JP2005224283A - ゴルフボール - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ゴルフボール2は、センター、中間層及びカバーを備える。センターの基材ゴムは、1質量%以上30質量%以下のポリイソプレンを含む。このゴルフボールは、直径が3.90mm以上4.80mm以下である円形ディンプルと、直径が3.90mm未満である円形ディンプルとを備える。直径が3.90mm以上4.80mm以下である円形ディンプルの個数Naがディンプル総数Nに占める比率PNは、75%以上である。直径が3.90mm以上4.80mm以下である円形ディンプルの容積Vaは、300mm3よりも大きい。この容積Vaが全ディンプルの総容積Vに占める比率PVは、95.0%よりも大きい。仮想球の表面積に対するディンプルの合計面積の占有率は、75%以上である。このゴルフボール2の圧縮変形量は、2.0mm以上2.6mm以下である。
【選択図】図3
Description
(x)直径が3.90mm以上4.80mm以下である2種以上の円形ディンプル
及び
(y)非円形ディンプル又は直径が3.90mm未満である円形ディンプル
を備えている。直径が3.90mm以上4.80mm以下である円形ディンプル(x)の個数Naがディンプル総数Nに占める比率PNは、75%以上である。直径が3.90mm以上4.80mm以下である円形ディンプル(x)の容積Vaは、300mm3よりも大きい。この容積Vaが全ディンプルの総容積Vに占める比率PVは、95.0%よりも大きい。このゴルフボールでは、仮想球の表面積に対するディンプルの合計面積の占有率は、75%以上である。このゴルフボールの圧縮変形量は、2.0mm以上2.6mm以下である。
(1)曲げ弾性率が100MPa以上250MPa以下であり1価の金属イオンで中和さ れたアイオノマー樹脂、
(2)曲げ弾性率が100MPa以上250MPa以下であり2価の金属イオンで中和さ れたアイオノマー樹脂
及び
(3)スチレンブロック含有熱可塑性エラストマー
が併用されることが好ましい。曲げ弾性率は、「ASTM−D 790」の規格に準拠して測定される。曲げ弾性率が100MPa以上250MPa以下であるアイオノマー樹脂は、ゴルフボール2の反発性能に寄与する。スチレンブロック含有熱可塑性エラストマーは、ゴルフボール2の打球感及びコントロール性能に寄与する。1価の金属イオンで中和されたアイオノマー樹脂と2価の金属イオンで中和されたアイオノマー樹脂とが用いられることにより、ゴルフボール2の反発性能がより高められる。
(1)曲げ弾性率が100MPa以上250MPa以下であり1価の金属イオンで中和さ れたアイオノマー樹脂、
(2)曲げ弾性率が100MPa以上250MPa以下であり2価の金属イオンで中和さ れたアイオノマー樹脂、
(3)スチレンブロック含有熱可塑性エラストマー
及び
(4)他のポリマー
が併用されてもよい。他のポリマー(4)としては、他のアイオノマー樹脂、熱可塑性ポリウレタンエラストマー、熱可塑性ポリアミドエラストマー、熱可塑性ポリエステルエラストマー及び熱可塑性ポリオレフィンエラストマーが挙げられる。
s = ( Di / 2 )2 ・ π
図3に示されたゴルフボール2では、ディンプルAの面積sは16.26mm2であり、ディンプルBの面積sは15.21mm2であり、ディンプルCの面積sは14.19mm2であり、ディンプルDの面積sは13.53mm2であり、ディンプルEの面積sは12.88mm2であり、ディンプルFの面積sは11.95mm2であり、ディンプルGの面積sは5.73mm2である。このゴルフボール2におけるディンプル12の合計面積Sは、4604.2mm2である。このゴルフボール2の仮想球40の表面積は5754.9mm2なので、占有率Yは80.0%である。
90.0質量部のハイシスポリブタジエン(ジェイエスアール社の商品名「BR−18」)、10質量部のポリイソプレン(前述の「IR2200M」)、28質量部のアクリル酸亜鉛、5.0質量部の酸化亜鉛、22.3質量部の硫酸バリウム及び0.8質量部のジクミルパーオキサイド(日本油脂社)を混練し、ゴム組成物を得た。このゴム組成物を共に半球状キャビティを備えた上型及び下型からなる金型に投入し、170℃の温度下で15分間加熱して、直径が31.5mmであるセンターを得た。このセンターは、下記表1に示されたタイプC2である。一方、100質量部のハイシスポリブタジエン(前述の「BR−18」)、36質量部のアクリル酸亜鉛、5.0質量部の酸化亜鉛、6.4質量部の硫酸バリウム及び0.8質量部のジクミルパーオキサイド(日本油脂社)を混練し、ゴム組成物を得た。このゴム組成物は、下記表2に示されたタイプM2である。このゴム組成物からハーフシェルを形成し、上記センターを2枚のハーフシェルで覆った。このセンター及びハーフシェルを共に半球状キャビティを備えた上型及び下型からなる金型に投入し、170℃の温度下で15分間加熱して、直径が39.9mmであるコアを得た。さらに、45質量部のナトリウム中和二元アイオノマー樹脂(前述の「ハイミラン1555」)、45質量部の亜鉛中和二元アイオノマー樹脂(前述の「ハイミラン1557」)、10質量部のスチレンブロック含有熱可塑性エラストマー(前述の「ラバロンSR04」)及び3質量部の二酸化チタンを混練し、樹脂組成物を得た。この樹脂組成物は、下記表3に示されたタイプaである。次に、上記コアを内周面に多数の突起を備えた金型に投入し、コアの周囲に上記樹脂組成物を射出成形法により注入して、厚みが1.4mmであるカバーを成形した。カバーには、突起の形状が反転した形状のディンプルが多数形成された。このディンプルの仕様は、下記表4に示されたタイプIである。このカバーに塗装を施して、直径が約42.8mmであり質量が約45.4gである実施例1のゴルフボールを得た。
センター、中間層、カバー及びディンプルの仕様を下記表5から8に示される通りとした他は実施例1と同様にして、実施例2から9及び比較例1から9のゴルフボールを得た。
