JP3675104B2 - 椅子の肘掛け装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、椅子の肘掛け装置に係わり、更に詳しくは肘掛け部が高さ調節可能且つ角度調節可能な椅子の肘掛け装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、椅子の肘掛け部が座部又は脚部から立ち上がった支持部に対して高さ調節可能なものは既に提供されている。そして、肘掛け部の高さ調節機構としては、支持部を外杆と内杆とで伸縮自在に構成するとともに、固定側の杆体に上下方向に一定間隔毎に係合孔を形成し、可動側の杆体から出没する係合爪を前記係合孔に係脱することによって多段階で高さ調節するもの、あるいは支持部内に配したガスシリンダーにて肘掛け部を無段階で高さ調節するものがあり、係合爪を出没操作する操作部材あるいはガスシリンダーを制御する操作部材を肘掛け部の内部又は近傍に配したレバーに連動させた構造が存在する。
【0003】
一方、支持部に対して肘掛け部が角度調節可能なものも既に提供されている。そして、肘掛け部の角度調節機構としては、支持部の上端に肘掛け部の中央部を傾動可能に枢着するとともに、支持部の前後一端部に複数の係合凹部を上下方向に所定間隔で形成し、該係合凹部に肘掛け部の前後一端部に突設した突起を弾性的に嵌合して角度調節するものがあり、それを操作するための部分又はレバーを肘掛け部に設けた構造が存在する。
【0004】
また、肘掛け部が高さ調節可能であるとともに、角度調節可能であるものも存在する。この場合、高さ調節機構と角度調節機構とは全く独立した機構となっており、それぞれを操作するためのレバーが肘掛け部又はその近傍に設けられている。従って、肘掛け部の高さと角度を共に調節する場合には、それぞれのレバーを操作しなければならず、その操作が非常に手間であるばかりでなく、レバーが露出しているので外観性を損なうといった問題も有する。また、肘掛け部の高さ及び角度を調節する場合には、肘から先の腕を肘掛け部から離して行わなければならないので、調節した後に肘掛け部に腕を乗せて調節具合を確かめ、具合が悪ければ再度調節する必要があった。あるいは、肘掛け部に乗せた腕とは反対側の手で調節を行っていたので、操作に無理があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明が前述の状況に鑑み、解決しようとするところは、肘掛け部が高さ調節可能又は高さ調節可能且つ角度調節可能な椅子の肘掛け装置において、高さ及び角度の調節用のレバーを一切設けず、しかも肘から先の腕を肘掛け部に乗せたまま、一連の簡単な操作で肘掛け部の高さを調節することができ、あるいは高さと角度を同時に調節することができるようになした椅子の肘掛け装置を提供する点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前述の課題解決のために、座部又は脚部から立ち上がった支持アームの上部に昇降体を上下スライド可能に設け、該昇降体の上端部に設けた肘掛け部高さ調節可能となした椅子の肘掛け装置であって、前記支持アームに対して上端に固定部材を固着した昇降体を所定高さに係合保持し且つ操作杆前後変位によって係合を係脱する高さ調節機構を備え、前記固定部材に対して前記肘掛け部を弾性付勢力に抗して前方へ移動可能に取付け、前記昇降体に前記操作杆の中央部を枢着して前後変位可能に設けるとともに、該操作杆の上端を前記肘掛け部に連係させ、該肘掛け部を前方へ移動させることで前記高さ調節機構の操作杆が連動して高さ調節を行えるとともに、元の位置に復帰させることで設定高さを維持してなる椅子の肘掛け装置を構成した。
【0007】
更に、本発明は、座部又は脚部から立ち上がった支持部に対して肘掛け部が高さ調節可能且つ角度調節可能な椅子の肘掛け装置であって、前記支持部に肘掛け部を所定高さに係合保持し且つ操作部材の変位によって係合を係脱する高さ調節機構を備えるとともに、支持部の上端に設けた肘掛け部を所定角度に係合保持し且つ該肘掛け部を一方向に弾性付勢力に抗して移動させることによって係合を解除する角度調節機構を備え、前記高さ調節機構の操作部材を前記角度調節機構の移動部分に連係させ、肘掛け部を一方向に移動させることで高さ調節と角度調節とを行えるとともに、他方向に復帰させることで設定高さと設定角度を維持してなる椅子の肘掛け装置を構成した。
【0008】
【発明の実施の形態】
