JP2002084048A - プリント配線板 - Google Patents

プリント配線板

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JP2002084048A
JP2002084048A JP2000273359A JP2000273359A JP2002084048A JP 2002084048 A JP2002084048 A JP 2002084048A JP 2000273359 A JP2000273359 A JP 2000273359A JP 2000273359 A JP2000273359 A JP 2000273359A JP 2002084048 A JP2002084048 A JP 2002084048A
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semiconductor device
wirings
signal
crosstalk
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Takahiko Shimizu
崇彦 清水
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Fujifilm Business Innovation Corp
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Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 配線間でのクロストークが抑制されるととも
に、構造が簡単化されて層数及び基板面積の低減が可能
となるプリント配線板を提供する。 【解決手段】 第1の半導体装置11、トライステート
機能付バッファ装置12a(第2の半導体装置12)、
及び第3の半導体装置13が、バスなどを構成している
配線によって電気的に接続される回路構成において、バ
ッファ装置12a及び第3の半導体装置13間の第2の
配線22が、第1の半導体装置11及びバッファ装置1
2a間の第1の配線21からみて折り返された配線パタ
ーンとなるように、全体の配線パターンを構成する。こ
れによって、配線間でのクロストークが抑制されるとと
もに、構造が簡単化されて層数及び基板面積の低減が可
能となるプリント配線板が実現される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の半導体装置
がバスなどの配線によって電気的に接続されて構成され
るプリント配線板に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体装置を実装したプリント配線板に
おいては、プリント配線板の信号層上に所定の配線パタ
ーンを形成し、それらの配線によってそれぞれの半導体
装置を電気的に接続している。半導体装置を接続してい
るこのようなバスなどの配線は、半導体装置間での信号
の伝送に用いられる。
【0003】近年、半導体装置を含む回路システムの高
性能化及び高機能化により、配線を伝送される信号の動
作周波数の高速化が進められている。ここで、このよう
に信号が高周波数化されると、伝送される信号に対し
て、配線での反射ノイズや配線間に生じるクロストーク
の影響が増大することとなる。このため、特に動作周波
数が高速化されたシステムにおいて、クロストーク等に
よる信号の劣化に起因するシステムの誤作動や動作効率
の低下が問題となっている。
【0004】例えば、メモリバスにおいては、64ビッ
ト幅の配線数に加えて、システムの拡張性のために半導
体メモリを複数個接続する構成が多く用いられる。この
とき、半導体メモリなどの半導体装置を接続するための
配線の配線長が全体として長くなるため、クロストーク
が発生しやすくなり、それによるシステムの誤作動が問
題となる。このような配線間でのクロストークの発生に
対して、従来のプリント配線板では、配線間隔(配線間
の距離)を大きくした配線パターンで、バスなどの配線
を行うことによって、クロストークを抑制する構成など
が用いられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】配線間でのクロストー
クを抑制するために必要とされる配線条件は、プリント
配線板に形成される配線パターンの構成に対して、非常
に大きな制約となる。例えば、クロストークを抑制する
ために、上記したように配線パターンの全体または一部
で配線間隔を大きくすると、プリント配線板上で余分な
配線面積が必要となり、全体としての配線効率が低下す
る。このため、配線板全体の層数が増加したり、配線板
の基板面積が大きくなるなどの問題を生じる。
【0006】これに対して、クロック信号が伝送される
