JP2005211866A - 厨芥処理装置 - Google Patents

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克則 能田
Yoshiyuki Hatasaki
良幸 畑崎
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Abstract

【課題】内壁面に付着した厨芥を効率よく洗い流すことができる厨芥処理装置を提供する。
【解決手段】ディスポーザの厨芥投入口に、外周部に水抜き孔34を有するスプラッシュガード28が着脱自在に備えられる。厨芥投入口から投入された厨芥はモータによって回転駆動される回転板に備えられたスイングハンマと、そのスイングハンマの回転軌跡外方に対応して設けられた固定刃とによって粉砕される。スプラッシュガード28外周部に位置する各水抜き孔34は、スプラッシュガード28における径方向の開口幅Pよりも周方向の開口幅Qの方がより長く形成されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、厨房の生ゴミ等を粉砕して排出する厨芥処理装置に関するものである。
従来、この種の厨芥処理装置では、運転中や停止中に、粉砕室へのスプーン等の非粉砕物の落下防止や、運転中における粉砕室からの粉砕物の跳ね上がりを防止することを目的として、厨芥投入口にゴム等の弾性体よりなるいわゆるスプラッシュガードが設けられている。
このようなスプラッシュガードとしては、通常、周方向に沿って分割形成された複数枚の弾性変形自在なリップ片を備えると共に、中央部や外周部等に複数の水抜き孔が形成された構造とされていた(例えば、特許文献1、特許文献2または特許文献3参照。)。
実開昭58−63275号公報 実開昭60−148376号公報 特開2003−275611号公報
しかしながら、上記各特許文献に開示のスプラッシュガードのように、通常、外周部に形成された各水抜き孔が、円形または、スプラッシュガードの周方向の開口幅よりも径方向の開口幅の方がより長く形成された細長形状とされており、シンクに水を流した場合、ほとんどの水は厨芥投入口の中央部から粉砕室へと落下していく傾向にあった。
この際、粉砕室内に備えられたハンマー等の回転部品によって粉砕された厨芥は水と共に排出されるが、粉砕された厨芥の一部は回転部品により跳ね上げられて、粉砕室や吊下げ部の内壁面に付着してしまうおそれがあった。一方、スプラッシュガードの中央部から落下する水も同じように回転部品によって跳ね上げられるが、跳ね上げる力が弱いと壁面に付着した厨芥を効率よく洗い流すことができないという欠点があった。
そこで、本願出願人は特許文献3に開示のように、リップ片の中央部を高くすると共に、外周部を低く構成したスプラッシュガードを提供し、外周部から流れ落ちる水の割合を増加させることによって、内壁面に付着した厨芥を効率よく洗い流すことができる厨芥処理装置を提供した。
しかしながら、一般に、スプラッシュガードは水平もしくは中央部が低いという固定観念が強いため、上下逆向きに誤って使用されて、内壁面に付着した厨芥を効率よく洗い流す機能が有効に発揮できない欠点があった。
そこで、本発明はこのような問題点に鑑み、異なる方法により、内壁面に付着した厨芥を効率よく洗い流すことができる厨芥処理装置を提供することにある。
上記課題を解決するための技術的手段は、外周部に水抜き孔を有するスプラッシュガードが厨芥投入口に備えられ、回転駆動される回転板に備えられたハンマと、そのハンマの回転軌跡外方に対応して設けられた固定刃とによって厨芥を粉砕する厨芥処理装置において、前記水抜き孔の前記スプラッシュガードにおける径方向の開口幅よりも周方向の開口幅の方がより長く形成されている点にある。
また、前記水抜き孔は、前記周方向の開口幅が前記スプラッシュガードの径方向内方側よりも径方向外方側の方が幅広に形成された構造としてもよい。
さらに、前記スプラッシュガードにおける前記水抜き孔が形成された径方向内方側の内面が、下方向に向けて漸次外方に傾斜する外向き傾斜面とされた構造としてもよい。
