JP2005213669A - 防湿紙 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ラミネート紙以上の高防湿性能(JIS Z−0208)を付与することができ、再生に際し離解性が良好で、防湿塗工面/背面、背面/背面の摩擦係数が高く、カールしにくい防湿紙を提供すること。
【解決手段】 紙基材の片面に防湿加工用合成樹脂エマルジョン(A)を含む防湿剤からなる防湿層が形成されている防湿紙であり、該防湿紙のもう一方の面に粒子状充填剤(D)と合成ゴムラテックス(E)とを含む防滑剤からなる防滑層が形成されていることを特徴とする防湿紙。
【選択図】 なし

Description

本発明は、紙基材の片面に防湿加工用合成樹脂エマルジョンを含む防湿剤からなる防湿層が形成されており、更に、もう一方の面に粒子状充填剤と合成ゴムラテックスを含む防滑剤からなる防滑層が形成されている、包装紙等の分野に好適に用いることができる防湿紙に関する。
従来、防湿紙としてはポリエチレンなどのポリオレフィン系高分子をラミネートしたラミネート紙や、原紙に塩化ビニリデン樹脂を塗工した防湿コート紙などがあり、防湿性能の面で良好であるため包装紙分野等に適用されている。
しかしながら、近年、資源の有効利用および公害対策の面から古紙や損紙の回収に際して、紙に再生することが容易か否かという問題があり、この観点からラミネート紙の場合は、樹脂層と紙との解離が困難であり、再生し難いという問題がある。また、塩化ビニリデン樹脂を塗工した防湿コート紙は、塗工紙を焼却廃棄処理するときのハロゲン系有毒ガス発生が、環境上問題となっている。このように、上記防湿紙には問題があり、代替防湿紙の開発が強く要求されている。
この代替技術として、各種の水性樹脂エマルジョンとワックスを主体とする防湿剤を塗布して防湿紙を得る方法が知られている。しかし、この製造方法で得られる防湿紙はワックスの移行により、防湿層が形成されている防湿紙のもう一方の面の摩擦係数低下という問題があり、これを解決するために防湿層と反対の面に無機顔料と水及び/または水性樹脂とを含有する防滑剤を塗布し、防滑層を形成させる方法(例えば、特許文献1参照。)や、スチレン・アクリル樹脂とワックスと顔料とを含む防湿剤を用いて形成させた防湿層と反対の面にアクリル系樹脂とコロイダルシリカと顔料とを含有する防滑剤を塗布し、防滑層を形成させる方法(例えば、特許文献2参照。)が提案されている。しかしながら、前記特許文献1及び同文献2に提案されている防湿紙は、防湿層側に向けて防湿紙がカールする問題がある。
以上のように、従来のラミネート紙等の防湿紙と同等以上の防湿性を付与できると共に、古紙や損紙の回収再生が容易で、防湿塗工面/背面、背面/背面の摩擦係数が高い即ち滑りにくく、カールしにくい防湿紙の開発が望まれている。
特開平8−049195号公報(第2〜3頁) 特開平11−286898号公報(第2〜3頁)
本発明が解決しようとする課題は、ラミネート紙以上の高防湿性能(JIS Z−0208)を付与することができ、再生に際し離解性が良好で、防湿塗工面/背面、背面/背面の摩擦係数が高く、カールしにくい防湿紙を提供することにある。
本発明者らは、前記課題を解決するため鋭意検討した結果、紙基材の片面に防湿加工用合成樹脂エマルジョン(A)を含む防湿剤からなる防湿層が形成されており、該防湿紙のもう一方の面に粒子状充填剤と合成ゴムラテックスとを含む防滑剤からなる防滑層が形成されている防湿紙が上記課題を解決することを見出し、本発明を完成した。
即ち、本発明は、紙基材の片面に防湿加工用合成樹脂エマルジョン(A)を含む防湿剤からなる防湿層が形成されている防湿紙であり、該防湿紙のもう一方の面に粒子状充填剤(D)と合成ゴムラテックス(E)とを含む防滑剤からなる防滑層が形成されていることを特徴とする防湿紙を提供するものである。
本発明によれば、防湿加工用合成樹脂エマルジョンを含有する防湿剤を基材上に塗布して防湿層を形成し、該防湿紙のもう一方の面に粒子状充填剤と合成ゴムラテックスとを含む防滑剤を塗布して防滑層を形成させることにより、従来のラミネート紙以上の高防湿性能を有し、再生に際し離解性が良好で、防湿塗工面/背面、背面/背面の摩擦係数が高い即ち滑りにくく、カールしにくい防湿紙を提供することができる。
