JPH0427433Y2 - - Google Patents

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JPH0427433Y2
JPH0427433Y2 JP1987138433U JP13843387U JPH0427433Y2 JP H0427433 Y2 JPH0427433 Y2 JP H0427433Y2 JP 1987138433 U JP1987138433 U JP 1987138433U JP 13843387 U JP13843387 U JP 13843387U JP H0427433 Y2 JPH0427433 Y2 JP H0427433Y2
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JP
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lid
bathtub
ultra
spring
winding tube
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JP1987138433U
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JPS6443784U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は浴槽用蓋装置に関するものである。
「従来の技術」 従来の浴槽用の蓋は、別体となつている数枚の
板を一組として浴槽の上縁に並べて載置するもの
である。しかし、このように別体となつている
と、並べて載置するときにも一枚一枚持ち上げて
置かなければならず面倒であり、また浴槽から取
り外したときには、重ねて浴室の壁に立て掛けた
りしておくが、浴室内は滑りやすいために僅かに
触れただけでも倒れやすく、このためその都度場
合を変えては何回も立て掛け直さなければならな
いという煩わしさがある。
そしてまた、このような点に鑑み、例えば第4
図及び第5図乃至第7図に示したように、蓋体を
厚手ビニール板等で製作し、これを筒内に巻き取
るようにした蓋装置も案出されている。
第4図の蓋装置は実公昭37−8695号公報に開示
されたものであり、浴槽の開口部を被覆する覆体
Aを筒体Bに引き出し収納自在としたものであ
る。
また、第5図乃至第7図の蓋装置は実公昭51−
51394号公報に開示されたものであり、円筒体C
にばねをもつて蓋体を巻き込むことができるよう
にした軸体Dを設け該軸体Dに厚手のビニール板
からなる蓋体Eを取り付けたものである。
斯かる従来例は、いずれも蓋体を筒内に巻き込
むことかできる点で、従来の板からなる蓋の問題
点を解消することができる。しかし、これらはい
ずれも実際に実施しようとすると技術的に困難な
点があり、実用化はきわめて困難なものである。
即ち、第4図に示された蓋体Aについては、そ
の素材等について全くふれられておらず、厚手の
板が示されているのみである。
また、第5図乃至第7図に示された蓋体Eは、
厚手のビニール板の上面に稍々硬質の合成樹脂製
の巾狭な多数の板体F,F…を横方向に整列して
固着して形成したものである。
然るに、このように厚手の蓋体では蓋体そのも
のの長さがかなりあることから、巻いたときに嵩
張るものであり、実際に製品化するときには、蓋
体の全部を巻きとるとなると筒B,Cの直径が30
cm以上にもなつてしまい、設置スペースが多く必
要となつて実際上取り付け不可能であり、また無
理に取り付けたとしてもまた浴槽の美感が著しく
損なわれるという問題がある。且つまた、ばねで
もつて厚手の蓋体を巻き取るべく蓋体巻軸を回す
となると、蓋体自体の全体重量がかなりあり、そ
の上実際に使用すると水滴の分の重さが加わるこ
とから、相当強力なばねを使用しなければなら
ず、必然的に高価なものになつてしまう。
また、ばねでもつて円滑に巻きとるためには、
蓋体の幅方向の中央部がたるまないようにしなけ
ればならないが、前記従来例では蓋体に幅方向に
沿つた骨材が取り付けられていないから、幅方向
の中央部がたるんでしまうものである。
尚、第5図乃至第7図に示した蓋体Eには、
稍々硬質の合成樹脂製の巾狭な板体Fが取り付け
られているが、このようにすると幅方向の中央部
のたるみはいくらか少くなるが、しかし各板体F
の幅の分宛嵩張ることになつて筒Cが大型になり
且つまた真円に近い状態に巻き取ることができ
ず、実際上ばねで円滑に巻き取ることは不可能で
ある。
「考案が解決しようとする課題」 本考案者は、斯かる観点から特にそれに用いる
