JP2005218764A - 回胴式遊技機 - Google Patents

回胴式遊技機 Download PDF

Info

Publication number
JP2005218764A
JP2005218764A JP2004032297A JP2004032297A JP2005218764A JP 2005218764 A JP2005218764 A JP 2005218764A JP 2004032297 A JP2004032297 A JP 2004032297A JP 2004032297 A JP2004032297 A JP 2004032297A JP 2005218764 A JP2005218764 A JP 2005218764A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
game
mini
operated
image
display
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004032297A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005218764A5 (ja
Inventor
Toshihiro Uchigashima
敏博 内ヶ島
Takahiro Uchigashima
隆寛 内ヶ島
Tatsuya Unno
達也 海野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takao Co Ltd
Original Assignee
Takao Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Takao Co Ltd filed Critical Takao Co Ltd
Priority to JP2004032297A priority Critical patent/JP2005218764A/ja
Publication of JP2005218764A publication Critical patent/JP2005218764A/ja
Publication of JP2005218764A5 publication Critical patent/JP2005218764A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Slot Machines And Peripheral Devices (AREA)

Abstract

【課題】 図柄を停止する前に演出表示の報知結果を知りたいという遊技者の要望に応えること。
【解決手段】
演出表示が継続している間に(S52:NO)、演出用スイッチ27がオンされ(S53:YES)、そのときに実行されていた演出表示が終了して(S55:YES)、カットフラグが1にセットされていれば(S56:YES)、カットフラグを0にリセットしてから(S57)、区分ジャンプ処理(S58)により、演出表示を短縮して演出結果を表示するので、リール10を停止する前に演出表示の報知結果(ここでは内部抽選結果)を知りたいという遊技者の要望に応えることができる。
【選択図】 図9