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明で用いる防湿加工用合成樹脂エマルジョン(A)としては、特に制限されるものではなく、例えば、スチレン・ブタジエン系樹脂、メチルメタクリレート・ブタジエン系樹脂、スチレン・アクリル系樹脂等の水性エマルジョン等が挙げられる。これらの中でも、得られる防湿紙の防湿性能に優れる点から、脂肪族共役ジエン系単量体(a1)とカルボキシル基含有ビニル系単量体(a2)と、アルキル基の炭素原子数が3〜10の(メタ)アクリル酸アルキルエステル系単量体(a3)を含有する単量体類(a)を乳化重合して得られる、酸価25〜180mgKOH/gの合成樹脂のエマルジョンであることが好ましく、特に得られる防湿紙の解離性や耐ブロッキング性に優れる点から酸価40〜150mgKOH/gの合成樹脂であることが好ましい。
更に、耐ブロッキング性、成膜性、防湿性の調和が良好となることから、合成樹脂(固形分)のガラス転移温度(Tg)が−10〜30℃であることが好ましい。
前記脂肪族共役ジエン系単量体(a1)としては、例えば、ブタジエン、イソプレン、クロロプレン等が挙げられ、これらの中でもブタジエンが好ましい。
また、前記カルボキシル基含有ビニル系単量体(a2)としては、例えば、アクリル酸、メタクリル酸、クロトン酸、マレイン酸およびその無水物、フマル酸、イタコン酸:マレイン酸モノメチル、フマル酸モノエチル、イタコン酸モノノルマルブチル等の不飽和ジカルボン酸モノアルキルエステルなどが挙げられる。
さらに、前記アルキル基の炭素原子数が3〜10の(メタ)アクリル酸アルキルエステル系単量体(a3)としては、例えば、(メタ)アクリル酸プロピル、(メタ)アルリル酸ブチル、(メタ)アクリル酸ヘキシル、(メタ)アクリル酸ヘプチル、(メタ)アクリル酸オクチル、(メタ)アクリル酸オクタデシル等が挙げられ、なかでもアルキル基の炭素原子数が4〜7の(メタ)アクリル酸アルキルエステル系単量体が好ましく、防湿性と離解性に優れる防湿紙が得られることから、2−エチルヘキシルアクリレ−トが特に好ましい。
前記単量体類(a)中の各単量体の重量比としては、防湿性と離解性に優れる防湿紙が得られることから脂肪族共役ジエン系単量体(a1)の含有率が0.5〜20重量%であることが好ましく、アルキル基の炭素原子数が3〜10の(メタ)アクリル酸アルキルエステル系単量体(a3)の含有率が30〜80重量%であることが好ましい。
前記単量体類(a)としては、必要に応じて、共重合可能なその他のビニル系単量体(a4)を併用することができる。その他のビニル系単量体(a4)としては、例えば、(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチル等のアルキル基の炭素原子数が1〜2の(メタ)アクリル酸アルキルエステル系単量体;スチレン、α−メチルスチレン、ビニルトルエン、クロルスチレン、2,4―ジブロモスチレン等のエチレン性不飽和芳香族単量体;アクリロニトリル、メタクロニトリル等の不飽和ニトリル;酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル等の如きビニルエステル;塩化ビニリデン臭化ビニリデン等のビニリデンハライド;(メタ)アクリル酸−2−ヒドロキシエチル、(メタ)アクリル酸−2−ヒドロキシプロピル等のエチレン性不飽和カルボン酸のヒドロキシアルキルエステル;(メタ)アクリル酸グリシジル等のエチレン性不飽和カルボン酸のグリシジルエステル;(メタ)アクリルアミド、N−メチロール(メタ)アクリルアミド、ブトキシメチル(メタ)アクリルアミド、ジアセトンアクリルミド等が挙げられ、これらは単独でも、2種以上を併用しても良い。
