JP2005021604A - ゲーム機の施錠装置 - Google Patents

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農史 中村
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Abstract

【課題】シリンダ錠に挿入したキーを回して解錠操作した後、キーを自動的に元の基準位置に戻すことができるゲーム機の施錠装置を提供する。
【解決手段】鉤部材ユニット1がゲーム機の筐体28に取り付けられ、シリンダ錠17を有したシリンダ錠ユニット11が前扉30に取り付けられる。鉤部材ユニット11の基枠体2の上部と下部に鉤部材4,5が傾動可能に枢支され、上下の鉤部材4,5が基枠体2に沿って摺動可能に配設された連結杆6により連結され、連結杆6に係合部が設けられる。シリンダ錠ユニット11の基枠体12の取付板13にシリンダ錠17がその錠軸17cを内側に入れて取り付けられ、錠軸17cに係合部材18が固定される。係合部材18には前扉の閉鎖時に連結杆6の係合部と係合可能な係合凸部18aが設けられ、シリンダ錠17の錠軸17cの先端近傍に、錠軸17cをキーの挿入位置に戻すように付勢するばね部材37が配設される。
【選択図】図7

Description

本発明は、パチンコ機、スロットマシン等のゲーム機の前扉を筐体に対し施錠する施錠装置に関し、特に、キーをシリンダ錠に差し込み回して前扉を解錠した後、容易にシリンダ錠をキー挿入位置に戻して、キーを容易に引き抜くことができるゲーム機の施錠装置に関する。
従来、パチンコ機、スロットマシンなどのゲーム機の前扉を筐体に対し施錠する装置として、取付板と支持板を断面L形に成形した縦長の基枠体の内側に、連結杆が摺動可能に配設され、支持板の上部と下部に鉤部材が傾動可能に枢支され、連結杆の上下端部が鉤部材に連結され、取付板の中間部にシリンダ錠がその錠軸を取付板に設けた孔から内側に差し込むように取付けられ、錠軸の先端に連結杆と係合するカム板が固定されてなる施錠装置が、一般に使用されている(例えば下記特許文献1を参照)。
実公昭57−8867号公報
この種の施錠装置は、通常、鉤部材を施錠側に付勢するためのコイルばねが連結杆と基枠体との間に装着され、シリンダ錠に差し込んだキーを回して錠軸とカム板を回動させた際、そのコイルばねに付勢力に抗して、連結杆を摺動させて解錠し、解錠後は、そのコイルばねの作用により自動的にシリンダ錠をキーの挿入位置に戻し、キーの引き抜きが可能なようにしている。つまり、シリンダ錠のキーは、連結杆のコイルばねの付勢力によりキーの挿入位置に戻される構造となっている。
しかし、カム板の係合部が連結杆の係合部と係合する部分で、隙間が生じているため、解錠操作後に連結杆が元の位置に戻された状態であっても、カム板及びそれと一体の錠軸はキー挿入位置に、完全には自動的に戻ることができず、キーを回して解錠操作した後、キーをシリンダ錠から引き抜く場合、キーを完全に元の位置に戻して引き抜くと言う煩雑な動作を必要とする課題があった。
さらに、周知のように、パチンコ機、スロットマシンの前扉には、装飾用プラスチック、照明装飾器具など各種の電気部品、装飾部品、操作部品などが装着されている。このため、施錠装置を前扉に取り付けるためのスペースが狭く制限され、さらに、各種の電気部品等を取り付けた前扉は重量が重くなっているため、近年のゲーム機では、開閉の操作性を考慮して、前扉をできるだけ軽くするように、前扉の軽量化が要望されていた。
そこで、ゲーム機の本体側に施錠装置の上下の鉤部材とそれを連結する連結杆を取り付け、前扉には鉤部材が係止される受け具を取り付けると共に、シリンダ錠とカム板を連結杆とは分離して取り付ける構造の施錠装置が研究開発されている。
