JP2005219991A - 水素含有ガス生成装置の運転方法及び水素含有ガス生成装置 - Google Patents
水素含有ガス生成装置の運転方法及び水素含有ガス生成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005219991A JP2005219991A JP2004031922A JP2004031922A JP2005219991A JP 2005219991 A JP2005219991 A JP 2005219991A JP 2004031922 A JP2004031922 A JP 2004031922A JP 2004031922 A JP2004031922 A JP 2004031922A JP 2005219991 A JP2005219991 A JP 2005219991A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reforming
- gas
- section
- supply amount
- fuel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Hydrogen, Water And Hydrids (AREA)
Abstract
【解決手段】 改質バーナ1への燃料の供給量を調節する燃料供給量調節手段34及び改質バーナ1への燃焼用空気の供給量を調節する燃焼用空気供給量調節手段40を制御する制御手段Cが、改質バーナ1への燃料供給量に対する燃焼用空気供給量の比率を運転時間が経過するほど大きくする状態で、改質部Rの温度を一定又は略一定に維持するように改質バーナ1への燃料供給量及び燃焼用空気供給量を調節すべく、燃料供給量調節手段34及び燃焼用空気供給量調節手段40を制御するように構成されている。
【選択図】 図1
Description
前記改質バーナの燃焼排ガスが通流される加熱用燃焼排ガス通流部による水の加熱により水蒸気を生成して、生成した水蒸気を前記改質部に供給される原燃料に混合する水蒸気生成部と、
前記改質部から供給される改質処理ガスが通流される改質処理ガス通流部を備えて、前記加熱用燃焼排ガス通流部を通過した燃焼排ガスが通流される冷却用燃焼排ガス通流部により前記改質処理ガス通流部における少なくとも始端側部分を除いた部分が冷却される状態で、前記改質処理ガス通流部を通流される改質処理ガス中の一酸化炭素ガスを二酸化炭素ガスに変成処理する変成部と、
前記改質部から前記変成部に供給される改質処理ガスにより、前記改質部へ供給される混合状態の原燃料及び水蒸気を加熱する原燃料加熱用熱交換部とが設けられた水素含有ガス生成装置の運転方法及び水素含有ガス生成装置に関する。
そして、改質部においては、改質バーナにて燃料を燃焼させて、原燃料の改質処理が可能なように加熱し、水蒸気生成部においては、改質バーナから排出される燃焼排ガスが通流される加熱用燃焼排ガス通流部により水を加熱して改質用の水蒸気を生成し、原燃料加熱用熱交換部においては、改質部から変成部に供給される改質処理ガスにより、改質部へ供給される混合状態の原燃料及び水蒸気を加熱し、変成部においては、原燃料加熱用熱交換部にて熱交換した改質処理ガスを改質処理ガス通流部に通流させると共に、加熱用燃焼排ガス通流部を通過した燃焼排ガスを冷却用燃焼排ガス通流部を通流させて、改質処理ガス通流部における少なくとも始端側部分を除いた部分を冷却しながら改質処理ガス通流部を通流される改質処理ガス中の一酸化炭素ガスを二酸化炭素ガスに変成処理するようになっている(例えば、特許文献1参照。)。
即ち、変成部における一酸化炭素変成反応は、モル数の変化が無く、発熱を伴う平衡反応であり、供給される改質処理ガスの成分や変成触媒の活性が一定であれば、改質処理ガス通流部から排出される変成処理後の改質処理ガス中の一酸化炭素ガス濃度は、その変成処理後の改質処理ガスが改質処理ガス通流部から排出される温度により決まるものであり、平衡的には改質処理ガス通流部から排出される温度が低いほど変成処理後の改質処理ガス中の一酸化炭素ガス濃度が低くなり、一方、変成反応速度は、改質処理ガス通流部を通流する改質処理ガスの温度が高いほど速くなって、高い活性が得られる。
そこで、発熱反応である一酸化炭素変成反応が行われる改質処理ガス通流部を冷却用燃焼排ガス通流部にて冷却するに当たって、改質処理ガス通流部における少なくとも始端側部分を除いた部分を冷却するようにすることにより、改質処理ガス通流部の始端側部分の温度を高く維持して一酸化炭素変成反応を促進させながら、改質処理ガス通流部の出口温度を低くするようにして、一酸化炭素ガス濃度の低い水素含有ガスを生成するようにしている。
ちなみに、従来では、一定に維持すべき改質バーナの燃料空気供給量比率としては、空気比(空気過剰率)λにて例えば1.27程度に設定する。
