JP2005208796A - 迎えバス用管理装置、送りバス用管理装置、出迎え管理装置、迎えバス用管理方法、送りバス用管理方法及び出迎え管理方法 - Google Patents

迎えバス用管理装置、送りバス用管理装置、出迎え管理装置、迎えバス用管理方法、送りバス用管理方法及び出迎え管理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 児童等を小学校等の施設へ運ぶ迎えバス31の運行管理を効率化する。
【解決手段】 児童等の特定人は、ID情報記録媒体を携帯して登校する。手段35は、迎えバス31への特定人の乗り込みの際に、ID情報記録媒体からそのID情報を無線により読取る。手段40は、迎えバス31から受信したID情報及び乗車場所情報に基づき乗車場所ごとに乗車した特定人の情報としての乗車場所別乗車済み特定人情報を作成する。手段41は、乗車場所別乗車予定者情報と乗車場所別乗車済み特定人情報との対比に基づき現在地乗車場所における未乗車特定人を割り出す。手段42は、割り出した未乗車特定人に係る情報を未乗車特定人情報として迎えバス31へ送信する。手段44は、情報管理場所32から受信した未乗車特定人情報に基づき現在地乗車場所における現時点での未乗車の特定人を通知する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、送迎バスによる児童等の送迎を管理する迎えバス用管理装置、送りバス用管理装置、出迎え管理装置、迎えバス用管理方法、送りバス用管理方法及び出迎え管理方法に関するものである。
特許文献1は、ユーザが、所定の設置場所の共同端末におけるカードリードライタに自己のICカードを挿入すると、ICカードのユーザ関連情報が読取られて、共同端末からウェブ閲覧サービスを利用できるようにすることを開示する。
特許文献2は、自動車学校や幼稚園等において入退場の関係者に非接触型ICカードを携帯させ、各関係者が所定の場所を通過する時に、関係者の非接触型ICカードより該関係者のID情報を読取って、該関係者の入退場をコンピュータで管理すること開示する。
特開2002−288060公報 特開平5−256052公報
通学の便を図るため及び児童の通学上の安全管理のために、送迎バス及び所定場所での保護者による児童の出迎えが必要になる。送迎バスを使用して、児童等の送迎を行う場合、1台又は複数台の送迎バスが同日に複数回の送迎を行なったり、複数台の送迎バスが同時に送迎を行ったりすることがあるとともに、送迎バスの1回の送迎における送迎場所が複数個、存在することがあり、乗車予定者を送迎バスに正しく乗車させて出発したか等の管理が大変煩雑になる。また、送迎バスを利用しない児童等の、保護者への引渡しの管理についても、引渡し場所が、分布して複数個、存在する場合には、保護者への児童の引渡しが確実に行われたか否かの事務管理は煩雑になってしまう。
特許文献1は、所定の施設や部屋に対する児童や職員等の入退場の管理は開示するものの、現実に送迎バスを利用して送り迎えするときや降車場所等において保護者への引渡すときの有効かつ具体的な管理システムを開示していない。
特許文献2は、関係者が携帯する非接触型ICカード及び該ICカードから非接触で情報を読取る通信装置を利用して、関係者の出退勤管理、勤務状況管理、教習履歴、居場所管理等は開示するものの、特許文献1と同様に、現実に送迎バスを利用して送り迎えするときや降車場所等において保護者への引渡すときの有効かつ具体的な管理システムを開示していない。
本発明の目的は、複数の関係者を乗車場所へ迎えバスにより迎えに行って、所定の送り先へ運ぶ場合に有効な迎えバス用管理装置及び方法を提供することである。
本発明の別の目的は、所定の送り元から複数の関係者を、その出迎え人の待つ降車場所へ送りバスにより運ぶ場合に有効な送りバス用管理装置及び方法を提供することである。
本発明の他の目的は、所定場所まで迎え出た保護者等へ、対応の児童等を確実に引き取らせたか否かを有効に管理する出迎え管理装置及び方法を提供することである。
本発明の迎えバス用管理装置は、特定人に対して発行されて各特定人のID情報が記録されている携帯可能なID情報記録媒体に対する処理を行なうものである。該迎えバス用管理装置は、迎えバスでは、
迎えバスの現在地となっている乗車場所(以下、「現在地乗車場所」と言う。)において乗車する特定人に係るID情報記録媒体からそのID情報を読取る読取り手段、及び
所定の情報管理場所との間で無線通信を介してデータを送受する移動体用通信手段、
を有している。また、情報管理場所では、
乗車場所別乗車予定者情報を生成する乗車場所別乗車予定者情報生成手段、
迎えバスから受信したID情報及び乗車場所情報に基づき乗車場所ごとに乗車した特定人の情報としての乗車場所別乗車済み特定人情報を作成する乗車場所別乗車済み特定人情報作成手段、
乗車場所別乗車予定者情報と乗車場所別乗車済み特定人情報との対比に基づき現在地乗車場所における未乗車特定人を割り出す未乗車特定人割り出し手段、及び
割り出した未乗車特定人に係る情報を未乗車特定人情報として迎えバスへ送信する未乗車特定人情報送信手段、
を有している。そして、さらに、迎えバスにおいて、
情報管理場所から受信した未乗車特定人情報に基づき現在地乗車場所における現時点での未乗車の特定人を通知する未乗車特定人通知手段、
を有している。
本発明の送りバス用管理装置は、送りバスに乗車する第1の特定人と該第1の特定人の出迎え人としての第2の特定人とに対して発行されて各特定人のID情報が記録されている携帯可能なID情報記録媒体に対する処理を行なう。該送りバス用管理装置は次のものを有している。
送り元における第1の特定人の送りバスへの乗車の際に第1の特定人のID情報記録媒体に係るID情報を乗車人情報として読取るとともに、第1の特定人の送り先として降車場所では、第2の特定人のID情報記録媒体に係るID情報を出迎え人情報として読取る読取り手段、
乗車した乗車人の名簿情報としての乗車人名簿情報を乗車人情報に基づき作成する乗車人名簿情報作成手段、
出迎え人情報と乗車人名簿情報とに基づき第2の特定人に対応する第1の特定人が送りバスに乗車して来ている及び乗車して来ていないとする第1及び第2の判定を下す判定手段、及び
第1の判定が下されたときは、該当の第1の特定人はそれに対応する第2の特定人に引渡し済みである旨を第1の特定人に対応付けた情報を引渡し済み情報として生成する引渡し済み情報生成手段。
本発明の出迎え管理装置は、第1の特定人と該第1の特定人の出迎え人としての第2の特定人に対して発行されて各特定人のID情報が記録されている携帯可能なID情報記録媒体に対する処理を行なう。該出迎え管理装置は次のものを有している。
所定の出迎え場所において第1及び第2の特定人のID情報記録媒体からそのID情報を退出人情報及び出迎え人情報として読取る読取り手段、
退出人情報に基づき退出人の名簿情報としての退出人名簿情報を作成する退出人名簿情報作成手段、
出迎え人情報と退出人名簿情報とに基づき出迎え人情報に係る第2の特定人に対応する第1の特定人が出迎え場所にいる及びいないとする第1及び第2の判定を下す判定手段、及び