次に本発明の実施形態を添付図面に基づき更に詳細に説明する。図1は本発明に係る椅子を示し、図2〜図6は本発明の第1実施形態の要部を示し、図中1は椅子の脚部、2は座部、3は背凭れ部、4は肘掛け装置、5は支持部、6は肘掛け部をそれぞれ示している。
【0009】
本発明の第1実施形態に係る肘掛け装置4は、座部2又は脚部1から立ち上がった支持部5に対して肘掛け部6を高さ調節可能且つ角度調節可能に設けたものである。前記支持部5は、座部2又は脚部1に固定した支持アーム7の上部に、中空状の昇降体8を上下スライド可能に外嵌した構造を有する。そして、前記支持アーム7と昇降体8との間には、支持アーム7に対して昇降体8の高さを調節し且つその高さを維持するための高さ調節機構が設けられている。また、前記昇降体8の上端には、角度調節機構を構成する固定部材9が固着されており、同様に角度調節機構を構成する肘掛け部6の補強を兼ねた傾動部材10が前記固定部材9に対して角度調節可能に取付けている。
【0010】
先ず、高さ調節機構について、図2、図3、図4及び図6に基づいて詳しく説明する。前記支持アーム7は断面長円形の中空の杆体であり、その上部に装着する昇降体8は二つの板状折曲部材8A,8Bを互いに接合することによって内部が中空状に形成される。一方の板状折曲部材8Aは、前記支持アーム7のフラット状側面に対面する側面板11と、その前縁に直角に折曲形成した前記支持アーム7の円弧状側面に対面する折曲板12とを有し、前記側面板11の後縁部を接合部11Aとなすとともに、前記折曲板12の端縁に取付部12Aを外向きに直角に折曲形成したものである。また、前記折曲板12には、上下方向に延びた縦孔13を形成し、該縦孔13内に前記支持アーム7の上端部の円弧状側面に突設した上下2本の係合ピン14,14を挿通し、係合ピン14が上下移動できるようにしている。尚、前記係合ピン14は、本実施形態では上下2本突設したが、強度に問題がなければ1本でも良い。しかし、支持アーム7に対する昇降体8の上下移動を案内するためには、前記係合ピン14は縦孔13内を上下移動するので、2本以上が好ましい。また、他方の板状折曲部材8Bは、前記板状折曲部材8Aを180度回転させた形状と略同一であり、側面板15の後縁に折曲板16を直角に折曲形成し、前記側面板15の前縁部を前記取付部12Aに接合する接合部15Aとなすとともに、前記折曲板16の端縁に前記接合部11Aに接合する取付部16Aを外向きに直角に折曲形成したものである。そして、板状折曲部材8Aの縦孔13に前記係合ピン14,14を挿通した状態で、板状折曲部材8A,8Bの接合部11Aと取付部16A及び取付部12Aと接合部15Aを互いに接合し、ネジ止めなどの固定手段で連結し、内部が中空状の昇降体8を構成するのである。
【0011】
更に、前記昇降体8には、前記係合ピン14に係脱して支持アーム7に対する昇降体8の高さを調節するための操作部材17を設けている。この操作部材17は、二枚の長尺板材が互いに長辺を回動可能に連結された蝶番状の係合部材18と、該係合部材18の一方の板材に固定されて上方へ延びた操作ピン19とから構成され、前記係合部材18の一方の板材である固定板18Aを、前記板状折曲部材8Aの側面板15の前縁部に固定し、他方の板材である可動板18Bを前記折曲板12に重合できるように配し、該可動板18Bに上下方向に一定間隔毎、即ち前記係合ピン14,14の軸間距離をピッチとして、該係合ピン14に係合する係合孔20,…を所定数、本実施形態では7個形成している。これによって、前記係合ピン14,14を係合する係合孔20の位置を選択すれば、6段階の高さ調節ができるようになっている。そして、前記操作ピン19は、可動板18Bの上端部に固着されており、該操作ピン19を移動させることによって、可動板18Bを回動させ、係合孔20を係合ピン14に係合した状態と、係合を解除した状態とを実現するのである。
【0012】
また、前記支持アーム7の上部には、内部に区画板21を設けて、支持アーム7の内部を区画し、一方の区画空間内に圧縮コイルばね22を内装している。前記圧縮コイルばね22の下端は、区画板21の下端に設けた底板23に当止され、無負荷の状態で圧縮コイルばね22の上部は支持アーム7から上方に突出する長さとなっている。尚、前記係合ピン14は、基端部を前記区画板21に固定し、支持アーム7の円弧状側面を貫通して取付けている。また、前記昇降体8の外部は合成樹脂製の化粧カバー24で覆われている。更に、図示しないが、前記支持アーム7と昇降体8との間には適宜スライド部材を介装し、支持アーム7に対して昇降体8がガタつきなくスムーズに上下移動できるようになっている。
