JP2003199642A - 折り畳み椅子 - Google Patents

折り畳み椅子

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JP2003199642A JP2001379206A JP2001379206A JP2003199642A JP 2003199642 A JP2003199642 A JP 2003199642A JP 2001379206 A JP2001379206 A JP 2001379206A JP 2001379206 A JP2001379206 A JP 2001379206A JP 2003199642 A JP2003199642 A JP 2003199642A
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    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47CCHAIRS; SOFAS; BEDS
    • A47C9/00Stools for specified purposes
    • A47C9/06Wall stools ; Stools hingedly mounted against the wall

Abstract

(57)【要約】 【課題】 座板のスライド移動動作及び回動動作を円滑
に行うことができる折り畳み椅子を提供する。 【解決手段】 不使用時には座板2が直立姿勢で座板保
持部材3に保持され、この姿勢から座板2を上方へスラ
イド移動させることで座板2が回動可能となり、座板2
を地面に対して略平行な姿勢まで回動させて使用する折
り畳み椅子1において、座板2の長孔24に対して相対
移動自在に係合するように、座板保持部材3に取り付け
られる回動支持軸33と、座板2の直立姿勢時における
スライド移動を案内するスライド移動案内部と、座板2
の回動時に長孔24と回動支持軸33の相対位置を保持
するために、座板2の下部を保持して座板2の回動動作
を案内する回動動作案内部とからなる案内部材4とを備
える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、不使用時には座板
が直立姿勢で保持され、座板を地面に略平行な姿勢まで
回動させて使用する折り畳み椅子に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、不使用時には座板が直立姿勢
で座板保持部材に保持され、この姿勢から座板を上方へ
スライド移動させることで座板が回動可能となり、座板
を地面に対して略平行な姿勢まで回動させた状態で使用
する折り畳み椅子が知られている。このような折り畳み
椅子は、座板保持部材を壁面等に取り付けることによっ
て、不使用時には座板を壁面等に沿った状態としてお
き、使用時にのみ座板が壁面等から突出した状態にする
ことができるため、不使用時に折り畳み椅子の周囲を広
く使用することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の折り畳み椅子は、使用時に座板を回動させ
ようとして座板を上方にスライド移動させるとき、座板
保持部材に対する座板の姿勢が安定しないため、座板を
上方に移動させる作業が不便であった。また、座板を回
動させるときは、ユーザは座板を上方へ持ち上げた状態
を維持したままで回動させなくてはならず、回動操作も
不便であった。
【0004】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、座板のスライド移動動作及び回
動動作を円滑に行うことができる折り畳み椅子を提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1に記載の発明は、不使用時には座板が直立姿
勢で座板保持部材に保持され、この姿勢から座板を上方
へスライド移動させることで座板が回動可能となり、座
板を地面に対して略平行な姿勢まで回動させて使用する
折り畳み椅子において、前記座板の両側の側面部に形成
された長孔に対して相対移動自在に係合するように、前
記座板保持部材に取り付けられる回動支持軸と、前記座
板との係止により座板の直立姿勢を保持すると共に、前
記座板の上方へのスライド移動を案内するスライド移動
案内部と、前記座板の上方へのスライド移動により前記
座板が前記スライド移動案内部から離脱して回動可能と
