JP3003630U - 風呂蓋 - Google Patents
風呂蓋Info
- Publication number
- JP3003630U JP3003630U JP1994005932U JP593294U JP3003630U JP 3003630 U JP3003630 U JP 3003630U JP 1994005932 U JP1994005932 U JP 1994005932U JP 593294 U JP593294 U JP 593294U JP 3003630 U JP3003630 U JP 3003630U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lid
- bath
- bathtub
- lid material
- accommodating portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Bathtub Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】家庭用の浴槽に簡単に設置される風呂蓋を提供
することを目的とする。 【構成】可撓性を有した蓋材2を巻き取り状態で蓋材収
容部3に収容し、この蓋材収容部3に、引き出した蓋材
2の固定と解除を行うストッパ部11で構成される操作
部4と、浴槽に固定するための吸盤10とが設けられて
いる。蓋材2は芯材7内のばね材6により絶えず巻き取
り状態となっている。
することを目的とする。 【構成】可撓性を有した蓋材2を巻き取り状態で蓋材収
容部3に収容し、この蓋材収容部3に、引き出した蓋材
2の固定と解除を行うストッパ部11で構成される操作
部4と、浴槽に固定するための吸盤10とが設けられて
いる。蓋材2は芯材7内のばね材6により絶えず巻き取
り状態となっている。
Description
【0001】
本考案は、特に家庭用の浴槽に簡単に設置される風呂蓋に関する。
【0002】
家庭用の浴槽を覆う風呂蓋としては、一枚又は複数枚に分割した板状のものや 、巻くことが可能な蛇腹状のものが一般的であった。
【0003】 風呂蓋は、例えば、浴槽内に溜めた水を沸かすときの周囲への放熱を防止する 目的や、浴槽内に溜められたお湯が冷めないように保温する役目の成すためのも のなので、入浴時には浴槽上から取り外し、例えば、洗い場の壁などに立てかけ たり、巻き取って置いておくことが現状であった。
【0004】
しかしながら、風呂蓋を洗い場内の壁に立てかけたり、巻くことは何でもない ことであるが、面倒な作業である。その上、この風呂蓋を浴室の洗い場に置くと 浴室内を占領して洗い場を狭くし、とても邪魔になって困るといった問題があっ た。
【0005】 また、浴槽内に溜めた水を沸かす場合、従来のように風呂蓋で浴槽を覆ってい る場合には、外部からお湯の沸き具合を知ることができず、経験的に沸き上がり 時間を把握しておく必要があった。
【0006】
上記課題を解決するために本考案の第1の風呂蓋は、浴槽上を覆う可撓性を有 するシート状の蓋材と、この蓋材を絶えず巻き取り状態で挿抜自在に収容する蓋 材収容部とからなり、この蓋材収容部に蓋材を引き出したときの固定と解除とを 行う操作部を設けたことを特徴とする。
【0007】 そして、第2の風呂蓋は、蓋材が挿抜される蓋材収容部には、蓋材が絶えず巻 き取られる方向に働くばね材と、蓋材を巻き付けた芯材の端部に設けたギア部と 、この蓋材の巻き取りを止めるように前記ギア部と噛み合わ自在となるストッパ 部とが設けられたことを特徴とし、第3の風呂蓋は、蓋材又は蓋材収容部に、浴 槽内の温度変化を検出するための温度検出部を設けたことを特徴とする。
【0008】 さらに、第4の風呂蓋は、蓋材収容部を浴槽に固定するための固定手段を有す ることを特徴とし、第5の風呂蓋は、蓋材を絶えず巻き取り状態で挿抜自在に収 容する蓋材収容部を少なくとも浴槽周囲の壁内に収納したことを特徴とする。
【0009】
上記構成の第1の風呂蓋では、浴槽を覆う可撓性のシート状蓋材を蓋材収容部 内に絶えず巻き取り状態で挿抜自在に収容したことで、浴槽内にお湯を溜めたり 、風呂を湧かすときには蓋材を蓋材収容部から引き出し、操作部にて蓋材を浴槽 上を覆った状態で固定して蓋することができる。逆に、入浴時には、操作部を操 作して蓋材の固定を解除することで蓋材を蓋材収容部内に挿入することができる 。これにより、蓋材を洗い場に置いたりすることなく蓋材収容部内に確実に収容 できるので浴室内で邪魔になることがなく省スペース化がはかれる。
