JP2005211447A - 浴槽蓋装置 - Google Patents

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Tomoyoshi Wada
朋美 和田
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Abstract

【課題】浴槽の蓋体を格納したときに、蓋体を乾燥させることができ、また、蓋体を浴槽上に所望の量だけ展開することのできる、浴槽蓋装置を提案する。
【解決手段】浴槽11近傍に形成された蓋格納部15に、浴槽11の蓋体12を格納する浴槽蓋装置10において、蓋格納部15に強制的換気機構としてモータ17により駆動されるファン16を設け、スイッチ35によるON/OFF手動切換操作、若しくは、格納されている蓋体12の状態に応じてON/OFF自動切換制御の、少なくともいずれか片方を可能とした。また、蓋体12の引き出し側端部に磁石21aを設け、浴槽11の周縁部に磁石21aに磁着可能な金属部材20を埋設した。
【選択図】図1

Description

本発明は、浴槽の蓋を体良く格納したり展開したりするための技術に関する。
浴槽に張られた湯が冷めないように、浴槽を覆うための蓋体(風呂蓋)が存在する。蓋体は、折り畳み板型のものや、巻き取りシャッター型のものや、シート型のもの等が存在し、風呂に入るときには蓋体を浴槽の周囲に立てかけたり、吊したりしておく。しかし、蓋体は、入浴中に倒れてきたり、清掃時に邪魔になったりすることがあり、このため、蓋体を格納することのできる空間を設けて、不使用時の蓋体を格納できるようにするニーズがある。
そこで、従来、浴槽の蓋体を所定の位置に格納するための技術が提案されている。例えば特許文献1や特許文献2に記載の技術である。これらの文献では、浴槽の上開口部の側方に、浴槽の上開口部を閉塞するための蓋体を巻回した状態で格納するための空間(蓋格納部)を設け、この蓋格納部から引き出した蓋体により浴槽の上開口部を閉塞する装置が提案されている。特に、特許文献1では、蓋格納部が浴槽の周囲の壁に形成され、特許文献2では、蓋格納部が浴槽と一体的に形成されており、いずれも蓋格納部には蓋体に付着した水滴が垂れて溜まることを防止するために蓋格納部に排水路が設けられている。
実開平6−24592号公報 特開2001−178646号公報
巻き取りシャッター型の浴槽の蓋体を、蓋格納部に格納する場合、蓋体の水気が取れにくく、蓋体に付着した水気が原因となってカビが発生しやすい状況が発生する。
また、浴槽の蓋体は、浴槽の上部開口の半分を覆いたい場合があり、所望の量だけ蓋体を蓋格納部より引き出して浴槽上に展開し、固定させることのできる構造であることが好ましい。
そこで、本発明では、浴槽の蓋体を格納したときに、蓋体を乾燥させることができ、また、蓋体を浴槽上に所望の量だけ展開することのできる、浴槽蓋装置を提案する。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1においては、浴槽近傍に形成された蓋格納部に、浴槽の蓋体を格納する浴槽蓋装置において、蓋格納部に強制的換気機構を設けるものである。
請求項2においては、前記浴槽蓋装置において、強制的換気機構として、モータにより駆動されるファンを設け、切換手段によるON/OFF手動切換操作、若しくは、格納されている蓋体の状態に応じてON/OFF自動切換制御の、少なくともいずれか片方を可能とするものである。
請求項3においては、浴槽近傍に形成された蓋格納部に、浴槽の蓋体を巻回した状態に格納する浴槽蓋装置において、蓋体の引き出し側端部に磁石を設け、浴槽の周縁部に磁石に磁着可能な金属を埋設するものである。
請求項4においては、前記浴槽蓋装置において、蓋体を巻回するリールを蓋格納部に設けた軸に遊嵌し、リールにラチェット機構を備えるとともに蓋体が格納される方向に付勢するものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
請求項1においては、蓋体を乾燥させ、カビの発生を抑制することができる。
請求項2においては、状況に応じて強制換気機構を作動させることができる。
請求項3においては、浴槽の所望の位置まで展開した状態で蓋体を固定することができる。
請求項4においては、浴槽の所望の位置まで蓋体を展開して保持させることができる。
次に、発明の実施の形態を説明する。
図1は本発明の実施例に係る浴槽蓋装置の構成を示す側面断面図、図2は浴槽蓋装置を備えた浴室の様子を示す図、図3は扉体の着脱構造を示す図、図4は強制的換気機構の構成を示すブロック図、図5は強制的換気機構の自動モードの制御を示す流れ図、図6は蓋格納部の内部構造を示す側面断面図である。
まず、本発明に係る浴槽蓋装置10の構造について説明する。
図1及び図2に示す如く、浴槽11を包囲する浴室の一壁面13に、蓋格納部15が形成されている。蓋格納部15には、軸22に巻回された状態の蓋体12が格納されている。なお、本実施例に係る浴槽蓋装置10においては、蓋格納部15は浴室の壁面13に埋め込まれた状態に形成されているが、蓋格納部15の配置やその形態は本実施例に限定されるものではなく、例えば、浴槽蓋装置10を既存の浴室に設ける際には、内部に蓋格納部15を構成する箱体を浴槽11近傍に設けることができる。
蓋格納部15は、浴室側に開口した略方形状の空間であり、この空間の左右方向に軸22が架設されている。
蓋格納部15の浴室側の開口部には、扉体14が設けられている。図3に示す如く、蓋格納部15の開口部には、係止突起30が形成されており、扉体14の上辺に一体的に形成されたC字状の係合部14aが、係止突起30に係合することにより、蓋格納部15に扉体14が着脱可能に取り付けられる。扉体14を着脱可能とすることで、蓋体12を取り出して蓋格納部15や蓋体12を掃除することが可能となる。
