JP2006254245A - 交通情報配信システム、方法、プログラム、携帯通信端末及びサーバ - Google Patents

交通情報配信システム、方法、プログラム、携帯通信端末及びサーバ Download PDF

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Abstract

【課題】 交通機関の施設に備えられているテレビモニター、音声アナウンスに対して利用者が搭乗案内を絶えず確認する煩わしさを解消する。
【解決手段】交通機関の搭乗エリアで搭乗案内を提供する交通情報配信システムに、交通機関の搭乗案内を保持し、保持した搭乗案内を更新し更新した搭乗案内を配信するセントラルサーバ300と、交通機関の搭乗エリアの主要経路に配置され、近距離通信の機能を有し、セントラルサーバに接続され、交通機関の最新の搭乗案内の配信の媒体となる複数の搭乗案内装置200と、近距離通信を行う機能を有し、近距離通信で搭乗案内装置を経由してセントラルサーバに搭乗案内の要求を行い、配信された最新の搭乗案内を表示する携帯通信端末100とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は交通情報配信システムに関する。特に、本発明は、交通機関の施設に備えられているテレビモニター、音声アナウンスに対して利用者が搭乗案内を絶えず確認するという煩わしさを解消する交通情報配信システム、方法、プログラム、携帯通信端末及びサーバに関する。
従来、航空機にこれから搭乗して航空機を利用する利用者は、ボーディング情報(搭乗案内)、例えば、行先、出発時刻、利用便名、航空会社名等を空港内の施設に備え付けられたテレビモニター、音声アナウンスにより確認していた。しかし、利用者にとっては情報を絶えず確認する必要があり、待ち時間を有効に使うことは困難であるという問題があった。すなわち、利用者がボーディング情報の確認を怠った場合は、航空会社が当該利用者を探すこととなり、出発の遅れ、探索の手間が発生していたという問題があった。電車、バス等の交通機関についても同様の問題がある。
このような問題に対して以下の従来技術がある。
従来、定刻になっても搭乗ゲートに現れないような旅客の捜索を支援する空港内旅客捜索装置を提供するため、空港内旅客捜索装置は、空港内の各ゾーンごとに配置され、搭乗券を所持した旅客がゾーンを移動する度ごとに、搭乗券に付された無線タグから発信される無線タグ信号を感知し、それに含まれる無線タグIDをゾーンに付されたゾーンIDおよび感知時刻情報と共に送信する複数の無線感知装置と、各無線感知装置から送信された無線タグID、ゾーンIDおよび感知時刻情報を受信し、それらの受信情報を蓄積するデータベースを有する旅客管理装置と、捜索対象の旅客が所持している搭乗券に付された無線タグの無線タグIDを検索キーとしてデータベースを検索し、捜索対象の旅客が空港内で最終的に立寄ったゾーンを時刻情報と共に表示する旅客捜索端末とを備えるものがある(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、上記特許文献1では、定刻になっても搭乗ゲートに現れないような旅客の捜索を支援するが、空港内の施設に備えられているテレビモニター、音声アナウンスに対して利用者が搭乗案内を絶えず確認するという煩わしさをなくすものではない。
また、従来、運輸手段に乗車する乗客の位置を監視し、それら乗客の中から未乗車客の位置を検知し、乗車を催促する乗客位置検知システムを提供するため、乗客位置検知システムは、乗客が所持するチケットと共に所持され、識別情報を放出する無線IDタグと、乗客が目的運輸手段に乗車する際に通過するものであって、チケットの読取情報又は無線IDタグの識別情報により乗客の通過を検知する乗車ゲート手段と、乗車ゲート手段に至るまでの自己に割当てられた管轄領域内に位置する上記無線IDタグの識別情報を受信する複数の無線タグリーダーと、乗車ゲート手段からのゲート通過情報に基づいて、未通過乗客の事実を認識し、未通過乗客の位置探索時に、未通過乗客の位置を、各無線タグリーダーの受信情報に基づいて特定する統括監視装置とを備えるものもある(特許文献2参照)。
しかしながら、上記特許文献2では、運輸手段に乗車する乗客の位置を監視し、それら乗客の中から未乗車客の位置を検知し、乗車を催促するが、前述と同様に空港内の施設に備えられているテレビモニター、音声アナウンスに対して利用者が搭乗案内を絶えず確認するという煩わしさをなくすものではない。