従って、運転時間の経過に伴って変成触媒の活性が低下すると、改質処理ガス通流部の始端側部分では、変成反応に伴う発熱量が減少して温度が低下することになるため、変成反応速度が低下することになり、改質処理ガス通流部から排出される変成処理後の改質処理ガスの一酸化炭素濃度が高くなる。
従って、従来では、水素含有ガス生成装置にて生成される生成水素含有ガス中の一酸化炭素濃度が運転時間の経過に伴って高くなるという問題があった。
前記改質バーナの燃焼排ガスが通流される加熱用燃焼排ガス通流部による水の加熱により水蒸気を生成して、生成した水蒸気を前記改質部に供給される原燃料に混合する水蒸気生成部と、
前記改質部から供給される改質処理ガスが通流される改質処理ガス通流部を備えて、前記加熱用燃焼排ガス通流部を通過した燃焼排ガスが通流される冷却用燃焼排ガス通流部により前記改質処理ガス通流部における少なくとも始端側部分を除いた部分が冷却される状態で、前記改質処理ガス通流部を通流される改質処理ガス中の一酸化炭素ガスを二酸化炭素ガスに変成処理する変成部と、
前記改質部から前記変成部に供給される改質処理ガスにより、前記改質部へ供給される混合状態の原燃料及び水蒸気を加熱する原燃料加熱用熱交換部とが設けられた水素含有ガス生成装置の運転方法であって、
その第1特徴構成は、前記改質バーナへの燃料供給量に対する燃焼用空気供給量の比率を運転時間が経過するほど大きくする状態で、前記改質部の温度を一定又は略一定に維持するように前記改質バーナへの燃料供給量及び燃焼用空気供給量を調節する点を特徴とする。
従って、運転時間の経過に伴って変成触媒の活性が低下しても、運転時間が経過するほど、変成部へ供給される改質処理ガスの温度を高くして、改質処理ガス通流部の始端側部分の温度を高くすることが可能になるので、変成触媒の活性低下による変成反応速度の低下を抑制することが可能になり、もって、改質処理ガス通流部から排出される変成処理後の改質処理ガスの一酸化炭素濃度が高くなるのを抑制することができる。
つまり、運転時間が経過するほど単位原燃料供給量当たりの改質バーナへの燃料供給量を多くして改質バーナにて発生する熱量を増加させることにより、運転時間が経過するほど変成部へ供給される改質処理ガスの温度を高くして、改質処理ガス通流部の始端側部分の温度を高くすることが可能なようにするのであるが、単に単位原燃料供給量当たりの改質バーナへの燃料供給量だけを多くすると、改質部の温度が高くなることから、改質部の温度を一定又は略一定に維持するように、運転時間が経過するほど単位原燃料供給量当たりの改質バーナへの燃焼用空気供給量を多くしているのであり、上述のように、改質バーナの燃料空気供給量比率を運転時間が経過するほど大きくする状態で、改質部の温度を一定又は略一定に維持するように改質バーナへの燃料供給量及び燃焼用空気供給量を調節するのである。
即ち、変成部へ供給される改質処理ガスの温度を高くして運転時間の経過に伴って低下した変成反応速度を高くするように、改質バーナにて発生する熱量を増加させるべく、改質バーナへの燃料供給量を多くすることになり、そして、改質バーナへの燃料供給量だけを多くすると改質部の温度が高くなることから、改質部の温度を一定又は略一定に維持可能なように、改質バーナの燃料空気供給量比率を大きくする状態で、改質バーナへの燃焼用空気供給量を多くすることになる。
つまり、改質バーナの燃料空気供給量比率を運転時間が経過するほど大きくする状態で、改質部の温度を一定又は略一定に維持するように改質バーナへの燃料供給量及び燃焼用空気供給量を調節することにより、運転時間が経過するほど、改質バーナの燃焼排ガスにより水蒸気生成部に供給される水蒸気生成用の熱量が多くなって、その水蒸気生成部にて生成される水蒸気の温度が高くなり、原燃料加熱用熱交換部に供給される混合状態の原燃料及び水蒸気の温度も高くなるので、その混合状態の原燃料及び水蒸気と原燃料加熱用熱交換部にて熱交換したのち変成部へ供給される改質処理ガスの温度が高くなる。
従って、運転時間の経過に伴って変成触媒の活性が低下しても、運転時間が経過するほど、改質処理ガス通流部の始端側部分の温度を高くすることが可能になって、変成触媒の活性低下による変成反応速度の低下を抑制することが可能になり、もって、改質処理ガス通流部から排出される変成処理後の改質処理ガスの一酸化炭素濃度が高くなるのを抑制することができるのである。
又、改質バーナの燃料空気供給量比率を運転時間が経過するほど大きくするにしても、改質部の温度を一定又は略一定に維持する状態で大きくするので、改質部における改質処理を所定通りに適正に行わせることが可能となる。
要するに、運転時間の経過に伴う生成水素含有ガス中の一酸化炭素濃度の上昇を抑制し得る水素含有ガス生成装置の運転方法を提供することができるようになった。
前記改質バーナの燃焼排ガスが通流される加熱用燃焼排ガス通流部による水の加熱により水蒸気を生成して、生成した水蒸気を前記改質部に供給される原燃料に混合する水蒸気生成部と、