第1の判定が下されたときは、該当の第1の特定人はそれに対応する第2の特定人に引渡し済みである旨を第1の特定人に対応付けた情報を引渡し済み情報として生成する引渡し済み情報生成手段。
本発明の迎えバス用管理方法は、特定人に対して発行されて各特定人のID情報が記録されている携帯可能なID情報記録媒体に対する処理を行なう。該迎えバス用管理方法は、
迎えバスでは、
迎えバスの現在地となっている乗車場所(以下、「現在地乗車場所」と言う。)において乗車する特定人に係るID情報記録媒体からそのID情報を読取るステップ、及び
読取ったID情報を移動体無線通信により送信するステップ、
を有し、
所定場所としての情報管理場所では、
乗車場所別乗車予定者情報を生成するステップ、
迎えバスから受信したID情報及び乗車場所情報に基づき乗車場所ごとに乗車した特定人の情報としての乗車場所別乗車済み特定人情報を作成するステップ、
乗車場所別乗車予定者情報と乗車場所別乗車済み特定人情報との対比に基づき現在地乗車場所における未乗車特定人を割り出すステップ、及び
割り出した未乗車特定人に係る情報を未乗車特定人情報として迎えバスへ送信するステップ、
を有し、
迎えバスでは、
情報管理場所から受信した未乗車特定人情報に基づき現在地乗車場所における現時点での未乗車の特定人を通知するステップ、
を有している。
本発明の送りバス用管理方法は、送りバスに乗車する第1の特定人と該第1の特定人の出迎え人としての第2の特定人とに対して発行されて各特定人のID情報が記録されている携帯可能なID情報記録媒体に対する処理を行なう。該送りバス用管理方法は次のステップを有している。
送り元における第1の特定人の送りバスへの乗車の際に第1の特定人のID情報記録媒体に係るID情報を乗車人情報として読取るとともに、第1の特定人の送り先として降車場所では、第2の特定人のID情報記録媒体に係るID情報を出迎え人情報として読取る読取りステップ、
乗車した乗車人の名簿情報としての乗車人名簿情報を乗車人情報に基づき作成する乗車人名簿情報作成ステップ、
出迎え人情報と乗車人名簿情報とに基づき第2の特定人に対応する第1の特定人が送りバスに乗車して来ている及び乗車して来ていないとする第1及び第2の判定を下す判定ステップ、及び
第1の判定が下されたときは、該当の第1の特定人はそれに対応する第2の特定人に引渡し済みである旨を第1の特定人に対応付けた情報を引渡し済み情報として生成する引渡し済み情報生成ステップ。
本発明の出迎え管理方法は、第1の特定人と該第1の特定人の出迎え人としての第2の特定人に対して発行されて各特定人のID情報が記録されている携帯可能なID情報記録媒体に対する処理を行なう。該出迎え管理方法は次のステップを有している。
所定の出迎え場所において第1及び第2の特定人のID情報記録媒体からそのID情報を退出人情報及び出迎え人情報として読取る読取りステップ、
退出人情報に基づき退出人の名簿情報としての退出人名簿情報を作成する退出人名簿情報作成ステップ、
出迎え人情報と退出人名簿情報とに基づき出迎え人情報に係る第2の特定人に対応する第1の特定人が出迎え場所にいる及びいないとする第1及び第2の判定を下す判定ステップ、及び
第1の判定が下されたときは、該当の第1の特定人はそれに対応する第2の特定人に引渡し済みである旨を第1の特定人に対応付けた情報を引渡し済み情報として生成する引渡し済み情報生成ステップ。
特定人が携帯可能なID情報記録媒体とは、例えばRFID(Radio Frequnecy ID。「ICタグ」とも呼ばれる。)や非接触ICカードである。読取り手段によるID情報記録媒体からのID情報の読取りは典型的には無線による非接触形式であるが、接触形式であってもよい。ID情報記録媒体のID情報を無線で読み取る場合には、特定人は、ID情報記録媒体を所定の限定された場所を通過することや、意識的にID情報記録媒体を所定の方向へかざすことを要求されることがある。RFIDは、特定人のバッグ等の携帯品にぶら下げられたり、貼付されたり、所定のカードに貼付されたりされる。特定人及び第1の特定人とは、例えば、幼稚園の園児、小学校の児童、自動車学校や学習塾の生徒、又は病院やケア施設の老人等である。第2の特定人とは、例えば、園児及び児童に対する保護者、又は老人に対する親族である。
迎えバス及び送りバスは、典型的には同一の送迎バスがそれらを兼ねるが、各専用のバスが用意されてもよい。情報管理場所は、典型的には固定された場所であるが、移動体の中に設置されてもよい。迎えバス又は送りバスを使用する施設及び団体は、1台だけでなく、複数台の迎えバス及び送りバスを運行させてもよいし、同一の迎えバス又は送りバスを同日に同一場所へ時間を変えて複数回、運行させたり、1回の送迎で複数箇所の乗車場所又は降車場所を巡ってもよいとする。乗車場所及び降車場所は、例えば鉄道の駅前である。迎えバス及び送りバスは、情報管理場所へ特定人のID情報の他に現在地としての乗車場所や降車場所の情報を適宜、無線通信により送信し、各乗車場所別及び降車場所別の管理に役立たせることが可能である。情報管理場所と迎えバス又は送りバスとの間にわたる通信経路は、全部が無線通信でなければならないことはなく、迎えバス又は送りバスから中間の所定箇所までは無線通信で、残りは有線通信であってもよいとする。また、通信経路の一部にインターネット、LAN等が含まれていてもよいとする。
通知手段による通知及び通知ステップにおける通知には表示器への視覚的な表示や音声による聴覚的な通報を含むものとする。また、通知には、自動的な通知のほか、迎えバスや送りバス等の運転手や管理者の通知要求に対して実施する通知も含むものとする。
本発明の迎えバス用管理装置及び方法によれば、迎えバスの運転手等は、乗車場所において現時点での未乗車特定人を把握して、迎えバスの能率的な運行を図ることができる。
本発明の送りバス用管理装置及び方法によれば、送リバスで運んだ第1の特定人がその引取り人としての第2の特定人に引き取られたか否かを能率的かつ速やかに把握できる。
本発明の出迎え管理装置及び方法によれば、出迎え場所において、退出しようとする第1の特定人がその引取り人としての第2の特定人に引き取られたか否かを能率的かつ速やかに把握できる。
図1は小学校10における児童13の登下校管理システムに係る概略説明図である。該登下校管理システムは、送迎バス14による児童13の送迎管理システムを含む。小学校10は、敷地内に本部建物16及び登下校口17を有している。登下校口17は、図1では、1個しか図示されていないが、複数個あってもよい。アンテナ20は本部建物16に、アンテナ21及びアンテナ22は送迎バス14及び登下校口17に、それぞれ配備され、アンテナ20とアンテナ21及びアンテナ22とは、無線によりデータ送受自在になっている。児童13は、下校時には登下校口17や送迎バス14の降車場所において保護者25により出迎えられる。
