JP2005218491A - ミシンのハンドル取付け構造及びハンドル体の取付け構造 - Google Patents

ミシンのハンドル取付け構造及びハンドル体の取付け構造 Download PDF

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Abstract

【課題】 ハンドル部材を簡単にカバーに取付けでき且つ離脱を防止できること、ハンドル部材のカバーへの組付け性を向上できるようにすること。
【解決手段】 握り部4aと1対の脚部4b,4cとを有し各脚部4b,4cの基端部に係合ボス41,43および支持ボス42,44を形成したハンドル部材4と、リヤカバー2に形成されハンドル部材4の1対の脚部4b,4cを収納可能な1対の収納凹部21,23と、1対の収納凹部21,23の基端に対応する位置においてリヤカバー2に設けられた1対の枢支部22,24であって、フロントカバーを取付けない状態でハンドル部材4の1対の脚部4b,4cを係合ボス41,43の軸心方向へスライドさせることにより1対の脚部4b,4cの対応する2つの係合ボス41,43を係合可能な係合穴21e,23eを夫々形成した1対の枢支部22,24とを備えた。
【選択図】 図2

Description

本発明は、ポータブル型のミシンを手で把持して移動させるに際して使用するハンドル部材をミシンの本体カバーに取付ける取付け構造及びハンドル体の取付け構造に関し、特にハンドルのカバーへの組付けが容易である反面、通常の使用時においてはハンドルを取り外せないようにしたものに関する。
従来、本縫いミシンや刺繍縫い可能なミシン等、小型で持ち運びが可能なポータブル型のミシンには、その本体カバーにハンドル(把手)が回動自在に取付けられており、ユーザーはそのハンドルを手で持って任意の場所に持ち運びできるようになっている。
ミシンの製造工程でハンドルを本体カバーへ組付けるに際して、本体カバーを構成するリヤカバーとフロントカバーの上端部に左右1対の係合凹部が夫々形成されているので、作業者はハンドルに有する左右1対の脚部に形成された係合ピン部を対応する係合凹部に夫々嵌め込み、その係合ピン部が係合凹部から外れないように保持しながら、リヤカバーとフロントカバーとを固定ネジで固定して組付けるようにしている。
しかし、このように、ハンドルを保持しながら両カバーを組付ける組付け作業をする場合、作業性が悪く組付け作業に時間を要すること、ハンドルを組付けるのを忘れたりすること、リヤカバーとフロントカバーを固定する固定ネジの締め方が緩い場合には、リヤカバーとフロントカバーの隙間からハンドルの係合ピン部が外れる可能性があること、等の問題があった。
そこで、ハンドルが簡単に外れることがなく、しかもハンドルの組付け性を改善するようにしたハンドル取付け構造が各種提案されている。例えば、実公昭61−1895号公報に記載のハンドル支持装置においては、ミシンアームにL字状の支持金具が固定されるとともに、支持アームが固定され、ハンドル体の両脚部の先端部に係合突起を夫々外側向きに一体形成されている。
そのため、これら1対の係合突起のうちの一方の係合突起を支持金具に形成された係止穴部に嵌合係止させるとともに、他方の係合突起を支持アームに形成された係止穴部に嵌合係止させることで、ハンドルが容易に外れない構造になっている(例えば、特許文献1)。
また、例えば、実公平5−15917号公報に記載のハンドル体の取付け構造においては、ミシン機枠の上面に左右1対の溝を形成し、その溝に壁により室を形成しておき、ハンドルに有する脚部の支軸にフィンを有する止め部材が嵌め込まれ、そのフィンを室内に押し込むことで、ハンドルが止め部材を介して外れない構造になっている(例えば、特許文献2)。
実公昭61−1895号公報 (第2頁、図2、図3) 実公平5−15917号公報 (第2頁、図2、図3)
前述したように、実公昭61−1895号公報に記載のハンドル支持装置においては、ハンドルをミシンアームに取付けるために、L字状の支持金具や支持アーム等の部品が余分に必要となり、コスト高になること、更には、これらの部品を各ミシン毎に組付けなければならず、作業性や製造能率が低下すること、等の問題がある。
また、実公平5−15917号公報に記載のハンドル体の取付け構造においては、ハンドルをミシンアームに取付けるために、フィンを有する止め部材が余分に必要となり、コスト高になること、更には、その止め部材を各ハンドル毎に組付けなければならず、作業性や製造能率が低下すること、等の問題がある。
請求項1のミシンのハンドル取付け構造は、ミシンの本体に取付けられてミシン本体を被うフロントカバー及びリヤカバーを備えたミシンのハンドル取付け構造において、握り部と1対の脚部とを有し各脚部の基端部に1対の軸状部材を形成したハンドル部材と、フロントカバー及びリヤカバーのうちの一方のカバーに設けられた1対の枢支部であって、他方のカバーを一方のカバーに取付けない状態でハンドル部材の1対の脚部を軸状部材の軸心方向へスライドさせることにより1対の脚部の対応する2つの軸状部材を係合可能な係合穴を夫々形成した1対の枢支部とを備えたものである。
フロントカバー及びリヤカバーのうちの一方のカバーに1対の枢支部が設けられ、その枢支部には2つの軸状部材を係合可能な係合穴が夫々形成されている。それ故、他方のカバーを一方のカバーに取付けない状態で、ハンドル部材の1対の脚部を軸状部材の軸心方向へスライドさせることにより、1対の脚部の対応する2つの軸状部材を係合穴に係合させることで、ハンドル部材を枢支部を介して取付ける。
ここで、前記1対の枢支部を、両カバーの接合面に面するように設けるようにしてもよい(請求項1に従属の請求項2)。この場合には、ハンドル部材を、フロントカバーとリヤカバーとの接合面に面する位置で取付けできる。
ここで、前記ハンドル部材は、軸状部材が係合穴に係合された状態において軸状部材を中心に回動可能に構成するようにしてもよい(請求項1又は2に従属の請求項3)。この場合には、ハンドル部材の軸状部材を係合穴に、一旦係合させることで、軸状部材と係合穴の係合を介してハンドル部材を自由に回動できる。
ここで、前記ハンドル部材を、前記1対の脚部を一方のカバーの開口側方向へ所定角度回動させた特定姿勢においてのみ、軸状部材を1対の係合穴に対して係合離脱可能に構成するようにしてもよい(請求項3に従属の請求項4)。この場合には、ハンドル部材が1対の脚部を一方のカバーの開口側方向へ所定角度回動させた特定姿勢に切換えられた場合に限って、軸状部材が1対の係合穴に対して係合したり、離脱する。
