JP2005215037A - 電気光学装置および電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 複数の選択信号線が映像信号線と交差する構成になる場合に、表示むらを抑制することのできる電気光学装置および電子機器を提供すること。
【解決手段】 信号線X1〜Xnは、6本の信号線を1ブロックとして#1〜#174のブロックにブロック化されている。信号線駆動回路34は、信号線X1〜Xnに設けられ、ゲートに選択信号φ1〜φ6が印加されると画素へデータ信号を書き込むサンプルホールドトランジスタ50を備える。信号線駆動回路34に、映像信号線x1〜xnにそれぞれ交差する6本の反転選択信号線71〜76を設けてある。各反転選択信号線には、選択信号線61〜66に印加される選択信号φ1〜φ6を反転した反転選択信号/φ1〜/φ6が印加される。選択信号線と映像信号線との各交差部における配線の交差容量に起因するノイズを、反転選択信号線と映像信号線との各交差部における配線の交差容量に起因するノイズで相殺する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、周辺回路内蔵型液晶表示装置等の電気光学装置および電子機器に関する。
従来の電気光学装置として、周辺駆動回路を内蔵したp−Si形TFT駆動方式のアクティブマトリクス液晶表示装置が知られている。このような周辺回路内蔵型液晶表示装置では、複数の走査線と複数の信号線の各交差部に対応してマトリクス状に配置された複数の画素を含むアクティブマトリクス部と、走査線を駆動する走査線駆動回路と、信号線を駆動する信号線駆動回路とが素子基板上に形成されている。各画素には、ポリシリコン形薄膜トランジスタ(p−Si形TFT)がそれぞれ形成されている。
このような周辺回路内蔵型液晶表示装置として、例えば特許文献1に記載されたものが知られている。
この液晶表示装置の信号線駆動回路は、複数の信号線にそれぞれ接続されたトランスファーゲートTFT、ラインメモリとなるコンデンサ、及び表示信号補償用TFTを備える。各トランスファーゲートTFTのゲート・ソース間容量CGSとラインメモリとなるコンデンサの容量カップリングによる表示信号の変動量を、表示信号補償用TFTのゲート・ソース間容量CGSとラインメモリとなるコンデンサの容量カップリングにより補償するようになっている。
このような周辺回路内蔵型液晶表示装置おいて、複数の信号線を、2本以上の信号線を1ブロックとする複数個のブロックにブロック化し、複数の信号線にそれぞれ接続されたトランスファーゲートTFTのゲートに選択信号を印加する選択信号線を各ブロックの信号線と同じ数設ける。そして、信号線駆動回路を、選択される一つの走査線に連なる1行分の画素にデータ信号を書き込む1水平走査期間において、複数の選択信号線に選択信号を順に印加して、各ブロックの信号線を1番目から順に選択することで、1行分の画素へのデータ信号の書き込みを各ブロックの信号線と同じ数の回数で行うようにする。このようなデータ信号の書き込みを実現するには、複数の選択信号線が複数の信号線と交差する構成となる。なお、本発明の「特許請求の範囲」および「明細書」中では、複数の選択信号線が交差する複数の信号線を、画素における複数の信号線と区別するために「映像信号線」と言う。
特開平5−232508号公報
ところで、上述したような周辺回路内蔵型液晶表示装置において、複数の選択信号線が複数の映像信号線と交差する構成となる場合、選択信号が順に印加される複数の選択信号線の電圧変化が、複数の信号線をそれぞれ介して各画素に書き込まれるデータ信号に外乱を与え、表示むらを生じさせる原因になっていた。このような外乱は、複数の選択信号線と複数の映像信号線との各交差部における配線の交差容量に起因するノイズである。
本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、複数の選択信号線が映像信号線と交差する構成になる場合に、表示むらを抑制することのできる電気光学装置および電子機器を提供することにある。
本発明における電気光学装置は、複数の走査線と複数の信号線の交差部に対応してマト
リクス状に配置された複数の画素と、前記複数の走査線を駆動する走査線駆動回路と、前記複数の信号線を駆動する信号線駆動回路とを備え、前記複数の画素の各々に設けたスイッチング素子を介して各画素の電気光学素子にデータ信号を書き込むように構成された電気光学装置において、前記信号線駆動回路は、前記複数の信号線の各々に設けられ、ゲートに選択信号が印加されてオン状態になると、対応する前記画素へデータ信号を書き込む複数のサンプルホールドトランジスタと、映像信号線にそれぞれ交差し、前記複数のサンプルホールドトランジスタの各ゲートに、ゲート線を介して選択信号が順に印加される複数の選択信号線と、を備え、前記映像信号線にそれぞれ交差する複数の反転選択信号線を設け、前記複数の選択信号線に印加される選択信号を反転した反転選択信号を、前記複数の反転選択信号線に印加するように構成したことを要旨とする。