図2は迎えバス用管理装置30の機能ブロック図である。なお、迎えバス用管理装置30の説明において、特定人、迎えバス31及び情報管理場所32はそれぞれ図1の児童13、送迎バス14及び本部建物16に対応する。迎えバス用管理装置30は、特定人に対して発行されて各特定人のID情報が記録されている携帯可能なID情報記録媒体に対する処理を行なう。迎えバス用管理装置30は、読取り手段35、移動体用通信手段36、乗車場所別乗車予定者情報生成手段39、乗車場所別乗車済み特定人情報作成手段40、未乗車特定人割り出し手段41、未乗車特定人情報送信手段42、及び未乗車特定人通知手段44を有している。読取り手段35、移動体用通信手段36、及び未乗車特定人通知手段44は迎えバス31に配備され、乗車場所別乗車済み特定人情報作成手段40、未乗車特定人割り出し手段41、及び未乗車特定人情報送信手段42は情報管理場所32に配備される。読取り手段35は、迎えバス31の現在地となっている乗車場所(以下、「現在地乗車場所」と言う。)において乗車する特定人に係るID情報記録媒体からそのID情報を読取る。移動体用通信手段36は、迎えバス31の別の所定場所としての情報管理場所32との間で無線通信を介してデータを送受する。乗車場所別乗車予定者情報生成手段39は、乗車場所別乗車予定者情報を生成する。乗車場所別乗車済み特定人情報作成手段乗車場所別乗車済み特定人情報作成手段40は、迎えバス31から受信したID情報及び乗車場所情報に基づき乗車場所ごとに乗車した特定人の情報としての乗車場所別乗車済み特定人情報を作成する。未乗車特定人割り出し手段41は、乗車場所別乗車予定者情報と乗車場所別乗車済み特定人情報との対比に基づき現在地乗車場所における未乗車特定人を割り出す。未乗車特定人情報送信手段42は、割り出した未乗車特定人に係る情報を未乗車特定人情報として迎えバス31へ送信する。未乗車特定人通知手段44は、情報管理場所32から受信した未乗車特定人情報に基づき現在地乗車場所における現時点での未乗車の特定人を通知する。
データベース47は、例えば小学校10の児童全員のような特定人全員のID情報を保有し、乗車場所別乗車予定者情報生成手段39は、迎えバス31による今回の迎えにおける特定人のみの乗車場所別乗車予定者情報を例えばデータベース47から抽出して生成する。未乗車特定人通知手段44による未乗車の特定人の通知は、通常は、迎えバス31の運転手に対して行われ、所定のディスプレイへの表示に限定されず、音声による通知も含むものとする。該通知は、典型的には、迎えバス31の運転手が通知要求を手動操作により行ったことに対応するものであるが、運転手が手動操作による通知要求を行わなくても、各乗車場所において読取り手段35が新たな特定人のID情報を読取るごとに、更新した未乗車特定人情報を自動的に行うようになっていてもよい。
こうして、迎えバス31では、現在地乗車場所における未乗車特定人が判明するので、迎えバス31の運転手は、現在地乗車場所を出発してもいいか否かを適切に判断することができ、迎えバス31の能率的な運行が図られる。
迎えバス用管理装置30のさらなる具体的態様について説明する。迎えバス用管理装置30は、情報管理場所32において、更新手段49を有している。更新手段49は、特定人又はその関係者からの欠席連絡に基づき乗車場所別乗車予定者情報を更新する。情報管理場所32では、所定の受付担当者が、特定人の家庭等から、「本日は病気のため欠席する。」、及び「都合のため遅刻して、後の迎え時刻の迎えバス31に乗車する」等の連絡を電話、FAX及び電子メール等で受け付ける。受付担当者は、それらの連絡を受けて、今回の迎えバス31には所定の特定人は乗車しないことに係る入力操作を行い、更新手段49は、それを受けて、該当特定人を乗車予定特定人から外す。これにより、乗車場所別乗車予定者情報は最新のものとなって、未乗車特定人通知手段44において通知される未乗車特定人情報も最新のものとなり、迎えバス31の運転手は、待つ必要のない未乗車特定人を待つ手間を省くことができる。
図3は送りバス用管理装置55の機能ブロック図である。なお、送りバス用管理装置55の説明において、第1及び第2の特定人は図1の児童13及び保護者25にそれぞれ対応し、送りバス56及び情報管理場所32はそれぞれ図1の送迎バス14及び本部建物16に対応する。送りバス用管理装置55は、送りバス56に乗車する第1の特定人と該第1の特定人の出迎え人としての第2の特定人とに対して発行されて各特定人のID情報が記録されている携帯可能なID情報記録媒体に対する処理を行なう。送りバス用管理装置55は、読取り手段58、乗車人名簿情報作成手段59、判定手段60、及び引渡し済み情報生成手段61を有している。読取り手段58は、送り元における第1の特定人の送りバス56への乗車の際に第1の特定人のID情報記録媒体に係るID情報を乗車人情報として読取るとともに、第1の特定人の送り先として降車場所では、第2の特定人のID情報記録媒体に係るID情報を出迎え人情報として読取る。乗車人名簿情報作成手段59は、乗車した乗車人の名簿情報としての乗車人名簿情報を乗車人情報に基づき作成する。判定手段60は、出迎え人情報と乗車人名簿情報とに基づき第2の特定人に対応する第1の特定人が送りバス56に乗車して来ている及び乗車して来ていないとする第1及び第2の判定を下す。引渡し済み情報生成手段61は、第1の判定が下されたときは、該当の第1の特定人はそれに対応する第2の特定人に引渡し済みである旨を第1の特定人に対応付けた情報を引渡し済み情報として生成する。
情報管理場所32は、送りバス56に乗車する特定人の送り元を兼ねていてもよい。そして、送り元としての特定人の乗車場所は、情報管理場所32の敷地に、1箇所だけでなく、複数箇所存在していてもよい。各送りバス56は、特定人の送り先としての降車場所を1箇所だけでなく、複数箇所、有していてもよい。送りバス用管理装置55は、送りバス56が複数台の場合、及び1台の送りバス56が同日の異なる時刻に複数回の送りを実行する場合にも適用可能である。こうして、送りバス56に送り届けた第1の特定人が、引取り人としての第2の特定人へ引き取られたか否かを情報管理場所32において把握可能になる。
送りバス用管理装置55のさらなる具体的態様について説明する。送りバス用管理装置55は通知手段65を有している。通知手段65は、第2の判定が下されたときはその旨に係る情報を通知する。通知手段65による通知には、ディスプレイにおける表示、又はスピーカからの音声出力である。こうして、降車場所に出迎えに来ている第2の特定人は、自分が引き取ろうとしている第1の特定人がこの送りバス56に乗車して来ているか否かを速やかに知得することができる。
所定場所としての情報管理場所32が存在し、送りバス56は、情報管理場所32とデータを送受するための移動体用通信機(図示せず)を装備する。例えば、読取り手段58及び通知手段65は送りバス56に配備され、引渡し済み情報生成手段61は、情報管理場所32に配備される。乗車人名簿情報作成手段59及び判定手段60は送りバス56又は情報管理場所32に配備される。なお、図3では、乗車人名簿情報作成手段59及び判定手段60は共に送りバス56に配備されている。各手段58〜61,65は、それが配備されている送りバス56及び情報管理場所32の一方に対して、処理の基礎となる情報の送り元としての手段が他方に配備されている場合には、送り元の他方から移動体用通信機による無線通信を介して受信するようになっている。
