JP3868994B1 - 水回り設備用の人体支持装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 既設水回り設備を取り替える必要がなく、既設水回り設備を利用したまま、しかも、簡単な構造で容易に取り付けることができる、人体支持装置を提供することを目的とする。
【解決手段】 人体を支持する支持部と、支持部を設けた横枠部と、横枠部に連結した縦枠部とを有する人体支持装置であって、縦枠部は、既設の水回り設備の扉部又は引き出し部と隣り合う他の扉部又は引き出し部との間隙に収まる前片部と、既設水回り設備内部の縦支持板の前面と扉部又は引き出し部の後面との間隙に収まる後片部とを有し、前片部を既設水回り設備の扉部又は引き出し部と他の扉部又は引き出し部との間隙に挿入すると共に、後片部を既設水回り設備内部の縦板の前面と扉部又は引き出し部の後面との間隙に挿入することにより取り付けることを特徴とする人体支持装置。
【選択図】 図1

Description

本発明は流し台又は洗面化粧台などの水回り設備に使用する人体支持装置に関する。
従来、流し台での作業時に使用する人体の支持装置として、特許文献1のようなものが存在する。
特開2003−038270号公報
しかし、かかる人体支持機能を有する水回り設備を採用しようとすれば、通常、既設の水回り設備自体(人体保持機能を有さない水回り設備)を取り外し、新規な水回り設備と取り替える必要があるか、あるいは、現実的ではない大幅な改造を要する。
そこで、本発明は、既設水回り設備を取り替える必要がなく、既設水回り設備を利用したまま、しかも、簡単な構造で容易に取り付けることができる、人体支持装置を提供することを目的とする。
本発明は、人体を支持する支持部と、支持部を設けた横枠部と、横枠部に連結する縦枠部とを有する人体支持装置であって、縦枠部は、既設の水回り設備の扉部又は引き出し部と隣り合う他の扉部又は引き出し部との間隙に収まる前片部と、既設水回り設備内部の縦板の前面と扉部又は引き出し部の後面との間隙に収まる後片部とを有し、前片部を既設水回り設備の扉部又は引き出し部と他の扉部又は引き出し部との間隙に挿入すると共に、後片部を既設水回り設備内部の縦板の前面と扉部又は引き出し部の後面との間隙に挿入することにより取り付けることを特徴とする人体支持装置である。
また、本発明は、人体を支持する支持部と、支持部を設けた横枠部と、横枠部に連結する縦枠部と、縦枠部に連結する下枠部と、床面に載置する踏板部とを有する人体支持装置であって、縦枠部は、既設の水回り設備の扉部又は引き出し部と隣り合う他の扉部又は引き出し部との間隙に収まる前片部と、既設水回り設備内部の縦板の前面と扉部又は引き出し部の後面との間隙に収まる後片部とを有し、前片部を既設水回り設備の扉部又は引き出し部と他の扉部又は引き出し部との間隙に挿入すると共に、後片部を既設水回り設備内部の縦板の前面と扉部又は引き出し部の後面との間隙に挿入し、下枠部を既設の水回り設備の扉部又は引き出し部の下面と床面との間に設置することにより取り付けることを特徴とする人体支持装置である。
また、本発明は、人体を支持する支持部と、支持部を設けた横枠部と、横枠部に連結する縦枠部と、縦枠部に連結する下枠部と、床面に載置する踏板部とを有する人体支持装置であって、支持部は上下方向に移動可能であり、縦枠部は、既設の水回り設備の扉部又は引き出し部と隣り合う他の扉部又は引き出し部との間隙に収まる前片部と、既設水回り設備内部の縦板の前面と扉部又は引き出し部の後面との間隙に収まる回動片を有する後片部とを有し、前片部を既設水回り設備の扉部又は引き出し部と他の扉部又は引き出し部との間隙に挿入すると共に、回動片を既設水回り設備内部の縦板の前面と扉部又は引き出し部の後面との間隙に挿入し、下枠部を既設の水回り設備の扉部又は引き出し部の下面と床面との間に設置することにより取り付けることを特徴とする人体支持装置である。
