JP3136626U - ロール体収容ケース - Google Patents

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Abstract

【課題】ロール体の詰め替えを簡単な操作で容易且つ迅速にでき、その詰め替えに際しての損傷がなく耐久性に優れたロール体収容ケースを提供する。
【課題を解決するための手段】周方向の一部にロール体2の出し入れ用の開口部3が形成されたケース本体4と、ケース本体4の周方向の一側部4aに開閉自在に枢着され且つ閉じたときにケース本体4の他側部4bとの間で引き出し口7を形成する内蓋5と、周方向の他側部でケース本体4に開閉自在に枢着され且つ閉じたときに内蓋5及び引き出し口7から帯状シート1を外側から覆う外蓋6とを備え、外蓋6を開放して引き出し口7から帯状シート1を引き出した後、外蓋6の切り取り刃8により切り取る。
【選択図】 図1

Description

本考案は、脂取り紙、紙石鹸等の帯状シートが巻回されたロール体を収容するロール体収容ケースに関するものである。
脂取り紙等の帯状シートが巻回されたロール体をケース本体内に収容しておき、必要に応じて外蓋を開放して引き出し口から帯状シートを引き出して、外蓋の切り取り刃により切り取って使用できるようにした携帯式のロール体収容ケースがある(特許文献1)。
このロール体収容ケースは、引き出し口に沿って二つ割り状に分割された2個の分割体によりケース本体を構成し、その両分割体を長手方向の両端に係合爪を介して開閉自在に結合し、その一方の分割体に、切り取り刃を有する外蓋を開閉自在に枢着して、引き出し口及び引き出し口から引き出された帯状シートを外側から覆うようにしている。
実用新案登録第3129148号公報
このようなロール体収容ケースは、ケース本体内のロール体がなくなれば、新しいロール体を詰め替えて使用できるので、その都度、収容ケース自体を廃棄する必要がなく無駄を防止できる利点がある。
しかし、従来は二つ割り状の分割体によりケース本体を構成し、その両分割体を両端の係合爪を介して開閉自在に結合しており、ロール体の詰め替え時にケース本体が2個の分割体に分離するだけでなく、両端の係合爪を係脱しながらケース本体を開閉する必要があるため、ロール体を詰め替える際の取り扱いが非常に煩わしく、しかもケース本体の開閉時に係合爪が損傷し易いという欠点がある。
本考案は、従来のこのような課題に鑑み、ロール体の詰め替えを簡単な操作で容易且つ迅速にでき、その詰め替えに際しての損傷がなく耐久性に優れたロール体収容ケースを提供することを目的とする。
本考案は、帯状シート1が巻回されたロール体2をケース本体4に出し入れ自在に収容しておき、外蓋6を開放して引き出し口7から前記帯状シート1を引き出した後、前記外蓋6の切り取り刃8により切り取るようにしたロール体収容ケースにおいて、周方向の一部に前記ロール体2の出し入れ用の開口部3が形成された前記ケース本体4と、該ケース本体4の周方向の一側部4aで該ケース本体4に開閉自在に枢着され且つ閉じたときに前記ケース本体4の他側部4bとの間で前記引き出し口7を形成する内蓋5と、周方向の他側部で前記ケース本体4に開閉自在に枢着され且つ閉じたときに前記内蓋5及び前記引き出し口7から前記帯状シート1を外側から覆う前記外蓋6とを備えたものである。
前記ケース本体4は円弧状に形成された周壁部10と、該周壁部10の両端を塞ぐ側壁部11とを備えた半円状であり、前記内蓋5は前記帯状シート1を覆う半円状であり、前記外蓋6は前記内蓋5を外周から覆う円弧状に形成された周壁部31と、該周壁部31の両端を塞ぐ側壁部32とを備えた半円状であってもよい。
前記内蓋5の遊端側の外周と前記外蓋6の基部側の内周との間に、前記内蓋5及び前記外蓋6を閉じたときに、前記引き出し口7から引き出された前記帯状シート1を表裏両側から挟持する挟持部9を備えたものでもよい。
前記ケース本体4と前記内蓋5とのうち少なくとも前記ケース本体4の内周に、前記ロール体2の軸心方向に1個以上の嵌合部26,27を周方向に形成し、該嵌合部26,27に着脱自在に嵌合され且つ前記ケース本体4内の前記ロール体2を位置決めする位置決め体28を備えたものでもよい。
前記内蓋5の遊端側に指掛け部29を設けてもよい。前記内蓋5は閉じた状態で前記ケース本体4内の前記ロール体2を視認可能にすることが望ましい。
本考案では、ロール体の詰め替えを簡単な操作で容易且つ迅速にでき、その詰め替えに際しての損傷がなく耐久性に優れたものとなる。