【0013】
次に、角度調節機構について、図2、図5及び図6に基づいて詳しく説明する。先ず、前記固定部材9は、昇降体8の上端に固着する水平な基板25の両側縁に垂直な支持板26,26を立設し、該支持板26の前部は基板25よりも前方へ延びてその上端間に係合板27を水平に固着し、該係合板27の前端部を支持板26よりも前方に突出させて係合突片27Aとなしている。そして、前記基板25の略前後中心部に対応する両支持板26,26には水平に長孔28,28を形成している。また、前記傾動部材10は、その外部を合成樹脂製の化粧カバー29で覆い、又は化粧カバー29内に傾動部材10をインサート成形することによって肘掛け部6を構成するのである。尚、前記圧縮コイルばね22の上端は、前記固定部材9の基板25の下面に圧接し、支持アーム7内の底板23に対して固定部材9、即ち昇降体8を上方へ弾性付勢している。
【0014】
そして、傾動部材10は、肘掛け部6の形状に応じて前後方向に延びた補強板30の両側縁に垂直な保持板31,31を下設し、両保持板31,31の前後略中央部に形成した軸孔32,32に支軸33を貫通すると同時に、前記長孔28,28に挿入し、支軸33を保持板31,31に固着又は抜止め処理している。また、前記傾動部材10の両保持板31,31は、固定部材9の両支持板26,26の外面に多少のクリアランスを設けて近接配置している。それにより、前記傾動部材10は、固定部材9の長孔28,28内に挿通した支軸33を中心として、上下傾動可能、即ち角度変更可能であるとともに、長孔28,28に沿って前後方向にスライド移動可能である。また、前記傾動部材10の両保持板31,31の前端部間にはブロック状の係合部材34を固定し、該係合部材34の後面側には水平な複数の係合溝34A,…を上下に並設し、選択された一つの係合溝34Aに前記係合板27の係合突片27Aが係合することによって、肘掛け部6を所定の角度に調節、維持できるようになっている。本実施形態では前記係合溝34Aは4条設けているので、肘掛け部6を支軸33を中心として4段階の角度調節ができる。
【0015】
また、前記固定部材9の基板25の後端部と、支軸33との間には引張りコイルばね35を介装し、常に傾動部材10を後方へ弾性付勢している。ここで、前記支軸33と長孔28及び係合突片27Aと係合溝34Aとの関係は、前記引張りコイルばね35によって傾動部材10が後方へ引っ張られて、支軸33が長孔28の後端に位置する時に、係合突片27Aと係合溝34Aが最も深く係合している状態となっている。そして、引張りコイルばね35の弾性付勢力に抗して肘掛け部6、即ち傾動部材10を前方へスライド移動させることによって、係合溝34Aが係合突片27Aから離れ、両者の係合が解除されて、傾動部材10は支軸33を中心として角度調節すべく上下に傾動させることができ、所定の角度に調節した後、引張りコイルばね35の弾性付勢力によって傾動部材10を後方へスライド復帰させて対応する係合溝34Aに係合突片27Aを係合し、その設定角度を維持するのである。
【0016】
ここで、前記傾動部材10を前方へスライド移動させる際に、前記高さ調節機構の操作ピン19をスライド移動部分に連係させることによって、前記操作部材17を構成する可動板18Bを折曲板12から離れる方向に回動させ、即ち係合ピン14,14と係合孔20,20との係合を解除させて、肘掛け部6の高さを調節すべく、支持アーム7に対して昇降体8を上下移動させることができ、傾動部材10を後方へスライド復帰させた際に、操作ピン19を介して可動板18Bを回動させ、再度係合ピン14,14と係合孔20,20を係合させ、設定高さに維持できるようになっている。
【0017】
本実施形態では、前記操作ピン19と、肘掛け部6のスライド移動部分との連係を以下のようにしている。つまり、前記支軸33の移動に伴って固定部材9内で前後にスライド移動するスライド部材36に前記操作ピン19を連係させている。このスライド部材36は、ブロック状の合成樹脂製で後部下端に前記固定部材9の基板25上に摺接する摺動部37を有するとともに、後部中央部に後方へ開放した切欠部38を形成し、該切欠部38に対応する側面位置に前記長孔28よりも短い水平な長孔39,39を形成し、前部に上下に貫通し幅方向に長い開口40を形成したものである。また、前記スライド部材36の幅は、前記固定部材9の両支持板26,26の間隔に僅かのクリアランスを除いて略一致させている。そして、前記スライド部材36を両支持板26,26間に配するとともに、前記支軸33に長孔39,39を遊挿するとともに、前記開口40内に前記操作ピン19の上端部を受け入れている。また、前記引張りコイルばね35の一端部はスライド部材36の切欠部38内に位置する支軸33に係止している。
