JP2005219474A - 米袋・紛粒物袋の製造装置及び米袋・紛粒物袋の製造方法。 - Google Patents

米袋・紛粒物袋の製造装置及び米袋・紛粒物袋の製造方法。 Download PDF

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Abstract

【課題】 合成樹脂フィルム袋に米及び紛粒物を充填した際に、袋内に残った空気が容易に排出されるようにする事。
【解決手段】 合成樹脂フィルム袋のシールにおいて、間欠的に非シール部分を設け、非シール部分bのフィルムがシール受台1に設けられた吸引溝2に吸引された状態でシールすることにより、吸引された部分のフィルムが図5(1a)及び図7(2a)の状態に湾曲し、たるみを持った袋として供給される。このたるみが内容物充填後の袋において、図6(2a)及び図8(2b)の形状に開口し、排気口として充分な効果を発揮する事を特徴とする。
【選択図】 図1

Description

米袋及び粒状物袋において、袋内の残留空気が容易に排出される袋の製造装置及び製造方法に関するものである。
合成樹脂フィルム製の袋に、米等を充填し、袋の口をシールすると、袋内に空気が残る。この状態の袋を段積みすると、下段層に内容物の重量が空気圧として加わり、破袋して内容物がもれてしまう事があった。
そこで、図9(a)の袋のように数カ所以上の小径孔20を開けて空気が抜けるようにしていた。
一方、図9(b)の直線溶融シール21の一部に、間欠的に複数箇所以上の非シール部分22を残して、排気口とした方法が提案されている。(例えば、特許文献1参照。)
特開平6−164993
袋の胴部に小径の穴を開けた場合は、袋内に水・虫・塵芥等の異物が侵入する問題があり、また段積みすると袋胴部の穴が上下の袋で閉ざされて排気が出来ない問題もあった。
一方図9(b)のごとく、熱溶融シール線の一部に非シール部分22を残した袋において、熱溶融シール線21の冷却時点でシール線近傍の収縮により、非シール部分22のフィルムが左右のシール線に引張られ、非シール部分22のフィルムは張力的にたるみのないフラットな状態となる。そこで内容物を充填した袋においては、内容物重量が袋の左右の端(耳部)及び上下シール部分にかかり、袋の外周方向に張力として働き、非シール部分の表裏二枚のフィルムは引張られて張力を持つこととなり、排気がスムーズに行はれない問題があった。
直線状シールに直行する方向に、間欠的に非シール部分を残して排気口とする袋において、非シール部分がシール部分の収縮を吸収してなおかつ、非シール部分にたるみを持たせた袋を供給できるように、製袋機のシール受け台1に複数以上の長方二股形溝2を設け、シール工程では間欠的に設けた吸引溝2にフィルムが吸引される構造にした。
本発明によれば、間欠的に設けた吸引溝2にフィルムを吸引した状態で製袋される事により、非シール部分bが吸引溝側に凹状に湾曲した形状で製袋され、表裏二枚のフィルムが吸引溝の非シール部分で張力的にたるみを持った袋となる。この袋に内容物を充填して段積みすると、非シール部分の表裏二枚のフィルムが空気圧により容易に開口して排気口を形成し、スムーズに空気が排出されて、排気不良によるトラブルは皆無となった。
発明を実施するための最良の形態・実施例
溶融シール線上に間欠的に非シール部分を設けて排気口とした袋にあって、非シール部分に凹形状を持たせてシールする溶融シール装置について説明する。図2の製袋シール装置において、通常はフィルム6が送りロール7によって、フラットなシール受台上を設定された寸法で⇒印方向に移動し、移動が停止したタイミングで熱シールバー3が下降し、円筒状フィルム6が熱溶融シールされる。材質・厚さ等で差はあるが約1〜2秒でシールされた後、シールバー3は上昇し、フィルムは送りロール7によって一定寸法移動し、カッター8によって切断され、開口部gを持った袋となる。
図1は図2のシール受台1の詳細図である。受台1にはフィルムの流れ方向に数条以上の凹状吸引溝2が設けられており、溝のそれどれには複数の空気吸引孔9があって、吸引坑道10につながっている。吸引入り切り用電磁弁11を経て、真空ポンプ4が吸引坑道10に連結されており、製袋作業のシール工程で、フィルムはシール受台1に設けられた長方二股形の凹状溝2に吸引される。吸引された吸引溝上のフィルムは図2の5の状態となり、シールバーの下降によるシール工程において、凹部分のフィルムは熱シールバー3に接触せず溶融シールされない。尚それぞれの溝に設けた複数の空気吸引孔の穴は図9(b)のごとく長方形状のスリット形にしてもよい。
「0010」の方法でシールされた袋は、図3形状の袋となり、シールは間欠的に、非シール部分bを有する。図4は袋のシール部分を説明するための袋の概略図で、袋のボトム側fから見たシール線断面図X−X及びY−Yの位置図である。図5のX−X断面図において、図4の非シール部分bは、フィルムが吸引溝2に凹状に吸引された状態でシール工程を経過した事で図5の1aのごとく凹形状に湾曲している。図4非シール部分bのフィル厶が図5の1a形状に湾曲している事により、非シール部分bの表裏2枚のフィルムには、吸引溝2に吸引されないフラットな部分と比較して、張力的にたるみが発生する事となる。この袋に内容物を入れて開口部gをシールした後の段積み工程において、たるみを持った表裏2枚の非シール部分図5の1aが袋内空気圧により押し開けられ、図5の1aの形状は図6の1bの形状に開口して容易に残留空気が排出される。
図4のシール線aより袋の底辺f側に2−20mmの間隔を置き、しかも非シール部分中央の位置に設けたポイントシールpによって、虫及び塵芥の進入防止がなされる。図7はポイントシール線Y−Y断面図で、吸引溝上の非シール部分bはポイントシールpの左右で吸引溝2に吸引された状態でシール工程を経過した事により、図7の2a形状で片方に凹状に湾曲している。吸引溝上非シール部分bのフィルムが図7の2a形状に湾曲している事により、非シール部分bの表裏2枚のフィルムには張力的にたるみを持ったフィルム形状となる。この袋に内容物を入れて開口部gをシールした後の段積み工程において、たるみを持った非シール部分図7の2aが図6の1bより排出された空気圧により押し開けられ、図8の2bの形状に開口して容易に残留空気が排出される。従って残留空気は、図6の1bから図8の2bを経て袋の低部fに排出される。
実施テストによる各部の寸法は下記範囲とする。
図2に基づいて説明する。シール長さA=20〜100mm,非シール間隔B=2〜8mm,ポイントシール長さC=1〜10mm、シール幅D=2〜20mm、シール線とポイントシールの間隔E=2〜20mm、ポイントシール幅F=1〜10mm。
図1に基づいて説明する。吸引溝深さG=1〜10mm、吸引溝長さH=10〜100mm、吸引孔径K=2〜15mm、吸引溝幅M=2〜20mm。
本発明の内容を実施例により詳細に説明するが、その要旨を超えない限り以下の記載に限定されるものではない。内容物が米10Kg袋の場合で、材質は直鎖状低密度ポリエチレン、袋の寸法:幅340mm×長さ570mm、厚さ100μm。シール部形状は図3とした。
シール部寸法を図3で説明する.シール長さA=25mm、非シール幅B=7mm、ポイントシール長さ2mm、シール幅D=4mm、シールaとポイントシールpの間隔E=3mm、ポイントシール幅F=3mm。
次に本発明の実施に関る機構部の標準的な寸法を図1に基づいて下記に示す。吸引溝深さG=5mm、吸引溝長さH=70mm、吸引溝幅M=7mm、吸引孔径K=5mm4箇所{(長方形部分2箇所・二股部分各1箇所)×溝条数}。温度条件等の製袋条件は通常の条件と同じ。
実施例においては、吸引溝2内の空気を吸引するための吸引孔9を図10(a)の穴形状としたが、穴を複数個並べる代りに図10(b)9のスリット形状としてもよい。
吸引溝2と図2の熱シールバー3の位置関係は、図10に示したが線状シールバーSの幅方向の端が、長方二股吸引溝の二股にかからない位置とする。ポイントシールPは二股溝間の中央で溝にかからない位置とする。
本発明のシール受台の詳細図 (a) 受台平面図 (b) 受台正面図 (c) 受台側面図 製袋機略式図 本発明による袋の平面図 シール部断面X−X・Y−Yの位置図 図4X−X断面図 内容物充填後のX−X断面図 図4Y−Y断面図 内容物充填後のY−Y断面図 従来袋の平面図 (a) 従来袋穴あけ袋形態図 (b) 従来袋非シール形態図 吸引溝と熱シールバーの位置関係図
符号の説明
a シール部分
b 非シール排気部分
d 袋本体
e 袋の耳(エッジ)部
f 袋の底部
g 袋の開口部
p ポイントシール
s 直線シール位置
1 シール受台
2 吸引溝
3 熱シールバー
4 真空ポンプ
5 部分的に吸引溝に吸引されたフィルム
6 フィル厶
7 送りロール
8 フィルム切断カッター
9 空気吸引孔
10 吸引抗道
11 電磁弁
1a 線シール線上非シール部分湾曲状態図
2a ポイントシール線上非シール部分湾曲状態図
1b 線シール線上非シール部分の開口状態図
2b ポイントシール線上非シール部分の開口状態図