図4は出迎え管理装置73の機能ブロック図である。なお、出迎え管理装置73の説明において、第1及び第2の特定人は図1の児童13及び保護者25にそれぞれ対応し、出迎え場所74及び情報管理場所32はそれぞれ図1の送迎バス14及び本部建物16に対応する。出迎え管理装置73は、第1の特定人と該第1の特定人の出迎え人としての第2の特定人に対して発行されて各特定人のID情報が記録されている携帯可能なID情報記録媒体に対する処理を行なう。出迎え管理装置73は、読取り手段77、退出人名簿情報作成手段78、判定手段79、及び引渡し済み情報生成手段80を有している。読取り手段77は、所定の出迎え場所において第1及び第2の特定人のID情報記録媒体からそのID情報を退出人情報及び出迎え人情報として読取る。退出人名簿情報作成手段78は、退出人情報に基づき退出人の名簿情報としての退出人名簿情報を作成する。判定手段79は、出迎え人情報と退出人名簿情報とに基づき出迎え人情報に係る第2の特定人に対応する第1の特定人が出迎え場所にいる及びいないとする第1及び第2の判定を下す。引渡し済み情報生成手段80は、第1の判定が下されたときは、該当の第1の特定人はそれに対応する第2の特定人に引渡し済みである旨を第1の特定人に対応付けた情報を引渡し済み情報として生成する。
1個の情報管理場所32に対して出迎え場所74は複数あってもよい。こうして、(a)退出者としての第1の特定人が、出迎え場所74においてそのID情報記録媒体のID情報を読み取られて、そこに待機してから該第1の特定人の出迎え人が、出迎え場所74に来て、そのID情報記録媒体のID情報を読み取られると、又は(b)出迎え人としての第2の特定人が、その出迎え対象の第1の特定人より先に出迎え場所74に来て、該第2の特定人のID情報記録媒体のID情報を読み取られてから、該第1の特定人が出迎え場所74に来て、そのID情報記録媒体のID情報を読み取られると、出迎えられ及び出迎えの対応関係にある第1及び第2の特定人が共に出迎え場所74にいることが検出され、該第1の特定人は該第2の特定人に引渡し済みとなって、管理される。
出迎え管理装置73のさらなる具体的態様について説明する。出迎え管理装置73は、さらに、通知手段83を有することができる。通知手段83は、第2の判定が下されたときはその旨に係る情報を通知する。この通知により、第2の特定人は、出迎えようとする第1の特定人がこの出迎え場所74にいないことを把握する。逆に、通知手段83は、第1の特定人がその第2の特定人より先に出迎え場所に来て、そのID情報記録媒体のID情報を読み取られるときには、該第1の特定人に、その第2の特定人がまだ出迎え場所74に来ていないことを通知してもよい。
情報管理場所32は、出迎え場所74とは別の所定場所として存在する。出迎え場所74には、情報管理場所32とデータを送受するための無線通信機(図示せず)が配備される。読取り手段77及び通知手段83は出迎え場所74に配備され、引渡し済み情報生成手段80は、情報管理場所32に配備され、乗車人名簿情報作成手段59及び判定手段79は出迎え場所74又は情報管理場所32に配備される。なお、図4では、乗車人名簿情報作成手段59及び判定手段79は共に出迎え場所74に配備されている。各手段77〜80は、それが配備されている出迎え場所74及び情報管理場所32の一方に対して、処理の基礎となる情報の送り元としての手段が他方に配備されている場合には、送り元の他方から無線通信機による無線通信を介して受信するようになっている。
図5は迎えバス用管理方法のフローチャートである。該迎えバス用管理方法は、図2の迎えバス用管理装置迎えバス用管理装置30に対応し、特定人に対して発行されて各特定人のID情報が記録されている携帯可能なID情報記録媒体に対する処理を行なう。該迎えバス用管理方法は、迎えバス31におけるS90,S91及びS100と、情報管理場所32におけるS94〜S97とを有している。最初に、迎えバス31において、S90では、迎えバス31の現在地となっている乗車場所(以下、「現在地乗車場所」と言う。)において乗車する特定人に係るID情報記録媒体からそのID情報を読取る。S91では、読取ったID情報を移動体無線通信により送信する。次に、情報管理場所32において、S94では、乗車場所別乗車予定者情報を生成する。S95では、迎えバス31から受信したID情報及び乗車場所情報に基づき乗車場所ごとに乗車した特定人の情報としての乗車場所別乗車済み特定人情報を作成する。S96では、乗車場所別乗車予定者情報と乗車場所別乗車済み特定人情報との対比に基づき現在地乗車場所における未乗車特定人を割り出す。S97では、割り出した未乗車特定人に係る情報を未乗車特定人情報として迎えバス31へ送信する。再び、迎えバス31において、S100では、情報管理場所から受信した未乗車特定人情報に基づき現在地乗車場所における現時点での未乗車の特定人を通知する。
図5の迎えバス用管理方法のさらなる具体的態様では、情報管理場所迎えバス31において、S102が追加される。S102では、特定人又はその関係者からの欠席連絡に基づき乗車場所別乗車予定者情報を更新する。S94〜S97の迎えバス用管理方法部分は、例えば、迎えバス31から新たなID情報が受信されたり、一定時間が経過したりするごとに、実行されるので、S102における乗車場所別乗車予定者情報の更新以降では、更新された乗車場所別乗車予定者情報に基づきS95の乗車場所別乗車済み特定人情報が作成される。
図6は送りバス用管理方法のフローチャートである。該送りバス用管理方法は、図3の送りバス用管理装置55に対応し、送りバス56に乗車する第1の特定人と該第1の特定人の出迎え人としての第2の特定人とに対して発行されて各特定人のID情報が記録されている携帯可能なID情報記録媒体に対する処理を行なう。S104では、送り元における第1の特定人の送りバス56への乗車の際に第1の特定人のID情報記録媒体に係るID情報を乗車人情報として読取るとともに、第1の特定人の送り先として降車場所では、第2の特定人のID情報記録媒体に係るID情報を出迎え人情報として読取る。S105では、乗車した乗車人の名簿情報としての乗車人名簿情報を乗車人情報に基づき作成する。S106では、出迎え人情報と乗車人名簿情報とに基づき第2の特定人に対応する第1の特定人が送りバス56に乗車して来ている及び乗車して来ていないとする第1及び第2の判定を下す。第1の判定が下されたときは、S107において、該当の第1の特定人はそれに対応する第2の特定人に引渡し済みである旨を第1の特定人に対応付けた情報を引渡し済み情報として生成する。第2の判定が下されたときは、S108において第2の判定が下された旨に係る情報を通知する。