しかし、この種の施錠装置では、解錠する際、キーをシリンダ錠に差し込み回してカム板を回動させ、それに係合する連結杆を摺動させて鉤部材を傾動させ、これによって解錠するが、連結杆にコイルばねが装着されているため、解錠操作をした後、直ぐに前扉を開くと、前扉側のカム板が本体側の連結杆から離れ、カム板及びシリンダ錠の錠軸には、コイルばねによる復帰側への付勢力が作用しなくなる。このため、ゲーム機の解錠操作者は、前扉を解錠した後、シリンダ錠からキーを抜く際、キーを元の位置に回して戻すという煩雑な操作を必要とする課題があった。
本発明は、上記の点に鑑みなされたもので、シリンダ錠に挿入したキーを回して解錠操作した後、キーを自動的に元の基準位置に戻すことができるゲーム機の施錠装置を提供することを目的とする。
このために、請求項1のゲーム機の施錠装置は、鉤部材を有した鉤部材ユニットがゲーム機の筐体に取り付けられ、鉤部材が係止される係止部とシリンダ錠を有したシリンダ錠ユニットが前扉に取り付けられ、筐体に対し前扉を閉鎖したとき、鉤部材が係止部に係止されて施錠されるゲーム機の施錠装置であって、鉤部材ユニットの基枠体の上部と下部に鉤部材が傾動可能に枢支され、上下の鉤部材が基枠体に沿って摺動可能に配設された連結杆により連結され、連結杆に係合部が設けられ、シリンダ錠ユニットの基枠体の取付板にシリンダ錠がその錠軸を内側に入れて取り付けられ、錠軸に係合部材が固定され、係合部材には前扉の閉鎖時に連結杆の係合部と係合可能な係合凸部が設けられ、シリンダ錠の錠軸の先端近傍に、錠軸をキーの挿入位置に戻すように付勢するばね部材が配設されたことを特徴とする。
ここで、上記ばね部材は、捻りコイルばねから形成されて、錠軸の先端外周部に外嵌配置され、ばね部材の何れか一方の端部が、カム部材のばね係合部に係合可能で、他方の端部が固定側のばね係合部に係合可能とすることができる。
請求項3のゲーム機の施錠装置は、取付板と支持板を有する縦長の基枠体における支持板の上部と下部に、鉤部材が傾動可能に枢支され、基枠体内に摺動可能に配設された連結杆が上下の鉤部材に連結され、連結杆には施錠方向に付勢するためのコイルばねが掛けられ、取付板にシリンダ錠がその錠軸を内側に挿入するように取り付けられ、錠軸の先端にカム部材が固定され、錠軸の回動時にカム部材が回動して連結杆に係合し、連結杆を摺動させるゲーム機の施錠装置において、シリンダ錠の錠軸の先端近傍に、錠軸をキーの挿入位置に戻すように付勢するばね部材が配設されたことを特徴とする。
上記構成の請求項1の施錠装置は、ゲーム機の前扉の内側にシリンダ錠ユニットが取り付けられ、その筐体内に鉤部材ユニットが、その鉤部材をシリンダ錠ユニット側の係止部に対応した位置に配置し、且つそのシリンダ錠の係合部材の係合凸部を連結杆の係合部に対応した位置に配置して取付けられる。
この施錠装置は、ゲーム機の前扉にシリンダ錠ユニットが取り付けられ、その筐体に連結杆と鉤部材を備えた鉤部材ユニットが取り付けられるため、従来の施錠装置のように受け金具以外の全ての部材を取り付けた施錠装置本体を前扉の内側に取り付ける場合に比べ、シリンダ錠ユニットの大きさ及び重さを、小形でより軽量とすることができる。これにより、前扉の全重量を軽量化することができ、少ない操作力で前扉の開閉を楽に行うことができる。
この施錠装置では、ゲーム機の筐体に対し前扉を閉じると、シリンダ錠ユニットの上部と下部に設けた係止部が筐体側の鉤部材ユニットの鉤部材に当たりながら前進し、それにより上下の鉤部材が傾動して係止部に係止され、施錠される。このとき、シリンダ錠の錠軸に固定した係合部材の係合凸部が、鉤部材ユニット側の連結杆の係合部に対峙する位置まで進入する。