Description

本発明は、回胴式遊技機の技術分野に属する。
近年の回胴式遊技機(スロットマシン)においては、演出力を向上させるために図柄表示装置(回胴)以外に演出用表示装置を備えている機械が多い。演出用表示装置を用いていなかった頃の回胴式遊技機は、入賞フラグの成立の有無を報知する場合は、通常では止まらない図柄配列で停止可能とすることにより報知したり(いわゆるリーチ目)、遊技を盛り上げる為の演出は音、ランプで行っていたのだが、演出用表示装置を備えることにより、入賞フラグの成立の有無を演出用の画像表示で表示したり、停止スイッチの押し順をナビゲートしたり、遊技に関わる演出を行っている。
また、演出用表示装置として液晶表示装置等を使用することにより、著名な人物、キャラクタなどを用いて演出力を高めることができるようになり、遊技機の人気・販売数に影響を与える要因ともなっている。
特開2001-314553号公報
しかし、従来の回胴式遊技機では、全ての回胴(図柄)を停止させると演出用表示装置の演出表示が終了してしまう構成であったので、演出表示を全て見ようとすると、回胴の停止操作を行わずに、つまり遊技を一時中断しなければならなかった。
逆に、ある程度遊技回数のある遊技者などは、演出表示を見飽きてしまい、それよりも時間あたりの抽選回数を増やす為に、小役の成立報知程度の演出表示ならば、演出表示が開始されても図柄停止操作を中止せずに遊技を進行することもある。これは、遊技者が演出表示に関して、ただ見ていることしかできないため、ある程度見慣れてしまうと、演出表示に対する興趣が低減してしまうためである。
しかし、なかには図柄を停止する前に演出表示の報知結果を知りたい遊技者もいる。こうした、演出は早く終わって欲しいのだが図柄は結果を見てから止めたいという、遊技者の要望には、全回胴の停止により演出表示時間が停止・短縮する従来技術の構成では対応できなかった。
また、役成立の告知などは、役が成立したことを告知、又は停止する図柄を告知するのみであり、演出用表示装置を積極的に利用した新たな演出方法が求められている。
なお、特許文献1には、入賞フラグ成立の有無を演出可能な演出表示部と、演出表示部の演出内容を変化させる為に遊技者が操作可能な演出操作部とを備え、該演出操作部の操作に基づいて入賞フラグ成立の演出内容を変化させる遊技機が開示されている(請求項3、請求項6)。しかし、特許文献1の場合、演出を行う前に演出操作部を操作し、所定条件を達成することにより演出表示の表示時間が決定(短縮)される構成であるので、演出表示が開始されてしまえば、遊技者が関与する余地はなかった。
請求項1記載の回胴式遊技機は、
遊技媒体がベットされた前提で始動装置が操作されると複数の回胴を回転させ、その後停止スイッチが操作される毎に該操作された停止スイッチに対応する前記回胴を停止させ、全ての前記回胴が停止した際に該回胴に設けられている図柄にて入賞となる図柄の組合せが成立していると該入賞役に対応した遊技媒体を払い出す回胴式遊技機であって、
画像表示を行う画像表示手段と、
該画像表示手段を制御して演出表示を行わせる表示制御手段とを備える回胴式遊技機において、
遊技者が操作可能な演出用スイッチを備えて、
前記表示制御手段は、前記演出表示中に前記演出用スイッチが操作されると該演出表示を短縮又は変更して前記画像表示手段に表示させる
ことを特徴とする。
画像表示手段によって演出表示が行われているときに遊技者が演出用スイッチを操作すると、その演出表示を短縮又は変更して表示するので、図柄を停止する前に演出表示の報知結果を知りたいという遊技者の要望に応えることができる。
なお、遊技媒体としては遊技メダルや遊技球が例示されるが、これら以外であってもよい。また、ベットは遊技媒体の投入で行われるが、予め遊技媒体をクレジットとして投入しておいて、そのクレジット数を減算することによってベットが行われる構成でもよい。
回胴は、複数種類の図柄が周方向に沿って配列されていて、その回転によって図柄をスクロール表示するなら特に限定はなく、ドラム(リール)やベルトが例示される。
請求項2記載の回胴式遊技機は、
請求項1記載の回胴式遊技機において、
前記遊技媒体のベットから前記全回胴の停止以後に設定される終期までを1遊技期間として、該遊技期間が遊技の進行段階に応じて複数の区分に分けられ、また各区分毎に表示する情報が設定されていて、
前記表示制御手段は、前記演出表示中に前記演出用スイッチが操作されると該操作された前記区分に設定されている前記情報を前記画像表示手段に表示させる
ことを特徴とする。
遊技期間は遊技の進行段階、例えば遊技者の遊技進行操作(始動装置の操作、停止スイッチの操作等)に応じて複数の区分に分けられている。そして、各区分毎に、例えば始動装置の操作後で停止スイッチが未だ操作されていない時に演出用スイッチを操作すると第1停止図柄に関した報知が行われるというように、表示する情報が設定されている。この情報は、その区分で最も有用と考えられる情報にするのが望ましい。
表示制御手段は、演出表示中に演出用スイッチが操作されると該操作された区分に設定されている情報を画像表示手段に表示させるから、その区分に適した情報(最も有用と考えられる情報)を報知できる。また、区分によって予め報知内容が判っていれば、遊技者は演出用スイッチを操作するタイミング(区分)を選択することで所望の情報を選択することができる。
請求項3記載の回胴式遊技機は、
請求項2記載の回胴式遊技機において、
前記区分内に、前記演出用スイッチの操作に応じて前記情報が前記画像表示手段に表示される有効期間と、前記演出用スイッチを操作しても前記情報が表示されない無効期間とが設定されていることを特徴とする。
1区分を更に演出用スイッチの操作が有効な期間と無効の期間とに分けるので、演出用スイッチを操作するタイミングによっては、遊技者が求める情報が表示されないことがある。演出用スイッチを操作しても必ずしも情報が表示されるわけでは無いため、報知が行われるか行われないかの点にも興趣が発生する。
なお、有効期間、無効期間の設定は、区分内の有効期間を予め決めておく構成でもよいし、乱数抽選で有効期間と無効期間を選択する構成、演出用スイッチの操作回数が所定数になると報知される(有効期間になる)構成などが考えられる。
請求項4記載の回胴式遊技機は、請求項2記載の回胴式遊技機において、
前記情報の報知パターンが複数あり、
前記表示制御手段は、前記演出用スイッチの操作タイミングに応じて前記複数の報知パターンの中から選択される報知パターンで前記情報を前記画像表示手段に表示させる
ことを特徴とする。
各区分に設定されている情報は、例えばその区分で最も有用と考えられる情報であるが、その情報の報知パターンを例えば信頼度に応じて異ならせて複数用意しておく。そして、表示制御手段は、演出用スイッチの操作タイミングに応じて複数の報知パターンの中から選択される報知パターンで情報を画像表示手段に表示させる。したがって、例えば信頼度が異なる報知パターンを複数備えておけば、その区分に好適な情報でありながら、演出用スイッチの操作タイミングによっては正確な報知とならないこともある。
この場合、遊技者はその情報を参考にはするものの、全幅の信頼は持てないことになるため、毎回、確実な情報が報知されるという状態を回避することができる。逆に全て正確な情報であると、回胴を停止させる前からある程度その変動の結果を推量できてしまい、遊技への興味が薄れる可能性があるので、このような不具合を避けることができる。
請求項5記載の回胴式遊技機は、
請求項2記載の回胴式遊技機において、
前記複数の区分の内のミニゲーム対応区分に設定されている区分で前記画像表示手段にミニゲーム画像を表示させ、遊技者がミニゲーム操作手段を操作すると該操作に応じて前記ミニゲーム画像を変化させ、該ミニゲームの目標が達成されると遊技者に特典を与えるミニゲーム実行手段を備えたことを特徴とする。
ミニゲームの目標が達成されると遊技者に特典を与えるから興趣が高まる。
複数の区分の内のどれをミニゲーム対応区分として設定するかは自由だが、ベット〜始動装置が操作されるまでの区分や全回胴の停止〜新たなベットがなされるまでの区分が好適である。
また、少なくとも遊技者に特典を与えるためのミニゲームとしての目標さえあれば、ミニゲームの内容や形態に関する制限もない。ただし、目標(又は目標達成の表示)は明瞭であるのが望ましい。
同様に、ミニゲームの目標達成で遊技者に与えられる特典にも特段の制限はないが、ビッグボーナスやレギュラーボーナス等の大役ストックの解除、大役フラグが立ったことの告知、CT(チャレンジタイム)のフラグが立ったとの告知、停止スイッチの押し順のナビゲート、リプレイ外しのナビゲート等が例示される。要は遊技者にとって何らかのメリットがあればよいのである。但し、遊技者の操作によらずに入賞役を成立させるというような特典は、回胴遊技の本質を損なうおそれがあるから望ましくない。
停止スイッチを操作しての回胴遊技の他にミニゲームによる遊技性を回胴式遊技機に与えることができる(1台の回胴式遊技機で複数種類の遊技を行える。)。
ミニゲーム操作手段として専用のスイッチやレバー等を設けてもよいが、それだと部品点数が増えて構造も複雑化するので、請求項6のように、請求項5記載の回胴式遊技機において、前記演出用スイッチを前記ミニゲーム操作手段とするのが好ましい。
ミニゲームは、遊技が行われるたびに毎回行ってもよいが、特定の状態になったときにミニゲームが行われる方がおもしろいし、ミニゲーム自体の価値も高まる。一例として請求項7記載の構成がある。
請求項7記載の回胴式遊技機は、請求項5又は6記載の回胴式遊技機において、
前記ミニゲーム実行手段は、前記始動装置の操作に応じて取得された乱数がミニゲーム実行値であると前記ミニゲームを開始し、前記回胴のいずれかが停止するまで該ミニゲームを継続することを特徴とする。
通常の回胴式遊技機には、回転開始(始動装置の操作)から上限時間を経過すれば停止スイッチが操作されなくても回胴を自動停止させる機能が備わっている。従って、請求項7記載の回胴式遊技機では、停止スイッチを操作しなければ上限時間になるまでミニゲームを継続することができる。
上記の上限時間がおおむね30秒ほどであるから、この時間にわたって行えるようなミニゲーム内容としては、スゴロク式のゲーム、ミニゲーム期間中の所定押下回数、回答選択式のクイズゲームなどが考えられる。但し、これらに限定されない。
始動装置の操作により取得された乱数がミニゲーム実行値であるとミニゲーム、そうでなければ通常の回胴遊技という振り分けがあるため、どちらに振り分けられるかにも楽しみがあり、遊技者に始動装置の操作への興趣を与えることができる。
なお、停止スイッチの操作はミニゲームが開始されると無効とするのが良い(回胴は自動停止)。
なお、請求項5〜7のミニゲームを行う回胴式遊技機は、必ずしも請求項2の構成を前提とすることを要さない。
つまり、「遊技媒体がベットされた前提で始動装置が操作されると複数の回胴を回転させ、その後停止スイッチが操作される毎に該操作された停止スイッチに対応する前記回胴を停止させ、全ての前記回胴が停止した際に該回胴に設けられている図柄にて入賞となる図柄の組合せが成立していると該入賞役に対応した遊技媒体を払い出す回胴式遊技機において、
画像表示を行う画像表示手段と、
前記画像表示手段にミニゲーム画像を表示させ、遊技者がミニゲーム操作手段を操作すると該操作に応じて前記ミニゲーム画像を変化させ、該ミニゲームの目標が達成されると遊技者に特典を与えるミニゲーム実行手段を備えたことを特徴とする回胴式遊技機。」
でよいし(請求項5と同様の効果が得られる。)、
この構成において前記ミニゲーム操作手段をスイッチとすることができ、
また、「前記ミニゲーム実行手段は、前記始動装置の操作に応じて取得された乱数がミニゲーム実行値であると前記ミニゲームを開始し、前記回胴のいずれかが停止するまで該ミニゲームを継続する」構成とできる(請求項7と同様の効果が得られる。)。
或いは請求項8又は9記載のように構成することもできる。
請求項8記載の回胴式遊技機は、遊技媒体がベットされた前提で始動装置が操作されると複数の回胴を回転させ、その後停止スイッチが操作される毎に該操作された停止スイッチに対応する前記回胴を停止させ、全ての前記回胴が停止した際に該回胴に設けられている図柄にて入賞となる図柄の組合せが成立していると該入賞役に対応した遊技媒体を払い出す回胴式遊技機において、
画像表示を行う画像表示手段と、
前記複数の回胴が1つの回胴を除いて停止した際に該停止した回胴に設けられている図柄にてミニゲーム実行組合せが成立していると前記画像表示手段にミニゲーム画像を表示させ、遊技者がミニゲーム操作手段を操作すると該操作に応じて前記ミニゲーム画像を変化させ、該ミニゲームの目標が達成されると遊技者に特典を与えるミニゲーム実行手段と