これによれば、信号線駆動回路の映像信号線にそれぞれ交差する複数の反転選択信号線を設け、複数の選択信号線に印加される選択信号を反転した反転選択信号を、複数の反転選択信号線に印加する。これにより、複数の選択信号線と映像信号線との各交差部における配線の交差容量に起因するノイズを、複数の反転選択信号線と映像信号線との各交差部における配線の交差容量に起因するノイズで相殺して低減することができる。したがって、複数の選択信号線が映像信号線と交差する構成になる場合に、表示むらを抑制することができる。
この電気光学装置において、前記複数の信号線は、i(iは2以上の整数)本の信号線を1ブロックとするj(jは2以上の整数)個のブロックにブロック化され、前記複数の選択信号線は、i本の選択信号線からなり、前記信号線駆動回路は、前記走査線駆動回路により順に選択される一つの走査線に連なる1行分の画素に前記データ信号を書き込む1水平走査期間において、前記i本の選択信号線に前記選択信号を順に印加して、前記j個のブロック各々の信号線を1番目からi番目まで順に選択することで、前記1行分の画素への前記データ信号の書き込みをi回に分けて行うことを要旨とする。
これによれば、信号線駆動回路は、走査線駆動回路により順に選択される一つの走査線に連なる1行分の画素にデータ信号を書き込む1水平走査期間において、i本の選択信号線に選択信号を順に印加して、j個のブロック各々の信号線を1番目からi番目まで順に選択する。これにより、1行分の画素へのデータ信号の書き込みを、i回に分けて行う。これにより、書き込み時間を充分長くとることができる。したがって、高精細になっても書き込み時間に余裕ができ、高コントラスト、高画質な表示が得られる。
この電気光学装置において、前記j個のブロック各々のi本の信号線にそれぞれ設けた前記サンプルホールドトランジスタのゲートは、前記ゲート線を介して前記i本の選択信号線にそれぞれ接続されており、前記j個のブロック各々における、前記i本の選択信号線にそれぞれ接続されたi本の前記ゲート線は、i本の前記選択信号線及びi本の前記反転選択信号線の全てとそれぞれ交差するように同じ長さに形成されていることを要旨とする。
これによれば、各信号線に接続された全てのサンプルホールドトランジスタのゲート電位が、各ゲート線と各選択信号線との交差容量に起因する外乱の影響を受けないので、全てのサンプルホールドトランジスタのゲート電位が微妙に異なるのが抑制される。したがって、各画素への書き込み期間などが微妙にずれるのを抑制でき、表示むらの発生をさらに抑制することができる。
この電気光学装置において、前記複数の選択信号線の各々と前記複数の反転選択信号線の各々とが交互に形成されていることを要旨とする。
複数の選択信号線に順に印加される選択信号と複数の反転選択信号線に順に印加される
反転選択信号とは相補的であるので、選択信号線と反転選択信号線とは近い方が好ましい。
これによれば、複数の選択信号線の各々と複数の反転選択信号線の各々とを交互に形成することで、複数の選択信号線と複数の信号線との各交差部における配線の交差容量に起因するノイズを、複数の反転選択信号線と複数の信号線との各交差部における配線の交差容量に起因するノイズで効果的に相殺することができる。
この電気光学装置において、前記スイッチング素子としてのトランジスタが前記複数の画素の各々に形成されている素子基板上に、前記複数のサンプルホールドトランジスタを含む前記信号線駆動回路が形成されたことを要旨とする。
これによれば、複数の選択信号線が映像信号線と交差する構成になる場合でも、表示むらが抑制された周辺駆動回路内蔵型液晶表示装置を実現することができる。したがって、高精細な周辺駆動回路内蔵型液晶表示装置において、高コントラスト、高画質な表示が得られる。
本発明における電子機器は、上記電気光学装置を備えたことを要旨とする。
これによれば、複数の選択信号線が映像信号線と交差する構成になる場合に、表示むらを抑制した表示を実現できる。
以下、本発明を液晶表示装置に適用した一実施形態を図1〜図6に基づいて説明する。
図1は一実施形態に係る液晶表示装置20の電気的構成を概略的に示しており、図2はアクティブマトリクス部21の電気的等価回路の一部を示している。
この液晶表示装置20は、周辺駆動回路を内蔵したp−Si形TFT駆動方式のアクティブマトリクス液晶表示装置(周辺回路内蔵型TFT液晶表示装置)である。
液晶表示装置20は、図1に示すように、複数の走査線Y1〜Ymと、走査線Y1〜Ymと交差するように形成された複数の信号線X1〜Xnと、走査線Y1〜Ymと信号線X1〜Xnの各交差部に対応してマトリクス状に配置された複数の画素25とを含むアクティブマトリクス部21を備える。各画素25には、スイッチング素子としてのポリシリコン形薄膜トランジスタ(p−Si形TFT)26がそれぞれ形成されている(図2参照)。ポリシリコン形薄膜トランジスタ26(以下、「TFT26」という)を介して各画素25にデータ信号が書き込まれるようになっている。
