JP2010011994A - 物干し器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】取り付けおよび取り外しが容易であるとともに、吊り下げたハンガーが片寄ることのない物干し器具を提供することを課題とする。
【解決手段】物干し器具1において、長軸方向に沿って複数の孔11、11・・・が形成されたベルト10が、収納ケース21に回転可能な状態で保持されているリール23に巻き取られることで収納される。ベルト10の一端にはフック31が取り付けられ、収納ケース21の外側にフック32が取り付けられている。物干し器具1は、フック31、フック32を用いてベランダなどに設置され、ベルト10が収納ケース21から引き出された状態で使用される。ベルト10は、ロック部材251と収納ケース21の内壁とに挟み込まれることでロックされる。洗濯物が掛けられたハンガー40は、収納ケース21から引き出されたベルト10の孔11に通されることで、ベルト10に吊り下げられる。
【選択図】図4

Description

本発明は、洗濯物の乾燥などに用いられる物干し器具に関する。
洗濯物の乾燥では、通常、洗濯物を掛けたハンガーなどがベランダなどに設置された物干し竿に吊り下げられる。しかし、大量の洗濯物があり、物干し竿だけでは全ての洗濯物を干せないことがある。この場合、ベランダの空いたスペースにロープを架け渡し、架け渡したロープに洗濯物が掛けられたハンガーなどを吊り下げることがある。
しかし、洗濯物を干すたびにロープをベランダに架け渡すことは、ユーザにとって面倒である。一方、ロープをベランダに架け渡したままの状態にしておいた場合、ロープに汚れが付着するため、ロープの汚れが洗濯物に付着するおそれがある。
特開2000−392号公報
上記特許文献1には、ロープの架け渡しおよび取り外しが容易なリール装置が開示されている。特許文献1に係るリール装置において、ロープを巻き取るリールがケース内に収納されており、ケースの外側とロープの先端とにフックがそれぞれ取り付けられている。ベランダに予め取り付けられたフックに特許文献1に係るリール装置のフックを掛けることで、ユーザは、ベランダなどにロープを容易に架け渡すことができる。
しかしながら、特許文献1に係るリール装置を用いて洗濯物を掛けたハンガーを吊り下げた場合、ロープに吊り下げられたハンガーが風などで移動することがある。この結果、ロープに吊り下げられたハンガーが片寄ってしまい、ハンガーに掛けられた洗濯物が乾かなくなるおそれがあった。
そこで、本発明は前記問題点に鑑み、取り付けおよび取り外しが容易であるとともに、吊り下げたハンガーが片寄ることのない物干し器具を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1記載の発明は、筺体と、前記筺体の外部に形成され、前記筺体の移動を制限するための固定部と、回転可能な状態で前記筺体の内部に収納された回転体と、長軸方向に沿って複数の孔が形成され、一端側が前記回転体に巻き取られており、取付フックが形成された他端側が前記筺体の外部に引き出し可能な線状部材と、前記筺体の外部に前記線状部材が引き出された状態において、引き出された前記線状部材の長さを保持する保持部と、を備えることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1に記載の物干し器具において、前記固定部は、前記筺体の外部に形成された固定フックであることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の物干し器具において、前記線状部材は、所定の幅を有するベルトであることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の物干し器具において、前記線状部材は、鎖であることを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の物干し器具において、前記複数の孔は、前記線状部材の前記長軸方向に沿って等間隔に形成されていることを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の物干し器具において、さらに、前記筺体から前記線状部材が引き出される際の前記回転体の回転に応じた弾性力を蓄積し、前記弾性力によって前記線状部材を巻き取る方向に前記回転体を回転させる駆動部、を備えることを特徴とする。
請求項7記載の発明は、請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の物干し器具において、さらに、前記引き出された前記線状部材の長さを保持するかどうかを前記保持部に指示する指示部、を備え、前記保持部は、前記指示部が前記引き出された前記線状部材の長さの保持を指示している場合、前記線状部材の一部を前記筺体の内壁に押し当てる押圧部、を含むことを特徴とする。