【0010】 第2の風呂蓋は、蓋材を巻き付けた芯材の端部にギア部を設けると共に、この ギア部と噛み合わせ自在となるストッパ部を操作部に設けることで蓋材の挿抜操 作が行われる。このとき、蓋材はばね材により絶えず蓋材収容部内に巻き取られ る状態となっているので、蓋材を蓋材収容部から引き出した場合、ストッパ部と ギア部とが噛み合い、蓋材が蓋材収容部内に巻き戻されることなく浴槽上を覆う ことになる。また、操作部のストッパ部とギア部との噛み合わせ状態を解除する と、絶えず巻き取られる状態となっている蓋材は自動的に蓋材収容部内に巻き取 られて収容される。
【0011】 第3の風呂蓋では、蓋材又は蓋材収容部に、浴槽内の温度変化を検出するため の温度検出部を設けたので、蓋材を蓋材収容部から引き出して浴槽上を覆ってお 湯を沸かした場合、湯の沸き上がり状態によって変化する浴槽内の温度を検出で きるようになるので、蓋材を蓋材収容部内に収容させて浴槽内を確かめる必要が なくなり、温度検出部によりお湯の沸き上がりを知ることができる。
【0012】 第4の風呂蓋では、蓋材を収容する蓋材収容部を浴槽に固定する固定手段を設 けたので、浴槽上の邪魔にならない場所に蓋材収容部を固定することができ、狭 い浴室であれば、洗い場を蓋材で占領されることがなく、浴室を最大限に活用で きる。
【0013】 そして、第5の風呂蓋であれば、蓋材を絶えず巻き取り状態で挿抜自在に収容 する蓋材収容部を少なくとも浴槽周囲の壁内に収納することで、浴室スペースの 有効利用が可能となる。
【0014】
以下、図面を参照して本考案の一実施例を説明する。
【0015】 図1は本考案の一実施例に係る風呂蓋の概略斜視図であり、図2は図1のA− A線沿った概略断面図、図3は図1のB−B線に沿った概略断面図である。図に 示す風呂蓋1は、大きく分けると蓋材2、この蓋材2を巻き取り状態で収容する 蓋材収容部3、この蓋材収容部3から引き出した蓋材2の固定と解除を行う操作 部4より構成されている。
【0016】 蓋材2は、例えば、ビニールシートなどの可撓性を有し、保温性を有し、巻き 取ることの可能な合成樹脂製シートである。その幅及び長さは設置する浴槽の幅 及び長さを考慮して規格化されたものが好適であるが、自由にその幅及び長さを 決定することができる。一端は補強され、ほぼ中央部分には蓋材2の引き出し時 に持つための取手21が取り付けられている。
【0017】 蓋材収容部3は、例えば、図3に示すように、中空の外部ケース5と、蓋材2 を絶えず巻き取る状態とするために内部に螺旋状のばね材6を配置した回転自在 とした芯材7とで構成されている。この芯材7は蓋材2を引き出すと内部に配置 された螺旋状のばね材6が変形し、絶えず元に戻ろうとする力が発生して蓋材2 を絶えず巻き取る状態としている。芯材7の端部には図2に示すように、例えば 鋸歯8を有したギア部9が取り付けられており、芯材7と共に回転自在となって いる。裏面には浴槽の端縁に固定するための吸盤10等の固定手段が適宜取り付 けられている。
【0018】 操作部4は、例えば、蓋材収容部3から抜け出し不能に突出され、上記芯材7 の端部に設けられたギア部9の鋸歯8と噛み合わされるスライド自在のストッパ 部11で構成されている。
【0019】 上記構成の風呂蓋1は、図5に示すように、蓋材収容部3の裏面に取着された 吸盤10を浴槽12の上縁に引っ付けて固定して使用される。まず、水を浴槽1 2内に溜め、取手21を持ち、蓋材収容部3から蓋材2を引き出して反対側の浴 槽の上縁に位置させる。このとき、図4に示すように、芯材7の回転によってス トッパ部11が鋸歯8で押し上げられ、蓋材2が巻取り力に反して簡単に引き出 すことができる。蓋材2の引き出しを止めると、ストッパ部11の自重によって ギア部9の鋸歯8と噛み合い、ばね材6による芯材7の巻き取り方向への力が止 められ、蓋材2が巻き戻されることなく固定され、図6に示すように、浴槽12 を完全に蓋することができる。そして、浴槽12内の水を沸かせばよい。
【0020】 また、蓋材2を途中で止める場合でもストッパ部11により確実に固定できる ので、途中まで引き出した状態で給湯装置からお湯を浴槽12に溜め、その後、 蓋材2を引き出して蓋することもできる。
【0021】 入浴する場合には、操作部4のストッパ部11をスライドさせることでギア部 9の鋸歯8との噛み合い状態が解除されるのでばね材6の復元力により芯材7が 反転し、蓋材2が自動的に巻き戻されて蓋材収容部3内に収容され元の状態に戻 る。
【0022】 従って、本考案の風呂蓋1では、蓋材収容部3を浴槽12の上縁に固定した状 態で蓋材2を操作部4の操作により簡単に挿抜自在とできるため、入浴時に風呂 蓋1によって洗い場が占領されて狭くなることもなく、浴室を有効に利用するこ とが可能となる。