ここで、前記1対の枢支部が設けられた一方のカバーに形成され、ハンドル部材を一方のカバー側に回動させた状態において1対の脚部を収納可能な溝状の1対の収納凹部を設けるようにしてもよい(請求項4に従属の請求項5)。この場合には、1対の枢支部が設けられた一方のカバーに形成された溝状の1対の収納凹部に、ハンドル部材の1対の脚部が収納される。
ここで、前記特定姿勢が、1対の脚部を収納凹部に収納した姿勢からその収納凹部と反対側の方向へ略180度回動させた姿勢であるようにしてもよい(請求項5に従属の請求項6)。この場合には、ハンドル部材の姿勢が、1対の脚部を収納凹部に収納した姿勢からその収納凹部と反対側の方向へ略180度回動させた特定姿勢に限って、軸状部材が1対の係合穴に対して係合したり、離脱する。
ここで、前記ハンドル部材が特定姿勢以外の姿勢にあるときは、脚部の軸状部材の軸心方向への移動を規制する規制部を一方のカバーに形成するようにしてもよい(請求項4〜6の何れかに従属の請求項7)。この場合には、ハンドル部材が特定姿勢以外の姿勢に切換えた場合には、一方のカバーに形成された規制部により規制され、一方のカバーに形成された係合穴に係合している軸状部材を有する脚部がその軸心方向へ移動できない。即ち、ハンドル部材が特定姿勢以外の姿勢では、脚部の軸状部材と係合穴の係合状態が保持される。
ここで、前記1対の枢支部が、1対の収納凹部の基端に対応する位置に設けられるようにしてもよい(請求項1〜7の何れかに従属の請求項8)。この場合には、ハンドル部材を、1対の収納凹部の基端に対応する位置で取付けする。
ここで、前記1対の枢支部の付近において、他方のカバーに、1対の係合穴に係合されない2つの軸状部材を所定位置に規制する立壁状の規制部を設けるようにしてもよい(請求項1〜8の何れかに従属の請求項9)。この場合には、ユーザーが握り部を握ってミシンを移動させる際に、ハンドル部材をミシンに対して捻るような持ち方をした場合でも、規制部が軸状部材の捻りを規制するため、ハンドル部材のミシンカバーに対する取付け姿勢が安定する。
ここで、前記1対の脚部のうちの1対の係合穴に係合されない2つの軸状部材が、一方又は他方のカバーの上面壁に当接する状態に取付けられるようにしてもよい(請求項1〜9の何れかに従属の請求項10)。この場合には、係合穴に係合されない2つの軸状部材が一方又は他方のカバーの上面壁に当接するため、ハンドル部材により、係合穴に係合されない2つの軸状部材で一方又は他方のカバーを支持する。
ここで、前記1対の枢支部のうち係合穴に対応する内周面に、2つの軸状部材を対応する係合穴に係合させる前に、軸状部材を当接可能な当接面を形成するようにしてもよい(請求項1〜10の何れかに従属の請求項11)。この場合には、ハンドル部材の2つの軸状部材の先端部を当接面に上方から当接させ、その当接状態により案内されながらこれら軸状部材を係合穴に夫々押し込んで係合させる。
ここで、前記1対の脚部に形成された係合穴に係合される2つの軸状部材のうち、一方の軸状部材の方を他方の軸状部材よりも長く形成するようにしてもよい(請求項1〜11の何れかに従属の請求項12)。この場合には、長さが長い軸状部材から先に係合穴に係合させてから、次に短い方の軸状部材を係合穴に係合させる。
ここで、前記一方のカバーと他方のカバーとが組付けられた状態では、一方のカバーに組付けられたハンドル部材の他方のカバー側への回動が、脚部と他方のカバーとの当接により規制されるようにしてもよい(請求項3〜12の何れかに従属の請求項13)。この場合、両カバーの組付け状態では、ハンドル部材の他方のカバー側への回動範囲が規制されるため、脚部の軸状部材と係合穴の係合状態が保持され、ハンドル部材の取付け状態が保持される。
ここで、前記枢支部が設けられる一方のカバーが、ミシンの針棒駆動機構、送り駆動機構及び釜駆動機構の少なくとも1つの駆動機構が組付けられるカバーであってもよい(請求項1〜13の何れかに従属の請求項14)。この場合には、ミシンの針棒駆動機構、送り駆動機構及び釜駆動機構の少なくとも1つの駆動機構が組付けられて大きな荷重が作用する一方のカバーに1対の枢支部が設けられるため、他方のカバーを一方のカバーに組付けない状態でも、ハンドル部材でその大きな荷重が作用する一方のカバーをバランス良く持ち運べる。
請求項15のミシンのハンドル取付け構造は、ミシンの本体に取付けられてミシン本体を被うフロントカバー及びリヤカバーを備えたミシンのハンドル取付け構造において、握り部とその握り部より延設された1対の脚部とを有し、各脚部の基端部に係合穴が形成されたハンドル部材と、フロントカバー及びリヤカバーのうちの一方のカバーに設けられた1対の軸状部材とを備え、他方のカバーを一方のカバーに取付けない状態において、ハンドル部材の1対の脚部を軸状部材の軸心方向へスライドさせることにより、1対の脚部の係合穴を軸状部材に係合させることにより、ハンドル部材を一方のカバーに取付けるようにしたものである。
フロントカバー及びリヤカバーのうちの一方のカバーに1対の軸状部材が設けられ、ハンドル部材に有する1対の脚部の各々の基端部に、軸状部材を係合可能な係合穴が夫々形成されている。それ故、他方のカバーを一方のカバーに取付けない状態で、ハンドル部材の1対の脚部を軸状部材の軸心方向へスライドさせることにより、1対の脚部の係合穴を軸状部材に係合させることで、ハンドル部材を一方のカバーに取付ける。
ここで、前記ハンドル部材は、係合穴が軸状部材に係合された状態において軸状部材を中心に回動可能に構成するようにしてもよい(請求項15に従属の請求項16)。この場合には、ハンドル部材の係合穴を軸状部材に、一旦係合させることで、係合穴と軸状部材の係合を介してハンドル部材を自由に回動できる。
ここで、前記ハンドル部材を、1対の脚部を一方のカバーの開口側方向へ所定角度回動させた特定姿勢においてのみ、係合穴を1対の軸状部材に対して係合離脱可能に構成するようにしてもよい(請求項16に従属の請求項17)。この場合には、ハンドル部材が1対の脚部を一方のカバーの開口側方向へ所定角度回動させた特定姿勢に切換えられた場合に限って、係合穴が1対の軸状部材に対して係合したり、離脱する。
ここで、前記1対の軸状部材が設けられた一方のカバーに形成され、ハンドル部材を一方のカバー側に回動させた状態において1対の脚部を収納可能な溝状の1対の収納凹部を設けるようにしてもよい(請求項17に従属の請求項18)。この場合には、1対の軸状部材が設けられた一方のカバーに形成された溝状の1対の収納凹部に、ハンドル部材の1対の脚部が収納される。