また、平面視で前記水抜き孔の開口領域に対応して、前記スプラッシュガードの径方向内方側より径方向外方側に向けて漸次下降傾斜状態に突出する外向き傾斜舌片部が備えられた構造としてもよい。
さらに、前記スプラッシュガードにおける前記水抜き孔を有する外周部上面が、水平面もしくは径方向内方側より径方向外方側に向けてわずかに漸次下降傾斜する外下がり傾斜面とされた構造としてもよい。
請求項1に記載の厨芥処理装置によれば、水抜き孔のスプラッシュガードにおける径方向の開口幅よりも周方向の開口幅の方がより長く形成されているため、外周部における水抜き孔の開口面積をより大きく確保でき、供給された水のうちスプラッシュガードの外周部から流れ落ちる水の割合を効果的に増加させることができて、内壁面に付着する厨芥を効率よく洗い流すことができ、内壁面に残留する厨芥を減少させることができる。
また、請求項2に記載の厨芥処理装置によれば、請求項1に記載の厨芥処理装置において、水抜き孔は、周方向の開口幅がスプラッシュガードの径方向内方側よりも径方向外方側の方が幅広に形成された構造とされており、より一層、スプラッシュガードの外周部から流れ落ちる水の割合を効果的に増加させることができ、内壁面に付着する厨芥をより効率よく洗い流すことができる。
さらに、請求項3に記載の厨芥処理装置によれば、請求項1または請求項2に記載の厨芥処理装置において、スプラッシュガードにおける水抜き孔が形成された径方向内方側の内面が、下方向に向けて漸次外方に傾斜する外向き傾斜面とされた構造とされており、水抜き孔を通過する水は外向き傾斜面によって外方にガイドされるため、水抜き孔から流れ落ちる水を壁面方向に案内し、内壁面に沿って流れる水の水量増加が図れ、内壁面に付着する厨芥を効率よく洗い流すことができる。
また、請求項4に記載の厨芥処理装置によれば、請求項1または請求項2に記載の厨芥処理装置において、平面視で水抜き孔の開口領域に対応して、スプラッシュガードの径方向内方側より径方向外方側に向けて漸次下降傾斜状態に突出する外向き傾斜舌片部が備えられた構造とされており、水抜き孔を通過する水は外向き傾斜舌片部によって外方に効率よくガイドされるため、水抜き孔から流れ落ちる水を内壁面方向に案内し、内壁面に沿って流れる水の水量増加が図れ、内壁面に付着する厨芥を効率よく洗い流すことができる。
さらに、請求項5に記載の厨芥処理装置によれば、請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の厨芥処理装置において、スプラッシュガードにおける水抜き孔を有する外周部上面が、水平面もしくは径方向内方側より径方向外方側に向けてわずかに漸次下降傾斜する外下がり傾斜面とされた構造とされており、スプラッシュガードの外周部の水平面や外下がり傾斜面に供給された水は、流れが滞留するため、水抜き孔から流れ落ちる水の割合を増加させることができ、内壁面に付着する厨芥を効率よく洗い流すことができる。
以下、本発明の第1の実施形態を図面に基づいて説明すると、図1に示される如く、厨芥処理装置としてのディスポーザ1は、流し台におけるシンク2の排水口3に、パッキングを介して水密状に、リングナット5により締付け固定される取付け管6を備え、取付け管6の下端部に吊下げ部としての防振機構7を介してディスポーザ本体8の上端部が吊持される構造とされている。
防振機構7は、ゴム材により断面円形の筒状に形成されたゴム連結管10を備え、ゴム連結管10は、上部の厚肉に形成された上リジッド連結部10aと、下部の厚肉に形成された下リジッド連結部10bと、これら上リジッド連結部10aと下リジッド連結部10bとの間の外方膨出状に湾曲形成された薄肉の振動吸収筒部10cとから構成されている。
また、上リジッド連結部10aの内周面には、取付け管6の下端部に径方向外方に張出形成された周方向環状の張出係合部が挿入される凹溝部が形成されており、下リジッド連結部10bの内周面には、ディスポーザ本体8における上ケーシング11の上端部に径方向外方に張出形成された周方向環状の張出係合部が挿入される凹溝部が形成されている。