解錠する際には、前扉の前面に露出するシリンダ錠の鍵穴にキーを差し込み、一方向に回すと、シリンダ錠の錠軸と係合部材が回動し、これにより、係合部を介して係合する連結杆が摺動し、上下の鉤部材が傾動して、係合部との係合を解除し、解錠される。そして、前扉が開放されて、係合部材が連結杆から離れるが、シリンダ錠の錠軸の先端近傍に、元の位置に復帰させるためのばね部材があるため、操作者がキーの操作力を緩めれば、係合部材と錠軸はこのばね部材によって自動的にキー挿入位置に戻される。したがって、キーを操作する操作者は解錠した後、或いは施錠した後、直ぐにキーをシリンダ錠から抜くことができる。
また、請求項3の施錠装置は、ゲーム機の前扉の内側に縦に固定され、ゲーム機の筐体側には、鉤部材が係止される受け金具が対応位置に固定される。前扉を筐体に対し閉じると、コイルばねの付勢力に抗して鉤部材が傾動することにより、筐体側の受け金具に鉤部材が係止され、施錠状態となる。解錠する場合、前扉の前面に露出するシリンダ錠にキーを差し込み、回すと、錠軸と共にカム部材が回動し、カム部材の係合凸部が連結杆に係合し、コイルばねの付勢力に抗して連結杆を解錠方向に摺動させる。このとき、連結杆に連結された上下の鉤部材が傾動して、受け金具との係止が外れ、解錠される。解錠後、操作者はキーの操作力を緩めれば、コイルばねの付勢力により連結杆が元の位置に戻り、カム部材も連結杆の復帰移動に伴い復帰側に回動するが、従来の施錠装置の場合、連結杆の係合部とカム部材の係合部との間に隙間(遊び)があるため、完全にはもとの位置に戻らない。
しかし、本発明の施錠装置では、シリンダ錠の錠軸の先端近傍に、元の位置に復帰させるためのばね部材があるため、操作者がキーの操作力を緩めれば、カム部材と錠軸はこのばね部材によって自動的にキー挿入位置に戻される。したがって、キーを操作する操作者は解錠した後、或いは施錠した後、直ぐにキーをシリンダ錠から抜くことができる。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。図1はスロットマシン用の施錠装置の鉤部材ユニット1の正面図、図2はその左側面図、図3はその右側面図、図4はその分解図を示している。それらの図において、2は鋼板をプレス加工して形成された縦長の基枠体であり、平板で帯状の取付板3を主体に薄形に形成され、取付板3には複数の取付孔が穿設される。取付板3の前面側の縁には、小さくL形に曲げるようにして曲折縁部3aが長手方向に沿って形成され、この曲折縁部3aは基枠体2の長手方向の曲げ強度を上げると共に、筐体28への装着時に、前扉30との間の隙間を閉鎖するように作用する。
取付板3の上部寄りに、軸ピン4bによって鉤部材4が上側に傾動可能に軸支され、さらに取付板3の下部寄りに、軸ピン5bによって鉤部材5が上側に傾動可能に軸支される。鉤部材4,5はフック状に形成され、その係止凹部を下側にして傾動可能に軸支される。また、鉤部材4,5は、基枠体2の取付板3の内側から突出せず、その平面内に位置するように軸支されている。
このように取付板3の平面に沿って回動可能に軸支された鉤部材4,5は、基枠体2の取付板3の取付面と平行に且つその平面内に配設されることになる。さらに、取付板3には連結杆6が上下摺動可能に配設され、連結杆6の上部は連結ピン4aにより鉤部材4の端部に連結され、連結杆6の下部は連結ピン5aにより鉤部材5の端部に連結される。
また、連結杆6にはその中間部に長孔6bが穿設され、その長孔6bにガイドピン7が挿通されて取付板3の上に固定され、これによって、連結杆6はガイドピン7にガイドされて、取付板3上をその長手方向(縦方向)に沿って上下に摺動可能とされる。なお、連結杆6は、長孔とガイドピンによる摺動ガイドの他に、取付板3に切起し部を設け、その切起し部によって連結杆6を摺動可能にガイド保持させることもできる。さらに、連結杆6の中間部には係合部6aが設けられ、この係合部6aは、後述のシリンダ錠ユニット11のシリンダ錠17の錠軸に固定される係合部材18上の係合凸部18aと係合可能とされる。連結杆6と取付板3の間には、コイルばね8が架け渡され、コイルばね8は連結杆6を上方につまり施錠方向に付勢している。
