JPH0325662Y2 - - Google Patents

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JPH0325662Y2
JPH0325662Y2 JP571086U JP571086U JPH0325662Y2 JP H0325662 Y2 JPH0325662 Y2 JP H0325662Y2 JP 571086 U JP571086 U JP 571086U JP 571086 U JP571086 U JP 571086U JP H0325662 Y2 JPH0325662 Y2 JP H0325662Y2
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lid
winding
bathtub
attached
shaft
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JP571086U
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野: 本考案は入浴時には浴槽の端に嵩低く巻取るこ
とができるようにした風呂ふた装置に関するもの
であり、殊に巻き取り時は、巻き取り軸に対し小
さく巻付けられ、必要に応じて巻芯軸から取り外
しができる巻き込み可能な蓋体を有するものであ
る。
従来技術: 一般家庭の浴室で使用する風呂ふたは、通常二
片の平板を浴槽の上に置いて覆うようにしたもの
と、合成樹脂のシートと平角棒状とを組合せて巻
取り可能にしたものとが、多く使用されている。
そして前者の平ぶた式のものは入浴時、浴室の片
隅などに立て掛けるようにして始末し、後者の巻
取り式のものは適宜巻込んでこれまた浴室の片隅
に巻いた状態で立ておく。このような状態となる
ので、今日の住宅事情からして浴室のスペースが
小さいため、これらふたが邪魔になる。しかし乍
ら、このふたは、殊に冬季のように湯温が低下し
易い季節では、連続して入浴しないとき、次の入
浴者が使用するまで浴槽をふたして温度の低下を
防止する必要上、浴室内に置くことになり、いわ
ゆる洗い場のスペースが削減して不便な状態にあ
る。そして巻き取り式は一見合理的なようである
が、巻き付けた後、これが自立できるようにする
ために太径に巻き付ける構造になつていて、その
ため嵩張つてこれまた不都合なものである。
考案の目的: 本考案は斯かる問題点を解決して、取り付けに
際して浴室内の浴槽の壁沿い端部を利用し、嵩低
く巻き取りができるようにした巻き取り部を設
け、ふた使用時には巻き取り部からふた体を引き
出して浴槽を覆い、入浴時には嵩張らないように
巻き取ることができ、しかもこのふた体は巻き芯
軸部から取り外しが可能なように構成した巻き取
り構造の風呂ふたを提供することにある。
考案の構成: 本考案にては浴槽の一端上部位置の壁面部に固
着するようにした巻き取り軸取り付け体と、該取
り付け体の両側ブラケツトにて軸端部を支持され
て巻き取りコイルバネで作動する筒体を含む巻き
取り軸に対して巻き取られるように基端を取り付
けた巻き取り式のふた体と、からなる。該ふた体
は合成樹脂製シート部に偏平角形の補強部材を比
較的大きいピツチで上面に配分して一体構造に
し、かつその基端には裏面に面フアスナーを定着
すると共に、該基端から適宜離れた中間寄り位置
には両側部に磁石片を各々取付けたものとなし、
巻き取り軸の回転筒体には基部を該筒体に固着し
て適宜長さ繰出し得る接続帯を付設し、この接続
帯の自由端には前記ふた体基端の面フアスナーと
係合して連結するよう対応する面フアスナーを取
り付けると共に、該位置から適宜寸法筒体寄りに
仮止め用の孔を設けてなるものである。
なお、ふた体巻き取り軸取り付け体は必要に応
じて軸取り付けブラケツトがベースに対し小ねじ
にて分解可能に取り付け、カバーも着脱可能にし
てある。また、巻き取り軸のコイルバネによる回
転筒体の回転力は過度にならないよう、該コイル
バネの捩りを制限する。ふた体の基端部側裏面に
付した磁石片に対し、浴槽の縁上面には金属槽以
外の場合、取り付け体寄りの位置に金属片を適宜
長さで張着するようにしておく。
また、ふた体を巻き取り軸に連結するための接
続帯に設けた仮止め用の孔は、この接続帯を最大
限乃至それに近い状態に引き出したとき設置した
位置で浴槽の内側上部に達するようにし、この孔
に棒を挿入して浴槽内壁に当てがうことで、該接
続帯が巻き込まれるのを阻止し、ふた体とのフア
スナー部による着脱を容易にしてある。
全体の構成として装置の支持構造部はアルミニ
ウム合金、機械的強度の高い合成樹脂(たとえば
ポリプロピレン、ABS樹脂、硬質塩化ビニルな
ど)で形成する。軸部はステンレス鋼、銅合金な
どの耐蝕性を有する金属、もしくは鋼に耐蝕表面