そして、ゴム連結管10の上リジッド連結部10aが取付け管6の下端部に外嵌されて、張出係合部が凹溝部に挿入されると共に、外周部を締付けバンド12により締付け固定され、下リジッド連結部10bが上ケーシング11の上端部に外嵌されて、張出係合部が凹溝部に挿入されると共に、外周部を締付けバンド13により締付け固定され、ここに、取付け管6とディスポーザ本体8の上ケーシング11とがゴム連結管10を介して互いに連結される構造とされている。
また、取付け管6の下端部と上ケーシング11の上端部との相互間におけるゴム連結管10内に位置して、筒状の金属製支持体14が配置されている。この支持体14は取付け管6下端部の内径、もしくは上ケーシング11上端部の内径と略同径の内径を有する円筒状に形成されており、支持体14の上端外周には径方向外方に張出状とされた周方向環状の上係合ツバ部を備えると共に、支持体14の下端外周には径方向外方に張出状とされた周方向環状の下係合ツバ部を備えた構造とされている。
そして、上リジッド連結部10aの凹溝部に支持体14の上係合ツバ部が嵌入されると共に、下リジッド連結部10bの凹溝部に支持体14の下係合ツバ部が嵌入された状態で、ゴム連結管10内に支持体14が配置されている。
ここに、上ケーシング11、即ちディスポーザ本体8は、取付け管6側に、ゴム連結管10や支持体14等からなる防振機構7を介して吊下げ状態で支持された構造とされている。
前記ディスポーザ本体8は、平面視円形の回転板16と、回転板16を回転駆動する駆動手段としてのモータ17と、回転板16の上面に径方向に離隔して揺動自在に取り付けられた一対のハンマの一例としてのスイングハンマ18と、各スイングハンマ18の回転軌跡外方に対応して設けられた固定刃19と、これら回転板16、スイングハンマ18、固定刃19等を収容する下ケーシング20および該下ケーシング20上に連結される前記上ケーシング11とを備えている。
前記下ケーシング20には、上方に開口する円形凹状の処理凹部20aと、その処理凹部20aの底部20bから下ケーシング20の一側面に連通する排出路20cとが設けられており、処理凹部20aの底部20bは他側より一側の前記排出路20c方向に漸次下降傾斜する傾斜状に構成されている。また、排出路20cには排出管21が連結されている。
そして、処理凹部20a内における中央部には、スイングハンマ18が取り付けられた回転板16が備えられ、処理凹部20aの内周面に沿って固定刃19が備えられた構造とされている。
前記上ケーシング11は、断面略円形の筒形状を有しており、下ケーシング20の処理凹部20aの開口部に連なるようにして、下ケーシング20とボルト締結等により着脱自在に連結固定される構造とされている。
前記固定刃19はステンレス鋼等の板材をプレス加工、即ちプレスにより曲げ加工して形成されてなり、円筒状に配置された円筒状刃体部と、該円筒状刃体部の上端部外周に径方向外方に向けて張出形成された周方向環状の取付ツバ部とからなり、円筒状刃体部は、下ケーシング20の処理凹部20a内にぴったりと嵌まり込む円筒形の形状を有しており、複数のスリット22が周方向に沿って等間隔に設けられた構造とされている。
この際、各スリット22は、それぞれ円筒状刃体部の高さ方向全長にわたって形成された構造とされており、本実施形態では、軸心に沿った上下方向に形成された構造とされている。従って、円筒状刃体部は各スリット22によって分割されたいわゆる櫛歯状に構成されている。
そして、下ケーシング20の処理凹部20aに固定刃19の円筒状刃体部が嵌合された状態で、下ケーシング20に対しパッキン23を介して上ケーシング11が連結固定され、固定刃19は下ケーシング20と上ケーシング11とにより回り止め状態で挟持状に保持される構造とされている。
前記回転板16は、固定刃19における円筒状刃体部の内径よりも僅かに小さい外径を有する円板状の板部材とされ、下ケーシング20の下面側から処理凹部20a内に挿入されたモータ17の駆動軸17aに固定されている。この際、本実施形態にあっては、回転板16の下面側に、各スイングハンマ18の取付位置と対応させて、回転板16を補強するための補強板16aが重合状として一体的に固着されている。また、回転板16における補強板16aを避けた位置には、回転板16によって上下に仕切られる上部の粉砕室24と下部の排出室25とを連通状とする水抜き孔が、適宜形成されている。
