JP2007044361A - ロールペーパーホルダー - Google Patents
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Abstract
【課題】 ロールペーパーが有芯か否かに関係なく簡単に収納でき、密閉性が高いのでロールペーパーが汚れたり濡れたりすることがなく、また設置場所を自由に変えることができ、更に収納されたロールペーパーを容易に取り出すことができるロールペーパーホルダーを提供する。
【解決手段】
ロールペーパーホルダーを、両側端にそれぞれ略半円板状の側板1aが固定されている横断面が略半円状をなす2つの半円筒体1b同士がその一端をヒンジによって連結されて一方の半円筒体1bが開閉自在なロールペーパーが収納される収納体1と、この収納体1の側板1aを離脱不能に保持する台座2とから構成させ、収納されたロールペーパーを引き出すための開口部1dを半円筒体1bのヒンジ1cが設けられている側と反対の他端間に形成させると共に半円筒体1bを閉じた状態に係止させる係止具3を両半円筒体1bの各側板1aに設ける。
【選択図】 図1
【解決手段】
ロールペーパーホルダーを、両側端にそれぞれ略半円板状の側板1aが固定されている横断面が略半円状をなす2つの半円筒体1b同士がその一端をヒンジによって連結されて一方の半円筒体1bが開閉自在なロールペーパーが収納される収納体1と、この収納体1の側板1aを離脱不能に保持する台座2とから構成させ、収納されたロールペーパーを引き出すための開口部1dを半円筒体1bのヒンジ1cが設けられている側と反対の他端間に形成させると共に半円筒体1bを閉じた状態に係止させる係止具3を両半円筒体1bの各側板1aに設ける。
【選択図】 図1
Description
本発明は、ロールタオル,ロールティッシュ,ロール式のキッチンペーパー等(以下、総称して「ロールペーパー」と言う。)を有芯か否かに関係なく簡単に収納でき、密閉性が高いのでロールペーパーが汚れたり濡れたりすることがなく、また設置場所を自由に変えることができ、更に収納されたロールペーパーを容易に取り出すことができるロールペーパーホルダーに関するものである。
ロールペーパーは、比較的大きく嵩張るため通常は専用のホルダー等に装着されて使用される。このような専用のホルダーとしては、単にロールペーパーの芯に軸を差し込むだけのハンガー式のものや、従来からあるトイレットペーパー用のホルダーを改良したもの等がある。これらの専用のホルダーではロールペーパーが外部に露出した状態で使用されるためロールペーパーが汚れたり濡れたりすることがあり、ロールペーパーはキッチンやテーブル回り等で使用されることが多いにも拘わらず衛生面に対する配慮が払われていないという問題があった。
これに対し、一般的なティッシュボックスは密閉性が高く、折り畳まれて収納されているティッシュペーパーが殆ど外部に露出しないため衛生的であり、ロールペーパーに対してもこのティッシュボックスのような密閉性に優れ衛生的なホルダーが求められている。更にティッシュボックスは自由に移動させて使用することができるが、従来のロールペーパーホルダーの場合、キッチン等の所定場所に固定されていることが多く利便性に欠けるという問題もある。
これらの問題に対し、密閉性を向上させたロールペーパーホルダーとしては、ウェットタイプのロール状ペーパーを回転可能に収容する保湿性ケースで、下ケースと、その背部に設けられたヒンジを介してこの下ケースに一体に設けられ、この下ケースに対して開閉自在な上ケースと、下ケースの前部上縁の全長にわたって前方斜め下方に向かって一体に延設されたガイドと、また、上ケースの前部下縁には、その全長にわたって、下ケースのガイドとの間にロール状ペーパーを引き出すための僅かな間隔を開けて前方斜め下方に向かって延設された上ガイドと、更に少なくとも下ケースの左右の側板に側方に張出して設けられ、ホルダーの左右の側板に設けられた受け止め具に支持される掛かり止め具とからなり、上ケースで下ケースを閉塞したときは、上ケースの左右並びに背部の開口周縁下面が下ケースの左右並びに背部の開口周縁上面に密接するように構成されていることを特徴とするトイレットペーパー保湿ケースがある(例えば、特許文献1参照。)。