なったとき、この回動時における前記長孔と前記回動支
持軸の相対位置を保持するために、前記座板下部の回動
動作を案内する回動動作案内部とを備えたものである。
【0006】この構成によれば、スライド移動案内部に
よって略鉛直方向へのスライド移動が案内されるため、
かかるスライド移動時の座板の姿勢が安定する。また、
回動動作案内部によって座板下部の回動動作が案内さ
れ、座板の長孔と回動支持軸との相対位置が保持される
ため、座板の回動動作時における回動支持軸及び座板支
持部材に対する座板の相対位置が安定する。これによ
り、座板使用時に、ユーザが、座板を安定した位置及び
姿勢に保ちながら上方へスライド移動させたり、回動動
作させる必要がなくなるので、座板の回動操作を円滑に
行うことができる。
【0007】また、上記構成では、座板はスライド移動
案内部との係止により直立姿勢が保持され、スライド移
動案内部から離脱したときに回動可能となる構成をと
り、ばね等の部材を用いることなく座板の直立姿勢の保
持及び回動を行うようにしている。従って、変形・伸縮
する部品を使用することなく座板の直立姿勢の保持及び
回動を行うので、部品を消耗・損傷させるおそれがな
く、折り畳み椅子の製品寿命を長くすることができる。
また、引きばね等の弾力性を利用して座板の直立姿勢を
保持し、回動姿勢を安定化させる構成をとる従来の折り
畳み椅子では、座板を回動させた時、引きばね等の弾性
力によって座板が直立姿勢に戻ろうとするために、座板
と座板保持部材の間に指等を挟んでしまうおそれがあっ
たが、本発明に係る折り畳み椅子は、ばね等の部材を用
いていないので、優れた安全性を発揮する。
【0008】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の折り畳み椅子であって、前記スライド移動案内
部及び回動動作案内部は、前記座板下部の動作に合わせ
た曲線形状を有する一部材で構成されるものである。
【0009】また、請求項3に記載の発明は、請求項2
に記載の折り畳み椅子であって、前記スライド移動案内
部及び回動動作案内部は、前記座板下部の隅部近傍に当
接するように前記座板保持部材に取り付けられているも
のである。
【0010】これらの構成によれば、スライド移動案内
部及び回動動作案内部を、複雑な構造を要することなく
簡単な構造でもって製造することができる。また、スラ
イド移動案内部及び回動動作案内部の形状を変化させる
ことで、座板のスライド移動動作及び回動動作の案内
を、簡単に座板下部の形状・動作に対応させることがで
きる。
【0011】また、請求項4に記載の発明は、請求項1
乃至請求項3のいずれかに記載の折り畳み椅子であっ
て、前記スライド移動案内部は、前記座板を直立姿勢に
保持した状態で弾性変形して座板を所定量傾斜させ、当
該傾斜した状態の座板が、その上端部側方向にスライド
移動するように形成されているものである。
【0012】この構成によれば、スライド移動案内部が
弾性変形することによって、直立姿勢に保持された状態
の座板を所定量傾斜させ、当該傾斜した状態の座板をそ
の上端部側方向にスライド移動させることが可能である
ので、直立姿勢で保持された状態の座板の真上にスライ
ド移動のためのスペースが無くても座板をスライド移動
させて、座板を回動可能状態にすることが可能になる。
【0013】また、請求項5に記載の発明は、請求項4
に記載の折り畳み椅子であって、前記座板保持部材は、
壁面等に埋め込み可能とされ、前記スライド移動案内部
に直立姿勢で保持された状態にある前記座板の上部及び
側部の少なくとも一部を覆って収納するように構成され
ているものである。
【0014】この構成によれば、座板を、直立姿勢に保
持された状態から所定量傾斜させてその上端部側方向に
スライド移動させることにより、座板保持部材が座板上
部を覆う部分を避けて座板をスライド移動させることが
可能である。これにより、省スペース化のために座板の
上部及び下部を座板保持部材に収納した構成が採られ、
座板の真上にスライド移動のためのスペースを設けるこ
とができない場合であっても、座板の上記スライド移動
動作を円滑に行うことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1実施形態に係
る折り畳み椅子について図面を参照して説明する。図1
は不使用時に座板が直立状態に保持された折り畳み椅子
の斜視図、図2は使用時に座板が地面に略平行な姿勢と
された状態の折り畳み椅子を示す図である。本発明に係