以下、本考案の各実施例を図面に基づいて詳述する。図1〜図10は本考案の第1の実施例を例示する。
このロール体収容ケースはバッグ等に入れて持ち運び可能な携帯式であって、図1、図2に示すように脂取り紙、紙石鹸等の帯状シート1が巻回されたロール体2を引き出して切り取り可能に収容するためのものであり、周方向の一部に形成された開口部3からロール体2を出し入れ自在に収容するケース本体4と、周方向の一側部4aでケース本体4に開閉自在に枢着された内蓋5と、周方向の他側部4bでケース本体4に開閉自在に取り付けられた外蓋6とを備え、合成樹脂材料により構成されている。
そして、使用に際しては、ケース本体4内にロール体2を収容しておき、外蓋6を開放して引き出し口7から帯状シート1を引き出して外蓋6の切り取り刃8により切り取り、また外蓋6を閉じて内蓋5及び引き出し口7から引き出された帯状シート1を外側から覆うと共に、内蓋5の遊端側と外蓋6の基部側との間の挟持部9により帯状シート1を表裏両側から挟持して巻き込みを防止するようになっている。
ケース本体4はロール体2を収容するためのもので、図1〜図8に示すように、円弧状に形成された周壁部10と、この周壁部10の長手方向(ロール体2の軸心方向)の両端を塞ぐ側壁部11とを一体に備えた半円状であり、その内部にロール体2を収容する収容凹部12が形成されている。なお、収容凹部12はロール体2の一部、例えば上半分が開口部3から上側に突出する程度の深さである。
ケース本体4の周方向の一側部4a及び他側部4b、即ち開口部3の幅方向の両側縁の長手方向の両端側には、図6〜図8に示すように、長手方向に相対向する一対の突出部13,14が周壁部10と側壁部11との隅部に設けられている。なお、この各突出部13,14間に長手方向のリブ15,16が略平行に形成されている。またケース本体4の収容凹部12の長手方向の両端には、図6〜図8に示すように、ロール体2の軸心方向の移動を規制するための規制壁17が周壁部10と側壁部11とに跨がって周方向の略中央部分に一体に形成されている。
内蓋5は閉じたときにケース本体4内のロール体2を覆うためのもので、図1〜図8に示すように、ロール体2の開口部3から上側に突出する上半分を覆う程度の円弧状に形成された周壁部18と、この周壁部18の長手方向(ロール体2の軸心方向)の両端を塞ぐ側壁部19とを一体に備え、内部のロール体2を外部から確認できるように半透明又は透明な材料により略半円状に構成されている。なお、内蓋5の側壁部19は省略してもよい。また内蓋5の周壁部18にスリット、丸孔その他の開口を形成して、内部のロール体2を外部から目視可能にしてもよい。
この内蓋5は図6〜図8に示すように、長手方向に対向する一対の突出部13,14間に配置されると共に、基部側の軸部21により突出部13に回動自在に枢支され、ケース本体4との間でロール体2を保持する閉状態(図9参照)と、軸部21の直上よりも外側に傾斜して起立する開状態(図10参照)との間で開閉自在である。軸部21は側壁部19の基部側から長手方向の外側に突出しており、突出部13の枢支孔20に回動自在に挿入されている。
また内蓋5は軸部21廻りに閉じた閉状態のときに側壁部19がケース本体4の規制壁17の開口端側に当接して、その遊端側がケース本体4のリブ16に近接してリブ16との間に引き出し口7を形成するようになっている。
内蓋5は図1に示すように、閉状態で係合部22によりケース本体4に対して係脱自在に係止されている。係合部22は図8に示すように、内蓋5の遊端側で長手方向の両側に形成された係合突起23と、各突出部14に形成された孔その他の係合凹部24とを備え、内蓋5を閉状態にしたときに係合突起23が係合凹部24に係脱自在に係合して閉状態に保持するようになっている。係合突起23は側壁部19の遊端側から長手方向の外側に突出している。なお、係合部22は、側壁部19側に係合凹部24を、突出部14側に係合突起23を夫々設けてもよい。
ケース本体4及び内蓋5の周壁部10,18の内周面には、図1、図6〜図8に示すように、長手方向の1箇所以上、例えば長手方向の中央部とその両側の規制壁17の近傍の3箇所等の複数箇所に周方向の周溝等からなる嵌合部26,27が上下に相対向して形成され、収容すべきロール体2のシート幅に応じて、この嵌合部26,27によりリング状等の位置決め体28を着脱自在に嵌合できるようになっている。なお、内蓋5の内周の嵌合部27は省略してもよい。