【0018】
図2及び図6に示すように、前記引張りコイルばね35の弾性付勢力によって支軸33が固定部材9の長孔28の後端に位置する状態で、スライド部材36の長孔39の後端に支軸33が位置し且つ前記係合部材18の可動板18Bが昇降体8の折曲板12に接触し、係合ピン14と係合孔20が係合した状態における操作ピン19を開口40内に受け入れることができる位置関係になっている。図6は、肘掛け部6の高さ及び角度が所定の状態に維持されている状態を示している。
【0019】
そして、図6に示した状態から、肘掛け部6の高さ及び角度を調節する手順を説明する。先ず、肘掛け部6の角度のみを調節する場合を説明する。肘掛け部6の上面に肘から先の腕を乗せたまま、その手で肘掛け部6の前部を持って肘掛け部6を引張りコイルばね35の弾性付勢力に抗して前方へスライド移動させる。すると、前記支軸33は固定部材9の長孔28及びスライド部材36の長孔39内で前方へ移動し、スライド部材36の長孔39の前端まで到達すると、係合突片27Aから係合溝34Aから離れて係合が解除される(図7参照)。この状態では、未だスライド部材36は不動のままであり、従って操作部材17の可動板18Bは昇降体8の折曲板12に接触し、係合ピン14に係合孔20が係合している状態である。この状態で、傾動部材10は支軸33を中心として前部が上下に傾動可能となって、肘掛け部6を所定の角度に設定した後、引張りコイルばね35の弾性付勢力によって傾動部材10を後方へスライド復帰させると、支軸33が長孔28及び長孔39に沿って両者の後端まで移動するとともに、係合溝34Aが係合突片27Aに係合し、設定角度を維持するのである。
【0020】
次に、肘掛け部6の角度と高さを同時に調節する場合を説明する。前記同様に肘掛け部6の上面に肘から先の腕を乗せたまま、その手で肘掛け部6の前部を持って肘掛け部6を引張りコイルばね35の弾性付勢力に抗して前方へスライド移動させる。すると、前記支軸33は固定部材9長孔28及びスライド部材36の長孔39内で前方へ移動し、スライド部材36の長孔39の前端まで到達すると、係合突片27Aから係合溝34Aから離れて係合が解除され、更に肘掛け部6を前方へスライド移動させると、支軸33がスライド部材36の長孔39の前端を押して支軸33と共にスライド部材36が前方へ移動し、開口40に遊挿した操作ピン19が前方へ押され、操作部材17を構成する係合部材18の可動板18Bが回動して昇降体8の折曲板12から離れ、係合ピン14と係合孔20の係合が解除される(図8参照)。この状態で、肘掛け部6は支軸33を中心としてその前部が上下傾動可能となるとともに、支持アーム7に対して昇降体8、即ち肘掛け部6を上下移動可能となり、肘掛け部6を支軸33を中心として角度調節するとともに、支持アーム7に対して昇降体8を上下移動させて肘掛け部6の高さ調節し、この際、昇降体8を上昇させる場合には圧縮コイルばね22の弾性付勢力を利用し、昇降体8を下降させる場合には圧縮コイルばね22の弾性付勢力に抗して上下移動させる。そして、肘掛け部6の角度と高さを調節した後、その状態を保ちながら、肘掛け部6を引張りコイルばね35の弾性付勢力によって後方へスライド復帰させると、支軸33が長孔28と長孔39内を後方に移動し、支軸33がスライド部材36の長孔39の後端に位置した後には、該スライド部材36を伴って長孔28内を後方へ移動し、そのスライド部材36の後方移動によって操作ピン19を後方に押して可動板18Bを折曲板12に近づく方向に回動させながら、長孔28の後端まで移動すると、係合溝34Aが係合突片27Aに完全に係合するとともに、可動板18Bの係合孔20が支持アーム7の係合ピン14に係合し、設定角度と高さを維持するのである。
【0021】