このトイレットペーパー保湿ケースは、ウェットタイプのロール状のトイレットペーパーを保持するためのケースであるので、ウェット状態を維持させるために密閉性に考慮が払われている。しかしながら、このトイレットペーパー保湿ケースをトイレに設置するにはトイレの壁面に固定される特殊な形状の装着具(特許文献1の図6参照。)が必要であり、そのため一般的なロールペーパーを保持させるホルダーとして使用しようとしても、ティッシュボックスのように自由に移動させて使用することができないのである。また密閉性を高めるために、取出し口がくちばし状を成していてその通路が非常に狭くなっていて、トイレットペーパーの先端がくちばし状の取出し口内に入り込むと全く取り出せなくなるのである。
このトイレットペーパー保湿ケースは、ウェットタイプのロール状のトイレットペーパーを保持するためのケースであるので、ウェット状態を維持させるために密閉性に考慮が払われている。しかしながら、このトイレットペーパー保湿ケースをトイレに設置するにはトイレの壁面に固定される特殊な形状の装着具(特許文献1の図6参照。)が必要であり、そのため一般的なロールペーパーを保持させるホルダーとして使用しようとしても、ティッシュボックスのように自由に移動させて使用することができないのである。また密閉性を高めるために、取出し口がくちばし状を成していてその通路が非常に狭くなっていて、トイレットペーパーの先端がくちばし状の取出し口内に入り込むと全く取り出せなくなるのである。
このようなロールペーパーが取出し口内に入り込むと取り出せなくなるという問題に対しては、ロールペーパーを回動自在に収納可能なホルダー本体に開閉自在な蓋体を取付け、且つその閉蓋時の外観形状をほぼ円筒状に設けて成るペーパーホルダーであって、前記ホルダー本体の底部にペーパーの取出し口を形成するとともに、その取出し口の前側下方に紙切り部を設け、さらに該ホルダー本体の左右の側板部に、ペーパー支持軸保持用の嵌挿溝を設けて構成したことを特徴とするロールペーパーホルダーがある(例えば、特許文献2参照。)。このロールペーパーホルダーでは、取出し口がロールペーパーホルダーの底部側に比較的大きく設けられており、ロールペーパーの先端が垂れ下がった状態で取出し口から外部に出ているため、ロールペーパーが取出し口内に入り込んで取り出し難いという問題が生じないのである。しかしながら、このロールペーパーホルダーは取出し口が常に下方に位置するように壁等に固定することを前提としたホルダーであり、自由に移動させて使用することができないという問題がある。
本発明は前記の問題に鑑み、ロールペーパーが有芯か否かに関係なく簡単に収納でき、密閉性が高いのでロールペーパーが汚れたり濡れたりすることがなく、また設置場所を自由に変えることができ、更に収納されたロールペーパーを容易に取り出すことができるロールペーパーホルダーを提供することを課題とする。
本発明者(ら)は前記課題を解決すべく鋭意検討を重ねた結果、両側端にそれぞれ略半円板状の側板が固定されていて横断面が略半円状をなす2つの半円筒体によってロールペーパーを収納するための収納体を形成させ、これらの半円筒体の一端をヒンジによって連結させると共に一方の半円筒体の側板を離脱不能に台座に保持させれば、台座に保持されていない半円筒体を開閉することによって収納体内にロールペーパーを容易に収納でき、またロールペーパーは収納体内に略密閉された状態で収納されるので衛生的に取り扱うことができ、更に収納体は設置し難い略円柱状をなしているものの台座と一体となっているので自由に移動させて設置することができ、またこの収納体に対してロールペーパーを引き出すための開口部を半円筒体のヒンジが設けられている側と反対の他端間に形成させると共に半円筒体を閉じた状態に係止させる係止具を両半円筒体の各側板に設ければ、ロールペーパーを引き出すための開口部が収納体の周面に、また両半円筒体を係止させる係止具が両半円筒体の各側板にそれぞれ位置しているので、ロールペーパーを引き出す際に係止具が邪魔にならず、また両半円筒体は係止具によってしっかりと係止されるのでロールペーパーを引き出す際に半円筒体が開いたりすることがなく、更に台座を壁等に掛けたり吊り下げた状態にしたりしても収納体内からロールペーパーが飛び出すことなく確実にロールペーパーを保持できることを究明して本発明を完成したのである。