請求項8記載の発明は、請求項6に記載の物干し器具において、さらに、前記回転体が所定の回転位置に位置する場合、前記回転体の回転を抑制する回転抑制部、を備えることを特徴とする。
本発明に係る物干し器具は、筐体の外部に第1のフックを設け、線状部材の他端に第2のフックを設けているため、ベランダなどに容易に取り付けることができる。また、本発明に係る物干し器具は、線状部材に形成された複数の孔にそれぞれハンガーのフックを掛けることによって、吊り下げられたハンガーが片寄ることを防止できる。
また、本発明に係る物干し器具は、線状部材を筐体の内壁に押し当てることによって、筐体の外部に引き出された線状部材の長さを維持する。これにより、線状部材に吊り下げられたハンガーなどの重みによって線状部材がたるむことを防ぐことができる。
{物干し器具の外観}
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態について説明する。図1は、ベルト10が引き出された状態の物干し器具1の斜視図である。図2は、ベルト10を収納した状態の物干し器具1の斜視図である。本実施の形態に係る物干し器具1は、ベルト10と、収納部20と、ベルトロックレバー30と、フック31、32とを備えている。
ベルト10は、洗濯物を掛けたハンガーなどを吊り下げる部材である。ベルト10には、長軸方向に沿って複数の孔11、11・・・が等間隔に形成されている。孔11、11・・・には、ハンガーのフックなどが通される。孔11、11・・・のサイズは、ハンガーのフックなどを通すことができる程度の大きさであればよい。なお、ベルト10の材質は、後述するリール23に巻き取り可能な程度の柔軟性を有し、洗濯物などを吊り下げることで切断されることのない強度を有するものであれば、特に限定されるものではない。
収納部20は、ベルト10を収納するとともに、ベルト10をロックする。ベルトロックレバー30は、ユーザがベルト10をロックするかどうかを指示するためのレバーである。ベルト10のロック(ベルトロック状態)とは、収納部20から引き出されたベルト10を引き出された長さのままで保持することである。つまり、ベルトロック状態とは、ベルト10の収納および引き出しができない状態を指す。一方、収納部20から引き出されたベルト10の長さの調節が可能な状態を、ベルト可動状態とする。
フック31は、ベルト10の一端に取り付けられ、フック32は、収納部20の外側に取り付けられている。フック31、32は、物干し器具1をベランダなどに取り付けるために用いられる。
物干し器具1は、収納部20から引き出されたベルト10がベランダなどに架け渡された状態で使用される。洗濯物が掛けられたハンガー40は、孔11、11・・・にそれぞれ通されることで、収納部20から引き出されたベルト10に吊り下げられる。このため、物干し器具1は、ベルト10に吊り下げられたハンガー40の移動を制限して、ハンガー40の片寄りを防止することができる。
{収納部の構成}
次に、収納部20の構成について説明する。図3は、ベルト可動状態における物干し器具1の平面図である。図3では、収納部20の内部の構成を示すために、蓋部22を取り外した状態で示している。また、ベルトロックレバー30は、図3の紙面奥側に配置されている。
収納部20は、収納ケース21と、蓋部22と、リール23と、渦巻きばね24と、ロック部25と、ストッパー26とを備えている。収納ケース21および蓋部22は、樹脂製であり、収納部20の筐体を構成する。収納ケース21の内側には、リール回転軸21a、ロック部材回転軸21b、ロックばね保持部21c、可動位置指定部21d、開口部21eが形成されている。リール回転軸21a、ロック部材回転軸21b、ロックばね保持部21cは、図3の紙面から手前側に垂直方向に突出している。蓋部22の内側には、ストッパー26と衝突する位置に、突起部22aが形成されている。突起部22aが形成される位置を、図3において一点鎖線で示す。なお、突起部22aの数は、一つでもよいし、複数でもよい。
リール23は、リール回転軸21aを中心に回転可能な状態で収納ケース21に保持されている。ベルト10は、リール23に巻き取られることで収納部20に収納される。ベルト10の一端が開口部21eから収納ケース21の外部に引き出されており、ベルト10の他端がリール23に固定されている。なお、図3において、リール23に巻き取られているベルト10の表示を省略している。