配線に対して、別の配線を平行に設け、その配線にイン
バータで反転させたクロック信号を伝送させて、クロス
トークを抑制する構成(特開平9−269846号公
報)や、配線の一部を別の基板上に形成することによっ
て、クロストークを抑制するために必要な配線間隔を確
保する構成(特開平5−243702号公報)などが提
案されている。
【0007】しかしながら、これらの構成では、いずれ
も余分な配線や追加部品等が必要となるため、プリント
配線板等の構造が複雑化すると同時に、それによる製造
コストの上昇が問題となる。また、層数の増加や基板面
積の増大などの問題についても、これらの構成によって
は解決することができない。
【0008】本発明は、以上の問題点に鑑みてなされた
ものであり、配線間でのクロストークが抑制されるとと
もに、構造が簡単化されて層数及び基板面積の低減が可
能となるプリント配線板を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明によるプリント配線板は、(1)第1
の半導体装置と、(2)第1の半導体装置に対して電気
的に接続される第2の半導体装置と、(3)第1の半導
体装置及び第2の半導体装置を電気的に接続するととも
に、信号の伝送に用いられる第1の配線と、(4)第2
の半導体装置に対して電気的に接続される第3の半導体
装置と、(5)第2の半導体装置及び第3の半導体装置
を電気的に接続するとともに、信号の伝送に用いられる
第2の配線と、を備え、(6)第2の配線は、第1の配
線に対して、第2の半導体装置で折り返されるように配
線されていることを特徴とする。
【0010】上記したプリント配線板においては、第
1、第2、第3の半導体装置の少なくとも3個の半導体
装置が、信号が伝送されるバスなどを構成している配線
によって、順次電気的に接続されている。そして、この
構成において、第2、第3の半導体装置間の第2の配線
が、第1、第2の半導体装置間の第1の配線からみて折
り返された配線パターンとなるように、各配線の配線パ
ターンを構成している。
【0011】これによって、第1及び第2の配線のそれ
ぞれについて必要な配線間隔を確保するなど、クロスト
ーク抑制の配線条件を満たした上で、配線パターンの構
成の自由度を大きくして、微細配線ルールを活用した様
々な配線パターンを用いることが可能となる。このと
き、全体としての配線効率が向上されるので、プリント
配線板の層数及び基板面積を低減することができる。
【0012】また、その配線パターンの構成によって
は、第1及び第2の配線について、一方の配線の各配線
間でのクロストークを抑制する機能を他方の配線が有す
るような相互の配線パターンとすることも可能である。
すなわち、例えば、第1の配線が信号の伝送に用いられ
ているときには、第2の配線をクロストーク抑制用の配
線として機能させ、逆に、第2の配線が信号の伝送に用
いられているときには、第1の配線をクロストーク抑制
用の配線として機能させる構成が可能となる。
【0013】このような構成によれば、クロストークを
抑制するために、余分な配線や追加部品を用いる必要が
なくなるので、プリント配線板の構造が簡単化されて、
製造コストが低減される。以上より、配線間でのクロス
トークが抑制されるとともに、構造が簡単化されて層数
及び基板面積の低減が可能となるプリント配線板が実現
される。
【0014】ここで、折り返された配線パターンとして
は、例えば、第2の半導体装置の一方の辺側に第1の配
線が接続されているのに対して、同一の辺側に第2の配
線が接続される構成などが可能である。
【0015】また、より具体的には、第2の配線は、第
1の配線と同一の信号層上に、第1の配線の間に交互か
つ平行に配線されていることが好ましい。
【0016】このような回路構成では、クロストークを
抑制するために必要とされる配線間隔を第1、第2の配
線のそれぞれで確保しつつ、同一の配線面積を共用する
配線パターンによって各配線が形成される。これによっ
て、微細配線ルールを有効に活用することが可能となる
ので、全体としての配線面積を低減することができる。
【0017】また、第2の半導体装置は、第1の配線側
を信号入力側、第2の配線側を信号出力側とするととも
に、第2の配線の配線長は、第1の配線の配線長と同等
またはそれ以上であることを特徴とする。
【0018】このとき、第1の配線及び第2の配線が交
互かつ平行に配線される配線長が充分に確保されるな
ど、第1、第2の配線の配線パターンによる配線面積の
低減及びクロストークの抑制の効果を向上させることが
できる。
【0019】また、第1の配線及び第2の配線の一方に
信号が伝送されているときに、第1の配線及び第2の配
線の他方に対して、反転された信号が伝送されることを
特徴とする。
【0020】このとき、第1の配線及び第2の配線をそ
