JP4224343B2 - 回胴式ゲーム機の施錠装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、スロットマシンなどの回胴式ゲーム機の前扉を筐体に対し施錠する施錠装置に関し、特に前扉の下部に開閉可能に設けられた前パネルを施錠する前パネル施錠杆を備えた回胴式ゲーム機の施錠装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
スロットマシンなどの回胴式ゲーム機の前扉をその筐体に対し施錠する回胴式ゲーム機の施錠装置として、前扉の内側に縦に装着され、筐体側に取り付けた受け金具にフック状の鉤部材を係止させて施錠する施錠装置が、従来一般に使用されている(例えば下記特許文献1を参照)。
【0003】
【特許文献1】
実開平5−88585号公報
【0004】
この施錠装置は、通常、取付板と支持板を横断面略L形に成形してなる縦長の基枠体を有し、その支持板の上部と下部に、鉤部材を傾動可能に枢支し、基枠体内に摺動可能に配設した連結杆により上下の鉤部材を連結し、基枠体の取付板の中間部にシリンダ錠が取り付けられ、その錠軸の先端に取り付けたカム板を連結杆に連結させ、シリンダ錠のキー操作によりカム板を回動させ、連結杆を介して上下の鉤部材を下側に傾動させ、解錠する構造である。また、連結杆には鉤部材を施錠側に付勢するコイルばねが掛止され、前扉を筐体に対し閉鎖した時、鉤部材が受け金具の縁部に当って傾動しながら、係止状態となり、コイルばねの付勢力で、鉤部材が係止位置に戻り、施錠状態となるように動作する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、スロットマシンの前扉には、通常、3個の図柄リールを搭載した回胴回転装置が装着され、その前面に各図柄リールの一部を現すリール窓が設けられ、そのリール窓の下には、メダル投入口、スタートレバー、及びストップボタンが配置され、さらに前扉の下部には、メダルの払出口とメダル受け皿が設けられている。また、近年のスロットマシンにおいては、前扉の装飾性が向上し、特にメダル受け皿の上側に、各種のキャラクタなどを印刷した透光性の装飾パネルなどが背面照明器具と共に装着され、装飾パネルをバックライトにより照明して表示する回胴式ゲーム機も開発されている。
【0006】
この種の回胴式ゲーム機に使用される装飾パネルは、一定期間使用された後には、別のキャラクタなどのパネルと入れ替えて使用されることが多く、また、内部の照明器具などの点検のために、前扉の下部の前パネルを開閉可能とした構造のゲーム機が試作されている。そこで、そのゲーム機の点検時などに前パネルを容易に解錠することができ、且つ小形で簡単な構造の前パネル用の施錠具が要望されていた。
【0007】
本発明は、上記の点に鑑みてなされたもので、回胴式ゲーム機の前扉を施錠する施錠装置であって、その前扉の一部に開閉可能に装着された前パネルを、簡単な構造で施錠・解錠を行うことができる回胴式ゲーム機の施錠装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の回胴式ゲーム機の施錠装置は、基枠体の支持板の上部と下部に鉤部材が枢軸を介して傾動可能に枢支され、上下の鉤部材が支持板に沿って摺動可能に配設された連結杆により連結され、基枠体の中間部に設けたシリンダ錠の錠軸にカム板が固定され、カム板が連結杆に係合可能に配置され、基枠体が回胴式ゲーム機の前扉に取付板を介して取り付けられ、鉤部材が筐体側に取り付けた受け金具の係止部に係止されて前扉を施錠する回胴式ゲーム機の施錠装置において、基枠体が上部基枠体と下部基枠体とに分割されて構成され、下部基枠体の取付板にシリンダ錠が取り付けられ、上部基枠体の支持板に上部の鉤部材が傾動可能に枢支され、下部基枠体の支持板に下部の鉤部材が傾動可能に枢支され、下部基枠体内の支持板に沿って連結杆が摺動可能に支持されると共に、非接触スイッチを動作させるためのスイッチ作動杆が下部基枠体内の支持板に沿って摺動可能に配設され、鉤部をシリンダ錠の側に突き出すように設けた前パネル施錠杆が下部基枠体の支持板の外側に沿って摺動可能に配設され、前扉の下部に開閉可能に配設された前パネルの内側に係止部が設けられ、前パネル施錠杆には施錠側に付勢するコイルばねが下部基枠体との間に装着されると共に、解錠操作するための操作部が設けられ、係止部が前パネル施錠杆の鉤部に係止されて前パネルが施錠され、前パネル施錠杆を摺動させて前パネルを解錠することを特徴とする。