前記改質部から供給される改質処理ガスが通流される改質処理ガス通流部を備えて、前記加熱用燃焼排ガス通流部を通過した燃焼排ガスが通流される冷却用燃焼排ガス通流部により前記改質処理ガス通流部における少なくとも始端側部分を除いた部分が冷却される状態で、前記改質処理ガス通流部を通流される改質処理ガス中の一酸化炭素ガスを二酸化炭素ガスに変成処理する変成部と、
前記改質部から前記変成部に供給される改質処理ガスにより、前記改質部へ供給される混合状態の原燃料及び水蒸気を加熱する原燃料加熱用熱交換部とが設けられた水素含有ガス生成装置であって、
その第1特徴構成は、前記改質バーナへの燃料の供給量を調節する燃料供給量調節手段及び前記改質バーナへの燃焼用空気の供給量を調節する燃焼用空気供給量調節手段を制御する制御手段が、前記改質バーナへの燃料供給量に対する燃焼用空気供給量の比率を運転時間が経過するほど大きくする状態で、前記改質部の温度を一定又は略一定に維持するように前記改質バーナへの燃料供給量及び燃焼用空気供給量を調節すべく、前記燃料供給量調節手段及び前記燃焼用空気供給量調節手段を制御するように構成されている点を特徴とする。
従って、運転時間の経過に伴って変成触媒の活性が低下しても、運転時間が経過するほど、変成部へ供給される改質処理ガスの温度を高くして、改質処理ガス通流部の始端側部分の温度を高くすることが可能になるので、変成触媒の活性低下による変成反応速度の低下を抑制することが可能になり、もって、改質処理ガス通流部から排出される変成処理後の改質処理ガスの一酸化炭素濃度が高くなるのを抑制することができる。
つまり、運転時間が経過するほど単位原燃料供給量当たりの改質バーナへの燃料供給量を多くして改質バーナにて発生する熱量を増加させることにより、運転時間が経過するほど変成部へ供給される改質処理ガスの温度を高くして、改質処理ガス通流部の始端側部分の温度を高くすることが可能なようにするのであるが、単に単位原燃料供給量当たりの改質バーナへの燃料供給量だけを多くすると、改質部の温度が高くなることから、改質部の温度を一定又は略一定に維持するように、運転時間が経過するほど単位原燃料供給量当たりの改質バーナへの燃焼用空気供給量を多くしているのであり、上述のように、改質バーナの燃料空気供給量比率を運転時間が経過するほど大きくする状態で、改質部の温度を一定又は略一定に維持するように改質バーナへ燃料供給量及び燃焼用空気供給量を調節すべく、燃料供給量調節手段及び燃焼用空気供給量調節手段を制御するのである。
又、改質バーナの燃料空気供給量比率を運転時間が経過するほど大きくするにしても、改質部の温度を一定又は略一定に維持する状態で大きくするので、改質部における改質処理を所定通りに適正に行わせることが可能となる。
要するに、運転時間の経過に伴う生成水素含有ガス中の一酸化炭素濃度の上昇を抑制し得る水素含有ガス生成装置を提供することができるようになった。
前記水蒸気生成部、前記改質部、前記原燃料加熱用熱交換部及び前記変成部が、前記水蒸気生成部、前記改質部、前記原燃料加熱用熱交換部、前記変成部の順に並び且つ隣接するもの同士で伝熱可能な状態で並設されている点を特徴とする。
そこで、水蒸気生成部、改質部、原燃料加熱用熱交換部及び変成部を、水蒸気生成部、改質部、原燃料加熱用熱交換部、変成部の順に並び且つ隣接するもの同士で伝熱可能な状態で並設することにより、水蒸気生成部、改質部、原燃料加熱用熱交換部及び変成部の夫々からの放熱損失を抑制することが可能になると共に、水素含有ガス生成装置の周囲温度が変動しても、水蒸気生成部、改質部、原燃料加熱用熱交換部及び変成部夫々の温度変動を抑制することが可能になる。
そして、水蒸気生成部、改質部、原燃料加熱用熱交換部及び変成部の夫々からの放熱損失を抑制することが可能になることにより、水素含有ガス生成装置における水素含有ガス生成効率を向上することが可能になり、又、水蒸気生成部、改質部、原燃料加熱用熱交換部及び変成部夫々の温度変動を抑制することが可能になることにより、水蒸気生成部における水蒸気生成処理、改質部における原燃料の改質処理、及び、変成部における一酸化炭素の変成処理を安定化させることが可能になって、水素含有ガス生成装置全体としての水素含有ガス生成処理を安定化させることが可能になる。
ちなみに、水蒸気生成部、改質部、原燃料加熱用熱交換部及び変成部を互いに分離状態で設ける場合が想定されるが、その場合は、水蒸気生成部、改質部、原燃料加熱用熱交換部及び変成部の夫々からの放熱損失が大きくなると共に、周囲温度の変動に伴って、水蒸気生成部、改質部、原燃料加熱用熱交換部及び変成部夫々の温度変動が大きくなり易い。
従って、水素含有ガス生成効率の向上及び水素含有ガス生成処理の安定化を図る上で好ましい手段を提供することができるようになった。
