JP3517013B2 - 防湿剤及びその製造法 - Google Patents
防湿剤及びその製造法Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、防湿剤及び防湿剤の製
造法に関し、更に詳細には、PPC用紙、コート紙等の
包装紙に使用して優れた防湿性を有する防湿剤及びその
防湿剤の製造法に関する。
造法に関し、更に詳細には、PPC用紙、コート紙等の
包装紙に使用して優れた防湿性を有する防湿剤及びその
防湿剤の製造法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の防湿剤は、通常の耐透湿性には優
れていたが、包装紙等に使用した場合、その折れ目など
から湿気が浸入し防湿効果が極端に落ちる欠点があっ
た。
れていたが、包装紙等に使用した場合、その折れ目など
から湿気が浸入し防湿効果が極端に落ちる欠点があっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、従来
の技術では得ることが困難であった包装する際に見られ
る十字折れ透湿に対しても優れた防湿性を有する防湿剤
及びその防湿剤の製造法を提供することにある。
の技術では得ることが困難であった包装する際に見られ
る十字折れ透湿に対しても優れた防湿性を有する防湿剤
及びその防湿剤の製造法を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決する為に鋭意研究を行った結果、スチレン−アク
リル酸系乳化重合物のモノマーの一種としてアクリル酸
ステアリル及び/又はメタクリル酸ステアリルを使用し
た乳化重合物と、α,β不飽和多塩基性酸付加合成炭化
水素樹脂、ワックス、ノニオン型界面活性剤、無機アル
カリ及び/又は有機アルカリの乳化分散物との混合物
が、紙又は板紙に施用した場合、柔軟性に優れ、ブロッ
キング性、離解性を損ねることなく、十字折れ透湿に優
れていることを見いだし本発明を完成した。
を解決する為に鋭意研究を行った結果、スチレン−アク
リル酸系乳化重合物のモノマーの一種としてアクリル酸
ステアリル及び/又はメタクリル酸ステアリルを使用し
た乳化重合物と、α,β不飽和多塩基性酸付加合成炭化
水素樹脂、ワックス、ノニオン型界面活性剤、無機アル
カリ及び/又は有機アルカリの乳化分散物との混合物
が、紙又は板紙に施用した場合、柔軟性に優れ、ブロッ
キング性、離解性を損ねることなく、十字折れ透湿に優
れていることを見いだし本発明を完成した。
【0005】即ち、本発明は、紙又は板紙用防湿剤の製
造法であって、 A.重合反応混合物の総重量を基準に、乳化重合用モノ
マーとして、 a)アクリル酸ステアリル及び/又はメタクリル酸ステ
アリルを10〜30重量部; b)疎水性モノマーを20〜50重量部;並びに c)アクリル酸アルキル及び/又はメタクリル酸アルキ
ルを20〜50重量部;を使用し、 d)乳化重合用分散剤として、スチレン−アクリル酸と
メタクリル酸ステアリル又はアクリル酸ステアリル樹脂
とを塊状重合させた樹脂のアルカリ塩を使用し、 e)乳化重合用助剤としてアニオン系界面活性剤及び/
又はノニオン系界面活性剤を使用して乳化重合させて乳
化重合物を得ること、 B.別に、α,β不飽和多塩基性酸付加石油樹脂、ワッ
クス及びノニオン型界面活性剤と、無機アルカリ及び/
又は有機アルカリとを加えて乳化分散させ乳化分散物を
得ること、並びに C.Aの乳化重合物とBの乳化分散物とを混合するこ
と、を含む前記防湿剤の製造法である。
造法であって、 A.重合反応混合物の総重量を基準に、乳化重合用モノ
マーとして、 a)アクリル酸ステアリル及び/又はメタクリル酸ステ
アリルを10〜30重量部; b)疎水性モノマーを20〜50重量部;並びに c)アクリル酸アルキル及び/又はメタクリル酸アルキ
ルを20〜50重量部;を使用し、 d)乳化重合用分散剤として、スチレン−アクリル酸と
メタクリル酸ステアリル又はアクリル酸ステアリル樹脂
とを塊状重合させた樹脂のアルカリ塩を使用し、 e)乳化重合用助剤としてアニオン系界面活性剤及び/
又はノニオン系界面活性剤を使用して乳化重合させて乳