処理したものを使用する。ふた体や接続帯などは
強靭な合成樹脂繊維布・合成樹脂シートと合成樹
脂成形体との組合せ物などを使用することが好ま
しい。
またふた体の長さについては浴槽の大きさに対
応できるようにし、自由端に引き出しが容易なよ
う摘み・引き手などを取り付けておくことが好ま
しい。
作 用: このような構成の本考案装置は、通常浴室の一
部に片寄せて設置されている浴槽に対し、浴槽の
壁寄りの位置上部に取り付け支持体を、巻き取り
軸によるふた体の巻き取りが急激に行われない程
度にコイルスプリングの捩り力を設定して、スラ
ツトシヤツター状に形成されたふた体が、引き出
されたとき浴槽の上面に沿うように定着する。
使用に際しては、巻き付けられているふた体の
端を巻き込み力に抗して引き出して、浴槽の上面
全体を覆うようにすることでふたをする。このと
き、巻き取り軸寄りの部分は巻き径が著しく小さ
くなるので、浮き上る状態になるので、予め裏面
に設けてある磁石片を、浴槽の上縁に押し当て、
磁力によつて吸着させることにより隙間が生じる
のを阻止する(一般に風呂用浴槽には磁性を有す
ステンレス鋼(SUS 405その他)が汎用されて
いる)。木製・強化プラスチツク製の浴槽の場合
には所定個所に予め磁性を有する板片を貼着して
おくようにすればよい。
そして入浴に際しては、磁石片による吸着力を
解除して、ふた体の引張り力を除くと、巻き取り
軸上のコイルバネ力によつてふた体が巻き取ら
れ、支持体内に収容される。したがつて浴槽は全
開し、浴室内にふた体を立てかけるようなことを
しなくともよい。
ふた体は巻き取られるに際しても、補強部材が
比較的大きいピツチで配されているから、巻き取
り径が太くならず嵩低く収容される。そして接続
帯が浴槽上まで張り出すようにして、仮止め用の
孔に棒を挿入し、浴槽の内壁に棒を当接して係止
すれば、巻き取り力が一時的に止められるので、
面フアスナー取り付け部でふた体を外すことによ
り、巻き取り式になつているふた体を清浄にした
り、新しいものと交換することができる。
実施例: 次に本考案を一実施例について図面により説明
する。
第1図乃至第4図において、取り付け支持体1
は、壁面に対しての取り付け孔4を有する剛性の
ある長方形のベース2と、その長手両端に直立し
て取り付くカバーを兼ねた一対のブラケツト3,
3とからなる。この両ブラケツト3,3の内側面
には対称位置で巻き取り芯軸11の両端をそれぞ
れシヤフト受け5に固着する。この巻き取り芯軸
11には比較的直径の小さい巻き取り筒体12
を、右巻きと左巻きとのコイルバネ13,13′
を介して被嵌し、周知のシヤツターと同要領で回
転可能に付設し、ふた体の巻き取り軸10を構成
してある。この巻き取り軸10の筒体12には強
靭な合成繊維で織成した布地にてなる接続帯15
を、その基部が筒体12に巻き付いて固着してあ
る。この接続帯15は、取り付ける対象の浴槽B
の全幅Wに対応する幅(必要ならばそれよりも多
少狭くともよい)で、最大限引き出したとき、取
り付け壁A寄りの浴槽Bの内壁B′までの寸法よ
りも長くなる寸法にしてある。そして該接続帯1
5の自由端上面には適宜幅の面フアスナーの雄片
(又は雌片)17が取り付けてあり、該自由端か
ら適宜寸法基部寄り位置に複数個(場合によつて
は1個所でもよい)の仮止め用孔16を設け、ハ
トメ打ちしておく。
このようにした接続帯15端には、浴槽Bの両
側上縁B″間を跨いて浴槽を覆うふた体20が、
その基端側の下側面に前記接続帯15の面フアス
ナー17と接して連結できる雌片(又は雄片)を
備えた面フアスナー23を取り付けて、連結する
ようになつており、所要長さで、適宜間隔にて偏
平な角形断面の補強部材22を多数、巻き取り軸
10に平行して不透水性のシート21に取り付い
たものである。なお、このふた板20の基端寄り
両側端部下面には永久磁石片24が、それぞれ1
又は2個づつ、前記補強部材22取り付け部に配
設してある。また、斯かるふた板20の自由端上
面適所には引き手25を取り付けて、引き出し自
在なようにしてある。このようなふた板20は巻
き取られた状態で前記支持体1のスペース内に収
まるようになつており、該支持体1の両側ブラケ
ツト3,3の上部とベース2上端縁とによつて取
り付けられるカバー6で囲まれた内部に収容され
る程度に巻かれるよう補強部材22の間隔をと
り、かつ使用中に撓まない強度を持たせてある。
なお、各部は耐蝕性を有する材料を選択して用
いてあることは云うまでもない。
このように構成した装置は、浴室内における浴
槽Bが片寄せて設置された壁面Aの、該浴槽Bの
上縁B″に近接した位置に、支持体1下端が揃う
状態で取り付ける。そして巻き取り軸10に巻き
付けたふた体20は、不使用時緩やかに巻き取ら
れ、全体を引き出した状態でほぼ静止できる程度