図1に示すように、水素含有ガス生成装置Pは、炭化水素系の原燃料ガスと水蒸気とが混合状態で供給されて、原燃料ガスを改質バーナ1による加熱状態で水蒸気を用いて改質処理して水素ガスを主成分とする改質処理ガスを生成する改質部R、改質バーナ1の燃焼排ガスが通流される加熱用燃焼排ガス通流部2による水の加熱により水蒸気を生成して、生成した水蒸気を改質部Rに供給される原燃料ガスに混合する水蒸気生成部S、改質部Rから供給される改質処理ガスが通流される改質処理ガス通流部としての変成用改質処理ガス通流部3を備えて、前記加熱用燃焼排ガス通流部2を通過した燃焼排ガスが通流される冷却用燃焼排ガス通流部4により変成用改質処理ガス通流部3における少なくとも始端側部分を除いた部分が冷却される状態で、変成用改質処理ガス通流部3を通流される改質処理ガス中の一酸化炭素ガスを二酸化炭素ガスに変成処理する変成部T、改質部Rから変成部Tに供給される改質処理ガスにより、改質部Rへ供給される混合状態の原燃料及び水蒸気を加熱する脱硫後原燃料加熱用熱交換部Ea、及び、水素含有ガス生成装置Pの運転を制御する制御部C等を備えて構成してある。
そして、脱硫前原燃料加熱用熱交換部Ebにて予熱した原燃料ガスを、脱硫器5にて脱硫処理し、その脱硫した原燃料ガスに水蒸気を混合させて、その混合状態の原燃料ガスと水蒸気を脱硫後原燃料加熱用熱交換部Eaにて加熱した後、改質部Rに供給して改質処理し、その改質処理した改質処理ガスを、改質部加熱用通流部6、脱硫後原燃料加熱用熱交換部Ea、脱硫前原燃料加熱用熱交換部Ebを順次通流させて、改質部加熱用通流部6の通流の際には改質部Rを加熱させ、脱硫後原燃料加熱用熱交換部Eaの通流の際には、改質部Rに供給される混合状態の原燃料ガス及び水蒸気を加熱させ、脱硫前原燃料加熱用通流部Ebの通流の際には、脱硫器5に供給される原燃料ガスを加熱させた後、変成部Tに供給して、変成処理するようになっている。
又、変成部Tから排出されて選択酸化部Oへ供給される改質処理ガスと、水蒸気生成部Sへ供給する原料水とを熱交換させて、原料水を予熱する原料水予熱用熱交換器10を設けてある。
燃料電池Gは、詳細な説明は省略するが、高分子膜を電解質とする固体高分子型であり、水素含有ガス生成装置Pから供給される燃料ガス中の水素と、発電用ファン13から供給される反応用空気中の酸素との電気化学反応により発電するように構成してある。
前記脱硫器5は、例えば150〜300°Cの範囲の脱硫処理温度で、脱硫触媒にて原燃料ガス中の硫黄化合物を水素化して、その水素化物を酸化亜鉛に吸着させて脱硫するように構成してある。
複数の容器Bのうちの一部は、一つの扁平な室を備えるように形成した単室具備容器Bmにて構成し、残りは、区画された二つの扁平な室を備えるように形成した双室具備容器Bdにて構成してある。
各単室具備容器Bmや、各双室具備容器Bdには、必要に応じて、流体供給用や流体排出用の接続ノズル44を内部の室と連通する状態で取り付けてある。
又、図示を省略するが、必要に応じて、容器Bの室内を蛇行状流路になるように構成して、流体の通流経路を長くしている。
8個の双室具備容器Bdの区別が明確になるように、便宜上、双室具備容器を示す符号Bdの後に、左からの並び順を示す符号1,2,3……………8を付す。
単室具備容器Bmを用いて、前記改質部加熱用通流部6を構成してある。
又、その左から4個目の双室具備容器Bd4の右側の室を用いて、前記脱硫前原燃料ガス通流部19を構成し、左から5個目の双室具備容器Bd5の左側の室を用いて、前記下流側熱交換用通流部18を構成して、それら左から4個目の双室具備容器Bd4の右側の室を備えた部分及び左から5個目の双室具備容器Bd5の左側の室を備えた部分を用いて、前記脱硫前原燃料加熱用熱交換部Ebを構成してある。
ネジ式連結手段は、ボルト45、一対のナット46及び一対のスプリングワッシャ47から成る。
各保持板49は、L字状に形成すると共に、各保持板49は、2本の補強用リブ48にて補強してある。
そして、一対の保持板49にボルト45を挿通した状態で、そのボルト45の両側からスプリングワッシャ47を介してナット46にて締め付けることにより、複数の容器Bを並び方向に直交する方向での相対移動を許容する状態で並び方向両側から押し付けるようにしてある。又、スプリングワッシャ47の伸縮作用により、各容器Bの並び方向での膨張収縮も許容するようにしてある。
尚、一対の保持板49を立設して、その一対の保持板49にて支持する状態で、水素含有ガス生成装置Pを設置する。
最後段(4段目)の変成用改質処理ガス通流部3と酸化用改質処理ガス通流部15とを接続するガス処理用流路24に、後述する原料水供給路26を流れる原料水を変成処理後の改質処理ガスにて予熱すべく、前記原料水予熱用熱交換器10を設けると共に、改質処理ガスから凝縮水を除去するドレントラップ27を、その原料水予熱用熱交換器10よりも下流側の箇所に設けてある。