化重合物を得ること、 B.別に、α,β不飽和多塩基性酸付加石油樹脂、ワッ
クス及びノニオン型界面活性剤と、無機アルカリ及び/
又は有機アルカリとを加えて乳化分散させ乳化分散物を
得ること、並びに C.Aの乳化重合物とBの乳化分散物とを混合するこ
と、を含む前記防湿剤の製造法である。
【0006】更に、本発明は、重合反応混合物の総重量
を基準に、乳化重合用モノマーとして、 a)アクリル酸ステアリル及び/又はメタクリル酸ステ
アリルを10〜30重量部; b)疎水性モノマーを20〜50重量部;並びに c)アクリル酸アルキル及び/又はメタクリル酸アルキ
ルを20〜50重量部;を乳化重合させて得た乳化重合
物;α,β不飽和多塩基性酸付加石油樹脂、ワックス及
びノニオン型界面活性剤と、無機アルカリ及び/又は有
機アルカリとを加えて乳化分散させて得た乳化分散物;
並びにスチレン−アクリル酸とメタクリル酸ステアリル
又はアクリル酸ステアリルとを塊状重合させた樹脂のア
ルカリ塩分散剤を混合分散状態で含む、紙又は板紙用防
湿剤である。
を基準に、乳化重合用モノマーとして、 a)アクリル酸ステアリル及び/又はメタクリル酸ステ
アリルを10〜30重量部; b)疎水性モノマーを20〜50重量部;並びに c)アクリル酸アルキル及び/又はメタクリル酸アルキ
ルを20〜50重量部;を乳化重合させて得た乳化重合
物;α,β不飽和多塩基性酸付加石油樹脂、ワックス及
びノニオン型界面活性剤と、無機アルカリ及び/又は有
機アルカリとを加えて乳化分散させて得た乳化分散物;
並びにスチレン−アクリル酸とメタクリル酸ステアリル
又はアクリル酸ステアリルとを塊状重合させた樹脂のア
ルカリ塩分散剤を混合分散状態で含む、紙又は板紙用防
湿剤である。
【0007】本発明では、乳化共重合物用モノマーとし
て、アクリル酸ステアリル及び/又はメタクリル酸ステ
アリルを使用することを特に特徴とする。アクリル酸ス
テアリル及びメタクリル酸ステアリルは市販されている
ものを使用できる。
て、アクリル酸ステアリル及び/又はメタクリル酸ステ
アリルを使用することを特に特徴とする。アクリル酸ス
テアリル及びメタクリル酸ステアリルは市販されている
ものを使用できる。
【0008】本発明で使用できるアクリル酸アルキルに
は、アクリル酸メチル、アクリル酸n−ブチル、アクリ
ル酸イソブチル、アクリル酸ターシャリーブチル、アク
リル酸2−エチルヘキシル等がある。製造される乳化重
合物の被膜性、柔軟性を考慮すれば、アクリル酸n−ブ
チル、アクリル酸2−エチルヘキシルが好ましい。
は、アクリル酸メチル、アクリル酸n−ブチル、アクリ
ル酸イソブチル、アクリル酸ターシャリーブチル、アク
リル酸2−エチルヘキシル等がある。製造される乳化重
合物の被膜性、柔軟性を考慮すれば、アクリル酸n−ブ
チル、アクリル酸2−エチルヘキシルが好ましい。
【0009】本発明で使用できるメタクリル酸アルキル
には、メタクリル酸メチル、メタクリル酸n−ブチル、
メタクリル酸イソブチル、メタクリル酸ターシャリーブ
チル、メタクリル酸2−エチルヘキシル等がある。耐透
湿性、耐水性を考慮すれば、メタクリル酸メチルが好ま
しい。
には、メタクリル酸メチル、メタクリル酸n−ブチル、
メタクリル酸イソブチル、メタクリル酸ターシャリーブ
チル、メタクリル酸2−エチルヘキシル等がある。耐透
湿性、耐水性を考慮すれば、メタクリル酸メチルが好ま
しい。
【0010】本発明で使用できる疎水性モノマーには、
スチレン、α−メチルスチレン等がある。
スチレン、α−メチルスチレン等がある。
【0011】本発明の乳化重合に使用するモノマーの量
は、重合反応混合物の総重量を基準にアクリル酸ステア
リル及び/又はメタクリル酸ステアリルを10〜50重
量部、好ましくは15〜35重量部、更に好ましくは2
5〜30重量部の範囲である。この量が10重量部未満
では、得られる重合物の柔軟性が乏しくなるので十字折
れ耐透湿性が不十分となる。一方、50重量部を超える
と、ブロッキング現象を呈するようになる。
は、重合反応混合物の総重量を基準にアクリル酸ステア
リル及び/又はメタクリル酸ステアリルを10〜50重
量部、好ましくは15〜35重量部、更に好ましくは2
5〜30重量部の範囲である。この量が10重量部未満