即ち本発明は、両側端にそれぞれ略半円板状の側板が固定されている横断面が略半円状をなす2つの半円筒体同士がその一端をヒンジによって連結されて一方の半円筒体が開閉自在なロールペーパーが収納される収納体と、この収納体の側板を離脱不能に保持する台座とから構成されているロールペーパーホルダーであって、収納されたロールペーパーを引き出すための開口部が半円筒体のヒンジが設けられている側と反対の他端間に形成されていると共に、半円筒体を閉じた状態に係止させる係止具が両半円筒体の各側板に設けられていることを特徴とするロールペーパーホルダーである。
このようなロールペーパーホルダーにおいて、台座に吊り下げ固定用取付具が更に装着されていれば、テーブル等に設置できるだけでなく用途に応じて壁等に掛けたり吊り下げたりして使用することができて好ましく、更に開口部から引き出されるロールペーパーを支持するための突設片が両半円筒体の開口部に沿った外面に更に設けられていれば、ロールペーパーを引き出し易くて好ましく、また突設片の少なくとも一方がロールペーパーを切断するための切り刃であったり、突設片の少なくとも一方にロールペーパーを切断するための切り刃が更に設けられていたりすれば、引き出したロールペーパーを確実に切断することができて好ましく、更に収納体の側板が台座に固定されていれば、ロールペーパーを引き出す際に収納体が回動したり動いたりすることがないので扱い易くて好ましく、また収納体の側板が台座に回動可能に保持されていれば、使用場所に応じて収納体を回動させることによって開口部の向きを自由に変更できて好ましく、更に収納体の側板を台座に回動可能に保持する手段が収納体の側板に設けられた円弧状溝と台座の収納体の側板側に突設され円弧状溝に係合する突起とであれば、収納体の側板を台座に対して確実に離脱不能に保持させることができるだけでなく収納体を容易に回動させることができて好ましく、また側板同士を係止させる係止具が、面ファスナーであったり、側板の相対向する面に設けられたスナップボタンであったり、一方の側板の外面に設けられた爪片と他方の側板の外面に設けられた係合突起とであれば、両半円筒体を確実且つ容易に係止させることができて好ましいことも究明したのである。
本発明に係るロールペーパーホルダーは、両側端にそれぞれ略半円板状の側板が固定されている横断面が略半円状をなす2つの半円筒体同士がその一端をヒンジによって連結されて一方の半円筒体が開閉自在なロールペーパーが収納される収納体と、この収納体の側板を離脱不能に保持する台座とから構成されているロールペーパーホルダーであるから、ロールペーパーが有芯か無芯かに関係なくロールペーパーを簡単に収納でき、また略中空円柱状をなす収納体内に収納されたロールペーパーは略密閉された状態となるので衛生的に取り扱うことができ、更にロールペーパーが収納される収納体が略円柱状であるにも拘わらず台座が設けられているので自由に移動及び設置することができ、また台座によって収納体の側板が離脱不能に保持されているので台座を壁等に掛けたり吊り下げた状態にしたりしても収納体が台座から離脱しないので様々な場所に設置することが可能であり、また収納したロールペーパーを引き出すための開口部が半円筒体のヒンジが設けられている側と反対の他端間に形成されていると共に半円筒体を閉じた状態に係止させる係止具が両半円筒体の各側板に設けられていて、ロールペーパーを引き出すための開口部が収納体の周面に、また両半円筒体を係止させる係止具が両半円筒体の各側板にそれぞれ位置しているので、ロールペーパーを引き出す際に係止具が邪魔にならず、また両半円筒体を係止させる際もロールペーパーが邪魔にならないので係止させ易く、更に両半円筒体は係止具によってしっかりと係止されるので、ロールペーパーを引き出す際に半円筒体が開いたりすることがなく、また台座を壁等に掛けたり吊り下げた状態にしたりしても収納体内からロールペーパーが飛び出すことなく確実にロールペーパーを保持できるのである。