改質部温度センサT1は、改質処理用通流部11における改質処理ガスの出口部近傍の温度を検出するように設け、選択酸化部温度センサT2は、扁平形状の酸化用改質処理ガス通流部15における面方向の中央部近傍の温度を検出するように設けてある。
水素含有ガス生成装置Pを起動するときは、前記燃料電池Gからはオフガスが供給されないので、前記追加燃料調整弁34を開弁して、前記ガス燃料供給路33を通じて供給される都市ガスにて前記改質バーナ1を燃焼させて前記改質部Rを加熱し、前記脱硫器用ヒータ20を加熱作動させて前記脱硫器5を加熱し、前記変成部用ヒータ21を加熱作動させて前記変成部Tを加熱する起動運転を行い、その起動運転は、前記改質部温度センサT1の検出温度が予め設定した設定改質処理温度になるまで継続する。
従って、運転時間の経過に伴って変成触媒の活性が低下しても、運転時間が経過するほど、変成用改質処理ガス通流部3の始端側部分の温度を高くすることが可能になって、変成触媒の活性低下による変成反応速度の低下を抑制することが可能になり、もって、最後段の変成用改質処理ガス通流部3から排出される変成処理後の改質処理ガスの一酸化炭素濃度が高くなるのを抑制することができる。
次に、制御部Cがガス生成運転を実行するときの制御動作について説明する。
制御部Cは、原燃料ガス供給量が発電出力に応じた量になるように原燃料ガス調整弁25を制御し、改質バーナ1の燃料空気供給量比率を運転時間が経過するほど大きくする状態で、改質部温度センサT1の検出温度が予め設定した設定改質処理温度になるように改質バーナ1への燃料供給量及び燃焼用空気供給量を調節すべく、追加燃料調整弁34及び燃焼用空気調整弁40それぞれを制御し、並びに、選択酸化部温度センサT2の検出温度が予め設定した設定選択酸化処理温度になるように冷却用の通風量を調節すべく、冷却用ファン8の作動を制御する。
予め、前記設定発電出力に対応する設定原燃料ガス供給量を設定して、制御部Cに記憶させてある。
又、改質バーナ1の燃料空気供給量比率である空気比(空気過剰率)λを運転時間が経過するほど大きくするように設定すると共に、各設定空気比λ夫々について、各空気比λにて改質バーナ1を燃焼させたときに、改質部Rの温度を設定改質処理温度に維持するためのガス燃料供給路33を通じての都市ガスの供給量(以下、追加燃料供給量と称する場合がある)と燃焼用空気供給量とを設定して、それら設定追加燃料供給量及び設定燃焼用空気供給量を積算運転時間に対応させて制御部Cに記憶させてある。
設定原燃料ガス供給量:4.2L(標準状態)/min
オフガス供給量 :9.3L(標準状態)/min
改質触媒:Ru/AL203
変成触媒:CuO−ZnO系
原燃料ガス:天然ガスベース13A都市ガス(CH4=88.9、C2H6=6.8、C3H8=3.1、C4H10=1.2vol%)
オフガス:H2=49.0%、N2=6.0,CH4=3.0,CO2=42.0vol%の組成の模擬ガス
改質部Rに水蒸気として供給される水分子のモル数と原燃料ガスとして供給される炭素のモル数との比(S/C):2.5
つまり、積算運転時間が60000時間程度経過したときに、空気比λを初期の1.27から1.45に大きくする状態で、改質部Rの温度を設定改質処理温度に維持するように改質バーナ1への燃料供給量及び燃焼用空気供給量を調節すると、変成用改質処理ガス通流部3から排出される変成処理後の改質処理ガスの温度は空気比λの変更前と同一又は略同一に維持しながら、変成用改質処理ガス通流部3の始端側部分の温度を空気比λの変更前よりも高くすることができて、変成触媒の活性低下による変成反応速度の低下を抑制して、変成用改質処理ガス通流部3から排出される変成処理後の改質処理ガスの一酸化炭素濃度が高くなるのを抑制することができることが分かった。
次に別実施形態を説明する。
(イ) 上記の実施形態においては、燃料電池Gを一定の発電出力にて運転させる場合について説明したが、燃料電池Gをその発電出力を電力負荷に応じて変更調節するように負荷追従運転させても良い。
以下、この負荷追従運転の場合の前記ガス生成運転における原燃料ガス供給量、改質バーナ1への燃料供給量及び燃焼用空気供給量夫々の制御について、説明する。
即ち、予め、変更調節される燃料電池Gの各発電出力に応じて原燃料ガス供給量を設定して、設定原燃料ガス供給量を発電出力に対応させて制御部Cに記憶させてある。
又、空気比λを運転時間が経過するほど大きくするように設定すると共に、各空気比λの夫々について、変更調節される燃料電池Gの各発電出力に対応して、各空気比λにて改質バーナ1を燃焼させたときに改質部Rの温度を設定改質処理温度に維持するための追加燃料供給量及び燃焼用空気供給量を設定し、それら設定追加燃料供給量及び設定燃焼用空気供給量を発電出力及び積算運転時間に対応させて制御部Cに記憶させる。
