JP4140337B2 - 米等の穀物類を包装する通気性包装袋 - Google Patents

米等の穀物類を包装する通気性包装袋 Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、プラスチックフィルムにより製袋した包装袋の一端部にシール部と通気性未シール部とからなる断続線状シール部を備えた米等の穀物類を包装する通気性包装袋に関する。
【0002】
【従来の技術】
シール部と通気性未シール部とからなる断続線状シール部を備えた米等の穀物類を包装する従来の通気性の包装袋は、例えば、図(a)に示すようにプラスチック製の矩形状の二つ折りフィルムの三方開放端部2、3、5及び折目部4のうち二方端部2、3、又は図(b)に示すように二枚重ねフィルムの四方開放端部2、3、4、5のうち三方端部2、3、4をヒートシールして製袋されている。
【0003】
そして、製袋された上記包装袋Aにおいて、図(a)又は図(b)に示すように、残りの一方開放端部5の開口部から米等の穀物類を充填した後、その包装袋Aの開放端部5の内端側に、ヒートシール部7と、穀物類がこぼれ出ない程度のサイズの空間長さd1の通気性の未ヒートシール部8とからなる第一断続線状シール部6が設けられ、その第一断続線状シール部6より外端側に平行に所定間隔を空けて、ヒートシール部10と、空間長さd2の通気性の未ヒートシール部11とからなる第二断続線状シール部9を設け、二条の断続線状シール部を設けることにより開放端部5を封鎖して包装されている。
【0004】
上記従来の通気性包装袋Aは、図(a)又は図(b)に示すように、包装袋Aの内端側の断続線状シール部6の隣接する各シール部7間の通気性未シール部8の空間長さd1が、外端側の断続線状シール部9の通気性の未シール部11の空間長さd2よりも狭い幅(d1<d2)に形成されている。
【0005】
【特許文献1】
特開平8−26300号公報
【特許文献2】
特開平11−29153号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記包装袋Aの内端側の第一断続線状シール部6と外端側の第二断続線状シール部9のそれぞれ未シール部8、11は、包装袋Aの内と外とのエアー通路となっているが、内端側の通気性未シール部8が外端側の未シール部11よりも狭いためにエアーの抜けが十分でないものであった。
【0007】
また、内端側の第一断続線状シール部6の通気性の未シール部8の空間長さd1に比較して、外端側の第二断続線状シール部9の未シール部11の空間長さd2が広いために、第二断続線状シール部9の未シール部11から第一断続線状シール部6と第二断続線状シール部9との隙間に異物や虫等が入り込み、滞留し易く、さらに入り込み滞留した異物や虫が、内端側の第一断続線状シール部6の通気性の未シール部8から包装袋A内の内容物中に進入する恐れがあった。
【0008】
本発明は、通気性包装袋において、従来のものよりもエアーの抜けを良好にするとともに、第二断続線状シール部の未シール部から異物や虫等が入り込んだり滞留するのを防止し、さらに入り込み滞留した異物や虫が、内端側の第一断続線状シール部の通気性の未シール部から包装袋内に進入するのを防止することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、製袋用フィルムにより製袋した包装袋の一端部に、シール部と通気性未シール部とからなる断続線状シール部を備え、該断続線状シール部が、包装袋の内端側と外端側に平行に設けた二条の断続線状シール部により構成され、前記平行に設けた二条の断続線状シール部6、9の平行間隔d3が1〜10mmの範囲に設定されている米等の穀物類を包装する通気性包装袋において、
前記断続線状シール部が、包装袋の内端側と外端側に平行に設けた二条の断続線状シール部により構成され、且つ内端側の断続線状シール部6の通気性未シール部8の空間長さd1が、外端側の断続線状シール部9の通気性未シール部11の空間長さd2よりも広幅に設定され、
前記内端側の断続線状シール部6におけるシール部7の長さL7が、外端側の断続線状シール部9におけるシール部10の長さL10の2倍若しくはそれ以上(L7≧L10×2)に設定されており、
前記内端側の未シール部8の空間長さd1が、内容物の穀物の最小粒径に対して半分程度に設定され、
前記外端側の未シール部11の空間長さd2が、内容物の穀物の最小粒径に対して十分小さく設定されていることを特徴とする米等の穀物類を包装する通気性包装袋である。
【0010
【発明の実施の形態】
本発明の米等の穀物類を包装する通気性包装袋の実施の形態を、図1の平面図に基づいて以下に詳細に説明すれば、本発明の通気性包装袋Aは、二枚重ね又は二つ折り又はシール筒状又はシールレス筒状のプラスチックフィルム又はプラスチックフィルムと、紙、アルミ箔、無機酸化物の蒸着フィルム等のラミネートフィルムからなる複合フィルムによる製袋用フィルムにより製袋されている。
【0011
例えば、図1に示すように、矩形状の二つ折り製袋用フィルムの三方開放端部2、3、5及び折目部4のうち二方端部2、3をヒートシールして製袋されている。
【0012
そして、製袋された上記包装袋Aは、残りの開放端部5を内容物充填用の開口部として、その開放端部5から米等の穀物類を充填した後、その包装袋Aの開放端部5の内端側に、ヒートシール部7と、空間長さd1(必要に応じて穀物類等の内容物がこぼれ出ない程度のサイズ)の通気性の未ヒートシール部8とからなる第一断続線状シール部6が設けられている。
【0013
