JP2005220692A - 喫煙ルーム - Google Patents

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Abstract

【課題】屋外に簡易に設置でき、かつ排煙効率のよい喫煙ルームを提供する。
【解決手段】床面に箱形の骨組2を立設し、骨組2の側面に側面パネル20を設けると共に、上面に天井パネル40を設けてなる構造体であって、骨組2には側面の室外側に側面パネル20とその上方に設けられる透明パネル21とからなる壁面ユニット3と、引戸30の周囲に側面パネル20と透明パネル21を設けてなる出入口ユニット4とを固定すると共に、上面の室外側に排煙用開口部41を備えた天井パネル40に排煙設備42を連結してなる天井ユニット5を固定し、側面パネル20は下方部に吸気用開口部22を有し、吸気用開口部22から吸引された外気が排煙用開口部41から排出される。
【選択図】図1

Description

本発明は駅のホーム等に設置され外周面にパネルを取付けた箱形の家屋からなる喫煙ルームに関し、特に当該箱形の家屋に排煙設備を設けてなる喫煙ルームに関する。
近年、公共スペースにおける禁煙化が進められており、喫煙スペース以外での喫煙は禁じられていることが多い。喫煙スペースは、できるだけ分煙化することが望ましいので、仕切を設けて喫煙ルームを形成し、その中に排煙設備を設けることで他のスペースに影響しないように煙を排出するものが知られている。例えば、特許文献1や特許文献2に示すようなものがある。
特開2000−136644号公報 特開2001−180596号公報
しかし、従来の喫煙ルームは以下に述べる問題点を有していた。
従来の喫煙ルームは、特許文献1や特許文献2のように主に屋内に設置されることが前提であった。そのため、屋外に設置する喫煙ルームについては、その施工技術が十分に確立されていない。例えば駅のホームも公共スペースであり、原則としては禁煙とされ、限定された一部の場所を喫煙スペースとしていることが多い。ここで、駅のホームには屋根が設置されている場合もあるものの、基本的には屋外であることから、特に新幹線のホームなどには待合室として家屋が設けられる。この家屋を、中に灰皿等を設置して喫煙スペースとして用いる場合に、簡易に設置でき、しかも排煙効率のよい構造とすることが望まれている。
本発明は、上記問題点を解決すべくなされたものであり、屋外に簡易に設置でき、かつ排煙効率のよい喫煙ルームを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る喫煙ルームは、箱形の骨組の側面に側面パネルを設けると共に、上面に天井パネルを設けてなる構造体であって、
上記天井パネルは排煙用開口部を備え、上記側面パネルは下方部に吸気用開口部を有し、該吸気用開口部から吸引された外気が上記排煙用開口部から排出されることを特徴として構成されている。
また、本発明に係る喫煙ルームは、箱形に構成された骨組に対しその側面に側面パネルを設けると共に、上面に天井パネルを設けてなる構造体であって、
上記骨組には側面の室外側に側面パネルとその上方に設けられる透明パネルとからなる壁面ユニットと、引戸の周囲に上記側面パネルと透明パネルを設けてなる出入口ユニットとを設けると共に、上面の室外側に排煙用開口部を備えた天井パネルに排煙設備を連結してなる天井ユニットを設け、
上記側面パネルは下方部に吸気用開口部を有し、該吸気用開口部から吸引された外気が上記排煙用開口部から排出されることを特徴として構成されている。
さらに、本発明に係る喫煙ルームは、上記吸気用開口部は上記構造体において対向する上記側面パネルにそれぞれ設けられていることを特徴として構成されている。
さらにまた、本発明に係る喫煙ルームは、上記吸気用開口部は対向する上記各壁面ユニットに設けられる側面パネルの互いに対角となる位置にそれぞれ配置され、上記排煙用開口部は上記天井パネルの中央部付近に配置されていることを特徴として構成されている。
そして、本発明に係る喫煙ルームは、上記側面パネルは下面に溝部を備え、該溝部と上記床面の間に上記側面パネルの長手方向長さよりも短い長さに渡ってシール部材を設けて、上記吸気用開口部を形成することを特徴として構成されている。