このフィードバック制御では、例えば、燃料電池Gを負荷追従運転させる場合、発電出力の変化に応じて、その発電出力と改質バーナ1への燃料供給量との関係を、積算運転時間に応じて、その積算運転時間が長くなるほど改質バーナ1への燃料供給量が多くなる条件にて、複数種設定する。
そして、制御部Cを構成するに、発電出力に応じて、改質バーナ1への燃料供給量が積算運転時間及び発電出力に対応する設定燃料供給量になるように追加燃料調整弁34を制御し、且つ、改質部温度センサT1の検出温度が設定改質処理温度になるように燃焼用空気調整弁40を制御して改質バーナ1への燃焼用空気供給量を調節するように構成する。
上述のように改質バーナ1への燃料供給量及び燃焼用空気供給量夫々を制御するようにすると、結果的に、改質バーナ1の燃料空気供給量比率を運転時間が経過するほど大きくする状態で、改質部Rの温度を一定又は略一定に維持するように改質バーナ1への燃料供給量及び燃焼用空気供給量を調節すべく、追加燃料調整弁34及び燃焼用空気調整弁40を制御することになる。
又、改質バーナ1の燃料空気供給量比率を、上記の実施形態のように運転時間の経過に伴って段階的に大きくするのに代えて、運転時間の経過に伴って連続的に大きくしても良い。
例えば、上記の実施形態のように、変成用改質処理ガス通流部3を4段に設ける場合、2段目、3段目及び4段目の変成用改質処理ガス通流部3のうちのいずれか一つ、いずれか二つ、又は、全てを冷却するように構成することが可能である。
又、変成用改質処理ガス通流部3を1段に設ける場合、冷却用燃焼排ガス通流部4は、変成用改質処理ガス通流部3における少なくとも始端側部分を除いた部分と伝熱可能に設けることになる。
又、前記加熱用燃焼排ガス通流部2を通過した燃焼排ガスとは別の冷却用流体(例えば、改質用水蒸気生成用の原料水)を通流させて、前記変成用改質処理ガス通流部3における少なくとも始端側部分を除いた部分を冷却する冷却用流体通流部を設けて、この冷却用流体通流部と前記冷却用燃焼排ガス通流部4との協働にて、前記変成用改質処理ガス通流部3における少なくとも始端側部分を除いた部分を冷却するように構成しても良い。
又、炭化水素系の原燃料としては、上記の実施形態において例示した天然ガスベースの都市ガス限定されるものではなく、例えば、プロパンガス、メタノール等のアルコール類等、種々のものを用いることが可能である。
2 加熱用燃焼排ガス通流部
3 改質処理ガス通流部
4 冷却用燃焼排ガス通流部
34 燃料供給量調節手段
40 燃焼用空気供給量調節手段
C 制御手段
Ea 原燃料加熱用熱交換部
R 改質部
S 水蒸気生成部
T 変成部
Claims (3)
- 炭化水素系の原燃料と水蒸気とが混合状態で供給されて、原燃料を改質バーナによる加熱状態で水蒸気を用いて改質処理して水素ガスを主成分とする改質処理ガスを生成する改質部と、
前記改質バーナの燃焼排ガスが通流される加熱用燃焼排ガス通流部による水の加熱により水蒸気を生成して、生成した水蒸気を前記改質部に供給される原燃料に混合する水蒸気生成部と、
前記改質部から供給される改質処理ガスが通流される改質処理ガス通流部を備えて、前記加熱用燃焼排ガス通流部を通過した燃焼排ガスが通流される冷却用燃焼排ガス通流部により前記改質処理ガス通流部における少なくとも始端側部分を除いた部分が冷却される状態で、前記改質処理ガス通流部を通流される改質処理ガス中の一酸化炭素ガスを二酸化炭素ガスに変成処理する変成部と、
前記改質部から前記変成部に供給される改質処理ガスにより、前記改質部へ供給される混合状態の原燃料及び水蒸気を加熱する原燃料加熱用熱交換部とが設けられた水素含有ガス生成装置の運転方法であって、
前記改質バーナへの燃料供給量に対する燃焼用空気供給量の比率を運転時間が経過するほど大きくする状態で、前記改質部の温度を一定又は略一定に維持するように前記改質バーナへの燃料供給量及び燃焼用空気供給量を調節する水素含有ガス生成装置の運転方法。 - 炭化水素系の原燃料と水蒸気とが混合状態で供給されて、原燃料を改質バーナによる加熱状態で水蒸気を用いて改質処理して水素ガスを主成分とする改質処理ガスを生成する改質部と、
前記改質バーナの燃焼排ガスが通流される加熱用燃焼排ガス通流部による水の加熱により水蒸気を生成して、生成した水蒸気を前記改質部に供給される原燃料に混合する水蒸気生成部と、
前記改質部から供給される改質処理ガスが通流される改質処理ガス通流部を備えて、前記加熱用燃焼排ガス通流部を通過した燃焼排ガスが通流される冷却用燃焼排ガス通流部により前記改質処理ガス通流部における少なくとも始端側部分を除いた部分が冷却される状態で、前記改質処理ガス通流部を通流される改質処理ガス中の一酸化炭素ガスを二酸化炭素ガスに変成処理する変成部と、
前記改質部から前記変成部に供給される改質処理ガスにより、前記改質部へ供給される混合状態の原燃料及び水蒸気を加熱する原燃料加熱用熱交換部とが設けられた水素含有ガス生成装置であって、