また内蓋5の遊端側には、この内蓋5を開放する際に指を掛けるための指掛け部29が円弧状に凹入して切欠き形成されている。この指掛け部29は内蓋5の長手方向の中央から一方側にずれて、長手方向に隣り合う一対の嵌合部27間に形成されている。このため指掛け部29に指を掛けたときに位置決め体28が邪魔になるようなことはない。
外蓋6は閉状態で内蓋5及び引き出し口7から引き出された帯状シート1を覆うためのもので、図1〜図8に示すように、内蓋5を外側から覆うように円弧状に形成された周壁部31と、突出部13,14の外側で周壁部31の長手方向(ロール体2の軸心方向)の両端を塞ぐ側壁部32とを一体に備え、略半円状に構成されている。
この外蓋6は基部側の軸部34により突出部14に開閉自在に枢支され、内蓋5を覆う閉状態(図1参照)と、軸部34の直上よりも外側に傾斜して起立する開状態(図9、図10参照)との間で開閉自在である。軸部34は各突出部14から長手方向の外側に突出し、外蓋6の基部側で側壁部32の枢支孔33に回動自在に挿入されている。なお、外蓋6は閉状態のときに側壁部32がケース本体4の側壁部11の開口端側に当接し、開状態のときに基部側がリブ16の外側でケース本体4の他側部4bに当接する。
また外蓋6は図1に示すように、閉状態で係合部35によりケース本体4に対して係脱自在に係止されている。係合部35は図8に示すように、外蓋6の遊端側で側壁部32に形成された孔その他の係合凹部36と、突出部13から長手方向の外側に突出して形成された係合突起37とを備え、外蓋6を閉状態にしたときに係合突起37が係合凹部36に係脱自在に係合して閉状態に保持するようになっている。なお、係合部35は、側壁部32側に係合突起37を、突出部13側に係合凹部36を夫々設けてもよい。
外蓋6の遊端縁はケース本体4の端縁と略平行になっており、この外蓋6の遊端縁に切り取り刃8が設けられている。切り取り刃8は、外蓋6の遊端縁の長手方向に沿って略等間隔に配置され且つ外蓋6の遊端縁からケース本体4の他端縁側に突出する多数の突起刃39により構成されている。
挟持部9は図1、図6及び図7に示すように、内蓋5側に形成された凹部40と、外蓋6側に形成された突部41とにより構成され、その凹部40と突部41との間で帯状シート1を表裏両側から挟持して、引き出し口7から内蓋5の外周側に引き出された帯状シート1の端部が、ケース本体4内での振動等に伴うロール体2の回転によって巻き込まれないようにしている。
凹部40は内蓋5の遊端側の外周にその長手方向の略全長に設けられ、また突部41は凹部40に対応して外蓋6の基部側の内周に長手方向に形成されている。なお、凹部40を外蓋6の内周に、突部41を内蓋5の外周に夫々形成してもよい。また凹部40、突部41は長手方向の中央部に1個設けてもよいし、長手方向に所定の間隔を置いて複数個設けてもよい。更に凹部40は省略して、両側に突部41を設けてもよい。
ケース本体4、外蓋6の切り取り刃8側の対向端縁、即ちケース本体4の一端縁と外蓋6の遊端縁には、図1、図3、図4、図6〜図8に示すように、開閉用の操作突部42,43が切り取り刃8を上下に挟んで長手方向の反対側に設けられている。操作突部42,43はケース本体4、外蓋6の対向端縁から径方向の外方に突出する突出縁により構成され、長手方向の両端側から中央側へと徐々に突出量が大になっている。
ケース本体4の他端縁の両端部には、図1、図5に示すように、径方向の外方に円弧状に突出する突縁45が設けられ、その一方の突縁45にはストラップ等を連結する連結孔46が形成されている。なお、操作突部42,43、突縁45は転がり防止部を兼用している。
次にこのロール体収容ケースの使用方法を説明する。ロール体2の詰め替え、収容等に際しては、先ずケース本体4側を保持した状態で、図9に示すように外蓋6を軸部34廻りにa矢示方向へと開放し、次いで図10に示すように内蓋5を軸部21廻りにb矢示方向へと開放する。
すると図6、図7、図10に示すように内蓋5、外蓋6が共に開状態に起立してケース本体4の開口部3の上側が開放するので、開口部3からケース本体4の収容凹部12内へとロール体2を入れて収容する。そして、内蓋5、外蓋6の順で軸部21,34廻りに閉じて、内蓋5及び外蓋6を図1に示すように係合部22,35により閉状態で係止すればよい。このため従来の分解式のもの等に比較して、ロール体2の詰め替え作業等を容易且つ迅速に行えると共に、その詰め替え作業時に係合爪が損傷する等の問題も解消できる利点がある。