る折り畳み椅子1は、ユーザが腰を掛けるための座板2
と、座板2を回動自在に支持する座板保持部材3とを備
えている。図1に示すように、折り畳み椅子1の不使用
時には座板2が直立姿勢で座板保持部材3に保持され、
図2に示すように、使用時には座板2が地面に対して略
平行な姿勢まで回動された状態で座板保持部材3に保持
されるようになっている。
【0016】折り畳み椅子1の各部の構造について説明
する。図3は折り畳み椅子1の分解斜視図、図4は折り
畳み椅子1の案内部材を示す斜視図である。座板2は平
板状の部材からなり、その上面部にユーザが腰を掛ける
平面状の座部21が形成されている。座板2の手前側の
先端部分、すなわち、座板2を直立状態にした場合の上
端部分には切り欠き部22が設けられており、座板2の
回動操作時にユーザが切り欠き部22に手を挿し入れ
て、取手部23を握ることができるようにされている。
また、座板2の両側の側面部には、側面部の長さ方向に
延びる長孔24が設けられている。長孔24は、座板2
の直立状態において中心部よりも下方側に設けられてい
る。この長孔24に、座板保持部材3に取り付けられた
回動支持軸33(後述)が嵌入されることによって、座
板2が座板保持部材3に回動自在に支持されるようにな
っている。
【0017】座板保持部材3は壁面等に取り付けられる
ものであり、その背面部31を壁面に当接させた状態と
して取り付ける、座板2が取り付けられる突出部32部
分のみを壁面から突出させ、突出部32以外の部分は壁
面に埋め込んで壁面に取り付ける、等の方法による。ま
た、背面部31から突出部32を含む全ての部分を壁面
に埋め込んで取り付けることも可能であり、この場合
は、不使用時に座板2を直立状態としたとき、座板2が
壁面から突出しないように設計することも可能である。
【0018】座板保持部材3の側面部に設けられた孔部
34には回動支持軸33が取り付けられている。回動支
持軸33は孔部34を通して座板2の長孔24に嵌入さ
れ、座板2を回動自在に支持するものである。回動支持
軸33としては、座板保持部材3に係止させるためにボ
ルトや頭付のピン等が用いられることが好ましく、座板
保持部材3への取り付けを完了した状態において、図1
及び図2に示すように、回動支持軸33と座板保持部材
3の側面部とがフラットな状態となるようにされてい
る。
【0019】座板2の座板保持部材3への取り付けは、
座板2の長孔24を座板保持部材3の孔部34にあてが
った状態とし、この状態において、座板保持部材3の側
方から長孔24を通して回動支持軸33を長孔24に嵌
入させることによって行う。回動支持軸33の径は、長
孔24内で相対的に移動可能となるように、長孔24の
幅よりも若干小さく設定されている。
【0020】また、座板保持部材3内の両側の側面部に
は、座板2下部の隅部近傍に当接するようにして、案内
部材4が取り付けられる。案内部材4は、座板保持部材
3に当接させて取り付けられる取付部41と、回動支持
軸33よりも下方で座板2を保持することによって座板
2の直立姿勢時における上方へのスライド移動、及び座
板2の回動動作を案内する案内部43と、取付部41に
対する案内部43の取付状態を支持する支持部44と、
座板2が地面に略平行な姿勢まで回動したときに座板2
に係止して、その姿勢で座板2を保持する係止部45と
からなる。この係止部45は、その上面が座板保持部材
3内の上壁に当接するようにして座板保持部材3に取り
付けられる。また、案内部材4には、座板保持部材3の
孔部34に通じ、回動支持軸33が嵌入される孔部47
が設けられている。
【0021】上記案内部43は、座板2が直立状態にあ
るときに、座板2の座部21の下部に面的に接触して座
板2の上下方向へのスライド移動を案内するスライド移
動案内部43aと、座板2の回動時に座板2の下端部に
接触可能とされ、その回動動作を案内する回動動作案内
部43bとからなる。スライド移動案内部43aは、直
立状態にある座板2の座部21に面接触するために、座
部21との接触面が略鉛直方向に延びるように形成され
ている。このスライド移動案内部43aは、座板2に係
止して座板2の直立状態を保持する機能をも果たしてお
り、座板2が直立状態にあるときに、座板2を上方へス
ライド移動させることによって(このとき長孔24は回
動支持軸33に対して相対的に移動する)、座板2とス
ライド移動案内部43aとの接触・非接触状態(すなわ
ち、座板2の直立状態の保持・非保持状態)が切り換わ
るようになっている。回動動作案内部43bは、座板2
