JP2005213230A - 起泡性洗浄料 - Google Patents

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Abstract

【課題】脂肪酸石鹸のみで、ポンプフォーマーから容易にきめ細かで弾力性に富み壊れにくい泡が得られ,低温保存しても起泡する起泡性洗浄料を提供する。
【解決手段】洗浄料の全量に対し、(1)ラウリル酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸からなる総脂肪酸が1.4〜4.6重量%、(2)アルカリ剤として水酸化カリウムもしくはモノエタノールアミンとジエタノールアミンの少なくとも一種が総脂肪酸の全量に対して95〜105モル%、(3)アルギン酸ナトリウムとペクチンの少なくとも一種が0.05〜0.3重量%、(4)多価アルコールが3〜30重量%含まれ、ミリスチン酸とラウリル酸の重量比が0.5〜6.0、パルミチン酸とステアリン酸の重量比が0.05〜8.0であり、ミリスチン酸とラウリル酸の合計重量とパルミチン酸とステアリン酸の合計重量の重量比が1.0〜26であることを特徴とする起泡性洗浄料。
【選択図】なし

Description

本発明は、皮膚への負担がより大きい合成界面活性剤を使用せず、脂肪酸石鹸のみで、ポンプフォーマーから容易にきめ細かで弾力性に富み壊れにくい泡が得られ、低温で保存しても起泡性が損なわれず,低温でも起泡する起泡性洗浄料に関する。
ポンプフォーマーを用いて使用時に洗浄料を泡立て、その泡で皮膚を洗浄する起泡性洗浄料は、洗浄時に手指などで直接皮膚を摩擦することが少なく、また、適度な洗浄力を持つために、皮膚への負担が少ない洗浄料として好まれる。一般に洗浄料に多用される非イオン系界面活性剤などの合成界面活性剤が、タンパク変性作用などを有することから、合成界面活性剤を使用せず、タンパク変性作用などの少ない脂肪酸石鹸を使用した起泡性洗浄料が好まれる。例えば、特許文献1には、脂肪酸石鹸系洗顔クリームが提案されている。しかしながら、一般に脂肪酸石鹸を使用した洗浄料は起泡性に劣り、低温での保存などが困難である。合成界面活性剤を使用せず、脂肪酸石鹸のみの洗浄料において、ポンプフォーマーから容易に、きめ細かで弾力性に富み、壊れにくい泡が得られ、低温でも起泡する起泡性洗浄料はこれまで知られていなかった。
特開2002−226359号公報
本発明は、合成界面活性剤を使用せず、脂肪酸石鹸のみで、ポンプフォーマーから容易に、きめ細かで弾力性に富み、壊れにくい泡が得られ、低温で保存しても起泡性が損なわれず,低温でも起泡する起泡性洗浄料を提供することを目的とする。
本発明の起泡性洗浄料は、洗浄料の全量に対して、
(1)ラウリル酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸からなる総脂肪酸が1.4〜4.6重量%、
(2)ラウリル酸が0.2〜1.7重量%、ミリスチン酸が0.5〜2.7重量%、パルミチン酸が0.05〜0.9重量%、ステアリン酸が0.05〜0.9重量%、
(3)アルカリ剤として水酸化カリウムが総脂肪酸の全量に対して95〜105モル%、もしくはアルカリ剤としてモノエタノールアミンとジエタノールアミンの少なくとも一方が総脂肪酸の全量に対して90〜105モル%、
(4)アルギン酸ナトリウムとペクチンの少なくとも一方の酸性多糖体が0.05〜0.3重量%、
(5)多価アルコールが3〜30重量%含まれ、
ミリスチン酸とラウリル酸の重量比が0.5〜6.0、パルミチン酸とステアリン酸の重量比が0.05〜8.0であり、
ミリスチン酸とラウリル酸の合計重量とパルミチン酸とステアリン酸の合計重量の重量比が1.0〜26
であることを特徴とする。
上記構成の起泡性洗浄料は、合成界面活性剤を使用せずとも、ポンプフォーマーから容易に、きめ細かで弾力性に富み、壊れにくい泡が得られ、低温でも起泡するという特徴を有する。
本発明の起泡性洗浄料において、前記洗浄料の多価アルコールがグリセリン、1,3−ブチレングリコールからなる群より選ばれる1種もしくは2種以上であることが好ましい。
グリセリン、1,3−ブチレングリコールは起泡性洗浄料の泡質をより豊かにし、洗浄後の皮膚の突っ張り感が軽減される効果に優れる。
