JP2005211180A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 パチンコ機1の遊技盤10には、遊技領域の中央位置に役物装置22が配設されており、この役物装置22には表示画面24が一体的に嵌め込まれている。また役物装置22には球案内部が形成されており、この球案内部に案内された遊技球は所定の入賞装置に入賞しやすくなる。表示画面24では図柄の変動や停止表示、キャラクター動画表示等による演出が行われるが、ここでの表示内容が入賞装置への入賞に連動して変化するものとなっている。
【選択図】 図1
Description
上記の課題を解決するため、本発明は投影画像を表示したり透過したりできる部材(液晶シャッタ)を表示画面に使用したことを特徴とする。あるいは、このような部材(液晶シャッタ)を複数位置に設けておき、いずれかを選択して投影画像を表示できる状態に切り替え、その他を透過状態に切り替えることで表示画面の位置を変更することができる。
このため本発明は、遊技機本体に内蔵され、遊技者に相対する前面側に向けて画像を投影するプロジェクタ装置と、プロジェクタ装置の前面側で画像の投影方向に重ね合わせて配設され、個々に透明状態と不透明状態とに切り替え可能な複数の液晶シャッタと、これら複数の液晶シャッタからいずれか1つを選択して不透明状態に切り替え、その他を透明状態に切り替えることで、その選択した1つの液晶シャッタにプロジェクタ装置からの投影画像を表示させる表示制御手段とを備えたものとなっている。
上記の解決手段2において、本発明は遊技機本体に収容されて遊技領域が形成された遊技盤と、この遊技盤の前面側で開閉可能に設けられた扉状の枠体と、この枠体に前後方向に重ね合わせて配設され、遊技者から遊技領域を視認可能とする2枚の透明板とをさらに備えており、複数の液晶シャッタは、遊技盤の遊技領域内に配設された内部液晶シャッタと、2枚の透明板にそれぞれ付設され、内部液晶シャッタの前面側で前後方向に重なり合う2重の液晶シャッタとを含む態様とすることができる。
上記の解決手段2または3において、表示制御手段は、遊技の進行状況に応じて複数の液晶シャッタのうちいずれを不透明状態に切り替えるべきか決定することができる。上記のように、本発明では複数の液晶シャッタからいずれか1つを選択して投影画像の表示画面として利用できるが、その選択する対象を遊技の進行状況に応じて決定することができれば、演出的な表示態様を容易に実現することができる。
このため上記の解決手段2から4において、本発明の遊技機は遊技動作を制御する遊技制御手段と、遊技制御手段による遊技動作の制御に伴い、投影画像の表示内容を所定の演出パターンに基づいて制御する演出制御手段とをさらに備えている。
あるいは上記の解決手段5において、表示制御手段は、演出制御手段による投影画像の表示内容の制御に伴い、予め決められた順序にしたがって複数の液晶シャッタを不透明状態に切り替える態様であってもよい。このような態様によれば、例えば投影画像の表示内容が一定の変動パターンで変化していく場合、その表示内容の変化に連動して表示位置が切り替わり、表示内容の変化に合わせて次第に画像が浮き出てくるような演出を実現することができる。このため遊技者に対して表示内容の変化をより効果的に印象付け、投影画像による演出上の訴求力をより大きく向上することができる。
2.ガラス枠・透明板(図1)
3.役物装置
4.表示装置の基本構成(図2)
4−1.プロジェクタ装置
4−2.表示画面
4−3.ガラス板(図2〜図3)
5.パチンコ機の制御構成(図4)
5−1.遊技制御手段
5−2.演出制御手段
5−3.表示制御手段
5−4.変動パターン
5−5.演出パターン
6.動作例
6−1.通常表示(図5)
6−2.切替表示(図5)
6−3.切替表示の使用例
7.その他の実施形態についての言及。
図1は、一実施形態となるパチンコ機1を示している。パチンコ機1は木製の外枠2を外形のベースとして構成され、その内側に基枠4や前面枠6、ガラス枠8等が装着されている。このうち基枠4に遊技盤10が着脱可能に嵌め込まれており、その前面にほぼ円形状の遊技領域が形成されている。図1にはガラス枠8だけが開かれた状態で示されているが、その他の基枠4や前面枠6もまた外枠2に対して前面側へ開閉可能となっている。
ガラス枠8は遊技盤10の前面側にて扉状に開閉可能であり、ガラス枠8には2重のガラス板18,20(透明板)が取り付けられている。図1ではガラス枠8を閉じた状態で機体の内側(奥側)に位置するのガラス板18が露出して示されているが、機体の外側(手前側)に位置するガラス板20には、遊技領域に合わせて円形状に縁取られた窓が形成されている。
遊技領域の中央位置にはひときわ大きな役物装置22が設けられている。この役物装置22は例えば、遊技領域内に発射されてきた遊技球を左右に振り分けたり、あるいは盤面に沿って流下する遊技球を一時的に滞留させたりして遊技球の動きに変化を与えることができる。また役物装置22は装飾体としても機能し、その各所に配設された装飾ランプ(図示されていない)を発光させることで、遊技の進行に伴い発光装飾による演出を行うこともできる。