情報管理場所32は所定場所として存在し、S104,S108は、は送りバス56において実行され、S107は、情報管理場所32において実行され、S105,S106は送りバス56又は情報管理場所32において実行される。図6のフローチャートでは、S105,S106は共に送りバス56において実行することにしている。各ステップS105〜S108は、それが実行される送りバス56及び情報管理場所32の一方に対して、処理の基礎となる情報を出力するステップが他方で実行されている場合には、送り元の他方から送りバス56に配備の移動体用通信機による無線通信を介して受信するようになっている。
図7は出迎え管理方法のフローチャートである。該出迎え管理方法は、図4の出迎え管理装置73に対応し、第1の特定人と該第1の特定人の出迎え人としての第2の特定人に対して発行されて各特定人のID情報が記録されている携帯可能なID情報記録媒体に対する処理を行なう。S118では、所定の出迎え場所74において第1及び第2の特定人のID情報記録媒体からそのID情報を退出人情報及び出迎え人情報として読取る。S119では、退出人情報に基づき退出人の名簿情報としての退出人名簿情報を作成する。S120では、出迎え人情報と退出人名簿情報とに基づき出迎え人情報に係る第2の特定人に対応する第1の特定人が出迎え場所74にいる及びいないとする第1及び第2の判定を下す。第1の判定が下されたときは、S121において、該当の第1の特定人はそれに対応する第2の特定人に引渡し済みである旨を第1の特定人に対応付けた情報を引渡し済み情報として生成する。第2の判定が下されたときは、S122において、第2の判定が下された旨に係る情報を通知する。
情報管理場所32は出迎え場所74とは別の所定場所として存在するものである。S118,S122は出迎え場所74において実行され、S121は、情報管理場所32において実行され、S119,S120は出迎え場所74又は情報管理場所32において実行される。各ステップS119〜S122は、それが実行される出迎え場所74及び情報管理場所32の一方に対して、処理の基礎となる情報を出力するステップが他方で実行されている場合には、送り元の他方から出迎え場所74に配備の無線通信機による無線通信を介して受信するようになっている。
以降の実施例は、本発明を小学校の生徒の送迎に適用した実施例に係るものである。図8はスクールバス及び学校の校門におけるID情報読込み側処理装置200のハードウェア構成図である。ID情報読込み側処理装置200は、アンテナ201を装備する無線機202、モデム203、コントロールボックス204、RFIDアンテナ206を装備するRFIDリーダー205、及びマイク209を有している。また、コントロールボックス204には、操作キー207、表示器208が接続される。コントロールボックス204の中には、CPU2041及びメモリー(マスターデータ領域2042及び汎用データ領域2043)が存在する。
図9は職員室側処理装置209のハードウェア構成図である。職員室側処理装置209は、アンテナ210を装備する無線機211、モデム212、コントロールボックス213、パソコン214、及びマイク215を有している。コントロールボックス213の中には、CPU2131が存在する。
さらに、生徒及び保護者にはRFIDタグを配布する。
RFIDリーダー205は、RFIDリーダーのアンテナ206にかざされたRFIDタグのタグ番号を読み出す装置である。コントロールボックス204,213は、RFIDリーダー205で読み出したタグ番号データやパソコン214から入力されたデータを暗号化し、この結果をモデム203,212へ出力する。あるいは、その逆に、モデム203,212から出力されるデータの暗号を復号し、表示器208へ表示したり、パソコン214へ出力する。コントロールボックス204内のマスターデータ領域2042には生徒一人一人の名前、タグ番号、保護者のタグ番号、その他ひも付けされる生徒情報(マスターデータ)を予め保存しておく。
モデム203,212は、RFIDリーダー205が読み出したID番号やパソコン214からのデータをコントロールボックス204,213から入力し、これをアナログ変調信号に変換し無線機202,211へ出力する。あるいはその逆に、無線機202,211からのアナログ変調信号を入力とし、これをデータに変換しコントロールボックス204,213へ出力する。
無線機202,211は、モデム203,212から入力されるアナログ変調信号を変調し、電波としてアンテナ201,210から送信する。また、逆に、アンテナ201,210で受信した電波を復調し、アナログ信号をモデム203,212へ出力する。
データ通信のみならずマイク209,215を使用した一般的な音声の無線通信も可能である。パソコン214上では、登下校管理アプリケーションプログラムが搭載されている。このプログラムは生徒がバスに乗車・下車した、あるいは校門に入ったことをコントロールボックス213から受信しデイリーデータ2142に記録する役目と、バスからの未乗車確認要求に応答する役目がある。毎日の運用のたびにマスターデータ2141の内容をコピーしたものがデイリーデータ2142である。図10(a)は職員室のパソコン内の登下校管理アプリケーションプログラムの(マスターデータ2141の)1レコードのデータ構造を、また、図11はデイリーデータ2142の構造を、それぞれ例示している。デイリーデータ2142は、日々突発的に一時的に変更される内容例えば「欠席」及び「登校時の乗車駅を変更」などを盛り込むことができる。また実際の運用の中では、例えばバスであれば「乗車」及び「お迎えの証拠」、校門であれば「登校・下校」及び「お迎えの証拠」などの記録を行うデータである。
マスターデータ領域2042は、職員室のパソコン214で実行する登下校管理アプリケーションプログラム内で作成されたマスターデータの中からバス、校門で最低限必要となる項目(生徒の名前やRFIDタグ番号、保護者のRFIDタグ番号等の関連データ)のコピーしたものである。図10(b)はバス及び校門のマスターデータ領域2042内における1レコードのデータ構造を例示している。
[登校時基本動作]
生徒がスクールバス乗車時又は徒歩通学の生徒が校門通過時にRFIDリーダー205のアンテナ206にRFIDタグをかざす。コントロールボックス204内のCPU2041は、RFIDリーダー205から生徒のRFIDタグ番号を入手し、このタグ番号がマスターデータ2042内に存在するかどうか検索する。マスターデータ2042内に見つかったときは、その生徒の情報(少なくとも生徒RFIDタグ番号及び保護者RFIDタグ番号)を汎用データ領域2043に乗車リストとして記録する。
生徒の乗車が完了したら、乗車リストの生徒RFIDタグ番号をコントロールボックス204のCPU2041が暗号化処理を施したのちにモデム203へ出力する。モデム203はこれをAFSK等の変調信号に変換し、このアナログ変調信号を無線機202へ渡し、同時に無線機を送信状態にし、アンテナ201より電波を送信する。職員室ではアンテナ210から受信した電波を無線機211が復調し、モデム212がこれを受けてタグ番号のデータに変換し、コントロールボックス213がこの暗号化データを復号しパソコン214へ渡し、パソコン上のアプリケーションプログラムがこのタグ番号を乗車・登校記録としてデイリーデータ2142に記録/管理する。
[登校時未乗車チェック]