本発明の椅子の肘掛け装置4は、肘掛け部6のスライド動作によって、肘掛け部6の高さ調節又は高さ調節と角度調節とを同時に行えることを特徴とするものであり、前述の具体的な高さ調節機構及び角度調節機構には限定されない。特に,高さ調節機構としては、前記支持アーム7の側面に上下方向に複数の係合孔を形成し、昇降体8に前記係合孔に係合するラッチを内方へ出没可能に設け、操作部材17がラッチを変位させるものであり、その操作部材17を駆動する操作ピン19が肘掛け部6内に延びた構造でも良い。しかし、高さ調節機構の操作部材17を前記角度調節機構の移動部分(傾動部材10又はスライド部材36)に連係させ、肘掛け部6を一方向に移動させることで高さ調節と角度調節とを行えるとともに、他方向に復帰させることで設定高さと設定角度を維持する構成は必須である。尚、肘掛け部6を後方へ移動させて高さ調節機構の係合を解除する構造のものは、背凭れ部3に凭れ掛かった状態から起き上がる際に、また椅子から立ち上がる際にも、肘掛け部6を後方へ力を入れて引っ張る動作を伴うので、不意に係合が解除される恐れがあり、そのため肘掛け部6は前方へ移動させて高さ調節機構及び角度調節機構の係合を解除する構造が好ましいのである。
【0022】
次に、本発明の肘掛け装置4の第2実施形態を図9〜図11に基づいて説明する。本実施形態も前記同様に支持部5に対して肘掛け部6の高さが調節可能であるとともに、肘掛け部6の角度も調節可能な構造である。先ず、高さ調節機構を説明する。前記支持部5を構成する支持アーム7の上端部には、断面長方形状の筒状の支持管41を長辺が椅子の前後方向に配向するように固定し、該支持管41の上端には合成樹脂製のキャップ42を外嵌している。そして、昇降体8を構成する厚肉長尺板状の昇降杆43の上端に固定部材9を固着し、該昇降杆43を前記キャップ42の中央部に開設した摺動孔44に上下スライド可能に嵌挿するとともに、該昇降杆43の下端に嵌着した合成樹脂製のスライダー45を前記支持管41内に上下スライド可能に嵌挿している。また、前記キャップ42とスライダー45間には、前記昇降杆43を前後に挟んだ位置に引張りコイルばね46,46を介装し、常時昇降杆43が上昇するように弾性付勢している。具体的には、キャップ42に設けた係止部42A,42Aと、スライダー45に設けた係止部45A,45Aとにそれぞれ引張りコイルばね46の両端のフック部46A,46Aを係止している。
【0023】
そして、前記支持管41に対して昇降杆43を所定高さ位置に係合保持し且つ操作部材17の変位によって係合を係脱して高さ調節可能とするために、前記支持管41の長辺側一側面41Aの中央部に沿って上下方向に縦孔47を形成するとともに、該縦孔47の前縁に一定間隔毎に係合凹部48,…を形成し、該係合凹部48とは反対側の前記昇降杆43の上下中央部に操作部材17を構成する操作杆49の中央部を支軸50にて枢着するとともに、該操作杆49の下端に形成した下向きU字溝51内に、前記縦孔47を貫通し且つ昇降杆43の下部に形成した横長孔52を貫通した係合ピン53の端部を位置させている。この係合ピン53は、軸部53Aの直径が前記縦孔47の横幅よりも若干小さく、一端に該縦孔47を通過しない頭部53Bを有するとともに、他端にU字溝51の外周に当止して抜止めするためのEリング54を嵌着する嵌合溝53Cを形成したものである。ここで、前記支持管41の他側面41Bの上部には、前記係合ピン53にEリング54を嵌合するための作業用開口55を形成している。また、前記キャップ42には、前記操作杆49を挿通し且つ該操作杆49の前後変位が可能なように摺動孔44に連続して挿通孔56を形成している。
【0024】
この高さ調節機構においては、前記操作部材17としての操作杆49の上端を前後に変位させることによって、支軸50を中心として下端が前後逆に変位し、U字溝51に係合した係合ピン53が横長孔52内を移動し、該係合ピン53が前記縦孔47に位置する高さ調節可能な状態(図10参照)と、係合凹部48に係合した高さ維持状態(図9参照)とを実現するのである。
【0025】
次に、肘掛け部6の角度調節機構を説明する。前記昇降杆43の上端に固定した固定部材9は、下方開放した断面略コ字形の部材であり、上面となる基板57の両側に支持板58,58を垂下し、基板57の一側端には前記昇降杆43の上端を受け入れて溶着するための固定穴59を形成し、また両支持板58,58の後部には若干前上がりの長孔60,60を形成するとともに、該長孔60の延長線上の前部に若干横長の通孔61,61を形成したものである。そして、前記肘掛け部6の補強部材を兼ねた傾動部材10は、両保持板62,62の前後上縁を連結板63,63で連続させた形状で、両保持板62,62間に前記固定部材9を収容できるようになっており、両保持板62,62の後部寄りには軸孔64,64を形成するとともに、前部寄りには該軸孔64を中心とした円弧を有する円弧孔65を形成し且つ該円弧孔65の前縁には、前記軸孔64を中心に放射状に延びた係合溝66,…を複数、本実施形態では上下に4つ形成している。