の回動時における長孔24と回動支持軸33の相対位置
を保持するために、座板2の下部に接触するものであ
り、その形状は座板2下部の形状や回動方向に応じて形
成される。
【0022】なお、案内部材4の材質は特に限定される
ものではなく、金属、合成樹脂等があげられるが、強度
を有する合成樹脂によって製造すれば、成形の容易性等
の点から低コストでの製造が可能である。
【0023】次に、座板2の回動動作について説明す
る。図5(a)乃至(d)は座板2の回動動作を示す折
り畳み椅子1の側面図である。なお、図5においては、
座板保持部材3に対する座板2の姿勢を明瞭に示すた
め、座板2を2点鎖線で示している。図5(a)に示す
ように、座板2が直立状態で座板保持部材3に支持され
ているときは、座板2は、その重みによって下方に下が
り、回動支持軸33は長孔24の上端部に係止してい
る。このとき、座板2は、その重みにより回動支持軸3
3を回動軸として図5(a)の反時計回り方向に回動し
ようとするが、回動支持軸33よりも下方において、案
内部材4のスライド移動案内部43aが座板2の座部2
1に接触・係止しているので、座板2は座板保持部材3
に直立した姿勢が保持されている。
【0024】折り畳み椅子1の使用時、座板2を地面に
略平行な状態まで回動させる場合は、図5(b)に示す
ように、座板2を上方にスライド移動させて持ち上げた
状態とし、案内部材4のスライド移動案内部43aと座
板2とを非接触状態として、座板2の直立状態が案内部
材4に保持された状態を解除する。このとき、座板2
は、回動支持軸33が長孔24の下端部に係止する状態
まで上方に持ち上げられる。
【0025】座板2を持ち上げ、座板2の下部がスライ
ド移動案内部43aから離れると、図5(c)に示すよ
うに、座板2は反時計回り方向に回動可能になる。この
座板2の回動動作時、座板2の上端部が反時計回り方向
に回動すると同時に、座板2の下端部も回動支持軸33
を回動支点として反時計回り方向に回動する。このよう
に座板2の下端部が回動する時、座板2の下端部の回動
方向が案内部材4の回動動作案内部43bによって規制
され、よって、回動動作案内部43bに座板2の下端部
が案内されて回動する。座板2の長孔24と回動支持軸
33との相対的な位置関係が一定に保たれるようになっ
ている。すなわち、回動支持軸33が長孔24の下端部
に係止した状態が保たれるように、座板2の座板保持部
材3に対する相対位置が保持される。
【0026】座板2が更に反時計回り方向に回動してい
き、座板2の下端部が回動動作案内部43bの上端から
離れ、座板2が地面に略平行な姿勢まで回動すると、図
5(d)に示すように、座板2の下端部(図5(d)で
は右端部)が案内部材4の係止部45に係止する。この
ように座板2の下端部が係止部45に係止することによ
って、座板2の反時計回り方向への回動が抑止され、座
板2は地面に略平行な姿勢で座板保持部材3に保持され
る。なお、この状態においては、座板2の下端部(図5
(d)では右端部)が座板保持部材3の側壁に接近した
状態となるようになっており、座板2の水平方向への移
動が一定範囲内に制限され、座板2の座板保持部材3に
対する相対位置が保持されるようになっている。
【0027】このように、本実施形態の折り畳み椅子1
によれば、案内部材4のスライド移動案内部43aによ
って座板2の上下方向へのスライド移動が案内されるた
め、かかるスライド移動時の座板2の姿勢は安定したも
のとなる。また、案内部材4の回動動作案内部43bに
よって座板2の下部が保持され、座板2の長孔24と回
動支持軸33との相対位置が保持されるため、座板2の
回動動作時において、回動支持軸33及び座板保持部材
3に対する座板2の相対位置及び姿勢が安定する。これ
により、ユーザが座板2を安定した位置及び姿勢に保ち
ながら上方へスライド移動させたり、回動動作させる必
要がなくなるので、座板2の回動操作を円滑に行うこと
ができる。
【0028】なお、本発明は上記実施の形態の構成に限
られず種々の変形が可能である。例えば、上記実施の形
態では、案内部材4は、座板保持部材3内の両側の側部
に取り付けられるものとされているが、座板2の直立状
態での保持及び座板2の回動時における座板2下端部の
案内が可能であれば、座板保持部材3内の側部のいずれ
か一方にのみ取り付けることも可能である。このように
座板保持部材3内の側部のいずれか一方のみに案内部材
4を取り付ける場合は、上記図3で示した場合よりも、
