JP2005218532A - ゲーム機の施錠装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】扉の軽量化を図ると共に、扉の開閉の操作性を向上させることができるゲーム機の施錠装置を提供する。
【解決手段】鉤部材ユニット1が中扉41に取り付けられ、シリンダ錠36を有したシリンダ錠ユニット30が前扉42に取り付けられる。鉤部材ユニット1の基枠体の上部と下部に中扉施錠用の鉤部材5,6が傾動可能に枢支され、上下の鉤部材5,6が基枠体に沿って摺動可能に配設された連結杆7により連結される。前扉施錠用の鉤部11〜13を設けた前扉用施錠杆10が鉤部材ユニット1の基枠体内に摺動可能に配設される。シリンダ錠ユニット30の基枠の取付板にシリンダ錠36がその錠軸を内側に挿入して取り付けられ、錠軸には係合部材37が固定される。係合部材37には中扉に対し前扉を閉鎖したときに連結杆の係合部と係合可能な第1の係合凸部38及び第2の係合凸部39が突設される。
【選択図】図10

Description

本発明は、パチンコ機、スロットマシン等のゲーム機の前扉と中扉を筐体に対し施錠する施錠装置に関し、特に、前扉側にシリンダ錠と受け金具などをユニット化したシリンダ錠ユニットを取り付け、中扉側に鉤部材と連結杆などをユニット化した鉤部材ユニットを取り付けた構造のゲーム機の施錠装置に関する。
従来、パチンコ機、スロットマシンなどのゲーム機の前扉を筐体に対し施錠する装置として、取付板と支持板を断面L形に成形した縦長の基枠体の内側に、連結杆が摺動可能に配設され、支持板の上部と下部に鉤部材が傾動可能に枢支され、連結杆の上下端部が鉤部材に連結され、取付板の中間部にシリンダ錠がその錠軸を取付板に設けた孔から内側に差し込むように取付けられ、錠軸の先端に連結杆と係合するカム板が固定されてなる施錠装置が、一般に使用されている(例えば下記特許文献1を参照)。また、パチンコ機の施錠装置として、鉤部を上下に設けたガラス枠用施錠杆を基枠体内に摺動可能に配設し、前扉に開閉可能に配設されたガラス枠と筐体に開閉可能に装着された前扉の両方を施錠・解錠する構造の施錠装置が、下記特許文献2により知られている。
実公昭57−8867号公報 特許第3030613号公報
この種のガラス枠用施錠杆を基枠体内に、前扉用の鉤部材及び連結杆と共に配設した施錠装置は、前扉の内側に鉤部材を筐体側に突出した状態で、基枠体を縦に取り付け、鉤部材が係止可能な受け金具を筐体側の対応位置に取り付け、取付板に固定したシリンダ錠の正面を前扉の正面に現して装着される。このため、前扉前面側に取り付けられたガラス枠は、シリンダ錠を避けた形状に、つまりシリンダ錠の先端を露出した形状に形成する必要があり、ガラス枠の設計形状の自由度が制限されるという課題があった。
また、周知のように、パチンコ機、スロットマシンの前扉には、装飾用プラスチック、照明装飾器具など各種の電気部品、装飾部品、操作部品などが装着されているため、施錠装置を取り付けるためのスペースが狭く制限され、さらに、各種の電気部品等を取り付けた前扉は重量が重くなり、開閉の操作性を考慮して、前扉をできるだけ軽くするように、前扉の軽量化が要望されていた。
本発明は、上記の点に鑑みなされたもので、扉の軽量化を図ると共に、扉の開閉の操作性を向上させることができるゲーム機の施錠装置を提供することを目的とする。