本発明の人体支持装置は、既設水回り設備(流し台や洗面化粧台等)に取り付ける、既設水回り装置とは別体の人体支持装置であり、既設水回り装置の扉部等と他の扉部等との間に生じる間隙を利用したものであり、縦枠部を扉部等と他の扉部等との間隙に挿入することによって、人体支持装置を既設水回り設備に取り付けることを特徴とする。
また、本発明の人体支持装置は、既設水回り設備に取り付ける、既設水回り装置とは別体の人体支持装置であり、既設水回り装置の扉部等と他の扉部等との間に生じる間隙を利用したものであり、縦枠部を扉部等と他の扉部等との間隙に挿入することに加え、さらに、扉部等と床面との間に生じる間隙を利用し、扉部等と床面との間に下枠部を設置することによって、人体支持装置を既設水回り設備に取り付けることを特徴とする。
具体的には、縦枠部の前片部が、縦枠部の左右方向の移動を妨げ、人体保持装置を既設水回り設備に保持する。つまり、縦枠部の左右移動は、前片部の側面と扉部等の側面とが当接することによって阻止され、人体保持装置は既設水回り設備に保持される。
また、後片部が、既設水回り設備の扉部等と、既設水回り設備内部の縦板の前面との間隙に挿入されることにより、縦枠部の前後方向の移動が妨げられ、人体保持装置は既設水回り設備によりしっかりと保持される。つまり、縦枠部の後方移動は、後片部と既設水回り設備内部の縦板の前面とが当接することによって阻止され、縦枠部の前方移動は、後片部と扉部の後面とが当接することによって阻止され、人体保持装置は既設水回り設備によりしっかりと保持されるのである。
そして、後片部に回動片を備えるとき、回動片を垂直に向けた状態、即ち左右幅が小さな状態にすると、既設水回り装置の扉部等と他の扉部等との間に生じる間隙に挿入する際、既設水回り装置の前方からそのまま挿入できる。挿入後は、回動片を水平に向けた状態、即ち左右幅が大きな状態にできるので、回動片は既設水回り設備の扉部等と既設水回り設備内部の縦板の前面との間隙に挿入されることにより、縦枠部の前後方向の移動が妨げられ、人体保持装置を既設水回り設備に保持する。
また、下枠部の底面に取り付けられ踏板部に作業者の自重がかかるので、この意味においても安定的に人体保持装置が既設水回り設備に保持される。
本発明は、既設水回り設備(流し台や洗面化粧台)自体を取り外して取り替える必要がなく、既設水回り設備のそのまま利用して、(人体支持機能がない)既設水回り設備に対して人体保持機能を付加することができ、しかも、扉部等と他の扉部等との間隙に挿入することによりその状態を保持するので、既設の水回り設備に特別な加工を施す必要がなく、取り付けが容易であるという特有の効果を奏する。
以下、本発明を実施するための最良の形態を、実施例として示す各図と共に説明する。
実施例1に係る人体支持装置を図1〜6に示す。なお、図6は洗面化粧台を対象とした場合を示す。
本実施例の人体支持装置は、人体を支持する支持部と、支持部を設けた横枠部と、横枠部と上下に対向する下枠部と、横枠部および下枠部と連結する左右一対の縦枠部と、下枠部に連結し床面に載置される踏板部とを有する。以下、各構成要素について説明する。
(支持部について)
支持部は、水回り設備で作業をする人の腹部等を支持するものである。
本実施例の支持部は、基部10と、人体を直接的に支持する前板部20と、基部10と前板部20を連結する連結部30とを有する。
支持部は、横枠部の横棒部51に対して横方向に移動可能に取り付け、且つ、横棒部51に対して上下方向に移動可能に取り付ける。
(基部10)
基部10は、横枠部の横棒部51に対して、横棒部51の外周面を横方向に摺動するように取り付ける。基部10は、内周部12と外周部13とを有する。内周部12は、略円筒状(パイプ状)の部材であり、内回りを防止する凹部12bを有する。凹部12bには横棒部51の凸部が嵌合している。また、内周部12は外方向に突出した突部12aを有する。
他方、外周部13は略円筒状(パイプ状)の部材であり、切り欠き部13aを有する。外周部13の切り欠き部13a内に内周部12の突部12aが位置する。