また、台座に吊り下げ固定用取付具が更に装着されている場合には、テーブル等に設置できるだけでなく用途に応じて台座を壁等に掛けたり吊り下げたりして使用することができ、開口部から引き出されるロールペーパーを支持するための突設片が両半円筒体の開口部に沿った外面に更に設けられている場合には、ロールペーパーを引き出し易く、突設片の少なくとも一方がロールペーパーを切断するための切り刃である場合や、突設片の少なくとも一方にロールペーパーを切断するための切り刃が更に設けられている場合には、引き出したロールペーパーを確実に切断することができ、収納体の側板が台座に固定されている場合には、ロールペーパーを引き出す際に収納体が回動したり動いたりすることがないので扱い易く、収納体の側板が台座に回動可能に保持されている場合には、使用場所に応じて収納体を回動させることによって開口部の向きを自由に変更でき、収納体の側板を台座に回動可能に保持する手段が、収納体の側板に設けられた円弧状溝と台座の収納体の側板側に突設され円弧状溝に係合する突起とである場合には、収納体の側板を台座に対して確実に離脱不能に保持させることができるだけでなく収納体を容易に回動させることができ、側板同士を係止させる係止具が、面ファスナーであったり、側板の相対向する面に設けられたスナップボタンであったり、一方の側板の外面に設けられた爪片と他方の側板の外面に設けられた係合突起とである場合には、両半円筒体を確実且つ容易に係止させることができるのである。
以下、図面を用いて本発明に係るロールペーパーホルダーについて詳細に説明する。
図1は本発明に係るロールペーパーホルダーの1実施例を示す斜視説明図、図2は図1のロールペーパーホルダーにおいて上方側に位置する半円筒体を開いた状態を示す斜視説明図、図3は本発明に係るロールペーパーホルダーの他の実施例を示す斜視説明図、図4は図3の背面説明図、図5は図3のロールペーパーホルダーにおいて収納体を台座に対して回動させた様子を示す斜視説明図、図6は本発明に係るロールペーパーホルダーの更に他の実施例を示す斜視説明図、図7は本発明に係るロールペーパーホルダーの更に他の実施例を示す斜視説明図である。
図1は本発明に係るロールペーパーホルダーの1実施例を示す斜視説明図、図2は図1のロールペーパーホルダーにおいて上方側に位置する半円筒体を開いた状態を示す斜視説明図、図3は本発明に係るロールペーパーホルダーの他の実施例を示す斜視説明図、図4は図3の背面説明図、図5は図3のロールペーパーホルダーにおいて収納体を台座に対して回動させた様子を示す斜視説明図、図6は本発明に係るロールペーパーホルダーの更に他の実施例を示す斜視説明図、図7は本発明に係るロールペーパーホルダーの更に他の実施例を示す斜視説明図である。
図面中、1は両側端にそれぞれ略半円板状の側板1aが固定されている横断面が略半円状をなす2つの半円筒体1b同士がその一端をヒンジ1cによって連結されて一方の半円筒体1bが開閉自在なロールペーパーが収納される収納体であり、この収納体1は収納されたロールペーパーを引き出すための開口部1dが半円筒体1bのヒンジ1cが設けられている側と反対の他端間に形成されている。ロールペーパーは略中空円柱状をなすこの収納体1内に収納されるので、ロールペーパーを引き出す際にロールペーパーは収納体1内で容易に回転でき、ロールペーパーを芯部分で支える必要はない。そのため本発明に係るロールペーパーホルダーは有芯か否かに関係なく様々なロールペーパーに対して使用できるのである。
2は収納体1の側板1aを離脱不能に保持する台座であり、この台座2としては図1及び図3の如く一方の長辺を成す部位が存在しない平面視コ字状のものや、図6及び図7の如く平面視長方形の枠状のものなどが使用できる。そして収納体1の側板1aが台座2に固定されている場合には、ロールペーパーを引き出す際に収納体1が回動したり動いたりすることがないので扱い易く、収納体1の側板1aが台座2に回動可能に保持されている場合には、使用場所に応じて収納体1を回動させることによって開口部1dの向きを自由に変更できて好ましく、この場合において、収納体1の側板1aを台座2に回動可能に保持する手段が収納体1の側板1aに設けられた円弧状溝1aaと台座2の収納体1の側板1a側に突設され円弧状溝1aaに係合する突起2aとである場合には、収納体1の側板1aを台座2に対して確実に離脱不能に保持させることができるだけでなく収納体を容易に回動させることができて好ましいのである。
3は半円筒体1bを閉じた状態に係止させる係止具であり、両半円筒体1bの各側板1aに設けられている。この係止具3が面ファスナーであったり、側板1aの相対向する面に設けられたスナップボタンであったり、一方の側板1aの外面に設けられた爪片と他方の側板1aの外面に設けられた係合突起とである場合には、両半円筒体1bを確実且つ容易に係止させることができて好ましいのである。特に係止具3が面ファスナーやスナップボタンである場合には、収納体1を台座2に対して回動させても常に両半円筒体1bを確実できて好ましいのである。