【0026】
そして、前記固定部材9を前記傾動部材10の内部に収容した状態で、該固定部材9の軸孔64,64と傾動部材10の長孔60,60とに支軸67を貫通し、適宜な抜止め手段を講じて互いに連結するとともに、前記円弧孔65,65又は係合溝66,66と通孔61,61とに係合軸68を貫通し、同様に適宜な抜止め手段を講じて互いに連結する。また、前記傾動部材10の両保持板62,62の前端部間であって前記係合溝66よりも前方位置に設けた係止ピン69と、前記係合軸68との間に引張りコイルばね70を介装して、固定部材9に対して傾動部材10を後方へ弾性付勢している。
【0027】
更に、前記傾動部材10の一方の保持板62の中央部には、内方へ向けて肘掛け部6の前後方向に所定間隔を設けて一対のピン71,71を突設し、両ピン71,71の間に前記操作杆49の上端を位置させている。尚、前記ピン71,71に対応する固定部材9の一方の支持板58の下縁に切欠部72を形成して、前記ピン71の前後移動を可能にしている。また、前記傾動部材10は、肘掛け部6の外形を形成する合成樹脂製の化粧カバー73で覆われている。
【0028】
ここで、通常の状態では、前記引張りコイルばね70の弾性付勢力によって傾動部材10は最も後方位置にあり、前記支軸67が長孔60の後端に位置し、何れかの前記係合溝66の前端に係合軸68が位置している(図9参照)。そして、前記肘掛け部6、即ち傾動部材10を引張りコイルばね70の弾性付勢力に抗して前方へ移動させると、傾動部材10に固定された支軸67が固定部材9の長孔60に沿って前方せスライド移動するとともに、前記固定部材9の通孔61によって移動量が規制された係合軸68に対して係合溝66が前方へスライド移動し、該係合軸68が円弧孔65に至るまで移動する(図10参照)。この傾動部材10の前方移動に伴って、前記両ピン71,71の間に位置した操作杆49の上端部は、前方へ押されて前記支軸50を中心として該操作杆49の下端部は後方へ移動し、前記係合ピン53が係合凹部48から外れて縦孔47に位置する(図10参照)。この状態で、肘掛け部6、即ち傾動部材10の前部を持ち上げたり、押し下げたりすることによって、前記支軸67に対して肘掛け部6の上下角度を調節することができるとともに、前記支持アーム7に対して昇降体8を上下高さ調節することができ、肘掛け部6を所定の角度及び所定の高さに設定した後に、前記引張りコイルばね70の弾性付勢力によって肘掛け部6、即ち傾動部材10を後方へ移動させると、何れかの係合溝66に係合軸68が係合して設定角度が維持されると同時に、何れかの係合凹部48に係合ピン53が係合して設定高さが維持される。
【0029】
図12〜図14には本発明の肘掛け装置4の第3実施形態を示し、肘掛け部6の上下角度は調節できないが、水平面内において肘掛け部6を後部に対して前部を左右に振って水平角度を調節することができる構造である。この場合も高さ調節機構は、第2実施形態と同じ機構を採用している。
【0030】
この肘掛け部6の構造は、前記同様に昇降杆43の上端に前後方向に向けて固定した固定部材74に、可動部材75を上方から重ねるとともに、固定部材74の後部に対して可動部材75の後部を回転可能且つ前後スライド移動可能に連結するとともに、固定部材74と可動部材75の前部で互いに係合可能となしたものである。具体的には、前記固定部材74は、前後方向に延びた部材であり、その後部に、後端に開口して前方へ延びた円形穴76を形成するとともに、後部上面に開口し前記円形穴76に連通したスリット溝77を形成し、また前端中央部に係合突起78を突設したものである。前記円形穴76の直径はスリット溝77の横幅よりも大きく設定している。一方、前記可動部材75は、前記固定部材74によりも横幅の広い板状の部材であり、後部下面に前記円形穴76にスライド可能に嵌合する球部79と前記スリット溝77を貫通する円柱部80とを有する回転且つスライド可能な軸部材81を突設するとともに、前端部下面を段状に下方へ突出させ、この突出部82の後縁を前記連結部材81を中心とした円周の円弧面83となすとともに、該円弧面83に開口して軸部材81を中心に放射状に前方へ延びた係合溝84を所定間隔毎に左右に複数設けている。
【0031】