れぞれ伝送されている信号が差動状態となる。したがっ
て、その干渉作用によって、配線間でのクロストークが
抑制される。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面とともに本発明による
プリント配線板の好適な実施形態について詳細に説明す
る。なお、図面の説明においては同一要素には同一符号
を付し、重複する説明を省略する。また、図面の寸法比
率は、説明のものと必ずしも一致していない。
【0022】図1は、本発明に係るプリント配線板の第
1の実施形態の構成を概略的に示す回路図である。この
回路図は、プリント配線板の構成のうち、プリント配線
板上に実装される複数の半導体装置、及びそれらを電気
的に接続してバスなどを構成している配線からなる配線
パターンを含む回路構成を示している。
【0023】図1に示した回路は、第1の半導体装置1
1と、第1の半導体装置11に対して電気的に接続され
る第2の半導体装置12と、第2の半導体装置12に対
して電気的に接続される第3の半導体装置13との3個
の半導体装置を少なくとも備えて構成されている。本実
施形態においては、第2の半導体装置12として、バッ
ファ装置12aが用いられている。
【0024】第1の半導体装置11及びバッファ装置1
2a(第2の半導体装置12)は、複数の配線を含んで
バスなどを構成している第1の配線21によって、電気
的に接続されている。この第1の配線21は、第1の半
導体装置11とバッファ装置12aとの間などでの信号
の伝送に用いられる。
【0025】また、バッファ装置12a及び第3の半導
体装置13は、複数の配線を含んでバスなどを構成して
いる第2の配線22によって、電気的に接続されてい
る。この第2の配線22は、バッファ装置12aと第3
の半導体装置13との間などでの信号の伝送に用いられ
る。
【0026】ここで、本実施形態におけるバッファ装置
12aは、一方向のバッファ装置であり、図1中に模式
的に示すように、第1の配線21側を信号入力側、第2
の配線22側を信号出力側として設置されている。ま
た、本バッファ装置12aとしては、その信号出力につ
いて、0または1を出力する通常の低インピーダンス状
態に加えて、信号出力側を高インピーダンスのトライス
テート状態として、信号出力が行われない状態とするこ
とが可能なトライステート機能付バッファ装置12aが
用いられている。
【0027】また、本実施形態においては、上記した半
導体装置11〜13に加えて、各半導体装置11〜13
を制御するためのコントローラ10が設けられている。
コントローラ10及びバッファ装置12aは、複数の配
線を含んでバスなどを構成している配線20によって、
電気的に接続されている。この配線20は、コントロー
ラ10とバッファ装置12aとの間などでの信号の伝送
に用いられる。また、配線20の一部は後述するように
第1の配線21を兼ねており、したがって、この配線2
0及び第1の配線21によって、コントローラ10及び
第1の半導体装置11が電気的に接続されている。
【0028】このような回路構成が用いられる具体例と
しては、例えば、CPUに接続されたコントローラ10
からのメモリバスとなる、配線20及び第1、第2の配
線21、22に対して、第1の半導体装置11としてR
AMが、また、バッファ装置12aを経由して、第3の
半導体装置13としてROMが接続された構成などが挙
げられる。
【0029】次に、コントローラ10、第1の半導体装
置11、トライステート機能付バッファ装置12a、及
び第3の半導体装置13の配置と、それらを接続してい
る配線20、第1の配線21、及び第2の配線22の配
線パターンとについて、図1を参照しつつ説明する。
【0030】コントローラ10とバッファ装置12aと
は、互いに対向するように配置されている。そして、そ
の間に、所定の配線間隔D1で互いに平行に配線された
複数の配線からなる配線20が形成されている。
【0031】また、このコントローラ10及びバッファ
装置12a間の配線20は、所定の分岐位置で、配線2
0が伸びる方向に対して略直交する方向に分岐されてお
り、この分岐された配線部分が、第1の半導体装置11
に接続されている。すなわち、分岐前の配線20のうち
分岐位置よりもバッファ装置12a側の部分と、分岐後
の配線部分とから、第1の半導体装置11及びバッファ
装置12a間の第1の配線21が構成されている。
【0032】一方、第2の配線22は、第1の配線21
(第1の配線21のうち、分岐前で配線20の一部とな
っている配線部分)に対して、第2の半導体装置12で
あるバッファ装置12aで折り返されるように配線され
ている。すなわち、第1の半導体装置11からの第1の
配線21(コントローラ10からの配線20)は、バッ
ファ装置12aに対して、その一方の辺(図1中での左