このために、本発明のゲーム機の施錠装置は、筐体に開閉可能に装着された中扉を筐体に対し施錠し、中扉の前面に開閉可能に装着された前扉を中扉に対し施錠するゲーム機の施錠装置であって、鉤部材ユニットが中扉に取り付けられ、シリンダ錠を有したシリンダ錠ユニットが前扉に取り付けられ、鉤部材ユニットの基枠体の上部と下部に中扉施錠用の鉤部材が傾動可能に枢支され、上下の鉤部材が基枠体に沿って摺動可能に配設された連結杆により連結され、連結杆に係合部が設けられ、前扉施錠用の鉤部を設けた前扉用施錠杆が鉤部材ユニットの基枠体内に摺動可能に配設され、シリンダ錠ユニットの基枠の取付板にシリンダ錠がその錠軸を内側に挿入して取り付けられ、錠軸には係合部材が固定され、係合部材には中扉に対し前扉を閉鎖したときに連結杆の係合部と係合可能な第1の係合凸部及び前扉用施錠杆の係合部と係合可能な第2の係合凸部が突設されたことを特徴とする。
ここで、請求項2のように、中扉施錠用の鉤部材の連結杆に、施錠状態での連結杆の解錠方向への摺動を阻止する第1ロック部材と第2ロック部材が枢支され、第1ロック部材には、中扉の閉鎖時に筐体側の固定部に当接する当て部が設けられ、第2ロック部材には、施錠状態で前記係合部材の係合凸部に当接可能で連結杆の解錠方向への摺動を阻止する係止部を設けることができる。
また、請求項3のように、前扉施錠用の鉤部を設けた前扉用施錠杆に、施錠状態での前扉用施錠杆の解錠方向への摺動を阻止するロック部材が枢支され、施錠状態で係合部材の係合凸部に当接可能で前扉用施錠杆の解錠方向への摺動を阻止する係止部を設けることができる。
このように構成された施錠装置は、筐体の前面に中扉が開閉可能に取り付けられ、中扉の前面に前扉(例えばガラスが嵌め込まれたガラス枠状の前面扉)が開閉可能に取り付けられたゲーム機に装着されて使用される。鉤部材ユニットは、その鉤部材を筐体側に向けて基枠体の取付板を中扉に固定して取り付けられ、筐体の内側の対応位置に鉤部材が係止される受け金具が固定される。このとき、鉤部材ユニットの前扉用施錠杆の複数の鉤部は前面につまり前扉側に突出すように位置する。さらに、シリンダ錠ユニットが、前扉の内側に、シリンダ錠を前面に露出して取り付けられ、このシリンダ錠ユニットに設けた複数の係止部が鉤部材ユニットの鉤部に対応した位置になるように取り付けられる。
この施錠装置は、鉤部材ユニットとシリンダ錠ユニットから構成され、中扉に連結杆と鉤部材および前扉用施錠杆を設けた鉤部材ユニットが取り付けられ、前扉にシリンダ錠を取り付けたシリンダ錠ユニットが取り付けられるように、2つのユニットに分けて構成される。このため、従来の施錠装置のように受け金具以外の全ての部材を取り付けた施錠装置本体を前面枠の内側に取り付ける場合に比べ、鉤部材ユニットの大きさ及び重さを、小形でより軽量とすることができる。これにより、中扉の全重量を軽量化することができ、比較的小さい操作力で中扉及び前扉の開閉を楽に行うことができる。
また、シリンダ錠を有するシリンダ錠ユニットはゲーム機の前面の前扉にそのシリンダ錠を前面に露出して取り付けられるから、前面枠の内側にガラス枠を開閉可能に取り付けた従来のパチンコ機のように、シリンダ錠の位置を外すためにガラス枠を小形にする必要はなく、ゲーム機の前扉は内側にガラス枠を装着しながら中扉及び筐体の前面を大きく覆うように大型に形成することも可能となり、前扉の設計の自由度を向上させることができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1はゲーム機用の施錠装置の鉤部材ユニット1の正面図、図2はその左側面図、図3はその右側面図、図4はその分解図を示している。この鉤部材ユニット1は、ゲーム機の筐体40の前面に開閉可能に装着された中扉41に取り付けられるユニットである。図において、2は鋼板をプレス加工して形成された縦長の基枠体であり、横断面を略L字状に成形して一方を取付板3とし他方を支持板4として形成されている。取付板3には複数の取付孔が穿設され、さらに、上部と下部には、支持板4側にかけて開口部3aが形成され、その開口部3aから鉤部材5,6が背面側に突出し且つ傾動可能に軸支されている。図4に示すように、支持板4の中間部には、後述の係合部材37が進入するために開口凹部4aが形成され、また、支持板4の開口凹部4aの少し上方には、内側に切り起こした切り起し部4bが設けられ、後述の連結杆7と前扉用施錠杆10を摺動可能にガイドする構造である。