蓋体について鋭意研究した結果、耐熱性を有する
極薄の柔軟シートをもつて形成すると共に、幅方
向に沿つたピアノ線等からなる極細の骨材を全体
に等間隔に取り付けた蓋体を用いることにより、
上記の問題点を悉く解消することができることを
見出し、本考案を完成するに至つたものである。
即ち、本考案は上記の如き蓋体を用いることに
より、蓋体を収納する筒体を、その直径が約8cm
程度に迄小型化することができると共に、左程強
力でない、したがつて安価なばねでもつて無理な
く且つ円滑に巻き取ることができるようになした
浴槽用蓋装置を提供せんとするものである。
「問題点を解決するための手段」 然して、本考案の要旨は、浴槽の幅に対応する
長さとし且つ側面に蓋体の出入口を設け、適宜の
手段をもつて浴槽の上縁又は浴室の壁にセツトす
る筒状蓋体収納ケース内に、蓋体巻筒を回転自在
に支承すると共に、ばねをもつて該巻筒を、引き
出された蓋体を巻き戻すよう附勢した浴槽用蓋装
置において、前記巻筒に一端側を接離してその全
体を巻き付ける蓋体として、耐熱処理を施した軽
くて且つ極薄の柔軟シートをもつて形成すると共
に、幅方向に沿つたステンレス等の細線からなる
超極細の骨材を全体に等間隔に取り付けた蓋体を
用いたことを特徴とする浴槽用蓋装置にある。
「実施例」 以下、本考案を図示した実施例に即して更に詳
細に説明する。
第1図は一部切欠して示した全体の分解斜視
図、第2図は組立状態の中央縦断面図、第3図は
使用状態図である。
図中、1は筒状の蓋体収納ケースであり、浴槽
の幅に対応する長さとしている。また該蓋体収納
ケース1の側面には軸方向に沿つて幅の狭い蓋体
出入口2を設けている。更にまた蓋体収納ケース
1は浴槽の上縁にセツトすることができるように
種々の手段を施すが、本実施例にあつては着脱を
容易にするために吸盤3,3,…を用いている。
4,5は前記蓋体収納ケース1の両端部に被着
するキヤツプである。また、該キヤツプの内の一
方のキヤツプ4には、その中心部に後記軸杆の一
端部を挿通して支承する軸杆支承孔4aを設ける
と共に、他方のキヤツプ5には、外方に膨出させ
て後記巻筒の支承筒を嵌合固定する筒部5aと後
記軸杆の他端部を支承する筒部5bを設けてい
る。
6は前記蓋体収納ケース1の中心部に軸方向に
沿つて配設した軸杆であり、一端部を前記キヤツ
プ4の軸杆支承孔4aに挿通し、他端部を前記キ
ヤツプ5の筒部5bに嵌合している。
7は端部を前記キヤツプ5の筒部5aに嵌合固
定した支承筒であり、後記巻筒の一端側を摺動自
在に嵌合し、これを回転自在に支承するものであ
る。
8はねじりコイルばねであり、前記支承筒7の
内端に一端部を接続し、他端部を後記巻筒内面に
固着した接続リング9に接続している。該ねじり
コイルばね8は、後記巻筒を引き出された蓋体を
巻き戻す方向に回転させるものである。
尚、該ねじりコイルばねの代わりにうず巻ばね
を使用してもよい。
10は該支持リング9の内部に固着され、中心
部の孔10aに前記軸杆6を摺動自在に挿通した
支持リングである。
11は前記軸杆6及びねじりコイルばねの8を
囲むようにして蓋体収納ケース1内に配設された
巻筒であり、後記蓋体を巻き取るものである。ま
た該巻筒11は、前記支承筒7によつて回転自在
に支承され、且つねじりコイルばね8によつて、
引き出された蓋体を巻き戻す方向に回転するよう
附勢せしめられているものである。
12は前記巻筒11に巻き付ける極薄シート状
の蓋体であり、耐熱性を有する極薄の柔軟シート
をもつて形成されている。具体的には、耐熱処理
を施したビニール、ナイロン等の極薄の柔軟シー
トを用い、これに幅方向に沿つた極細の骨材1
2′を、全体に等間隔に取り付けたものである。
尚、骨材12′としてはステンレス細線等を用
いる。
本考案は斯かる蓋体を用いることを特徴として
おり、これにより蓋体収納ケース21を、その直
径を約8cm程度に迄小型化することができるので
ある。
また、該蓋体12には引き出したときに、巻き
込まれないでその展張りた状態を保持するための
手段を設けてあり、本実施例にあつては蓋体12
そのものに設けた係合用の孔12aと、浴槽の上
縁に固着する鉤13とをもつて構成している。
その他、図中14は浴槽を示す。
「作用」 次に、上記構成からなる本考案の作用について
説明する。
先ず、本考案を浴槽14の上縁にセツトする
が、これは吸盤3,3、…を浴槽14の上縁に吸
着させて行う。尚、吸盤以外の手段を採用しても
よいことは勿論である。そして、浴槽に蓋をする
ときには、極薄シート状の蓋体12の端部を摘ん
で引き出すものである(第3図)。
また、蓋を取るときには、蓋体12の端部を持
ち上げて孔12aを鉤13から外せばよく、蓋体