辺)側に接続されている。これに対して、第3の半導体
装置13からの第2の配線22は、バッファ装置12a
に対して、第1の配線21と同一の左辺側に接続されて
いる。
【0033】さらに、この第2の配線22を構成してい
る各配線は、第1の配線21を構成している各配線の間
に、同一の信号層上で交互かつ平行となるように配線さ
れている。具体的には、上記したように配線間隔D1で
互いに平行に配線されている第1の配線21に対して、
第2の配線22は、それぞれの配線が、第1の配線21
の各配線間での略中心の位置に順次設けられて、第1の
配線21及び第2の配線22の各配線が交互かつ平行と
なるように配線されている。
【0034】このとき、第2の配線22は、配線20及
び第1の配線21と同様に、配線間隔D1で互いに平行
に配線される構成となっている。また、第2の配線22
は、所定の位置で、第2の配線22が伸びる方向に対し
て略直交する方向に配線方向が変えられており、この配
線方向が変えられた第2の配線22の配線部分が、第3
の半導体装置13に接続されている。
【0035】本実施形態のプリント配線板においては、
バッファ装置12a及び第3の半導体装置13間の第2
の配線22が、第1の半導体装置11及びバッファ装置
12a間の第1の配線21からみて折り返された配線パ
ターンとなるように、全体の配線パターンが構成されて
いる。
【0036】これによって、第1及び第2の配線21、
22のそれぞれについて必要な配線間隔(例えば、図1
における配線間隔D1)を確保するなど、クロストーク
抑制のために必要とされる配線条件を満たした上で、配
線パターンの構成の自由度を大きくして、微細配線ルー
ルを活用した様々な配線パターンを用いることが可能と
なる。このとき、全体としての配線効率が向上されるの
で、プリント配線板の層数及び基板面積を低減すること
ができる。
【0037】具体的には、図1の実施形態では、第1の
配線21と第2の配線22とが交互かつ平行となるよう
に配線されている。このような回路構成では、上記した
配線間隔D1を第1、第2の配線21、22のそれぞれ
で確保しつつ、同一の配線面積を共用する配線パターン
で各配線が形成されることによって、全体としての配線
面積が低減されている。すなわち、同一の配線面積を第
1、第2の配線21、22が共用することによって、微
細配線ルールを有効に活用しつつ、クロストークをも抑
制する構成が実現されている。
【0038】また、このように第2の配線22が折り返
される配線パターンでは、配線パターンの構成によっ
て、第1及び第2の配線21、22について、一方の配
線における配線間でのクロストークを抑制する機能を他
方の配線が有するような相互の配線パターンとすること
も可能である。
【0039】具体的には、第1の配線21と第2の配線
22とが交互かつ平行となるように配線されている図1
の回路構成において、第1の配線21での信号の伝送に
ついて考えると、第1の配線21の各配線間に第2の配
線22の各配線を設けているため、第1の配線21の配
線間隔としては、クロストーク抑制のために充分な配線
間隔D1が確保されている。また、第2の配線22は、
第1の配線21の各配線間での電気的シールド等として
も機能する。
【0040】これによって、第1の配線21が信号の伝
送に用いられているときに、その各配線間でのクロスト
ークが抑制される。また、第2の配線22での信号の伝
送について考えた場合も、同様に各配線間に設けられて
いる第1の配線21によって、その各配線間でのクロス
トークが抑制される。
【0041】このような構成によれば、クロストークを
抑制するために、余分な配線や追加部品を用いる必要が
なくなるので、プリント配線板の構造が簡単化されて、
製造コストが低減される。以上より、配線間でのクロス
トークが抑制されるとともに、構造が簡単化されて層数
及び基板面積の低減が可能となるプリント配線板が実現
される。
【0042】ここで、比較のため、図1に示した回路構
成に相当する従来の回路構成を図2に示す。図2に示し
た回路構成においては、コントローラ60の右辺側とバ
ッファ装置(第2の半導体装置)62の左辺側との間
に、配線70が形成されている。また、この配線70か
ら分岐された配線部分が、第1の半導体装置61に接続
されて、第1の半導体装置61及びバッファ装置62の
間の第1の配線71が構成されている。
【0043】一方、バッファ装置62の右辺側から、次
の半導体装置等への配線75が形成されている。また、
この配線75から分岐された配線部分が、第3の半導体
装置63に接続されて、バッファ装置62及び第3の半
導体装置63の間の第2の配線72が構成されている。
【0044】このような従来の回路構成では、第1の配
線71(配線70)及び第2の配線72(配線75)の