また、本発明に係る喫煙ルームは、上記側面パネルは上記構造体の上下方向中間部に中間開口部を有し、該中間開口部及び上記吸気用開口部から吸引された外気が上記排煙用開口部から排出されることを特徴として構成されている。
本発明に係る喫煙ルームによれば、側面パネル下部の吸気用開口部から外気を取り入れ、天井パネルの排煙用開口部から排気するので、喫煙ルーム内における煙草の煙を効率よく排出することができる。また、排煙用開口部を有した天井パネルや吸気用開口部を有した側面パネルをそれぞれ骨組に取付けるようにしたので、施工を容易にすることができる。
また、本発明に係る喫煙ルームによれば、骨組の室外側に壁面ユニットや出入口ユニット及び天井パネルを固定するようにしたので、容易に組立てることができると共に、骨組が室外側に直接露出しないので、見栄えのよい喫煙ルームとすることができる。
さらに、本発明に係る喫煙ルームによれば、吸気用開口部は互いに対向する側面パネルにそれぞれ設けられているので、室内に対向流を生じさせて効率よく排煙を行うことができる。
さらにまた、本発明に係る喫煙ルームによれば、吸気用開口部は対向する各側面パネルの互いに対角となる位置にそれぞれ設けたことにより、吸気用開口部から取り込まれた外気は、室内において側面パネルに沿った対称な空気流を生じさせ、天井パネルの排煙用開口部への内向斜気流(旋風)を形成することにより、喫煙ルームの全域に渡って排煙効率をよくすることができ、特に隅部に空気のよどみができにくいようにすることができる。
そして、本発明に係る喫煙ルームによれば、側面パネルの下面に溝部を設け、床面との間に側面パネルの長手方向長さよりも短い長さに渡ってシール部材を設けて吸気用開口部を形成することにより、床面と側面パネルの間を必要な部分だけ吸気用開口部とし、それ以外の部分は外気が入らないようにシールすることができるので、取り込む外気の流速を確保することができ、煙草の煙を効率よく排気することができる。
また、本発明に係る喫煙ルームによれば、側面パネルは中間開口部を有し、そこからも外気が吸引されることにより、発煙部となる灰皿や、喫煙者の高さ近くに直接外気を取り込むことができるので、よどみなく煙を排出することができると共に、排煙のための流量の確保も容易にすることができる。
本発明の実施形態について図面に沿って詳細に説明する。この喫煙ルーム1は、屋外に設置されることを前提としており、特に本実施形態では駅のホームに設置されるものとする。ただし、設置できるのは駅のホームには限られず、空港や病院など公共のスペースをはじめ、様々な場所に設置することができる。図1は本実施形態における喫煙ルーム1の斜視図である。また、図2は喫煙ルーム1の正面図、図3は喫煙ルーム1の側面図、図4は喫煙ルーム1の平面図である。これら各図において本実施形態における喫煙ルーム1は、駅のホームの床面に支柱10を複数立設し、この支柱10を梁11で連結することで骨組2を形成し、その骨組2の室外側に側面パネル20や天井パネル40などのパネルを固定することで、箱形の構造体としてなるものである。
骨組2の構成についてより詳細に説明する。図4に示すように、支柱10は、床面に対して長方形状となるように配置され、長手方向にはそれぞれ4本ずつ配置される。支柱10はその下面において床面に対しボルト等によってしっかりと固定される。また、支柱10間にはそれぞれ梁11が設けられる。梁11は、支柱10をその上部において長手方向及び短手方向のいずれにも連結する。これら支柱10や梁11は、いずれも鉄骨にて構成される。ただし、骨組2としての強度を確保できる材料であれば他の金属等を用いてもよい。
このように形成された骨組2に対して、その長手方向の側面には壁面ユニット3を設ける。壁面ユニット3は、下部の側面パネル20と、その上部の透明パネル21とからなっており、骨組2の支柱10間を室外側から覆うように固定される。側面パネル20としてはアルミパネルを用い、また透明パネル21としてはガラスを用いる。ただし、他の材料からなるものでもよく、側面パネル20には金属材や樹脂材等を用いることができ、透明パネル21にはアクリル等を用いることができる。
図2に示すように、壁面ユニット3の側面パネル20は、骨組2の長手方向略全長に渡る1枚のパネルで構成している。図5には側面パネル20の下部における断面図を示す。この図に示すように側面パネル20は、その下部に断面L字状の固定部材25を設け、固定部材25のそれぞれの面を側面パネル20と支柱10にボルト26で固定することにより、側面パネル20を支柱10に固定することができる。また、側面パネル20の上部においても、同様に固定部材25を用いて支柱10に対して固定する。このようにして各支柱10について固定することにより、側面パネル20を骨組2の側面に固定することができる。
透明パネル21は、骨組2の長手方向において、支柱10間にそれぞれ2枚ずつ設けられる。各透明パネル21は、下部は側面パネル20の上面に形成された上溝部に差し込まれる。上溝部に側面パネル20を差し込んだら、シリコーン等からなるシール材によって隙間を埋めて、気密性や水密性を確保する。透明パネル21の側部は一方を支柱10に固定し、もう一方は反対側の支柱10に固定された透明パネル21と突き合わされ、間に天井パネル40から側面パネル20に渡るリブ27を介して互いに固定される。ここで、リブ27を介することなく、透明パネル21同士を直接突き合わせて、シール材で間を埋めるようにしてもよい。透明パネル21の上部は骨組2の上面に設けられる天井パネル6の下面に形成された溝部に差し込まれる。この部分にも、シール材を設けて気密性や水密性を確保する。
また、骨組2の短手方向の側面には、それぞれ出入口ユニット4を設ける。図3に示すように、出入口ユニット4には、喫煙ルーム1の人の出入りが可能となるように引戸30が設けられる。引戸30は、その略全面が透明なガラスで形成される。引戸30の上部には引戸30を走行自在に支持するレール部材31が設けられる。閉じた状態の引戸30が配置される部分以外には、側面パネル20が設けられ、それぞれ固定部材25により支柱10に対して固定する。また、側面パネル20の上方には、壁面ユニット3と同様に透明パネル21が設けられる。
出入口ユニット4の透明パネル21は、レール部材31よりも室外側に設けられ、壁面ユニット3の透明パネル21と同様に側面パネル20と天井パネル40の各溝部に差し込まれ、シール材を設けた上で固定される。そして、各透明パネル21の端部には、それぞれ床面から天井パネル40に渡る補強材32が設けられ、透明パネル21端部における強度を確保している。さらに、補強材32間にはレール部材31と略同じ高さに横桟33が設けられ、各補強材32、32、横桟33、及び天井パネル40に囲まれた領域にも、透明パネル21を設ける。なお、透明パネル21はレール部材31よりも室外側にあることから、レール部材31に案内される引戸30は、開いた際には透明パネル21と骨組2の隙間に納められることになる。
壁面ユニット3及び出入口ユニット4は透明でない側面パネル20の上方に透明パネル21を設けてなることにより、ガラス等の割れやすい材料により構成される透明パネル21が足元付近には配置されないので、誤って透明パネル21を破損させることを少なくすることができる。また、喫煙ルーム1内の足元から腰部にかけて室外側から直接見えないようにすることができ、喫煙ルーム1内の人に安心感を与えることができる。なお、壁面ユニット3や出入口ユニット4としては、側面パネル20の上方に透明パネル21を設ける構造だけでなく、全面を透明パネル21で構成した上で、その下部における室内外面にそれぞれ側面パネル20を設けるような構造としてもよい。
また、骨組2の上面には天井ユニット5を設ける。天井ユニット5は、天井パネル40と、天井パネル40に設けられた排煙用開口部41に連結された排煙設備42とからなっており、骨組2の室外側から取付けられる。天井パネル40は、骨組2の梁11に対して数カ所でボルト止めにより固定される。
天井パネル40には、図4に示すように中央部に4つの排煙用開口部41が設けられる。さらに天井パネル40の上部には排煙用開口部41からダクト43を介して排煙設備42が設けられている。排煙設備42には換気扇等が内蔵されており、喫煙ルーム1内の空気を排煙用開口部41を介して吸引することができる。喫煙ルーム1から吸引した空気には煙草の煙等が含まれているので、ホームのその他の場所に影響を及ぼさないように、屋外に排出させる。