切り欠き部13aは端面13bと端面13cを有し、端面13bから端面13cまでの所定間隔13dを形成する。この所定間隔13dは、外周部13の回動可能距離を制御する。外周部13が図中反時計回りに回動して所定の回動角度に達すると、端面13bが内周部12の突部12aに当接して、外周部13の回動を停止する。逆に、外周部13が図中時計回りに回動して所定の回動角度に達すると端面13cが内周部12の突部12aに当接して、外周部13の回動を停止する。なお、基部10にはバネ等の弾性部材14が取り付けられており、切り欠き部13aの端面13cが内周部12の突部12aに当接する方向へ常に付勢されており(前板部20が略垂直に立ち上がる状態に維持される。)、人体を支持する状態における圧力が解除されると、切り欠き部13aの端面13cが内周部12の突部12aに当接する状態に自動的に復帰する。
(連結部30)
支持部は連結部30を有する。連結部30は、基部10と前板部20とを連結する。
連結部30は、薄板状の部材であり、基部10と一体的に形成され、前方向(前板部20の方向)に延びる左右一対の腕板部31a(31a´)と、支持軸32a、32bとを有する。
腕板部31a(31a´)は互いに左右方向に対向し、支持軸32a、32bを挿通する軸孔が形成される。
支持軸32a、32bは小径の棒状体であり、腕板部31a(31a´)の軸孔に挿入され、腕板部31a(31a´)の軸孔で支持される。
(前板部20)
前板部20はその前面において人体を直接的に支持する。
前板部20は、偏平な箱状の部材であり、腕板部31a(31a´)を挿入する一対の縦溝21a(21a´)と、支持軸32a、32bを挿入する横溝22a、22bとを有し、支持軸32a、32bが上下方向に移動可能な空間23が形成される。
移動空間23は、後面部23aと前面部23bによって形成され、高さの異なる(上下位置の異なる)複数の係止溝部23dと、平坦部23cとを有する。
縦溝21a(21a´)は前板部20の両端付近に形成されており、縦溝21a(21a´)に対して腕板部31a(31a´)が挿入される。他方、支持軸32a、32bは、腕板部31a(31a´)に穿孔された軸孔及び横溝22a、22bの両者を貫通する。そして、支持軸32aを前板部20の係止溝部23dに係止し、支持軸32bを背面部23aと平坦部23cとの間に挟持する。この状態にて、前板部20は連結部30を介して基部10に連結される。
前板部20を上下方向に移動して高さを調整するには、前板部20を若干上方向に移動させた後、手前方向に傾斜させて支持軸32aと係止溝部23dの係止状態を解除し、その状態で前板部20を上斜方向に移動した後、所望の位置に対応する係止溝部に支持軸32aを再び係止する。
(縦枠部)
縦枠部は、横枠部に連結して一体的になるものであり、既設の水回り設備の扉部又は引き出し部と、隣り合う他の扉部又は引き出し部との間隙に挿入されるものであり、人体支持装置を既設水回り設備に保持するためのものである。
本実施例の縦枠部は、前片部41a(41a´)と後片部41b(41b´)を有する(括弧内は左右一対のうちの他方を示す)。
前片部41a(41a´)は薄板状の部材であり、その前端は強度性を考慮した断面円状に形成される。また、前片部41a(41a´)の上端付近は、強度性を考慮して、前方向に突出させて幅厚(前後幅を上端以外の部分よりも大きくしている。)に形成される。
前片部41aは、既設水回り設備の扉部A1と他の隣り合う扉部A2の間隙S1に挿入され、扉部A1の側面と他の扉部A2の側面との間で保持される(同様に、前片部41a´は引き出し部A4と扉部A3の間隙S1´に挿入され、引き出し部A4の側面と扉部A3の側面との間で保持される。)。