を備えたことを特徴とする回胴式遊技機とできる。
ミニゲーム実行組合せは予め設定しておくが、特段の限定はない。但し、好ましいのは、残った1つの回胴の停止状態次第で入賞となる図柄の組合せが成立するかしないかが決まるリーチ状態をミニゲーム実行組合せとする構成である。また、ミニゲーム実行組合せ(リーチ状態)になってミニゲームの中は停止スイッチの操作は行えない(無効にする)のが望ましい。
また、ミニゲーム実行組合せが成立すれば必ずミニゲームを行う構成でもよいし、所定の確率でミニゲームを行う構成(例えば始動装置の操作時に取得した乱数値によって、ミニゲーム実行組合せが成立したときのミニゲームの可否を決める構成)でもよい。
ミニゲームの目標達成で遊技者に与える特典には上述のように特段の限定はないが、好適な特典としては、ミニゲームに成功すると大当りの並びに図柄が自動停止するとか、成功することによって最終停止図柄を自分で停止させる権利を得る(停止スイッチの操作が有効になる、失敗時は自動停止)等が例示される。
初心者などはリーチ状態になっても、最後の図柄を上手く揃えることができないことがあったが、ミニゲームに成功すれば図柄が自動で揃ってくれる特典なら、演出力を高めながら、初心者にも優しい遊技機を制作することができる。
請求項9記載の回胴式遊技機は、
遊技媒体がベットされた前提で始動装置が操作されると複数の回胴を回転させ、その後停止スイッチが操作される毎に該操作された停止スイッチに対応する前記回胴を停止させ、全ての前記回胴が停止した際に該回胴に設けられている図柄にて入賞となる図柄の組合せが成立していると該入賞役に対応した遊技媒体を払い出す回胴式遊技機において、
画像表示を行う画像表示手段と、
前記始動装置の操作に応じて取得された乱数がミニゲーム実行値であると前記画像表示手段にミニゲーム画像を表示させ、遊技者がミニゲーム操作手段を操作すると該操作に応じて前記ミニゲーム画像を変化させ、該ミニゲームの目標が達成されると前記複数の回胴を1つの回胴を除いて停止させ、その際に該回転中の回胴の停止状態次第で前記入賞となる図柄の組合せが成立するかしないかが決まるリーチ状態にするミニゲーム実行手段と
を備えたことを特徴とする。
始動装置の操作時にミニゲームに突入する可能性があり、そのミニゲームを成功するとリーチ状態に図柄が自動で停止するので、役の成立が分かっていても、その入賞役の図柄をなかなか揃えられない遊技者にも、ミニゲームの成功によりリーチ状態にしてやることができ、演出力を高めながら遊技者に優しい遊技機を製作することができる。
なお、請求項8又は9記載の回胴式遊技機においても、請求項2の構成を必須としてもよい。また、請求項5〜7に記載のものと適宜に組み合わせてもよい。
次に、本発明の実施例等により発明の実施の形態を説明する。なお、本発明は下記の実施例等に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲でさまざまに実施できることは言うまでもない。
[実施例]
図1に示すように、回胴式遊技機の一種であるスロットマシン1の前面枠2はヒンジ3を介して本体枠4に取り付けられている。
前面枠2の上部の中央部には、液晶表示器を用いた画像表示装置5(画像表示手段に該当)が取り付けられ、その左右には入賞役となる図柄の組合せ及び各入賞役に対する払出数等が記載された役説明パネル6が配されている。それらの下には7セグメントLEDにて構成された表示器7が複数個(本例では5個)配置されており、左から順に遊技開始表示、遊技球貯留数表示、遊技回数表示、遊技球払出数表示、遊技球投入数表示を行う。
その下方には、3つの透視窓8を有するプラスチックパネル9がはめ付けられている。各透視窓8の背後にはそれぞれリール10(回胴に該当)が配されており、透視窓8からリール10の図柄を視認できる。各リール10の図柄配列は図2に示すとおりであり、左図柄(左のリール10)、中図柄(中央のリール10)、右図柄(右のリール10)とも6種類、21図柄であるが、配列や種類毎の個数は異なっている。
また、3つの透視窓8を横切るようにして5本の入賞ライン(横3本、斜め2本)が引かれており、それらの端部に対応してベットランプ11が配されている。ベットランプ11はベット数(本実施例では遊技球5個を1ベット単位としている)に応じて点灯して有効となる入賞ラインを表示する。
本実施例の場合、図3に例示するとおり、1ベット(1単位)なら中段横の入賞ラインが有効に、2ベットならさらに上下の横の入賞ラインが有効に、3ベットなら斜めの入賞ラインまでもが有効になる。例えば図3(a)では右下がりの斜めラインに「7」が揃っているが、3ベットなら斜めの入賞ラインが有効だから「7」による入賞役の成立となるが、2ベットや1ベットでは入賞役の成立とならない。
プラスチックパネル9の下側には払戻スイッチ12が、その下方には1ベットスイッチ13、2ベットスイッチ14及びマックスベットスイッチ15が取り付けられている。
払戻スイッチ12を押すとクレジットとして記憶されている遊技球を払出させることができる。1ベットスイッチ13を押すと上皿16から1単位分の遊技球を取り込むかクレジットから1単位分を減算して1単位をベットでき、2ベットスイッチ14では同様に2単位、マックスベットスイッチ15では同様に3単位をベットできる。
それらの下方には上皿16が設けられている。上皿16は上皿排出口17によりスロットマシン1の内部に通じており、上皿排出口17から放出される遊技球を受け入れて貯留する。また、貯留していた遊技球をクレジットカウンタ18(図示略、図4参照)に送り出す。クレジットカウンタ18によって取り込まれた遊技球はクレジットとして記憶され、その個数は表示器7(遊技球貯留数表示)に表示される。なお、クレジット個数は、上述のベットにより減算され、入賞に伴う払出で加算される。
上皿16の上面には球抜ボタン19、返却ボタン20、度数表示部21、球貸ボタン22が取り付けられている。球抜ボタン19を押すと上皿16内の遊技球が下皿23へと排出される。返却ボタン20を押すとスロットマシン1に付属のカードリーダユニット(CRユニット)24に挿入したプリペイドカードを排出させることができる。度数表示部21には、CRユニット24に挿入されているプリペイドカードの残高(度数)が表示される。球貸ボタン22を押すと、プリペイドカードの残高の範囲で遊技球を借り受けでき、その貸出個数に応じて残高が減算される。
また、上皿16の前面部には、始動レバー25(始動装置に該当)、左停止スイッチ26L、中停止スイッチ26C、右停止スイッチ26R及び演出用スイッチ27が取り付けられている。ベットがなされている前提で始動レバー25を押し下げるとリール10を一斉に回転させることができ、左停止スイッチ26Lを押すと左のリール10を、中停止スイッチ26Cを押すと中央のリール10を、右停止スイッチ26Rを押すと右のリール10をそれぞれ停止させることができる。演出用スイッチ27の働きについては後述する。
下皿23は下皿排出口28によりスロットマシン1の内部に通じている。下皿排出口28からは、上皿16が満杯状態の時に払い出された遊技球及び上述の球抜ボタン19が押されて上皿16から排出された遊技球が排出され、下皿23に流入する。
下皿23の横には灰皿29が設置され、奥にはスピーカ30が設置されている。
スロットマシン1の制御系は図4に示す通り、主制御装置40を中心にして構成されている。詳細の図示は省略するが、主制御装置40、賞球制御装置41、画像制御装置42音制御装置43、ランプ制御装置44は、いずれもCPU、ROM、RAM、入力ポート、出力ポート等を備えている。
主制御装置40には、下皿23が満杯状態になったことを検出する満タンスイッチ51、球タンクが空状態になったことを検出する補給スイッチ52、始動レバー25によってオンされる始動スイッチ25a、払戻スイッチ12、前面枠2の開放を検出する前面枠開放スイッチ53、左停止スイッチ26L、中停止スイッチ26C、右停止スイッチ26R、1ベットスイッチ13、2ベットスイッチ14、マックスベットスイッチ15、左リール原点検出センサ54L、中リール原点検出センサ54C、右リール原点検出センサ54R、投入数スイッチ55等の検出信号や操作信号が入力される。
主制御装置40は搭載しているプログラムに従って動作して、上述の検出信号などに基づいて遊技の進行に関わる各種のコマンドを生成して賞球制御装置41、画像制御装置42、音制御装置43、ランプ制御装置44に出力し、左、中、右の各リール10を回転駆動するための左リールモータ56L、中リールモータ56C、右リールモータ56Rを制御する(なお、これらはステッピングモータである。)。また、主制御装置40は、盤用外部接続端子を介して外部(ホールコンピュータ)に入賞やボーナスゲームの発生等の情報を出力する。
賞球制御装置41は、主制御装置40から送られてくるコマンドに応じて玉切りモータ57を稼働させて賞球を払い出させる。また、クレジットカウンタ18を制御して遊技球の取込みを行わせ、クレジットカウンタ18が取り込んだ遊技球数を主制御装置40に送信する等、上皿16からの遊技球の取込み及びクレジット数の増減に関わる処理も行う。
さらに、賞球制御装置41は、CRユニット24と通信して球貸装置による貸球の払い出しに関わる制御も行う。
画像制御装置42は、主制御装置40から送られてくるコマンドに応じて画像表示装置5の表示を制御する。また、画像制御装置42には演出用スイッチ27の操作信号が入力される。
音制御装置43は、主制御装置40から送信されてくるコマンドに従って、スピーカ30からの音声出力を制御する。
ランプ制御装置44は、主制御装置40から送信されてくるコマンドに従って、表示器7やベットランプ11等の各種LED及び各種ランプを制御する。
次にスロットマシン1の動作を、主制御装置40が実行する処理に従って説明する。
図5に示す変動開始処理は遊技を開始するための処理である。この処理においては、主制御装置40はリプレイフラグが1であるか否かを判断し(S1)、否定判断なら遊技媒体(本例では遊技球)の投入を有効にし(S2)、規定数の遊技球が投入されたか否かを判断する(S3)。1〜3単位分の遊技球の投入(又は投入に相当する1ベットスイッチ13、2ベットスイッチ14、マックスベットスイッチ15のオン)が検出されたなら(S3:YES)、始動レバー25が操作されて始動スイッチ25aがオンになるのを待つ(S4)。リプレイフラグが1のときは(S1:YES)、遊技媒体の投入無しで始動レバー25が操作されるのを待つ(S4)。
始動レバー8が操作されれば(S4:YES)、各種乱数を抽出して記憶する(S5)。また、左リールモータ56L、中リールモータ56C及び右リールモータ56Rを稼働させて左、中、右の各リール10を回転させる(図柄変動を開始する)。
そして、S5で抽出して記憶した乱数の中の内部抽選用乱数に基づいて役が成立しているか否かを判断する(S6)。
役が成立している場合は、内部抽選用乱数がビッグボーナス(以下、「Big」)の当たり値なら(S7:YES)大役フラグを1にセットする(S8)。内部抽選用乱数がBigの当たり値ではなく(S7:NO)レギュラーボーナス(以下、「Reg」)の当たり値なら(S9:YES)中役フラグを1にセットする(S10)。
内部抽選用乱数がRegの当たり値ではなく(S9:NO)、小役(スイカ役、ベル役、チェリー役、リプレイ役のいずれか)の当たり値なら、対応する小役フラグを1にセットする(S11)。
内部抽選用乱数がどの役の当たり値でもないときは(S6:NO)、すなわち外れであるから、フラグセット等は行わない。
始動レバー8の操作(S4:YES)によって各リール10が回転(図柄変動)し、それら全リール10の回転速度が一定速度になると、停止スイッチ26L、26C、26Rの操作が有効になる。その後は、遊技者が停止スイッチ26L、26C、26Rを操作してリール10を停止させることができる。これに関わる主制御装置40の変動停止処理は図6に示すとおりに行われる。
この処理では主制御装置40は、リール10が回転中で(S21:YES)、回転開始から所定時間(本例では約30秒)を未だ経過していないときに(S22:NO)、停止スイッチ26L、26C、26Rのいずれかが操作されると(S23:YES)、それが左停止スイッチ26Lなら(S24:YES)、左のリール10を停止させ(S25)、中停止スイッチ26Cなら(S26:YES)、中のリール10を停止させ(S27)、左停止スイッチ26Lでも(S24:NO)中停止スイッチ26Cでもなくければ(S26:NO)、つまり右停止スイッチ26Rなら右のリール10を停止させる(S28)。