前記改質バーナへの燃料の供給量を調節する燃料供給量調節手段及び前記改質バーナへの燃焼用空気の供給量を調節する燃焼用空気供給量調節手段を制御する制御手段が、前記改質バーナへの燃料供給量に対する燃焼用空気供給量の比率を運転時間が経過するほど大きくする状態で、前記改質部の温度を一定又は略一定に維持するように前記改質バーナへの燃料供給量及び燃焼用空気供給量を調節すべく、前記燃料供給量調節手段及び前記燃焼用空気供給量調節手段を制御するように構成されている水素含有ガス生成装置。 - 前記水蒸気生成部、前記改質部、前記原燃料加熱用熱交換部及び前記変成部が、前記水蒸気生成部、前記改質部、前記原燃料加熱用熱交換部、前記変成部の順に並び且つ隣接するもの同士で伝熱可能な状態で並設されている請求項2記載の水素含有ガス生成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004031922A JP4429032B2 (ja) | 2004-02-09 | 2004-02-09 | 水素含有ガス生成装置の運転方法及び水素含有ガス生成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004031922A JP4429032B2 (ja) | 2004-02-09 | 2004-02-09 | 水素含有ガス生成装置の運転方法及び水素含有ガス生成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005219991A true JP2005219991A (ja) | 2005-08-18 |
JP4429032B2 JP4429032B2 (ja) | 2010-03-10 |
Family
ID=34995917
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004031922A Expired - Fee Related JP4429032B2 (ja) | 2004-02-09 | 2004-02-09 | 水素含有ガス生成装置の運転方法及び水素含有ガス生成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4429032B2 (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007115523A (ja) * | 2005-10-20 | 2007-05-10 | Corona Corp | 燃料電池システム |
JP2008201638A (ja) * | 2007-02-22 | 2008-09-04 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 水素生成装置とその運転方法及びそれを備える燃料電池システム |
JP2009091210A (ja) * | 2007-10-10 | 2009-04-30 | Nippon Oil Corp | 水素製造システム |
JP2009242205A (ja) * | 2008-03-31 | 2009-10-22 | Osaka Gas Co Ltd | 水素含有ガス生成装置の起動方法 |
JP2010086909A (ja) * | 2008-10-02 | 2010-04-15 | Chofu Seisakusho Co Ltd | 燃料電池用改質器及びこれに使用するバッフルプレートの製造方法 |
JP2012206904A (ja) * | 2011-03-30 | 2012-10-25 | Osaka Gas Co Ltd | 水素含有ガス生成装置 |
JP2012206905A (ja) * | 2011-03-30 | 2012-10-25 | Osaka Gas Co Ltd | 水素含有ガス生成装置 |
-
2004
- 2004-02-09 JP JP2004031922A patent/JP4429032B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007115523A (ja) * | 2005-10-20 | 2007-05-10 | Corona Corp | 燃料電池システム |
JP2008201638A (ja) * | 2007-02-22 | 2008-09-04 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 水素生成装置とその運転方法及びそれを備える燃料電池システム |
JP2009091210A (ja) * | 2007-10-10 | 2009-04-30 | Nippon Oil Corp | 水素製造システム |
JP2009242205A (ja) * | 2008-03-31 | 2009-10-22 | Osaka Gas Co Ltd | 水素含有ガス生成装置の起動方法 |