基枠体2の支持板4の上部と下部には、軸ピン5a,6aによって鉤部材5,6が各々下側に傾動可能に軸支され、取付板3の開口部3aから背面側に突出して配設されている。鉤部材5、6はフック状に形成され、その係止凹部を上側にして傾動可能に軸支される。また、図4に示すように、基枠体2の支持板4の内側には連結杆7が切り起し部4bによって保持されて上下摺動可能に配設され、連結杆7の上部は連結ピン5bにより鉤部材5の端部に連結され、連結杆7の下部は連結ピン5bにより鉤部材6の端部に連結される。さらに、連結杆7にはその中間部に長孔7bが穿設され、その長孔7bにガイドピン8が挿通されて支持板4に固定され、これによって、連結杆7はガイドピン8にガイドされて、取付板3上をその長手方向(縦方向)に沿って上下に摺動可能とされる。
さらに、連結杆7の中間部には係合部7aが設けられ、この係合部7aは、後述のシリンダ錠ユニット30のシリンダ錠36の錠軸36aに固定される係合部材37上の係合凸部38と係合可能とされる。さらに、図4に示すように、連結杆7の中間部には、第1ロック部材9と第2ロック部材19が軸ピン9bにより枢支されている。第1ロック部材9と第2ロック部材19は、施錠時において連結杆7が解錠側に移動することを阻止するために、連結杆7に軸支され、第1ロック部材9には、中扉41の閉鎖時に筐体40側の固定部45に当接する当て部9aが設けられている。さらに、第2ロック部材19には、後述の係合部材37の係合ピン38に係合して連結杆7の移動を阻止する係合部19aが上方に向けて突設されている。
上記当て部9aは基枠体2の取付板3に設けたスリットから背面側に突き出し可能とされ、コイルばね21によって第1ロック部材9が図2の反時計方向に付勢されることにより、当て部9aは取付板3のスリットから背面側に突出する。なお、図10に示すように、筐体40側には、この第1ロック部材9の当て部9aが当接するための固定部45が対応位置に設けられている。
また、第1ロック部材9と第2ロック部材19には相互にコイルばね20が掛け渡され、中扉41が閉鎖されて、図2の時計方向に回動付勢されたとき、両部材ともに同回動し、前扉42が閉鎖された際、係合部材37の係合凸部38により第2ロック部材19の係合部19aが押されたときには、第2ロック部材19のみが図2の反時計方向に回動する。さらに、図4に示すように、この第1ロック部材9の下部と前扉用施錠杆10の間に、コイルばね21が掛け渡され、このコイルばね21は、第1ロック部材9を図2の反時計方向に回動付勢するように、また、前扉用施錠杆10を施錠側(上方)に付勢するように設けられている。
一方、ゲーム機の中扉41の前面に前扉42が開閉可能に装着されるが、この前扉42にはシリンダ錠ユニット30が取り付けられ、シリンダ錠ユニット30は、図6〜図9に示すように、基枠31の取付板32の略中央部に、シリンダ錠36を取り付けて構成されている。基枠31は、横断面をL型とした縦長のフレーム状に形成され、その正面側に取付板32が形成され、取付板32に複数の取付孔が穿設されている。中央部の取付板32は幅広に形成され、この幅広部にシリンダ錠36がその錠軸36aを基枠31の内側に挿入するように取り付けられる。