また、従来、携帯電話等のモバイル機器を活用することで航空機の予約・搭乗のための手続きを簡素化し、予約から搭乗に至る一連の流れの効率化をはかるため、モバイル機器を従来のチケット代わりに使用することで、予約、搭乗手続きの簡素化をはかり、このために、モバイル機器には公衆網による無線通信と空港内における短距離無線通信を行なうためのインタフェースの両方を持たせ、チケット予約から搭乗に至る一連の手続きをそれぞれのインタフェースを介した通信により行ない、また、携帯電話等モバイル機器の短距離無線通信機能を活用して利用者の空港内の移動を管理し、この情報を活用して利用者の誘導も実現するものもある(特許文献3参照)。
しかしながら、上記特許文献3では、携帯電話等モバイル機器の短距離無線通信機能を活用して利用者の空港内の移動を管理し、この情報を活用して利用者の誘導も実現するものもあるが、前述と同様に空港内の施設に備えられているテレビモニター、音声アナウンスに対して利用者が搭乗案内を絶えず確認するという煩わしさをなくすものではない。
また、従来、膨大な数の地下施設または地上施設に関連するデータを必要なときに受信することができる移動式の中継システムを設けることにより、膨大な施設関連情報を現場で簡単、かつ確実に得ることができる施設情報管理システムを提供するため、地下施設に関連する固有データ(ID番号、位置情報、施工日または修理年月日等)をポータブルハンディ装置で読み取った後、情報杭から離れた位置にある移動式のサテライト装置に固有情報を送信し、このサテライト装置がこの固有情報に関連するデータ(地下施設の施工時点または施工修理時点の写真、三次元表示データ、地上関連データ、関連地図データ、特記事項、関連年月日等)をホストコンピュータから受信して表示装置に表示するものもある(特許文献4参照)。
しかしながら、上記特許文献4では、データを必要なときに受信することができる移動式の中継システムを設けるが、前述と同様に空港内の施設に備えられているテレビモニター、音声アナウンスに対して利用者が搭乗案内を絶えず確認するという煩わしさをなくすものではない。
また、従来、航空機に搭乗するのは,電車やバスなどの交通機関と違って,実際に搭乗するまでに手荷物検査,搭乗ゲート通過等の手続が必要で,搭乗予定者は,航空機の出発時刻より所定の時間前に,以上の手続を行わなければ航空機に搭乗できず、それゆえ、航空機をあまり利用しない人,高齢者にとっては航空機の出発時刻に合わせて行動することは難しいといえるため、電話番号記憶手段と,航空機抽出手段と,電話番号抽出手段と,メッセージ送信手段とを具備した航空会社サーバと,該航空会社サーバより送信されるメッセージを受信する携帯電話とで構成される搭乗予定者管理システムもある(特許文献5参照)。
しかしながら、上記特許文献5では、航空会社サーバより送信されるメッセージを携帯電話で受信する搭乗予定者管理システムを提供するものであるが、前述と同様に空港内の施設に備えられているテレビモニター、音声アナウンスに対して利用者が搭乗案内を絶えず確認するという煩わしさをなくすものではない。
特開2002−183261号公報 特開2003−21533号公報 特開2003−150682号公報 特開2001−184417号公報 特開2004−46285号公報
したがって、本発明は上記問題点に鑑みて、空港内の施設に備えられているテレビモニター、音声アナウンスに対して利用者が搭乗案内を絶えず確認する煩わしさを解消可能にする交通情報配信システム、方法、プログラム、携帯通信端末及びサーバを提供することを目的とする。
本発明は前記問題点を解決するために、交通機関の搭乗エリアで搭乗案内を提供する交通情報配信システムにおいて、交通機関の搭乗案内を保持し、保持した前記搭乗案内を更新し更新した搭乗案内を配信するセントラルサーバと、交通機関の搭乗エリアの主要経路に配置され、近距離通信の機能を有し、前記セントラルサーバに接続され、交通機関の最新の搭乗案内の配信の媒体となる複数の搭乗案内装置と、近距離通信を行う機能を有し、前記近距離通信で前記搭乗案内装置を経由して前記セントラルサーバに前記搭乗案内の要求を行い、配信された前記最新の搭乗案内を表示する携帯通信端末とを備えることを特徴とする交通情報配信システムを提供する。
さらに、前記搭乗案内装置は交通機関の搭乗手続を受けた人だけが滞在するエリア内外を識別する情報を有し、前記セントラルサーバは交通機関の利用便名の出発時刻、さらに、利用便名を送信した前記搭乗案内装置の配置エリアの識別に応じた搭乗案内のメッセージを保持し、搭乗手続の所要時間を監視し、前記携帯通信端末は前記搭乗案内装置を経由して前記セントラルサーバに交通機関の利用便名の送信を行い、前記最新の搭乗案内と共に出発時刻に応じ、且つ、送信を行った前記搭乗案内装置の配置エリアに応じた搭乗案内のメッセージを、前記搭乗案内装置を経由して、配信され、表示する。