JP2010086909A (ja) * | 2008-10-02 | 2010-04-15 | Chofu Seisakusho Co Ltd | 燃料電池用改質器及びこれに使用するバッフルプレートの製造方法 |
JP2012206904A (ja) * | 2011-03-30 | 2012-10-25 | Osaka Gas Co Ltd | 水素含有ガス生成装置 |
JP2012206905A (ja) * | 2011-03-30 | 2012-10-25 | Osaka Gas Co Ltd | 水素含有ガス生成装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4429032B2 (ja) | 2010-03-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7838161B2 (en) | Reformer and fuel cell system using the same | |
JP5643712B2 (ja) | 燃料電池モジュール | |
JP2005293951A (ja) | 燃料電池及びその運転方法 | |
JP6064782B2 (ja) | 燃料電池装置 | |
JP5298375B2 (ja) | 燃料電池用改質装置 | |
KR20090079517A (ko) | 연료전지 및 연료전지 제어방법 | |
JP5044135B2 (ja) | 燃料電池発電装置 | |
JP4429032B2 (ja) | 水素含有ガス生成装置の運転方法及び水素含有ガス生成装置 | |
JP5324752B2 (ja) | 水素含有ガス生成装置 | |
JP4531320B2 (ja) | 水素含有ガス生成装置の運転制御方法 | |
JP2010238416A (ja) | 燃料電池システム | |
JP4624382B2 (ja) | 水素含有ガス生成装置の運転制御方法 | |
JPH11149931A (ja) | 燃料電池用改質装置の起動方法 | |
JP4847772B2 (ja) | 水素含有ガス生成装置 | |
JP2015140285A (ja) | 水素含有ガス生成装置の運転方法及び水素含有ガス生成装置 | |
JP2007261871A (ja) | 水素含有ガス生成装置 | |
JP4872760B2 (ja) | 燃料処理装置の運転制御方法及び装置 | |
JP5249622B2 (ja) | 水素含有ガス生成装置の起動方法 | |
JP4502468B2 (ja) | 燃料電池発電装置 | |
JP3948885B2 (ja) | 燃料電池における水素含有ガス生成装置 | |
JP2002080204A (ja) | 水素含有ガス生成装置の停止保管方法 | |
JP4484585B2 (ja) | 改質装置 | |
WO2012029322A1 (ja) | 水素生成装置及びそれを備える燃料電池システム | |
JP2003317778A (ja) | 燃料電池の排ガス燃焼器、及び燃料電池発電システム | |
JP6270507B2 (ja) | 水素含有ガス生成装置の起動運転方法及び水素含有ガス生成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070126 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090907 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090910 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20091027 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20091203 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20091215 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121225 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4429032 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121225 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151225 Year of fee payment: 6 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |