JP2005212710A - 電動パワーステアリング装置 - Google Patents

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義治 稲熊
Susumu Honaga
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Abstract

【課題】車輪のバウンド等によってラックバーに不可避的に曲げが生じた場合でも、好適な操舵をより実現可能な電動パワーステアリング装置を提供する。
【解決手段】この電動パワーステアリング装置は、電動モータ1によって回転駆動される中空状のモータシャフト本体1aと、モータシャフト本体1a内に挿通された軸方向に延びるラックバー2と、モータシャフト本体1aとラックバー2との間に設けられ、モータシャフト本体1aの回転運動をラックバー2の軸方向への直線運動に変換するボールねじ機構5とを備えている。ボールねじ機構5は、ラックバー2に形成された螺旋状のボールねじ6と、ボールねじ6にボール7を介して係合し、モータシャフト本体1aと同期して回転されるボールねじナット9とからなる。モータシャフト本体1aにはスリット8cを有する保持部材8が係合され、保持部材8がボールねじナット9を内部に保持しつつ揺動可能に支持している。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ボールねじ機構を用いた電動パワーステアリング装置に関する。
従来、図6に示すように、円筒状のハウジング90a〜90c内において、電動モータ91のモータシャフト91aとラックバー93とが同軸をなす電動パワーステアリング装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。この電動パワーステアリング装置は、ハウジング90a〜90c内に電動モータ91のステータ91bが固定されており、ステータ91bによって中空状のモータシャフト91aが回転駆動されるようになっている。モータシャフト91aの両端はハウジング90a〜90cとの間に設けられた一対のボール軸受81、82によって支承されている。
モータシャフト91a内には軸方向に延びるラックバー93が挿通されており、ラックバー93の両端は車輪の操舵を行なうための図示しないタイロッドと連結されるようになっている。また、モータシャフト91aとラックバー93との間には、モータシャフト91aの回転運動をラックバー93の軸方向への直線運動に変換するボールねじ機構94が設けられている。
ボールねじ機構94は、ラックバー93に形成された螺旋状のボールねじ95と、ボールねじ95にボール96を介して係合し、モータシャフト91a内にロックナット97によって固定されてモータシャフト91aと同期して回転されるボールねじナット98とからなる。
この電動パワーステアリング装置では、図示しないステアリングホイールへの入力トルクに応じて電動モータ91が駆動されてモータシャフト91aが回転される。これによりボールねじ機構94を介してラックバー93が直線運動し、電動モータ91のアシストによって車輪が操舵されることとなる。
特開平10−220484号公報
しかし、上記従来の電動パワーステアリング装置では、ボールねじ機構94のボールねじナット98がモータシャフト91a内に固定されている。このため、車両の走行中において、車輪のバウンド等によってラックバー93に不可避的に曲げが生じた場合、モータシャフト91a自体はラックバー93と同様に曲がらないことから、モータシャフト91a内に固定されたボールねじナット98とボールねじ95とのクリアランスが変化してしまう。このため、クリアランスの小さくなったボールねじナット98とボールねじ95との間においては、ボール96が円滑に転動し難くなり、ひいては好適な操舵が損なわれるおそれがある。
この点、特開平7−40843号公報においては、モータシャフトにボールねじナットを一体に設け、かつこのモータシャフトをハウジングに対して微小に揺動可能に支持した電動パワーステアリング装置が提案されている。この電動パワーステアリング装置では、ラックバーに曲げが生じた場合、モータシャフトもラックバーの曲げに追従して揺動し、モータシャフトと一体のボールねじナットとボールねじとのクリアランスをほぼ一定に維持することができる。しかしながら、こうしてモータシャフト自体をハウジングに対して揺動させると、電動モータのステータとモータシャフトとが干渉するおそれがあり、必ずしも好適な操舵の実現は容易ではない。