そして、前記軸部材81の球部79を円形穴76に挿入し且つ円柱部80をスリット溝77に挿入して固定部材74の上面に可動部材75を重合する。また、、前記円形穴76内にはその内奥端と軸部材81との間に圧縮コイルばね85を圧縮介装し、固定部材74に対して可動部材75を後方へ弾性付勢することによって、固定部材74の係合突起78に可動部材75の係合溝84を係合させている。また、前記固定部材74の側方から上方へ突出した前記操作杆49の上端部は、前記可動部材75に設けた円弧溝86内に収容している。ここで、前記円弧溝86は、前記軸部材81を中心とした円周に沿って形成している。
【0032】
そして、前記圧縮コイルばね85を圧縮しながら可動部材75を固定部材74に対して前方へスライド移動させると、前記係合突起78から係合溝84が外れて、前記軸部材81を中心として可動部材75を左右に回転させることができ、所定角度に設定した後、前記圧縮コイルばね85の弾性付勢力によって可動部材75を後方へスライド復帰させ、係合突起78に係合溝84を係合して設定角度を維持するのである。また、可動部材75を前方へスライド移動させる際に、前記円弧溝86内に位置する操作杆49の上端を前方へ移動させて、前述の如く肘掛け部6の高さを調節するのである。
【0033】
図15〜図17には本発明の肘掛け装置4の第4実施形態を示し、肘掛け部6の上下角度は調節できないが、水平面内において肘掛け部6を左右に平行移動させて支持アーム7に対する左右位置を調節することができる構造である。この場合も高さ調節機構は、第2実施形態と同じ機構を採用している。
【0034】
この肘掛け部6の構造は、前記同様に昇降杆43の上端に前後方向に向けて固定した固定部材87に、固定部材87より充分に横幅の広い可動部材88を上方から重ねて横移動可能とするとともに、固定部材87と可動部材88の前後部同士を係脱可能となしたものである。具体的には、前記固定部材87は、後部に上方へ段状に突出した突出部89を形成し、該突出部89の直線状の前縁に係合突起90,…を複数並設するとともに、直線状の前端縁に同様の係合突起91,…を複数並設し、前記操作杆49の上端部を貫通させる前後方向に延びた開口92を形成している。一方、前記可動部材88は、下面後部に段状に凹んだ凹陥部93を形成するとともに、該凹陥部93の直線状の前縁に前記係合突起90を係合する係合凹部94,…を所定間隔毎に複数形成し、下面前部に下方へ段状に突出した突出部95を形成し、該突出部95の直線状の後縁に前記係合突起91に係合する係合凹部96,…を所定間隔毎に複数形成し、更に前記操作杆49の上端部を受け入れる横長溝97を形成している。
【0035】
更に、前記固定部材87の上面と、前記可動部材88の下面との重合部分にそれぞれ凹部98,99を形成し、両凹部98,99で形成される空洞部内に引張りコイルばね100を前後方向に配し、引張りコイルばね100の後端を固定部材87の凹部98の後端に係着するとともに、引張りコイルばね100の前端を可動部材88の凹部99の前端に係着し、固定部材87に対して可動部材88を後方へ弾性付勢している。尚、前記凹部98は、凹部99よりも前方まで延びており、可動部材88の前方移動を可能となしている。
【0036】
そして、前記引張りコイルばね100を引張りながら可動部材88を固定部材87に対して前方へスライド移動させると、前記係合突起90,91から係合凹部94,96が外れて、固定部材87に対して可動部材88を横移動できるようになり、可動部材88の横方向位置を所定位置に設定した後、引張りコイルばね100の弾性付勢力によって可動部材88を後方へスライド復帰させて、係合突起90,91に係合凹部94,96をそれぞれ係合してその状態を維持する。また、可動部材88を前方へスライド移動させる際に、前記横長溝97内に位置する操作杆49の上端を前方へ移動させて、前述の如く肘掛け部6の高さを調節するのである。
【0037】
【発明の効果】
以上にしてなる本発明の椅子の肘掛け装置は、肘から先の腕を肘掛け部に乗せたまま、肘掛け部を前後方向にスライド移動させるといった一連の簡単な操作で肘掛け部の高さを調節することができ、又は高さと角度を同時に調節することができる。例えば、机天板の高さが700mmの場合、その上に載置したワープロやパソコンのキーボードを操作する場合、肘掛け部の手口の高さを700mmに設定して肘掛け部の前端上面を机天板の手前縁に連続させて手首部分の安楽な支持状態を実現した場合でも、肘掛け部に角度をつけることによって、肩から肘までの最適距離を確保できるのである。また、高さ及び角度の調節用のレバーを一切設けず、肘掛け部自体を従来の操作レバーのように利用することができるので、外観性にも優れたものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の肘掛け装置を適用した椅子の側面図である。