本実施形態では、上記の役物装置22が表示装置を一体的に備えたタイプのものとなっており、それゆえ役物装置22の中央には矩形の表示画面24が配置されている。この表示画面24には例えば、数字や文字、キャラクター等を図案化した図柄が表示されるほか、各種の文字情報や映像もまた表示されるものとなっている。
役物装置22と一体の表示画面24は遊技盤10の盤面より奥に位置し、さらにその奥側、つまり、正面からみて背後側にはプロジェクタ装置26が設置されている。このプロジェクタ装置26は背後から表示画面24に画像を投影し、これを表示画面24の前面側にて視認可能とする。なおプロジェクタ装置26には、焦点深度が比較的広い光学特性を有するものを使用し、表示画面24からガラス板18,20までの範囲内ではピント調整を不要とすることが好ましい。
本実施形態では、表示画面24のほぼ全面が液晶シャッタにより構成されている。液晶シャッタは電圧印加状態に応じて液晶分子の配向が切り替わるもので、好ましくは透明状態(または光透過状態)と不透明状態(または光錯乱状態)とに瞬時に切り替わる特性を有する。このような液晶シャッタには例えば、ネマティック液晶や高分子分散液晶等を用いた公知のものを適用することができ、その具体的な仕様は特に限定されない。ここでは一例として表示画面24が板状の液晶シャッタ板から構成されており、これには2枚のガラス基板間に透明電極を配置し、その間に液晶分子を封入したものが用いられている。なお、以下の説明では表示画面24を構成する液晶シャッタを「内部液晶シャッタ」と呼称する。
さらに本実施形態では、2重のガラス板18,20にもそれぞれ液晶シャッタが適用されている。表示画面24の場合、そのほぼ全面が液晶シャッタから構成されている態様であってもよいが、ガラス板18,20の場合はその一部が液晶シャッタとなる領域(以下、「液晶シャッタ領域」と呼称する。)として形成されている態様が好ましい。
図4は、パチンコ機1の電子機器類に関する制御構成の一部を概略的に示している。パチンコ機1は、遊技動作を制御するための主制御基板28(メイン基板、主基板等とも称される)や各種の演出動作を制御するための演出制御基板30(サブ基板とも称される)を有しており、これら基板類が互いに配線を通じて接続されているほか、各基板にそれぞれ付随して電子機器類が接続されている。これら基板類は遊技盤10の裏面側で基板ボックスに収容されており、通常、遊技者からは視認されない。なおパチンコ機1には、その他にも電源基板やインタフェース基板(CR機の場合)、払出制御基板、発射制御基板等が装備されているが、これらについては公知のものを適用できるため、図示とともにその説明を省略する。
主制御基板28には、CPUやRAM、ROM、入出力インタフェース等(全ては図示されていない)の電子部品類が装備されている。また主制御基板28には入賞スイッチ32が接続されており、この入賞スイッチ32は、遊技球が所定の入賞口(例えば始動入賞口)に入賞したことを検出し、その検出信号を主制御基板28に出力することができる。その他にも、主制御基板28には例えば大入賞口用のソレノイド(図示されていない)が接続されており、このソレノイドの作動は主制御基板28により制御されている。
演出制御基板30もまたCPUをはじめとする電子機器類を有し、ここでは遊技の進行に伴い各種の演出動作を制御する役割が果たされる。このためパチンコ機1には、演出要素としてスピーカやパネル装飾ランプ、枠装飾ランプ等(いずれも図示されていない)が装備されている。スピーカは例えば、ガラス枠8や上皿12の内側に配設されており、通常、スピーカからは遊技の進行に伴う効果音や音声等が出力されるものとなっている。またパネル装飾ランプや枠装飾ランプは発光による装飾や演出を施すことができる。
演出制御基板30にはさらに表示制御基板34が接続されている。表示制御基板34もまたCPUやRAM、ROM、VDP等の電子機器類(図示されていない)を装備しており、この表示制御基板34は、演出制御基板30から送信される指令信号に基づき、上記のプロジェクタ装置26の作動を直接的に制御する役割を果たしている。
パチンコ機1による遊技の進行中、主制御基板28では上記のように始動入賞を契機として抽選が行われ、その抽選結果に基づいて所定の変動パターン信号が演出制御基板30に送信される。公知のように、変動パターン信号は抽選結果を反映した内容で図柄の変動と停止時の表示態様を指示するものであり、例えば抽選結果が大当りの場合であれば、図柄の変動中にリーチ演出等を行い、最終的に同一図柄が全て揃った状態で停止させるように表示態様を指示するものとなる。その他、変動パターン信号にはリーチ演出を行った後、はずれの態様で図柄を停止させるように指示するものもあれば、特に変動中に演出を行うことなく、はずれの態様で図柄を停止させるように指示するものもあり、その具体的な内容は停止時に表示される図柄の種類や組み合わせをも含めて多岐にわたっている。