本発明で用いる防湿加工用合成樹脂エマルジョン(A)の製造方法としては、例えば、乳化剤の存在下で共重合を行う手法、乳化重合法を用いることができるが、離解性に優れる防湿紙が得られることから、2段重合により、カルボキシル基含有ビニル系単量体(a2)をできるだけエマルジョン粒子表面に偏在させる処方をとるのが好ましい。すなわち、第1段の重合で、前記エマルジョンの乳化重合に用いる単量体類(a)の中のカルボキシル基含有ビニル系単量体(a2)の全量と、その他の単量体類、例えば(a1)、(a3)および(a4)から選ばれる1種以上の単量体類の一部とを重合せしめた後、残りの単量体類を第2段で重合せしめることにより、第2段重合では、第1段で重合せしめた粒子内での重合が起こり、第1段重合で用いたカルボキシル基含有ビニル系単量体(a2)は粒子表面に偏在し易くなる。このような2段重合で得られるエマルジョンのなかでも、第1段で乳化重合して得られる重合体のガラス転移温度(Tg)が11〜100℃で、第2段の重合で乳化重合される単量体類の重合体のガラス転移温度(Tg)が−55〜−1℃である防湿加工用合成樹脂エマルジョンが好ましい。
なお、本発明でいうガラス転移温度(Tg)とは、下記の式で計算されるガラス転移温度である。なお、下記式のガラス転移温度は絶対温度(°K)である。
Tg−1=ΣX・Tg −1
ここで重合体は、i=1〜nまでのn個のモノマー成分が共重合しているとする。Xiはi番目のモノマーの重量分率で、Tgはi番目のモノマーの単独重合体のガラス転移温度である。モノマーの単独重合体のガラス転移温度は、Polymer Handbook(4th Edition)J.Brandrup,E.H.Immergut,E.A.Grulke著(Wiley Interscience)記載の値を使用した。
前記乳化重合を行う際に使用する乳化剤としては、各種の陰イオン性界面活性剤、非イオン界面活性剤、陽イオン界面活性剤、両イオン界面活性剤などを使用することができるが、これらのうちでも防湿性をより高めるためには反応性乳化剤を用いることが好ましい。この反応性乳化剤を用いることによりソープフリー型の合成樹脂エマルジョンが得られる。
前記反応性乳化剤としては、例えば、アリル基含有ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸エステル塩、プロペニル基含有ポリオキシエチレンアルキルエーテル、プロペニル基含有ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸エステル塩、メタアクリル酸ポリオキシアルキレンエーテル硫酸エステル塩、特開昭58−203960号公報で示されるスルホコハク酸型反応性活性剤等、各種エチレン性不飽和基を有する乳化剤が挙げられる。
前記乳化剤の使用量としては、特に制限されるものではないが、乳化重合して得られるエマルジョン(A)の固形分100重量部に対して、乳化剤の有効成分が0.1〜3重量部の範囲が好ましい。
本発明で用いる防湿加工用合成樹脂エマルジョン(A)を製造するに際しては、前記した単量体類(a)を、フリーラジカル発生触媒、例えば過硫酸カリウム(K)、過硫酸ナトリウム(Na)、過硫酸アンモニウム[(NH]、過酸化水素等の水性触媒、tert−ブチルハイドロパ−オキサイド、クメンハイドロパーオキサイド等の油性触媒の存在下で乳化重合を行えばよい。2段重合による合成樹脂エマルジョンの製造についても同様に行うことができる。
また、ラジカル重合に通常用いられる添加剤、例えば、連鎖移動剤、エチレンジアミン四酢酸、pH調整のためのアルカリ物質等を必要に応じて使用することができる。
また、その反応手法としても制限されるものではなく、前記単量体類(a)を反応容器に全量仕込んで行ってもよく、また滴下してもよい。さらに単量体類(a)の一部を重合させた後、残量を加えて重合してもよく、残量を全量仕込んでも、滴下してもよい。すなわち、第1段の重合で、当該エマルジョン(A)の重合に供する単量体類(a)の中のカルボキシル基含有ビニル系単量体(a2)の全量と、その他の単量体類の一部とを重合せしめた後、残りの単量体類を第2段で重合せしめてもよい。また、重合にあたって、シード重合法をとることもでき、シード用エマルジョンの組成等は限定されるものではない。
前記防湿加工用合成樹脂エマルジョン(A)としては、重合反応終了後のエマルジョン中の合成樹脂が有する未中和のカルボキシル基を塩基性化合物により中和して、pHを6.0〜9.0に調整することにより安定化することができる。中和に用いる塩基性化合物としては、例えば、アンモニア、トリメチルアミン、トリエチルアミン、ブチルアミン等のアルキルアミン類;ジメチルアミノエタノール、ジエタノールアミン、アミノメチプロパノール等のアルコールアミン類;モルホリン、またエチレンジアミン、ジエチレントリアミン等の多価アミン類、水酸化リチウム、水酸化カリウム、水酸化ナトリウム等の無機塩基性化合物等が挙げられる。