【図2】本発明の第1実施形態に係る肘掛け装置の一部省略側面図である。
【図3】同じく高さ調節機構を示す分解斜視図である。
【図4】同じく組立状態の横断面図である。
【図5】同じく角度調節機構を示す分解斜視図である。
【図6】同じく肘掛け装置の要部縦断面図である。
【図7】同じく肘掛け部を前方へスライド移動させて角度調節可能となった状態を示す要部縦断面図である。
【図8】同じく肘掛け部を更に前方へスライド移動させて高さ調節可能且つ角度調節可能となった状態を示す要部縦断面図である。
【図9】本発明の第2実施形態に係る肘掛け装置の要部の縦断面図である。
【図10】同じく肘掛け部が前方へ移動した高さ調節可能な状態を示す要部の縦断面図である。
【図11】同じく分解斜視図である。
【図12】本発明の第4実施形態に係る肘掛け装置の肘掛け部の構造を示す簡略平面図である。
【図13】同じく縦簡略断面図である。
【図14】同じく簡略分解斜視図である。
【図15】本発明の第4実施形態に係る肘掛け装置の肘掛け部の構造を示す簡略平面図である。
【図16】同じく縦簡略断面図である。
【図17】同じく簡略分解斜視図である。
【符号の説明】
1 脚部 2 座部
3 背凭れ部 4 肘掛け装置
5 支持部 6 肘掛け部
7 支持アーム 8 昇降体
8A 板状折曲部材 8B 板状折曲部材
9 固定部材 10 傾動部材
11 側面板 11A 接合部
12 折曲板 12A 取付部
13 縦孔 14 係合ピン
15 側面板 15A 接合部
16 折曲板 16A 取付部
17 操作部材 18 係合部材
18A 固定板 18B 可動板
19 操作ピン 20 係合孔
21 区画板 22 圧縮コイルばね
23 底板 24 化粧カバー
25 基板 26 支持板
27 係合板 27A 係合突片
28 長孔 29 化粧カバー
30 補強板 31 保持板
32 軸孔 33 支軸
34 係合部材 34A 係合溝
35 引張りコイルばね 36 スライド部材
37 摺動部 38 切欠部
39 長孔 40 開口
41 支持管 42 キャップ
43 昇降杆 44 摺動孔
45 スライダー 46 引張りコイルばね
47 縦孔 48 係合凹部
49 操作杆 50 支軸
51 U字溝 52 横長孔
53 係合ピン 54 Eリング
55 作業用開口 56 挿通孔
57 基板 58 支持板
59 固定穴 60 長孔
61 通孔 62 保持板
63 連結板 64 軸孔
65 円弧孔 66 係合溝
67 支軸 68 係合軸
69 係止ピン 70 引張りコイルばね
71 ピン 72 切欠部

Claims (2)

  1. 座部又は脚部から立ち上がった支持アームの上部に昇降体を上下スライド可能に設け、該昇降体の上端部に設けた肘掛け部高さ調節可能となした椅子の肘掛け装置であって、前記支持アームに対して上端に固定部材を固着した昇降体を所定高さに係合保持し且つ操作杆前後変位によって係合を係脱する高さ調節機構を備え、前記固定部材に対して前記肘掛け部を弾性付勢力に抗して前方へ移動可能に取付け、前記昇降体に前記操作杆の中央部を枢着して前後変位可能に設けるとともに、該操作杆の上端を前記肘掛け部に連係させ、該肘掛け部を前方へ移動させることで前記高さ調節機構の操作杆が連動して高さ調節を行えるとともに、元の位置に復帰させることで設定高さを維持してなることを特徴とする椅子の肘掛け装置。
  2. 座部又は脚部から立ち上がった支持部に対して肘掛け部が高さ調節可能且つ角度調節可能な椅子の肘掛け装置であって、前記支持部に肘掛け部を所定高さに係合保持し且つ操作部材の変位によって係合を係脱する高さ調節機構を備えるとともに、支持部の上端に設けた肘掛け部を所定角度に係合保持し且つ該肘掛け部を一方向に弾性付勢力に抗して移動させることによって係合を解除する角度調節機構を備え、前記高さ調節機構の操作部材を前記角度調節機構の移動部分に連係させ、肘掛け部を一方向に移動させることで高さ調節と角度調節とを行えるとともに、他方向に復帰させることで設定高さと設定角度を維持してなることを特徴とする椅子の肘掛け装置。
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