JP2009120263A - 米袋及び粉粒物袋。 - Google Patents
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Abstract
【課題】合成樹脂フィルム製の袋に米及び紛粒物を充填した際、袋内に残った空気が容易に排出され、なおかつ排出口から異物・虫・水の侵入を防止する事。
【解決手段】合成樹脂フィルム製の袋のボトムシールにおいて、間欠的に非シール部分を設け、当位置からボトム側に5〜50mmの間隔をおいて間欠シールと平行して完全シールを施す。2本のシールの間に複数個の貫通孔を施す。袋内の空気は非シール部分の隙間から2本シール間の領域に排出され、排出された空気は複数個の貫通孔から袋外に排出される。排出口が非シール部分と貫通孔とからなる異なる構造で2重に構成される事により異物等の侵入を防止する。
【選択図】図1
【解決手段】合成樹脂フィルム製の袋のボトムシールにおいて、間欠的に非シール部分を設け、当位置からボトム側に5〜50mmの間隔をおいて間欠シールと平行して完全シールを施す。2本のシールの間に複数個の貫通孔を施す。袋内の空気は非シール部分の隙間から2本シール間の領域に排出され、排出された空気は複数個の貫通孔から袋外に排出される。排出口が非シール部分と貫通孔とからなる異なる構造で2重に構成される事により異物等の侵入を防止する。
【選択図】図1
Description
米袋及び粉粒物袋において、袋内の残留空気の排出に関する。
合成樹脂フィルム製の袋に、米及び粉粒物袋を充填し、袋の開口部をシールすると、内容物と同時に袋内に空気が残留する。この状態の袋を段積みすると、下段層に上段の内容物の重量が加わり、破袋または段積の荷姿が崩れて倒壊する事があった。
そこで、図3Bに示す袋体の両側面近くに複数の排気孔を設けたり、また一方、図3Aの溶融シールxの一部に、間欠的に複数箇所以上の非シール部分yを残し排気口とした方法が提案されている。(例えば、特許文献1参照)
特開平6−164993
袋の胴部に小径の穴を開けた場合は、内容物と外気が直接接触する事により袋内に水・虫・塵芥等の異物が侵入する問題が発生する。
一方図3Aのごとく、熱溶融シール線の一部に非シール部分yを残した袋において、非シール部分の排気口は半開口のスリット形状で直接外気と接触する。図3Bの円形孔方式より外気との接触状態は改善されるが、直接開放である事に変わりはなく、前記の問題は発生する。
直線状シール上において、間欠的に非シール部分を残して排気口とする袋において、非シール部分を有するシール線のボトム側に2本目のシールを施し、この2本のシールとシールの間の領域に複数個の貫通した孔を施工し排気口とする。
本発明によれば、一本目シールの非シール個所より排気された内部残留空気は2本のシール間の領域に排出される。排出された空気は2本のシール間に設けた複数の排気口より外気に放出される。従って非シール部分からの排気口と2本のシール間に設けた排気口による2重構造によって袋内に水・虫・塵芥等の異物が侵入する問題を解決する。
溶融シール線上に間欠的に非シール部分を設けて排気口とした袋にあって、2本のボトムシールの中間領域に最終排気口を有する袋に関する説明を図1で説明する。円筒状合成樹脂フィルムに所定のシールを施し所定の寸法にカットした袋が図1である。内容物を充填する開口部g・内側シール線上の非シール部bを有する直線シールa・外側ボトム直線シールc・排気口dとからなる袋である。
上記の袋の開口部gより内容物を充填した後、開口部周辺をシールする工程で空気も同時に封入される。内側シールは間欠的に非シール部分bを有し、米等の内容物が充填された袋の後処理段階において、パレット上に段積される。その際袋の残留空気の脱気が良好で、水分の侵入また異物侵入のおそれがない袋体が得られる、と同時にボトムシーール強度が損なわれることがない。
本発明の内容を実施例により説明するが、その要旨を超えない限り以下の記載に限定されるものではない。内容物が米10Kg入りの袋の場合で、直鎖状低密度ポリエチレン袋における標準的寸法(幅340mm、長さ570mm、厚さ100μm)における実施例である。
標準的な加工寸法は内容物の重量にもよるが、米穀類10kgの例において、シールaの長さ30mm幅3mm非シール部間隔4mmとし、外側シール幅2mmとした。2本のシール間に空ける排気孔は非シール個所と同数程度とし、孔径は2〜3mmφとした。排気孔dにおける排気は袋の表裏に排出されることで、2mm径で良好に排気できた。