一方、前扉30に取り付けられるシリンダ錠ユニット11は、図5〜図7に示すように、基枠体12の取付板13の略中央部に、シリンダ錠17を取り付けて構成されている。基枠体12は、細いL型のフレーム状に形成され、その正面側に取付板13が形成され、中央部の取付板が幅広に形成されて取付折曲部とされ、この取付折曲部にシリンダ錠17が取り付けられる。基枠体12は全体として取付板13を主体として薄形に形成され、その上部に受け金具としての係止部14が形成され、下部に係止部15が形成されている。この係止部14,15は、前扉30を閉鎖したとき、鉤部材ユニット1の鉤部材4,5が係止され、その鉤部材4,5の対応位置に配置される。
シリンダ錠17は、ここでは錠の元部に円筒を接続して長尺のシリンダ錠として形成され、その元部にフランジ部17aが形成され、フランジ部17aの中央に錠軸17cの先端が突出している。さらに、図13〜図15に示すように、フランジ部17aの背面側に、スペーサ板36が固定される。このスペーサ板36は、図13に示すように、錠軸17cの周囲にばね部材37を収納するための空間としてばね収納部36bを形成すると共に、ばね部材37の両端部を係合させて保持するためのばね係合部36bを、C形部の両端に設けて形成され、フランジ部17aの背面側に固定される。
そして、そのばね収納部36bに捻りコイルばねとしてのばね部材37が収納され、そのばね部材37の両端はばね係合部36bに係合して保持される。そして、錠軸17cの先端に係合部材18が固定ねじ18eにより固定される。係合部材18は、図13〜図15に示すように、錠軸17cに取り付けられる基部の外周部に、連結杆6の係合部6a側に係合可能な係合凸部18aと非接触スイッチを作動するための作動片18bを突設して形成され、さらに、その基部には、ばね部材37の曲折端部が係合可能なばね係合部18c、18dがスペーサ板側に折り曲げるように形成されている。
このようなスペーサ板36、ばね部材37、及び係合部材18を取り付けたシリンダ錠17は、図5〜図7に示すように、シリンダ錠ユニットの取付板13に取り付けられるが、この取付板13にはその円筒を挿入可能な孔が形成され、その孔にシリンダ錠17を外側から挿入し、内側でフランジ部17a及びスペーサ板36をねじ止めして固定される。
また、係合部材18の作動片18bにより作動する非接触スイッチ10は、図6、図7に示すように、シリンダ錠17の近傍の取付板13上に取り付けられ、光電スイッチ、近接スイッチなどの非接触スイッチから構成される。この非接触スイッチ10は、ゲームのリセットスイッチなどとして使用されるもので、シリンダ錠17の操作により作動片18bが非接触スイッチ10の内側に挿入してスイッチング作動させる。
さらに、シリンダ錠ユニット11の正面側のシリンダ錠17の下側に、前扉30の下部に開閉可能に配設される下パネル31を施錠するための下パネル施錠部材20が配設されている。この下パネル施錠部材20は板状に形成され、上部と下部にフック状の鉤部21,22が前面に向けて且つフックを上側に向けて突設される。図6に示すように、シリンダ錠ユニット11の基枠体12の取付板13には、その中央から下部寄りの正面側に、突出部が設けられ、その突出部に下パネル施錠部材20がピンとガイド孔の嵌合により上下摺動可能に保持されている。
また、図5に示すように、下パネル施錠部材20と取付板13との間にはコイルばね24が装着され、下パネル施錠部材20はコイルばね24により上方の施錠側に付勢されている。さらに、下パネル施錠部材20の下部に解錠操作用の操作部23が内側に曲折して設けられ、この操作部23を押し下げて下パネル施錠部材20を下方に摺動させることにより、下パネル31の解錠操作が行なわれる。