本発明は、上記従来の実情に鑑みてなされたものであって、車輪のバウンド等によってラックバーに不可避的に曲げが生じた場合でも、好適な操舵をより実現可能な電動パワーステアリング装置を提供することを解決すべき課題としている。
本発明の電動パワーステアリング装置は、電動モータによって回転駆動される中空状のモータシャフトと、該モータシャフト内に挿通された軸方向に延びるラックバーと、該モータシャフトと該ラックバーとの間に設けられ、該モータシャフトの回転運動を該ラックバーの軸方向への直線運動に変換するボールねじ機構とを備え、該ボールねじ機構は、該ラックバーに形成された螺旋状のボールねじと、該ボールねじにボールを介して係合し、該モータシャフトと同期して回転されるボールねじナットとからなる電動パワーステアリング装置において、
前記モータシャフトは前記ボールねじナットを内部に保持する保持部を有し、該保持部は、該モータシャフトの一端に設けられ、該ボールねじナットを同期回転かつ揺動可能に支持していることを特徴とする。
この電動パワーステアリング装置では、モータシャフトがその一端に保持部を有し、この保持部がボールねじナットを内部に保持しているため、保持部はモータシャフトと同期回転する。また、保持部がボールねじナットを同期回転可能に支持しているため、ボールねじナットもモータシャフト及び保持部と同期回転する。この保持部がボールねじナットを揺動可能に支持しているため、ラックバーに曲げが生じた場合、ボールねじナット自体がラックバーの曲げに追従して曲がり、ボールねじナットとボールねじとのクリアランスをほぼ一定に維持することができる。また、この際、モータシャフト自体はハウジングに対して揺動しないため、電動モータのステータとモータシャフトとが干渉することはない。
したがって、この電動パワーステアリング装置によれば、車輪のバウンド等によってラックバーに不可避的に曲げが生じた場合でも、好適な操舵をより実現可能である。
保持部は、可撓性を有するように構成されて屈曲可能であり得る。
このような保持部としては、軸方向に直交する方向に延びる複数のスリットが貫設されたものを採用することができる。この保持部は、各スリットによってトルクの伝達が阻害されることはなく、スリットがその間隔を変化させることより保持部が揺動する。
また、他の保持部として、ベローズを有するものを採用することもできる。この保持部は、トルクの伝達を阻害しないベローズが保持部の揺動を許容する。
ボールねじナットの一端は、保持部から軸方向外方へ突出しているとともに、ボールねじ機構を収納するハウジングに対して少なくとも径方向に変位可能にそのハウジングに支持されていることが好ましい。これによりボールねじナットが追従し易くなり、本発明の作用効果が生じ易くなる。
保持部は、モータシャフトと一体でも、モータシャフトと別体でもよい。モータシャフトと保持部とが別体の場合、電動モータによって駆動される部分がモータシャフト本体であり、保持部が保持部材であり、モータシャフト本体と保持部材とがモータシャフトである。この場合、保持部である保持部材は、電動モータによって回転駆動されるモータシャフト本体に係合され得る。
以下、本発明を具体化した実施例1〜4を図面を参照しつつ説明する。
実施例1の電動パワーステアリング装置は、図1に示すように、ボルト15等によって互いに結合された円筒状のハウジング3a、3b内において、電動モータ1のモータシャフト本体1aとラックバー2とが同軸をなしている。つまり、ハウジング3a内には電動モータ1のステータ1bが固定されており、ステータ1bによって中空状のモータシャフト本体1aが回転駆動されるようになっている。モータシャフト本体1aの一端(図1中、左端)はハウジング3aとの間に設けられたボール軸受4によって支承され、モータシャフト本体1aの他端(図1中、右端であるが、図示せず)は図6に示す従来の電動パワーステアリング装置と同様に他のボール軸受81によって支承されている。