登校時、スクールバスは、生徒を迎えに駅に行き、生徒を乗せるが、学校に戻ってよいかどうかの判断、つまりまだ乗っていない生徒がいるかいないかを把握する必要がある。この手順は次の通りである。コントロールボックス204に接続された操作キー207より「未乗車問合せ」ボタンを押す。CPU2041は、自分が今いる駅名を含めた未乗車確認要求コマンドをモデム203に送り、このコマンドは無線機202、アンテナ201を経由して職員室へ送信される。職員室側ではアンテナ210、無線機211で受信したアナログ変調信号をモデム212を経由してコントロールボックス213のCPU2131がパソコン214へ未乗車確認要求コマンドを送る。パソコン側では未乗車確認要求コマンドに含まれている駅名をもとに、デイリーデータ2142から乗車予定駅が一致する生徒の乗車状況をチェックする。未乗車の生徒のRFIDタグ番号リストアップし、この結果をコントロールボックス213のCPU2131へ送る。CPU2131は未乗車のRFIDタグ番号を暗号化してモデム212に渡し、無線機211及びアンテナ210を経由してスクールバスへ送信する。スクールバス側では未乗車確認コマンドに対する職員室からの未乗車リスト応答をアンテナ201、無線機202及びモデム203を経由してコントロールボックス204のCPU2041が受け取り、暗号化されたRFIDタグ番号を復号する。未乗車生徒のRFIDタグ番号をマスターデータ領域2042の中から検索し、対応する生徒の名前を表示器208に表示し、運転手にまだ未乗車の生徒がいる事を名前付きで知らせる。未乗車生徒のRFIDタグ番号リストが空の場合は、全員乗車していることを意味するので「全員乗車しています」などのメッセージを表示器208に表示し、学校に向けて出発してもよいことを知らせる。
[下校時基本動作]
生徒がスクールバス乗車時の動作手順は登校時基本手順とほぼ同じであるが、唯一の違いは保護者(お迎え)に生徒を受け渡した事の証拠を残すことである。生徒が乗車したときに認識したタグ番号を乗車記録として、コントロールボックス204は内部の汎用データ領域2043へ記録する。この時に記録する内容は、マスターデータ2042から少なくとも生徒のRFIDのタグ番号及びその保護者のRFIDタグ番号である。
スクールバスが駅に到着すると、保護者(お迎え)が保護者用のRFIDタグをバスに設置されているRFIDリーダー205のアンテナ206にかざす。この時にコントロールボックス204のCPU2041は、保護者のタグ番号を認識し、乗車中の生徒の保護者(お迎え)であるかどうかを乗車時に記録した汎用データ領域2043上の保護者IDの中から検索する。検索の結果一致した場合はこの保護者(お迎え)のRFIDタグ番号をコントロールボックス204のCPU2041が暗号化処理を施したのちにモデム203、無線機202を経由してアンテナ201より電波として職員室へ送信する。一致しなかった場合は生徒が乗っていないので「あなたのお子さまはこのバスには乗車していません」等のメッセージを表示器208に表示し、次のバスが到着するまで待ってもらうなどの対応をする。
スクールバスを利用しない生徒の場合、校門にてまず生徒がRFIDリーダー205のアンテナ206にRFIDタグをかざし、続いて保護者(お迎え)が保護者用のRFIDタグをかざす。 以後の処理手順は上記スクールバスの手順と同じである。
職員室ではアンテナ210から受信した電波を無線機211が復調し、モデム212がこれを受けてタグ番号の文字列データに変換しコントロールボックス213に渡す。 コントロールボックス213のCPU2131は暗号データを復号しパソコン214へ渡し、パソコン上のアプリケーションプログラムがこのタグ番号を下校記録としてデイリーデータ2142に記録・管理する。
登下校いずれの場合も、RFIDカードを忘れた生徒、保護者がいた場合にはコントロールボックス204の表示器208上で生徒名を表示させる操作を操作キー207で行い、キー入力により乗車又は受け取りを代行する。
この実施例1の利点を列挙すると、次のとおりである。
(a)生徒の登下校の記録管理が簡便に行えるようになる。
(b)下校時に保護者(お迎え)に生徒を受け渡した証拠を記録することができる。
(c)無線機を使用するため、移動体への設置が可能なことと通信コストがかからないメリットがある。
(d)無線機を使用するため、職員室から全バスへ音声による一斉通報を発信することもできる。
(e)紙の名簿でのチェック運用に対し、人件費を削減することができる。また、ミスも無くなる。
実施例1では、バス・校門のマスターデータ領域2042にはパソコン214のマスターデータ2141の中から必要な項目を抜き出したものを使用しているが、コントロールボックス204のメモリーに余裕がある場合は、パソコン214のマスターデータ2142と同じものもっていてもよい。また、マスターデータをパソコン214、コントロールボックス204の両方にもたせているが、電波によるデータ通信の転送速度が速い場合は、パソコン214でのみもつようにし、バス・校門でのRFIDタグ番号の検索時に職員室のパソコン214に問い合わせ、結果を返すことも可能である。
図12は無線機の代わりに携帯電話を利用するID情報読込み側処理装置220のハードウェア構成図である。ID情報読込み側処理装置220は、ID情報読込み側処理装置200(図8)における無線機202の代わりに、携帯電話221を有している。なお、このID情報読込み側処理装置220では、音声による一斉通報はできない。
図13は無線機の代わりにLANや無線LAN携帯電話を利用するID情報読込み側処理装置230のハードウェア構成図である。ID情報読込み側処理装置230は、無線LAN231を有している。
図14はRFIDの代わりにバーコードを利用するID情報読込み側処理装置240のハードウェア構成図である。なお、バーコードは、一次元バーコードに限定されず、二次元のバーコードであってもよいとする。このID情報読込み側処理装置240は、ID情報読込み側処理装置200(図8)におけるRFIDリーダー205の代わりに、バーコードリーダー241を有している。各特定人は、バーコードを記入されたカード等を携帯し、該カードをバーコードリーダー241に通して、バーコードに係るID情報を読取らせる。なお、さらに、バーコードに代えて、接触型ICカードや磁気カードを使用できる。その場合には、バーコードリーダー241に代えて、接触型ICカードや磁気カード用のカードリーダが使用される。
図15はコントロールボックス204内にモデム203及び操作キー207を組み込んだID情報読込み側処理装置250のハードウェア構成図である。RFIDリーダー205、RFIDリーダーのアンテナ206、モデム203、コントロールボックス204、及び無線機202は別々の筐体であってもよいし、これらを1個又は2個の筐体に納めても構わない。図15のID情報読込み側処理装置250では、モデム203及び操作キー207はコントロールボックス204の筐体内にまとめられている。