4は台座2に装着されている吊り下げ固定用取付具であり、この吊り下げ固定用取付具4が例えば図4の如き位置に装着されていれば、用途に応じて台座2を壁等に掛けたり吊り下げたりして使用することができて好ましい。
5は開口部1dから引き出されるロールペーパーを支持するための突設片であり、この突設片5が両半円筒体1bの開口部1dに沿った外面に設けられていれば、ロールペーパーを引き出し易く好ましい。
6はロールペーパーを切断するための切り刃であり、突設片5の少なくとも一方が切り刃6である場合や、突設片5の少なくとも一方に切り刃6が設けられている場合には、引き出したロールペーパーを確実に切断することができて好ましい。
本発明に係るロールペーパーホルダーの構成について更に詳細に説明すると、図1に示す態様では、下方側に位置する半円筒体1bの側板1aが台座2に固定されており、側板1a同士を係止させる係止具3として面ファスナーが設けられていて、面ファスナーを構成するフック面を成す部材とループ面を成す部材とが上方側及び下方側に位置する各側板1aにそれぞれ貼着されていて、図1には示されていないが紙面奥側の各側板1aにも同様の面ファスナーが設けられている。そして係止されたこの面ファスナーを図1のように外ずすことで、台座2に固定されていない上方側に位置する半円筒体1bは開閉自在となり、この上方側に位置する半円筒体1bを開くことによって図2の如き状態になる。この状態で下方側に位置する半円筒体1b内にロールペーパーを載置して、ロールペーパーの先端を開口部1d側に引き出し、再び上方側に位置する半円筒体1bを閉じ、左右の側板1aに設けられた面ファスナーを係止させることによって、ロールペーパーを容易に収納体1内に収納できるのである。
また図3に示す態様では、収納体1の側板1aに円弧状溝1aaが設けられていると共に、台座2の収納体1の側板1a側に突起2aが突設されていて、円弧状溝1aaにこの突起2aを係合させることで収納体1が台座2に対して回動可能となっている。このように収納体1は台座2に対して回動可能であるので、収納体1を回動させることによって開口部1dの向きを自由に変更でき、例えば図3に示す状態の収納体1を90度強回動させると図5に示すような方向に開口部1dを向けることができるのである。そして、図4に示すような吊り下げ固定用取付具4が装着されている場合には、壁等に掛けたり吊り下げたりした際に、開口部1dの向きを自由に変更できるので、非常に使い勝手が良いのである。
また図3に示す状態と図5に示す状態とでは、上方側及び下方側に位置する半円筒体1bが異なっている。即ち図3で上方側に位置していた半円筒体1bが図5では下方側に位置しており、また同様に図3で下方側に位置していた半円筒体1bは図5では上方側に位置しているのである。このように図3に示す状態と図5に示す状態とでは、上方側及び下方側に位置する半円筒体1bが異なっているものの、ロールペーパーを収納したり、ロールペーパーを引き出したりする際も、全く相違なく同様に行えるのである。
また図3に示す態様のようなロールペーパーホルダーを製作するには、収納体1の側板1aに設けられた円弧状溝1aaに、台座2の収納体1の側板1a側に突設された突起2aを係合させた状態でロールペーパーホルダーを組み立てる必要がある。このように組み立てるためには、例えば台座2を収納体1の各側板1aに対向していて突起2aが突設されている2つの部材と、収納体1の下方に位置していて収納体1の長手方向と略同じ長さを有する部材とから構成し、この収納体1の下方に位置している部材と突起2aが突設されている2つの部材とを固定する際に、収納体1の側板1aに設けられた円弧状溝1aaに各突起2aを係止させて組み立てればよいのである。
また図3に示す状態と図5に示す状態とでは、上方側及び下方側に位置する半円筒体1bが異なっている。即ち図3で上方側に位置していた半円筒体1bが図5では下方側に位置しており、また同様に図3で下方側に位置していた半円筒体1bは図5では上方側に位置しているのである。このように図3に示す状態と図5に示す状態とでは、上方側及び下方側に位置する半円筒体1bが異なっているものの、ロールペーパーを収納したり、ロールペーパーを引き出したりする際も、全く相違なく同様に行えるのである。