また、液晶表示装置20は、一対の基板として素子基板22と図示を省略した対向基板とを備え、これら2つの基板の間にTN(Twisted Nematic)型の液晶が封入されている
素子基板22上には、図1に示すように、アクティブマトリクス部21と、複数の走査線Y1〜Ymを駆動するための走査線駆動回路33と、複数の信号線X1〜Xnを駆動するための信号線駆動回路34とが形成されている。
また、液晶表示装置20は、走査線駆動回路33及び信号線駆動回路34を制御するための制御回路35を備える。制御回路35には、表示データ、同期信号、及びクロック信号等が外部回路から入力されるようになっている。本実施形態では、表示データはビデオ信号などのデジタル階調データである。同期信号は、垂直同期信号と水平同期信号である。クロック信号は、図4に示すクロック信号CY及び反転クロック信号/CY等である。
制御回路35から走査線駆動回路33及び信号線駆動回路34には、フレーム反転駆動等を行うための各種の信号が信号線37a及び37bをそれぞれ介して供給される。
この液晶表示装置20は、マトリクス状に配置された複数の画素25の各TFT26を介して各画素25に正極性のデータ信号(電圧信号)と負極性のデータ信号を1フレームごとに交互に書き込むフレーム反転駆動を行うようになっている。つまり、液晶表示装置20は、図4に示すように、共通電極電位LCCOMを低い電圧Vssと高い電圧Vddとの間で1フレームごとに反転させて、各画素25に正極性のデータ信号と負極性のデータ信号を交互に書き込むように構成されている。なお、「1フレーム」は、走査線Y1〜Ymを順に選択して全ての画素25の容量(液晶容量31および蓄積容量32)にデータ信号を書き込むことで1画面の表示がなされる期間をいう。
図2に示すように、各画素25のTFT26のゲートは走査線Y1〜Ymの1つに、そのソースは信号線X1〜Xnの一つに、そして、そのドレインは対応する1つの画素25の画素電極29にそれぞれ接続されている。各画素25の画素電極29は、対向基板側に設けた1つの共通電極30と液晶24を介してそれぞれ対向している。この共通電極30の電位(共通電極電位LCCOM)を1フレームごとに反転させて上記フレーム反転駆動を行うようになっている。また、各画素25は、矩形状の画素電極29と共通電極30の間の液晶24で構成される液晶容量31と、この液晶容量31と並列に接続され、同液晶容量31からの電荷のリークによる電圧の降下を低減するための容量素子である蓄積容量32とを備えている。各蓄積容量32のマイナス側端子は、容量配線41に接続されている。
そして、各画素25の画素回路は、TFT26がオン(導通状態)になると、ビデオ信号などのデジタル階調データがD/A変換されたデータ信号(電圧信号)がTFT26を介して液晶容量31と蓄積容量32とに書き込まれ、TFT26がオフ(非導通状態)になると、これらの容量に電荷が保持されるようになっている。
走査線駆動回路33は、図4に示すように、走査線Y1〜Ymを順に選択する垂直走査期間の最初に供給される垂直同期信号としての転送開始信号DY、クロック信号CYおよび反転クロック信号/CYにより走査信号G1〜Gmを順に生成して出力することで、走査線Y1〜Ymを順に選択するようになっている。走査線Y1〜Ymが順に選択されて各走査線に走査信号G1〜Gmが供給される各水平走査期間(図5参照)において、走査線Y1〜Ymのうちの選択された1つの走査線に接続された全てのTFT26がオン状態になるように構成されている。なお、本実施形態では、上記「垂直走査」を、走査線Y1側から順に選択するように行う。
図4に示すように、t1時点に共通電極電位LCCOMがVddからVssに反転した後、t2時点に転送開始信号DYが走査線駆動回路33に供給されると、走査線駆動回路33はt3時点からt5時点までの間で、走査信号G1〜Gmを順に生成して出力することで、走査線Y1〜Ymを順に選択する。走査信号Gmによる選択期間がt5時点で終了した後、t6時点に共通電極電位LCCOMがVssからVddに反転するようになっている。このような動作が繰り返される。
信号線駆動回路34は、データ信号(電圧信号)を複数の信号線X1〜Xnを介して各画素25に書き込むためのサンプリング回路、サンプリング回路の動作タイミングをコントロールするシフトレジスタ、ビデオ信号線(図示略)に入力される各画素のデジタル階調データを1行分保持するラッチ回路、及びアナログ/デジタル変換回路等を備える。
信号線駆動回路34のサンプリング回路は、図3に示すように、複数の信号線X1〜Xnの各々に設けられ、ゲートにHレベルの選択信号φ1〜φ6が印加されてオン状態にな