図1に示すように、モータシャフト本体1a内には軸方向に延びるラックバー2が挿通されており、ラックバー2の両端は車輪の操舵を行なうための図示しないタイロッドと連結されるようになっている。また、モータシャフト本体1aとラックバー2との間には、モータシャフト本体1aの回転運動をラックバー2の軸方向への直線運動に変換するボールねじ機構5が設けられている。
ボールねじ機構5は、ラックバー2に形成された螺旋状のボールねじ6と、ボールねじ6にボール7を介して係合するボールねじナット9とからなる。
モータシャフト本体1aの一端には保持部としての略円筒状の保持部材8が係合されており、ボールねじナット9はこの保持部材8に係合されている。
すなわち、モータシャフト本体1aの一端側(左端側)の外周面には外スプライン1cが形成され、保持部材8の他端側(右端側)の内周面には第1内スプライン8aが形成され、外スプライン1cと第1内スプライン8aとが互いに係合されている。これにより、モータシャフト本体1aと保持部材8とは同期して回転するようになっている。
また、保持部材8の一端側(左端側)の内周面には第2内スプライン8bが形成され、ボールねじナット9の中央部の外周面には外スプライン9aが形成され、第2内スプライン8bと外スプライン9aとも互いに係合されている。これにより、保持部材8とボールねじナット9とも同期して回転するようになっている。
保持部材8には、図2にも示すように、軸方向に直交する方向に延びる計16本のスリット8cが貫設されている。軸方向の同一位置には円周方向で2本のスリット8cが貫設されており、軸方向で隣り合うスリット8cは軸周りで90度づつずれている。これにより保持部材8は可撓性を有することとなり、軸方向に対して屈曲できるようになっている。
また、図1に示すように、ハウジング3aの内周面には保持部材8周りに小径となる段部3cが形成され、ボールねじナット9の一端側(左端側)は保持部材8から軸方向外方へ突出しており、径外方向に拡がるフランジ9bが形成されている。また、ハウジング3bに近いハウジング3aの内周面には雌ねじ3dが形成されている。フランジ9bの他面側(右面側)にはボール軸受10が設けられ、ボール軸受10と段部3cとの間には板ばね11が介装されている。また、フランジ9bの一面側(左面側)にもボール軸受12が設けられ、ボール軸受12の一面側には板ばね13を介してロックナット14が設けられ、ロックナット14が雌ねじ3dに螺合されている。
詳細に説明すれば、ボールねじナット9のフランジ9bは、板ばね11、13の付勢力によって両ボール軸受10、12間に弾性支持されている。また、両ボール軸受10、12の外周とハウジング3aの内周との間には隙間C、Cが設けられ、これによってボールねじナット9は、そのフランジ9bの位置において、ハウジング3aに対して径方向及び軸方向に所定量変位可能にハウジング3aに支持されることとなる。
こうして、ボールねじナット9は、モータシャフト本体1a及び保持部材8と同期して回転可能でありながら、屈曲可能な保持部材8によってモータシャフト本体1aに対して揺動可能に支持されている。他の構成は図6に示す従来の電動パワーステアリング装置と同様である。
この電動パワーステアリング装置においても、図示しないステアリングホイールへの入力トルクに応じて電動モータ1が駆動されてモータシャフト本体1aが回転される。これにより、モータシャフト本体1aのトルクが外スプライン1c及び第1内スプライン8aによって保持部材8に伝達され、保持部材8のトルクが第2内スプライン8b及び外スプライン9aによってボールねじナット9に伝達される。こうして、ボールねじ機構5を介してラックバー2が直線運動し、電動モータ1のアシストによって車輪が操舵されることとなる。
この間、車両の走行中において、車輪のバウンド等によってラックバー2に不可避的に曲げが生じた場合、この電動パワーステアリング装置では、各スリット8cがその間隔を変化させることより保持部材8が屈曲し、ボールねじナット9自体がラックバー2の曲げに追従して揺動することとなる。このため、ボールねじナット9とボールねじ6とのクリアランスをほぼ一定に維持することができる。また、この際、モータシャフト本体1a自体はハウジング3aに対して揺動しないため、電動モータ1のステータ1bとモータシャフト本体1aとが干渉することはない。
したがって、この電動パワーステアリング装置によれば、車輪のバウンド等によってラックバー2に不可避的に曲げが生じた場合でも、好適な操舵をより実現可能である。