また図3に示す態様のようなロールペーパーホルダーを製作するには、収納体1の側板1aに設けられた円弧状溝1aaに、台座2の収納体1の側板1a側に突設された突起2aを係合させた状態でロールペーパーホルダーを組み立てる必要がある。このように組み立てるためには、例えば台座2を収納体1の各側板1aに対向していて突起2aが突設されている2つの部材と、収納体1の下方に位置していて収納体1の長手方向と略同じ長さを有する部材とから構成し、この収納体1の下方に位置している部材と突起2aが突設されている2つの部材とを固定する際に、収納体1の側板1aに設けられた円弧状溝1aaに各突起2aを係止させて組み立てればよいのである。
また図6に示す態様では、側板1a同士を係止させる係止具3が一方の側板1aの外面に設けられた爪片と他方の側板1aの外面に設けられた係合突起とから成り、爪片を係合突起に引っ掛けるだけで両半円筒体1bを確実且つ容易に係止させることができると共に台座2が長方形の枠状に形成されているので安定性が良く且つ丈夫である。なお図示していないが、この態様で台座2に吊り下げ固定用取付具4を装着したり、収納体1の側板1aを台座2に回動可能に保持させたりしてもよいが、設置される角度によって爪片は外ずれ易くなることがあるので注意が必要である。
前述した図1〜図6に示した各態様では、開口部1dから引き出されるロールペーパーを支持するための突設片5が両半円筒体1bの開口部1dに沿った外面に設けられているので、ロールペーパーを引き出し易いばかりでなく、ロールペーパーに所定間隔毎にミシン目が設けられている場合にはこの突設片5の端縁でロールペーパーをそのミシン目に沿って容易に切断できるのである。
更に図7に示す態様では、側板1a同士を係止させる係止具3として側板1aの相対向する面にスナップボタンが設けられており、このスナップボタンによって両半円筒体1bを確実に係止させることができる。従って、収納体1の側板1aを台座2に固定させる場合だけでなく、収納体1の側板1aを台座2に保持させて回動可能にしたり、吊り下げ固定用取付具4を装着して壁等に掛けたりしても、両半円筒体1bは外ずれ難く収納体1内からロールペーパーが飛び出すようなこともないのである。またこの図7に示す態様では開口部1dから引き出されるロールペーパーを支持するための突設片5が両半円筒体1bの開口部1dに沿った外面に更に設けられており、その突設片5の一方がロールペーパーを切断するための切り刃6であるので、ロールペーパーがミシン目の無いものや、厚手である場合に切り刃6によりロールペーパーを確実且つ綺麗に切断できるのである。
以上のように、本発明に係るロールペーパーホルダーでは、ロールペーパーが略中空円柱状をなす収納体1に収納されていて、ロールペーパーを引き出す際に収納体1内でロールペーパーが容易に回転できるのでロールペーパーを軸で支える必要がなく、その結果、ロールペーパーが有芯か否かに関係なく使用することができ、またロールペーパーはティッシュボックスのように略密閉された状態で収納体1内に収納されるので、ロールペーパーが汚れたり濡れたりすることがなく非常に衛生的に取り扱うことができ、またこの収納体1が台座2に離脱不能に保持されているので、設置場所を自由に変えることができ非常に使い勝手が良いのである。
1 収納体
1a 側板
1aa 円弧状溝
1b 半円筒体
1c ヒンジ
1d 開口部
2 台座
2a 突起
3 係止具
4 吊り下げ固定用取付具
5 突設片
6 切り刃
1a 側板
1aa 円弧状溝
1b 半円筒体
1c ヒンジ
1d 開口部
2 台座
2a 突起
3 係止具
4 吊り下げ固定用取付具
5 突設片
6 切り刃
Claims (11)
- 両側端にそれぞれ略半円板状の側板(1a)が固定されている横断面が略半円状をなす2つの半円筒体(1b)同士がその一端をヒンジ(1c)によって連結されて一方の半円筒体(1b)が開閉自在なロールペーパーが収納される収納体(1)と、この収納体(1)の側板(1a)を離脱不能に保持する台座(2)とから構成されているロールペーパーホルダーであって、収納されたロールペーパーを引き出すための開口部(1d)が半円筒体(1b)のヒンジ(1c)が設けられている側と反対の他端間に形成されていると共に、半円筒体(1b)を閉じた状態に係止させる係止具(3)が両半円筒体(1b)の各側板(1a)に設けられていることを特徴とするロールペーパーホルダー。