S25、S27、S28の各図柄停止制御処理では、いわゆるスベリ停止制御(操作信号の入力から例えば4図柄分リール10が回るまでの範囲でリール10を停止させる制御)を行い、上述の大役フラグ、中役フラグ又は小役フラグがセットされているときは、それらフラグに対応した図柄の組合せが成立するように(必ず成立するとは限らない)リール10の停止(図柄の位置)を制御し、どのフラグもセットされていないときは役になる図柄の組合せを成立させないようにリール10の停止を制御する。
なお、各リール10の回転位置すなわち各リール10の図柄の位置は、原点検出センサ54L、54C、54Rの検出信号とモータ56L、56C、56Rに供給したパルス数とに基づいて算出できる。
一方、リール10の回転開始から所定時間を経過すれば(S22:YES)、その時点で未停止のリール10をすべて停止させる(S29)。この場合、基本的に役になる図柄の組合せを成立させない。
このように停止スイッチ26L、26C、26Rが操作されて(操作順は問わない)、或いは未操作でも所定時間が経過して、全部のリール10が停止すると1回の遊技が終了となる。
リール10が停止した際に、有効な入賞ライン上に大役、中役又は小役に対応した図柄の組合せ(入賞組合せ)が成立していれば、遊技媒体の払出が行われ、入賞役によってはボーナスゲームが与えられる。この払出等に関わる主制御装置40の役判定処理は図7に示すとおりに行われる。
主制御装置40は、まず全リール10が停止したか否かを判断する(S31)。
全リール10が停止していれば(S31:YES)、原点検出センサ54L、54C、54Rの検出信号とモータ56L、56C、56Rに供給したパルス数とに基づいて、各リール10の停止位置、すなわち各図柄の停止位置を演算する(S32)。
そして、有効な入賞ライン上に停止した図柄によって入賞組合せが成立していて(S33:YES)、それがBigの入賞組合せ(本例では「777」)であれば(S34:YES)、大役フラグが1か否か、すなわち内部抽選でBigに当たっていたか否か(図5、S7〜S8参照)を判断する(S35)。ここで大役フラグが1なら(S34:YES)、大役獲得フラグを1にセットして(S36)、大役フラグを0にリセットする(S37)。また「777」に対応する遊技媒体の払出(又はクレジット数の加算)も行う。大役獲得フラグが1にセットされると、ビッグボーナスゲーム(周知なので説明は省略)が開始される。「777」の組合せが成立しているが大役フラグが1ではないときは(S35:NO)、エラー処理(S49)が行われる。
Bigとなる入賞組合せではなくて(S34:NO)、Regとなる入賞組合せ(本例では「BAR・BAR・BAR」)が成立していれば(S38:YES)、中役フラグが1か否か、すなわち内部抽選でRegに当たっていたか否か(図5、S9〜S10参照)を判断する(S39)。ここで中役フラグが1なら(S39:YES)、中役獲得フラグを1にセットして(S40)、中役フラグを0にリセットする(S41)。また「BAR・BAR・BAR」に対応する遊技媒体の払出(又はクレジット数の加算)も行う。中役獲得フラグが1にセットされると、レギュラーボーナスゲーム(周知なので説明は省略)が開始される。「BAR・BAR・BAR」の組合せが成立しているが中役フラグが1ではないときは(S39:NO)、エラー処理(S49)が行われる。
BigでもRegでもなければ(S38:NO)、すなわち小役となる入賞組合せが成立しているわけだから、入賞組合せの小役に対応する小役フラグが1なら(S42:YES)、成立した小役に対応する賞球払出信号を賞球制御装置41に送信して遊技媒体の払出(又はクレジット数の加算)を行わせ(S43)。小役フラグを0にリセットする(S44)。小役となる組合せが成立しているが対応する小役フラグが1ではないときは(S42:NO)、エラー処理(S49)が行われる。
また、有効な入賞ライン上に停止した図柄によって入賞組合せが成立していないときは(S33:NO)、小役フラグを0にリセットする(S44)。つまり、入賞役が成立しなかった場合、小役フラグを次回以降の遊技に持ち越すことはない。一方、大役フラグ及び中役フラグは、実際に獲得されるまで持ち越される。
以上、図5〜図7を参照して説明した各動作(処理)は公知のスロットマシンで行われるものと同様である。
次に、本実施例のスロットマシン1に独特な演出用スイッチ27に関連する画像表示の例をいくつか説明する。
[演出表示カット処理]
この例では、始動レバー25が操作されて、図5に示した内部抽選(S5〜S11)が行われると、画像表示装置5にて演出表示が開始されて内部抽選の結果(S8、S10、S11のフラグ種類)に対応する情報を演出結果として表示する。その概略の流れは図8(a)〜(c)に通常演出表示として示すとおりで、ほぼ始動レバー25の操作と同時に開始される演出表示1、それに続く演出表示2、同3、同4が行われて、図6のS22における所定時間(約30秒)よりもわずかに早めに演出結果(内部抽選結果の情報)が表示される。しかし、演出表示の途中で演出用スイッチ27をオンすると、途中の一部をカットして(演出表示を全体として短縮して)演出結果を表示させることができる。その具体的な内容を図9に示す演出表示カット処理にて説明する。
主制御装置40は始動レバー25の操作に応じてリール10を回転させる際に回転開始コマンドを画像制御装置42に送信する。なお、この回転開始コマンドには、内部抽選の結果(S8、S10、S11のフラグ種類又は外れ)を示すデータが含まれている。
このコマンドを受けた画像制御装置42は、画像表示装置5を制御して演出表示を開始させる(S51)。
演出表示が継続している間に(S52:NO)、演出用スイッチ27がオンされると(S53:YES)、画像制御装置42はカットフラグセット処理(S54)を行う。カットフラグセット処理は、演出表示のカット(短縮)を行うか否かを乱数抽選によって決めて、カット(短縮)を行うならカットフラグを1にセットし、行わないなら0にする処理である。抽選用の乱数は、例えば演出用スイッチ27がオンされたタイミングで乱数カウンタから読み取られる。
演出用スイッチ27がオンされたときに実行されていた演出表示(演出表示1〜4のいずれかの区分)が終了して(S55:YES)、カットフラグが1にセットされていれば(S56:YES)、カットフラグを0にリセットしてから(S57)、区分ジャンプ処理(S58)により、演出結果を画像表示装置5に表示させる(S59)。
例えば図8(a)に示すように、演出表示2の途中で演出用スイッチ27がオンされると(カットフラグは1として)、その区分(ここでは演出表示2)が終了すれば、演出表示3、4をカットして演出結果が表示される。演出結果は、内部抽選の結果を報知するものであり、例えば大役フラグがセットされているときは大役獲得の入賞組合せを表象する「7」、中役フラグがセットされているときは中役獲得の入賞組合せを表象する「BAR」、小役フラグならそれぞれの入賞組合せを表象する「スイカ」、「ベル」、「チェリー」等を表示すると分かりやすい。勿論、「7・7・7」のような形態で表示してもよい。
画像表示装置5によって演出表示が行われているときに遊技者が演出用スイッチ27を操作すると、その演出表示を短縮して演出結果を表示するので、リール10を停止する前に演出表示の報知結果(ここでは内部抽選結果)を知りたいという遊技者の要望に応えることができる。
なお、カットフラグ処理(乱数抽選)を行わないで、演出用スイッチ27がオンされれば必ず区分ジャンプ処理(S58)により、演出表示を短縮してもよい。すなわち、図10に示すように、演出用スイッチ27がオンされれば(S53:YES)区分ジャンプ処理(S58)を実行して、演出表示を短縮するのである。
また、図9、図10の演出表示カット処理の区分ジャンプ処理(S58)では、区分の終了を待たずに、例えば図8(b)に例示されるように演出結果の表示を行ってもよいし、図8(c)に例示されるように演出用スイッチ27がオンされた区分に続く区分の表示に移行してもよい。
[演出表示選択処理]
遊技媒体のベットから次に遊技媒体がベットされるまでを1遊技期間として、その遊技期間を遊技の進行段階(始動レバー25の操作、停止スイッチ26L〜26Rの操作)に応じて複数の遊技区分に分けて、どの遊技区分において演出用スイッチ27が操作されたかに応じて演出表示(各遊技区分に設定されている情報の表示)を行う例を説明する。
まず、各遊技区分は、図11に示すように、遊技媒体のベットから始動レバー25の操作までを遊技区分1)、始動レバー25の操作から1番目の停止スイッチ26L〜26Rの操作までを遊技区分2)、1番目の停止スイッチ26L〜26Rの操作から2番目の停止スイッチ26L〜26Rの操作までを遊技区分3)、2番目の停止スイッチ26L〜26Rの操作から3番目の停止スイッチ26L〜26Rの操作までを遊技区分4)、3番目の停止スイッチ26L〜26Rの操作から以後を遊技区分5)(この状況下で遊技媒体がベットされれば遊技区分1)が始まる。)と設定されている。なお、停止スイッチ26L、26C、26Rはそれぞれ1回だけ操作が有効であり、1番目、2番目、3番目は有効操作された順序であり、例えば左、中、右という配置順序とは関係がない(左、中、右の順で有効操作されることはあるとしても)。
図12を参照して演出表示選択処理の具体的な内容を説明する。
まず、各遊技区分1)〜5)に設定されている情報(表示内容)は図12(a)及び図13に示す通りである。
遊技区分1)は前回までの遊技にて何らかのフラグ(例えば大役フラグ、中役フラグ等)が立っている可能性を報知する区分であり、フラグの立っている可能性(信頼度)を表示する。また、遊技区分1)をミニゲーム用の区分とすることができる(ミニゲームについては次に説明する)。
遊技区分2)は役成立の可能性を報知する区分であり、第1停止図柄(1番目の停止スイッチ26L〜26Rの操作で停止するリール10の図柄)を表示する。
遊技区分3)は第2停止図柄(2番目の停止スイッチ26L〜26Rの操作で停止するリール10の図柄)、その停止位置を表示する。
遊技区分4)は、第1停止図柄と第2停止図柄が同図柄であるなら(リーチなら)、その役が成立する可能性(信頼度)を表示する。
遊技区分5)は、役が成立した際に、そのことを表示する。
演出表示選択処理の手順は図12(b)の通りで、まず演出表示カット処理(図9、図10)と同様に、主制御装置40が始動レバー25の操作に応じて送信してくる回転開始コマンドを受けると、画像制御装置42が画像表示装置5を制御して演出表示を開始させる(S61)。
演出表示の開始から所定時間(図6のS22の所定時間と同じ)を未だ経過していないときに(S62:NO)、演出用スイッチ27が操作され(S63:YES)、演出用スイッチ27の操作が遊技区分2)で行われていれば(S64:YES)、遊技区分2)用の表示処理(S65)を行う。
一例として、図11に示すように、画像表示装置5に宝箱A、Bと鍵を表示させ、各宝箱A、Bの下の「PUSH」を交互にブリンク表示させる。ここで遊技者が、宝箱Aの下の「PUSH」が点灯中に演出用スイッチ27を操作すれば宝箱Aを、宝箱Bの下の「PUSH」が点灯中に演出用スイッチ27を操作すれば宝箱Bを選択できる。或いは、停止スイッチ26L〜26Rのいずれか2つを宝箱A、Bの選択スイッチとしてもよい(例えば左停止スイッチ26Lを押すと宝箱Aを、右停止スイッチ26Rを押すと宝箱Bを選択できる。)。
画像制御装置42は演出用スイッチ27の操作タイミングに基づいて、選択された宝箱A又はBが開放されて第1停止図柄が出現する画像を表示させる。ここで表示される第1停止図柄の信頼度(本当か嘘か)は、表示の各回毎に異ならせることができる。例えば一方(宝箱A又はB)は本当(図5に示した変動開始処理において大、中、小いずれかの役フラグがセットされている場合に、その役フラグに対応している。)で、他方は嘘(役フラグに対応していない。役フラグがセットされていない)としたり、両方とも本当であったり、両方とも嘘にしたりできる。但し、全体として(多数回を平均した場合)、正しく役フラグを反映している確率を1/2程度にするのが望ましい。
図12に戻り、演出用スイッチ27の操作が遊技区分3)で行われていれば(S66:YES)、遊技区分3)用の表示処理(S67)を行う(具体的な表示例は省略)。
演出用スイッチ27の操作が遊技区分4)で行われていれば(S68:YES)、遊技区分4)用の表示処理(S69)を行う。但し、遊技区分4)の情報表示は、上述したように第1停止図柄と第2停止図柄が同図柄(リーチ状態)であることが前提であるから、リーチ状態でないときには演出用スイッチ27の操作は無効にされる。