幅広部にはシリンダ錠挿入用の開口部が形成され、その開口部の前面側からシリンダ錠36の元部を差し込み、シリンダ錠36のフランジ36bを基枠31の内側で固定して装着される。基枠31は全体として取付板32を主体として薄形に形成され、その上部と中部と下部に各々受け金具としての係止部33,34,35が形成されている。この3つの係止部33〜35は、前扉42を閉鎖したとき、鉤部材ユニット1の前扉用施錠杆10の鉤部11〜13が係止され、その鉤部11〜13の対応位置に配置されている。
シリンダ錠36から基枠31の内側に突出した錠軸36aには、カム形状の係合部材37が固定され、係合部材37上には上記連結杆7の係合部7aと係合可能な係合凸部38が突設されている。また、係合部材37には、上記前扉用施錠杆10の係合部14と係合可能な係合凸部39が突設されている。係合凸部38、39はピンにより形成され、係合部材37の前後方向背面側に突出すように突設されている。また、シリンダ錠36には、錠軸36aつまり係合部材37を時計方向と反時計方向の両側に回したとき、原位置に復帰するためのばね部材が内蔵され、シリンダ錠36に差し込んだ鍵を時計方向または反時計方向に回したとき、原位置(鍵を差し込む位置)に錠軸36aつまり係合部材37がそのばね力により戻るようにしている。
なお、上記シリンダ錠ユニット30においては、基枠31に一体的に係止部33〜35を形成したが、これらを別個の部品として形成し、前扉42の所定位置に取り付けることもできる。
上記のように構成された施錠装置の鉤部材ユニット1は、図10に示すように、ゲーム機の中扉41内にその鉤部材5,6を背面側つまり筐体40側に向けて、縦に基枠体2の取付板3を固定して取り付けられる。また、筐体40側には、その鉤部材5,6に対応して受け金具43,44が固定される。なお、ゲーム機の筐体40の前面には、中扉41が開閉可能に取り付けられ、中扉41の前面に前扉42が開閉可能に取り付けられている。また、筐体40内には、中扉41の閉鎖時に、鉤部材ユニット1の第1ロック部材9の当て部9aが当接する固定部45が設けられる。
一方、上記シリンダ錠ユニット30は、その前扉42の内側にその基枠31の取付板32を固定して取り付けられる。このとき、シリンダ錠ユニット30の内側を向いて配設された係合部材37の係合凸部38,39は、鉤部材ユニット1の係合部7a、14に対応した位置に配置され、シリンダ錠36は、その先端を前扉42の正面側に露出して配置される。
図10の状態から中扉41を閉じる場合、中扉41を筐体40に対し、押して閉じれば、鉤部材ユニット1の上下の鉤部材5、6が筐体40の受け金具43,44に接触して下側に傾動し、鉤部材5、6の係合凹部に受け金具43,44の縁部が入ったところで、コイルばね21の付勢力によって連結杆7を介して鉤部材5、6が水平位置に戻り、その受け金具43,44に係止され施錠される(図11,12)。
施錠状態においては、図12のように、鉤部材ユニット1の第1ロック部材9の当て部9aが筐体40側の固定部45に当接して、第1ロック部材9と第2ロック部材19が内側に回動し、第2ロック部材19の係止部19aが施錠状態にあるシリンダ錠ユニット30の係合部材37の係合凸部38の真下に位置するため、針金などで不正に連結杆7が解錠方向(上方)に移動させられた場合でも、連結杆7はこの第2ロック部材19と係合凸部38の係合によって移動できず、不正解錠を防止することができる。