また、厨芥投入口27を構成する取付け管6の下端部に、ゴムや樹脂等の弾性体からなるスプラッシュガード28が着脱自在に備えられており、その上部には封水キャップ29が着脱自在に備えられている。
前記スプラッシュガード28は図2および図3にも示される如く、平面視略円形で、下向きに膨出する椀状に構成され、外周縁部の厚肉に形成された保形部28aと、内側領域を中心から放射状にスリット31により分割して、周方向に沿って複数枚(本実施形態では10枚)の適宜厚みを有するリップ片28bとを備えた構造とされている。
また、スプラッシュガード28の中央部には、所定の大きさの水抜き孔32が形成されると共に、各リップ片28bにおけるスプラッシュガード28の径方向長さの中間部には、それぞれ小円形の水抜き孔33が形成されている。
さらに、各スリット31のスプラッシュガード28の径方向外端部、即ちスプラッシュガード28の外周部に位置して、それぞれ所定の大きさの水抜き孔34が形成されており、各水抜き孔34は、図2に示されるように、スプラッシュガード28における径方向の開口幅Pよりも周方向の開口幅Qの方がより長く形成されたいわゆる長円形状に形成されている。しかも、スプラッシュガード28における各水抜き孔34が形成された径方向内方側の内面は、図3に示されるように、下方向に向けて漸次外方に傾斜する外向き傾斜面34aとされている。
本実施形態は以上のように構成されており、厨芥が厨芥投入口27としての取付け管6を介してディスポーザ本体8内の粉砕室24に水と共に投入され、モータ17の駆動により回転板16が回転駆動されると、回転板16に伴って回転するスイングハンマ18の衝突によって厨芥が粉砕されると共に、スイングハンマ18とその回転軌跡の外方に位置した固定刃19における円筒状刃体部との協働による剪断によって粉砕され、所定の粉砕粒度以下に粉砕された厨芥は、円筒状刃体部の各スリット22を通じて下方の排出室25に導かれる。そして、排出室25内に導かれた厨芥は、その後、底部20bの傾斜に沿って水と共に排出路20cに案内され、排出管21を通じて図示省略のトラップ、横引き管を介して排出される。
また、供給された水はスプラッシュガード28の各水抜き孔32、33、34を通じて下方の粉砕室24に流れ落ちていき、特に、スプラッシュガード28の外周部における各水抜き孔34から流れ落ちる水は支持体14や粉砕室24の内壁面を伝って流れ落ち、粉砕された厨芥は遠心力によって跳ね上げられ、支持体14の内壁面や粉砕室24の内壁面に付着した場合であっても、その内壁面に付着する厨芥を洗い流しながら粉砕することができる。
この際、外周部における各水抜き孔34が周方向に長い細長形状、いわゆる長円形状に形成されているため、外周部における水抜き孔34の開口面積をより大きく確保でき、従来のような小円形や径方向に長い長円形状の場合と比較して、厨芥投入口27から供給された水のうちスプラッシュガード28の外周部から流れ落ちる水の割合を効果的に増加させることができて、内壁面に付着する厨芥を効率よく洗い流すことができ、内壁面に残留する厨芥を減少させることができる。
特に、スプラッシュガード28における各水抜き孔34が形成された径方向内方側の内面が、下方向に向けて漸次外方に傾斜する外向き傾斜面34aとされているため、各水抜き孔34を通過して流れ落ちる水は外向け傾斜面34aによって外方にガイドされるため、水抜き孔34から流れ落ちる水を支持体14や粉砕室24の内壁面方向に案内し、この点からも内壁面に沿って流れる水の水量増加が図れ、内壁面に付着する厨芥を効率よく洗い流すことができる。
図4は第2の実施形態を示しており、前記第1の実施形態と同様構成部分は同一符号を付し、その説明を省略する。