遊技区分4)の場合は、図11に示すように、画像表示装置5に宝箱A、Bと鍵を表示させ、各宝箱A、Bの下の「PUSH」を交互にブリンク表示させる。ここで遊技者が、宝箱Aの下の「PUSH」が点灯中に演出用スイッチ27を操作すれば宝箱Aを、宝箱Bの下の「PUSH」が点灯中に演出用スイッチ27を操作すれば宝箱Bを選択できる。画像制御装置42は演出用スイッチ27の操作タイミングに基づいて、選択された宝箱A又はBが開放されて財宝で満たされている画像(役成立の可能性が高いこと)又は開放できなかった画像(役成立の可能性が低いこと)を表示させる。この場合の信頼度も遊技区分2)と同様に虚実を取り混ぜるとよい。
演出用スイッチ27の操作が行われないまま所定時間経過した場合には(S62:YES)、遊技区分5)用の表示処理(S70)を行う。具体的には、停止した3つのリールの図柄で役が成立していれば役を表示し、成立していなければ宝箱A、Bの画像を消す。図11に示す例では煙が出て「消」の文字が表示されて演出表示の終了となる。
なお、S63における演出用スイッチ27の操作は1遊技期間に1回だけ有効であるから(宝箱A、Bの選択は別)、遊技者は遊技区分2)、3)、4)の情報表示を択一的に選ぶことになる(どれも選ばないことも可能ではあるが)。
このように、演出用スイッチ27が操作されると操作された遊技区分に設定されている情報を画像表示装置5に表示させるので、その遊技区分に適した情報(最も有用と考えられる情報)を報知できる。また、遊技区分によって予め報知内容が判っていれば、遊技者は演出用スイッチ27を操作するタイミング(遊技区分)を選択することで所望の情報を選択することができる。
[ミニゲーム処理]
上述の遊技区分1)で行われるミニゲームについて、図14、図15を参照して説明する。
図14に示すように遊技媒体のベットが行われると遊技区分1)が始まり、画像制御装置42は、主制御装置40からベットが行われたことを示す信号(遊技区分1)の開始を示す信号である)が送られてくると、図15に示すミニゲーム処理を行う。なお、ミニゲームを行うか否かは、ベットが行われた際に主制御装置40が決定しており、図15に示すミニゲーム処理は、主制御装置40からミニゲームを実行するとの指示があった(例えばベットが行われたことを示す信号と共に該指示が送られてきた)ことを前提として行われる。
図15に示すように、画像制御装置42は、画像表示装置5を制御してミニゲームの表示を開始させる(S71)。本実施例の場合、図14に示すように3つのリールによる図柄変動の画面を表示させ、各リールの下に停止スイッチの画像(PUSH)を表示させる。
続いて、ミニゲームの残り回数を10にセットしして、画面の隅にミニゲームの残り回数を表示させる(S72、図14に示した2/10は10ゲーム中の2ゲームが終わったことを示している。)。
また、始動操作無効処理(S73)により、始動レバー25の操作が無効にされる。これにより、始動レバー25を操作してもリール10は回転しない。なお、実際に始動レバー25の操作を無効にする処理は主制御装置40によって行われ、画像制御装置42は、始動レバー25の操作無効化を主制御装置40に伝えるだけである。
次に、画像制御装置42は、ミニゲームの残り回数が0でないことを条件に(S74:NO)、演出用スイッチ27がオンされるのを待つ(S75)。
演出用スイッチ27がオンされると(S75:YES)、ミニゲームの残り回数を−1する(S76)。そして、停止スイッチ(PUSH)が押し操作された画像及びこの押し操作に伴ってその上のリールが停止する画像を各リールについて、例えば左、中、右の順に表示させて3つのリールが全て停止した画像を画像表示装置5に表示させる。
この際に、演出用スイッチ27の操作タイミングに基づいて(そのタイミングで選択した乱数値により)、ミニゲーム大役、ミニゲーム小役又は外れを判定し、ミニゲーム大役なら、図14(A)に示すように大役を示す図柄の配列(図示は7・7・7)を表示させ、ミニゲーム小役なら、図14(B)に示すように小役を示す図柄の配列(図示はベル・ベル・ベル)を表示させる。また、外れなら、大役や小役を示す図柄の配列は表示させない。
なお、ここで演出用スイッチ27を各リールの画像毎に3回操作する構成としてもよい。或いは停止スイッチ26L〜26Rをリール(画像)の停止用に用いてもよい。
ミニゲーム大役が成立したときは(S77:YES)、付加価値付与処理(S78)を行う。本実施例の場合、付加価値付与処理として、大役フラグ(図5、S8参照)又は中役フラグ(図5、S10参照)がセットされているなら、その旨を遊技者に告知する処理が行われる。なお、付加価値付与処理の内容に特段の限定はなく、例えばリプレイナビ(大当たり中)、AT(アシストタイム)、CT(チャレンジタイム)等のフラグがセットされていること(大役、中役以外)を告知してもよい。又は告知ではなくて、AT、CT等の遊技者に有利な遊技状態を開始する構成としてもよい。
ミニゲーム中役が成立したときは(S79:YES)、ミニゲームの残り回数を+10して(S80)、S74に戻る。
一方、ミニゲームの残り回数が0になったとき(S74:YES)又は付加価値付与処理(S78)を実行したときは、ミニゲームが終了し(S81)、始動操作有効処理(S82)により、始動レバー25の操作が有効にされる。なお、始動操作無効処理(S73)と同様、実際に始動レバー25の操作を有効にする処理は主制御装置40によって行われ、画像制御装置42は、始動レバー25の操作有効化を主制御装置40に伝えるだけである。
上述と同様のミニゲームを、図14に示すように遊技区分5)において行うこともできる。
ただし、遊技区分5)は、丁度遊技媒体の手持ちが無くなったり、時間的な都合等で遊技を終了する(遊技者が離席する)可能性がある区分である。従って、ここでミニゲームが発生すると、新たな遊技媒体を借り受けたり、そのまま放置して遊技を終了しなければならない場面があり得る。このような場合には、遊技者が不快感を感じるおそれがある。
そのため、遊技区分5)においてミニゲームを行うのは、特別遊技状態中等の略確実に次回の遊技が行われる状態の時に限る方がよい。また、遊技区分5)でのミニゲームの付加価値付与処理(S78)による特典は、AT、CTの継続回数の追加等が好適である。
ミニゲームの結果で特典が与えられるから、本来のリール10による遊技だけでは得られない興趣が発生する。
[1区分を複数の期間に分割する例]
上記の演出表示カット処理や演出表示選択処理において1区分(演出表示1〜4、遊技区分1)〜5))を複数の期間に分割して、どの期間において演出用スイッチ27が操作されたかに応じて、その後の表示内容を異ならせることができる。
図16(a)に示す例は、1つの遊技区分を複数の期間に分割し(図示の例は遊技区分2)を期間1)2)3)に分割し)、その複数の期間それぞれを有効期間又は無効期間と設定してある(図示の例は期間2)が有効期間、期間1)、3)が無効期間)。
演出用スイッチ27の操作が有効期間(期間2))であると、演出表示は停止されて演出結果が表示されるが、その操作が無効期間(期間1)、3))であると、演出表示は停止されてしまうが演出結果は表示されない(情報が与えられない)。ここでは、遊技区分(1)〜5))を複数の期間に分割する例で説明したが、演出表示(1〜4)を複数の期間に分割しても同様に行うことができる。いずれの場合も、遊技者は演出用スイッチ27を押すタイミングにも興味を示すことになるから、遊技の新たな興趣を得ることができる。
また、図16(b)に示す例は、同様に1つの遊技区分を複数の期間(上記と同様に期間1)2)3))に分割してあるが、各期間により表示結果を異ならせる例である。具体的な表示制御は図17に示すとおりに行われる。
図17に示す演出表示処理では、画像制御装置42は主制御装置40が始動レバー25の操作に応じて送信してくる回転開始コマンドを受けると、画像表示装置5を制御して演出表示を開始させる(S101)。
演出表示の開始から所定時間(図6のS22の所定時間と同じ)を未だ経過していないときに(S102:NO)、演出用スイッチ27が操作されると(S103:YES)、演出用スイッチ27の操作が期間2)で行われていれば(S104:YES)、演出表示処理Aを行い(S105)、期間2)でなければ(S104:NO)、演出表示処理Bを行う(S106)。
本例では、図16(b)に示すように、演出表示の開始で宝箱と鍵が表示され、演出表示処理Aでは宝箱が開放されて例えば第1停止図柄(図示の例は遊技区分2)なので第1停止図柄であるが、遊技区分3)、4)の場合は演出表示選択処理で説明したとおり。)が出現する画像、演出表示処理Bでは宝箱を開放できなかった画像が表示される。
この例でも、遊技者は演出用スイッチ27を押すタイミングにも興味を示すことになるから、遊技の新たな興趣を得ることができる。
[複数の演出パターンを備える例]
上記の演出表示選択処理において各遊技区分毎に、例えば報知の精度(信頼度)に応じて複数の演出パターンを備えて、例えば乱数抽選にていずれか1つの演出パターンを選択して表示する構成を採用できる。
図18に示す例では、(a)のように報知の精度に応じて演出パターン1〜4を備えており、演出用スイッチ27が操作されたタイミングで選択される乱数値に基づいて、演出パターン1〜4のいずれかを選択して、表示する(または表示なし)。
この例でも、遊技者は演出用スイッチ27を押すタイミングにも興味を示すことになるから、遊技の新たな興趣を得ることができる。
[装置構成の変形例1]
図4に示した実施例では演出用スイッチ27の信号が画像制御装置42に入力される構成であるが、図19に示すように主制御装置40に入力する構成とすることもできる。演出用スイッチ27の信号を主制御装置40に入力すると、例えば主制御装置40が関与しなければ与えられないような特典(例えば大当たりのストックの解除等)をミニゲームの特典とする場合に好適である。
[装置構成の変形例2]
また、実施例では遊技媒体として遊技球を使用するスロットマシン1を説明したが、遊技媒体として遊技メダルを使用することもできる。その場合のスロットマシン1Aの構成は図20に示すとおりで、上皿がなくてメダル投入口45があるものの、演出用スイッチ27を除けば公知のスロットマシンと同様であり、また図1と対応する部分に同符号を付してあるので、説明は省略する。このスロットマシン1Aに本発明を適用しても、上記の各例と同様に演出表示を行うことができ、同様の効果が得られる。
[その他]
実施例ではミニゲームを遊技区分1)、5)で実行する構成としているが、他の遊技区分で行ってもよい。
実施例のスロットマシンの正面図。 リールの図柄配置の説明図。 実施例のスロットマシンにおける入賞ラインと入賞役の説明図、 実施例のスロットマシンの電気ブロック図。 実施例のスロットマシンで主制御装置が実行する変動開始処理のフローチャート。 実施例のスロットマシンで主制御装置が実行する変動停止処理のフローチャート。 実施例のスロットマシンで主制御装置が実行する役判定処理のフローチャート。 実施例のスロットマシンにおける演出表示カットの説明図。 実施例のスロットマシンで画像制御装置が実行する演出表示カット処理のフローチャート。 実施例のスロットマシンで画像制御装置が実行する演出表示カット処理の変形例のフローチャート。 実施例のスロットマシンにおける遊技区分の説明図。 実施例のスロットマシンで画像制御装置が実行する演出表示選択処理のフローチャート。 実施例のスロットマシンにおける遊技区分と演出画面の説明図。 実施例のスロットマシンにおけるミニゲームの流れの説明図。 実施例のスロットマシンで画像制御装置が実行するミニゲーム処理のフローチャート。 実施例のスロットマシンにおいて1区分を複数の期間に分割する例の説明図。 実施例のスロットマシンで画像制御装置が実行する演出表示処理のフローチャート。 実施例のスロットマシンにおいて複数の演出パターンを備える例の説明図。 装置構成の変形例1のスロットマシンの電気ブロック図。 装置構成の変形例2のスロットマシンの正面図。
符号の説明
1・・・スロットマシン(回胴式遊技機)、
5・・・画像表示装置(画像表示手段)、
8・・・始動レバー、
10・・・リール(回胴)、
25・・・始動レバー(始動装置)、
25a・・・始動スイッチ(始動装置)、
26L、26C、26R・・・停止スイッチ、
27・・・演出用スイッチ(ミニゲーム操作手段)、
40・・・主制御装置、
42・・・画像制御装置(表示制御手段、ミニゲーム実行手段)