一方、取付板13の下部には、ローラ用の支持板9が略水平に設けられ、前扉30の閉鎖時にシリンダ錠ユニット11側のローラ19が支持板9上に乗り上げ、それを支持するようにしている。
上記のように構成された施錠装置の鉤部材ユニット1は、図8〜図11に示すように、ゲーム機の筐体28の内側の縦枠部分に、その取付板3を側壁に当て、その曲折縁部3aを筐体28の前縁部から少し前に出すようにして、且つ鉤部材4、5を前扉30側に向けて取付けられる。
一方、シリンダ錠ユニット11は、図8〜図11に示すように、前扉30の内側にその基枠体12の取付板13を固定して取り付けられる。このとき、基枠体12の上部と下部に突設した係止部14,15は、上記鉤部材ユニット1側の鉤部材4、5に対向した位置に配置される。また、シリンダ錠17の錠軸に固定した係合部材18の係合凸部18aが、鉤部材ユニット1側の連結杆6の係合部6aの真上位置に、前扉30の閉鎖時に進入するように配置される。また、前扉30の下部には下パネル31がヒンジを介して開閉可能に装着され、その下パネル31の自由端側の内側には、図10に示すように、係止部32,33が設けられ、下パネル施錠部材20の鉤部21,22が閉鎖時にその係止部32,33に係止可能である。さらに、基枠体12の下端部に設けたローラ19は、鉤部材ユニット2側の支持板9に対応した位置に位置し、前扉30の閉鎖時の支持板9上に乗り上げるように配置される。
このように、ゲーム機の筐体28の内壁に鉤部材ユニット1が取り付けられるが、鉤部材ユニット1の基枠体2は取付板3を主体に薄形に形成されているために、筐体28の内壁付近の非常に狭いスペースに装着することができる。また、取付板3の曲折縁部3aは、前扉30の閉鎖時、前扉30と筐体28との隙間を塞ぐように作用し、針金などを差し込んで行う不正解錠を防止できる。
さらに、前扉30にシリンダ錠ユニット11が取り付けられるが、その基枠体12にはシリンダ錠17、係合部材18、及び係止部14,15が取り付けられるだけであるため、従来の施錠装置のように受け金具以外の全ての部材を取り付けた施錠装置本体を前扉の内側に取り付ける場合に比べ、シリンダ錠ユニット11の大きさ及び重さを、小形でより軽量とすることができる。これにより、前扉30の全重量を軽量化することができ、少ない操作力で前扉の開閉を楽に行うことができる。また、シリンダ錠ユニット11の基枠体12も、上記と同様に、取付板13を主体に薄く形成することにより、前扉30における施錠装置を取り付けるためのスペースを最小とすることができる。
図9〜図11に示すように、ゲーム機の前扉30を閉じると、前扉30側のシリンダ錠ユニット11の上下の係止部14,15の上縁部が、筐体28側の鉤部材ユニット1の上下の鉤部材4、5に当たり、鉤部材4,5がコイルばね8の付勢力に抗して上側に傾動し、鉤部材4,5の係合凹部に係止部の縁部が入ったところで、コイルばね8の付勢力によって鉤部材4,5が水平位置に戻り、その係止部14,15に係止される。このとき、前扉30側のシリンダ錠ユニット11のローラ19が、筐体28側の鉤部材ユニット11の支持板9に乗り上げ、これにより前扉30が支持板9から持上げ力を付与され、重量のある前扉であってその位置が下方にずれた状態でも、適正位置に持ち上げられて、閉鎖される。
前扉30を解錠する場合は、図12(a)から(b)に示すように、前扉30のシリンダ錠17にキーを差し込み、シリンダ錠17の錠軸を右側に回すと、係合部材18が同方向に回転し、その係合部材18の係合凸部18aが、鉤部材ユニット1側の連結杆6の係合部6aを押し上げるように動作して連結杆6を上方に摺動させる。これにより、上下の鉤部材4、5が軸ピン4b、5bを軸に上方に傾動し、前扉30側のシリンダ錠ユニット1の係止部14,15との係合が外れ、前扉30は解錠される。