そして、その第一断続線状シール部6より外端側に平行に所定間隔d3を空けて、ヒートシール部10と、穀物類等の内容物がこぼれ出ない程度のサイズの空間長さd2の通気性の未ヒートシール部11とからなる第二断続線状シール部9が設けられていて、二条の断続線状シール部を設けることにより、包装袋Aの開口部としての開放端部5が封鎖されて包装されている。
【0014
図2は、図1の包装袋Aの開放端部5に二条の断続線状シール部6、9を設けた状態を示す部分拡大平面図であり、本発明の通気性包装袋Aは、内端側の第一断続線状シール部6の未シール部8の空間長さd1と、外端側の第二断続線状シール部9の未シール部11の空間長さd2との大小関係はd1>d2となっている。
【0015
内端側の上記空間長さd1は、内容物の粒径に対して十分小さい数値に設定されてもよいし、内容物の粒径と同程度若しくはそれより大きい数値に設定されていてもよい。
【0016
また、外端側の上記空間長さd2は、内容物がこぼれ出ない程度の数値か、又は内容物の粒径に対して十分小さい数値に設定されている。
【0017
例えば、一例として、図2に示す内端側の未シール部8の空間長さd1は、米粒など穀物の最少粒径に対して半分程度の1〜2mm又は2〜5mm又は3〜8mm、また、好ましくは5mm程度に設定され、また外端側の未シール部11の空間長さd2は、米粒など穀物の最少粒径に対して十分小さい0.3〜0.5mm又は0.5〜1mm又は1〜3mm程度、好ましくは3〜5mm未満に設定され、二条の断続線状シール部6、9の平行間隔d3は、1〜2mm又は2〜3mm又は2〜5mm又は4〜8mm、また、好ましくは5〜10mm程度に設定される。
【0018
また、一例として、図2に示す内端側のシール部7の幅は2〜3mm程度で、その長さL7は特に限定しないが、例えば20mm程度が適当であり、外端側のシール部10の幅は2〜3mm程度で、その長さL10はL7と同じ長さでも、又は短くても長くてもよいが、好ましくはシール部7の長さL7はシール部10の長さL10の2倍程度、若しくはそれ以上の長さ(L7≧L10×2)であって、例えば17〜20mm未満のライン状のシール部7、又はそのライン状のシール部7とシール部10の長さL10が2mm程度のポイントシールの2種類が適当である。
【0019
本発明の米等の穀物類を包装する通気性包装袋は、図1又は図2に示すように、内端側の断続線状シール部6の隣接する各シール部7間の通気性の各々未シール部8の空間長さd1が、外端側の断続線状シール部9の通気性の各々未シール部11の空間長さd2よりも広い幅(d1>d2)に形成されているので、包装袋A内の内容物と直接に接触する内端側の前記第一断続線状シール部6の未シール部8が、穀物類などの粒状物による目詰まりを起こし難くなり、そのため外端側の第二断続線状シール部9の未シール部11に対する通気性が良くなり、内容物を充填して封鎖した後の包装袋Aの各々未シール部8、11によるエアー抜けが良好となる作用がある。
【0020
また、内端側の第一断続線状シール部6の通気性の未シール部8の空間長さd1に比較して外端側の第二断続線状シール部9の未シール部11の空間長さd2は狭く設定してあり、穀物等の粒状内容物の粒径に対して十分小さく設定してあるので、異物や虫等が第二断続線状シール部9の未シール部11から入り込み難くなり、包装袋A内への進入を防止できる作用がある。
【0021
【発明の効果】
本発明の米等の穀物類を包装する通気性包装袋は、従来の通気性包装袋よりもエアーの抜けを良好にすることができるとともに、第二断続線状シール部の未シール部から異物や虫等が入り込んだり、滞留したりするのを防止でき、さらに入り込み滞留した異物や虫が包装袋内に進入するのを防止できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の通気性包装袋の一実施の形態を説明する平面図。
【図2】 本発明の通気性包装袋の一実施の形態において形成された平行な二条の断続線状シール部を説明する部分拡大平面図。
【図3】 (a)〜(b)は従来の通気性包装袋を説明する平面図。
【符号の説明】
A…包装袋
1…製袋用フィルム
2、3、4…端部
5…開放端部
6…包装袋内端側の断続線状シール部
7…シール部
8…未シール部
9…包装袋外端側の断続線状シール部
10…シール部
11…未シール部
d1…内端側の未シール部の空間長さ
d2…外端側の未シール部の空間長さ
d3…線状シール部の平行間隔
L7…内端側の断続線状シール部のシール長さ
L10…外端側の断続線状シール部のシール長さ

Claims (1)

  1. 製袋用フィルムにより製袋した包装袋の一端部に、シール部と通気性未シール部とからなる断続線状シール部を備え、該断続線状シール部が、包装袋の内端側と外端側に平行に設けた二条の断続線状シール部により構成され、前記平行に設けた二条の断続線状シール部6、9の平行間隔d3が1〜10mmの範囲に設定されている米等の穀物類を包装する通気性包装袋において、
    前記断続線状シール部が、包装袋の内端側と外端側に平行に設けた二条の断続線状シール部により構成され、且つ内端側の断続線状シール部6の通気性未シール部8の空間長さd1が、外端側の断続線状シール部9の通気性未シール部11の空間長さd2よりも広幅に設定され、
    前記内端側の断続線状シール部6におけるシール部7の長さL7が、外端側の断続線状シール部9におけるシール部10の長さL10の2倍若しくはそれ以上(L7≧L10×2)に設定されており、
    前記内端側の未シール部8の空間長さd1が、内容物の穀物の最小粒径に対して半分程度に設定され、
    前記外端側の未シール部11の空間長さd2が、内容物の穀物の最小粒径に対して十分小さく設定されていることを特徴とする米等の穀物類を包装する通気性包装袋。
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