【0023】 また、図7に示す風呂蓋11は、蓋材2の表面に、浴槽内のお湯の温度に応じ て変色する動植物等の模様を呈した温度検出部13を適宜設けたものである。こ の温度検出部13により、蓋材2を通してお湯の温度が解るようになるので、特 にお湯を沸かす場合、蓋材2を注意して見るだけで風呂の沸き上がりを判断する ことが可能となる。温度検出部13としては温度センサ等が利用でき、温度検出 部13を蓋材収容部3に設けたものであってもよい。
【0024】 図8に示すように、蓋材収容部3を浴槽12の周囲の壁内14に収容してもよ い。操作部4は同様に壁面13に取り付けられており、蓋材収容部3が壁内13 に収容されるため浴室内がすっきりとしたものとなる。
【0025】
以上の説明から明らかなように、本考案の風呂蓋は、蓋材を洗い場に置いたり することなく蓋材収容部を簡単で確実に設置して使用できるので浴室がすっきり とし、省スペース化がはかれる。また、操作部の操作により蓋材の蓋材収容部へ の挿抜及び固定ができ、簡単に浴槽の蓋の開閉操作ができるといった効果を奏す る。
【図1】本考案の一実施例に係る風呂蓋の概略斜視図で
ある。
ある。
【図2】図1のA−A線に沿った風呂蓋の概略拡大断面
図である。
図である。
【図3】図1のB−B線に沿った風呂蓋の概略拡大断面
図である。
図である。
【図4】同実施例の風呂蓋の動作を説明する概略断面図
である。
である。
【図5】同実施例の風呂蓋を浴槽に設置した状態を示す
概略斜視図である。
概略斜視図である。
【図6】同実施例の風呂蓋で浴槽に覆った状態を示す概
略斜視図である。
略斜視図である。
【図7】本考案の他の実施例に係る風呂蓋の概略斜視図
である。
である。
【図8】本考案のその他の実施例に係る風呂蓋の概略斜
視図である。
視図である。
1 風呂蓋 2 蓋材 3 蓋材収容部 4 操作部 6 ばね材 7 芯材 10 吸盤 11 ストッパ部 12 浴槽 13 温度検出部 14 壁
Claims (5)
- 【請求項1】浴槽上を覆う可撓性を有するシート状の蓋
材と、この蓋材を絶えず巻き取り状態で挿抜自在に収容
する蓋材収容部とからなり、この蓋材収容部に蓋材を引
き出したときの固定と解除とを行う操作部を設けたこと
を特徴とする風呂蓋。 - 【請求項2】蓋材が挿抜される蓋材収容部には、蓋材が
絶えず巻き取られる方向に働くばね材と、蓋材を巻き付
けた芯材の端部に設けたギア部と、この蓋材の巻き取り
を止めるように前記ギア部と噛み合わ自在となるストッ
パ部とが設けられたことを特徴とする請求項1記載の風
呂蓋。 - 【請求項3】蓋材又は蓋材収容部に、浴槽内の温度変化
を検出するための温度検出部を設けたことを特徴とする
請求項1記載の風呂蓋。 - 【請求項4】蓋材収容部を浴槽に固定するための固定手
段を有することを特徴とする請求項1記載の風呂蓋。 - 【請求項5】蓋材を絶えず巻き取り状態で挿抜自在に収
容する蓋材収容部を少なくとも浴槽周囲の壁内に収納し
たことを特徴とする請求項1記載の風呂蓋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994005932U JP3003630U (ja) | 1994-04-27 | 1994-04-27 | 風呂蓋 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994005932U JP3003630U (ja) | 1994-04-27 | 1994-04-27 | 風呂蓋 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3003630U true JP3003630U (ja) | 1994-10-25 |
Family
ID=43139573
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1994005932U Expired - Lifetime JP3003630U (ja) | 1994-04-27 | 1994-04-27 | 風呂蓋 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3003630U (ja) |
-
1994
- 1994-04-27 JP JP1994005932U patent/JP3003630U/ja not_active Expired - Lifetime
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