【0010】
【作用】
上記構成の回胴式ゲーム機の施錠装置は、回胴式ゲーム機の前扉の内側に施錠装置本体が縦に取り付け、その筐体の内側に受け金具が取り付けられる。施錠装置本体は、基枠体が上部基枠体と下部基枠体に分割して形成されるため、連結杆の長さを変えるだけで、その上部基枠体と下部基枠体の上下位置つまり上下の鉤部材の位置をゲーム機の大きさに合わせて装着することができる。装着時には、上部基枠体と下部基枠体に設けた鉤部材が筐体側の受け金具の係止部に向けて配置され、シリンダ錠の正面の鍵穴は、前扉の正面に現れるように、前扉の内側に取り付けられる。
【0011】
さらに、回胴式ゲーム機の前扉の下部には、前パネルがヒンジを介して開閉可能に取り付けられる。本施錠装置の下部基枠体には前パネル施錠杆が配設されており、その前パネル施錠杆の鉤部に対向する前パネルの内側に、その鉤部が係止可能な係止部が設けられる。
【0012】
本施錠装置では、ゲーム機の筐体に対し前扉を閉じると、施錠装置本体の鉤部材が筐体側の受け金具に当たりながら前進し、それにより上下の鉤部材が傾動して受け金具の係止部に係止され、施錠される。解錠する際には、前扉の前面のシリンダ錠にキーを差し込み、一方向に回すと、シリンダ錠の錠軸とカム板が回動し、これによりカム板と係合部を介して係合する連結杆が摺動し、連結杆と連結された上下の鉤部材が傾動して、受け金具との係合を解除し、解錠される。
【0013】
一方、前パネルを開く場合は、先ず前扉を上記のように解錠して開いた状態とし、前扉の内側に位置する下部基枠体に設けた前パネル施錠杆を、操作部を持って例えば下方に押し下げる。これにより、前パネル施錠杆が下方に摺動し、その鉤部と前パネル側の係止部との係合が外れて前パネルが解錠され、開放される。開いた状態の前パネルは、そのまま前扉に対し閉じるだけで、その内側の係止部が前扉側の前パネル施錠杆の鉤部に当り、それを摺動させて係止状態となり、施錠される。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、回胴式ゲーム機用の施錠装置の右側面図を、図2はその左側面図を示し、図3はその背面図を示し、図4はその分解側面図を示している。この施錠装置本体は、基枠体が上部基枠体1と下部基枠体11とに分割されて構成され、下部基枠体11の取付板12にシリンダ錠7が正面側に突出して取り付けられ、上部基枠体1の支持板3に上部の鉤部材4が傾動可能に枢支され、下部基枠体11の支持板13に下部の鉤部材14が傾動可能に枢支される。
【0015】
上部基枠体1は、取付板2と支持板3を横断面L形に成形して形成され、その支持板3の幅広部に、フック状の鉤部材4が背面側に突出するように、その中間部を枢軸4aを介して下側に傾動可能に枢支される。さらに、鉤部材4の末端部が、後述の下部基枠体11から延びる連結杆6の上端に連結ピン4bにより連結され、この鉤部材4は連結杆6の上側への摺動により下側に傾動可能である。連結杆4は、取付板2上に切り起して形成した切起部により、支持板3に沿って摺動可能にガイドされる。
【0016】
下部基枠体11は、取付板12と支持板13を横断面L形に成形して形成され、取付板12の一部に幅広部が設けられる。その取付板12の幅広部に前扉解錠用のシリンダ錠7が取り付けられる。シリンダ錠7は、長尺の円筒状に形成され、末端にフランジ部を有し、取付板12に穿設された孔に内側から挿入され、フランジ部を取付板12の内側にねじで固定し、取り付けられる。シリンダ錠7の錠軸の末端はフランジ部を通して内側に突出し、その先端にカム板8が固定される。
【0017】