Claims (9)

  1. 遊技媒体がベットされた前提で始動装置が操作されると複数の回胴を回転させ、その後停止スイッチが操作される毎に該操作された停止スイッチに対応する前記回胴を停止させ、全ての前記回胴が停止した際に該回胴に設けられている図柄にて入賞となる図柄の組合せが成立していると該入賞役に対応した遊技媒体を払い出す回胴式遊技機であって、
    画像表示を行う画像表示手段と、
    該画像表示手段を制御して演出表示を行わせる表示制御手段とを備える回胴式遊技機において、
    遊技者が操作可能な演出用スイッチを備えて、
    前記表示制御手段は、前記演出表示中に前記演出用スイッチが操作されると該演出表示を短縮又は変更して前記画像表示手段に表示させる
    ことを特徴とする回胴式遊技機。
  2. 請求項1記載の回胴式遊技機において、
    前記遊技媒体のベットから前記全回胴の停止以後に設定される終期までを1遊技期間として、該遊技期間が遊技の進行段階に応じて複数の区分に分けられ、また各区分毎に表示する情報が設定されていて、
    前記表示制御手段は、前記演出表示中に前記演出用スイッチが操作されると該操作された前記区分に設定されている前記情報を前記画像表示手段に表示させる
    ことを特徴とする回胴式遊技機。
  3. 請求項2記載の回胴式遊技機において、
    前記区分内に、前記演出用スイッチの操作に応じて前記情報が前記画像表示手段に表示される有効期間と、前記演出用スイッチを操作しても前記情報が表示されない無効期間とが設定されていることを特徴とする回胴式遊技機。
  4. 請求項2記載の回胴式遊技機において、
    前記情報の報知パターンが複数あり、
    前記表示制御手段は、前記演出用スイッチの操作タイミングに応じて前記複数の報知パターンの中から選択される報知パターンで前記情報を前記画像表示手段に表示させる
    ことを特徴とする回胴式遊技機。
  5. 請求項2記載の回胴式遊技機において、
    前記複数の区分の内のミニゲーム対応区分に設定されている区分で前記画像表示手段にミニゲーム画像を表示させ、遊技者がミニゲーム操作手段を操作すると該操作に応じて前記ミニゲーム画像を変化させ、該ミニゲームの目標が達成されると遊技者に特典を与えるミニゲーム実行手段を備えたことを特徴とする回胴式遊技機。
  6. 請求項5記載の回胴式遊技機において、
    前記演出用スイッチを前記ミニゲーム操作手段としたことを特徴とする回胴式遊技機。
  7. 請求項5又は6記載の回胴式遊技機において、
    前記ミニゲーム実行手段は、前記始動装置の操作に応じて取得された乱数がミニゲーム実行値であると前記ミニゲームを開始し、前記回胴のいずれかが停止するまで該ミニゲームを継続することを特徴とする回胴式遊技機。
  8. 遊技媒体がベットされた前提で始動装置が操作されると複数の回胴を回転させ、その後停止スイッチが操作される毎に該操作された停止スイッチに対応する前記回胴を停止させ、全ての前記回胴が停止した際に該回胴に設けられている図柄にて入賞となる図柄の組合せが成立していると該入賞役に対応した遊技媒体を払い出す回胴式遊技機において、
    画像表示を行う画像表示手段と、
    前記複数の回胴が1つの回胴を除いて停止した際に該停止した回胴に設けられている図柄にてミニゲーム実行組合せが成立していると前記画像表示手段にミニゲーム画像を表示させ、遊技者がミニゲーム操作手段を操作すると該操作に応じて前記ミニゲーム画像を変化させ、該ミニゲームの目標が達成されると遊技者に特典を与えるミニゲーム実行手段と
    を備えたことを特徴とする回胴式遊技機。
  9. 遊技媒体がベットされた前提で始動装置が操作されると複数の回胴を回転させ、その後停止スイッチが操作される毎に該操作された停止スイッチに対応する前記回胴を停止させ、全ての前記回胴が停止した際に該回胴に設けられている図柄にて入賞となる図柄の組合せが成立していると該入賞役に対応した遊技媒体を払い出す回胴式遊技機において、
    画像表示を行う画像表示手段と、
    前記始動装置の操作に応じて取得された乱数がミニゲーム実行値であると前記画像表示手段にミニゲーム画像を表示させ、遊技者がミニゲーム操作手段を操作すると該操作に応じて前記ミニゲーム画像を変化させ、該ミニゲームの目標が達成されると前記複数の回胴を1つの回胴を除いて停止させ、その際に該回転中の回胴の停止状態次第で前記入賞となる図柄の組合せが成立するかしないかが決まるリーチ状態にするミニゲーム実行手段と
    を備えたことを特徴とする回胴式遊技機。
JP2004032297A 2004-02-09 2004-02-09 回胴式遊技機 Pending JP2005218764A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004032297A JP2005218764A (ja) 2004-02-09 2004-02-09 回胴式遊技機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004032297A JP2005218764A (ja) 2004-02-09 2004-02-09 回胴式遊技機