渦巻きばね24は、ベルト10を巻き取る方向(図3において時計回りの方向)にリール23を回転させる駆動部である。渦巻きばね24は、収納部20からベルト10が引き出される際のリール23の回転によって回転弾性力を蓄積し、蓄積した回転弾性力によってリール23にベルト10を巻き取らせる。渦巻きばね24において、内側の端部24aがリール回転軸21aに固定され、外側の端部24bがリール23に固定されている。
ロック部25は、ユーザのベルトロックレバー30の操作に基づいてベルト10をロックする。
ストッパー26は、リール23とともに回転し、リール23が所定の回転位置に位置する際にリール23の回転を抑制する。
{ロック部の構成および動作}
以下、ロック部25について詳しく説明する。ロック部25は、図3に示すように、ロック部材251と、ロックばね252とから構成される。ロック部材251は、楕円形状であり、ロック部材回転軸21bを中心に回転可能な状態で収納ケース21に取り付けられている。ロック部材251の一端には突起部251aが形成されている。
ロックばね252は、ねじりコイルばねであり、ユーザのベルトロックレバー30の操作に応じて、ロック部材251をベルト可動状態に応じた位置、またはベルトロック状態に応じた位置に固定する。ロックばね252の一端は、ロックばね保持部21cに取り付けられており、他端はロック部材251の突起部251aの近傍に取り付けられる。
次に、ベルト可動状態について説明する。ベルト可動状態において、ロックばね252が、図3における時計回りの方向に回転する力をロック部材251に加えている。ロック部材251は、突起部251aが可動位置指定部21dに押し当てられた状態で固定される。この状態では、ロック部材251がベルト10に接触していないため、ユーザは、ベルト10を収納部20から引き出したり、引き出されたベルト10を収納部20に収納したりすることができる。
ユーザは、物干し器具1をベルトロック状態にする場合、ベルトロックレバー30を操作して、図3における反時計まわりの方向にロック部材251を回転させる。これにより、物干し器具1は、図3に示すベルト可動状態から図4に示すベルトロック状態に変化する。図4は、ベルトロック状態における物干し器具1の平面図である。図3と同様に、図4は、蓋部22が取り外された状態を示している。ベルトロックレバー30は、図4の紙面奥側に配置されている。
図4に示すベルトロック状態において、ロックばね252が、図4における反時計回りの方向に回転する力をロック部材251に対して加えている。ロック部材251は、ベルト10を収納ケース21の内壁に押し当てた状態で固定されている。ベルト10は、ロック部材251と収納ケース21の内壁とに挟み込まれることでロックされる。したがって、ベルト10またはリール23にベルト10をロックする構造を設ける必要がない。
また、ユーザは、図4に示す状態からベルトロックレバー30を操作して、ロック部材251を図4における時計回りの方向に回転させることで、物干し器具1をベルトロック状態からベルト可動状態に変化させることができる。
{ストッパーの構成および動作}
図5は、図3および図4に示す領域Aにおける収納部20の部分拡大図である。図5に示すように、ストッパー26は、回転抑制板261とばね262とから構成される。回転抑制板261は、リール23に形成された抑制板回転軸23aを中心に回転可能な状態でリール23に取り付けられている。ばね262は、U字状の形状であり、回転抑制板261を挟み込むようにしてリール23に取り付けられている。
次に、ストッパー26の動作について説明する。ストッパー26は、リール回転軸21aを中心にリール23と一体的に回転することで、蓋部22の内側に設けられた突起部22aが回転抑制板261に衝突する。このとき、回転抑制板261には抑制板回転軸23aを中心に図5に示すR1方向に回転する力がはたらく。しかし、ばね262が回転抑制板261を挟み込んでいるため、回転抑制板261の回転が妨げられる。突起部22aと回転抑制板261との衝突状態が解消されず、リール23の回転が抑制される。
しかし、リール23は、所定の条件下において、突起部22aと回転抑制板261との衝突に関わらず回転を続ける。以下に、リール23が回転を続ける条件について説明する。ベルト10が引き出される方向(図5に示すL1方向)にリール23が回転する場合、ユーザがフック31などを引っ張ることでL1方向に回転する力がリール23に継続的に加えられる。この結果、回転抑制板261にもR1方向に回転する力が継続的に加わるため、回転抑制板261は、ばね262の弾性力に逆らって抑制板回転軸23aを中心に回転する。
一方、リール23がベルト10を巻き取る方向(L1方向と反対方向)に回転する場合、回転抑制板261には、突起部22aと回転抑制板261との衝突のエネルギーによって、R1方向に回転する力がはたらく。つまり、リール23が所定の回転速度以上で回転することにより、回転抑制板261は、ばね262の弾性力に逆らって抑制板回転軸23aを中心に回転する。