前記セントラルサーバは、交通機関の利用便名を送信した前記搭乗案内装置が搭乗手続を受けた人だけが滞在するエリア外に配置され、利用便名の交通機関の搭乗手続まで余裕がある場合に対して「搭乗手続まで○○分の余裕があります。他のエリアに移動しないで下さい。」とのメッセージを保持し、交通機関の利用便名を送信した前記搭乗案内装置が搭乗手続を受けた人だけが滞在するエリア外に配置され、利用便名の交通機関の搭乗手続まで余裕がない場合に対して「××分後に搭乗手続をして下さい。」とのメッセージを保持し、利用便名を送信した前記搭乗案内装置が搭乗手続を受けた人だけが滞在するエリア内に配置され、利用便名の交通機関の搭乗手続まで余裕がある場合に対して「搭乗まで○○分の余裕があります。他のエリアに移動しないで下さい。」とのメッセージを保持し、利用便名を送信した前記搭乗案内装置が搭乗手続を受けた人だけが滞在するエリア内に配置され、利用便名の交通機関の搭乗手続まで余裕がない場合に対して「××分後に搭乗をして下さい。」とのメッセージを保持し、この場合、利用便名を送信した前記搭乗案内装置が搭乗手続を受けた人だけが滞在するエリア外に対するメッセージの時間部分には監視した搭乗手続の所要時間を考慮して設定する。
さらに、前記携帯通信端末が前記セントラルサーバにアクセスし前記携帯通信端末のEメールアドレスを送信した場合には、前記セントラルサーバは携帯通信端末に交通機関の最新の搭乗案内を送信する。
さらに、前記携帯通信端末が前記セントラルサーバにアクセスし前記携帯通信端末のEメールアドレス、交通機関の利用便名を送信した場合には、前記セントラルサーバは携帯通信端末に交通機関の最新の搭乗案内と共に利用便名の出発時刻に応じ、さらに、交通機関の利用便名の搭乗手続をしていないとして、搭乗案内のメッセージの配信を行う。
さらに、前記携帯通信端末は交通機関の出発時刻を入力し前記搭乗案内装置に対して一定時間間隔で前記搭乗案内の要求を前記出発時刻まで繰り返し行う。
さらに、前記携帯通信端末は交通機関の出発時刻を入力し前記搭乗案内装置に対して一定時間間隔で前記利用便名の送信を前記出発時刻まで繰り返し行う。
さらに、前記携帯通信端末は交通機関の出発時刻を入力し前記セントラルサーバに対して一定時間間隔で前記携帯通信端末のEメールアドレスの送信を前記出発時刻まで繰り返し行う。
さらに、前記携帯通信端末は交通機関の出発時刻を入力し前記セントラルサーバに対して一定時間間隔で前記携帯通信端末のEメールアドレス、交通機関の利用便名の送信を前記出発時刻まで繰り返し行う。
さらに、交通機関の搭乗エリアで搭乗案内を提供する交通情報配信方法において、交通機関の搭乗案内を保持し、保持した前記搭乗案内を更新する工程と、交通機関の搭乗エリアの主要経路に複数配置された媒体に対して近距離通信で携帯通信端末から交通機関の搭乗案内を要求する工程と、前記媒体への搭乗案内の要求に対して保持されている交通機関の搭乗案内から最新の搭乗案内を取り出し前記媒体から前記携帯通信端末に近距離通信で配信し表示させる工程とを備えることを特徴とする交通情報配信方法を提供する。
さらに、交通機関の搭乗エリアで搭乗案内を提供する交通情報配信をコンピュータで実行するプログラムにおいて、交通機関の搭乗案内を保持し、保持した前記搭乗案内の更新を実行する手順と、交通機関の搭乗エリアの主要経路に複数配置された媒体に対して近距離通信で携帯通信端末から交通機関の搭乗案内の要求を実行する手順と、前記媒体への搭乗案内の要求に対して保持されている交通機関の搭乗案内から最新の搭乗案内を取り出し前記媒体から前記携帯通信端末に近距離通信で配信し配信された搭乗案内の表示を実行する手順とを備えることを特徴とする交通情報配信方法を提供する。
さらに、交通機関の搭乗エリアで交通情報配信を受ける携帯通信端末において、操作部から入力した交通機関の搭乗案内の要求、出発時刻を保持するメモリと、近距離通信で交通機関の搭乗エリアの主要経路に複数配置された搭乗案内装置を経由してセントラルサーバに接続されるRFIDと、前記メモリから取り出した前記搭乗案内の要求を、前記搭乗案内装置を経由して、前記セントラルサーバに繰り返し送信し、前記セントラルサーバから前記搭乗案内装置を経由して最新の搭乗案内を繰り返し配信させる搭乗案内要求制御部と、前記搭乗案内要求制御部が繰り返し配信させた前記最新の搭乗案内を順次表示する表示部とを備えることを特徴とする携帯通信端末を提供する。