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010118086A Division JP5124707B2 (ja) 2010-05-24 2010-05-24 回胴式遊技機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005218764A true JP2005218764A (ja) 2005-08-18
JP2005218764A5 JP2005218764A5 (ja) 2007-03-15

Family

ID=34994858

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004032297A Pending JP2005218764A (ja) 2004-02-09 2004-02-09 回胴式遊技機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005218764A (ja)

Cited By (39)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007061289A (ja) * 2005-08-30 2007-03-15 Aruze Corp 遊技機
JP2007275192A (ja) * 2006-04-04 2007-10-25 Sankyo Kk スロットマシン
JP2007282899A (ja) * 2006-04-18 2007-11-01 Daito Giken:Kk 遊技台
JP2007312998A (ja) * 2006-05-25 2007-12-06 Daikoku Denki Co Ltd スロットマシン
JP2008012215A (ja) * 2006-07-10 2008-01-24 Daito Giken:Kk 遊技台
JP2008178482A (ja) * 2007-01-23 2008-08-07 Samii Kk スロットマシン
JP2008178483A (ja) * 2007-01-23 2008-08-07 Samii Kk スロットマシン
JP2008183380A (ja) * 2007-01-31 2008-08-14 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2008183351A (ja) * 2007-01-31 2008-08-14 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2008200321A (ja) * 2007-02-21 2008-09-04 Samii Kk スロットマシン
JP2008220548A (ja) * 2007-03-12 2008-09-25 Olympia:Kk 遊技機、遊技機用プログラム、及び遊技機用プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2008272148A (ja) * 2007-04-27 2008-11-13 Daito Giken:Kk 遊技台
JP2009089912A (ja) * 2007-10-09 2009-04-30 Sankyo Co Ltd スロットマシン
JP2009095564A (ja) * 2007-10-18 2009-05-07 Sammy Corp スロットマシン
JP2009279356A (ja) * 2007-08-17 2009-12-03 Kpe Inc 遊技機及びその演出制御方法
JP2010075215A (ja) * 2008-09-24 2010-04-08 Taiyo Elec Co Ltd 回胴式遊技機
JP2010172772A (ja) * 2010-05-19 2010-08-12 Sankyo Co Ltd スロットマシン
JP2010214050A (ja) * 2009-03-19 2010-09-30 Olympia:Kk スロットマシン
JP2010220803A (ja) * 2009-03-24 2010-10-07 Kita Denshi Corp スロットマシン
JP2012115508A (ja) * 2010-12-01 2012-06-21 Olympia:Kk 遊技機
JP2012213663A (ja) * 2012-08-15 2012-11-08 Sammy Corp スロットマシン
JP2012223228A (ja) * 2011-04-15 2012-11-15 Olympia:Kk 遊技機
JP2013039443A (ja) * 2012-11-26 2013-02-28 Sankyo Co Ltd スロットマシン
JP2013154236A (ja) * 2013-05-20 2013-08-15 Sankyo Co Ltd スロットマシン
JP2013248454A (ja) * 2013-07-30 2013-12-12 Taiyo Elec Co Ltd 遊技機
JP2014012161A (ja) * 2013-07-30 2014-01-23 Taiyo Elec Co Ltd 遊技機
JP2014028271A (ja) * 2013-09-04 2014-02-13 Fujishoji Co Ltd 回胴式遊技機
JP2014200564A (ja) * 2013-04-09 2014-10-27 株式会社ソフイア 遊技機
JP2014221304A (ja) * 2014-06-16 2014-11-27 株式会社三共 スロットマシン
JP2015006397A (ja) * 2014-07-28 2015-01-15 株式会社藤商事 回胴式遊技機
JP2015100658A (ja) * 2013-11-28 2015-06-04 山佐株式会社 遊技機
JP2017086951A (ja) * 2017-01-17 2017-05-25 株式会社ユニバーサルエンターテインメント 遊技機
JP2017100040A (ja) * 2017-03-13 2017-06-08 株式会社北電子 遊技機
JP2020130329A (ja) * 2019-02-14 2020-08-31 株式会社大都技研 遊技台
JP2021029948A (ja) * 2019-08-29 2021-03-01 株式会社北電子 遊技機
JP2021029946A (ja) * 2019-08-29 2021-03-01 株式会社北電子 遊技機
JP2021029947A (ja) * 2019-08-29 2021-03-01 株式会社北電子 遊技機
JP2021168953A (ja) * 2019-06-04 2021-10-28 株式会社ユニバーサルエンターテインメント 遊技機
JP2021168952A (ja) * 2020-01-17 2021-10-28 株式会社ユニバーサルエンターテインメント 遊技機