またこのように、シリンダ錠17にキーを差し込んで右に回したとき、図13(c)に示すように、係合部材18のばね係合部18cがばね部材37の一端を押してばね部材37を捻ることになる。このため、シリンダ錠17の錠軸17cはばね部材37から戻る方向に付勢力を受ける。したがって、操作者は、キーを回した後、キーを回す操作力を緩めれば、係合部材18、錠軸17c、及びキーは元のキー挿入位置に自動的に戻され、操作者はキーを容易に抜き取ることができる。
特に、本施錠装置の場合、解錠操作をした後、係合部材18の係合凸部18aが連結杆6の係合部6aから離れると、連結杆6のコイルばねによる復帰動作の作動力を受けない状態となるが、シリンダ錠側に設けたばね部材37の付勢力により、キーをキー挿入位置まで正確に且つ自動的に戻ることができる。
前扉30が開いた状態で、前扉30の内側に位置する操作部23を押し下げて下パネル施錠部材20をコイルばね24の付勢力に抗して下に摺動させると、下パネル施錠部材20の鉤部21,22が下に摺動して、下パネル31の内側に設けた係止部32,33との係合が外れる。これにより、下パネル31が解錠され、前扉30に対し下パネル31を開き、保守点検などを行なうことができる。
一方、ゲーム機のリセット操作を行なう際には、シリンダ錠17の鍵穴にキーを差し込み、キーを左側に回して係合部材18を同方向に回動させる。このとき、係合部材18の作動片18bが非接触スイッチ10の検出部(挿入空間)に進入し、非接触スイッチ10がスイッチング動作を行って、ゲーム機にリセット信号を発生させる。この場合も上記と同様に、シリンダ錠17にキーを差し込んで左に回したとき、図13(b)に示すように、係合部材18のばね係合部18dがばね部材37の一端を押してばね部材37を捻ることになる。このため、シリンダ錠17の錠軸17cはばね部材37から戻る方向に付勢力を受ける。したがって、操作者は、キーを回した後、キーを回す操作力を緩めれば、係合部材18、錠軸17c、及びキーは元のキー挿入位置に正確に且つ自動的に戻され、操作者はキーを容易に抜き取ることができる。
図16〜図18は他の実施形態の施錠装置を示している。この例の施錠装置は、基枠体101上に連結杆、鉤部材などの各部材が取り付けられる構造のものであり、ゲーム機の前扉の内側に取り付けられ、筐体側には、鉤部材に対応した受け金具が取り付けられる。
図16,17に示すように、基枠体101は、断面を略L形に曲折した縦長の枠状に形成され、取付板102と支持板103が設けられる。基枠体101の支持板103の上部と下部に、鉤部材105,106が枢軸107,108により傾動可能に枢支され、基枠体101内には連結杆104が摺動可能に配設される。支持板103には切り起し部103aが形成され、連結杆104はこれらの切り起し部103aにガイドされて上下摺動する。連結杆104の上部がピン105aにより鉤部材105に連結され、その下部がピン106aにより鉤部材106に連結され、連結杆104の下方摺動により鉤部材105,106が解錠側の下側に傾動する。
また、連結杆104には施錠方向に付勢するためのコイルばね112が掛けられ、連結杆104を上方に付勢する。さらに、取付板102の下部寄りに穴が形成され、その穴にシリンダ錠117がその錠軸117cを内側に挿入するように、フランジ部117aを介して取り付けられる。また、シリンダ錠の取付位置近傍の連結杆104と支持板103の間には、非接触スイッチをオンオフ動作させるための作動杆111が摺動可能に配設されている。
シリンダ錠117は、その元部に円筒を接続して長尺のシリンダ錠として形成され、元部にフランジ部117aが形成され、フランジ部117aの中央に錠軸117cの先端が突出して配置される。さらに、図18に示すように、フランジ部117aの背面側に、スペーサ板136が固定される。このスペーサ板136は、錠軸117cの周囲にばね部材137を収納するための空間としてばね収納部を形成すると共に、ばね部材137の両端部を係合させて保持するためのばね係合部136bを、C形部の両端に設けて形成され、フランジ部117aの背面側に固定される。