本発明の起泡性洗浄料は、合成界面活性剤を使用せず、脂肪酸石鹸のみで、ポンプフォーマーから容易に、きめ細かで弾力性に富み、壊れにくい泡が得られ、低温でも起泡するため、洗浄時に手指などで直接皮膚を摩擦することが少なく、また、適度な洗浄力を持つために、皮膚への負担が少ない。さらに、一般に洗浄料に多用される非イオン系界面活性剤などの合成界面活性剤を使用していないため、タンパク変性作用などの有害作用が少ない。
本発明の起泡性洗浄料は、洗浄料の全量に対して、
(1)ラウリル酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸からなる総脂肪酸が1.4〜4.6重量%、
(2)ラウリル酸が0.2〜1.7重量%、ミリスチン酸が0.5〜2.7重量%、パルミチン酸が0.05〜0.9重量%、ステアリン酸が0.05〜0.9重量%、
(3)アルカリ剤として水酸化カリウムが総脂肪酸の全量に対して95〜105モル%、もしくはアルカリ剤としてモノエタノールアミンとジエタノールアミンの少なくとも一方が総脂肪酸の全量に対して90〜105モル%、
(4)アルギン酸ナトリウムとペクチンの少なくとも一方の酸性多糖体が0.05〜0.3重量%、
(5)多価アルコールが3〜30重量%含まれ、
ミリスチン酸とラウリル酸の重量比(ミリスチン酸の重量/ラウリル酸の重量)が0.5〜6.0、パルミチン酸とステアリン酸の重量比(パルミチン酸の重量/ステアリン酸の重量)が0.05〜8.0であり、ミリスチン酸とラウリル酸の合計重量とパルミチン酸とステアリン酸の合計重量の重量比((ミリスチン酸の重量+ラウリル酸の重量)/(パルミチン酸の重量+ステアリン酸の重量))が1.0〜26
であり、ポンプフォーマーを用いて泡立てる。
本発明の起泡性洗浄料において、総脂肪酸の配合比は起泡性洗浄料の全量に対して1.4〜4.6重量%が好ましい。1.4重量%以下であると、きめ細かで弾力性に富み壊れにくい泡が得られなくなるおそれがあり、4.6重量%以上であると、ポンプフォーマーから泡が出なくなるおそれがある。
ラウリル酸の配合比は起泡性洗浄料の全量に対して0.2〜1.7重量%が好ましい。0.2重量%以下であると、きめ細かで弾力性に富み壊れにくい泡が得られなくなるおそれがあり、1.7重量%以上であると、ポンプフォーマーから泡が出なくなったり、低温安定性が悪くなるおそれがある。
ミリスチン酸の配合比は起泡性洗浄料の全量に対して0.5〜2.7が好ましい。0.5重量%以下であると、きめ細かで弾力性に富み壊れにくい泡が得られなくなるおそれがあり、2.7重量%以上であると、ポンプフォーマーから泡が出なくなるおそれがある。
ミリスチン酸とラウリル酸の重量比(ミリスチン酸の重量/ラウリル酸の重量)は0.5〜6.0が好ましい。0.5以下であると、きめ細かで弾力性に富み壊れにくい泡が得られなくなるおそれがあり、6.0以上であると、ポンプフォーマーから泡が出なくなったり、低温安定性が悪くなるおそれがある。
パルミチン酸とステアリン酸の重量比(パルミチン酸の重量/ステアリン酸の重量)は0.05〜8.0が好ましい。0.05以下であると、きめ細かで弾力性に富み壊れにくい泡が得られなくなるおそれがあり、8.0以上であると、ポンプフォーマーから泡が出なくなるおそれがある。
ミリスチン酸とラウリル酸の合計重量とパルミチン酸とステアリン酸の合計重量の重量比((ミリスチン酸の重量+ラウリル酸の重量)/(パルミチン酸の重量+ステアリン酸の重量))は1.0〜26が好ましい。1.0以下であると、きめ細かで弾力性に富み壊れにくい泡が得られなくなるおそれがあり、26以上であると、ポンプフォーマーから泡が出なくなるおそれがある。
脂肪酸を中和するためのアルカリ剤としては、水酸化カリウム、モノエタノールアミン、ジエタノールアミンが好ましく、これらの一種または二種以上が使用できる。水酸化カリウムとジエタノールアミンが泡質や低温での起泡性などにすぐれるため、より好ましい。アルカリ剤の配合比は、水酸化カリウムの場合、総脂肪酸の全量に対して95〜105モル%が好ましい。95モル%以下であると、洗浄力と、室温並びに低温での起泡性が低下するおそれがある。105モル%以上であると、洗浄料のアルカリ性が強すぎて皮膚刺激性などが出るおそれがある。
アルカリ剤がモノエタノールアミンとジエタノールアミンの少なくとも一方である場合は、アルカリ剤の配合比は、総脂肪酸の全量に対して90〜105モル%が好ましい。90モル%以下であると、洗浄力と、室温並びに低温での起泡性が低下するおそれがある。105モル%以上であると、洗浄料のアルカリ性が強すぎて皮膚刺激性などが出るおそれがある。