喫煙ルーム1の組立てに際しては、まず床面に骨組2を立設する。次にこの骨組2の側面に対して壁面ユニット3及び出入口ユニット4を室外側から固定する。ここで、壁面ユニット3及び出入口ユニット4は、あらかじめ組立てた状態で骨組2に対して固定する。ただし、側面パネル20や透明パネル21をそれぞれ別々に骨組2に対して固定するようにしてもよい。骨組2に壁面ユニット3及び出入口ユニット4を固定したら、骨組2の室外側から天井ユニット5を固定する。この際に、壁面ユニット3及び出入口ユニット4の透明パネル21の上端部を、天井パネル40の溝部に差し込んでシール材を設けた上で固定する。このように、本実施形態における喫煙ルーム1は、骨組2に対して室外側から壁面ユニット3と出入口ユニット4及び天井ユニット5を取付けることができるので、容易に施工することができる。
ここで、喫煙ルーム1には内部の空気を換気するために、外気を取り込み、それを排出する構造が採用されている。空気を排出する機構については、上述したように天井ユニット5の排煙用開口部41を介して排煙設備42を設けることで実現している。一方で外気を喫煙ルーム1内に取り込む構造が必要となる。この外気を取り込むための構造について詳細に説明する。
図5の断面図に示すように、壁面ユニット3における側面パネル20の下部と床面の間には隙間が設けられている。側面パネル20の下面には溝部20aが形成されており、この溝部20aと床面の間にシール部23を設けることによって、この隙間から空気が入らないようにシールしている。一方で、図1に示すようにこのシール部23は側面パネル20の長手方向または短手方向の全長に渡って設けるのではなく、一部シールしない領域を設けることで、側面パネル20の下方部に吸気用開口部22を形成している。この吸気用開口部22から外気を取り込み、天井ユニット5の排煙設備42から喫煙ルーム1内の空気を排出することにより、喫煙ルーム1内を換気することができる。
また、この吸気用開口部22は、図4に示すように、対向する側面パネル20にそれぞれ配置しており、かつ対角となる位置に設けている。したがって、各吸気用開口部22から取り込まれた空気は、喫煙ルーム1内においてまず側面パネル20に沿って流れる。そして、喫煙ルーム1内の空気は天井パネル40の排煙用開口部41から常時排出されているので、その流れがらせん状に上昇し、結果として喫煙ルーム1に内向斜気流を生じさせる。このように吸気用開口部22を配置して、喫煙ルーム1内に内向斜気流を生じさせていることにより、喫煙ルーム1の隅部にまで空気の流れが行き渡るので、喫煙ルーム1の全域に渡って排煙効率をよくすることができる。
側面パネル20には、下方部に設ける吸気用開口部22の他に、喫煙ルーム1の上下方向中間位置に中間開口部24を形成してある。図1に示すように、中間開口部24は壁面ユニット3を構成する側面パネル20のみに設けられ、出入口ユニット4を構成する側面パネル20には設けられない。ただし、出入口ユニット4を構成する側面パネル20にも中間開口部24を設けるようにしてもよい。この中間開口部24と上記吸気用開口部22の両方から外気を取り込み、天井パネル40の排煙用開口部41から空気を排出することで、喫煙ルーム1内を換気する。中間開口部24を側面パネル20に設けたことにより、喫煙ルーム1内で発煙部となる灰皿や喫煙者の高さ近くで、外気を取り込むことができるので、よどみなく煙を排出することができると共に、排煙のための流量の確保も容易にすることができる。
また、図6には壁面ユニット4の断面図について示している。図6では、側面パネル20の右側が室外側であり、左側が室内側である。この図に示すように、中間開口部24は側面パネル20に対し室外側から室内側にかけて斜め上方を向くように形成されている。これにより、中間開口部24を介して室外側から室内側が直接見えることのないようにしている。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の適用は本実施形態には限られず、その技術的思想の範囲内において様々に適用されうるものである。まず、喫煙ルーム1の大きさについては、本実施形態より小さいものであっても、大きいものであっても、それぞれ本発明の適用は可能である。骨組2を構成する支柱10や梁11の本数は、喫煙ルーム1の大きさに応じて様々に設定することができ、側面パネル20や天井パネル40は、本実施形態ではそれぞれ1枚を設けるようにしているが、喫煙ルーム1が大きければ、それらを分割して骨組2に対して固定するようにしてもよい。