即ち、本実施形態においては、スプラッシュガード28における各水抜き孔34の形成部分において、平面視で水抜き孔34の開口領域に対応して、スプラッシュガード28の径方向内方側より径方向外方側に向けて漸次下降傾斜状態に適宜長さ突出する外向き傾斜舌片部36がそれぞれ備えられた構造とされている。そして、その他の構造は第1の実施形態と同様に構成されている。
従って、本実施形態においても、第1の実施形態と同様、供給された水のうちスプラッシュガード28の外周部から流れ落ちる水の割合を効果的に増加させることができて、内壁面に付着する厨芥を効率よく洗い流すことができ、内壁面に残留する厨芥を減少させることができる利点を有する。
特に、各水抜き孔34の開口領域に対応して外向き傾斜舌片部36が備えられているため、水抜き孔34を通過する水は外向き傾斜舌片部36によって外方により効率よくガイドされるため、水抜き孔34から流れ落ちる水を内壁面方向に効果的に案内し、内壁面に沿って流れる水の水量増加が図れ、内壁面に付着する厨芥を効率よく洗い流すことができる。
図5は第3の実施形態を示しており、前記第1の実施形態と同様構成部分は同一符号を付し、その説明を省略する。
即ち、本実施形態においては、スプラッシュガード28における各水抜き孔34の形状が、その周方向の開口幅Qが、スプラッシュガード28の径方向内方側よりも径方向外方側の方が幅広に形成された構造とされている。特に、この実施形態においては、径方向内方側より径方向外方側に向けて周方向の開口幅Qが漸次広くなるいわゆる三角形もしくは扇形に形成されている。そして、その他の構造は第1の実施形態と同様に構成されている。
従って、本実施形態においても、第1の実施形態と同様、供給された水のうちスプラッシュガード28の外周部から流れ落ちる水の割合を効果的に増加させることができて、内壁面に付着する厨芥を効率よく洗い流すことができ、内壁面に残留する厨芥を減少させることができる利点を有する。
特に、各水抜き孔34の周方向の開口幅Qが、径方向内方側に比べて径方向外方側の方がより広く形成された構造であり、水抜き孔34の全体としての開口面積が同じであっても、より一層、供給された水のうちスプラッシュガード28の外周部から流れ落ちる水の割合を効果的に増加させることができ、内壁面に残留する厨芥を減少させることができる利点がある。
なお、本実施形態においても、第1の実施形態における外向き傾斜面34aや第2の実施形態における外向き傾斜舌片部36を採用する構造としてもよい。
図6および図7は第4の実施形態を示しており、前記第1の実施形態と同様構成部分は同一符号を付し、その説明を省略する。
即ち、本実施形態においては、スプラッシュガード28の外周部に形成される各水抜き孔34が、各スリット31間におけるリップ片28bの外周部に形成された構造とされている。そして、前記第2の実施形態と同様、各水抜き孔34の開口領域に対応してそれぞれ外向き傾斜舌片部36が備えられた構造とされている。そして、その他の構造は第1の実施形態と同様に構成されている。
従って、本実施形態においても、第1の実施形態と同様、供給された水のうちスプラッシュガード28の外周部から流れ落ちる水の割合を効果的に増加させることができて、内壁面に付着する厨芥を効率よく洗い流すことができ、内壁面に残留する厨芥を減少させることができると共に、水抜き孔34を通過する水は外向き傾斜舌片部36によって外方により効率よくガイドされるため、水抜き孔34から流れ落ちる水を内壁面方向に効果的に案内し、内壁面に沿って流れる水の水量増加が図れ、内壁面に付着する厨芥を効率よく洗い流すことができる利点を有する。
図8は第5の実施形態を示しており、前記第1の実施形態と同様構成部分は同一符号を付し、その説明を省略する。
即ち、本実施形態においては、スプラッシュガード28における水抜き孔34を有する外周部上面が、スプラッシュガード28の径方向内方側より径方向外方側に向けてわずかに漸次下降傾斜する外下がり傾斜面28cとされた構造とされている。そして、各リップ片28bは中心に向けて漸次下降傾斜する構造とされている。そして、その他の構造は第1の実施形態と同様に構成されている。