では、得られる重合物の柔軟性が乏しくなるので十字折
れ耐透湿性が不十分となる。一方、50重量部を超える
と、ブロッキング現象を呈するようになる。
【0012】本発明の防湿剤に使用する乳化重合物は、
上記モノマーを乳化重合させることにより得られる。乳
化重合方法は、当業界で公知の方法を使用することがで
きる。例えば、重合用反応器に適当な乳化重合用分散
剤、乳化重合用分散助剤及び水を入れ、撹拌下に、約7
8℃〜85℃に加温する。これに撹拌下にこの温度に維
持させながら、場合により、過硫酸アンモニウムのよう
な触媒を入れ、別に調製したアクリル酸ステアリル及び
/又はメタクリル酸ステアリル、スチレンのような疎水
性モノマー、並びにアクリル酸アルキル及び/又はメタ
クリル酸アルキルの各モノマーの混合物を2〜3時間に
わたって滴下する。滴下後、約2〜2.5時間、同一温
度で撹拌を継続し、反応を終了する。
上記モノマーを乳化重合させることにより得られる。乳
化重合方法は、当業界で公知の方法を使用することがで
きる。例えば、重合用反応器に適当な乳化重合用分散
剤、乳化重合用分散助剤及び水を入れ、撹拌下に、約7
8℃〜85℃に加温する。これに撹拌下にこの温度に維
持させながら、場合により、過硫酸アンモニウムのよう
な触媒を入れ、別に調製したアクリル酸ステアリル及び
/又はメタクリル酸ステアリル、スチレンのような疎水
性モノマー、並びにアクリル酸アルキル及び/又はメタ
クリル酸アルキルの各モノマーの混合物を2〜3時間に
わたって滴下する。滴下後、約2〜2.5時間、同一温
度で撹拌を継続し、反応を終了する。
【0013】乳化重合に必要な分散剤は、耐水性、耐湿
性、柔軟性を考慮するとスチレン−アクリル酸−アクリ
ル酸ステアリル及び/又はメタクリル酸ステアリル樹脂
のアルカリ塩が適しており、特にアンモニウム塩が良
い。これらは、重合反応混合物の総重量を基準に20〜
50重量部、好ましくは25〜45重量部、更に好まし
くは35〜45重量部の範囲で使用できる。
性、柔軟性を考慮するとスチレン−アクリル酸−アクリ
ル酸ステアリル及び/又はメタクリル酸ステアリル樹脂
のアルカリ塩が適しており、特にアンモニウム塩が良
い。これらは、重合反応混合物の総重量を基準に20〜
50重量部、好ましくは25〜45重量部、更に好まし
くは35〜45重量部の範囲で使用できる。
【0014】乳化重合用分散助剤としては、ジオクチル
スルホコハク酸ナトリウム、ポリオキシエチレンノニル
フェノールエーテルスルホン酸ナトリウム等のアニオン
系活性剤、及び/又はポリオキシエチレンノニルフェノ
ールエーテル、ポリオキシエチレンセチルエーテル等の
ノニオン系活性剤がある。これらは、重合反応混合物の
総重量を基準に1〜5重量部の範囲で使用できる。
スルホコハク酸ナトリウム、ポリオキシエチレンノニル
フェノールエーテルスルホン酸ナトリウム等のアニオン
系活性剤、及び/又はポリオキシエチレンノニルフェノ
ールエーテル、ポリオキシエチレンセチルエーテル等の
ノニオン系活性剤がある。これらは、重合反応混合物の
総重量を基準に1〜5重量部の範囲で使用できる。
【0015】本発明に使用する乳化分散物は、特開平5
−262956号公報ですでに公知のものである。すな
わち、ナフサ分解時に副生する沸点範囲−20〜250
℃の留分をフリーデルクラフト反応によって重合して得
られた軟化点が40〜90℃の合成炭化水素樹脂92〜
98重量%(α,β不飽和多塩基性酸付加合成炭化水素
樹脂基準)に、α,β不飽和多塩基性酸2〜8重量%、
好ましくは3〜5重量%を付加してα,β不飽和多塩基
性酸付加合成炭化水素樹脂40〜88重量%を生成させ
た後、融点50〜80℃のワックス10〜50重量%及
びノニオン系界面活性剤2〜10重量%を加え、更に無
機アルカリ及び/又は有機アルカリを加えて乳化分散
し、乳化分散物を得る。
−262956号公報ですでに公知のものである。すな
わち、ナフサ分解時に副生する沸点範囲−20〜250
℃の留分をフリーデルクラフト反応によって重合して得
られた軟化点が40〜90℃の合成炭化水素樹脂92〜
98重量%(α,β不飽和多塩基性酸付加合成炭化水素
樹脂基準)に、α,β不飽和多塩基性酸2〜8重量%、