それぞれについて、配線間でのクロストークが充分に抑
制される配線間隔D1を確保して、別々に配線パターン
を構成することが必要となるため、全体として配線面積
が増大してしまう。すなわち、クロストークの抑制と配
線効率の向上とを両立することができない。
【0045】一方、図1に示した回路構成においては、
第1の配線21及び第2の配線22のそれぞれについて
みれば、その配線間隔はD1であって、図2における第
1の配線71及び第2の配線72と同等の配線間隔が確
保されている。さらに、これらの第1、第2の配線2
1、22からなる全体の配線パターンからみれば、その
配線間隔はD2=D1/2と、図2に示した従来の回路
構成における配線間隔D1に対して1/2となってい
る。
【0046】したがって、第2の配線22が第1の配線
21からみて折り返された構成とすることによって、全
体としての配線効率を向上して配線面積を低減し、プリ
ント配線板の層数及び基板面積を低減することが可能と
なり、クロストークの抑制と配線効率の向上とが両立さ
れる。
【0047】図1に示した回路構成を有するプリント配
線板におけるクロストークの抑制の効果について、その
動作方法の具体例とともにさらに説明する。
【0048】まず、コントローラ10から第1の半導体
装置11へと信号を伝送する場合について考える。この
場合、コントローラ10から出力された信号は、配線2
0及び第1の配線21を介して、第1の半導体装置11
へと入力される。
【0049】ここで、コントローラ10は、配線23を
介して、バッファ装置12aへとイネーブル信号を出力
する。このイネーブル信号の指示に基づいて、バッファ
装置12aは、第2の配線22側(信号出力側)を高イ
ンピーダンス状態として、信号出力が行われないトライ
ステート状態となる。このとき、コントローラ10及び
第1の半導体装置11と、第3の半導体装置13との接
続が、バッファ装置12aによって切り離される。
【0050】この状態で、配線20及び第1の配線21
を介して、コントローラ10から第1の半導体装置11
へと信号を伝送する。このとき、配線20及び第1の配
線21の各配線においては、確保されている配線間隔D
1、及びそれぞれの配線間にあって高インピーダンス状
態となっている第2の配線22の電気的シールド効果
(遮蔽効果)によって、配線間でのクロストークが抑制
される。
【0051】次に、コントローラ10から第3の半導体
装置13へと信号を伝送する場合について考える。この
場合、コントローラ10から出力された信号は、バッフ
ァ装置12aを経由して、配線20、第1の配線21及
び第2の配線22を介して、第3の半導体装置13へと
入力される。
【0052】ここで、第3の半導体装置13への信号が
経由されるバッファ装置12aは、第2の配線22側
(信号出力側)への信号出力が可能な、通常の低インピ
ーダンス状態とされている。そして、第1の配線21側
(信号入力側)から入力されたコントローラ10からの
信号を反転し、その反転された信号を第2の配線22側
(信号出力側)へと出力して、第3の半導体装置13へ
と第2の配線22を伝送させる。
【0053】このように、第2の配線22に対して、第
1の配線21を伝送されている信号を反転した信号が伝
送される構成とすることによって、第1の配線21及び
第2の配線22をそれぞれ伝送されている信号が差動状
態となるため、その干渉作用によって、配線間でのクロ
ストークが抑制される。
【0054】ここで、バッファ装置12aを経由後の第
2の配線22の配線長(第2の配線22のうち、バッフ
ァ装置12aから配線方向が変えられる位置までの配線
部分の配線長)を、経由前の第1の配線21の配線長
(第1の配線21のうち、バッファ装置12aから分岐
位置までの配線部分の配線長)と同等またはそれ以上と
することが好ましい。このとき、第1の配線21及び第
2の配線22が交互かつ平行に配線される配線長が充分
に確保されるので、クロストーク抑制の効果を向上させ
ることができる。
【0055】図3は、本発明に係るプリント配線板の第
2の実施形態の構成を概略的に示す回路図である。
【0056】図3に示した回路は、図1に示した回路と
同様に、第1の半導体装置11と、第1の半導体装置1
1に対して電気的に接続される第2の半導体装置12
と、第2の半導体装置12に対して電気的に接続される
第3の半導体装置13との3個の半導体装置を少なくと
も備えて構成されている。ただし、本実施形態において
は、第2の半導体装置12は図1のようなバッファ装置
に限定されず、他の第1、第3の半導体装置11、13
と同様に、任意の半導体装置とされている。
【0057】第1の半導体装置11及び第2の半導体装
置12は、複数の配線を含んでバスなどを構成している
第1の配線21によって、電気的に接続されている。こ