また、連結杆7に取り付けられるロック部材は、第1ロック部材9と第2ロック部材19に分けて組み付けられているから、図11に示すように、中扉41が筐体40に施錠された状態で、前扉42を閉鎖したとき、シリンダ錠ユニット30の係合部材37の係合凸部38が第2ロック部材19の係止部19aに当接しても、第2ロック部材19が図5の反時計方向に回動して逃げ、係合凸部38を図12に示すような正常位置に進入させることができる。
さらに、この際、係合部材37の他方の係合凸部39において、前扉42の閉鎖時に、係合凸部39が前扉用施錠杆10のロック部材17の係止部17aに当接したとき、ロック部材17が図10,11の時計方向に回動して逃げ、係合凸部39を図12に示すような正常位置に進入させることができる。さらに、図12のような施錠状態においては、前扉用施錠杆10のロック部材17の係止部17aの真下に係合凸部39が位置するため、針金などで不正に前扉用施錠杆10が解錠方向(下方)に移動させられた場合でも、前扉用施錠杆10はこのロック部材17の係止部17aが係合凸部39に当たって移動できず、不正解錠を防止することができる。
中扉41を解錠する場合は、図13に示すように、前扉42のシリンダ錠36に鍵を差し込み、シリンダ錠36の錠軸を右側に回す。このとき、係合部材37が同方向に回転し、その係合部材37の係合凸部38が、鉤部材ユニット1側の連結杆7の係合部7aを押し上げるように動作して連結杆7を上方に摺動させる。これにより、鉤部材ユニット1の上下の鉤部材5、6が軸ピン5a、6aを軸に下方に傾動し、筐体40側に設けた受け金具43,44との係合が外れ、中扉41は解錠される(図13)。
一方、前扉42を解錠する場合は、図14に示すように、シリンダ錠36の鍵穴に鍵を差し込み、鍵を左側に回して錠軸に固定された係合部材37を同方向に回動させる。このとき、係合部材37の係合凸部39が鉤部材ユニット1の前扉用施錠杆10の係合部14を押し下げるように動作して、前扉用施錠杆10を下方に摺動させる。これにより、前扉用施錠杆10の鉤部11,12,13が下方に摺動し、前扉42のシリンダ錠ユニット30の係止部33,34,35との係合が外れ、前扉42は解錠される(図14)。
このように、ゲーム機の中扉41に鉤部材ユニット1が取り付けられ、中扉41の正面側に装着された前扉42にシリンダ錠ユニット30を取り付け、鉤部材ユニット1とシリンダ錠ユニット30を結合させて前扉42を中扉41に施錠し、且つ鉤部材ユニット1を用いて中扉41を筐体40に対し施錠するように構成されるため、ガラス枠ともなる前扉42を中扉41と同程度に大型化することができ、前扉42の設計の自由度を高めることができる。また、シリンダ錠36は、前扉42に配置されるため、前扉42を開く場合、通常の扉と同様に、そのシリンダ錠36に鍵を差し込んで解錠するため、施錠・解錠の操作がしやすいという効果がある。また、筐体40に対し中扉41と前扉42が施錠された状態であれば、シリンダ錠36の鍵を右に回すことにより、前扉付きの中扉41を解錠して開くことができ、1つのシリンダ錠36で正面から中扉41と前扉42の解錠を行うことができる。また、中扉41に取り付けられる鉤部材ユニット1においては、通常装着されているシリンダ錠36と係合部材37を外した構造としているから、その分の重量を軽量化することができる。
以上説明したように、本発明のゲーム機の施錠装置は、鉤部材ユニットとシリンダ錠ユニットから構成され、中扉に連結杆と鉤部材および前扉用施錠杆を設けた鉤部材ユニットが取り付けられ、前扉にシリンダ錠を取り付けたシリンダ錠ユニットが取り付けられるように、2つのユニットに分けて構成したから、従来の施錠装置のように受け金具以外の全ての部材を取り付けた施錠装置本体を前面枠の内側に取り付ける場合に比べ、鉤部材ユニットの大きさ及び重さを、小形でより軽量とすることができる。これにより、中扉の全重量を軽量化することができ、比較的小さい操作力で中扉及び前扉の開閉を楽に行うことができる。