後片部41b(41b´)は、前片部41a(41a´)の後方で直交する方向に一体的に形成された薄板状の部材である。後片部41b(41b´)は既設水回り設備内部の縦板Bの横方向の厚みBDに収まる幅(左右幅)を有する板状の部材である。特に本実施例では、既設水回り設備の扉部A1等と他の扉部A2等の間隙S1(S1´)に収まる幅(左右幅)である。そして、後片部41b(41b´)は前片部41a(41a´)を境に左右に分割され、分割されたそれぞれに回動片41c(41c´)を有する。一対の回動片41c(41c´)は長辺と短辺を有する矩形状の部材であり、四隅のうち一つを円弧状に面取りしており、後片部41b(41b´)の上端側に取り付けられる。回動片41c(41c´)は後片部41b(41b´)に軸を介して回動可能に取り付けられ、垂直方向から水平方向へと回動可能である。水平方向においては、回動片41c(41c´)の短辺と前片部41a(41a´)の側面が当接することにより、水平方向の状態を維持する。なお、回動片41c(41c´)の短辺幅は、後片部41b(41b´)のうち前片部41a(41a´)によって左右に分割された一方の幅に略等しい。
回動片41cは既設水回り設備の扉部A1と他の扉部A2の後面と、既設水回り設備内部の縦板Bの前面との間隙S2に挿入され、扉部A1及び他の扉部A2の後面と、縦板Bの前面の間に保持される(同様に、41c´は既設水回り設備の引き出し部A4と扉部A3の後面と、既設水回り設備内部の縦板B´の前面との間隙S2´に挿入され、引き出し部A4及び扉部A3の後面と、縦板B´の前面の間に保持される)。
この状態により、回動片41c(41c´)は縦枠部の前後方向の移動を妨げて、人体保持装置を既設水回り設備に保持する。つまり、縦枠部の後方移動は、回動片41c(41c´)の後面と縦板B(B´)の前面とが当接することによって阻止され、縦枠部の前方移動は、回動片41c(41c´)の前面と扉部の後面とが当接することによって阻止される。
他方、この状態により、前片部41a(41a´)は縦枠部の左右方向の移動を妨げて、人体保持装置を既設水回り設備に保持する。つまり、縦枠部の左右移動は、前片部41a(41a´)の側面と扉部等の側面とが当接することによって阻止される。
このようにして、本実施例の人体保持装置は、既設水周り設備に取り付けるので、たとえば釘や螺子などを用いる必要がなく取り付け作業が容易であり、既設水回り設備を損傷する恐れもなく非常に好ましい。また、扉部等と他の扉部等との間隙に挿入することによって取り付けるので、既設水回り設備内部の収納スペースを縮小するような悪影響を及ぼすこともない。さらに、回動片を垂直に向けた状態、即ち左右幅が既設水回り装置の扉部等と他の扉部等との間に生じる間隙よりも小さな状態にできるので、前記間隙に挿入する際、既設水回り装置の前方からそのまま挿入できる。そして、挿入後は回動片を水平に向けた状態、即ち左右幅が既設水回り装置の扉部等と他の扉部等との間に生じる間隙よりも大きな状態にできるので、回動片は扉部等と縦板の前面との間隙に挿入・挟持されることにより、縦枠部の前後方向の移動が妨げられ、人体保持装置を既設水回り設備に保持するのである。
なお、既設水回り設備内の縦板B(B´)は、扉部又は引き出し部と、それと隣り合う他の扉部又は引き出し部が取り付けられる縦板であり、既設水回り設備内部を仕切る仕切板である。また、扉と縦板との間にはパッキンPが取り付けられている。
また、本実施例では、後片部に回動片を取り付けたが、回動片を用いることなく、後片部の左右幅を大きくすることで代替することもできる。この場合は、一方の後片部は既設水回り設備の扉部及び他の扉部の後面と、既設水回り設備内部の縦板の前面との間隙に挿入され、扉部及び他の扉部の後面と、縦板の前面の間に保持される(同様に、他方の後片部は既設水回り設備の引き出し部又は扉部の後面と、既設水回り設備内部の縦板の前面との間隙に挿入され、引き出し部及び扉部の後面と、縦板の前面の間に保持される)。この状態により、後片部は縦枠部の前後方向の移動を妨げて、人体保持装置を既設水回り設備に保持する。つまり、縦枠部の後方移動は、後片部の後面と縦板の前面とが当接することによって阻止され、縦枠部の前方移動は、後片部の前面と扉部の後面とが当接することによって阻止される。