座板2との接触面を大きくすることによって、十分に座
板2の直立姿勢を保持し、座板2の回動動作を案内でき
るようにすることが望ましい。但し、案内部材4を座板
保持部材3内の両側の側部に取り付ける場合の方が、座
板2の回動支持軸33及び座板保持部材3に対する姿勢
をより安定させることができる。
【0029】次に、本発明の第2の実施形態に係る折り
畳み椅子について説明する。図6は不使用時に座板が直
立状態に保持された第2の実施形態に係る折り畳み椅子
の斜視図、図7は使用時に座板が地面に略平行な姿勢と
された第2の実施形態に係る折り畳み椅子を示す図であ
る。本発明の第2の実施形態に係る折り畳み椅子100
は、ユーザが腰を掛けるための座板12と、座板12を
回動自在に支持する座板保持部材13とを備えている。
第1の実施形態に係る折り畳み椅子1と同様に、折り畳
み椅子100の不使用時には座板12が直立姿勢で座板
保持部材13に保持され(図6)、使用時には座板12
を地面に対して略平行な姿勢まで回動させて使用するよ
うになっている(図7)。折り畳み椅子100の構造
は、その概略は折り畳み椅子1と同様であるため、以下
は主に折り畳み椅子1との相違点を説明する。
【0030】座板12は、座板保持部材13に直立状態
で保持されているときに手前側となる側面部に穴部12
2が設けられており、座板12の使用時にユーザが穴部
122に指を挿し入れて、座板12を手前側に回動させ
ることができるようになっている。また、座板12の両
側面部の長孔124に嵌入して座板12を回動自在に軸
支する回動支持軸133は案内部材14に取り付けられ
ており、この案内部材14が座板保持部材13にビス2
00で固定されることによって、座板12が座板保持部
材13に回動自在に保持されるようになっている。
【0031】図8は座板保持部材13の斜視図である。
座板保持部材13は壁面等に埋め込んで設置されるもの
であり、露出部132のみを壁面等から露出させ、露出
部132以外の座板収納部134部分は壁面等から露出
しないように設置される。よって、壁面等に折り畳み椅
子100を設置した後は、座板保持部材13の露出部1
32及び案内部材14の一部のみが壁面等から露出した
状態となる。
【0032】座板保持部材13は、上記露出部132及
び座板収納部134からなる外枠135と、直立姿勢に
ある座板12の側面部を支持すると共に外枠135を補
強する役割を果たす桟部材136と、この桟部材136
に取り付けられる化粧板137(図7)とからなる。
【0033】座板保持部材13の外枠135には、案内
部材14を嵌め込むための凹部135aが設けられてい
る。この凹部135aは座板保持部材13の内側壁に設
けられており、当該内側壁の高さ方向中心部よりも下方
に設けられている。凹部135aは案内部材14の外形
に合わせた形状とされ、案内部材14を凹部135aに
取り付け固定するためのピン挿込口135bが、その内
部に設けられている。
【0034】図9(a)は案内部材14の斜視図であ
り、(b)は(a)とは別角度から見た案内部材14の
斜視図である。案内部材14は、その片方の側面部か
ら他方の側面部に貫通する孔部147に嵌入される回動
支持軸133(図6)によって、座板12を回動自在に
軸支する機能を有すると共に、座板12の回動時にお
ける長孔124(図7)と回動支持軸133の相対位置
を保持すべく座板12の下端部の回動動作を案内する機
能を有する。
【0035】案内部材14は、座板保持部材13の凹部
135aに嵌入されて取り付けられる取付部141と、
座板12に係止して座板12の傾斜時(後述)における
座板12の上端部側方向へのスライド移動、及び座板2
の回動動作を案内する案内部143と、座板12が地面
に略平行な姿勢まで回動したときに座板12に係止し
て、その姿勢で座板12を保持する係止部145とを有
している。この係止部145は、案内部材14を凹部1
35aに取り付けたときにその上面が桟部材136の下
面部に当接するようになっている。また、案内部材14
の上面部には、案内部材14の凹部135aへの抜き差
し方向に延びる溝部146が設けられており、この溝部
146と凹部135a内に設けられている突部(不図
示)とが填まり合うことによって、案内部材14の凹部
135a内への挿入方向が定められると共に、当該挿入
方向に直交する方向における案内部材14の凹部135
aに対する位置決めがなされる。なお、案内部材14の
正面部の上端部及び下端部近傍には、ビス200(図6
及び図7)を嵌入するための孔148が設けられてい