ると、対応する画素25へデータ信号を書き込む複数のサンプルホールドトランジスタ50を備える。各サンプルホールドトランジスタ50のソース及びドレインは、複数の信号線X1〜Xnの各々に接続されている。各サンプルホールドトランジスタ50(以下、「TFT50」という)は、各画素25のTFT26と同様にポリシリコン形薄膜トランジスタである。
なお、本実施形態では、一例として、複数の信号線X1〜Xnとして、1044本の信号線(n=1044)を用いている。そして、複数の(1044本の)信号線X1〜Xnは、i(i=6)本の信号線を1ブロックとするj(j=174)個のブロック(#1〜#174のブロック)にブロック化されている。
また、本実施形態では、複数の信号線X1〜Xnの各々に設けた各サンプルホールドトランジスタ50のより前段の信号線(1044本の信号線)を、各画素25における複数の信号線X1〜Xnと区別するために、映像信号線x1〜xn(図3参照)と言う。
そのため、信号線駆動回路34のサンプリング回路には、図3に示すように、複数の(1044本の)映像信号線x1〜xnにそれぞれ交差し、各TFT50のゲートに、ゲート線51をそれぞれ介して選択信号を印加するi(i=6)本の選択信号線61〜66が設けられている。
選択信号線61は、174個のブロック各々の1番目の信号線に設けたTFT50の各ゲートに、ゲート線51をそれぞれ介して接続されている。つまり、選択信号線61は、#1のブロック、#2のブロック、・・・、#174のブロックを含む全部で174個のブロック各々の1番目の信号線X1、X7、・・・Xn−5にそれぞれ設けたTFT50の各ゲートに、ゲート線51をそれぞれ介して接続されている。
同様に、選択信号線62は、174個の各ブロックの2番目の信号線X2、X8、・・・Xn−4にそれぞれ設けたTFT50の各ゲートに、ゲート線51をそれぞれ介して接続されている。選択信号線63は、各ブロックの3番目の信号線X3、X9、・・・Xn−3にそれぞれ設けたTFT50の各ゲートに、ゲート線51をそれぞれ介して接続されている。選択信号線64は、各ブロックの4番目の信号線X4、X10、・・・Xn−2にそれぞれ設けたTFT50の各ゲートに、ゲート線51をそれぞれ介して接続されている。選択信号線65は、各ブロックの5番目の信号線X5、X11、・・・Xn−1にそれぞれ設けたTFT50の各ゲートに、ゲート線51をそれぞれ介して接続されている。そして、選択信号線66は、各ブロックの6番目の信号線X6、X12、・・・Xnにそれぞれ設けたTFT50の各ゲートに、ゲート線51をそれぞれ介して接続されている。
このように形成された6本の選択信号線61〜66には、信号線駆動回路34の上記シフトレジスタから、Hレベルの選択信号φ1〜φ6が図5に示すようなタイミングで順に印加されるようになっている。
また、信号線駆動回路34のサンプリング回路には、複数の映像信号線x1〜xnにそれぞれ交差するi(i=6)本の反転選択信号線71〜76が設けられている。各反転選択信号線71〜76は、選択信号線61〜66に沿って形成されている。
1044本の信号線X1〜Xnにそれぞれ設けたTFT50の各ゲートに接続された1044本のゲート線51は、6本の選択信号線61〜66及び6本の反転選択信号線71〜76の全てとそれぞれ交差するように同じ長さに形成されている。
また、6本の選択信号線61〜66の各々と6本の反転選択信号線71〜76の各々と
が交互に形成されている。
このように形成された6本の反転選択信号線71〜76には、信号線駆動回路34の上記シフトレジスタから、選択信号線61〜66に印加される選択信号φ1〜φ6を反転した反転選択信号/φ1〜/φ6が、図5に示すようなタイミングで順に印加されるようになっている。
また、反転選択信号/φ1〜/φ6は、選択信号φ1〜φ6と同じ側から反転選択信号線71〜76の各々に印加するようになっている。
さらに、信号線駆動回路34は、シフトレジスタから出力される選択信号φ1〜φ6に対応する各画素のデータ信号(電圧信号)が、#1〜#174の各グロック毎に、端子52から共通データ線53を介して6本の映像信号線に順に供給するようになっている。
#1〜#174の各グロックの端子52には、例えば、#1〜#174の各グロックの6つの画素に対応するデジタル階調データを電圧信号であるデータ信号にそれぞれ変換するデジタル/アナログ変換器の出力に接続されている。
以上のように構成された液晶表示装置20では、信号線駆動回路34は、走査線駆動回路33により順に選択される一つの走査線に連なる1行分の画素にデータ信号を書き込む1水平走査期間において、6本の選択信号線61〜66に選択信号φ1〜φ6を順に印加する。こうして、174個のブロック各々の6本の信号線を1番目から6番目まで順に選択することにより、1行分の画素へのデータ信号の書き込みを、6回に分けて行う。
このような1行分の画素へのデータ信号の書き込みを、走査線Y1から走査線Ymまで順に行うことにより、1フレームの画像が表示される。