- 台座(2)に吊り下げ固定用取付具(4)が更に装着されている請求項1に記載のロールペーパーホルダー。
- 開口部(1d)から引き出されるロールペーパーを支持するための突設片(5)が両半円筒体(1b)の開口部(1d)に沿った外面に更に設けられている請求項1又は2に記載のロールペーパーホルダー。
- 突設片(5)の少なくとも一方がロールペーパーを切断するための切り刃(6)である請求項3に記載のロールペーパーホルダー。
- 突設片(5)の少なくとも一方にロールペーパーを切断するための切り刃(6)が更に設けられている請求項3に記載のロールペーパーホルダー。
- 収納体(1)の側板(1a)が台座(2)に固定されている請求項1〜5までのいずれか1項に記載のロールペーパーホルダー。
- 収納体(1)の側板(1a)が台座(2)に回動可能に保持されている請求項1〜5までのいずれか1項に記載のロールペーパーホルダー。
- 収納体(1)の側板(1a)を台座(2)に回動可能に保持する手段が、収納体(1)の側板(1a)に設けられた円弧状溝(1aa)と台座(2)の収納体(1)の側板(1a)側に突設され円弧状溝(1aa)に係合する突起(2a)とである請求項7に記載のロールペーパーホルダー。
- 側板(1a)同士を係止させる係止具(3)が面ファスナーである請求項1〜8までのいずれか1項に記載のロールペーパーホルダー。
- 側板(1a)同士を係止させる係止具(3)が側板(1a)の相対向する面に設けられたスナップボタンである請求項1〜8までのいずれか1項に記載のロールペーパーホルダー。
- 側板(1a)同士を係止させる係止具(3)が一方の側板(1a)の外面に設けられた爪片と他方の側板(1a)の外面に設けられた係合突起とである請求項1〜8までのいずれか1項に記載のロールペーパーホルダー。
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JP2005233482A JP2007044361A (ja) | 2005-08-11 | 2005-08-11 | ロールペーパーホルダー |
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JP2005233482A JP2007044361A (ja) | 2005-08-11 | 2005-08-11 | ロールペーパーホルダー |
Publications (1)
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JP2005233482A Pending JP2007044361A (ja) | 2005-08-11 | 2005-08-11 | ロールペーパーホルダー |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2007044361A (ja) |
Cited By (3)
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---|---|---|---|---|
CN107651473A (zh) * | 2017-10-26 | 2018-02-02 | 昆山金盟塑料薄膜有限公司 | 一种用于复合膜的裁切装置 |
EP4197412A1 (en) * | 2021-12-14 | 2023-06-21 | Achton A/S | Dispensing drum |
CN107651473B (zh) * | 2017-10-26 | 2024-05-17 | 昆山金盟塑料薄膜有限公司 | 一种用于复合膜的裁切装置 |
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2005
- 2005-08-11 JP JP2005233482A patent/JP2007044361A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107651473A (zh) * | 2017-10-26 | 2018-02-02 | 昆山金盟塑料薄膜有限公司 | 一种用于复合膜的裁切装置 |
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