る。ビス200は、この孔148を貫通して凹部135
a内の挿込口135bに嵌入されるようになっている。
【0036】上記案内部143は、折り畳み椅子1(第
1実施形態)の案内部43と同様に、座板12が直立状
態にあるときに、座板12の座部121の下部に面的に
接触して座板12の上下方向へのスライド移動を案内す
るスライド移動案内部143aと、座板12の回動時に
座板12の下端部に接触して、座板12の回動動作を案
内する回動動作案内部143bとからなる。
【0037】少なくともスライド移動案内部143aは
弾性力を有する素材で形成されている。スライド移動案
内部143a部分は取付部141には固着されておら
ず、回動動作案内部143b部分のみが取付部141に
固着されている。スライド移動案内部143aには、折
り畳み椅子1(第1実施形態)に設けられている支持部
44は設けられておらず、スライド移動案内部143a
が座板12を直立姿勢に保持した状態のままで弾性変形
して、座板12を傾斜した姿勢とすることが可能とされ
ている。これにより、スライド移動案内部143aは、
当該傾斜した状態の座板12をその上端部側方向にスラ
イド移動させ、そのスライド移動方向を案内するように
なっている。
【0038】スライド移動案内部143aの弾性変形量
(所定量)は、座板12が、その上端部が上方を覆う座
板保持部材13部分から逃れる位置まで移動可能となる
ように設定され、この座板12の真上の座板保持部材1
3部分を避けて上記スライド移動ができるように構成さ
れている。また、スライド移動案内部143aの弾性力
は、不使用時に座板12との係止により座板12を直立
姿勢に保持することができ、かつユーザが座板12の穴
部122を手前に引いたときには弾性変形し得る程度の
力に設定される。
【0039】なお、案内部材4の材質は特に限定される
ものではなく、上記弾性力を有する材質であれば、金
属、合成樹脂等によって構成することが可能である。ま
た、案内部材14は、回動支持軸133を案内部材14
に取り付け、回動支軸時133を座板12の長孔124
に嵌入させ、案内部材14に座板12が回動自在に取り
付けられた状態に組み付けてから、座板12と共に座板
保持部材13に取り付けられる。
【0040】次に、座板12の回動動作について説明す
る。図10(a)(b)(c)及び図11(d)(e)は
座板12の回動動作を示す折り畳み椅子100の側面図
である。なお、図10,図11においては、座板保持部
材13に対する座板12の姿勢を明瞭に示すため、座板
12を2点鎖線で示している。図10(a)に示すよう
に、座板12が直立状態で座板保持部材13に支持され
ているときは、座板12は、その重みによって下方に下
がり、回動支持軸133は長孔124の上端部に係止し
ている。このとき、座板12はスライド移動案内部14
3aとの接触・係止により、折り畳み椅子1(第1実施
形態)の場合と同様に、座板保持部材13に直立した姿
勢が保持されている。
【0041】折り畳み椅子100の使用時に、座板12
を地面に略平行な状態まで回動させる場合は、座板12
が上記直立姿勢であって、長孔124の上端部に回動支
持軸133が係止した状態にあるときに(図10(a)
に示す状態)、穴部122に指を挿し入れて座板12を
手前側(図10(a)で左側)に倒し、図10(b)に
示すように傾斜させる。スライド移動案内部143aは
弾性変形可能に構成されているため、この座板12の傾
斜に応じて弾性変形する。これにより、座板12の上端
部が座板保持部材13から離れ、座板12の上端部の上
方に座板保持部材13が存在しない状態にする。
【0042】上記のように座板12を傾斜させた後、ユ
ーザは、傾斜した状態の座板12をその上端部側方向に
持ち上げ、座板12の側面をスライド移動案内部143
aに対してスライドさせながら上方に移動させていく
(図10(c)参照)。このときスライド移動案内部1
43aは、座板12の傾斜に応じて弾性変形し、座板1
2のその上端部側方向へのスライド移動を案内するよう
になっている。そして、スライド移動案内部143aと
座板12とを非接触状態として、座板12の直立状態が
案内部材14に保持された状態を解除する。このとき、
座板12は、回動支持軸133が長孔124の下端部に
係止する状態まで上方に持ち上げられる。
【0043】座板12を座板12の上端部側方向にスラ
イド移動させ、座板12の下端部がスライド移動案内部
143aから離れると、図11(d)に示すように、座板