ところで、このような1行分の画素へのデータ信号の書き込みを走査線Y1から走査線Ymまで順に行う際に、通常は上記従来技術で説明したように、選択信号線61〜66と、#1〜#174の各ブロックの6本の映像信号線とが交差しているため、各画素25に書き込まれるデータ信号に外乱を与える。この外乱は、表示むらを生じさせる原因になっていた。
例えば、選択信号線61と、#1〜#174の各ブロックの1番目の映像信号線(例えば#1のブロックの映像信号線x1)とが交差しているため、選択信号φ1が印加される選択信号線61の電圧変化が、#1〜#174の各ブロックの1番目の映像信号線をそれぞれ介して各画素25に書き込まれるデータ信号に外乱を与える。この外乱は、選択信号線61と#1〜#174の各ブロックの1番目の映像信号線との各交差部における配線の交差容量81に起因するノイズ83である(図6参照)。同様なノイズは、選択信号線62〜66と各ブロックの2番目〜6番目の映像信号線との各交差部における配線の交差容量に起因して生じる。
これに対し、本実施形態では、信号線駆動回路34のサンプリング回路に、各ブロックの6本の映像信号線にそれぞれ交差する6本の反転選択信号線71〜76を設けてある。各反転選択信号線71〜76には、信号線駆動回路34のシフトレジスタから、選択信号線61〜66に順に印加される選択信号φ1〜φ6を反転した反転選択信号/φ1〜/φ6が、図5に示すようなタイミングで順に印加される。
例えば、図6に示すように、信号線駆動回路34のシフトレジスタから選択信号線61に選択信号φ1が印加される場合、そのシフトレジスタから反転選択信号線71に選択信号φ1を反転した反転選択信号/φ1が選択信号φ1と同じタイミングで印加される(図5参照)。
このように、選択信号φ1〜φ6が順に印加される各選択信号線61〜66の電圧変化と、選択信号φ1〜φ6を反転した反転選択信号/φ1〜/φ6が順に印加される各反転選択信号線71〜76の電圧変化は相補的となる。このため、反転選択信号線71と、#1〜#174の各ブロックの1番目の映像信号線(例えば#1のブロックの映像信号線x1)との各交差部における配線の交差容量82に起因するノイズ84が発生する。このノイズ84によって上記ノイズ83が相殺されて低減される。これにより、上記外乱に起因する表示むらが抑制される。
以上のように構成された一実施形態によれば、以下の作用効果を奏する。
○信号線駆動回路34のサンプリング回路に、各ブロックの6本の映像信号線にそれぞれ交差する6本の反転選択信号線71〜76を設けてある。そして、各反転選択信号線71〜76には、信号線駆動回路34のシフトレジスタから、選択信号線61〜66に順に印加される選択信号φ1〜φ6を反転した反転選択信号/φ1〜/φ6を、図5に示すようなタイミングで順に印加するようになっている。
これにより、選択信号線61〜66と#1〜#174の各ブロックの6本の映像信号線との各交差部における配線の交差容量81に起因するノイズ83を、反転選択信号線71〜76と#1〜#174の各ブロックの6本の映像信号線との各交差部における配線の交差容量82に起因するノイズ84で相殺して低減することができる。したがって、複数の選択信号線61〜66が複数の映像信号線x1〜xnと交差する構成になる場合に、表示むらを抑制することができる。
○信号線駆動回路34は、走査線駆動回路33により順に選択される一つの走査線に連なる1行分の画素にデータ信号を書き込む1水平走査期間において、6本の選択信号線61〜66に選択信号φ1〜φ6を順に印加して、174個のブロック各々の6本の信号線を1番目から6番目まで順に選択する。これにより、1行分の画素へのデータ信号の書き込みを、6回に分けて行う。これにより、書き込み時間を充分長くとることができる。したがって、高精細になっても書き込み時間に余裕ができ、高コントラスト、高画質な表示が得られる。
○上述したように交差容量81に起因するノイズ83を交差容量82に起因するノイズ84で相殺させるという本来の目的では、各ゲート線51は各選択信号線61〜66との接続個所より先は、無くてもよい。しかし、各ゲート線51の、各選択信号線61〜66との接続個所より先が無いと、各ゲート線51と各選択信号線61〜66との交差容量に起因する外乱を、各ゲート線51と各反転選択信号線71〜76との交差容量に起因する外乱で相殺できない。
そこで、1044本の信号線X1〜Xnにそれぞれ設けたTFT50の各ゲートに接続された1044本のゲート線51を、6本の選択信号線61〜66及び6本の反転選択信号線71〜76の全てとそれぞれ交差するように同じ長さに形成してある。
これにより、各信号線X1〜Xnに接続された全てのTFT50のゲート電位が、各ゲート線51と各選択信号線61〜66との交差容量に起因する外乱の影響を受けないので、174個全てのTFT50のゲート電位が微妙に異なるのが抑制される。したがって、各画素25への書き込み期間などが微妙にずれるのを抑制でき、表示むらの発生をさらに抑制することができる。