従って、本実施形態においても、第1の実施形態と同様、供給された水のうちスプラッシュガード28の外周部から流れ落ちる水の割合を効果的に増加させることができて、内壁面に付着する厨芥を効率よく洗い流すことができ、内壁面に残留する厨芥を減少させることができると共に、スプラッシュガード28の外周部における外下がり傾斜面28cに供給された水は、中心部方向の流れが滞留するため、有効に各水抜き孔34から流すことができ、水抜き孔34から流れ落ちる水の割合を増加させることができ、内壁面に付着する厨芥を効率よく洗い流すことができる。
また、スプラッシュガード28は中央部が低く形成されており、外周部もわずかの下降傾斜であるため、従来のような上下逆向きに使用されるおそれもない。
なお、外下がり傾斜面28cの漸次下降傾斜する角度θは、必要に応じて適宜決定すればよい。
また、本実施形態において、スプラッシュガード28の外周部を径方向外方側に向けて漸次下降傾斜する外下がり傾斜面28cとした構造を示しているが、水抜き孔34を有する外周部を水平面に形成してもよい。この場合も、供給された水の中心部方向の流れが若干滞留するため、水抜き孔34から流れ落ちる水の割合を増加させることができ、壁面に付着する厨芥を効率よく洗い流すことができる。
なお、各リップ片28bの数や形状、各水抜き孔32、33、34の大きさや数や形状は、各実施形態に示された数や形状等に何ら限定されず、必要に応じて適宜変更すればよい。
第1の実施形態を示す厨芥処理装置の断面図である。 同スプラッシュガードの平面図である。 図2のIII−III線断面矢視図である。 第2の実施形態を示すスプラッシュガードの要部断面図である。 第3の実施形態を示すスプラッシュガードの平面図である。 第4の実施形態を示すスプラッシュガードの半部平面図である。 図6のVII−VII線断面矢視図である。 第5の実施形態を示すスプラッシュガードの要部断面図である。
符号の説明
1 ディスポーザ
6 取付け管
7 防振機構
8 ディスポーザ本体
16 回転板
17 モータ
18 スイングハンマ
19 固定刃
24 粉砕室
27 厨芥投入口
28 スプラッシュガード
28b リップ片
28c 外下がり傾斜面
32 水抜き孔
33 水抜き孔
34 水抜き孔
34a 外向き傾斜面
36 外向き傾斜舌片部

Claims (5)

  1. 外周部に水抜き孔を有するスプラッシュガードが厨芥投入口に備えられ、回転駆動される回転板に備えられたハンマと、そのハンマの回転軌跡外方に対応して設けられた固定刃とによって厨芥を粉砕する厨芥処理装置において、
    前記水抜き孔の前記スプラッシュガードにおける径方向の開口幅よりも周方向の開口幅の方がより長く形成されていることを特徴とする厨芥処理装置。
  2. 請求項1に記載の厨芥処理装置において、
    前記水抜き孔は、前記周方向の開口幅が前記スプラッシュガードの径方向内方側よりも径方向外方側の方が幅広に形成されたことを特徴とする厨芥処理装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の厨芥処理装置において、
    前記スプラッシュガードにおける前記水抜き孔が形成された径方向内方側の内面が、下方向に向けて漸次外方に傾斜する外向き傾斜面とされたことを特徴とする厨芥処理装置。
  4. 請求項1または請求項2に記載の厨芥処理装置において、
    平面視で前記水抜き孔の開口領域に対応して、前記スプラッシュガードの径方向内方側より径方向外方側に向けて漸次下降傾斜状態に突出する外向き傾斜舌片部が備えられたことを特徴とする厨芥処理装置。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の厨芥処理装置において、
    前記スプラッシュガードにおける前記水抜き孔を有する外周部上面が、水平面もしくは径方向内方側より径方向外方側に向けてわずかに漸次下降傾斜する外下がり傾斜面とされたことを特徴とする厨芥処理装置。
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