また、この電動パワーステアリング装置では、車輪からラックバー2を軸方向に付勢する負荷が作用したとしても、ボールねじナット9が板ばね11、13によって弾性支持されているため、その際の打音を抑制することもできる。
なお、軸方向で隣り合うスリットが軸周りで120度又は240度づつずれた保持部材を採用することもできる。この保持部材は軸方向に対してより屈曲可能となり、本発明の効果をさらに高めることができる。
実施例2の電動パワーステアリング装置では、図3に示す保持部材18を採用している。この保持部材18は第1保持部材19と第2保持部材20とからなる。
第1保持部材19の内周面には、実施例1の保持部材8の第1内スプライン8aと同様の第1内スプライン19aが形成されている。また、第1保持部材19の他面側には複数個の凹部19bが周方向に整列されている。第1保持部材19の他面側には各凹部19bによって複数個の凸部19cも周方向に整列されていることとなる。各凹部19b及び各凸部19cの周方向の端面19dは先端側に向かうほど互いに離れている。
第2保持部材20は、環状をなす2個リング21、22がベローズ23によって結合された状態で同軸をなしている。リング21の内周面には、実施例1の保持部材8の第2内スプライン8bと同様の第2内スプライン21aが形成されている。リング22の一面側には各凹部19bと整合する凸部22aが周方向に整列されている。リング22の一面側には各凸部22aによって複数個の凹部22bも周方向に整列されていることとなる。各凸部22a及び各凹部22bの周方向の端面22cは各凹部19b及び各凸部19cの端面19dと整合している。他の構成は実施例1と同様である。
この電動パワーステアリング装置では、モータシャフト本体1aのトルクが外スプライン1c及び第1内スプライン19aによって第1保持部材19に伝達され、第1保持部材19のトルクが各凹部19bと各凸部22aとの噛み合い及び各凸部19cと各凹部22bとの噛み合いにより第2保持部材20のリング22に伝達され、リング22のトルクがベローズ23によってリング21に伝達され、リング21のトルクが第2内スプライン21a及び外スプライン9aによってボールねじナット9に伝達される。また、第2保持部材20のリング21は、ベローズ23によって第1保持部材19及び第2保持部材20のリング22に対して揺動する。
したがって、この電動パワーステアリング装置においても、実施例1と同様の作用効果を奏することができる。
また、この電動パワーステアリング装置においては、第1保持部材19の各凹部19bに第2保持部材20の各凸部22aが噛み合い、また第1保持部材19の各凸部19cに第2保持部材20の各凹部22bが噛み合い、この際に端面19dと端面22cとによって第1保持部材19に対して第2保持部材20の調芯が図られる。このため、第2保持部材20がボールねじナット9に干渉する際の異音も防止することができる。
なお、このように保持部材18を第1保持部材19と第2保持部材20とに分割しつつ、両保持部材18、20を凹部19b22b、凸部19c、22cで連結するという構成を採らず、実施例1におけるスリット8cの機能をベローズ23に置き換えるだけでも実施例1と同様の作用効果を奏することができる。
実施例3の電動パワーステアリング装置では、図4に示す保持部材28を採用している。この保持部材28は、1本のスリット28aが螺旋状に貫設されている。他の構成は実施例1と同様である。
この電動パワーステアリング装置においても、実施例1、2と同様の作用効果を奏することができる。なお、2本以上のスリットを渦巻状に貫設してもよい。
実施例4の電動パワーステアリング装置では、図5に示すように、ボールねじナット9のフランジ9bの他面側(右面側)にころ軸受31が設けられ、ころ軸受31にはコイルばね装置32が当接され、コイルばね装置32と段部3cとの間にスペーサ33が設けられている。コイルばね装置32は、円筒状の外筒32aと円筒状の内筒32bとの間の環状の空間に軸方向に付勢力をもつ複数個のコイルばね32cが収納されたものである。
また、フランジ9bの一面側(左面側)にもころ軸受34が設けられ、ころ軸受34にもコイルばね装置32が当接され、コイルばね装置32とロックナット14との間にスペーサ35が設けられている。他の構成は実施例1と同様である。