ロール体2をケース本体4に入れた後は、帯状シート1の一端側を引き出してから内蓋5を閉じる。これによって帯状シート1の一端側が引き出し口7から内蓋5の外周側に引き出された状態となるが、その後に外蓋6を閉じることにより、内蓋5及び帯状シート1の引き出し部分を外蓋6で覆うことができる。なお、この場合の帯状シート1の引き出し量は、その先端が切り取り刃8から出ない程度とすることが望ましい。
帯状シート1を切り取って使用するときには、例えば外蓋6を開けて内蓋5の外周側にある帯状シート1の一端側を摘み必要長さ分だけ引き出す。そして、外蓋6を閉状態に閉じた後、帯状シート1の一端側を上側に引っ張って切り取り刃8により切り取ればよい。このように外蓋6を開放することにより、帯状シート1の端部を容易に摘んで引き出すことができる。
なお、ロール体2は引き出し口7から出た帯状シート1の端部が内蓋5の外周面に沿うように入れることが望ましい。何故ならロール体2から帯状シート1を引き出すと、帯状シート1の引き出し部分はその巻きぐせにより巻き込み状になる。このため帯状シート1の巻きぐせが内蓋5の外周面に沿う方向であればよい。しかし、帯状シート1の巻きぐせが反対方向の場合には、引き出し口7よりも外側の帯状シート1が外蓋6の内周面に沿って密着して、外蓋6を開放しても、帯状シート1の端部を摘まみ難くなることがある。
外蓋6を閉じた状態では、外蓋6の突部41と内蓋5の凹部40とからなる挟持部9が帯状シート1を移動しないように表裏両側から挟持しているため、収容ケースの全体が振動しても、ケース本体4と内蓋5との間でロール体2が巻き込み方向に回転して、内蓋5の外周側の帯状シート1が巻き込まれるようなこともない。このため外蓋6を開放すれば、帯状シート1の端部を容易に摘んで引き出すことができる。
また挟持部9で帯状シート1を表裏両側から挟んで挟持する場合に、外蓋6に軸部34廻りに開放方向の力がかかる。しかし、挟持部9が内蓋5の遊端側と外蓋6の基部側との間にあるため、外蓋6にかかる開放方向の分力を小さくでき、係合部35の係合によって外蓋6を十分に閉状態に保持することができる。
更に外蓋6を開放して引き出し口7からロール体2の帯状シート1を引き出すときに、内蓋5の遊端側に軸部21廻りに開放方向の力がかかる。しかし、内蓋5は係合部22を介してケース本体4側に係合しているため、帯状シート1を引き出す際に内蓋5が開放するようなこともない。
内蓋5、外蓋6は閉状態では係合部22,35によりケース本体4に係止されている。しかし、ケース本体4及び外蓋6に切り取り刃8を挟んで上下両側に操作突部42,43があり、内蓋5の遊端側に指掛け部29があるため、これらに指を掛けて操作することにより、外蓋6及び内蓋5を順次容易に開放できる。
この収容ケースをシート幅の異なる複数種類の帯状シート1に対して使用する場合には、そのシート幅に応じて、ケース本体4の複数個の嵌合部26のうちの何れかにリング状の位置決め体28を嵌め込む。例えば、帯状シート1が比較的幅の狭い紙石鹸等の場合であれば、長手方向の両側の2個の嵌合部26に位置決め体28をセットし、その両位置決め体28間にロール体2を収容する。内蓋5を閉じれば、位置決め体28が内蓋5の内周の嵌合部27に嵌合して移動しなくなる。このためシート幅の異なる複数種類の帯状シート1を収容することが可能である。
図11及び図12は本考案の第2の実施例を例示する。ケース本体4、外蓋6は、半円状の他、図11及び図12に示すように略コ字状に構成することも可能である。この場合、収容凹部12内でロール体2が回転し易くなるように、ケース本体4の内周面に円弧状の案内リブ48等を設けてもよい。なお、他の構成は第1の実施例と略同じである。
以上、本考案の各実施例について詳述したが、各実施例に限定されるものではなく、本考案の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、実施例では、脂取り紙、紙石鹸等の帯状シート1を巻回したロール体2について例示しているが、その帯状シート1は切り取り刃8で比較的容易に切り取れるシート材であれば紙以外のものでもよいし、化粧用、衛生用以外の目的で使用するものでもよい。従って、この収容ケースは、携帯を要するあらゆる帯状シート1を対象に使用することができる。
内蓋5の周壁部18は円弧状が最適であるが、円弧状以外でもよい。また外蓋6の側壁部32が内蓋5の両端に近接するように構成すれば、内蓋5の側壁部19は省略してもよい。切り取り刃8を構成する多数の突起刃39は鋸歯状でもよい。また切り取り刃8は一枚刃にしてもよい。また内蓋5は周壁部18を網目状、格子状に構成してもよい。