図16はID情報読込み側処理装置200(図8)を一部変更したID情報読込み側処理装置260のハードウェア構成図である。ID情報読込み側処理装置200は、保護者が我が子を出迎える場所としての校門等に電子錠261が装備される。そして、校門の所で保護者への引渡しのために待機している児童及び保護者のRFIDタグから読取ったID情報基づき、下校しようとする児童とその保護者との両者が出迎え場所としての校門の所にいると判定すると、電子錠261が解錠状態になって、すなわち校門が開かれて、保護者は我が子を校門から引取ることができるようになっている。
小学校における児童の登下校管理システムに係る概略説明図である。 迎えバス用管理装置の機能ブロック図である。 送りバス用管理装置の機能ブロック図である。 出迎え管理装置の機能ブロック図である。 迎えバス用管理方法のフローチャートである。 送りバス用管理方法のフローチャートである。 出迎え管理方法のフローチャートである。 スクールバス及び学校の校門におけるID情報読込み側処理装置200のハードウェア構成図である。 職員室側処理装置のハードウェア構成図である。 職員室のパソコン内の登下校管理アプリケーションプログラムの1レコード及びバス及び校門のマスターデータ領域内における1レコードのデータ構造を例示する図である。 デイリーデータの構造を例示する図である。 無線機の代わりに携帯電話を利用するID情報読込み側処理装置220のハードウェア構成図である。 無線機の代わりにLANや無線LAN携帯電話を利用するID情報読込み側処理装置のハードウェア構成図である。 RFIDの代わりにバーコードを利用するID情報読込み側処理装置のハードウェア構成図である。 コントロールボックス内にモデム及び操作キーを組み込んだID情報読込み側処理装置のハードウェア構成図である。 図8のID情報読込み側処理装置を一部変更したID情報読込み側処理装置のハードウェア構成図である。
符号の説明
13:児童(特定人、第1の特定人)、14:送迎バス(送りバス、迎えバス)、16:本部建物(情報管理場所)、17:登下校口(出迎え場所)、25:保護者(第2の特定人)、30:迎えバス用管理装置、31:迎えバス、32:情報管理場所、35:読取り手段、36:移動体用通信手段、39:乗車場所別乗車予定者情報生成手段、40:乗車場所別乗車済み特定人情報作成手段、41:未乗車特定人割り出し手段、42:未乗車特定人情報送信手段、44:未乗車特定人通知手段、49:更新手段、55:送りバス用管理装置、56:送りバス、58:読取り手段、59:乗車人名簿情報作成手段、60:判定手段、61:引渡し済み情報生成手段、65:通知手段、73:出迎え管理用管理装置、74:出迎え場所、77:読取り手段、78:退出人名簿情報作成手段、79:判定手段、80:引渡し済み情報生成手段、83:通知手段。

Claims (16)

  1. 特定人に対して発行されて各特定人のID情報が記録されている携帯可能なID情報記録媒体に対する処理を行なう迎えバス用管理装置において、
    迎えバスでは、
    前記迎えバスの現在地となっている乗車場所(以下、「現在地乗車場所」と言う。)において乗車する特定人に係るID情報記録媒体からそのID情報を読取る読取り手段、及び
    所定の情報管理場所との間で無線通信を介してデータを送受する移動体用通信手段、
    を有し、
    所定場所としての情報管理場所では、
    乗車場所別乗車予定者情報を生成する乗車場所別乗車予定者情報生成手段、
    前記迎えバスから受信したID情報及び乗車場所情報に基づき乗車場所ごとに乗車した特定人の情報としての乗車場所別乗車済み特定人情報を作成する乗車場所別乗車済み特定人情報作成手段、
    前記乗車場所別乗車予定者情報と前記乗車場所別乗車済み特定人情報との対比に基づき現在地乗車場所における未乗車特定人を割り出す未乗車特定人割り出し手段、及び
    割り出した未乗車特定人に係る情報を未乗車特定人情報として前記迎えバスへ送信する未乗車特定人情報送信手段、
    を有し、
    前記迎えバスでは、
    前記情報管理場所から受信した未乗車特定人情報に基づき現在地乗車場所における現時点での未乗車の特定人を通知する未乗車特定人通知手段、
    を有していることを特徴とする迎えバス用管理装置。
  2. 前記情報管理場所では、
    特定人又はその関係者からの欠席連絡に基づき前記乗車場所別乗車予定者情報を更新する更新手段、
    を有していることを特徴とする請求項1記載の迎えバス用管理装置。
  3. 送りバスに乗車する第1の特定人と該第1の特定人の出迎え人としての第2の特定人とに対して発行されて各特定人のID情報が記録されている携帯可能なID情報記録媒体に対する処理を行なう送りバス用管理装置において、
    送り元における第1の特定人の送りバスへの乗車の際に前記第1の特定人のID情報記録媒体に係るID情報を乗車人情報として読取るとともに、前記第1の特定人の送り先として降車場所では、第2の特定人のID情報記録媒体に係るID情報を出迎え人情報として読取る読取り手段、
    乗車した乗車人の名簿情報としての乗車人名簿情報を乗車人情報に基づき作成する乗車人名簿情報作成手段、
    出迎え人情報と乗車人名簿情報とに基づき第2の特定人に対応する第1の特定人が前記送りバスに乗車して来ている及び乗車して来ていないとする第1及び第2の判定を下す判定手段、及び
    第1の判定が下されたときは、該当の第1の特定人はそれに対応する第2の特定人に引渡し済みである旨を前記第1の特定人に対応付けた情報を引渡し済み情報として生成する引渡し済み情報生成手段、
    を有していることを特徴とする送りバス用管理装置。
  4. 第2の判定が下されたときはその旨に係る情報を通知する通知手段、
    を有していることを特徴とする請求項3記載の送りバス用管理装置。
  5. 所定場所としての情報管理場所が存在し、
    前記送りバスは、前記情報管理場所とデータを送受するための移動体用通信機を装備し、
    前記読取り手段及び前記通知手段は前記送りバスに配備され、
    前記引渡し済み情報生成手段は前記情報管理場所に配備され、
    前記乗車人名簿情報作成手段及び前記判定手段は前記送りバス又は前記情報管理場所に配備され、
    前記各手段は、それが配備されている前記送りバス及び前記情報管理場所の一方に対して、処理の基礎となる情報の送り元としての手段が他方に配備されている場合には、送り元の他方から前記移動体用通信機による無線通信を介して受信するようになっていることを特徴とする請求項4記載の送りバス用管理装置。
    送りバス用管理装置。
  6. 第1の特定人と該第1の特定人の出迎え人としての第2の特定人に対して発行されて各特定人のID情報が記録されている携帯可能なID情報記録媒体に対する処理を行なう出迎え管理装置において、
    所定の出迎え場所において第1及び第2の特定人のID情報記録媒体からそのID情報を退出人情報及び出迎え人情報として読取る読取り手段、
    前記退出人情報に基づき退出人の名簿情報としての退出人名簿情報を作成する退出人名簿情報作成手段、