さらに、防湿加工用合成樹脂エマルジョン(A)としては、未反応モノマーの臭気を低減する等のため、例えば、ストリッピング等の方法によって、必要とされる固形分含有量に濃縮して使用することが好ましい。
本発明で用いる防湿加工用合成樹脂エマルジョン(A)の最低造膜温度(MFT)としては、特に制限はないが、皮膜形成性を考慮すれば50℃以下が好ましく、0〜40℃がより好ましい。
本発明の防湿紙において、防湿層を形成させる防湿剤としては、前記防湿加工用合成樹脂エマルジョン(A)に加え、更にワックス(B)を配合することが好ましい。
前記ワックス(B)としては、各種のワックスが使用でき、例えば、パラフィンワックス、ポリエチレンワックス、モンタンワックス、マイクロクリスタリンワックス、カルナバワックス等が挙げられるが、ワックスの融点は45〜115℃であることが好ましい。
前記ワックス(B)の形態としては、固形状またはこの固形状のものを乳化分散したエマルジョン状のものが挙げられ、いずれの形態も使用することができるが、前述の防湿加工用合成樹脂エマルジョン(A)等との相溶性が良好なことからエマルジョン状のものが好ましい。
前記ワックス(B)の市販品としては、例えば、115、120、125、130、135、140、150、155、POLYCOAT−3155、Hi−Mic−2095、WEISSEN−T−40、FNP−0115〔以上、日本精蝋株式会社製〕等の固形状ワックス;EMUSTER−1015、1115、0135、0136、1055、1155、1070、1170、0001、042X〔以上、日本精蝋株式会社製〕、ハリックス WE200〔ハリマ化成株式会社製〕、セロゾール 428、B−460、B−608、B−982、686〔以上、中京油脂株式会社製〕、ノプコ1245−M−SN、ノプコートPEM−17〔以上、サンノプコ株式会社製〕等のエマルジョン状ワックスなどが挙げられる。
前記ワックス(B)の使用量としては、前述の防湿加工用合成樹脂エマルジョン(A)の樹脂固形分100重量部に対して0.3〜10重量部の範囲が好ましく、2〜8重量部の範囲が特に好ましい。
また、更に充填剤(C)を配合することが好ましく、充填剤(C)としては、各種の粉末が使用でき、例えば、無機系物質としては、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、水酸化アルミニウム、タルク、カオリン、雲母、酸化チタン、酸化亜鉛、シリカ等の粉末が、有機系物質としては、ポリオレフィン樹脂、エチレン酢酸ビニル樹脂、アクリル樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリエステル樹脂、ポリアミド樹脂、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、石油系ロジン、ロジンエステル等の粉末が、それぞれ挙げられ、これらの中でも耐ブロッキング性、造膜性、防湿性に優れ、表面状態の良好な防湿紙が得られることから、平均粒子径が0.5〜80μmの炭酸カルシウム粉末や水酸化アルミニウム粉末が特に好ましく、平均粒子径が0.5〜80μmの有機系粉末、例えばアクリル樹脂粉末やポリスチレン樹脂粉末も好ましい。
また、充填剤(C)の使用量としては、皮膜形成性に優れ、耐ブロッキング性が良好な防湿紙が得られることから、防湿加工用合成樹脂エマルジョン(A)の樹脂固形分100重量部に対して、2〜100重量部の範囲が好ましく、5〜50重量部の範囲が特に好ましい。
本発明の防湿紙における防湿層としては、前述のエマルジョン(A)、ワックス(B)、充填剤(C)、及び必要に応じてその他の配合物を予め均一に混合し防湿剤を得た後、基材に塗布又は含浸させることにより得ることができ、前記基材としては、紙、不織布、繊維基材等が挙げられる。