12は反時計回り方向に回動可能になる。この座板12
の回動動作時、座板12の上端部が反時計回り方向に回
動すると同時に、座板12の下端部も回動支持軸133
を回動支点として反時計回り方向に回動する。これによ
り、折り畳み椅子1の場合と同様に、座板12の回動
時、座板12の下端部は、その回動方向が回動動作案内
部143bによって案内され、座板12の長孔124と
回動支持軸133との相対的な位置関係が一定に保たれ
る。なお、座板12の下端部がスライド移動案内部14
3aから離れた後は、スライド移動案内部143aはそ
の弾性力により元の形状に復元する。
【0044】座板12が更に反時計回り方向に回動して
いき、座板12の下端部が回動動作案内部143bの上
端から離れ、座板12が地面に略平行な姿勢まで回動す
ると、図11(e)及び図7に示すように、座板12の下
端部(図11(e)では右端部)が案内部材14の係止部
145に係止する。これにより、座板12の反時計回り
方向への回動が抑止され、座板12は地面に略平行な姿
勢で座板保持部材13に保持される。
【0045】このように、第2の実施形態に係る折り畳
み椅子100によれば、スライド移動案内部143aが
弾性変形することによって、直立姿勢に保持された状態
の座板12を所定量傾斜させ、当該傾斜した状態の座板
12をその上端部側方向にスライド移動させることが可
能であるので、直立姿勢で保持された状態の座板12の
真上にスライド移動のためのスペースを設けなくても座
板12をスライド移動させることができる。これによ
り、図6に示すように、座板12の上部が座板保持部材
13に覆われた構成とされる場合であっても、座板12
を上方にスライド移動させてスライド移動案内部143
aとの係止を解除して、座板12を回動可能な状態にす
ることができる。
【0046】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、スライド
移動案内部によって座板のスライド移動が案内されるた
め、かかるスライド移動時の座板の姿勢が安定する。ま
た、回動動作案内部によって座板下部の回動動作が案内
され、座板の長孔と回動支持軸との相対位置が保持され
るため、座板の回動動作時における回動支持軸及び座板
支持部材に対する座板の相対位置が安定する。これによ
り、座板使用時に、ユーザが、座板を安定した位置及び
姿勢に保ちながら上方へスライド移動させたり、回動動
作させる必要がなくなるので、座板の回動操作を円滑に
行うことができる。
【0047】また、本発明に係る折り畳み椅子では、座
板はスライド移動案内部との係止により直立姿勢が保持
され、スライド移動案内部から離脱したときに回動可能
となる構成をとり、ばね等の部材を用いることなく座板
の直立姿勢の保持及び回動を行うようにしている。従っ
て、変形・伸縮する部品を使用することなく座板の直立
姿勢の保持及び回動を行うので、消耗・損傷する部品を
使用する必要がなく、折り畳み椅子の製品寿命を長くす
ることができる。また、引きばね等の弾力性を利用して
座板の直立姿勢を保持し、回動姿勢を安定化させる構成
をとる従来の折り畳み椅子では、座板を回動させた時、
引きばね等の弾性力によって座板が直立姿勢に戻ろうと
するために、座板と座板保持部材の間に指等を挟んでし
まうおそれがあったが、本発明に係る折り畳み椅子は、
ばね等の部材を用いていないので、優れた安全性を発揮
する。
【0048】また、スライド移動案内部及び回動動作案
内部を、座板下部の動作に合わせた曲線形状を有する一
部材で構成した場合や、スライド移動案内部及び回動動
作案内部を座板下部の隅部近傍に当接するように座板保
持部材に取り付ける構成とした場合は、複雑な構造を要
することなく簡単な構造でもって、座板のスライド移動
動作及び回動動作を案内することができる。また、スラ
イド移動案内部及び回動動作案内部の形状を変化させる
ことによって、座板のスライド移動動作及び回動動作の
案内を、簡単に座板下部の形状・動作に対応させること
ができる。
【0049】また、スライド移動案内部が弾性変形する
ことによって、直立姿勢に保持された状態の座板を所定
量傾斜させ、当該傾斜した状態の座板をその上端部側方
向にスライド移動可能となるように構成すれば、直立姿
勢で保持された状態の座板の真上にスライド移動のため
のスペースが無くても座板をスライド移動させて、座板
を回動可能状態にすることが可能になる。
【0050】また、座板保持部材を、スライド移動案内