また、本実施例では、前片部と後片部とは一体に形成された断面略T字状の部材であるが、これは断面略L字状の部材にすることも可能である。
次に、本実施例の縦枠部は、上記に加え、台板部41d(41d´)と受板部42(42´)とを有する。
台板部41d(41d´)は、前片部41a(41a´)の上端に一体的に形成され水平面を形成する板状部材である。台板部41d(41d´)には、断面L字状の受板部42(42´)の取り付け位置(前後方向の位置)を調整する留め孔41eが複数個形成される。
受板部42(42´)は、台板部41d(41d´)の水平面(上面)に取り付ける部材である。受板部42(42´)は、台板部41d(41d´)の上面に載置される取付部42a(42a´)と、横枠部の横棒部51を受ける穿孔部42b(42b´)からなる。なお、受板部42(42´)の後端面には、横枠部の枠板部52が当接しており、枠板部52は受板部42(42´)の前後方向の位置ズレを防止する。また、台板部41d(41d´)と受板部42(42´)とは、化粧カバーによって覆われる。
(横枠部)
横枠部は、一対の縦枠部の間に設けられ、人体を支持する支持体を移動可能に取り付けられる。
本実施例の横枠部は横棒部51と枠板部52とを有する。横棒部51は横長の円筒状部材である。横棒部51の両端は縦枠部の穿孔部42b(42b´)に挿入されて螺子51aで固定される。横棒部51には支持部が横方向に移動可能に取り付けられる。
枠板部52は断面L字状の部材であり、その両端部において縦枠部の台板部41d(41d´)に取り付けられ固定される。枠板部52は側部52aと底部52bを有し、底部52bは既設水回り設備の天板Cと扉A1等の上面との間S3に位置する。
(下枠部)
下枠部は、横枠部と上下方向に対向する部材60であり、左右方向に対向する一対からなる縦枠部の間に形成される。下枠部は、既設水回り設備の扉部又は引き出し部の下面と床面との間に嵌め込むように(嵌合するように)して設置する。
(踏板部)
踏板部は、下枠部の底面に取り付けられ、床面に平行に載置される部材70である。人体支持装置の取り付け状態の安定性に寄与する。
また、既設水回り設備で作業する人はこの踏板部の上面に立って作業を行うことから、人の自重による安定性がある。
また、踏板部の裏面(床面との接触面)や表面(人体の足裏との接触面)には、滑り止め加工として、例えば凹凸加工を施すこともできる。
なお、図5中のL1及びL2は約15mm、L3及びL5は約8mm、L4は約10mm、L6は約3mm、L7は約2mm(S2は約5mm)、L8は約20mm、L9及びL10は9mm、S1は約12mm、S3は約10mmである。
実施例2に係る人体支持装置を図7〜8に示す。
実施例2は、実施例1と比較して、支持部の構成が異なるものである(その他の構成は実施例1と同様である。)。
(実施例2の支持部について)
支持部は、横棒部51に対して横方向に移動可能に取り付けられ、且つ、横棒部51に対して上下方向に移動ないし伸縮可能である。
本実施例の支持部は、基部80と、人体を直接的に支持する外側部90と、外側部90の内方に挿入され上下に移動可能な内側部100とを有する。
(基部80)
基部80は、横棒部51に対して、横棒部51の外周面を横方向に摺動するように取り付けられる。基部80は、内周部82と外周部83とを有する。内周部82は、内回りを防止する凹部82cを有し、その凹部82cには横棒部51の凸部が嵌合している。また、内周部82は外方向に開口した凹部82a、82bを有する(なお、凹部の数に制限はない)。他方、外周部83は切り欠き部83aを有する。
基部80は、外周部83の切り欠き部83aと内周部82の凹部82a又は82bの位置が一致するようにして取り付ける。そして、切り欠き部83aと凹部82a又は82bに対してバネ等の弾性部材84の先端84aが挿入され、その先端84aは凹部82a又は82bに挿入して嵌合する。