の第1の配線21は、第1の半導体装置11と第2の半
導体装置12との間での信号の伝送に用いられる。
【0058】また、第2の半導体装置12及び第3の半
導体装置13は、複数の配線を含んでバスなどを構成し
ている第2の配線22によって、電気的に接続されてい
る。この第2の配線22は、第2の半導体装置12と第
3の半導体装置13との間での信号の伝送に用いられ
る。
【0059】このような回路構成が用いられる具体例と
しては、例えば、それぞれCPUや半導体メモリ、バッ
ファなどを有して構成された3個の半導体装置11〜1
3が、画像情報などの情報処理系のパイプラインとして
順次接続された構成などが挙げられる。
【0060】次に、第1の半導体装置11、第2の半導
体装置12、及び第3の半導体装置13の配置と、それ
らを接続している第1の配線21及び第2の配線22の
配線パターンとについて、図3を参照しつつ説明する。
【0061】第1の半導体装置11と第2の半導体装置
12とは、互いに対向するように配置されている。そし
て、その間に、所定の配線間隔D1で互いに平行に配線
された複数の配線からなる第1の配線21が形成されて
いる。
【0062】一方、第2の配線22は、第1の配線21
に対して、第2の半導体装置12で折り返されるように
配線されている。すなわち、第1の半導体装置11から
の第1の配線21は、第2の半導体装置12に対して、
その一方の辺(図3中での左辺)側に接続されている。
これに対して、第3の半導体装置13からの第2の配線
22は、第2の半導体装置12に対して、第1の配線2
1と同一の左辺側に接続されている。
【0063】さらに、この第2の配線22を構成してい
る各配線は、図1に示す回路構成と同様に、第1の配線
21を構成している各配線の間に、同一の信号層上で交
互かつ平行となるように配線されている。具体的には、
上記したように配線間隔D1で互いに平行に配線されて
いる第1の配線21に対して、第2の配線22は、それ
ぞれの配線が、第1の配線21の各配線間での略中心の
位置に順次設けられて、第1の配線21及び第2の配線
22の各配線が交互かつ平行となるように配線されてい
る。
【0064】このとき、第2の配線22は、第1の配線
21と同様に、配線間隔D1で互いに平行に配線される
構成となっている。また、第2の配線22は、所定の位
置で、第2の配線22が伸びる方向に対して略直交する
方向に配線方向が変えられており、この配線方向が変え
られた第2の配線22の配線部分が、第3の半導体装置
13に接続されている。
【0065】本実施形態のプリント配線板においても、
図1に示した実施形態と同様に、第2の半導体装置12
及び第3の半導体装置13間の第2の配線22が、第1
の半導体装置11及び第2の半導体装置12間の第1の
配線21からみて折り返された配線パターンとなるよう
に、全体の配線パターンが構成されている。具体的に
は、第1の配線21と第2の配線22とが交互かつ平行
となるように配線されている。
【0066】これによって、配線間隔D1を第1、第2
の配線21、22のそれぞれで確保しつつ、同一の配線
面積を共用する配線パターンで各配線が形成されること
によって、全体としての配線面積が低減される。このと
き、全体としての配線効率が向上されるので、プリント
配線板の層数及び基板面積を低減することができる。す
なわち、微細配線ルールを有効に活用しつつ、クロスト
ークをも抑制する構成が実現される。
【0067】また、第1の配線21と第2の配線22と
が交互かつ平行となるように配線されている図3の回路
構成において、第1の配線21での信号の伝送について
考えると、第1の配線21の各配線間に第2の配線22
の各配線を設けているため、第1の配線21の配線間隔
としては、クロストーク抑制のために充分な配線間隔D
1が確保されている。また、第2の配線22は、第1の
配線21の各配線間での電気的シールド等としても機能
する。
【0068】これによって、第1の配線21が信号の伝
送に用いられているときに、その各配線間でのクロスト
ークが抑制される。また、第2の配線22での信号の伝
送について考えた場合も、同様に各配線間に設けられて
いる第1の配線21によって、その各配線間でのクロス
トークが抑制される。
【0069】このような構成によれば、クロストークを
抑制するために、余分な配線や追加部品を用いる必要が
なくなるので、プリント配線板の構造が簡単化されて、
製造コストが低減される。以上より、配線間でのクロス
トークが抑制されるとともに、構造が簡単化されて層数
及び基板面積の低減が可能となるプリント配線板が実現
される。
【0070】ここで、比較のため、図3に示した回路構
成に相当する従来の回路構成を図4に示す。図4に示し
た回路構成においては、第1の半導体装置81の右辺側
と第2の半導体装置82の左辺側との間に、第1の配線