好ましくは3〜5重量%を付加してα,β不飽和多塩基
性酸付加合成炭化水素樹脂40〜88重量%を生成させ
た後、融点50〜80℃のワックス10〜50重量%及
びノニオン系界面活性剤2〜10重量%を加え、更に無
機アルカリ及び/又は有機アルカリを加えて乳化分散
し、乳化分散物を得る。
【0016】本発明で使用するα,β不飽和多塩基性酸
は、マレイン酸、フマル酸、イタコン酸及び無水マレイ
ン酸等から少なくとも一種選択できる。ワックス類は、
パラフィンワックス、酸化パラフィンワックス、、天然
ワックス類、水添石油樹脂、水添ロジン等から少なくと
も一種選択できる。経済性から融点50〜80℃のパラ
フィンワックスが望ましい。パラフィンワックス含有量
は、乳化分散物の総重量を基準に、10〜50重量%、
好ましくは20〜40重量%である。
は、マレイン酸、フマル酸、イタコン酸及び無水マレイ
ン酸等から少なくとも一種選択できる。ワックス類は、
パラフィンワックス、酸化パラフィンワックス、、天然
ワックス類、水添石油樹脂、水添ロジン等から少なくと
も一種選択できる。経済性から融点50〜80℃のパラ
フィンワックスが望ましい。パラフィンワックス含有量
は、乳化分散物の総重量を基準に、10〜50重量%、
好ましくは20〜40重量%である。
【0017】本発明で使用するノニオン系界面活性剤
は、ポリオキシエチレンノニルフェノールエーテル、ポ
リオキシエチレン高級アルコールエーテル等を、乳化分
散物の総重量を基準に、2〜10重量%好ましくは3〜
6重量%加える。
は、ポリオキシエチレンノニルフェノールエーテル、ポ
リオキシエチレン高級アルコールエーテル等を、乳化分
散物の総重量を基準に、2〜10重量%好ましくは3〜
6重量%加える。
【0018】本発明で使用するアルカリは、無機アルカ
リとして、水酸化カリウムや水酸化ナトリウム等を使用
でき、有機アルカリとして、トリエタノールアミン、ジ
エタノールアミン、モルホリン、アミノアルコール、ジ
メチルアミン等を使用できる。
リとして、水酸化カリウムや水酸化ナトリウム等を使用
でき、有機アルカリとして、トリエタノールアミン、ジ
エタノールアミン、モルホリン、アミノアルコール、ジ
メチルアミン等を使用できる。
【0019】本発明の乳化重合物と乳化分散物とは、当
業界で公知の混合方法で混合できる。混合割合は、乳化
重合物を80〜20重量%(固形物換算)、乳化分散物
を20〜80重量%(固形物換算)の割合で混合でき
る。
業界で公知の混合方法で混合できる。混合割合は、乳化
重合物を80〜20重量%(固形物換算)、乳化分散物
を20〜80重量%(固形物換算)の割合で混合でき
る。
【0020】以下、実施例により本発明をさらに説明す
る。
る。
【0021】
(スチレン−アクリル酸樹脂の合成)反応容器にスチレ
ン 54重量部、アクリル酸 26重量部、メタクリル
酸ステアリル20重量部、n−ドデシルメルカプタン1
重量部をとり、70℃で6時間、次いで160℃に昇温
し更に7時間熱重合を行ない、分子量13000、酸価
207の樹脂(以下樹脂Aと称する)を得た。
ン 54重量部、アクリル酸 26重量部、メタクリル
酸ステアリル20重量部、n−ドデシルメルカプタン1
重量部をとり、70℃で6時間、次いで160℃に昇温
し更に7時間熱重合を行ない、分子量13000、酸価
207の樹脂(以下樹脂Aと称する)を得た。
【0022】(分散剤の調製)反応容器に樹脂A300
g、イオン交換水625gを入れ、撹拌しながらアンモ
ニア水75gを添加して80℃で5時間溶解し、固形分
30%、pH9.0の分散剤(以下分散剤Aと称する)
を調製した。
g、イオン交換水625gを入れ、撹拌しながらアンモ
ニア水75gを添加して80℃で5時間溶解し、固形分
30%、pH9.0の分散剤(以下分散剤Aと称する)
を調製した。
【0023】(実施例1)
乳化重合物A−1の製法
4つ口フラスコに分散剤A400g、ジオクチルスルホ
コハク酸ナトリウム20g、イソプロピルアルコール3
0g及び水280gを加え、撹拌下、80℃に加温し
た。これに、触媒として過硫酸アンモニウム0.5gを
添加した後、別に混合したメタクリル酸ステアリル40
g、メタクリル酸メチル120g、アクリル酸2−エチ