また、本実施形態ではシール部23を側面パネル20の長手方向長さよりも短い長さに渡って設けることにより、吸気用開口部22を形成しているが、吸気用開口部22は側面パネル20の下方部に形成されていればよく、したがって例えばシール部23は側面パネル20の長手方向全長に渡って設け、側面パネル20の下部にシール部23とは別に吸気用開口部22を形成するようにしてもよい。さらに、本実施形態では排煙用開口部41が天井パネル40の中央部付近に円形状に4個所配置されている。しかし、排煙用開口部41の配置及び数はこれに限られず、天井パネル40の中央部付近に配置して、所定の排気能力を発揮できるように設けられていればよい。
さらに、本実施形態では吸気用開口部22を喫煙ルーム1の長手方向となる壁面ユニット3の下部に設けているが、吸気用開口部22は喫煙ルーム1の短手方向となる出入口ユニット4の下部にも併せて設けることができる。ここで、出入口ユニット4の下部に設ける吸気用開口部22についても、側面パネル20の互いに対角となる位置に設けることにより、内向斜気流を生じさせることができる。
本実施形態における喫煙ルームの斜視図である。 喫煙ルームの正面図である。 喫煙ルームの側面図である。 喫煙ルームの天井ユニットを取付けていない状態における平面図である。 骨組と壁面ユニットの下部における断面図である。 側面パネルの断面図である。
符号の説明
1 喫煙ルーム
2 骨組
3 壁面ユニット
4 出入口ユニット
5 天井ユニット
10 支柱
11 梁
20 側面パネル
20a 溝部
21 透明パネル
22 吸気用開口部
23 シール部
24 中間開口部
30 引戸
40 天井パネル
41 排煙用開口部
42 排煙設備

Claims (6)

  1. 骨組の側面に側面パネルを設けると共に、上面に天井パネルを設けてなる箱形の構造体であって、
    上記天井パネルは排煙用開口部を備え、上記側面パネルは下方部に吸気用開口部を有し、該吸気用開口部から吸引された外気が上記排煙用開口部から排出されることを特徴とする喫煙ルーム。
  2. 箱形に構成された骨組に対しその側面に側面パネルを設けると共に、上面に天井パネルを設けてなる構造体であって、
    上記骨組には側面の室外側に側面パネルとその上方に設けられる透明パネルとからなる壁面ユニットと、引戸の周囲に上記側面パネルと透明パネルを設けてなる出入口ユニットとを設けると共に、上面の室外側に排煙用開口部を備えた天井パネルに排煙設備を連結してなる天井ユニットを設け、
    上記側面パネルは下方部に吸気用開口部を有し、該吸気用開口部から吸引された外気が上記排煙用開口部から排出されることを特徴とする喫煙ルーム。
  3. 上記吸気用開口部は上記構造体において対向する上記側面パネルにそれぞれ設けられていることを特徴とする請求項1または2記載の喫煙ルーム。
  4. 上記吸気用開口部は対向する上記各壁面ユニットに設けられる側面パネルの互いに対角となる位置にそれぞれ配置され、上記排煙用開口部は上記天井パネルの中央部付近に配置されていることを特徴とする請求項3記載の喫煙ルーム。
  5. 上記側面パネルは下面に溝部を備え、該溝部と上記床面の間に上記側面パネルの長手方向長さよりも短い長さに渡ってシール部材を設けて、上記吸気用開口部を形成することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の喫煙ルーム。
  6. 上記側面パネルは上記構造体の上下方向中間部に中間開口部を有し、該中間開口部及び上記吸気用開口部から吸引された外気が上記排煙用開口部から排出されることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の喫煙ルーム。
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