挟持部9は引き出し口7から引き出された帯状シート1を表裏両側から挟持できる構造であれば十分であり、例えば内蓋5の外周面又は外蓋6の内周面と、この外周面又は内周面へと突出する突起41との間で帯状シート1を表裏両側から挟持するようにしてもよい。
位置決め体28はケース本体4及び内蓋5の内周面が円弧状のときにはリング状に構成するのが望ましいが、必ずしもリング状である必要はなく、ロール体2の軸心方向の移動を規制できる構造であって、ケース本体4及び内蓋5に移動しないように固定できる構造であれば十分である。また内蓋5の内周の嵌合部26,27は省略してもよい。勿論、収容ケースが特定のシート幅のロール体2を対象として専用品の場合には、嵌合部26,27、位置決め体28等は不要である。
本考案の第1の実施例を示す収容ケースの拡大横断面図である。 同収容ケースの縦断面図である。 同収容ケースの斜視図である。 同収容ケースの正面図である。 同収容ケースの平面図である。 同収容ケースの開放状態の平面図である。 同収容ケースの開放状態の斜視図である。 同収容ケースの分解斜視図である。 同収容ケースの外蓋の開放状態の側面図である。 同収容ケースの外蓋及び内蓋の開放状態の側面図である。 本考案の第2の実施例を示す収容ケースの斜視図である。 同収容ケースの拡大横断面図である。
符号の説明
1 帯状シート
2 ロール体
3 開口部
4 ケース本体
5 内蓋
6 外蓋
7 引き出し口
8 切り取り刃
9 挟持部
10,31 周壁部
11,32 側壁部
26,27 嵌合部
28 位置決め体
29 指掛け部

Claims (6)

  1. 帯状シート(1)が巻回されたロール体(2)をケース本体(4)に出し入れ自在に収容しておき、外蓋(6)を開放して引き出し口(7)から前記帯状シート(1)を引き出した後、前記外蓋(6)の切り取り刃(8)により切り取るようにしたロール体収容ケースにおいて、周方向の一部に前記ロール体(2)の出し入れ用の開口部(3)が形成された前記ケース本体(4)と、該ケース本体(4)の周方向の一側部(4a)で該ケース本体(4)に開閉自在に枢着され且つ閉じたときに前記ケース本体(4)の他側部(4b)との間で前記引き出し口(7)を形成する内蓋(5)と、周方向の他側部で前記ケース本体(4)に開閉自在に枢着され且つ閉じたときに前記内蓋(5)及び前記引き出し口(7)から前記帯状シート(1)を外側から覆う前記外蓋(6)とを備えたことを特徴とするロール体収容ケース。
  2. 前記ケース本体(4)は円弧状に形成された周壁部(10)と、該周壁部(10)の両端を塞ぐ側壁部(11)とを備えた半円状であり、前記内蓋(5)は前記帯状シート(1)を覆う半円状であり、前記外蓋(6)は前記内蓋(5)を外周から覆う円弧状に形成された周壁部(31)と、該周壁部(31)の両端を塞ぐ側壁部(32)とを備えた半円状であることを特徴とする請求項1に記載のロール体収容ケース。
  3. 前記内蓋(5)の遊端側の外周と前記外蓋(6)の基部側の内周との間に、前記内蓋(5)及び前記外蓋(6)を閉じたときに、前記引き出し口(7)から引き出された前記帯状シート(1)を表裏両側から挟持する挟持部(9)を備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載のロール体収容ケース。
  4. 前記ケース本体(4)と前記内蓋(5)とのうち少なくとも前記ケース本体(4)の内周に、前記ロール体(2)の軸心方向に1個以上の嵌合部(26,27)を周方向に形成し、該嵌合部(26,27)に着脱自在に嵌合され且つ前記ケース本体(4)内の前記ロール体(2)を位置決めする位置決め体(28)を備えたことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載のロール体収容ケース。
  5. 前記内蓋(5)の遊端側に指掛け部(29)を設けたことを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載のロール体収容ケース。
  6. 前記内蓋(5)は閉じた状態で前記ケース本体(4)内の前記ロール体(2)を視認可能であることを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載のロール体収容ケース。
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