ルヘキシル100gからなるモノマー混合物を2時間か
けて滴下した。その後、80℃に保ったまま撹拌下で2
時間熟成させた後冷却し、固形分40%、pH9.0、
粘度300cpsの乳化重合物(以下乳化重合物A−1
と称する)を得た。
コハク酸ナトリウム20g、イソプロピルアルコール3
0g及び水280gを加え、撹拌下、80℃に加温し
た。これに、触媒として過硫酸アンモニウム0.5gを
添加した後、別に混合したメタクリル酸ステアリル40
g、メタクリル酸メチル120g、アクリル酸2−エチ
ルヘキシル100gからなるモノマー混合物を2時間か
けて滴下した。その後、80℃に保ったまま撹拌下で2
時間熟成させた後冷却し、固形分40%、pH9.0、
粘度300cpsの乳化重合物(以下乳化重合物A−1
と称する)を得た。
【0024】(実施例2)
乳化重合物A−2の製法
4つ口フラスコに分散剤A400g、ジオクチルスルホ
コハク酸ナトリウム20g、イソプロピルアルコール3
0g及び水280gを加え、撹拌下、80℃に加温し
た。これに、触媒として過硫酸アンモニウム0.5gを
添加した後、別に混合したアクリル酸ステアリル80
g、スチレン120g、アクリル酸2−エチルヘキシル
60gからなるモノマー混合物を2時間かけて滴下し
た。その後、80℃に保ったまま撹拌下で2時間熟成さ
せた後冷却し、固形分40%、pH9.5、粘度350
cpsの乳化重合物(以下乳化重合物A−2と称する)
を得た。
コハク酸ナトリウム20g、イソプロピルアルコール3
0g及び水280gを加え、撹拌下、80℃に加温し
た。これに、触媒として過硫酸アンモニウム0.5gを
添加した後、別に混合したアクリル酸ステアリル80
g、スチレン120g、アクリル酸2−エチルヘキシル
60gからなるモノマー混合物を2時間かけて滴下し
た。その後、80℃に保ったまま撹拌下で2時間熟成さ
せた後冷却し、固形分40%、pH9.5、粘度350
cpsの乳化重合物(以下乳化重合物A−2と称する)
を得た。
【0025】(実施例3)
乳化重合物A−3の製法
4つ口フラスコに分散剤A470g、アルキルベンゼン
スルホン酸ナトリウム32g、イソプロピルアルコール
30g及び水230gを加え、撹拌下、80℃に加温し
た。これに、触媒として過硫酸アンモニウム0.5gを
添加した後、別に混合したアクリル酸ステアリル60
g、メタクリル酸メチル12g、スチレン80g、アク
リル酸2−エチルヘキシル100gからなるモノマー混
合物を2時間かけて滴下した。その後、80℃に保った
まま撹拌下で2時間熟成させた後冷却し、固形分40
%、pH9.2、粘度420cpsの乳化重合物(以下
乳化重合物A−3と称する)を得た。
スルホン酸ナトリウム32g、イソプロピルアルコール
30g及び水230gを加え、撹拌下、80℃に加温し
た。これに、触媒として過硫酸アンモニウム0.5gを
添加した後、別に混合したアクリル酸ステアリル60
g、メタクリル酸メチル12g、スチレン80g、アク
リル酸2−エチルヘキシル100gからなるモノマー混
合物を2時間かけて滴下した。その後、80℃に保った
まま撹拌下で2時間熟成させた後冷却し、固形分40
%、pH9.2、粘度420cpsの乳化重合物(以下
乳化重合物A−3と称する)を得た。
【0026】(比較例1)従来の防湿剤を次のようにし
て調製した。4つ口フラスコにジオクチルスルホコハク
酸ナトリウム20g、イソプロピルアルコール30g及
び水450gを加え、撹拌下、80℃に加温した。これ
に、触媒として過硫酸アンモニウム0.5gを添加した
後、別に混合したメタクリル酸メチル120g、スチレ
ン148g、アクリル酸2−エチルヘキシル100g、
アクリル酸12gからなるモノマー混合物を2時間かけ
て滴下した。その後、80℃に保ったまま撹拌下で2時
間熟成させた後冷却し、アンモニアで中和し固形分40
%、pH9.1、粘度330cpsの乳化重合物(以下
比較例1と称する)を得た。
て調製した。4つ口フラスコにジオクチルスルホコハク
酸ナトリウム20g、イソプロピルアルコール30g及
び水450gを加え、撹拌下、80℃に加温した。これ
に、触媒として過硫酸アンモニウム0.5gを添加した