○6本の選択信号線61〜66に順に印加される選択信号φ1〜φ6と6本の反転選択信号線71〜76に順に印加される反転選択信号/φ1〜/φ6とは相補的であるので、選択信号線61〜66と反転選択信号線71〜76とは近い方が好ましい。
選択信号線61〜66の各々と反転選択信号線71〜76の各々とを交互に形成することで、選択信号線61〜66と映像信号線x1〜xnとの各交差部における配線の交差容量に起因するノイズを、反転選択信号線71〜76と映像信号線x1〜xnとの各交差部における配線の交差容量に起因するノイズで効果的に相殺することができる。
○選択信号φ1〜φ6を反転した反転選択信号/φ1〜/φ6は、選択信号φ1〜φ6と同じ側から反転選択信号線71〜76の各々に印加するようになっている。これにより、上記ノイズ84は、配線抵抗の関係で、上記ノイズ83と同じような波形のなまり方をするので、ノイズ83をノイズ84によって理想的に相殺することができる。
○選択信号線61〜66が映像信号線x1〜xnと交差する構成になる場合でも、表示むらが抑制された周辺駆動回路内蔵型液晶表示装置を実現することができる。したがって、高精細な周辺駆動回路内蔵型液晶表示装置において、高コントラスト、高画質な表示が得られる。
[電子機器]
次に、上記一実施形態で説明した液晶表示装置20を用いた電子機器について説明する。図1及び図2に示す液晶表示装置20は、図7に示すような液晶プロジェクタなどの投射型表示装置110に適用できる。この投射型表示装置110は、R(赤)、G(緑)、B(青)の異なる色毎に透過型液晶ライトバルブ112,113,114を備えた3板式の投射型カラー表示装置である。これらの透過型液晶ライトバルブ112,113,114が、上記一実施形態で説明した液晶表示装置20でそれぞれ構成されている。
図7に示すように、投射型表示装置110は、プロジェクタ本体111と、照明装置120と、色分離合成系130と、複数の投射レンズを有する投射装置としての投射光学系140とを備えている。プロジェクタ本体111内に、照明装置120及び色分離合成系130や、電源装置150等が内蔵されている。
照明装置120は、光源115と、2つのフライアイレンズ116,117と、偏光変換装置118とを有する。色分離合成系130は、2つのダイクロイックミラー121,122と、3つの反射ミラー123〜125と、3つのリレーレンズ126〜128と、3つの液晶ライトバルブ112〜114と、クロスダイクロイックプリズム129とを有する。
光源115は、高圧水銀ランプ或いはメタルハライドランプ等のランプ120aと、ランプ120aからの光L(以下、「光源光L」という。)を反射するリフレクタ120bとを有する。また、光源光Lの照度分布を液晶ライトバルブ112〜114において均一化させるために、2つのフライアイレンズ116,117が設けられている。各フライアイレンズ116,117は、二次元に配置された複数個(例えば、6×8個)のレンズ116a,117aでそれぞれ構成されている。こうして、液晶ライトバルブ112〜114は、光源光Lでフライアイレンズ116,117によって均一な照度で照明されるようになっている。
偏光変換装置118は、フライアイレンズ117側に設けられた偏光ビームスプリッタアレイ(PBSアレイ)と、PBSアレイによって反射された偏光の偏光方向を変換する1/2波長板とを有し、光源光Lの光強度を損なうことなく光の偏光方向を一方向に揃えるようになっている。
ダイクロイックミラー121,122は、例えばガラス基板に所定の波長選択性を持つ
誘電体多層膜を積層したものである。ダイクロイックミラー121は、光源光Lのうちの赤色光LRを透過させるとともに、緑色光LGと青色光LBを反射させるようになっている。また、ダイクロイックミラー122は、ダイクロイックミラー121で反射された緑色光LGと青色光LBのうち、緑色光LGを反射させるとともに、青色光LBを透過させるようになっている。
これにより、色分離合成系130では、照明装置120から入射する光源光Lのうち、赤色光LRは、ダイクロイックミラー121を透過した後、反射ミラー123で反射されて赤色光用の液晶ライトバルブ112に入射される。緑色光LGは、ダイクロイックミラー121で反射された後、ダイクロイックミラー122で反射されて緑色光用の液晶ライトバルブ112に入射される。青色光LBは、ダイクロイックミラー121で反射された後、ダイクロイックミラー122を透過し、3つのリレーレンズ126〜128と2つの反射ミラー124、125からなるリレー系を経て、青色光用の液晶ライトバルブ114に入射される。
光変調装置としての液晶ライトバルブ112〜114は、ビデオ信号などの上記表示データに基づいて図示を省略した駆動回路によりそれぞれ駆動されるようになっている。