ここで、前記特定姿勢は、前記1対の脚部を前記収納凹部に収納した姿勢からその収納凹部と反対側の方向へ略180度回動させた姿勢であってもよい(請求項18に従属の請求項19)。この場合には、ハンドル部材の姿勢が、1対の脚部を収納凹部に収納した姿勢からその収納凹部と反対側の方向へ略180度回動させた特定姿勢に限って、係合穴が1対の軸状部材に対して係合したり、離脱する。
ここで、前記ハンドル部材が前記特定姿勢以外の姿勢にあるときは、前記脚部の前記軸状部材の軸心方向への移動を規制する規制部を前記一方のカバーに形成するようにしてもよい(請求項17〜19の何れかに従属の請求項20)。この場合には、ハンドル部材が特定姿勢以外の姿勢に切換えた場合には、一方のカバーに形成された規制部により規制され、軸状部材に係合している係合穴を有する脚部が軸状部材の軸心方向へ移動できない。即ち、ハンドル部材が特定姿勢以外の姿勢では、脚部の係合穴と軸状部材の係合状態が保持される。
請求項21のミシンのハンドル取付け構造は、ミシンの本体に取付けられてミシン本体を被うフロントカバー及びリヤカバーを備えたミシンのハンドル取付け構造において、握り部と1対の脚部とを有し各脚部の基端部に1対の軸状部材を形成したハンドル部材と、フロントカバー及びリヤカバーのうちの一方のカバーに設けられた弾性変形可能な1対の係合片部材であって、他方のカバーを一方のカバーに取付けない状態でハンドル部材の1対の脚部を係合片部材に押し込むことにより1対の脚部の対応する2つの軸状部材を係合可能な1対の係合片部材とを備えたものである。
フロントカバーおよびリヤカバーのうちの一方のカバーに弾性変形可能な1対の係合片部材が夫々設けられ、その係合片部材には2つの軸状部材を弾性変形により係合可能である。それ故、他方のカバーを一方のカバーに取付けない状態で、ハンドル部材の1対の脚部を係合片部材に押し込むだけで、1対の脚部の対応する2つの軸状部材を弾性変形を介して係合させて、ハンドル部材を取付ける。
ここで、前記1対の係合片部材が設けられた前記一方のカバーに形成され、前記ハンドル部材を前記一方のカバー側に回動させた状態において前記1対の脚部を収納可能な溝状の1対の収納凹部を設けるようにしてもよい(請求項21に従属の請求項22)。この場合には、1対の枢支部が設けられた一方のカバーに形成された溝状の1対の収納凹部に、ハンドル部材の1対の脚部が収納される。
ここで、前記一方のカバーと前記他方のカバーとが組付けられた状態では、前記一方のカバーに組付けられたハンドル部材の前記他方のカバー側への回動が、前記脚部と他方のカバーとの当接により規制されるようにしてもよい(請求項21又は22に従属の請求項23)。この場合には、両カバーの組付け状態では、ハンドル部材の他方のカバー側への回動範囲が規制されるため、脚部の軸状部材と係合穴の係合状態が保持され、ハンドル部材の取付け状態が保持される。
ここで、前記係合片部材が設けられる前記一方のカバーが、ミシンの針棒駆動機構、送り駆動機構及び釜駆動機構の少なくとも1つの駆動機構が組付けられるカバーであってもよい(請求項21〜23の何れかに従属の請求項24)。この場合には、ミシンの針棒駆動機構、送り駆動機構及び釜駆動機構の少なくとも1つの駆動機構が組付けられて大きな荷重が作用する一方のカバーに1対の枢支部が設けられるため、他方のカバーを一方のカバーに組付けない状態でも、ハンドル部材でその大きな荷重が作用する一方のカバーをバランス良く持ち運べる。
請求項25のハンドル体の取付け構造は、2つのカバー体が連結されることにより構成されるケーシングに取付けられるハンドル体の取付け構造において、握り部とその握り部より延設された1対の脚部とを有し、各脚部の基端部に1対の軸状部材が形成されたハンドル部材と、2つのカバー体のうちの一方のカバー体に設けられた1対の枢支部であって、他方のカバー体を一方のカバー体に取付けない状態でハンドル部材の1対の脚部を軸状部材の軸心方向へスライドさせることにより1対の脚部の対応する2つの軸状部材を係合可能な係合穴を夫々形成した1対の枢支部とを備えたものである。
ケーシングを構成する2つのカバー体のうちの一方のカバー体に1対の枢支部が設けられ、その枢支部には2つの軸状部材を係合可能な係合穴が夫々形成されている。それ故、他方のカバー体を一方のカバー体に取付けない状態で、ハンドル部材の1対の脚部を軸状部材の軸心方向へスライドさせることにより、1対の脚部の対応する2つの軸状部材を係合穴に係合させることで、ハンドル部材を枢支部を介して取付ける。
ここで、前記ハンドル部材は、前記軸状部材が前記係合穴に係合された状態において軸状部材を中心に回動可能に構成するようにしてもよい(請求項25に従属の請求項26)。この場合には、ハンドル部材の軸状部材を係合穴に、一旦係合させることで、軸状部材と係合穴の係合を介してハンドル部材を自由に回動できる。
ここで、前記ハンドル部材を、1対の脚部を一方のカバー体の開口側方向へ所定角度回動させた特定姿勢においてのみ、軸状部材を1対の係合穴に対して係合離脱可能に構成するようにしてもよい(請求項26に従属の請求項27)。この場合には、ハンドル部材が1対の脚部を一方のカバー体の開口側方向へ所定角度回動させた特定姿勢に切換えられた場合に限って、軸状部材を1対の係合穴に対して係合したり、離脱される。
ここで、前記1対の枢支部が設けられた前記一方のカバー体に形成され、前記ハンドル部材を前記一方のカバー体側に回動させた状態において前記1対の脚部を収納可能な溝状の1対の収納凹部を設けるようにしてもよい(請求項27に従属の請求項28)。この場合には、1対の枢支部が設けられた一方のカバー体に形成された溝状の1対の収納凹部に、ハンドル部材の1対の脚部が収納される。
ここで、前記特定姿勢が、前記1対の脚部を前記収納凹部に収納した姿勢からその収納凹部と反対側の方向へ略180度回動させた姿勢であるようにしてもよい(請求項28に従属の請求項29)。この場合には、ハンドル部材の姿勢が、1対の脚部を収納凹部に収納した姿勢からその収納凹部と反対側の方向へ略180度回動させた特定姿勢に限って、軸状部材が1対の係合穴に対して係合したり、離脱する。
ここで、前記ハンドル部材が特定姿勢以外の姿勢にあるときは、軸状部材の軸心方向への脚部の移動を規制する規制部を一方のカバー体に形成するようにしてもよい(請求項27〜29の何れかに従属の請求項30)。この場合には、ハンドル部材が特定姿勢以外の姿勢に切換えた場合には、一方のカバー体に形成された規制部により規制され、一方のカバー体に形成された係合穴に係合している軸状部材を有する脚部がその軸心方向へ移動できない。即ち、ハンドル部材が特定姿勢以外の姿勢では、脚部の軸状部材と係合穴の係合状態が保持される。
請求項1の発明によれば、ミシンのハンドル取付け構造は、ミシンの本体に取付けられてミシン本体を被うフロントカバー及びリヤカバーを備えたミシンのハンドル取付け構造において、ハンドル部材と、1対の枢支部とを設けたので、他方のカバーを一方のカバーに取付けない状態で、ハンドル部材の1対の脚部を軸状部材の軸心方向へスライドさせることにより、1対の脚部の対応する2つの軸状部材を係合穴に係合させるだけで、ハンドル部材を枢支部を介して容易に取付けることができ、ハンドル部材の一方のカバーからの離脱を確実に防止することができる。
そのため、ハンドル部材を取付けるのを忘れたり、固定ビスによるリヤカバーとフロントカバーの締付けが緩い場合であっても、ハンドル部材のミシンからの離脱を確実に防止することができる。更に、ハンドル部材を取付けるための余分な部品を使用しないので、コスト的に有利であり、ハンドル部材の取付け作業の作業性を大幅に改善することができる。
請求項2の発明によれば、前記1対の枢支部を、両カバーの接合面に面するように設けるので、ハンドル部材を、フロントカバーとリヤカバーとの接合面に面する位置で取付けることができ、作業性が向上する。その他請求項1と同様の効果を奏する。
請求項3の発明によれば、前記ハンドル部材は、軸状部材が係合穴に係合された状態において軸状部材を中心に回動可能に構成されるので、ハンドル部材の軸状部材を係合穴に一旦係合させるだけで、軸状部材と係合穴の係合を介してハンドル部材を自由に回動することができる。その他請求項1又は2と同様の効果を奏する。
請求項4の発明によれば、前記ハンドル部材を、前記1対の脚部を一方のカバーの開口側方向へ所定角度回動させた特定姿勢においてのみ、軸状部材を1対の係合穴に対して係合離脱可能に構成されたので、ハンドル部材が1対の脚部を一方のカバーの開口側方向へ所定角度回動させた特定姿勢に切換えられた場合に限って、軸状部材が1対の係合穴に対して係合することができ、或いは離脱することができる。その他請求項3と同様の効果を奏する。
請求項5の発明によれば、前記1対の枢支部が設けられた一方のカバーに形成され、ハンドル部材を一方のカバー側に回動させた状態において1対の脚部を収納可能な溝状の1対の収納凹部を設けたので、1対の枢支部が設けられた一方のカバーに形成された溝状の1対の収納凹部にハンドル部材の1対の脚部を収納することができ、ミシンのハンドル部材の収納性を向上できる。その他請求項4と同様の効果を奏する。
請求項6の発明によれば、前記特定姿勢は、1対の脚部を収納凹部に収納した姿勢からその収納凹部と反対側の方向へ略180度回動させた姿勢であるので、ハンドル部材の姿勢が、1対の脚部を収納凹部に収納した姿勢からその収納凹部と反対側の方向へ略180度回動させた特定姿勢に限って、軸状部材が1対の係合穴に対して係合することができ、或いは離脱することができる。その他請求項5と同様の効果を奏する。
請求項7の発明によれば、前記ハンドル部材が特定姿勢以外の姿勢にあるときは、脚部の軸状部材の軸心方向への移動を規制する規制部が一方のカバーに形成されたので、ハンドル部材が特定姿勢以外の姿勢に切換えた場合には、一方のカバーに形成された規制部により規制されて、一方のカバーに形成された係合穴に係合している軸状部材を有する脚部がその軸心方向へ移動できないため、ハンドル部材が特定姿勢以外の姿勢では、脚部の軸状部材と係合穴の係合状態を確実に保持することができる。その他請求項4〜6の何れかと同様の効果を奏する。
請求項8の発明によれば、前記1対の枢支部は、1対の収納凹部の基端に対応する位置に設けられたので、ハンドル部材を、1対の収納凹部の基端に対応する位置で容易に取付けることができる。その他請求項1〜7の何れかと同様の効果を奏する。
請求項9の発明によれば、前記1対の枢支部の付近において、他方のカバーに、1対の係合穴に係合されない2つの軸状部材を所定位置に規制する立壁状の規制部を設けたので、ユーザーが握り部を握ってミシンを移動させる際に、ハンドル部材をミシンに対して捻るような持ち方をした場合でも、規制部が軸状部材の捻りを規制するため、ハンドル部材のミシンカバーに対する取付け姿勢を安定化させることができる。その他請求項1〜8の何れかと同様の効果を奏する。
請求項10の発明によれば、前記1対の脚部のうちの1対の係合穴に係合されない2つの軸状部材は、一方又は他方のカバーの上面壁に当接する状態に取付けられるので、ハンドル部材により、係合穴に係合されない2つの軸状部材で一方又は他方のカバーを確実に支持することができる。その他請求項1〜9の何れかと同様の効果を奏する。
請求項11の発明によれば、前記1対の枢支部のうち係合穴に対応する内周面に、2つの軸状部材を対応する係合穴に係合させる前に、軸状部材を当接可能な当接面を形成されているので、ハンドル部材の2つの軸状部材の先端部を当接面に上方から当接させ、その当接状態により案内されながらこれら軸状部材を係合穴に夫々押し込んむだけで、容易に係合させることができる。その他請求項1〜10の何れかと同様の効果を奏する。
請求項12の発明によれば、前記1対の脚部に形成された係合穴に係合される2つの軸状部材のうち、一方の軸状部材の方が他方の軸状部材よりも長く形成されたので、長さが長い軸状部材から先に係合穴に係合させてから、次に短い方の軸状部材を係合穴に係合させるので、ハンドル部材の取付け性を改善でき、作業能率の向上が図れる。その他請求項1〜11の何れかと同様の効果を奏する。
請求項13の発明によれば、前記一方のカバーと他方のカバーとが組付けられた状態では、一方のカバーに組付けられたハンドル部材の他方のカバー側への回動が、脚部と他方のカバーとの当接により規制されるので、脚部の軸状部材と係合穴の係合状態が保持され、ハンドル部材の取付け状態を確実に確保することができる。その他請求項3〜12の何れかと同様の効果を奏する。
請求項14の発明によれば、前記枢支部が設けられる一方のカバーは、ミシンの針棒駆動機構、送り駆動機構及び釜駆動機構の少なくとも1つの駆動機構が組付けられるカバーであるので、他方のカバーを一方のカバーに組付けない状態でも、駆動機構が組付けられて大きな荷重が作用する一方のカバーをハンドル部材でバランス良く持ち運ぶことができる。その他請求項1〜13の何れかと同様の効果を奏する。
請求項15の発明によれば、ミシンの本体に取付けられてミシン本体を被うフロントカバー及びリヤカバーを備えたミシンのハンドル取付け構造において、ハンドル部材と、1対の軸状部材とを備え、他方のカバーを一方のカバーに取付けない状態において、ハンドル部材の1対の脚部を軸状部材の軸心方向へスライドさせることにより、1対の脚部の係合穴を軸状部材に係合させることにより、ハンドル部材を一方のカバーに取付けるようにしたので、請求項1と同様の効果を奏することができる。
請求項16の発明によれば、前記ハンドル部材は、係合穴が軸状部材に係合された状態において軸状部材を中心に回動可能に構成されたので、ハンドル部材の係合穴を軸状部材に一旦係合させるだけで、係合穴と軸状部材の係合を介してハンドル部材を自由に回動することができる。その他請求項15と同様の効果を奏する。
請求項17の発明によれば、前記ハンドル部材を、1対の脚部を一方のカバーの開口側方向へ所定角度回動させた特定姿勢においてのみ、係合穴を1対の軸状部材に対して係合離脱可能に構成されたので、請求項4と同様の効果を奏する。その他請求項16と同様の効果を奏する。
請求項18の発明によれば、前記1対の軸状部材が設けられた一方のカバーに形成され、ハンドル部材を一方のカバー側に回動させた状態において1対の脚部を収納可能な溝状の1対の収納凹部を設けたので、請求項5と同様の効果を奏する。その他請求項17と同様の効果を奏する。
請求項19の発明によれば、前記特定姿勢は、前記1対の脚部を前記収納凹部に収納した姿勢からその収納凹部と反対側の方向へ略180度回動させた姿勢であるので、請求項6と同様の効果を奏する。その他請求項18と同様の効果を奏する。
請求項20の発明によれば、前記ハンドル部材が前記特定姿勢以外の姿勢にあるときは、前記脚部の前記軸状部材の軸心方向への移動を規制する規制部が前記一方のカバーに形成されたので、請求項7と同様の効果を奏する。その他請求項17〜19の何れかと同様の効果を奏する。
請求項21の発明によれば、ミシンの本体に取付けられてミシン本体を被うフロントカバー及びリヤカバーを備えたミシンのハンドル取付け構造において、ハンドル部材と、1対の係合片部材とを備えたので、他方のカバーを一方のカバーに取付けない状態で、ハンドル部材の1対の脚部を係合片部材に押し込むだけで、1対の脚部の対応する2つの軸状部材を弾性変形を介して係合させて、ハンドル部材を容易に取付けることができ、ハンドル部材の一方のカバーからの離脱を確実に防止することができる。その他請求項1と同様の効果を奏する。
請求項22の発明によれば、前記1対の係合片部材が設けられた前記一方のカバーに形成され、前記ハンドル部材を前記一方のカバー側に回動させた状態において前記1対の脚部を収納可能な溝状の1対の収納凹部を設けたので、請求項5と同様の効果を奏する。その他請求項21と同様の効果を奏する。
請求項23の発明によれば、前記一方のカバーと前記他方のカバーとが組付けられた状態では、前記一方のカバーに組付けられたハンドル部材の前記他方のカバー側への回動が、前記脚部と他方のカバーとの当接により規制されるので、請求項13と同様の効果を奏する。その他請求項21又は22と同様の効果を奏する。
請求項24の発明によれば、前記係合片部材が設けられる前記一方のカバーは、ミシンの針棒駆動機構、送り駆動機構及び釜駆動機構の少なくとも1つの駆動機構が組付けられるカバーであるので、請求項14と同様の効果を奏する。その他請求項21〜23の何れかと同様の効果を奏する。
請求項25の発明によれば、2つのカバー体が連結されることにより構成されるケーシングに取付けられるハンドル体の取付け構造において、ハンドル部材と、1対の枢支部とを備えたので、他方のカバー体を一方のカバー体に取付けない状態で、ハンドル部材の1対の脚部を軸状部材の軸心方向へスライドさせることにより、1対の脚部の対応する2つの軸状部材を係合穴に係合させるだけで、ハンドル部材を枢支部を介して容易に取付けることができ、ハンドル部材の一方のカバーからの離脱を確実に防止することができる。その他請求項1と同様の効果を奏する。
請求項26の発明によれば、前記ハンドル部材は、前記軸状部材が前記係合穴に係合された状態において軸状部材を中心に回動可能に構成されたので、請求項3と同様の効果を奏する。その他請求項25と同様の効果を奏する。
請求項27の発明によれば、前記ハンドル部材を、1対の脚部を一方のカバー体の開口側方向へ所定角度回動させた特定姿勢においてのみ、軸状部材を1対の係合穴に対して係合離脱可能に構成されたので、請求項4と同様の効果を奏する。その他請求項26と同様の効果を奏する。
請求項28の発明によれば、前記1対の枢支部が設けられた前記一方のカバー体に形成され、前記ハンドル部材を前記一方のカバー体側に回動させた状態において前記1対の脚部を収納可能な溝状の1対の収納凹部を設けたので、請求項5と同様の効果を奏する。その他請求項27と同様の効果を奏する。
請求項29の発明によれば、前記特定姿勢は、前記1対の脚部を前記収納凹部に収納した姿勢からその収納凹部と反対側の方向へ略180度回動させた姿勢であるので、請求項6と同様の効果を奏する。その他請求項28と同様の効果を奏する。
請求項30の発明によれば、前記ハンドル部材が特定姿勢以外の姿勢にあるときは、軸状部材の軸心方向への脚部の移動を規制する規制部を一方のカバー体に形成されたので、請求項7と同様の効果を奏する。その他請求項27〜29の何れかと同様の効果を奏する。
本実施形態のミシンの取付け構造は、ハンドル部材に有する1対の脚部に軸状部材を形成し、その軸状部材が係合可能な係合穴が、リヤカバーのフロントカバーとの接合面に設けた枢支部に形成され、ハンドル部材を取付け姿勢に切換えた場合に限って、ハンドル部材の軸状部材を係合穴に係合できるようにしてある。
図1に示すように、ポータブル型のミシン1は、針棒駆動機構や送り駆動機構及び釜駆動機構等を組付けた後側のリヤカバー2と、前側のフロントカバー3を有し、これら2つのカバー2,3で図示外のミシン本体を被うようになっている。そこで、リヤカバー2の上端部にハンドル部材4を取付けるように構成されている。
次に、ハンドル部材4の取付け構造について、図2,図3に基づいて説明する。
リヤカバー2の上端部には、左右方向に所定距離隔てて、後述するハンドル部材4に有する左右1対の脚部4b,4cを収納するための溝状の収納凹部21,23が夫々前後向きに形成されている。ここで、収納凹部21,23の底壁部21a,23aと左側壁部21c,23cの前端側部分は、所定距離に亙って後側に切欠かれている。
左側の収納凹部21の直ぐ右側と、右側の収納凹部23の直ぐ右側とに、同様に構成されたハンドルの取付け構造6,8が夫々設けられている。これら2つの取付け構造6,8は同様に構成されているため、左側の取付け構造6について説明する。
先ず、ハンドル部材4について説明しておく。ハンドル部材4は鉛直姿勢(図4に2点鎖線で図示)において、水平な握り部4aと、その握り部4aの左右両端部から下方に延びる脚部4b,4cが夫々形成され、各脚部4b,4cの基端部である下端部には、右側に所定長さを有する係合ボス41,43(これが係合穴に係合する軸状部材に相当する)が形成されるとともに、左側に所定長さを有する支持ボス42,44(これが係合穴に係合されない軸状部材に相当する)が夫々形成されている。この場合、左側の脚部4bの係合ボス41と、右側の脚部4cの係合ボス43とは同じ長さである。
図2,図5に示すように、収納凹部21の右側壁部21bの前端に、所定幅を有する前壁部21dが一体形成され、前壁部21dの上端はリヤカバー2の上面壁2aに連結されている。ここで、これら右側壁部21bの前端部分と前壁部21d等が、収納凹部21の基端に対応する位置に設けられた枢支部22に相当し、枢支部22はリヤカバー2とフロントカバー3の接合面に面するように、また収納凹部21の基端に対応する位置に設けられている。
右側壁部21bの前端部に、ハンドル部材4の係合ボス41が係合可能な略矩形状の係合穴21eが形成されるとともに、前壁部21dの係合穴21eに対応する部分が切欠かれている。それ故、右側壁部21bの係合穴21eに対応する内周面には、ハンドル部材4を取付ける際にその係合ボス41の位置決めの為に当接可能な当接面21fが形成されている。
ところで、フロントカバー3の上面壁3aのうち、ハンドル部材4の支持ボス42の直ぐ前側に対応する部位と、支持ボス44の直ぐ前側に対応する部位とには、図7に示すように、立壁状の規制壁部3b(これが規制部に相当する)が夫々形成されている。
右側の取付け構造8は左側の取付け構造6と同様であり、収納凹部21に対応する収納凹部23、枢支部22に対応する枢支部24、右側壁部21bに対応する右側壁部23b、係合穴21eに対応する係合穴23e、当接面21fに対応する当接面23f(係合ボス43の位置決め用)が夫々形成されている。
次に、このように構成されたハンドルの取付け構造6,8の作用及び効果について説明する。
図2、図5に示すように、ハンドル部材4を、その握り部4aを前方に倒した取付け姿勢4T、つまり1対の脚部4b,4cをリヤカバー2の開口側方向へ回動させた取付け姿勢4T(これが特定姿勢に相当する)に保持しながら、係合ボス41,43の軸心方向である右方へスライドさせ、2つの係合ボス41,43の先端部(右端部)を係合穴21e,23eに夫々接近させ、図2に示すように、係合ボス41,43の先端部を当接面21f,23fに上方から当接させながら、これら係合ボス41,43を係合穴21e,23eに夫々押し込んで係合させることにより、ハンドル部材4がリヤカバー2に取付けられる。
このとき、ハンドル部材4の両脚部4b,4cは収納凹部21,23の基端に夫々対応するとともに、支持ボス42,44の上端が上面壁2aに下側から当接している。次に、このとき、ハンドル部材4を係合ボス41,43を回動中心として手で容易に回動させることができ、図4,図6に示すように、実線で示す収納姿勢4Sと、2点鎖線で示す使用姿勢4Uとに切換え可能である。
即ち、取付け姿勢4Tは、1対の脚部4b,4cを収納凹部21,23に収納した収納姿勢4Sからその収納凹部21,23と反対側の方向へ略180度回動させた姿勢である。次に、図6に示すように、フロントカバー3がリヤカバー2の前側に配置され、図示外の複数本の固定ネジにより、これらフロントカバー3とリヤカバー2とが一体的に組付けられる。
このように、フロントカバー3のリヤカバー2への組付けに際しては、ハンドル部材4はリヤカバー2に既に取付けられているため、取付け作業が簡単化する。また、フロントカバー3をリヤカバー2に組付けた場合、図6,図7に示すように、1対の支持ボス42,44はフロントカバー3の上面壁3aに夫々当接するため、ハンドル部材4によりリヤカバー2だけでなく、フロントカバー3も同時に支持することができる。
この場合、ハンドル部材4は、図6に示すように、ハンドル部材4を時計回り方向に回動させた場合、脚部4b,4cがフロントカバー3の上面壁3aの後端に当接して回動が規制されるため、ハンドル部材4は収納姿勢4Sから使用姿勢4Uを経て、脚部4b,4cがフロントカバー3に当接する前方限界姿勢4G(1点鎖線で図示)の範囲で回動可能であり、最早、取付け姿勢4Tになり得ることはない。
即ち、ハンドル部材4が収納姿勢4Sから前方限界姿勢4Gの範囲内で回動する場合、1対の係合ボス41,43が対応する係合穴21e,23eに夫々係合した状態であり、しかもハンドル部材4の両脚部4b,4cの側壁(左右方向側の壁)の何れか一部が、収納凹部21,23の右側壁部21b,23b及び左側側壁部21c,23cの前端側部分に常に対応しているため、両脚部4b,4cの係合ボス41,43の軸心方向への移動が規制され、ハンドル部材4がリヤカバー2から離脱することがない。
ここで、これら収納凹部21,23の右側壁部21b,23b及び左側側壁部21c,23cの前端側部分が、係合ボス41,43の軸心方向への移動を規制する規制部に相当する。このように、フロントカバー3を一方のリヤカバー2に取付けない状態で、ハンドル部材4の1対の脚部4b,4cを係合ボス41,43の軸心方向へスライドさせることにより、1対の脚部4b,4cの対応する2つの係合ボス41,43を係合穴係合穴21e,23eに係合させるだけで、ハンドル部材4を枢支部22,24を介して容易に取付けることができる。
そのため、ハンドル部材4をミシンカバー2,3に取付けるのを忘れたり、複数本の固定ビスによる締付けが緩い場合であっても、ハンドル部材4のミシンカバー2,3からの離脱を確実に防止することができる。更に、ハンドル部材4を取付けるための余分な部品を一切使用しないので、コスト的に有利であり、取付け作業の作業性を大幅に改善することができる。
このとき、フロントカバー3に形成した規制壁部3bが支持ボス42,44に前方から当接しているため、ユーザーが握り部4aを握ってミシン1を移動させる際に、ハンドル部材4をミシン1に対して捻るような持ち方をした場合でも、規制壁部3bが支持ボス42,44の捻りを規制するため、ハンドル部材4のミシンカバー2,3に対する取付け姿勢を安定化させることができる。
次に、前記実施形態を部分的に変更した変更形態について説明する。
1〕図8に示すように、ハンドル部材4Aの各脚部4b,4cに形成された1対の係合ボス41A,43Aのうち、右側の係合ボス43Aの軸心方向長さL2を左側のボス41Aの軸心方向長さL1よりも長く形成するようにしてもよい。この場合、長さが長い係合ボス43Aから係合穴23eに係合させてから、次に長さが短い方の係合ボス41を係合穴21eに係合させることで、ハンドル部材4の取付け性を改善でき、作業能率の向上が図れる。
2〕図9に示すように、握り部4aとその握り部4aより延設された1対の脚部4b,4cとを有するハンドル部材4の各脚部4b,4cの基端部に、夫々係合穴4d,4eを形成するとともに、リヤカバー2Bに1対の係合ボス45,46を左方向きに設けるうよにしてもよい。
この場合、フロントカバーをリヤカバー2Bに取付けない状態において、ハンドル部材4Bの1対の脚部4b,4cを係合ボス45,46の軸心方向へスライドさせることにより、1対の脚部4b,4cの係合穴4d,4eを係合ボス45,46に係合させることにより、ハンドル部材4Bをリヤカバー2Bに取付けることができる。この場合にも、前述した実施例と同様に作用し、同様の効果を奏する。
3〕図10に示すように、前述した実施例における枢支部22,24の一部を部分的に変更し、収納凹部21,23の底壁部21a(23a)に、弾性材料からなる弾性変形可能な係合片部材50を夫々一体形成するようにしてもよい。係合片部材50には、後方且つ上向きのフック部50aが夫々形成されているため、ハンドル部材4Cの係合ボス41,43をリヤカバー2Bの上面壁2a,と係合片部材50との間で後方に押し込むだけで、係合ボス41,43は係合片部材50の弾性変形を介して係合片部材50の奥側に容易に嵌まり込む。
その結果、係合ボス41,43がフック部50aにより係合片部材50から外れることはない。この場合、図10に示すように、ハンドル部材4Cは取付け姿勢4Tであってもよく、その取付け姿勢4T以外に、1点鎖線で示すように使用姿勢4U、その他の姿勢であってもよい。この場合にも、前述した実施例と同様に作用し、同様の効果を奏する。
4〕ハンドル部材4,4Aをリヤカバー2に枢支部22,24を介して取付ける取付け構造6,8に適用したが、フロントカバー3にハンドル部材4,4Aを取付ける取付け構造に適用してもよい。
5〕前記実施形態に関し、既存の技術や当業者に自明の技術に基いて種々の変更を加えることもあり得る。
6〕本案は、本縫いミシンや刺繍可能なミシン以外に、2つのカバー体が連結されることにより構成されるケーシングに取付けられるハンドル体の取付け構造に本案を適用してもよい。この場合の説明図を省略するが、前述した実施例と略同様に、握り部とその握り部より延設された1対の脚部とを有し、各脚部の基端部に1対の軸状部材が形成されたハンドル部材と、第1及び第2の2つのカバー体のうちの一方のカバー体に設けられた1対の枢支部であって、他方のカバー体を一方のカバー体に取付けない状態でハンドル部材の1対の脚部を係合ボスの軸心方向へスライドさせることにより、1対の脚部の対応する2つの係合ボスを係合可能な係合穴を夫々形成した1対の枢支部とを備えたものである。
それ故、他方のカバー体を一方のカバー体に取付けない状態で、ハンドル部材の1対の脚部を係合ボスの軸心方向へスライドさせることにより、1対の脚部の対応する2つの係合ボスを係合穴に係合させることで、ハンドル部材を枢支部を介して取付ける。この場合にも、前記実施例と同様に作用し、同様の効果を奏する。
本発明の実施例に係るミシンのリヤカバーとフロントカバーを分解した斜視図である。 ハンドル部材4を取付ける前のリヤカバーの部分斜視図である。 リヤカバーの部分正面図である。 ハンドル部材を取付けたリヤカバーの部分斜視図である。 ハンドル部材を取付ける前のリヤカバーの要部縦断側面図である。 ハンドル部材を取付けたリヤカバー及びフロントカバーの縦断側面図である。 リヤカバーの要部縦断側面図である。 変更形態に係るハンドル部材の正面図である。 変更形態に係るリヤカバーの要部縦断側面図である。 変更形態に係る図2相当図である。
符号の説明
1 ミシン
2 リヤカバー
2B リヤカバー
2a 上面壁
3 フロントカバー
3a 上面壁
3b 規制壁部
4 ハンドル部材
4A ハンドル部材
4B ハンドル部材
4a 握り部
4b 脚部
4c 脚部
21 収納凹部
21e 係合穴
21f 当接面
23 収納凹部
23e 係合穴
23f 当接面
22 枢支部
24 枢支部
41 係合ボス
42 支持ボス
43 係合ボス
44 支持ボス
4S 取付け姿勢
4U 収納姿勢

Claims (30)

  1. ミシンの本体に取付けられてミシン本体を被うフロントカバー及びリヤカバーを備えたミシンのハンドル取付け構造において、
    握り部と1対の脚部とを有し各脚部の基端部に1対の軸状部材を形成したハンドル部材と、
    前記フロントカバー及びリヤカバーのうちの一方のカバーに設けられた1対の枢支部であって、他方のカバーを前記一方のカバーに取付けない状態でハンドル部材の1対の脚部を前記軸状部材の軸心方向へスライドさせることにより1対の脚部の対応する2つの軸状部材を係合可能な係合穴を夫々形成した1対の枢支部と、
    を備えたことを特徴とするミシンのハンドル取付け構造。
  2. 前記1対の枢支部は、両カバーの接合面に面するように設けられたことを特徴とする請求項1に記載のミシンのハンドル取付け構造。
  3. 前記ハンドル部材は、前記軸状部材が前記係合穴に係合された状態において軸状部材を中心に回動可能に構成されたことを特徴とする請求項1又は2に記載のミシンのハンドル取付け構造。
  4. 前記ハンドル部材を、前記1対の脚部を前記一方のカバーの開口側方向へ所定角度回動させた特定姿勢においてのみ、前記軸状部材を前記1対の係合穴に対して係合離脱可能に構成されたことを特徴とする請求項3に記載のミシンのハンドル取付け構造。
  5. 前記1対の枢支部が設けられた前記一方のカバーに形成され、前記ハンドル部材を前記一方のカバー側に回動させた状態において前記1対の脚部を収納可能な溝状の1対の収納凹部を設けたことを特徴とする請求項4に記載のミシンのハンドル取付け構造。
  6. 前記特定姿勢は、前記1対の脚部を前記収納凹部に収納した姿勢からその収納凹部と反対側の方向へ略180度回動させた姿勢であることを特徴とする請求項5に記載のミシンのハンドル取付け構造。
  7. 前記ハンドル部材が前記特定姿勢以外の姿勢にあるときは、前記脚部の前記軸状部材の軸心方向への移動を規制する規制部が前記一方のカバーに形成されたことを特徴とする請求項4〜6の何れかに記載のミシンのハンドル取付け構造。
  8. 前記1対の枢支部は、前記1対の収納凹部の基端に対応する位置に設けられたことを特徴とする請求項1〜7の何れかに記載のミシンのハンドル取付け構造。
  9. 前記1対の枢支部の付近において、前記他方のカバーに、前記1対の係合穴に係合されない2つの軸状部材を所定位置に規制する立壁状の規制部を設けたことを特徴とする請求項1〜8の何れかに記載のミシンのハンドル取付け構造。
  10. 前記1対の脚部のうちの1対の係合穴に係合されない2つの軸状部材は、前記一方又は他方のカバーの上面壁に当接する状態に取付けられることを特徴とする請求項1〜9の何れかに記載のミシンのハンドル取付け構造。
  11. 前記1対の枢支部のうち前記係合穴に対応する内周面には、前記2つの軸状部材を対応する前記係合穴に係合させる前に、前記軸状部材を当接可能な当接面が形成されていることを特徴とする請求項1〜10の何れかに記載のミシンのハンドル取付け構造。
  12. 前記1対の脚部に形成された前記係合穴に係合される前記2つの軸状部材のうち、一方の軸状部材の方が他方の軸状部材よりも長く形成されたことを特徴とする請求項1〜11の何れかに記載のミシンのハンドル取付け構造。
  13. 前記一方のカバーと前記他方のカバーとが組付けられた状態では、前記一方のカバーに組付けられたハンドル部材の前記他方のカバー側への回動が、前記脚部と他方のカバーとの当接により規制されることを特徴とする請求項3〜12の何れかに記載のミシンのハンドル取付け構造。
  14. 前記枢支部が設けられる前記一方のカバーは、ミシンの針棒駆動機構、送り駆動機構及び釜駆動機構の少なくとも1つの駆動機構が組付けられるカバーであることを特徴とする請求項1〜13の何れかに記載のミシンのハンドル取付け構造。
  15. ミシンの本体に取付けられてミシン本体を被うフロントカバー及びリヤカバーを備えたミシンのハンドル取付け構造において、
    握り部とその握り部より延設された1対の脚部とを有し、各脚部の基端部に係合穴が形成されたハンドル部材と、
    前記フロントカバー及びリヤカバーのうちの一方のカバーに設けられた1対の軸状部材とを備え、
    前記他方のカバーを前記一方のカバーに取付けない状態において、前記ハンドル部材の1対の脚部を前記軸状部材の軸心方向へスライドさせることにより、1対の脚部の係合穴を前記軸状部材に係合させることにより、前記ハンドル部材を一方のカバーに取付けることを特徴とするミシンのハンドル取付け構造。
  16. 前記ハンドル部材は、前記係合穴が前記軸状部材に係合された状態において軸状部材を中心に回動可能に構成されたことを特徴とする請求項15に記載のミシンのハンドル取付け構造。
  17. 前記ハンドル部材を、前記1対の脚部を前記一方のカバーの開口側方向へ所定角度回動させた特定姿勢においてのみ、前記係合穴を前記1対の軸状部材に対して係合離脱可能に構成されたことを特徴とする請求項16に記載のミシンのハンドル取付け構造。
  18. 前記1対の軸状部材が設けられた前記一方のカバーに形成され、前記ハンドル部材を前記一方のカバー側に回動させた状態において前記1対の脚部を収納可能な溝状の1対の収納凹部を設けたことを特徴とする請求項17に記載のミシンのハンドル取付け構造。
  19. 前記特定姿勢は、前記1対の脚部を前記収納凹部に収納した姿勢からその収納凹部と反対側の方向へ略180度回動させた姿勢であることを特徴とする請求項18に記載のミシンのハンドル取付け構造。
  20. 前記ハンドル部材が前記特定姿勢以外の姿勢にあるときは、前記脚部の前記軸状部材の軸心方向への移動を規制する規制部が前記一方のカバーに形成されたことを特徴とする請求項17〜19の何れかに記載のミシンのハンドル取付け構造。
  21. ミシンの本体に取付けられてミシン本体を被うフロントカバー及びリヤカバーを備えたミシンのハンドル取付け構造において、
    握り部と1対の脚部とを有し各脚部の基端部に1対の軸状部材を形成したハンドル部材と、
    前記フロントカバー及びリヤカバーのうちの一方のカバーに設けられた弾性変形可能な1対の係合片部材であって、他方のカバーを前記一方のカバーに取付けない状態でハンドル部材の1対の脚部を係合片部材に押し込むことにより1対の脚部の対応する2つの軸状部材を係合可能な1対の係合片部材と、
    を備えたことを特徴とするミシンのハンドル取付け構造。
  22. 前記1対の係合片部材が設けられた前記一方のカバーに形成され、前記ハンドル部材を前記一方のカバー側に回動させた状態において前記1対の脚部を収納可能な溝状の1対の収納凹部を設けたことを特徴とする請求項21に記載のミシンのハンドル取付け構造。
  23. 前記一方のカバーと前記他方のカバーとが組付けられた状態では、前記一方のカバーに組付けられたハンドル部材の前記他方のカバー側への回動が、前記脚部と他方のカバーとの当接により規制されることを特徴とする請求項21又は22の何れかに記載のミシンのハンドル取付け構造。
  24. 前記係合片部材が設けられる前記一方のカバーは、ミシンの針棒駆動機構、送り駆動機構及び釜駆動機構の少なくとも1つの駆動機構が組付けられるカバーであることを特徴とする請求項21〜23の何れかに記載のミシンのハンドル取付け構造。
  25. 2つのカバー体が連結されることにより構成されるケーシングに取付けられるハンドル体の取付け構造において、
    握り部とその握り部より延設された1対の脚部とを有し、各脚部の基端部に1対の軸状部材が形成されたハンドル部材と、
    前記2つのカバー体のうちの一方のカバー体に設けられた1対の枢支部であって、他方のカバー体を一方のカバー体に取付けない状態で前記ハンドル部材の1対の脚部を前記軸状部材の軸心方向へスライドさせることにより前記1対の脚部の対応する2つの軸状部材を係合可能な係合穴を夫々形成した1対の枢支部と、
    を備えたことを特徴とするハンドル体の取付け構造。
  26. 前記ハンドル部材は、前記軸状部材が前記係合穴に係合された状態において軸状部材を中心に回動可能に構成されたことを特徴とする請求項25に記載のハンドル体の取付け構造。
  27. 前記ハンドル部材を、前記1対の脚部を前記一方のカバー体の開口側方向へ所定角度回動させた特定姿勢においてのみ、前記軸状部材を前記1対の係合穴に対して係合離脱可能に構成されたことを特徴とする請求項26に記載のハンドル体の取付け構造。
  28. 前記1対の枢支部が設けられた前記一方のカバー体に形成され、前記ハンドル部材を前記一方のカバー体側に回動させた状態において前記1対の脚部を収納可能な溝状の1対の収納凹部を設けたことを特徴とする請求項27に記載のハンドル体の取付け構造。
  29. 前記特定姿勢は、前記1対の脚部を前記収納凹部に収納した姿勢からその収納凹部と反対側の方向へ略180度回動させた姿勢であることを特徴とする請求項28に記載のハンドル体の取付け構造。
  30. 前記ハンドル部材が前記特定姿勢以外の姿勢にあるときは、前記軸状部材の軸心方向への前記脚部の移動を規制する規制部が前記一方のカバー体に形成されたことを特徴とする請求項27〜29の何れかに記載のハンドル体の取付け構造。
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