支持部80の角度の変更は、先端84aの嵌合位置を凹部82aから82b(又はその逆)に変更することにより行う。バネ等の弾性部材84の他端84bを下方向に押圧すると、先端84aと凹部82a又は82bとの嵌合が解除される。その後、外周部83を回動することにより、外周部83の欠き部83aと所望の凹部82a又は82bを一致させ、弾性部材84の他端84bの押圧を解除し、先端84aを所望の凹部82a又は82bに嵌合させる。
(外側部90、内側部100)
外側部90は、人体を直接支持する偏平な筒状の部材である。外側部90の内方には、外側部90の内面を摺動する内側部100が挿入されており、内側部100も人体を直接支持する偏平な筒状の部材であり、上下方向に移動自在である。
外側部90はその側面に一対の開口部90a(90a´)を有する。一対の開口部90a(90a´)には、細長円筒状の支持軸90bが挿入されており、支持軸90bの両端には、支持軸90bの抜け出しを防止する一対の止具90c(90c´)が取り付けられる。
内側部100は、その側面に一対の縦長開口部100a(100a´)を有する。縦長開口部100a(100a´)は、複数の一対の係止溝部100b(100b´)を有する。
外側部90の一対の開口部90a(90a´)と、一対の係止溝部100b(100b´)が水平方向に一致する位置において、両者を貫通するように挿入し、挿入した支持軸90bの両端を、係止溝部100b(100b´)に係止する共に、支持軸90bの両端を止具90c(90c´)により挟持することにより、外側部90に対して内側部100が所定位置に固定される。
内側部100を上下方向に移動するには、止具90c(90c´)を取り外し、支持軸90bを移動させて係止溝部100b(100b´)との係止状態を解除し、所望の高さに調整した後、それに対応する一対の係止溝部に支持軸90bを係止することにより行う。
本発明実施例1の全体斜視図及び一部拡大斜視図(流し台) 本発明実施例1の一部分解斜視図 本発明実施例1の一部断面図 本発明実施例1の一部断面図 本発明実施例1の一部断面図 本発明実施例1の全体斜視図(洗面化粧台) 本発明実施例2の全体斜視図及び一部拡大斜視図(流し台) 本発明実施例2の一部拡大斜視図及び断面図
符号の説明
10 基部(支持部)
20 前板部(支持部)
30 連結部(支持部)
41a 前片部
41b 後片部
51 横棒部(横枠部)
60 下枠部
70 踏板部

Claims (2)

  1. 人体を支持する支持部と、支持部を設けた横枠部と、横枠部に連結する縦枠部と、縦枠部に連結する下枠部と、床面に載置する踏板部とを有する人体支持装置であって、縦枠部は、既設水回り設備の扉部又は引き出し部と隣り合う他の扉部又は引き出し部との間隙に収まる前片部と、既設水回り設備内部の縦板の前面と扉部又は引き出し部の後面との間隙に収まる後片部とを有し、前片部を既設水回り設備の扉部又は引き出し部と他の扉部又は引き出し部との間隙に挿入すると共に、後片部を既設水回り設備内部の縦板の前面と扉部又は引き出し部の後面との間隙に挿入し、下枠部を既設水回り設備の扉部又は引き出し部の下面と床面との間に設置することにより取り付けることを特徴とする人体支持装置。
  2. 人体を支持する支持部と、支持部を設けた横枠部と、横枠部に連結する縦枠部と、縦枠部に連結する下枠部と、床面に載置する踏板部とを有する人体支持装置であって、支持部は上下方向に移動可能であり、縦枠部は、既設水回り設備の扉部又は引き出し部と隣り合う他の扉部又は引き出し部との間隙に収まる前片部と、既設水回り設備内部の縦板の前面と扉部又は引き出し部の後面との間隙に収まる回動片を有する後片部とを有し、前片部を既設水回り設備の扉部又は引き出し部と他の扉部又は引き出し部との間隙に挿入すると共に、回動片を既設水回り設備内部の縦板の前面と扉部又は引き出し部の後面との間隙に挿入し、下枠部を既設水回り設備の扉部又は引き出し部の下面と床面との間に設置することにより取り付けることを特徴とする人体支持装置。
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