下部基枠体11内には、その支持板13の内側に沿って連結杆6が上下に摺動可能に配設される。図4に示すように、連結杆6は、帯状で縦長に形成され、その上部は連結ピン4bにより上部基枠体1内の鉤部材4に連結され、その下部に設けた下部基枠体11内に入る部分に、後述のカム板8と係合可能な係合部6aと長孔6bが設けられる。
【0018】
上部基枠体1と下部基枠体11を分割形成した本施錠装置によれば、連結杆6における上部基枠体1と下部基枠体11との間の部分の長さを変えるだけで、上部基枠体1の鉤部材4と下部基枠体11の鉤部材14の位置が変えられるから、各種のゲーム機の大きさで、受け金具の間隔が各種のものに対し、連結杆6の長さを変えるだけで、対応することができる。この連結杆6は下部基枠体11の支持板13に沿って配設され、ガイドピン17を長孔6bに挿通させて支持板13に固定することにより、連結杆6はガイドピン17にガイドされて上下摺動可能に支持される。
【0019】
また、下部基枠体11の支持板13の幅広部にはフック状の鉤部材14が背面側に突出するように、その中間部を枢軸14aを介して下側に傾動可能に枢支される。さらに、鉤部材14の末端部には、連結杆6の下端が連結ピン14bにより連結され、これにより、鉤部材14は、連結杆6の上方への摺動により、下側の解錠側に傾動する。また、連結杆6と後述のスイッチ作動杆15の間にはコイルばね9が架け渡され、連結杆6を下方つまり鉤部材4,14を施錠方向に付勢している。鉤部材4,14は、このコイルばね9により施錠方向に付勢され、その施錠位置では、支持板3,13に設けられたストッパに当って停止する。
【0020】
さらに、下部基枠体11内の支持板13と連結杆6との間に、スイッチ作動杆15が摺動可能に配設される。このスイッチ作動杆15は、図示しない非接触スイッチをスイッチングさせるもので、上記のカム板8と係合可能な係合部15aがその上部に設けられ、その下部には、非接触スイッチ内に進入して動作させるための作動片16が設けられる。このスイッチ作動杆15は、上記のコイルばね9により、スイッチの非作動側に付勢されている。
【0021】
さらに、この下部基枠体11の支持板13の外側には、前扉31の下部に設けた前パネル32を施錠するための前パネル施錠杆20が摺動可能に装着される。前パネル施錠杆20は、図2、図5、図8に示すように、2つのフック状の鉤部21,21が正面側を向いて突設され、前扉31の下部に開閉可能にヒンジ33を介して取り付けられた前パネル32の係止部34、34を、その鉤部21,21で係止するように設けられる。また、その下端部には解錠時に前パネル施錠杆20を手動で解錠側に押し下げるための操作部23が設けられ、さらに、施錠杆20にはガイド用の長孔26、26が穿設されている。
【0022】
図2に示すように、この長孔26,26にはガイドピン25,25が挿入されてその先端が支持板13に固定され、この前パネル施錠杆20は、このガイドピン25,25と長孔26によって、上下に所定の幅で摺動可能である。さらに、前パネル施錠杆20と支持板13との間にコイルばね24がかけられ、コイルばね24のばね力により前パネル施錠杆20は常時上方の施錠側に付勢される。
【0023】
上記のように構成された施錠装置本体は、図5〜図8に示すように、回胴式ゲーム機の筐体30に開閉可能に装着された前扉31の内側に縦に取り付けられ、シリンダ錠7の先端を前面に露出させ、鉤部材4,14を筐体30側に向けた姿勢で、その上部基枠体1と下部基枠体11がその取付板2、12を用いて縦に取付けられる。
【0024】
一方、筐体30の内壁の縁部には、縦長の受け金具35が固定され、受け金具35には、上記の鉤部材4,14に対応した上下位置に係止部36,37が設けられ、鉤部材4,14がその係止部36,37に係止可能である。前パネル32は、図5〜図8に示すように、前扉31の下部に開閉可能にヒンジ33を介して取り付けられ、係止部34、34がその内側に設けられる。前パネル32には、図示しない装飾パネルなどが交換可能に装着されており、その内側には照明器具などが配設される。
【0025】