基材に塗布又は含浸する方法としては、ブレードコート、バーコート、エアナイフコート、カーテンコート、ロールコート、グラビアコート等の各種コーターによる塗工、含浸機による含浸加工、サイズプレスによる加工等、多種多様な加工方法を用いることができる。
基材への塗工量としては、乾燥性が良好で、高い防湿性を有する防湿紙が得られることから、固形分換算で5〜50g/m2となるよう塗工するのが好ましく、より好ましい塗工量は10〜40g/m2である。
次に、防滑剤について述べる。
本発明で用いる防滑剤は、粒子状充填剤(D)と合成ゴムラテックス(E)を必須の成分とする。
前記粒子状充填剤(D)としては、前記した充填剤(C)がいずれも使用可能であるが、粒子径が1μm以下である無機及び/または有機粒子状充填剤であることが好ましく、特にコロイダルシリカやポリスチレン粉末が好ましい。
前記合成ゴムラテックス(E)としては、脂肪族共役ジエン系単量体(a1)を含有する単量体類(e)を重合して得られる合成ゴムラテックスであり、更に単量体類(e)にカルボキシル基含有ビニル系単量体(a2)が含有していることが好ましく、必要に応じて共重合可能な前記(a1)、(a2)以外のその他のビニル系単量体(a4)を含有していても良い。
前記合成ゴムラテックス(E)としては、前記(a1)、(a2)、(a4)を用いて、上記したフリーラジカル発生触媒の存在下で乳化重合を行なうことによって得ることができる。また、ラジカル重合に通常用いられる添加剤、例えば、連鎖移動剤、エチレンジアミン四酢酸、pH調整のためのアルカリ物質等を必要に応じて使用することができる。重合反応終了後の合成ゴムラテックスの未中和カルボキシル基を上記した塩基性化合物により中和して、pHを6.0〜9.0に調整することにより安定化することができる。更に、耐ブロッキング性、成膜性、防滑性、カール防止性の調和が良好となることから、合成樹脂(固形分)のガラス転移温度(Tg)が0〜30℃の合成ゴムラテックスであることが好ましい。
粒子状充填剤(D)と合成ゴムラテックス(E)の使用割合としては、合成ゴムラテックス(E)100重量部に対して粒子状充填剤(D)が3〜100重量部であることが好ましく、特に好ましくは10〜80重量部である。防湿層の反対面への粒子状充填剤(D)と合成ゴムラテックス(E)を含む防滑剤の塗工量としては、防滑性賦与とカール防止効果とコストの点から固形分換算で0.1〜10g/mとなるよう塗工するのが好ましく、より好ましい塗工量は0.3〜5g/mである。
本発明の防湿紙における防滑層の形成方法としては、前記粒子状充填剤(D)と合成ゴムラテックス(E)、必要に応じて添加されるその他の配合物を予め均一に混合し防滑剤を得た後、前記手法によって防湿層を形成した防湿紙のもう一方の面に、塗布又は含浸させることによって得ることができる。塗布又は含浸する方法としては、ブレードコート、バーコート、エアナイフコート、カーテンコート、ロールコート、グラビアコート等の各種コーターによる塗工、含浸機による含浸加工、サイズプレスによる加工等、多種多様な加工方法を用いることができる。
また、本発明で得られた防湿紙の用途としては、特に制限されるものではなく、例えば、上質紙、再生紙、コート紙、電子写真用転写紙等の各種包装紙、セメント袋、飼料袋、ごみ袋等の重袋用原紙等に好適に用いることができる。
以下に実施例および比較例を挙げて本発明を具体的に説明する。なお、例中の部および%はすべて重量基準である。
製造例1 防湿加工用合成樹脂エマルジョン(A−1)の製造
攪拌装置を備えた耐圧重合容器に、水120部、反応性乳化剤S−180(花王株式会社製不飽和アルキル硫酸塩)2.4部、エチレンジアミン四酢酸0.15部、ブタジエン5部、2−エチルヘキシルアクリレート35部、スチレン53部およびメタクリル酸7部を仕込み、攪拌下で昇温し、重合容器内温度が60℃に達したとき、過硫酸アンモニウム0.2部を添加して反応を開始させた。重合率が98%に達したとき冷却を行ない、重合率98.5%のエマルジョンを得た。次いで、25%アンモニア水でpHを9.0に調整し、その後水蒸気蒸留によって固形分50.4%、酸価47mgKOH/g、ガラス転移温度22℃の合成樹脂エマルジョン(A−1)を得た。
製造例2 防湿加工用合成樹脂エマルジョン(A−2)の製造