12はねじりコイルばね8の作用によつて巻筒1
1に自動的に巻き戻され、蓋体収納ケース1内に
収まるものである。
「考案の効果」 本考案は上記の如き構成、作用であり、ばねに
よつて蓋体巻筒を回す蓋装置において、蓋体とし
て耐熱性を有する極薄の柔軟シートをもつて形成
すると共に、幅方向に沿つたステンレス細線等か
らなる極細の骨材を全体に等間隔に取り付けたも
のを用いたから、蓋体収納ケースを、その直径が
約8cm程度に迄小型化することができるものであ
る。したがつて、浴槽の上縁にセツトしても、浴
槽のスペースを狭めることがなく、且つ浴槽の美
感をも損ねないものである。また、蓋体全体の重
量が軽く且つ骨材によつて幅方向の中央部がたる
まないから、左程強力でない、したがつて安価な
ばねでもつて無理なく且つ円滑に巻き取ることが
できるものである。また、円滑に引き出したり巻
き取つたりすることができるから、億劫になら
ず、小まめに蓋の開閉を行うようになり、湯温の
低下を極力少くすることができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は一部切欠して示した全体の分解斜視
図、第2図は組立状態の中央縦断面図、第3図は
使用状態図、第4図は従来品の斜視図、第5図は
他の従来品の正面図、第6図は同平面図、第7図
は蓋体の部分拡大図である。 1……蓋体収納ケース、2……蓋体出入口、3
……吸盤、4,5……キヤツプ、6……軸杆、7
……支承筒、8……ねじりコイルばね、9……接
続リング、10……支持リング、11……巻筒、
12……シート状蓋体、12a……係合孔、13
……鉤。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 浴槽の幅に対応する長さとし且つ側面に蓋体の
    出入口を設け、適宜の手段をもつて浴槽の上縁又
    は浴室の壁にセツトする筒状蓋体収納ケース内
    に、蓋体巻筒を回転自在に支承すると共に、ばね
    をもつて該巻筒を、引き出された蓋体を巻き戻す
    よう附勢した浴槽用蓋装置において、前記巻筒に
    一端側を接続してその全体を巻き付ける蓋体とし
    て、耐熱処理を施した軽くて且つ極薄の柔軟シー
    トをもつて形成すると共に、幅方向に沿つたステ
    ンレス等の細線からなる超極細の骨材を全体に等
    間隔に取り付けた蓋体を用いたことを特徴とする
    浴槽用蓋装置。
JP1987138433U 1987-09-10 1987-09-10 Expired JPH0427433Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987138433U JPH0427433Y2 (ja) 1987-09-10 1987-09-10

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987138433U JPH0427433Y2 (ja) 1987-09-10 1987-09-10

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6443784U JPS6443784U (ja) 1989-03-15
JPH0427433Y2 true JPH0427433Y2 (ja) 1992-07-01

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ID=31400765

Family Applications (1)

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JP1987138433U Expired JPH0427433Y2 (ja) 1987-09-10 1987-09-10

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62109525A (ja) * 1985-11-06 1987-05-20 株式会社 オスカ− 風呂蓋装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62109525A (ja) * 1985-11-06 1987-05-20 株式会社 オスカ− 風呂蓋装置

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JPS6443784U (ja) 1989-03-15

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