後、別に混合したメタクリル酸メチル120g、スチレ
ン148g、アクリル酸2−エチルヘキシル100g、
アクリル酸12gからなるモノマー混合物を2時間かけ
て滴下した。その後、80℃に保ったまま撹拌下で2時
間熟成させた後冷却し、アンモニアで中和し固形分40
%、pH9.1、粘度330cpsの乳化重合物(以下
比較例1と称する)を得た。
【0027】(比較例2)従来の防湿剤を次のようにし
て調製した。4つ口フラスコにアルキルベンゼンスルホ
ン酸ナトリウム80g、イソプロピルアルコール30g
及び水400gを加え、撹拌下、80℃に加温した。こ
れに、触媒として過硫酸アンモニウム0.5gを添加し
た後、別に混合したメタクリル酸メチル80g、アクリ
ル酸2−エチルヘキシル120g、スチレン168g、
アクリル酸12gからなるモノマー混合物を2時間かけ
て滴下した。その後、80℃に保ったまま撹拌下で2時
間熟成させた後冷却し、アンモニアで中和し、固形分4
0%、pH8.8、粘度250cpsの乳化重合物(以
下比較例2と称する)を得た。
て調製した。4つ口フラスコにアルキルベンゼンスルホ
ン酸ナトリウム80g、イソプロピルアルコール30g
及び水400gを加え、撹拌下、80℃に加温した。こ
れに、触媒として過硫酸アンモニウム0.5gを添加し
た後、別に混合したメタクリル酸メチル80g、アクリ
ル酸2−エチルヘキシル120g、スチレン168g、
アクリル酸12gからなるモノマー混合物を2時間かけ
て滴下した。その後、80℃に保ったまま撹拌下で2時
間熟成させた後冷却し、アンモニアで中和し、固形分4
0%、pH8.8、粘度250cpsの乳化重合物(以
下比較例2と称する)を得た。
【0028】(実施例4)
エマルションA−1の製法
ナフサ分解時に副生される沸点範囲−20〜250℃の
留分をフリーデルクラフト反応によって重合して得られ
た軟化点64℃の合成炭化水素樹脂95部を反応釜に仕
込み加熱溶融し系内温度を180〜190℃に調整し、
無水マレイン酸5部を加え撹拌下徐々に昇温し系内温度
200〜210℃で5時間反応を行なった。次に得られ
たマレイン化合成炭化水素樹脂60部と145°Fのパ
ラフィンワックス35部、ポリオキシエチレンセチルエ
ーテル5部を乳化釜に仕込み加熱混融する。系内温度を
100〜110℃に調整した後、49%KOH6.1部
を加える。然る後70〜80℃の温水を徐々に添加し固
形分40%のエマルションを得た。得られたエマルショ
ンをエマルションA−1とする。
留分をフリーデルクラフト反応によって重合して得られ
た軟化点64℃の合成炭化水素樹脂95部を反応釜に仕
込み加熱溶融し系内温度を180〜190℃に調整し、
無水マレイン酸5部を加え撹拌下徐々に昇温し系内温度
200〜210℃で5時間反応を行なった。次に得られ
たマレイン化合成炭化水素樹脂60部と145°Fのパ
ラフィンワックス35部、ポリオキシエチレンセチルエ
ーテル5部を乳化釜に仕込み加熱混融する。系内温度を
100〜110℃に調整した後、49%KOH6.1部
を加える。然る後70〜80℃の温水を徐々に添加し固
形分40%のエマルションを得た。得られたエマルショ
ンをエマルションA−1とする。
【0029】(実施例5)
エマルションA−2の製法
軟化点100℃の水添石油樹脂40部と実施例4で得ら
れたマレイン化合成炭化水素樹脂23部、135°Fパ
ラフィンワックス20部、カルナバワックス15部、ポ
リオキシエチレンステアリルエーテル2部を乳化釜に仕
込み加熱混融する。系内の温度を100〜110℃に調
整した後、49%KOH6.7部を加える。然る後70
〜80℃の温水を徐々に添加し固形分40%のエマルシ
ョンを得た。得られたエマルションをエマルションA−
2とする。
れたマレイン化合成炭化水素樹脂23部、135°Fパ
ラフィンワックス20部、カルナバワックス15部、ポ
リオキシエチレンステアリルエーテル2部を乳化釜に仕
込み加熱混融する。系内の温度を100〜110℃に調
整した後、49%KOH6.7部を加える。然る後70
〜80℃の温水を徐々に添加し固形分40%のエマルシ
ョンを得た。得られたエマルションをエマルションA−
2とする。
【0030】上記の方法で得た乳化重合物A−1、A−