攪拌装置を備えた耐圧重合容器に、水140部、S−180 1.1部、エチレンジアミン四酢酸アンモニウム塩0.07部、ブタジエン7部、メタアクリル酸メチル23部およびメタアクリル酸20部を仕込み、攪拌下で昇温し、重合容器内温度が70℃に達したとき、過硫酸カリウム0.1部を添加して反応を開始させた。8時間後に80℃に昇温し、5時間後冷却を行った。この時点での重合率は92.5%であり、重合体のガラス転移温度は89℃である。
次いで、水27部を加え、25%アンモニア水でpHを7.7に調整した後、S−180 1.3部、エチレンジアミン四酢酸アンモニウム塩0.08部、2−エチルヘキシルアクリレート50部を仕込み、攪拌下で昇温し、重合容器内温度が60℃に達したとき、過硫酸カリウム0.1部を添加して反応を開始させた。8時間後に80℃に昇温し、5時間後冷却を行って重合率99.1%のエマルジョンを得た。次いで、25%アンモニア水でエマルジョンのpHを9.0に調整し、その後水蒸気蒸留によって固形分45.2%、酸価134mgKOH/g、ガラス転移温度3℃の合成樹脂エマルジョン(A−2)を得た。なお、2−エチルヘキシルアクリレート50部の重合体のガラス転移温度は−50℃である。
製造例3 防湿加工用合成樹脂エマルジョン(A−3)の製造
攪拌装置を備えた耐圧重合容器に、水90部、S−180 0.7部、エチレンジアミン四酢酸アンモニウム塩0.04部、ブタジエン5部、スチレン10部およびアクリル酸15部を仕込み、攪拌下で昇温し、重合容器内温度が60℃に達したとき、過硫酸カリウム0.06部を添加して反応を開始させた。8時間後に80℃に昇温し、5時間後冷却を行なった。この時点での重合率は96.8%であり、重合体のガラス転移温度は87℃である。
次いで、水56部を加え、25%アンモニアでpHを7.8に調整した後、S−180 1.7部、エチレンジアミン四酢酸アンモニウム塩0.11部、スチレン17部、および2−エチルヘキシルアクリレート53部を仕込み、攪拌下で昇温し、重合容器内温度が60℃に達したとき、過硫酸カリウム0.14部を添加して反応を開始させた。8時間後に80℃に昇温し、5時間後冷却を行って重合率99.3%のエマルジョンを得た。次いで、25%アンモニア水でエマルジョンのpHを9.0に調整し、その後水蒸気蒸留によって固形分46.6%、酸価100mgKOH/g、ガラス転移温度−2℃の合成樹脂エマルジョン(A−3)を得た。なお、スチレン17部、および2−エチルヘキシルアクリレート53部の重合体のガラス転移温度は−26℃である。
製造例4 防湿加工用合成樹脂エマルジョン(A−4)の製造
攪拌装置を備えた耐圧重合容器に、水105部、S−180 1部、エチレンジアミン四酢酸アンモニウム塩0.07部、ブタジエン12部、メタアクリル酸メチル20部およびアクリル酸10部を仕込み、攪拌下で昇温し、重合容器内温度が60℃に達したとき、過硫酸カリウム0.09部を添加して反応を開始させた。8時間後に80℃に昇温し、5時間後冷却を行った。この時点での重合率は96.1%であり、重合体のガラス転移温度は20℃である。
次いで、水41部を加え、25%アンモニアでpHを7.7に調整した後、S−180 1.4部、エチレンジアミン四酢酸アンモニウム塩0.08部、メタアクリル酸メチル24部、および2−エチルヘキシルアクリレート34部を仕込み、攪拌下で昇温し、重合容器内温度が60℃に達したとき、過硫酸カリウム0.11部を添加して反応を開始させた。8時間後に80℃に昇温し、5時間後冷却を行って重合率98.5%のエマルジョンを得た。次いで、25%アンモニア水で合成樹脂エマルジョンのpHを9.0に調整し、その後水蒸気蒸留によって固形分48.3%、酸価78mgKOH/g、ガラス転移温度5℃の合成樹脂エマルジョン(A−4)を得た。なお、メタアクリル酸メチル24部、および2−エチルヘキシルアクリレート34部の合成樹脂のガラス転移温度は−4℃である。
製造例5 防湿加工用合成樹脂エマルジョン(A−5)の製造