これにより、ボールねじナット9は、実施例1と同様、フランジ9bの位置において、ハウジング3aに対して径方向及び軸方向に所定量変位可能に支持されることとなる。これによりボールねじナット9が追従し易くなる。
上記実施例1の電動パワーステアリング装置では、ばね定数の高い板ばね11、13を採用していたため、初期設定が困難、寸法管理が困難等の不具合があった。しかし、実施例4の電動パワーステアリング装置では、それら板ばね11、13に替え、ばね定数の低い複数個のコイルばね32cをもつコイルばね装置32を採用しているため、初期設定が容易、寸法管理が容易になる。そして、この電動パワーステアリング装置では、比較的簡易な管理の下でも各コイルばね32cが確実に負荷を吸収し、本発明の作用効果を確実に生じるのである。他の作用効果は実施例1と同様である。
なお、上記実施例1等では、保持部材8等をモータシャフト本体1aと別体としたが、モータシャフトの一端に保持部材8等と同様の保持部を形成することにより、モータシャフト本体と保持部とを一体にすることもできる。
本発明は、ボールねじ機構を有する電動パワーステアリング装置に利用可能である。
実施例1の電動パワーステアリング装置の要部拡大断面図である。 実施例1の電動パワーステアリング装置における保持部材の斜視図である。 実施例2の電動パワーステアリング装置における保持部材の斜視図である。 実施例3の電動パワーステアリング装置における保持部材の斜視図である。 実施例4の電動パワーステアリング装置の要部拡大断面図である。 従来の電動パワーステアリング装置の要部断面図である。
符号の説明
1…電動モータ
1a…モータシャフト(モータシャフト本体)
2…ラックバー
5…ボールねじ機構
6…ボールねじ
7…ボール
9…ボールねじナット
8、18、28…保持部(保持部材)
8c…スリット
23…ベローズ

Claims (6)

  1. 電動モータによって回転駆動される中空状のモータシャフトと、該モータシャフト内に挿通された軸方向に延びるラックバーと、該モータシャフトと該ラックバーとの間に設けられ、該モータシャフトの回転運動を該ラックバーの軸方向への直線運動に変換するボールねじ機構とを備え、該ボールねじ機構は、該ラックバーに形成された螺旋状のボールねじと、該ボールねじにボールを介して係合し、該モータシャフトと同期して回転されるボールねじナットとからなる電動パワーステアリング装置において、
    前記モータシャフトは前記ボールねじナットを内部に保持する保持部を有し、該保持部は、該モータシャフトの一端に設けられ、該ボールねじナットを同期回転かつ揺動可能に支持していることを特徴とする電動パワーステアリング装置。
  2. 前記保持部は、可撓性を有するように構成されて屈曲可能であることを特徴とする請求項1記載の電動パワーステアリング装置。
  3. 前記保持部は、軸方向に直交する方向に延びる複数のスリットが貫設されたものであることを特徴とする請求項2記載の電動パワーステアリング装置。
  4. 前記保持部は、ベローズを有するものであることを特徴とする請求項2記載の電動パワーステアリング装置。
  5. 前記ボールねじナットの一端は、前記保持部から軸方向外方へ突出しているとともに、前記ボールねじ機構を収納するハウジングに対して少なくとも径方向に変位可能に該ハウジングに支持されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項記載の電動パワーステアリング装置。
  6. 前記保持部は、前記電動モータによって回転駆動されるモータシャフト本体に係合されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項記載の電動パワーステアリング装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009241833A (ja) * 2008-03-31 2009-10-22 Honda Motor Co Ltd 操舵装置
WO2024041113A1 (zh) * 2022-08-24 2024-02-29 博世华域转向系统有限公司南京分公司 一种电子助力转向机万向摆动式循环球螺母机构

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