クロスダイクロイックプリズム129は、直角プリズムが貼り合わされた構造となっており、十字状に直交する2つのミラー面の一方には、赤色光LRを反射させるとともに緑色光LGを透過させる誘電体多層膜が、その他方には、青色光LBを反射させるとともに緑色光LGを透過させる誘電体多層膜がそれぞれ形成されている。そして、赤色光LR、緑色光LG及び青色光LBの3つの色光が、クロスダイクロイックプリズム129によって合成されてカラー画像を表わす光が形成され、この光が投射光学系140によりスクリーン141上に拡大投射されるようになっている。
この投射型表示装置110によれば、各液晶ライトバルブ112,113,114の表示むらが抑制された表示を実現することができる。
[変形例]
なお、この発明は以下のように変更して具体化することもできる。
・上記一実施形態の液晶表示装置20は、一例として、周辺駆動回路を内蔵したp−Si形TFT駆動方式のアクティブマトリクス液晶表示装置として構成されている。また、信号線駆動回路34のサンプリング回路において、図3に示すように複数の信号線X1〜Xnの各々に設けた複数のサンプルホールドトランジスタ50がポリシリコン形薄膜トランジスタで構成されている。しかし、各サンプルホールドトランジスタ50はポリシリコン形薄膜トランジスタに限らない。本発明は、複数のサンプルホールドトランジスタ50を複数の信号線X1〜Xnの各々に個別に実装して構成した周辺回路内蔵型のアクティブマトリクス液晶表示装置にも適用可能である。
・上記一実施形態の液晶表示装置20は、素子基板22上に、アクティブマトリクス部21と、走査線駆動回路33と、信号線駆動回路34とを形成した周辺回路内蔵型液晶表示装置としたが、制御回路35の一部についても素子基板22上に設けた液晶表示装置にも本発明は適用可能である。
・上記一実施形態では、複数の信号線X1〜Xnとして1044本の信号線(n=1044)を用い、1044本の信号線X1〜Xnを、i(i=6)本の信号線を1ブロックとするj(j=174)個のブロック(#1〜#174のブロック)にブロック化した液晶表示装置について一例として説明した。本発明は、信号線X1〜Xnの数、各ブロックの信号線の数i、及びi本の信号線を1ブロックとしてブロック化した信号線のブロック数jを適宜変更した液書表示装置に広く適用可能である。
・上記一実施形態では、選択信号線61〜66の各々と反転選択信号線71〜76の各々とを交互に形成した構成について一例として説明したが、本発明はこのような構成に限定されない。各選択信号線61〜66と各反転選択信号線71〜76の配線抵抗が無視できる程度に小さければ、各選択信号線61〜66と各反転選択信号線71〜76とを交互ではなく、複数個毎に配置しても良い。
例えば、各選択信号線61〜66と各反転選択信号線71〜76とを、2本ずつ交互に配置する構成であっても良い。或いは、選択信号線61、反転選択信号線71、72、選択信号線62,63、反転選択信号線73,74、選択信号線64、65、反転選択信号線75,76、及び選択信号線66のような配置であっても良い。
・上記一実施形態では、選択信号φ1〜φ6を反転した反転選択信号/φ1〜/φ6を、選択信号φ1〜φ6と同じ側から反転選択信号線71〜76の各々に印加するようにしているが、本発明はこのような構成に限定されない。例えば、反転選択信号線71〜76とシフトレジスタの出力端子とを接続する配線を片側に寄せると実装密度が高くなるので、これを回避するために、反転選択信号/φ1〜/φ6を選択信号φ1〜φ6とは反対側から反転選択信号線71〜76の各々に印加するようにするようにしても良い。
或いは、反転選択信号/φ1〜/φ6を、反転選択信号線71〜76の両側から印加するようしても良い。
或いは、選択信号線61、反転選択信号線71、72、選択信号線62,63、反転選択信号線73,74、選択信号線64、65、反転選択信号線75,76、及び選択信号線66のような配置にする。この配置において、φ1と/φ1、/φ2とφ2、φ3と/φ3、/φ4とφ4、φ5と/φ5、及び/φ6とφ6の各組を同じ側から印加するとともに、各組の信号を交互に反対側から印加するような構成であって良い。
このように、複数の選択信号線と複数の反転選択信号線の配置や、選択信号及びこれを反転した反転選択信号の入れ方などは、多くの態様が考えられ、これらの態様に本発明は広く適用可能である。
・上記一実施形態では、信号線駆動回路34は、一例として、サンプリング回路、シフトレジスタ、各画素のデジタル階調データを1行分保持するラッチ回路、及びアナログ/デジタル変換回路等を備える構成としたが、本発明はこのような構成に限定されない。
・上記一実施形態では、液晶を反転駆動するのに、共通電極電位LCCOMを1フレームごとに反転させるようにしているが、他の方法で液晶を反転駆動する場合にも本発明は適用可能である。
・上記一実施形態では、一例として1フレームごとに共通電極30の電位を反転させるようにしているが、1フレーム以外の所定期間ごとにその電位を反転させる場合にも本発明は適用可能である。