上述のように、所定の条件下において回転抑制板261と突起部22aとの衝突状態が解消され、リール23は、リール回転軸21aを中心に回転を続けることができる。回転抑制板261は、突起部22aとの衝突状態が解消されると、ばね262の弾性力により図5に示す状態に戻る。
このように、ストッパー26は、リール23の回転を完全に阻止することでベルト10をロックするものではない。ストッパー26は、リール23のベルト10を巻き取る方向への回転を抑制することで、渦巻きばね24によってベルト10が自動的にリール23に巻き取られることを防止する。
{物干し器具の使用方法}
以下、物干し器具1の使用方法について説明する。図6は、物干し器具1にハンガー40を吊り下げた状態を示す模式図である。図6において、ベルト10、孔11、11・・・、収納ケース21などのサイズを誇張して示している。
まず、ユーザは、ベランダなどに物干し器具1を取り付ける。具体的には、ユーザは、物干し器具1をベルト可動状態にして、物干し器具1のフック32をベランダの壁面などに設けられたフック42に引っかける。ユーザは、フック31を持ち、ベルト10を収納部20から引き出す。ベルト10が収納部20から引き出されることによって、リール23が回転し、渦巻きばね24に回転弾性力が蓄積される。
ユーザは、ベランダに設けられたフック41にフック31を掛ける。渦巻きばね24がベルト10を巻き取る方向にリール23を回転させるために、収納部20から引き出されたベルト10は、たるみのない状態でベランダに架け渡される。ユーザは、ベルトロックレバー30を操作して、物干し器具1をベルトロック状態にする。これにより、物干し器具1の取り付けが完了する。
物干し器具1の取り付け中に、ユーザが、ベルト10またはフック31から手を離すことがある。この場合、渦巻きばね24に蓄積された回転弾性力によって、リール23がベルト10を巻き取る方向に回転を始める。しかし、リール23が所定の回転速度以下で回転しているため、リール23は、ストッパー26の上述の機能により回転を停止する。したがって、物干し器具1の取り付け時に、ユーザがベルト10の再度引き出すことを防止できる。
ユーザは、洗濯物が掛けられたハンガー40の柄をベルト10に形成された孔11、11・・・に通すことで、ハンガー40を物干し器具1に吊り下げる。これにより、物干し器具1は、図6に示す状態となる。物干し器具1は、ベルトロック状態にあるため、洗濯物が掛けられたハンガー40が吊り下げられても、ベルト10をたるみのない状態に保ことができる。
また、ベルト10に形成されている孔11、11・・・は、所定の間隔で形成されているため、ユーザは、容易に、衣類が掛けられたハンガー40を片寄りなく吊り下げることができる。また、ハンガー40の柄が孔11に通されることで、物干し器具1に吊り下げられたハンガー40は、風などによって片寄ることがない。このため、ハンガー40に掛けられた洗濯物の乾燥を確実に行うことができる。
次に、物干し器具1を片付ける場合について説明する。ユーザは、ハンガー40を物干し器具1から取り外し、ベルトロックレバー30を操作して物干し器具1をベルト可動状態にする。ユーザがフック31をフック41から取り外すことで、ベルト10は、渦巻きばねに蓄積された回転弾性力により回転するリール23に巻き取られる。
ストッパー26によりリール23の回転が停止した場合、ユーザは、ベルト10を収納部20から引き出した後で、ベルト10またはフック31を離せばよい。これにより、突起部22aと回転抑制板261とは、リール23が所定の回転速度以上で回転した状態で衝突する。この結果、リール23は、ストッパー26により回転を停止することなく、ベルト10を巻き取ることができる。
以上説明したように、本実施の形態に係る物干し器具1は、ベルト10をロック部材251と収納ケース21の内壁との間に挟み込むことによってロックする。したがって、ベルト10をロックする際に収納部20から引き出すベルト10の長さを、物干し器具1を取り付ける場所に応じて自由に調節することができる。また、ユーザは、フック31、32をベランダに取り付けられたフックなどにかけることで、物干し器具1を容易にベランダなどに取り付けることができる。
また、ハンガーのフックを通すための複数の孔11、11・・・をベルト10に形成することにより、ユーザがハンガー40を片寄りなく吊り下げることができるとともに、吊り下げられたハンガー40が風などによって片寄ることを防止できる。