2、A−3とエマルションA−1、A−2を表1に示す
混合比率で混合して本発明の防湿剤を得た。
2、A−3とエマルションA−1、A−2を表1に示す
混合比率で混合して本発明の防湿剤を得た。
【0031】
【表1】
[性能試験]本発明の防湿剤の性能について、試料用紙
の普通の状態における透湿度、十字折れ透湿度、耐ブロ
ッキング性及び離解性を比較した。
の普通の状態における透湿度、十字折れ透湿度、耐ブロ
ッキング性及び離解性を比較した。
【0032】防湿性試験
透湿度はJIS−Z−0208(カップ法)により測定
した。十字折れ透湿度については、耐寒試験用屈折装置
で十字折れ目をつけた後測定した。透湿度は値が低い
程、防湿性能が高い。使用した原紙及び防湿剤の塗布の
条件は下記の通り行った。
した。十字折れ透湿度については、耐寒試験用屈折装置
で十字折れ目をつけた後測定した。透湿度は値が低い
程、防湿性能が高い。使用した原紙及び防湿剤の塗布の
条件は下記の通り行った。
【0033】
原紙 :1)両更クラフト紙 75g/m2
2)PPC用紙 75g/m2
塗工量 :8,10,13g/m2(固形分)
塗布方法 :バーコーター
乾燥条件 :120℃−20秒(熱風乾燥)
【0034】耐ブロッキング性試験
塗工試料を10cm角に取り塗布面−非塗布面を重ねス
テンレス板に挟み4kgの重錘を乗せ80℃の雰囲気下
で1時間置き、剥がした時の状態を観察して判定する。
判定は、塗布面の被覆薬剤が非塗布面に全く付着せず、
簡単に剥がれる場合を良好とし、塗布面の被覆薬剤が非
塗布面に付着して剥がれにくい場合を不良とした。
テンレス板に挟み4kgの重錘を乗せ80℃の雰囲気下
で1時間置き、剥がした時の状態を観察して判定する。
判定は、塗布面の被覆薬剤が非塗布面に全く付着せず、
簡単に剥がれる場合を良好とし、塗布面の被覆薬剤が非
塗布面に付着して剥がれにくい場合を不良とした。
【0035】離解性試験
家庭用ミキサーに500mlの水道水をとり、約1cm
角に切った試験片5gを加え、100Vで2分間撹拌す
る。このスラリーを手抄き装置で50〜60g/m2の
手抄紙を作成し、離解度を目視判定する。判定は、パル
プが均一に分散して抄かれている場合を良好とし、パル
プが部分的に凝集して不均一に抄かれている場合を不良
とした。
角に切った試験片5gを加え、100Vで2分間撹拌す
る。このスラリーを手抄き装置で50〜60g/m2の
手抄紙を作成し、離解度を目視判定する。判定は、パル
プが均一に分散して抄かれている場合を良好とし、パル
プが部分的に凝集して不均一に抄かれている場合を不良
とした。
【0036】試験結果
表2〜表4に試験結果を示す。
【0037】防湿性
1)両更クラフト紙
【表2】
2)PPC用紙
【表3】
上記の結果から、両更クラフト紙及びPPC用紙とも本
発明の防湿剤を塗布した場合、従来の防湿剤を塗布した
比較例のものと比較して防湿性が顕著に優れていること
が分かる。
発明の防湿剤を塗布した場合、従来の防湿剤を塗布した
比較例のものと比較して防湿性が顕著に優れていること
が分かる。
【0038】離解性及び耐ブロッキング性
【表4】
上記の結果から、本発明の防湿剤を塗布した両更クラフ
ト紙及びPPC用紙とも、従来の防湿剤を塗布した比較
例のものと同様に良好な離解性能及び耐ブロッキング性
能を示すことが分かる。
ト紙及びPPC用紙とも、従来の防湿剤を塗布した比較
例のものと同様に良好な離解性能及び耐ブロッキング性
能を示すことが分かる。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI
C09K 3/00 C09K 3/00 R
3/18 3/18
D21H 19/20 D21H 19/20
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
C08F 2/00 - 2/60
C08L 1/00 - 101/16
D21H 19/20
Claims (2)
- 【請求項1】 紙又は板紙用防湿剤の製造法であって、 A.重合反応混合物の総重量を基準に、乳化重合用モノ
マーとして、 a)アクリル酸ステアリル及び/又はメタクリル酸ステ