Claims (3)

  1. 熱可塑性合成樹脂フィルム製米袋及び紛粒物袋の直線溶融シールにおいて、シール受台にシール方向と直行する溝を複数以上間欠的に設け、溝はシール受台内に設けられた坑道につながり、真空ポンプに連結されている。熱シールバーによる溶融シール工程において、溝上にあるフィルムは真空ポンプによって負圧化された溝に吸引されて凹状形状となり、凹状部分のフィルムは熱シールバーに接触せず溶融シールされない。従ってシール受台上のフラットな部分のフィル厶のみが溶融シールされる。図1及び図2の吸引溝2に吸引された部分のフィルムが非シールで凹状に形成され、凹状非シール部分から袋内空気を容易に排気せしめる機能を有する袋を得る吸引溝を設けたことを特徴とする米袋及び紛粒袋の溶融シール装置。
  2. 「請求項1」の吸引溝において、吸引溝が一部分で二股の形を成す事により、二股の内側中央近傍にあって吸引溝にかからない位置に、ポイント溶融シールを可能にした米袋及び紛粒袋の溶融シール装置。
  3. 熱可塑性合成樹脂フィルム製米袋及び紛粒物袋の直線溶融シールにおいて、部分的に設けた溝にフィルムを凹状に吸引し、受台上のフラットな部分のフィルムのみを溶着シールする事を特徴とする、米袋及び粉粒物袋の製造方法。
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