ホイールマシンにより、R&Aの規格に準じてゴルフボールの初速を測定した。12回の測定の平均値が、下記の表5から8に示されている。
ツルテンパー社のスイングマシンに、チタン合金製ヘッドを備えたドライバー(住友ゴム工業株式会社の商品名「XXIO」、シャフト硬度:S、ロフト角:10°)を装着した。このドライバーで、ヘッド速度が45m/secである条件でゴルフボールを打撃して、ゴルフボールの初速、打ち出し角度、打撃直後のバックスピンの速度、キャリー、ラン及びトータル距離を測定した。5回の測定の平均値が、下記表5から8に示されている。
10名のゴルファーにドライバーでゴルフボールを打撃させ、打球感を評価させた。打球感が良いと回答したゴルファーの数にもとづき、下記の格付けを行った。
A:7名以上
B:2名以上6名以下
C:0名又は1名
この結果が、下記表5から8に示されている。
10名のゴルファーにウェッジでゴルフボールを打撃させ、コントロール性を評価させた。コントロールしやすいと回答したゴルファーの数にもとづき、下記の格付けを行った。
A:7名以上
B:2名以上6名以下
C:0名又は1名
この結果が、下記表5から8に示されている。
上記飛距離テストと同等の条件で、ゴルフボールを繰り返し打撃した。100回打撃されるまでに破壊したゴルフボールの数にもとづき、下記の格付けを行った。
A:12個中で0個
B:12個中で1個又は2個
C:12個中で3個以上
この結果が、下記表5から8に示されている。
4・・・コア
6・・・カバー
8・・・センター
10・・・中間層
12・・・ディンプル
14・・・ランド
A・・・ディンプルA
B・・・ディンプルB
C・・・ディンプルC
D・・・ディンプルD
E・・・ディンプルE
F・・・ディンプルF
G・・・ディンプルG
Ed・・・エッジ
Claims (4)
- コアと、カバーと、240個以上360個以下のディンプルとを備えており、
このコアが、架橋ゴムからなるセンターと、架橋ゴムからなる中間層とを備えており、
このセンターに用いられるゴム組成物が、基材ゴムと、不飽和カルボン酸又はその金属塩と、有機過酸化物とを含んでおり、
この基材ゴムが、70質量%以上99質量%以下のポリブタジエンと、1質量%以上30質量%以下の天然ゴム又はポリイソプレンとを含んでおり、
このディンプルが、
(x)直径が3.90mm以上4.80mm以下である2種以上の円形ディンプル
及び
(y)非円形ディンプル又は直径が3.90mm未満である円形ディンプル
を含んでおり、
直径が3.90mm以上4.80mm以下である円形ディンプル(x)の個数Naがディンプル総数Nに占める比率PNが75%以上であり、
直径が3.90mm以上4.80mm以下である円形ディンプル(x)の容積Vaが300mm3よりも大きく、
この容積Vaが全ディンプルの総容積Vに占める比率PVが95.0%よりも大きく、
仮想球の表面積に対するディンプルの合計面積の占有率が75%以上であり、
圧縮変形量が2.0mm以上2.6mm以下であるゴルフボール。 - 上記カバーの主成分がアイオノマー樹脂又は熱可塑性エラストマーであり、このカバーの硬度が50以上60以下であり、このカバーの厚みが1.0mm以上1.5mm以下である請求項1に記載のゴルフボール。
- 縦方向たわみの一次固有振動数が950Hz以上1300Hz以下である請求項1又は2に記載のゴルフボール。
- 上記センターの直径が20mm以上35mm以下であり、このセンターの圧縮変形量Caが2.5mm以上4.0mm以下であり、
上記コアの直径が39.8mm以上41.7mm以下であり、このコアの圧縮変形量Cbが2.1mm以上2.8mm以下であり、
差(Ca−Cb)が0.5mm以上1.0mm以下である請求項1から3のいずれかに記載のゴルフボール。
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JP2004033414A JP2005224283A (ja) | 2004-02-10 | 2004-02-10 | ゴルフボール |
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JP2004033414A JP2005224283A (ja) | 2004-02-10 | 2004-02-10 | ゴルフボール |
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JP2005224283A true JP2005224283A (ja) | 2005-08-25 |
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JP2004033414A Pending JP2005224283A (ja) | 2004-02-10 | 2004-02-10 | ゴルフボール |
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2007190382A (ja) * | 2006-01-17 | 2007-08-02 | Bridgestone Sports Co Ltd | ゴルフボール |
JP2008023066A (ja) * | 2006-07-21 | 2008-02-07 | Sri Sports Ltd | ツーピースゴルフボール |
JP2011115593A (ja) * | 2009-12-02 | 2011-06-16 | Bridgestone Sports Co Ltd | マルチピースソリッドゴルフボール |
JP2018094129A (ja) * | 2016-12-14 | 2018-06-21 | 住友ゴム工業株式会社 | ゴルフボール |
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2004
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