に筒体12内に仕組んだコイルバネ13,13′
に捩り力が与えられるように予め設定しておく。
風呂の湯をわかすとき、或いは入浴者がとだえ
て、次の入浴時までおくときには、引き手25を
もつてふた体20を引張れば、巻き取り軸10の
コイルバネ13,13′捩り力に抗してふた体2
0が繰り出し、浴槽B上面を全部覆つた状態にで
きる。この際巻き取り側は巻き径が細くなるの
で、浴槽B上縁B″より浮き上ることになるが、
この部分をふた体を該浴槽Bの上縁に押付けるよ
うにすることで、ふた体20に付設の磁石片24
が上縁B″の金属面(木製、合成樹脂製の浴槽の
場合、当該部分に磁性体を貼着しておく)に吸着
して、隙間が生じるのを阻止する。同時にふた体
20が巻き取り軸10に巻き戻されるのを阻止す
るのに役立つ。
入浴時にはふた体20の吸着部を浮き上らせて
ふた体20に加えた張力を除くと、巻き取り軸1
0組込みのバネ力により、該ふた体20は巻き取
り軸10に巻き取られ、支持体1のカバー6内に
嵩低く収容される。
而して長期間の使用によつて、ふた体20が汚
れたときには、ふた体20と共にその接続帯15
まで引き出し、仮止め用孔16に棒30を差込ん
で、浴槽Bの内壁面B′に当接すれば(第6図参
照)、コイルバネ13,13′力が固定されるの
で、面フアスナー17,23の係合を解いてふた
体20を取り外し、洗浄・乾燥した後、元の状態
に戻して棒30による仮止めを解けば復元する。
したがつてふた体が傷んでも新しいものと交換す
ることが容易である。
考案の効果: 叙上の如く本考案によれば、簡単な構成で嵩張
ることなく浴室の直接使用しない空間部を利用し
て浴槽のふた体を不使用時収納でき、したがつて
洗い場の空間を狭めることなく有効使用でき、狭
い浴室であつても従来のような問題点を解消する
ことができるようになつた。また、組込み構造で
あるにもかかわらず、汚れ易いふた体を洗つた
り、或いは交換したりすることも容易である等長
期使用に対しても有用である。また、新設はもち
ろん、既設の浴槽に対しても簡単に設置できる利
点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案風呂ふた装置の一実施例全体一
部切欠き斜視図、第2図は一部拡大縦断面図、第
3図は巻き取り部の断面図、第4図はふた体と巻
き取り軸の筒体に取り付けた接続帯との関係を示
す図、第5図及び第6図は使用態様を示す図であ
る。 1……取り付け支持体、2……ベース、3……
ブラケツト、5……シヤフト受け、6……カバ
ー、10……巻き取り軸、11……芯軸、12…
…筒体、13,13′……捩りコイルバネ、15
……接続帯、16……仮止め用孔、17,23…
…面フアスナー、20……ふた板、21……シー
ト、22……補助部材、24……磁石片、B……
浴槽、B′……内壁面、B″……上縁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 浴室の浴槽一端部上位置の壁面等に固着するよ
    うにしたふた巻き取り支持体と、該支持体の両側
    ブラケツト間に架設して巻き取り用コイルバネで
    巻き取り作動するようにした筒体を含む巻き取り
    軸と、該巻き取り軸に接続帯を介して基端をフア
    スナーにて着脱可能に取り付けた巻き取り式のふ
    た体とからなり、該ふた体は強靭な不透水シート
    部に偏平角形の補強部材を所要ピツチで上面に配
    分して一体構造にし、基端から中間寄り位置裏面
    の両側部に磁石片を取り付けたものとし、前記巻
    き取り軸に基部を固着した接続帯の端部には仮止
    め用孔を穿設したことを特徴とする巻取り式風呂
    ふた装置。
JP571086U 1986-01-17 1986-01-17 Expired JPH0325662Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP571086U JPH0325662Y2 (ja) 1986-01-17 1986-01-17

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP571086U JPH0325662Y2 (ja) 1986-01-17 1986-01-17

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Publication Number Publication Date
JPS62116988U JPS62116988U (ja) 1987-07-24
JPH0325662Y2 true JPH0325662Y2 (ja) 1991-06-04

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