撹拌機、還流冷却管、窒素導入管、温度計、滴下漏斗を備えた反応容器に水110部を入れ、窒素を吹き込みながら80℃まで昇温した。撹拌下、EA−80(ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、第一工業製薬株式会社製)0.3部、過硫酸ナトリウム0.1部を添加し、続いて2−エチルヘキシルアクリレート52部、スチレン43部、メタクリル酸5部からなる単量体混合物に、チオカルコール20(n−ドデシルメルカプタン、花王株式会社製)を0.5部、ニューコール707SF(ポリオキシエチレン多環フェニルエーテル硫酸塩、日本乳化剤株式会社製)6.75部、ノイゲンEM−230D(ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、第一工業製薬株式会社製)1.45部と水23部を加えて乳化させたモノマープレエマルジョンの一部(1.3部)を添加し、反応容器内温度を80℃に保ちながら30分間重合させた。引き続き、反応容器内温度を80℃に保ちながら、残りのモノマープレエマルジョンと、過硫酸ナトリウムの水溶液(有効成分5%)8部を、各々別の滴下漏斗を使用して、反応容器内温度を80℃に保ちながら270分間かけて滴下して重合せしめた。滴下終了後、同温度にて120分間撹拌し、内容物を冷却し、その後、pHが7.5になるように25%アンモニア水で調整し、固形分44.2%、酸価33mg/KOH、ガラス転移温度6℃の合成樹脂エマルジョン(A−5)を得た。
製造例6 合成ゴムラテックス(E−1)の製造
攪拌装置を備えた耐圧重合容器に、水140部、ニューコール271A(日本乳化剤株式会社製)1.5部、エチレンジアミン四酢酸0.3部、ブタジエン28部、スチレン70部およびアクリル酸2部を仕込み、攪拌下で昇温し、重合容器内温度が65℃に達したとき、過硫酸アンモニウム0.2部を添加して反応を開始させた。重合率が50%に達したとき80℃に昇温し、3時間後冷却を行ない、次いで、25%アンモニア水でpHを9.0に調整し、その後水蒸気蒸留によって固形分50.7%、ガラス転移温度20℃の合成ゴムラテックス(E−1)を得た。
製造例7 合成ゴムラテックス(E−2)の製造
攪拌装置を備えた耐圧重合容器に、水125部、271A 1.6部、エチレンジアミン四酢酸0.15部、t−ドデシルメルカプタン0.5部 ブタジエン30部、スチレン67部およびアクリル酸3部を仕込み、攪拌下で昇温し、重合容器内温度が60℃に達したとき、過硫酸アンモニウム0.15部を添加して反応を開始させた。重合率が50%に達したとき80℃に昇温し、4時間後冷却を行い、次いで、25%アンモニア水でpHを9.0に調整し、その後水蒸気蒸留によって固形分44.6%、ガラス転移温度15℃の合成ゴムラテックス(E−2)を得た。
製造例8 合成ゴムラテックス(E−3)の製造
攪拌装置を備えた耐圧重合容器に、水140部、S−180 1.2部、エチレンジアミン四酢酸0.05部、ブタジエン35部、スチレン62部およびアクリル酸3部を仕込み、攪拌下で昇温し、重合容器内温度が70℃に達したとき、過硫酸アンモニウム0.15部を添加して反応を開始させた。重合率が50%に達したとき80℃に昇温し、3時間後冷却を行ない、次いで、25%アンモニア水でpHを9.0に調整し、その後水蒸気蒸留によって固形分46.1%、ガラス転移温度5℃の合成ゴムラテックス(E−3)を得た。
製造例9 合成ゴムラテックス(E−4)の製造
攪拌装置を備えた耐圧重合容器に、水100部、271A 1部、ニューコール707SF(日本乳化剤株式会社製)2.5部、エチレンジアミン四酢酸0.2部、シード合成ゴムラテックス ラックスター6310E(大日本インキ化学工業株式会社製)4部、ブタジエン35部、スチレン44部、メタクリル酸メチル17部、およびアクリル酸4部を仕込み、攪拌下で昇温し、重合容器内温度が60℃に達したとき、過硫酸アンモニウム0.8部を添加して反応を開始させた。重合率が50%に達したとき70℃に昇温し、重合率が70%に達したとき80℃に昇温し、3時間後冷却を行ない、次いで、25%アンモニア水でpHを9.0に調整し、その後水蒸気蒸留によって固形分50.5%、ガラス転移温度5℃の合成ゴムラテックス(E−4)を得た。
比較製造例1 比較防滑剤用エマルジョンの製造