・上記一実施形態では、TN(Twisted Nematic )型の液晶24を用いているが本発明はこれに限定されない。液晶としては、スイッチング素子を介して各画素に正極性のデータ信号と負極性のデータ信号を所定期間ごと、例えば1フレームごとに交互に書き込むフレーム反転が可能なものであればよい。例えば、液晶として180°以上のねじれ配向を有するSTN(Super Twisted Nematic )型、BTN(Bi-stable Twisted Nematic )型、高分子分散型、ゲストホスト型等を含めて、周知なものを広く用いることができる。
・液晶表示装置20は、図7に示すような液晶プロジェクタなどの投射型表示装置110に限らず、パーソナルコンピュータ、携帯電話、デジタルカメラ等の各種の電子機器に適用できる。
・上記一実施形態では、電気光学装置を液晶表示装置として説明したが、本発明はこれに限るものではなく、液晶のように交流駆動される電気光学素子を用いた電気光学装置および該電気光学装置を備えた電子機器に対しても適用可能である。
一実施形態に係る液晶表示装置の駆動回路の電気的構成を示す概略構成図。 アクティブマトリクス部の電気的等価回路の一部を示す回路図。 信号線駆動回路内部の電気的構成の一部を示す概略構成図。 走査線駆動回路の動作を示すタイミングチャート。 信号線駆動回路の動作を示すタイミングチャート。 一実施形態の動作を説明するための説明図。 液晶表示パネルを用いた電子機器を示す平面図。
符号の説明
φ1〜φ6…選択信号、/φ1〜/φ6…反転選択信号、X1〜Xn…信号線、Y1〜Ym…走査線、x1〜xn…映像信号線、20…液晶表示装置、22…素子基板、24…液晶、25…画素、33…走査線駆動回路、34…信号線駆動回路、50…サンプルホールドトランジスタ、51…ゲート線、61〜66…選択信号線、71〜76…反転選択信号線。

Claims (6)

  1. 複数の走査線と複数の信号線の交差部に対応してマトリクス状に配置された複数の画素と、前記複数の走査線を駆動する走査線駆動回路と、前記複数の信号線を駆動する信号線駆動回路とを備え、前記複数の画素の各々に設けたスイッチング素子を介して各画素の電気光学素子にデータ信号を書き込むように構成された電気光学装置において、
    前記信号線駆動回路は、前記複数の信号線の各々に設けられ、ゲートに選択信号が印加されてオン状態になると、対応する前記画素へデータ信号を書き込む複数のサンプルホールドトランジスタと、
    映像信号線にそれぞれ交差し、前記複数のサンプルホールドトランジスタの各ゲートに、ゲート線を介して選択信号が順に印加される複数の選択信号線と、を備え、
    前記映像信号線にそれぞれ交差する複数の反転選択信号線を設け、
    前記複数の選択信号線に印加される選択信号を反転した反転選択信号を、前記複数の反転選択信号線に印加するように構成したことを特徴とする電気光学装置。
  2. 請求項1に記載の電気光学装置において、
    前記複数の信号線は、i(iは2以上の整数)本の信号線を1ブロックとするj(jは2以上の整数)個のブロックにブロック化され、
    前記複数の選択信号線は、i本の選択信号線からなり、
    前記信号線駆動回路は、前記走査線駆動回路により順に選択される一つの走査線に連なる1行分の画素に前記データ信号を書き込む1水平走査期間において、前記i本の選択信号線に前記選択信号を順に印加して、前記j個のブロック各々の信号線を1番目からi番目まで順に選択することで、前記1行分の画素への前記データ信号の書き込みをi回に分けて行うことを特徴とする電気光学装置。
  3. 請求項2に記載の電気光学装置において、
    前記j個のブロック各々のi本の信号線にそれぞれ設けた前記サンプルホールドトランジスタのゲートは、前記ゲート線を介して前記i本の選択信号線にそれぞれ接続されており、
    前記j個のブロック各々における、前記i本の選択信号線にそれぞれ接続されたi本の前記ゲート線は、i本の前記選択信号線及びi本の前記反転選択信号線の全てとそれぞれ交差するように同じ長さに形成されていることを特徴とする電気光学装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1つに記載の電気光学装置において、
    前記複数の選択信号線の各々と前記複数の反転選択信号線の各々とが交互に形成されていることを特徴とする電気光学装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1つに記載の電気光学装置において、
    前記スイッチング素子としてのトランジスタが前記複数の画素の各々に形成されている素子基板上に、前記複数のサンプルホールドトランジスタを含む前記信号線駆動回路が形成されたことを特徴とする電気光学装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか1つに記載の電気光学装置を備えたことを特徴とする電子機器。
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