そして、蓋格納部15の下部には、排水路18が形成されている。この排水路18は、蓋体12から垂れ落ちる水滴を排水するために形成されており、排水路18は、浴槽11の排水口に接続された排水路19に接続されている。但し、排水路18は浴室に設けられたいずれの排水路に接続することもできる。
また、蓋格納部15の上部には、強制的換気機構として、モータ17で回転駆動されるファン16が設けられている。ファン16は蓋格納部15の内部空間や蓋格納部15に格納される蓋体12の乾燥を目的として空気の循環を促すために設けられている。
図4に示す如く、モータ17は、制御部33によりその作動を制御されており、手動モードとして、蓋格納部15の近傍に設けられた切換手段としてのスイッチ35により、ON/OFFを手動切換操作したり、蓋格納部15への蓋体12の格納状態を検知することにより自動的にON/OFF切換制御したりすることができる。
自動モードとするときには、蓋体12を巻回している軸22に設けられた検出手段34にて、蓋体12の軸22への巻き取り量が検出される。蓋体12の巻き取り量が、予め設定された所定量より多いときには、モータ17を作動してファン16を回転させ、蓋体12を乾燥させるのである。なお、例えば、蓋体12の約半分が軸22に巻き取られ、残りの約半分が浴槽11に展開されている状態であっても、ファン16による蓋格納部15の乾燥は必要であるので、蓋体12の一部が巻き取られている状態でもファン16を回転させるように、所定の巻き取り量が設定される。
そして、図5の流れ図に示す如く、自動モードにおいて制御部33では、検出手段34による信号を受信して、蓋体12の巻き取り量が所定量以上となったことが検出されれば(S21)、ファン16を回転させるべくモータ17を作動させ(S22)、さらに、検出手段34による信号を受信して、蓋体12の巻き取り量が所定量以上とならなかったことが検出されれば(S23)、ファン16の回転を停止させるべくモータ17を停止させる(S24)ように制御される。
前記蓋体12は、軸22に巻き取ることのできる形状であり、シャッター式や、シート式のものを採用することができる。蓋体12を構成する素材は、発水性を有するものを採用し、水がたまりにくい構造にすることが好ましい。蓋体12は、所望の量だけを蓋格納部15より引き出すことが可能である。
図6に示す如く、蓋体12が巻回されている軸22は、蓋格納部15に固定されており、該軸22に蓋体12を巻き取るリール24が遊嵌されている。リール24はコイルスプリング37により蓋体12を巻き取る方向に回転するように付勢されている。また、リール24の側面には爪車23が一体的に形成されており、該爪車23は、蓋格納部15内に固設された軸26に揺動可能に支承されるとともに付勢部材25にてリール24の回転を規制する方向に付勢された爪27と咬合している。この爪27と爪車23とでラチェット機構が形成されている。このラチェット機構(一方向クラッチ)により、リール24は蓋体12が引き出される方向に回転することができ、その回転は、蓋体12の引き出される方向への動きが停止すると、爪車23と爪27との咬合によりリール24の巻き取る方向への回転が規制されて、蓋体12は所望の長さだけ蓋格納部15より引き出すことができる。
なお、蓋体12をリール24に巻き取るときには、蓋格納部15の近傍に設けられたスイッチ28を操作することにより、爪27が爪車23の歯と咬合しない位置まで回動するように操作され、コイルスプリング37の付勢によりリール24は巻き取り方向に回転し、蓋体12を巻き取ることができる。
そして、前記蓋体12は、浴槽11の所望の位置まで展開し留めた状態保持することができる。
図2及び図6に示す如く、蓋体12の引き出し側の辺には取手21が設けられており、該取手21内には、磁石21aが内装されている。そして、浴槽11の周縁部には浴槽を囲むように磁石21aが磁着可能な金属部材20が埋設されている。従って、取手21の磁石21aが浴槽11の周縁部の金属部材20に磁着することによって、浴槽11に取手21が固定される。これにより、蓋体12が浴槽11に固定され、さらに、金属部材20は浴槽11の周縁部を包囲する状態に設けられているので所望の位置に取手21を固定することができる。
従って、上述の蓋体12及びリール24の構成により、蓋体12を所望の分量だけ蓋格納部15より引き出して、浴槽11上に展開し、浴槽11に固定することができる。
上述の浴槽蓋装置10を採用することによって、浴室の壁面13に浴槽11の蓋体12を格納することができ、入浴時に蓋体12が邪魔にならず、見た目がすっきりし、蓋体12の展開や格納の操作も容易となる。
また、図2に示す如く、浴槽11の周囲の壁面に手摺り31を設ける場合にも、蓋体12は手摺り31と浴槽11との間を移動するため、蓋体12を開閉しても手摺り31に当接することがない。
さらに、浴槽11の蓋体12の蓋格納部15に強制的換気機構としてファン16が設けられているため、蓋体12に付着した水滴が乾燥しやすくなり、カビの発生を抑制することができる。
そして、所望の分量だけ蓋格納部15より蓋体12を引き出して浴槽11上に展開し、固定することができるため、湯温の低下を抑制したいときや、蓋体12に本を載せて読みたいとき等、浴槽11に蓋体12を所望の量だけ展開した状態で入浴することができる。
本発明の実施例に係る浴槽蓋装置の構成を示す側面断面図。 浴槽蓋装置を備えた浴室の様子を示す図。 扉体の着脱構造を示す図。 強制的換気機構の構成を示すブロック図。 強制的換気機構の自動モードの制御を示す流れ図。 蓋格納部の内部構造を示す側面断面図。
符号の説明
10 浴槽蓋装置
11 浴槽
12 蓋体
13 壁面
14 扉体
15 蓋格納部
16 ファン
17 モータ
20 金属部材
21a 磁石