演出制御基板30は上記の変動パターン信号を受け取ると、これを解釈してそのとき実行するべき演出パターンを決定する。演出パターンには予め各種のものが用意されており、例えば、変動パターン信号が高い信頼度で大当りを指示していると認められる場合、それに合わせて遊技者に高い訴求力を与える演出パターンが用いられる傾向にある。逆に変動パターン信号が単にはずれを指示するものであれば、あまり訴求力の高い演出パターンは用いられない。なお、抽選結果に基づいてどのような演出パターンを使用するかはあくまで任意であり、特に決定基準が一律に決められているわけではない。また演出パターンの具体的な内容も千差万別であり、遊技者に与える訴求力の高低度には感覚的な要素も含まれている。
以上がパチンコ機1における制御構成の基本的な内容であるが、加えて本実施形態では、プロジェクタ装置26からの投影画像が表示される位置を切り替えることで、演出上の訴求力をさらに高めることができるものとなっている。
図5は、演出制御基板30のCPUにより実行される液晶切替処理の手順を示している。ここでは先ず、演出制御基板30のCPUは主制御基板28から変動パターン信号を受信する。(ステップS1)。
これに対し、そのときの演出パターンが比較的高い訴求力を有するものであった場合、ステップS2においてCPUは通常の表示態様で画像を表示させることを否定する(ステップS2=No)。
上記の液晶切替処理は、例えば以下のような態様で使用することもできる。
(1)大当りになり、特別遊技状態に移行している間は引き続き、投影画像の表示位置を液晶シャッタ領域L1,L2に切り替えることができる。
以上は一実施形態についての説明であるが、本発明の実施の形態がこれに制約されることはない。以下に、その他の実施形態についていくつか例を挙げて言及する。
8 ガラス枠
10 遊技盤
18,20 ガラス板
22 役物装置
24 表示画面
26 プロジェクタ装置
28 主制御基板
30 演出制御基板
34 表示制御基板
Claims (1)
- 遊技盤の遊技領域内に配置され、内部に表示画面を有した役物装置と、
前記役物装置の一部に形成されて遊技球を案内する球案内部と、
前記球案内部に案内された遊技球が入賞可能な位置に設けられた入賞装置と、
前記入賞装置への入賞があった場合に前記表示画面にて図柄の変動を表示させる表示手段とを具備したことを特徴とする遊技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004019260A JP2005211180A (ja) | 2004-01-28 | 2004-01-28 | 遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2004019260A JP2005211180A (ja) | 2004-01-28 | 2004-01-28 | 遊技機 |
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ID=34903524
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2004019260A Pending JP2005211180A (ja) | 2004-01-28 | 2004-01-28 | 遊技機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005211180A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011250828A (ja) * | 2010-05-31 | 2011-12-15 | Kyoraku Sangyo Kk | 遊技機 |
JP2015173878A (ja) * | 2014-03-17 | 2015-10-05 | 株式会社大一商会 | 遊技機 |
JP2016140665A (ja) * | 2015-02-04 | 2016-08-08 | 株式会社三共 | 遊技機 |
JP2018042852A (ja) * | 2016-09-15 | 2018-03-22 | オムロン株式会社 | 操作装置、遊技機、および制御方法 |
JP2018050934A (ja) * | 2016-09-28 | 2018-04-05 | 株式会社サンセイアールアンドディ | 遊技機 |
JP2019150604A (ja) * | 2019-04-24 | 2019-09-12 | 株式会社ユニバーサルエンターテインメント | 遊技機 |
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2004
- 2004-01-28 JP JP2004019260A patent/JP2005211180A/ja active Pending
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