本発明の起泡性洗浄料において、アルカリ剤として水酸化カリウムを使用した場合に得られる洗浄料は、洗浄後の皮膚が比較的さっぱりとした感触が得られる。一方、アルカリ剤としてモノエタノールアミンとジエタノールアミンの少なくとも一方を使用した場合に得られる洗浄料は、洗浄後の皮膚が比較的しっとりとした感触が得られる。したがって、これらのアルカリ剤を適宜組み合わせることにより、所望の洗い上がり感を持つ起泡性洗浄料が得られる。
本発明の起泡性洗浄料は、アルギン酸ナトリウムとペクチンの少なくとも一方の酸性多糖体を含むことにより、弾力性に富み、壊れにくい泡が得られ、皮膚を洗浄した後の突っ張り感が軽減される。酸性多糖体の配合比は、洗浄料の全量に対して0.05〜0.3重量%が好ましい。0.05重量%以下であると、泡の弾力性が弱くなり、皮膚を洗浄した後の突っ張り感の軽減が弱くなるおそれがあり、0.3重量%以上であると、ポンプフォーマーから泡が出にくくなるおそれがある。
前記本発明の起泡性洗浄料は、多価アルコールを含むことにより、泡質がより豊かになり、洗浄後の皮膚の突っ張り感が軽減される。多価アルコールとしては、グリセリン、1,3−ブチレングリコールが好ましく、これらの1種もしくは2種以上が使用できる。多価アルコールの配合比は洗浄料の全量に対して3〜30重量%が好ましい。3重量%以下では、泡質をより豊かにし、皮膚を洗浄した後の突っ張り感を軽減する効果が得られないおそれがあり、30重量%以上では、ポンプフォーマーから泡が出なくなるおそれがある。
本発明の起泡性洗浄料は、本発明の効果を損なわない範囲で、通常使用される成分、例えば、乳糖、マンニトール、キシリトール、グルコース、シュークロース、マルトース等の糖類、香料、色素、エモリエント剤、殺菌剤、美白剤、防腐剤、酸化防止剤等を適宜配合することができる。
本発明の起泡性洗浄料は、常法に従って製造できる。例えば、脂肪酸などの粉体を混合粉砕した粉体部と、アルカリ剤水溶液などの溶液部を混合、撹拌することにより得ることができる。
以下に実施例を挙げて本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
表1に示した原料を用い、最初に固形物を混合粉砕し、粉体混合物を得た。前記粉体混合物に水以外の液状物を加えて固形物を分散させ、粉体分散液を得た。前記粉体分散液に精製水を加えて100部とし、70度に加熱して1時間機械撹拌し、混合液を得た。撹拌後室温で放置して冷却した前記混合液を常圧でフィルター濾過し、実施例1から33の起泡性洗浄料を得た。
比較例として、表2に示した原料を用い、最初に固形物を混合粉砕し、粉体混合物を得た。前記粉体混合物に水以外の液状物を加えて固形物を分散させ、粉体分散液を得た。前記粉体分散液に精製水を加えて100部とし、70度に加熱して1時間機械撹拌し、混合液を得た。撹拌後室温で放置して冷却した前記混合液を常圧でフィルター濾過し、比較例1から15の洗浄料を得た。
なお、表1と表2において、ラウリル酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、アルギン酸ナトリウム、ペクチン、メチルパラベン、脂肪酸総量、1,3−ブチレングリコール、グリセリンの数値は重量部を表す。精製水の残部とは、各実施例と比較例において、前記の原料に精製水を加えた合計が100部になるような精製水の重量部を表す。モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、水酸化カリウムの数値は、総脂肪酸量に対するモル%を表す。ミリスチン酸/ラウリル酸の数値は、その処方におけるミリスチン酸の重量/ラウリル酸の重量の比を、パルミチン酸/ステアリン酸の数値は、その処方におけるパルミチン酸の重量/ステアリン酸の重量の比を、(ミリスチン酸+ラウリル酸)/(パルミチン酸+ステアリン酸)の数値は、その処方における(ミリスチン酸の重量+ラウリル酸の重量)/(パルミチン酸の重量+ステアリン酸の重量)の比を表す。
評価試験
このようにして製造した実施例1〜33の起泡性洗浄料及び比較例1〜12の洗浄料を次のようにして評価した。
評価1:泡のきめ細かさ
実施例1〜33までの起泡性洗浄料及び比較例1〜12までの洗浄料をそれぞれ容量100mlのポンプフォーマーに入れ、2プッシュ分をプラスティックトレーの上に吐出し、目視で判定した。判定基準は、◎:非常にきめ細かい、○:きめ細かい、△:あまりきめ細かくない、×:きめが粗い、××:非常にきめが粗い、の5段階とした。