アリルを10〜30重量部; b)疎水性モノマーを20〜50重量部;並びに c)アクリル酸アルキル及び/又はメタクリル酸アルキ
ルを20〜50重量部;使用し、 d)乳化重合用分散剤として、スチレン−アクリル酸と
メタクリル酸ステアリル又はアクリル酸ステアリルとを
塊状重合させた樹脂のアルカリ塩を使用し、 e)乳化重合用助剤としてアニオン系界面活性剤及び/
又はノニオン系界面活性剤を使用して乳化重合させて乳
化重合物を得ること、 B.別に、α,β不飽和多塩基性酸付加石油樹脂、ワッ
クス及びノニオン型界面活性剤と、無機アルカリ及び/
又は有機アルカリとを加えて乳化分散させ乳化分散物を
得ること、並びに C.Aの乳化重合物とBの乳化分散物とを混合して分散
させること、を含む前記防湿剤の製造法。 - 【請求項2】 重合反応混合物の総重量を基準に、乳化
重合用モノマーとして、 a)アクリル酸ステアリル及び/又はメタクリル酸ステ
アリルを10〜30重量部; b)疎水性モノマーを20〜50重量部;並びに c)アクリル酸アルキル及び/又はメタクリル酸アルキ
ルを20〜50重量部;を乳化重合させて得た乳化重合
物;α,β不飽和多塩基性酸付加石油樹脂、ワックス及
びノニオン型界面活性剤と、無機アルカリ及び/又は有
機アルカリとを加えて乳化分散させて得た乳化分散物;
並びにスチレン−アクリル酸とメタクリル酸ステアリル
又はアクリル酸ステアリルとを塊状重合させた樹脂のア
ルカリ塩分散剤を混合分散状態で含む、紙又は板紙用防
湿剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04556395A JP3517013B2 (ja) | 1995-03-06 | 1995-03-06 | 防湿剤及びその製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04556395A JP3517013B2 (ja) | 1995-03-06 | 1995-03-06 | 防湿剤及びその製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08239407A JPH08239407A (ja) | 1996-09-17 |
JP3517013B2 true JP3517013B2 (ja) | 2004-04-05 |
Family
ID=12722828
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04556395A Expired - Fee Related JP3517013B2 (ja) | 1995-03-06 | 1995-03-06 | 防湿剤及びその製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3517013B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR19990060687A (ko) * | 1997-12-31 | 1999-07-26 | 김충세 | 제지용 내부 기공성 플라스틱 피그먼트의 제조방법 및 그들의분산체 |
DE69927775T2 (de) * | 1998-11-16 | 2006-06-22 | Rohm And Haas Co. | Polymere für die Verwendung als Schutzbeschichtungen |
JP4822894B2 (ja) * | 2006-03-24 | 2011-11-24 | ヘンケルジャパン株式会社 | アクリル系樹脂組成物 |
TWI686439B (zh) | 2014-07-04 | 2020-03-01 | 瑞士商亞克羅瑪智財公司 | 不含氟之拒水性組成物 |
-
1995
- 1995-03-06 JP JP04556395A patent/JP3517013B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08239407A (ja) | 1996-09-17 |
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