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001276320A (ja) * 2000-03-31 2001-10-09 Daito Giken:Kk 遊技台
JP2002058791A (ja) * 2000-08-16 2002-02-26 Sankyo Kk スロットマシン
JP2002253740A (ja) * 2001-02-27 2002-09-10 Konami Parlor Entertainment Kk 回胴式スロットマシン及びその演出表示方法
JP2002301203A (ja) * 2001-04-05 2002-10-15 Konami Parlor Entertainment Kk 乱数発生装置
JP2003010388A (ja) * 2001-07-05 2003-01-14 Olympia:Kk 遊技機、遊技機用プログラム、及び遊技機用プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001276320A (ja) * 2000-03-31 2001-10-09 Daito Giken:Kk 遊技台
JP2002058791A (ja) * 2000-08-16 2002-02-26 Sankyo Kk スロットマシン
JP2002253740A (ja) * 2001-02-27 2002-09-10 Konami Parlor Entertainment Kk 回胴式スロットマシン及びその演出表示方法
JP2002301203A (ja) * 2001-04-05 2002-10-15 Konami Parlor Entertainment Kk 乱数発生装置
JP2003010388A (ja) * 2001-07-05 2003-01-14 Olympia:Kk 遊技機、遊技機用プログラム、及び遊技機用プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

Cited By (42)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007061289A (ja) * 2005-08-30 2007-03-15 Aruze Corp 遊技機
JP2007275192A (ja) * 2006-04-04 2007-10-25 Sankyo Kk スロットマシン
JP2007282899A (ja) * 2006-04-18 2007-11-01 Daito Giken:Kk 遊技台
JP2007312998A (ja) * 2006-05-25 2007-12-06 Daikoku Denki Co Ltd スロットマシン
JP2008012215A (ja) * 2006-07-10 2008-01-24 Daito Giken:Kk 遊技台
JP2008178482A (ja) * 2007-01-23 2008-08-07 Samii Kk スロットマシン
JP2008178483A (ja) * 2007-01-23 2008-08-07 Samii Kk スロットマシン
JP4529147B2 (ja) * 2007-01-31 2010-08-25 株式会社三洋物産 遊技機
JP2008183380A (ja) * 2007-01-31 2008-08-14 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2008183351A (ja) * 2007-01-31 2008-08-14 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2008200321A (ja) * 2007-02-21 2008-09-04 Samii Kk スロットマシン
JP2008220548A (ja) * 2007-03-12 2008-09-25 Olympia:Kk 遊技機、遊技機用プログラム、及び遊技機用プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2008272148A (ja) * 2007-04-27 2008-11-13 Daito Giken:Kk 遊技台
JP2009279356A (ja) * 2007-08-17 2009-12-03 Kpe Inc 遊技機及びその演出制御方法
JP2009089912A (ja) * 2007-10-09 2009-04-30 Sankyo Co Ltd スロットマシン
JP2009095564A (ja) * 2007-10-18 2009-05-07 Sammy Corp スロットマシン
JP2010075215A (ja) * 2008-09-24 2010-04-08 Taiyo Elec Co Ltd 回胴式遊技機
JP2010214050A (ja) * 2009-03-19 2010-09-30 Olympia:Kk スロットマシン
JP2010220803A (ja) * 2009-03-24 2010-10-07 Kita Denshi Corp スロットマシン
JP2010172772A (ja) * 2010-05-19 2010-08-12 Sankyo Co Ltd スロットマシン
JP2012115508A (ja) * 2010-12-01 2012-06-21 Olympia:Kk 遊技機
JP2012223228A (ja) * 2011-04-15 2012-11-15 Olympia:Kk 遊技機
JP2012213663A (ja) * 2012-08-15 2012-11-08 Sammy Corp スロットマシン
JP2013039443A (ja) * 2012-11-26 2013-02-28 Sankyo Co Ltd スロットマシン
JP2014200564A (ja) * 2013-04-09 2014-10-27 株式会社ソフイア 遊技機
JP2013154236A (ja) * 2013-05-20 2013-08-15 Sankyo Co Ltd スロットマシン
JP2013248454A (ja) * 2013-07-30 2013-12-12 Taiyo Elec Co Ltd 遊技機
JP2014012161A (ja) * 2013-07-30 2014-01-23 Taiyo Elec Co Ltd 遊技機
JP2014028271A (ja) * 2013-09-04 2014-02-13 Fujishoji Co Ltd 回胴式遊技機
JP2015100658A (ja) * 2013-11-28 2015-06-04 山佐株式会社 遊技機
JP2014221304A (ja) * 2014-06-16 2014-11-27 株式会社三共 スロットマシン
JP2015006397A (ja) * 2014-07-28 2015-01-15 株式会社藤商事 回胴式遊技機
JP2017086951A (ja) * 2017-01-17 2017-05-25 株式会社ユニバーサルエンターテインメント 遊技機
JP2017100040A (ja) * 2017-03-13 2017-06-08 株式会社北電子 遊技機
JP2020130329A (ja) * 2019-02-14 2020-08-31 株式会社大都技研 遊技台
JP2021168953A (ja) * 2019-06-04 2021-10-28 株式会社ユニバーサルエンターテインメント 遊技機
JP7165384B2 (ja) 2019-06-04 2022-11-04 株式会社ユニバーサルエンターテインメント 遊技機
JP2021029948A (ja) * 2019-08-29 2021-03-01 株式会社北電子 遊技機
JP2021029946A (ja) * 2019-08-29 2021-03-01 株式会社北電子 遊技機
JP2021029947A (ja) * 2019-08-29 2021-03-01 株式会社北電子 遊技機
JP2021168952A (ja) * 2020-01-17 2021-10-28 株式会社ユニバーサルエンターテインメント 遊技機
JP7165383B2 (ja) 2020-01-17 2022-11-04 株式会社ユニバーサルエンターテインメント 遊技機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2005218764A (ja) 回胴式遊技機
JP5448172B2 (ja) スロットマシン
JP2008301986A (ja) 回動式遊技機
JP2010227276A (ja) 回胴式遊技機
JP2009066279A (ja) 遊技機
JP2009268852A (ja) 回胴式遊技機
JP2008104809A (ja) 遊技機
JP6757822B1 (ja) 遊技機
JP2010233817A (ja) スロットマシン
JP2005319014A (ja) 遊技機
JP2006181285A (ja) スロットマシン
JP4582526B2 (ja) スロットマシン
JP2004313590A (ja) 遊技機
JP5124707B2 (ja) 回胴式遊技機
JP2004147874A (ja) 遊技機
JP2007117262A (ja) スロットマシン
JP4257948B2 (ja) 弾球遊技機
JP2007185313A (ja) 遊技機
JP6654315B2 (ja) 遊技機
JP2004041567A (ja) 遊技機
JP5382656B2 (ja) スロットマシン
JP2004201968A (ja) 遊技機及び遊技場
JP4912676B2 (ja) スロットマシン
JP2009066280A (ja) 遊技機
JP3061913U (ja) スロットマシン

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070130

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070130

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100324

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100330

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100524

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20101207