評価2:泡の弾力性
実施例1〜33までの起泡性洗浄料及び比較例1〜15までの洗浄料をそれぞれ容量100mlの手動式ポンプフォーマーに入れ、2プッシュ分をプラスティックトレーの上に吐出し、一円玉を静かに泡の上に載せたときの泡の状況を目視で判定した。判定基準は、◎: 2枚の一円玉を10秒以上支持することが可能、○: 2枚の1円玉を載せると少し沈むが10秒間支持することが可能、△: 2枚の1円玉は10秒間支持できないが、一枚の一円玉なら10秒間支持可能、×:1枚の1円玉を載せると少し沈むが10秒間支持することが可能、××:1枚の一円玉を10秒間支持できない、の5段階とした。
評価3:泡の持続性
実施例1〜33までの起泡性洗浄料及び比較例1〜15までの洗浄料をそれぞれ容量100mlの手動式ポンプフォーマーに入れ、2プッシュ分をプラスティックトレーの上に吐出し、1時間、2時間放置後の泡の状態を目視で判定した。判定基準は、◎:2時間放置後でも泡の状態に変化はない、○: 2時間放置後、若干泡の量は減少しているが、十分な量が残っている、△: 2時間放置後、泡量の減少は顕著だが、残っている、×:放置後1時間以降2時間以内に泡は消滅、××:放置後1時間以内に泡は消滅、の5段階とした。
評価4:室温での発泡性
実施例1〜33までの起泡性洗浄料及び比較例1〜15までの洗浄料をそれぞれ容量100mlの手動式ポンプフォーマーに入れ、2プッシュ分をプラスティックトレーの上に吐出した時の状態を目視で判定した。判定基準は、○:安定に発泡する、×:安定に発泡しない(ポンプフォーマーから吐出できない)、の2段階とした。
評価5:低温での発泡性
5℃の冷温庫で2時間保管した実施例1〜33までの起泡性洗浄料及び比較例1〜15までの洗浄料をそれぞれ容量100mlの手動式ポンプフォーマーに入れ、2プッシュ分をプラスティックトレーの上に吐出し、目視で判定した。判定基準は、○:安定に発泡する、×:安定に発泡しない(ポンプフォーマーから吐出できない、または吐出された泡の状態が著しく劣化している)、の2段階とした。
評価結果
表1と表2から明らかなように、本発明の起泡性洗浄料は、ポンプフォーマーから容易にきめ細かで弾力性に富み壊れにくい泡が得られ、低温でも起泡することが明らかである。特に、実施例2の起泡性洗浄料が、泡質が非常に優れていた。また、表には記載していないが、本発明の起泡性洗浄料は、洗顔に使用した場合、比較例の洗浄料に対して洗顔後の皮膚のつっぱり感などが少なく、また、減少した皮膚の油分量の回復にも優れていた。
本発明により,合成界面活性剤を使用せず、脂肪酸石鹸のみで、ポンプフォーマーから容易に、きめ細かで弾力性に富み、壊れにくい泡が得られ、低温で保存しても起泡性が損なわれず,低温でも起泡する起泡性洗浄料が容易に得られる。
Figure 2005213230
Figure 2005213230

Claims (2)

  1. 洗浄料の全量に対して、
    (1)ラウリル酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸からなる総脂肪酸が1.4〜4.6重量%、
    (2)ラウリル酸が0.2〜1.7重量%、ミリスチン酸が0.5〜2.7重量%、パルミチン酸が0.05〜0.9重量%、ステアリン酸が0.05〜0.9重量%、
    (3)アルカリ剤として水酸化カリウムが総脂肪酸の全量に対して95〜105モル%、もしくはアルカリ剤としてモノエタノールアミンとジエタノールアミンの少なくとも一方が総脂肪酸の全量に対して90〜105モル%、
    (4)アルギン酸ナトリウムとペクチンの少なくとも一方の酸性多糖体が0.05〜0.3重量%、
    (5)多価アルコールが3〜30重量%含まれ、
    ミリスチン酸とラウリル酸の重量比が0.5〜6.0、パルミチン酸とステアリン酸の重量比が0.05〜8.0であり、
    ミリスチン酸とラウリル酸の合計重量とパルミチン酸とステアリン酸の合計重量の重量比が1.0〜26
    であることを特徴とする起泡性洗浄料。
  2. 前記洗浄料において、多価アルコールがグリセリン、1,3−ブチレングリコールからなる群より選ばれる1種もしくは2種以上である請求項2に記載の起泡性洗浄料。
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