    出迎え人情報と退出人名簿情報とに基づき出迎え人情報に係る第2の特定人に対応する第1の特定人が前記出迎え場所にいる及びいないとする第1及び第2の判定を下す判定手段、及び
    第1の判定が下されたときは、該当の第1の特定人はそれに対応する第2の特定人に引渡し済みである旨を前記第1の特定人に対応付けた情報を引渡し済み情報として生成する引渡し済み情報生成手段、
    を有していることを特徴とする出迎え管理装置。
  7. 第2の判定が下されたときはその旨に係る情報を通知する通知手段、
    を有していることを特徴とする請求項6記載の出迎え管理装置。
  8. 前記出迎え場所とは別の所定場所としての情報管理場所が存在し、
    前記出迎え場所には、前記情報管理場所とデータを送受するための無線通信機が配備され、
    前記読取り手段及び前記通知手段は前記出迎え場所に配備され、
    前記引渡し済み情報生成手段は前記情報管理場所に配備され、
    前記乗車人名簿情報作成手段及び前記判定手段は前記出迎え場所又は前記情報管理場所に配備され、
    前記各手段は、それが配備されている前記出迎え場所及び前記情報管理場所の一方に対して、処理の基礎となる情報の送り元としての手段が他方に配備されている場合には、送り元の他方から前記無線通信機による無線通信を介して受信するようになっていることを特徴とする請求項7記載の出迎え管理装置。
  9. 特定人に対して発行されて各特定人のID情報が記録されている携帯可能なID情報記録媒体に対する処理を行なう迎えバス用管理方法において、
    迎えバスでは、
    前記迎えバスの現在地となっている乗車場所(以下、「現在地乗車場所」と言う。)において乗車する特定人に係るID情報記録媒体からそのID情報を読取るステップ、及び
    読取ったID情報を移動体無線通信により送信するステップ、
    を有し、
    所定場所としての情報管理場所では、
    乗車場所別乗車予定者情報を生成するステップ、
    前記迎えバスから受信したID情報及び乗車場所情報に基づき乗車場所ごとに乗車した特定人の情報としての乗車場所別乗車済み特定人情報を作成するステップ、
    前記乗車場所別乗車予定者情報と前記乗車場所別乗車済み特定人情報との対比に基づき現在地乗車場所における未乗車特定人を割り出すステップ、及び
    割り出した未乗車特定人に係る情報を未乗車特定人情報として前記迎えバスへ送信するステップ、
    を有し、
    前記迎えバスでは、
    前記情報管理場所から受信した未乗車特定人情報に基づき現在地乗車場所における現時点での未乗車の特定人を通知するステップ、
    を有していることを特徴とする迎えバス用管理方法。
  10. 前記情報管理場所では、
    特定人又はその関係者からの欠席連絡に基づき前記乗車場所別乗車予定者情報を更新するステップ、
    を有していることを特徴とする請求項9記載の迎えバス用管理方法。
  11. 送りバスに乗車する第1の特定人と該第1の特定人の出迎え人としての第2の特定人とに対して発行されて各特定人のID情報が記録されている携帯可能なID情報記録媒体に対する処理を行なう送りバス用管理方法において、
    送り元における第1の特定人の送りバスへの乗車の際に前記第1の特定人のID情報記録媒体に係るID情報を乗車人情報として読取るとともに、前記第1の特定人の送り先として降車場所では、第2の特定人のID情報記録媒体に係るID情報を出迎え人情報として読取る読取りステップ、
    乗車した乗車人の名簿情報としての乗車人名簿情報を乗車人情報に基づき作成する乗車人名簿情報作成ステップ、
    出迎え人情報と乗車人名簿情報とに基づき第2の特定人に対応する第1の特定人が前記送りバスに乗車して来ている及び乗車して来ていないとする第1及び第2の判定を下す判定ステップ、及び
    第1の判定が下されたときは、該当の第1の特定人はそれに対応する第2の特定人に引渡し済みである旨を前記第1の特定人に対応付けた情報を引渡し済み情報として生成する引渡し済み情報生成ステップ、
    を有していることを特徴とする送りバス用管理方法。
  12. 第2の判定が下されたときはその旨に係る情報を通知する通知ステップ、
    を有していることを特徴とする請求項11記載の送りバス用管理方法。
  13. 所定場所としての情報管理場所が存在し、
    前記読取りステップ及び前記通知ステップは前記送りバスにおいて実行され、
    前記引渡し済み情報生成ステップは前記情報管理場所において実行され、
    前記乗車人名簿情報作成ステップ及び前記判定ステップは前記送りバス又は前記情報管理場所において実行され、
    前記各ステップは、それが実行される前記送りバス及び前記情報管理場所の一方に対して、処理の基礎となる情報を出力するステップが他方で実行されている場合には、送り元の他方から前記送りバスに配備の移動体用通信機による無線通信を介して受信するようになっていることを特徴とする請求項12記載の送りバス用管理方法。
    送りバス用管理方法。
  14. 第1の特定人と該第1の特定人の出迎え人としての第2の特定人に対して発行されて各特定人のID情報が記録されている携帯可能なID情報記録媒体に対する処理を行なう出迎え管理方法において、
    所定の出迎え場所において第1及び第2の特定人のID情報記録媒体からそのID情報を退出人情報及び出迎え人情報として読取る読取りステップ、
    前記退出人情報に基づき退出人の名簿情報としての退出人名簿情報を作成する退出人名簿情報作成ステップ、
    出迎え人情報と退出人名簿情報とに基づき出迎え人情報に係る第2の特定人に対応する第1の特定人が前記出迎え場所にいる及びいないとする第1及び第2の判定を下す判定ステップ、及び
    第1の判定が下されたときは、該当の第1の特定人はそれに対応する第2の特定人に引渡し済みである旨を前記第1の特定人に対応付けた情報を引渡し済み情報として生成する引渡し済み情報生成ステップ、
    を有していることを特徴とする出迎え管理方法。
  15. 第2の判定が下されたときはその旨に係る情報を通知する通知ステップ、
    を有していることを特徴とする請求項14記載の出迎え管理方法。
  16. 前記出迎え場所とは別の所定場所としての情報管理場所が存在し、
    前記読取りステップ及び前記通知ステップは前記出迎え場所において実行され、
    前記引渡し済み情報生成ステップは前記情報管理場所において実行され、
    前記乗車人名簿情報作成ステップ及び前記判定ステップは前記出迎え場所又は前記情報管理場所において実行され、
    前記各ステップは、それが実行される前記出迎え場所及び前記情報管理場所の一方に対して、処理の基礎となる情報を出力するステップが他方で実行されている場合には、送り元の他方から前記出迎え場所に配備の無線通信機による無線通信を介して受信するようになっていることを特徴とする請求項15記載の出迎え管理方法。
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