そして、そのばね収納部に捻りコイルばねとしてのばね部材137が収納され、そのばね部材137の両端はばね係合部136bに係合して保持される。そして、錠軸117cの先端にカム部材118が固定ねじ118eにより固定される。カム部材118は、図18に示すように、錠軸117cに取り付けられる基部の外周部に、連結杆104の係合部側に係合可能な係合凸部118aと、非接触スイッチを作動するための作動部材111の係合部に係合可能な係合凸部118bとが形成され、さらに、その基部には、ばね部材137の曲折端部が係合可能なばね係合部118c、118dがスペーサ板側に折り曲げるように形成されている。
このようなスペーサ板136、ばね部材137、及びカム部材118を取り付けたシリンダ錠117は、基枠体101の取付板102に取り付けられるが、この取付板102にはその円筒を挿入可能な孔が形成され、その孔にシリンダ錠117を外側から挿入し、内側でフランジ部117a及びスペーサ板136をねじ止めして固定される。
このように構成された施錠装置は、図示しないゲーム機の前扉の内側の縦に、鉤部材105,106を筐体側に向けて固定され、ゲーム機の筐体側には、その鉤部材105,106に対応した位置に、受け金具が固定される。そして、前扉を筐体に対し閉じると、施錠装置の上下の鉤部材105,106が受け金具に当って一旦傾動しながら元の位置に戻って受け金具に係止され、施錠状態となる。
前扉を解錠する場合は、図18(a)から(b)に示すように、シリンダ錠117にキーを差し込み、シリンダ錠117の錠軸を右側に回すと、カム部材118が同方向に回転し、そのカム部材118の係合凸部118aが、連結杆104の係合部を押し下げるように動作して連結杆104を下方に摺動させる。これにより、上下の鉤部材105、106が枢軸107,108を軸に下方に傾動し、受け金具との係合が外れ、前扉は解錠される。
またこのようにシリンダ錠117にキーを差し込んで右に回したとき、図18(b)に示すように、カム部材118のばね係合部118cがばね部材137の一端を押してばね部材137を捻ることになる。このため、シリンダ錠117の錠軸117cはばね部材137から戻る方向に付勢力を受ける。したがって、解除操作者は、キーを回した後、キーを回す操作力をなくせば、カム部材118、錠軸117c、及びキーは元のキー挿入位置に自動的に戻され、操作者はキーを容易に抜き取ることができる。特に、本施錠装置の場合、解錠操作をした後、カム部材118の係合凸部118aが連結杆104の係合部から離れると、連結杆104のコイルばね112による復帰動作の作動力を受けない状態となるが、シリンダ錠側に設けたばね部材137の付勢力により、キーをキー挿入位置まで正確に且つ自動的に戻ることができる。
以上説明したように、本発明のゲーム機の施錠装置によれば、解錠する際、前扉の前面に露出するシリンダ錠の鍵穴にキーを差し込み、一方向に回すと、シリンダ錠の錠軸と係合部材またはカム部材が回動し、これにより、係合部を介して係合する連結杆が摺動し、上下の鉤部材が傾動して、係合部との係合を解除し、解錠される。そして、前扉が開放されて、係合部材またはカム部材が連結杆から離れるが、シリンダ錠の錠軸の先端近傍に、元の位置に復帰させるためのばね部材があるため、操作者がキーの操作力を緩めれば、係合部材又はカム部材と錠軸はこのばね部材によって自動的にキー挿入位置に戻される。したがって、キーを操作する操作者は解錠した後、或いは施錠した後、直ぐにキーをシリンダ錠から抜くことができる。