また、シリンダ錠を有するシリンダ錠ユニットはゲーム機の前面の前扉にそのシリンダ錠を前面に露出して取り付けられるから、前面枠の内側にガラス枠を開閉可能に取り付けた従来のパチンコ機のように、シリンダ錠の位置を外すためにガラス枠を小形にする必要はなく、ゲーム機の前扉は内側にガラス枠を装着しながら中扉及び筐体の前面を大きく覆うように大型に形成することも可能となり、前扉の設計の自由度を向上させることができる。
本発明の一実施形態を示す鉤部材ユニットの正面図である。 同鉤部材ユニットの左側面図である。 同装鉤部材ユニットの右側面図である。 同装鉤部材ユニットの分解図である。 第1ロック部材と第2ロック部材の拡大図である。 シリンダ錠ユニットの正面図である。 同シリンダ錠ユニットの左側面図である。 同シリンダ錠ユニットの右側面図である。 同シリンダ錠ユニットの背面図である。 施錠装置を取り付けたゲーム機の筐体、中扉、前扉の開放状態における部分断面図である。 同ゲーム機の中扉をとじて前扉を開放した状態の部分断面図である。 ゲーム機の筐体、中扉、前扉を閉鎖した状態の部分断面図である。 中扉を解錠する際の左側面図である。 前扉を解錠する際の左側面図である。
符号の説明
1−鉤部材ユニット
2−基枠体
3−取付板
4−支持板
5,6−鉤部材連結杆
7−連結杆
7a−係合部
9−第1ロック部材
9a−当て部
10−前扉用施錠杆
11〜13−鉤部
14−係合部
17−ロック部材
19−第2ロック部材
19a−係止部
30−シリンダ錠ユニット
33,34,35−係止部
36−シリンダ錠
37−係合部材
38,39−係合凸部
40−筐体
41−中扉
42−前扉



Claims (3)

  1. 筐体に開閉可能に装着された中扉を該筐体に対し施錠し、該中扉の前面に開閉可能に装着された前扉を該中扉に対し施錠するゲーム機の施錠装置であって、
    鉤部材ユニットが該中扉に取り付けられ、シリンダ錠を有したシリンダ錠ユニットが該前扉に取り付けられ、該鉤部材ユニットの基枠体の上部と下部に中扉施錠用の鉤部材が傾動可能に枢支され、上下の該鉤部材が該基枠体に沿って摺動可能に配設された連結杆により連結され、連結杆に係合部が設けられ、前扉施錠用の鉤部を設けた前扉用施錠杆が該鉤部材ユニットの基枠体内に摺動可能に配設され、該シリンダ錠ユニットの基枠の取付板にシリンダ錠がその錠軸を内側に挿入して取り付けられ、該錠軸には係合部材が固定され、該係合部材には該中扉に対し該前扉を閉鎖したときに該連結杆の係合部と係合可能な第1の係合凸部及び該前扉用施錠杆の係合部と係合可能な第2の係合凸部が突設されたことを特徴とするゲーム機の施錠装置。
  2. 中扉施錠用の前記鉤部材の連結杆に、施錠状態での該連結杆の解錠方向への摺動を阻止する第1ロック部材と第2ロック部材が枢支され、第1ロック部材には、中扉の閉鎖時に筐体側の固定部に当接する当て部が設けられ、第2ロック部材には、施錠状態で前記係合部材の係合凸部に当接可能で連結杆の解錠方向への摺動を阻止する係止部が設けられたことを特徴とする請求項1記載のゲーム機の施錠装置。
  3. 前扉施錠用の鉤部を設けた前記前扉用施錠杆に、施錠状態での前扉用施錠杆の解錠方向への摺動を阻止するロック部材が枢支され、施錠状態で前記係合部材の係合凸部に当接可能で該前扉用施錠杆の解錠方向への摺動を阻止する係止部が設けられたことを特徴とする請求項1記載のゲーム機の施錠装置。
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