なお、本実施の形態において、物干し器具1がベルト10を備える例について説明したが、これに限られない。たとえば、ベルト10に代えて、チェーン、複数のリングを紐などでつなげたものなどを用いてもよい。つまり、物干し器具1は、リール23に巻き取ることが可能であり、一定の間隔でハンガー40のフックなどを通すことができる孔が形成されている線状部材を備えていればよい。
また、本実施の形態において、収納部20の外側にフック32が形成されている例について説明したが、これに限られない。たとえば、収納部20の外側にちょうつがいが取り付けられていてもよい。あるいは、収納部20の外側に、ねじ止め用の貫通孔が設けられていてもよい。収納部20は、ねじ止めによってベランダなどの壁面に固定される。この場合、ユーザは、物干し器具1を使用するたびに収納部20を固定する必要がないため、さらに容易に物干し器具1をベランダに架け渡すことができる。
また、本実施の形態では、ベルト10が渦巻きばね24によって自動的にリール23に巻き取られる構成を例にして説明したが、これに限られない。渦巻きばね24に代えてリール23を回転させるハンドルを設け、ベルト10を手動で巻き取る構成としてもよい。
また、本実施の形態では、ロック部25によってベルト10をロックする例について説明したが、これに限られない。たとえば、物干し器具1は、リール23の回転を阻止することによってベルト10をロックしてもよい。
また、本実施の形態では、ベルト10に孔11、11・・・が等間隔で形成される例について説明したが、これに限られない。孔11、11・・・は、等間隔に形成されていなくてもよい。また、孔11、11・・・の形状は、円形に限られず、楕円形など、様々な形状の孔が並んでいてもよい。
本発明の実施の形態に係る物干し器具の斜視図である。 ベルトを収納した物干し器具の斜視図である。 ベルト可動状態における収納部の内部構成を示す図である。 ベルトロック状態における収納部の内部構成を示す図である。 ストッパーの拡大図である。 物干し器具の使用状態の一例を示す図である。
符号の説明
1 物干し器具
10 ベルト
11 孔
20 収納部
21 収納ケース
22 蓋部
23 リール
24 渦巻きばね
25 ロック部
26 ストッパー
30 ベルトロックレバー
31、32 フック
251 ロック部材
252 ロックばね

Claims (8)

  1. 筺体と、
    前記筺体の外部に形成され、前記筺体の移動を制限するための固定部と、
    回転可能な状態で前記筺体の内部に収納された回転体と、
    長軸方向に沿って複数の孔が形成され、一端側が前記回転体に巻き取られており、取付フックが形成された他端側が前記筺体の外部に引き出し可能な線状部材と、
    前記筺体の外部に前記線状部材が引き出された状態において、引き出された前記線状部材の長さを保持する保持部と、
    を備えることを特徴とする物干し器具。
  2. 請求項1に記載の物干し器具において、
    前記固定部は、前記筺体の外部に形成された固定フックであることを特徴とする物干し器具。
  3. 請求項1または請求項2に記載の物干し器具において、
    前記線状部材は、所定の幅を有するベルトであることを特徴とする物干し器具。
  4. 請求項1または請求項2に記載の物干し器具において、
    前記線状部材は、鎖であることを特徴とする物干し器具。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の物干し器具において、
    前記複数の孔は、前記線状部材の前記長軸方向に沿って等間隔に形成されていることを特徴とする物干し器具。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の物干し器具において、さらに、
    前記筺体から前記線状部材が引き出される際の前記回転体の回転に応じた弾性力を蓄積し、前記弾性力によって前記線状部材を巻き取る方向に前記回転体を回転させる駆動部、
    を備えることを特徴とする物干し器具。
  7. 請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の物干し器具において、さらに、
    前記引き出された前記線状部材の長さを保持するかどうかを前記保持部に指示する指示部、
    を備え、
    前記保持部は、
    前記指示部が前記引き出された前記線状部材の長さの保持を指示している場合、前記線状部材の一部を前記筺体の内壁に押し当てる押圧部、
    を含むことを特徴とする物干し器具。
  8. 請求項6に記載の物干し器具において、さらに、
    前記回転体が所定の回転位置に位置する場合、前記回転体の回転を抑制する回転抑制部、
    を備えることを特徴とする物干し器具。
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