以上は袋体として完成したものについての説明であるが、次に図2Bに示す排気孔を側面に施したチューブを、図2Cのボビン形状に巻き取り内容物充填時に充填設備ライン内においてボトムシールと開口部シールを施す形式について説明する。
図2Bの連続した円筒状チューブの両サイドの5〜50mm内側に連続した非シール部分を有するシールfを施し、非シール線とエッジ線の間の領域に連続した排気孔dを施工後、ボビン形状(図2C)に巻きとり、充填機にセットする。
ボビン形式の連続フィルム加工においても平袋同様、シールfの長さ30mm幅3mm、非シール部間隔4mmとした。2本シール間に開ける排気孔は非シール個所と同数程度とし、孔径は2〜3mmφとした。
一方、、直線状シール上に、非シール部分を有するシール線とボトム側に2本目のシールを施し、この2本のシールとシールの間の領域に複数個の貫通した排気孔を施工した図1の袋形式においても、図2Cのボビン形状に巻き取り、内容物充填時に充填設備ライン内においてカットする方法もある。
図2Aの平袋及びBの連続形式における最終排気孔dの形状は図4のB C D形状で円形・多角形・十字型及び馬蹄形状の半円形切込みタイプがあり、十字型及び馬蹄形状の切込み形態では開放状態の貫通孔に比して異物等の侵入防止は完全となる。
非シール部分の幅dは内容物の形状によるが、内容物が米の場合で4〜7mmが適当である。
Claims (3)
- 円筒状熱可塑性合成樹脂フィルム製米袋及び粉粒物袋であって、平行な2本のボトムシールを有し、袋の内容物に接する内側のシールは間欠的に非シール部分を有する形態とする。2本目のボトム側シールは直線シールとする。この2本のシール間の領域に複数個の貫通孔を施した事を特徴とする米袋及び粉粒物袋。
- 円筒状熱可塑性合成樹脂フィルム製米袋及び粉粒物袋であって、ボトム部は通常のシールとし、袋側面のエッジ部分から5ミリ〜50mm内側位置に間欠的に非シール部分を有するシールを連続的に施し、エッジ部分と非シール部分を有するシール間の領域に連続した貫通孔を施した事を特徴とする米袋及び粉粒物袋。
- 請求項1及び請求項2に記載の貫通孔の形状は、丸・多角形・馬蹄型切込み・十字型切込みの何れか通気機能を有する孔とする。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007324000A JP2009120263A (ja) | 2007-11-16 | 2007-11-16 | 米袋及び粉粒物袋。 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007324000A JP2009120263A (ja) | 2007-11-16 | 2007-11-16 | 米袋及び粉粒物袋。 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2009120263A true JP2009120263A (ja) | 2009-06-04 |
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ID=40812871
Family Applications (1)
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JP2007324000A Pending JP2009120263A (ja) | 2007-11-16 | 2007-11-16 | 米袋及び粉粒物袋。 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2009120263A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104192405A (zh) * | 2014-07-22 | 2014-12-10 | 南昌大学 | 一种功能性鲜米粉包装袋 |
CN105109835A (zh) * | 2015-08-04 | 2015-12-02 | 凌烈根 | 一种鲜面条包装袋 |
-
2007
- 2007-11-16 JP JP2007324000A patent/JP2009120263A/ja active Pending
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CN105109835A (zh) * | 2015-08-04 | 2015-12-02 | 凌烈根 | 一种鲜面条包装袋 |
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