本発明の一実施形態を示す鉤部材ユニットの正面図である。 同鉤部材ユニットの左側面図である。 同装鉤部材ユニットの右側面図である。 同装鉤部材ユニットの分解図である。 シリンダ錠ユニットの正面図である。 同シリンダ錠ユニットの左側面図である。 同シリンダ錠ユニットの背面図である。 施錠装置を取り付けたゲーム機の一部切り欠き正面図である。 施錠装置を取り付けたゲーム機の閉鎖状態の左側面図である。 施錠装置を取り付けたゲーム機の閉鎖状態の左側面図である。 施錠装置を取り付けたゲーム機の開放状態の右側面図である。 (a)は施錠時の係合部材18と係合部6aの関係を示す部分拡大図、(b)は解錠時の係合部材18と係合部6aの関係を示す部分拡大図である。 (a)は係合部材18付きシリンダ錠17の背面図、(b)はスイッチ作動側にキーを回した際の背面図、(c)は前扉解錠側にキーを回した際の背面図である。 (a)は係合部材18付きシリンダ錠17の左側面図、(b)は同右側面図である。 係合部材18とシリンダ錠17の分解側面図である。 他の実施形態の施錠装置の左側面図である。 同施錠装置の背面図である。 (a)はカム部材118付きシリンダ錠117の背面図、(b)は前扉解錠側にキーを回した際の背面図、(c)スイッチ作動側にキーを回した際の背面図である。
符号の説明
1−鉤部材ユニット
2−基枠体
3−取付板
3−曲折縁部
4,5−鉤部材
6−連結杆
6a−係合部
11−シリンダ錠ユニット
12−基枠体
13−取付板
14,15−係止部
17−シリンダ錠
18−係合部材
18a−係合凸部
28−筐体
30−前扉
36−スペーサ板
37−ばね部材

Claims (4)

  1. 鉤部材を有した鉤部材ユニットがゲーム機の筐体に取り付けられ、該鉤部材が係止される係止部とシリンダ錠を有したシリンダ錠ユニットが前扉に取り付けられ、該筐体に対し該前扉を閉鎖したとき、該鉤部材が係止部に係止されて施錠されるゲーム機の施錠装置であって、
    該鉤部材ユニットの基枠体の上部と下部に該鉤部材が傾動可能に枢支され、上下の鉤部材が基枠体に沿って摺動可能に配設された連結杆により連結され、該連結杆に係合部が設けられ、該シリンダ錠ユニットの基枠体の取付板にシリンダ錠がその錠軸を内側に入れて取り付けられ、該錠軸に係合部材が固定され、該係合部材には前扉の閉鎖時に該連結杆の係合部と係合可能な係合凸部が設けられ、該シリンダ錠の錠軸の先端近傍に、該錠軸をキーの挿入位置に戻すように付勢するばね部材が配設されたことを特徴とするゲーム機の施錠装置。
  2. 前記ばね部材は、捻りコイルばねから形成されて、前記錠軸の先端外周部に外嵌配置され、該ばね部材の何れか一方の端部が、該錠軸の先端に固定された係合部材のばね係合部に係合可能で、他方の端部が固定側のばね係合部に係合可能とされることを特徴と請求項1記載のゲーム機の施錠装置。
  3. 取付板と支持板を有する縦長の基枠体における該支持板の上部と下部に、鉤部材が傾動可能に枢支され、該基枠体内に摺動可能に配設された連結杆が該上下の鉤部材に連結され、該連結杆には施錠方向に付勢するためのコイルばねが掛けられ、該取付板にシリンダ錠がその錠軸を内側に挿入するように取り付けられ、該錠軸の先端にカム部材が固定され、該錠軸の回動時に該カム部材が回動して該連結杆に係合し、該連結杆を摺動させるゲーム機の施錠装置において、
    該シリンダ錠の錠軸の先端近傍に、該錠軸をキーの挿入位置に戻すように付勢するばね部材が配設されたことを特徴とするゲーム機の施錠装置。
  4. 前記ばね部材は、捻りコイルばねから形成されて、前記錠軸の先端外周部に外嵌配置され、該ばね部材の何れか一方の端部が、該錠軸の先端に固定されたカム部材のばね係合部に係合可能で、他方の端部が固定側のばね係合部に係合可能とされることを特徴と請求項3記載のゲーム機の施錠装置。
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