部に直立姿勢で保持された状態にある座板の上部及び側
部の少なくとも一部を覆って収納する構成とした場合に
おいても、座板を、直立姿勢に保持された状態から所定
量傾斜させてその上端部側方向にスライド移動させるこ
とにより、座板保持部材が座板上部を覆う部分を避けて
座板をスライド移動させることが可能である。これによ
り、省スペース化のために座板の上部及び下部を座板保
持部材に収納した構成が採られ、座板の真上にスライド
移動のためのスペースを設けることができない場合であ
っても、座板の上記スライド移動動作を円滑に行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る折り畳み椅子を示す斜視図であ
り、座板が直立状態に保持された状態を示す図である。
【図2】本発明に係る折り畳み椅子を示す斜視図であ
り、座板が地面に略平行な姿勢とされた状態の折り畳み
椅子を示す図である。
【図3】上記折り畳み椅子の分解斜視図である。
【図4】上記折り畳み椅子の案内部材を示す斜視図であ
る。
【図5】(a)乃至(d)は座板の回動動作を示す折り
畳み椅子の側面図である。
【図6】本発明の第2実施形態に係る折り畳み椅子を示
す斜視図であり、不使用時に座板が直立状態に保持され
た状態を示す図である。
【図7】本発明の第2実施形態に係る折り畳み椅子を示
す斜視図であり、座板が地面に略平行な姿勢とされた状
態の折り畳み椅子を示す図である。
【図8】座板保持部材の斜視図である。
【図9】(a)は案内部材の斜視図であり、(b)は
(a)とは別角度から見た案内部材の斜視図である。
【図10】(a)乃至(c)は座板の回動動作を示す第
2実施形態に係る折り畳み椅子の側面図である。
【図11】(d)(e)は座板の回動動作を示す第2実
施形態に係る折り畳み椅子の側面図である。
【符号の説明】
1,100 折り畳み椅子 2,12 座板 24,124 長孔 3,13 座板保持部材 33,133 回動支持軸 4,14 案内部材 43,143 案内部 43a,143a スライド移動案内部 43b,143b 回動動作案内部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 不使用時には座板が直立姿勢で座板保持
    部材に保持され、この姿勢から座板を上方へスライド移
    動させることで座板が回動可能となり、座板を地面に対
    して略平行な姿勢まで回動させて使用する折り畳み椅子
    において、 前記座板の両側の側面部に形成された長孔に対して相対
    移動自在に係合するように、前記座板保持部材に取り付
    けられる回動支持軸と、 前記座板との係止により座板の直立姿勢を保持すると共
    に、前記座板の上方へのスライド移動を案内するスライ
    ド移動案内部と、 前記座板の上方へのスライド移動により前記座板が前記
    スライド移動案内部から離脱して回動可能となったと
    き、この回動時における前記長孔と前記回動支持軸の相
    対位置を保持するために、前記座板下部の回動動作を案
    内する回動動作案内部とを備えたことを特徴とする折り
    畳み椅子。
  2. 【請求項2】 前記スライド移動案内部及び回動動作案
    内部は、前記座板下部の動作に合わせた曲線形状を有す
    る一部材で構成されることを特徴とする請求項1に記載
    の折り畳み椅子。
  3. 【請求項3】 前記スライド移動案内部及び回動動作案
    内部は、前記座板下部の隅部近傍に当接するように前記
    座板保持部材に取り付けられていることを特徴とする請
    求項2に記載の折り畳み椅子。
  4. 【請求項4】 前記スライド移動案内部は、前記座板を
    直立姿勢に保持した状態で弾性変形して座板を所定量傾
    斜させ、当該傾斜した状態の座板が、その上端部側方向
    にスライド移動するように形成されていることを特徴と
    する請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の折り畳み
    椅子。
  5. 【請求項5】 前記座板保持部材は、壁面等に埋め込み
    可能とされ、前記スライド移動案内部に直立姿勢で保持
    された状態にある前記座板の上部及び側部の少なくとも
    一部を覆って収納するように構成されていることを特徴
    とする請求項4に記載の折り畳み椅子。
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