本発明の好ましい実施形態の1つである。
以下に、本発明を実施例によってさらに詳述するが、本発明はこれによって限定されるものではない。また、特に断らない限り、以下に記す「%」は「重量%」を意味する。
本実施例で用いた評価、試験方法を以下に示す。
1)外観評価:1mの積層体を外観観察に適するよう照明等を配慮した部屋で目視観察し、次の欠陥種について、表1の評価基準で5段階評価し、評価点の平均値が4点以上を合格とする。
(欠陥種)
a.転写不良による光学歪
b.No.3ロール剥がれ不良による光学歪
c.ロール汚れ
Figure 2005225018
2)耐候性試験
JIS K5400に準拠し、カーボンアーク式サンシャインウエザオメーターにて促進試験を行って、1000時間処理前後の黄変度を調べ、黄変度5以下のものを合格とした。
3)生産性評価:溶融樹脂が押出機のダイヘッド通過後、ポリッシングロールを経て積層体が製造されるまでの間の製造工程における生産性を、次の評価基準で評価した。
○:8時間積層体を製造中にトラブル無し。
△:1時間積層体を製造中にトラブル無し。
×:1時間以内の積層体を製造中にトラブル発生。
実施例で用いた滑剤、ポリカーボネート樹脂、アクリル樹脂、紫外線吸収剤、酸化防止剤、および着色防止剤を以下に示す。
1)滑剤
ライトアマイドWEF(商品名):共栄社化学(株)製(化合物名:エチレンビスステアリン酸アミド)以下、滑剤Aと略記することがある。
ライトアマイドWH−255(商品名):共栄社化学(株)製(化合物名:ステアリン酸とセバシン酸とのエチレンジアミン縮合物)以下、滑剤Bと略記することがある。
ステアリルアルコール:キシダ化学(株)社製。以下、滑剤Cと略記することがある。
ステアリン酸モノグリセライド:キシダ化学(株)社製。以下、滑剤Dと略記することがある。
2)ポリカーボネート樹脂
三菱ガス化学社製、粘度平均分子量27,000、ユーピロンE−2000を使用した。
3)アクリル樹脂
後記の製造例1に示したMGC−8を使用した。
4)添加剤
紫外線吸収剤:チヌビン1577(化合物名:2,4−ジフェニル−6−(2−ヒドロキシ−4−ヘキシルオキシフェニル)−1,3,5−トリアジン)、チバ・スペシャルティ・ケミカルズ社製
酸化防止剤:スミライザーBHT(化合物名:2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェノール)住友化学工業社製、以下、BHTと略記することがある。
着色防止剤:PEP36(商品名:旭電化工業社製)
製造例1(アクリル樹脂MGC−8 、特開平7−133303号公報記載の方法)
メチルメタクリレート88部、メチルアクリレート4部、メタノール8部、ジ−t−ブチルパーオキサイド0.032部(2×10-3モル/L)及びn−ドデシルメルカプタン0.21部(10×10-3モル/L)を混合した後、窒素吹き込みによって溶存酸素を除去し原料液を調製した。熱媒を循環するジャケットとヘリカルリボン撹拌翼を備えた内容積6Lの重合槽に予めこの原料液5kgを添加して密閉し、十分撹拌して均一混合状態を保ちながら、150℃に昇温して単量体転化率75%及び重合体濃度69%に到達するまで重合させた後、この原料液を1kg/hの割合で重合槽に連続的に供給した。
重合温度を150℃及び平均滞留時間を約5時間に維持したところ、重合液の粘度は45Pa・秒、単量体転化率は75%及び重合体濃度は69%で安定に保たれた。この重合液を1kg/hの流量で抜き出し、250℃まで加熱した後、減圧下にある脱揮タンク内にフラッシュした。脱揮された重合体は脱揮タンク底部より溶融状態で抜き出し、ダイスによりストランド状に取り出され、水冷後ペレタイザーにてペレット化した。得られたペレットは残存揮発成分としてメチルメタクリレート0.27%、メチルアクリレート0.01%で、重合開始剤及び連鎖移動剤のn−ドデシルメルカプタンはGC(ガスクロマトグラフィー)分析では観察されなかった。得られたペレットの外観は無色透明で良好であった。GPC(ゲル透過クロマトグラフィー)測定より重量平均分子量(Mw)8.5万で、熱変形温度は105℃であった。
実施例1〜5および比較例1〜5
ポリカーボネート樹脂用押出機は、バレル直径65mm、スクリュウのL/D=35で、シリンダー温度270℃に設定した。また、ポリカーボネート樹脂の両面に被覆層を形成するアクリル樹脂用押出機は、バレル直径32mm、スクリュウのL/D=32で、シリンダー温度250℃に設定した。2種類の樹脂を同時に溶融押出し、積層する際にはフィードブロックを使用し、ポリカーボネート樹脂の両面にアクリル樹脂を積層した。ダイヘッド内温度は260℃とし、ダイ内で積層一体化された樹脂は、鏡面仕上げされた3本のポリッシングロールに導かれ、1番ロール温度110℃、2番ロール温度140℃、3番ロール温度180℃に設定した。最初に流入するロール間隔にて、バンクを形成した後、2番、3番ロールを通過させた。引き取り速度は2.5m/分、引き取り用ピンチロール速度3.5m/分とした。得られたシート厚さ0.5mm、アクリル樹脂の被覆層は両面とも20μmで、評価結果を表2と表3に示した。なお、実施例1〜5と比較例1〜5のアクリル樹脂に配合した滑剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、着色防止剤(表2と表3には一括して添加剤と略記)の配合率は表2と表3に示した。表2と表3から、本発明のポリカーボネート樹脂積層体は外観、耐候性、生産性に優れていることが明らかである。
Figure 2005225018
Figure 2005225018

Claims (4)

  1. ポリカーボネート樹脂層の両面にアクリル樹脂層を共押出によって積層した積層体であって、該アクリル樹脂層のアクリル樹脂に脂肪酸アミド系滑剤を0.01〜1重量%添加されてなる厚さ0.2〜2.0mmのポリカーボネート樹脂積層体。
  2. アクリル樹脂に、紫外線吸収剤、酸化防止剤および着色防止剤から選ばれる2種以上が添加され、かつ、紫外線吸収剤の添加量が0.01〜10重量%、酸化防止剤の添加量が0.01〜4重量%である請求項1記載のポリカーボネート樹脂積層体。
  3. アクリル樹脂に、紫外線吸収剤、酸化防止剤および着色防止剤が添加されてなる請求項2記載のポリカーボネート樹脂積層体。
  4. ポリカーボネート樹脂層とアクリル樹脂層とが共押出法により成形され、該アクリル樹脂層の膜厚が1〜100μmである請求項1〜3のいずれかに記載のポリカーボネート樹脂積層体。
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