攪拌装置を備えた重合容器に、水65部、ネオペレックスG−25(花王株式会社製)0.4部、過硫酸カリウム1部を仕込み、70℃に昇温した。ついでアクリル酸ブチル45.5部、アクリロニトリル45.5部、2−ヒドロキシエチルメタクリレート2部、メタアクリルアミド5部およびメタクリル酸2部のモノマー乳化物を約4時間で滴下した後、さらに80℃で3時間反応を継続し重合を完結させた後冷却し、25%アンモニア水にてpHを7.4に調整し、固形分39.8%の共重合体エマルジョン(E’−1)を得た。
防湿剤及び防滑剤の調製
以上の製造例で得られた防湿加工用合成樹脂エマルジョン(A−1)〜(A−5)及び合成ゴムラテックス(E−1)〜(E−4)、比較用エマルジョン(E’−1)を用いて防湿剤及び防滑剤を表1〜表2に従って、調製した。なお、表中の部数はすべて固形分換算である。
Figure 2005213669
Figure 2005213669
表1、2の脚注
パラフィンワックスエマルジョン;日本精蝋株式会社製エマスター0136(軟化点61℃のパラフィンワックス含有、固形分含有率40%)
B−103;日本軽金属株式会社製 水酸化アルミニウム 平均粒子径8μm。
B−153;日本軽金属株式会社製 水酸化アルミニウム 平均粒子径15μm。
SS−30;日東粉化株式会社製 炭酸カルシウム 平均粒子径7.4μm。
スノーテックス;日産化学工業株式会社製 コロイダルシリカ
30;平均粒子径0.02μm
50;平均粒子径0.03μm
MP−2040;平均粒子径0.2μm
MP−4540M;平均粒子径0.45μm。
SP−4B;扶桑化学株式会社製 シリカ粉末 平均粒子径4μm。
実施例1〜9および比較例1〜3
上記で得られた防湿剤を、固形分の塗工量が25±1g/mとなるように、それぞれクラフト紙(坪量70g/m)に塗工し、熱風乾燥機にて120℃、1分間乾燥し、その後直ちに防湿層の背面に防滑剤を表3、表4中に記載の塗工量で塗布し、80℃30秒間乾燥して防湿紙を得た。防湿剤と防滑剤は表3、表4の組み合わせで使用し、実施例1〜8及び比較例1〜3とした。
このようにして得られた防湿紙について下記の方法により、透湿度、離解性、摩擦係数、カールを評価した。その結果を表3、表4に示す。
<評価方法>
透湿度(g/m・24hr);JIS Z−0208に準じた恒温恒湿条件下、40℃、90%RHでのカップ法で測定した。
離解性;50℃の温水500mlと3cm角にカットした防湿紙10gを家庭用ミキサーポット中に入れて5分間攪拌し、樹脂と紙の離解性を下記の基準で目視により判定した。
○:離解性あり。 △:離解性一部なし。 ×:離解性なし。
摩擦係数;摩擦係数試験法JIS P−8147(水平法)に準じて測定した。尚、防湿層側を表面、防滑剤側を背面とした。
カール;塗工乾燥直後の防湿紙を10cm×10cmに切り抜き、平板上に置いて、四隅の持ち上がり高さを測定し、平均値を下記の基準で判定した。
○;1mm未満 △;1〜2mm未満 ×;2mm以上。
Figure 2005213669
Figure 2005213669

Claims (5)

  1. 紙基材の片面に防湿加工用合成樹脂エマルジョン(A)を含む防湿剤からなる防湿層が形成されている防湿紙であり、該防湿紙の他方の面に粒子状充填剤(D)と合成ゴムラテックス(E)とを含む防滑剤からなる防滑層が形成されていることを特徴とする防湿紙。
  2. 防湿加工用合成樹脂エマルジョン(A)が脂肪族共役ジエン系単量体(a1)と、カルボキシル基含有ビニル系単量体(a2)と、アルキル基の炭素原子数が3〜10の(メタ)アクリル酸アルキルエステル系単量体(a3)とを含有する単量体類(a)を乳化重合して得られる、酸価25〜180mgKOH/gの合成樹脂のエマルジョンである請求項1記載の防湿紙。
  3. 粒子状充填剤(D)が無機及び/または有機粒子状充填剤であり、合成ゴムラテックス(E)が脂肪族共役ジエン系単量体(a1)とカルボキシル基含有ビニル系単量体(a2)とを含有する単量体類(e)を乳化重合して得られる合成ゴムラテックスである請求項2記載の防湿紙。
  4. 更にワックス(B)を含有する防湿剤を用いる防湿紙である請求項1〜3の何れか1項記載の防湿紙。
  5. 更に充填剤(C)を含有する防湿剤を用いる防湿紙である請求項4記載の防湿紙。
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