回胴式ゲーム機の前扉31を筐体30に対し閉じると、図7、図8のように、施錠装置本体の上下の鉤部材4、14が筐体30側の受け金具35の係止部36,37に当って下方に傾動し、その後コイルばね9の付勢力により戻って係止され、施錠状態となる。
【0026】
前扉31を解錠する場合は、キーをシリンダ錠7に差し込んで一方に回し、カム板8を同方向に回転させると、カム板8の係合部が連結杆6の係合部6aと係合してこれを上方へ摺動させ、上下の鉤部材4,14を下方に傾動させる。この鉤部材4,14の傾動によって、筐体30の受け金具35の係止部36,37との係合が外れ、前扉31は開放可能な状態となる。
【0027】
前扉31の下部の前パネル32を開く場合、前扉31を開いた状態で、その開口部から内側に手を入れ、前パネル施錠杆20の操作部23を持って押し下げる。これによって、前パネル施錠杆20が下降し、その鉤部21,21と前パネル側の係止部34,34との係合が外れ、前パネル32が解錠され、開かれる。前パネル32を閉鎖する場合、前パネル32を閉じる方向に押し込むと、その係止部34,34が前パネル施錠杆20の鉤部21,21に係止され、施錠状態となる。
【0028】
このように、前扉31の前パネル32を開閉可能とした回胴式ゲーム機において、前パネル32を閉じると、前パネル施錠杆20の鉤部21が係止されて簡単に施錠状態となり、開ける際には操作部23を押し下げるだけで前パネル32を簡単に解錠することができる。また、この前パネル施錠杆20は、簡単な構造で、前扉用の施錠装置に取り付けられるため、前パネル専用の施錠装置を取り付ける必要はなく、スペースの少ない場所でも、前パネルの施錠機構として有用に機能させることができる。
【0029】
図9、図10は他の実施形態の回胴式ゲーム機の施錠装置を示している。この例では、基枠体41が一体に構成されて縦長に形成されると共に、薄形に形成されている。すなわち、基枠体41は、支持板43を主要部として薄形に形成され、支持板43の中間部の下寄りに長さの短い取付板42が直角に曲折されて形成され、その取付板42にシリンダ錠47が上記と同様に取り付けられる。シリンダ錠47の錠軸にはカム板48が固定される。
【0030】
一方、支持板43の上部には、鉤部材44が背面側に突き出すように、枢軸44aにより傾動可能に枢支され、その下部には、同様に鉤部材45が背面側に突き出すように、枢軸45aにより傾動可能に枢支される。支持板43の右側の側縁部には、略L字状の曲折された曲折縁部43aが上下の全長に亘って形成され、基枠体41を補強すると共に、前扉への装着時には前扉と筐体の間の隙間を閉鎖する機能を持たせている。支持板43の内側に沿って連結杆46が摺動可能に配設され、その連結杆46の上端と下端が上下の鉤部材44,45に連結ピン44b、45bにより連結される。連結杆46におけるシリンダ錠47の近傍には、カム板48と係合可能な係合部が設けられ、解錠時、シリンダ錠47によるカム板48の回転により、コイルばね49により下方の施錠側に付勢される連結杆46は、その付勢力に抗して上方に摺動する。
【0031】
基枠体41の下部の支持板43の左側には、前パネル施錠杆50が長孔とガイドピンにより摺動可能に装着され、前パネル施錠杆50には、前方つまりシリンダ錠47の側に、2個の鉤部材51,51が突き出すように設けられる。また、支持板43の下部には、前扉支持用のローラ53が回転自在に軸支されている。
【0032】
このように構成された回胴式ゲーム機の施錠装置本体は、上記と同様に図10の如く、回胴式ゲーム機の前扉31の内側に縦に取り付けられ、筐体30の内側には、その上下の鉤部材44,45に対応した位置に、受け金具の係止部56,57が取り付けられる。また、係止部57の下側にはローラ53が乗り上げて支持される支持板58が設けられる。
【0033】
この施錠装置においても、前扉31を解錠する場合は、上記と同様に、キーをシリンダ錠47に差し込んで回し、カム板48を回転させると、カム板48の係合部が連結杆46の係合部と係合してこれを上方へ摺動させ、上下の鉤部材44,45を下方に傾動させる。この鉤部材44,45の傾動によって、筐体30の受け金具の係止部56,57との係合が外れ、前扉31は開放可能な状態となる。