91が形成されている。また、第2の半導体装置82の
右辺側と第3の半導体装置83の左辺側との間に、第2
の配線92が形成されている。また、第3の半導体装置
83の右辺側から、さらに次の半導体装置等への配線が
形成されている。
【0071】このような従来の回路構成では、図2に関
して上述したように、クロストークの抑制と配線効率の
向上とを両立することができない。これに対して、第2
の配線22が第1の配線21からみて折り返された構成
とすることによって、全体としての配線効率を向上して
配線面積を低減し、プリント配線板の層数及び基板面積
を低減することが可能となり、クロストークの抑制と配
線効率の向上とが両立される。
【0072】図3に示した回路構成を有するプリント配
線板におけるクロストークの抑制の効果、及びその具体
的な動作方法等については、図1に示した回路構成の場
合と同様の動作方法等を用いることができる。
【0073】例えば、第2の半導体装置12を、一方向
または双方向のバッファ機能を有するとともに、信号入
力側及び信号出力側の双方向に対してトライステート状
態をとることが可能なように構成する。
【0074】ここで、第1の半導体装置11及び第2の
半導体装置12間の第1の配線21で信号を伝送する場
合には、第1の配線21がアクティブな状態であるの
で、第2の半導体装置12を、第2の配線22側が高イ
ンピーダンスのトライステート状態として、第3の半導
体装置13を切り離す。これにより、第1の配線21の
各配線においては、確保されている配線間隔D1、及び
それぞれの配線間にあって高インピーダンス状態となっ
ている第2の配線22の電気的シールド効果(遮蔽効
果)によって、配線間でのクロストークが抑制される。
【0075】また、第2の半導体装置12及び第3の半
導体装置13間の第2の配線22で信号を伝送する場合
には、第2の配線22がアクティブな状態であるので、
第2の半導体装置12を、第1の配線21側が高インピ
ーダンスのトライステート状態として、第1の半導体装
置11を切り離す。これにより、同様に、第2の配線2
2の各配線においては、確保されている配線間隔D1、
及びそれぞれの配線間にあって高インピーダンス状態と
なっている第1の配線21の電気的シールド効果(遮蔽
効果)によって、配線間でのクロストークが抑制され
る。
【0076】あるいは、第2の半導体装置12を、第1
の配線21及び第2の配線22のうち一方の配線で伝送
されている信号を反転して、その反転された信号を他方
の配線で伝送させることが可能なように構成しても良
い。
【0077】ここで、第1の半導体装置11及び第2の
半導体装置12間の第1の配線21で信号を伝送する場
合には、第1の配線21を伝送されている信号を第2の
半導体装置12で反転して、その反転された信号を第2
の配線22へと出力する。これにより、第1の配線21
及び第2の配線22をそれぞれ伝送されている信号が差
動状態となるため、その干渉作用によって、配線間での
クロストークが抑制される。
【0078】また、第2の半導体装置12及び第3の半
導体装置13間の第2の配線22で信号を伝送する場合
には、第2の配線22を伝送されている信号を第2の半
導体装置12で反転して、その反転された信号を第1の
配線21へと出力する。これにより、同様に、第1の配
線21及び第2の配線22をそれぞれ伝送されている信
号が差動状態となるため、その干渉作用によって、配線
間でのクロストークが抑制される。
【0079】なお、反転された信号の伝送については、
例えば、第1の半導体装置11及び第3の半導体装置1
3の間で、第2の半導体装置12を経由して信号が伝送
される場合に、信号の経由時に第2の半導体装置12で
信号を反転することが可能である。あるいは、第1の半
導体装置11及び第2の半導体装置12の間、もしくは
第2の半導体装置12及び第3の半導体装置13の間の
一方で信号が伝送される場合に、他方に反転されたダミ
ーの信号を伝送させることとしても良い。
【0080】本発明によるプリント配線板は、上記した
実施形態及び動作方法の具体例に限られるものではな
く、様々な変形が可能である。例えば、配線に接続され
る半導体装置の個数については、第1〜第3の半導体装
置の3個に限らず、第2の半導体装置を介して、両側に
複数個の半導体装置がそれぞれ接続されている構成であ
っても良い。また、第2の半導体装置で折り返される配
線パターンについては、第1、第2の配線が交互かつ平
行となる構成に限らず、例えばその一部のみが交互かつ
平行となる構成など、様々な配線パターンを用いること
ができる。
【0081】また、図1の回路構成では、バッファ装置
12aを一方向のバッファ装置としたが、双方向のバッ
ファ装置を用いた場合にも、同様の構成を適用すること
ができる。また、図3の回路構成についても、情報処理