Claims (4)

  1. 浴槽近傍に形成された蓋格納部に、浴槽の蓋体を格納する浴槽蓋装置において、
    蓋格納部に強制的換気機構を設けることを特徴とする特徴とする浴槽蓋装置。
  2. 前記浴槽蓋装置において、
    強制的換気機構として、モータにより駆動されるファンを設け、切換手段によるON/OFF手動切換操作、若しくは、格納されている蓋体の状態に応じてON/OFF自動切換制御の、少なくともいずれか片方を可能とする、請求項1に記載の浴槽蓋装置。
  3. 浴槽近傍に形成された蓋格納部に、浴槽の蓋体を巻回した状態に格納する浴槽蓋装置において、
    蓋体の引き出し側端部に磁石を設け、浴槽の周縁部に磁石に磁着可能な金属を埋設することを特徴とする浴槽蓋装置。
  4. 前記浴槽蓋装置において、
    蓋体を巻回するリールを蓋格納部に設けた軸に遊嵌し、
    リールにラチェット機構を備えるとともに蓋体が格納される方向に付勢する、
    請求項3に記載の浴槽蓋装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114365960A (zh) * 2022-01-14 2022-04-19 王建 一种环保型节能卫浴
CN115444296A (zh) * 2022-09-02 2022-12-09 付婷 一种智能伸缩淋浴门

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