【0034】
また、前扉31の下部の前パネル32を開く場合、上記と同様に、前扉31を開いた状態で、その開口部から内側に手を入れ、前パネル施錠杆50の操作部を持って押し下げる。これによって、前パネル施錠杆50が下降し、その鉤部51、51と前パネル側の係止部34,34との係合が外れ、前パネル32が解錠され、開かれる。前パネル32を閉鎖する場合、前パネル32を閉じる方向に押し込むと、その係止部34,34が前パネル施錠杆50の鉤部51,51に係止され、施錠状態となる。
【0035】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の回胴式ゲーム機の施錠装置によれば、回胴式ゲーム機の前扉に前パネルが開閉可能に装着されたものにおいて、前パネルを閉じた際、前パネルの係止部が前パネル施錠杆の鉤部に係止されて簡単に施錠状態となり、開ける際には操作部などを押し下げるだけで前パネルを簡単に解錠することができる。また、この前パネル施錠杆は、簡単な構成で、前扉用の施錠装置に取り付けられるため、前パネル専用の施錠装置を取り付ける必要はなく、スペースの少ない場所でも、前パネルの施錠機構として有用に機能させることができる。さらに、基枠体が上部基枠体と下部基枠体に分割して構成されるため、連結杆の長さを変えるだけで、その上部基枠体と下部基枠体の上下位置つまり上下の鉤部材の位置をゲーム機の大きさに合わせて装着することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す回胴式ゲーム機の施錠装置の右側面図である。
【図2】同施錠装置の左側面図である。
【図3】同施錠装置の背面図である。
【図4】同施錠装置の分解側面図である。
【図5】回胴式ゲーム機に取り付けた状態の正面図である。
【図6】回胴式ゲーム機に装着した状態の右側面図である。
【図7】回胴式ゲーム機の前扉を開いた状態の右側面図である
【図8】前パネルを開いた状態の右側面図である。
【図9】他の実施形態を示す回胴式ゲーム機の施錠装置の右側面図である。
【図10】回胴式ゲーム機の前扉を開いた状態の右側面図である。
【符号の説明】
1−上部基枠体
2−取付板
3−支持板
4、14−鉤部材
6−連結杆
7−シリンダ錠
8−カム板
11−下部基枠体
12−取付板
13−支持板
20−前パネル施錠杆
21−鉤部
23−操作部
30−筐体
31−前扉
32−前パネル
34−係止部

Claims (1)

  1. 基枠体の支持板の上部と下部に鉤部材が枢軸を介して傾動可能に枢支され、上下の該鉤部材が該支持板に沿って摺動可能に配設された連結杆により連結され、該基枠体の中間部に設けたシリンダ錠の錠軸にカム板が固定され、該カム板が該連結杆に係合可能に配置され、該基枠体が回胴式ゲーム機の前扉に該取付板を介して取り付けられ、該鉤部材が筐体側に取り付けた受け金具の係止部に係止されて前扉を施錠する回胴式ゲーム機の施錠装置において、
    前記基枠体が上部基枠体と下部基枠体とに分割されて構成され、該下部基枠体の取付板にシリンダ錠が取り付けられ、該上部基枠体の支持板に上部の鉤部材が傾動可能に枢支され、該下部基枠体の支持板に下部の鉤部材が傾動可能に枢支され、該下部基枠体内の該支持板に沿って前記連結杆が摺動可能に支持されると共に、非接触スイッチを動作させるためのスイッチ作動杆が該下部基枠体内の該支持板に沿って摺動可能に配設され、鉤部を該シリンダ錠の側に突き出すように設けた前パネル施錠杆が該下部基枠体の支持板の外側に沿って摺動可能に配設され、該前扉の下部に開閉可能に配設された前パネルの内側に係止部が設けられ、該前パネル施錠杆には施錠側に付勢するコイルばねが該下部基枠体との間に装着されると共に、解錠操作するための操作部が設けられ、該係止部が該前パネル施錠杆の鉤部に係止されて該前パネルが施錠され、該前パネル施錠杆を摺動させて該前パネルを解錠することを特徴とする回胴式ゲーム機の施錠装置。
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