系のパイプラインなどのように、第1の半導体装置11
から第2、第3の半導体装置12、13の方向に信号の
伝送方向が一定していても良いし、双方向に信号が伝送
される構成であっても良い。
【0082】また、第1の配線21及び第2の配線22
のそれぞれにおける配線間隔については、図1及び図3
に示した回路構成においては、従来の回路構成において
クロストークを抑制するために必要とされている配線間
隔D1としている。これに対して、第1、第2の配線の
相互間でのクロストーク抑制の機能(電気的シールド効
果など)が充分に大きければ、従来での配線間隔D1よ
りも小さい配線間隔とすることも可能である。この場
合、全体としての配線面積がさらに低減される。
【0083】
【発明の効果】本発明によるプリント配線板は、以上詳
細に説明したように、次のような効果を得る。すなわ
ち、第2の半導体装置及び第3の半導体装置間の第2の
配線が、第1の半導体装置及び第2の半導体装置間の第
1の配線からみて折り返された配線パターンとすること
によって、配線間でのクロストークが抑制されるととも
に、構造が簡単化されて層数及び基板面積の低減が可能
となるプリント配線板が実現される。
【0084】このようなプリント配線板によれば、配線
板の大型化等を避けつつ、かつ、配線間でのクロストー
クによる信号の劣化を防止することができる。したがっ
て、余分な配線や追加部品等を用いることなく、より簡
単な構成で信号の動作周波数の高速化に対応することが
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】プリント配線板の第1の実施形態の構成を概略
的に示す回路図である。
【図2】図1に示した回路構成に相当する従来の回路構
成を示す回路図である。
【図3】プリント配線板の第2の実施形態の構成を概略
的に示す回路図である。
【図4】図3に示した回路構成に相当する従来の回路構
成を示す回路図である。
【符号の説明】
10…コントローラ、11…第1の半導体装置、12…
第2の半導体装置、12a…トライステート機能付バッ
ファ装置、13…第3の半導体装置、21…第1の配
線、22…第2の配線。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の半導体装置と、 前記第1の半導体装置に対して電気的に接続される第2
    の半導体装置と、 前記第1の半導体装置及び前記第2の半導体装置を電気
    的に接続するとともに、信号の伝送に用いられる第1の
    配線と、 前記第2の半導体装置に対して電気的に接続される第3
    の半導体装置と、 前記第2の半導体装置及び前記第3の半導体装置を電気
    的に接続するとともに、信号の伝送に用いられる第2の
    配線と、を備え、 前記第2の配線は、前記第1の配線に対して、前記第2
    の半導体装置で折り返されるように配線されていること
    を特徴とするプリント配線板。
  2. 【請求項2】 前記第2の配線は、前記第1の配線と同
    一の信号層上に、前記第1の配線の間に交互かつ平行に
    配線されていることを特徴とする請求項1記載のプリン
    ト配線板。
  3. 【請求項3】 前記第2の半導体装置は、前記第1の配
    線側を信号入力側、前記第2の配線側を信号出力側とす
    るとともに、 前記第2の配線の配線長は、前記第1の配線の配線長と
    同等またはそれ以上であることを特徴とする請求項1ま
    たは2記載のプリント配線板。
  4. 【請求項4】 前記第1の配線及び前記第2の配線の一
    方に信号が伝送されているときに、前記第1の配線及び
    前記第2の配線の他方に対して、反転された信号が伝送
    されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項記
    載のプリント配線板。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005215037A (ja) * 2004-01-27 2005-08-11 Seiko Epson Corp 電気光学装置および電子機器
JP2011515762A (ja) * 2008-03-21 2011-05-19 ソニー株式会社 Hdmi又は同様のi/fのためのバスベースの切り替え方式を構築するための革新的方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005215037A (ja) * 2004-01-27 2005-08-11 Seiko Epson Corp 電気光学装置および電子機器
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