さらに、交通機関の搭乗エリアで搭乗案内を提供する交通情報配信サーバにおいて、交通機関の搭乗エリアの主要経路に配置され、携帯通信端末と近距離通信を行う機能を有し、前記携帯通信端末からの搭乗案内の要求に対して最新の搭乗案内を前記携帯通信端末に配信する複数の搭乗案内装置と、交通機関の搭乗案内を保持し、保持した前記搭乗案内を更新し、前記搭乗案内装置に接続され、前記搭乗案内装置が前記携帯通信端末から搭乗案内の要求を受け、前記搭乗案内装置から搭乗案内の要求の知らせを受けると、最新の搭乗案内を前記搭乗案内装置に送信するセントラルサーバとを備えることを特徴とする交通情報配信サーバを提供する。
好ましくは、前記交通機関には航空機、バス、電車を含む。
以上説明したように、本発明によれば、交通機関の搭乗案内を保持し、保持した搭乗案内を更新し、交通機関の搭乗エリアの主要経路に複数配置された媒体に対して近距離通信で携帯通信端末から交通機関の搭乗案内を要求し、媒体への搭乗案内の要求に対して保持されている交通機関の搭乗案内から最新の搭乗案内を取り出し媒体から携帯通信端末に近距離通信で配信し表示させるようにしたので、交通機関の施設に備えられているテレビモニター、音声アナウンスに対して利用者が搭乗案内を絶えず確認する煩わしさを解消することが可能になった。
さらに、最新の搭乗案内と共に出発時刻に応じ、且つ、送信を行った搭乗案内装置の配置エリアに応じた搭乗案内のメッセージを携帯通信端末に配信し、表示するようにしたので、利用者が搭乗案内の確認の煩わしさをさらに解消したので、搭乗案内の確認を怠るということはなくなり、交通機関が当該利用者を探すことによる出発の遅れ、探索の手間の発生を防止することが可能になる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は本発明に係る交通情報配信システムの概略構成を示すブロック図である。本図に示すように、交通情報配信システムは携帯通信端末100、複数の搭乗案内装置200、セントラルサーバ300、通信ネットワーク400から主に構成され、プログラム制御により動作する。一例として、交通機関として航空機を用いて、携帯通信端末100に対し、空港内で搭乗案内、メッセージ等の交通情報を配信する交通情報配信システムについて説明を行う。
複数の搭乗案内装置200は航空機の搭乗エリアである空港内の主要経路に設けられ、交通情報を配信する媒体であり、特に、航空機の搭乗券のチェック、手荷物検査等のセキュリティチェック、海外旅行者であれば出国審査等の搭乗手続を受けた人が利用し滞在する搭乗待合室(出発ロビー)又は搭乗待合室以外で航空機に搭乗しない一般の人も利用でき、滞在できるレストラン、ショッピングの搭乗エリアの主要経路に配置される。
ここで、携帯通信端末100は、携帯電話機、PDA(携帯情報端末)、PHS(簡易携帯電話機)などの通信機能を備えた携帯型の情報処理装置であり、さらに、RFID(無線個体認識)機能を有し、通信ネットワーク400に接続される。
搭乗案内装置200は携帯通信端末100と近距離通信を行うRFIDリーダを有する情報通信処理装置により構成され、通信ネットワーク400に接続可能であり、携帯通信端末100からセントラルサーバ300への搭乗案内の要求に対してセントラルサーバ300から携帯通信端末100に航空機の搭乗案内の配信を行う媒体である。
セントラルサーバ300はワークステーション・サーバ等の情報処理装置であって通信ネットワーク400に接続されており、航空機の搭乗案内を監視し、搭乗案内装置200を介して携帯通信端末100に搭乗案内、メッセージ等の交通情報を配信する。
通信ネットワーク400はインターネットを含むネットワークである。
図2は図1における携帯通信端末100の概略構成を示すブロック図である。本図に示すように、携帯通信端末100はRFID付きであり、無線部101、表示部102、操作部103、RFID104、送受話部105、マイクロフォン106、スピーカ107、108、メモリ109、制御部110を有し、これらはバス111を介して相互に接続される。
ここで、無線部101はアンテナを介して図示しない無線基地局との間で無線信号を送受信する。
表示部102は文字、画像の表示出力を行う。
操作部103は情報操作入力を行うテンキー、スクロールキーなどで構成される。
RFID104はアンテナコイル、メモリなどで構成され、近距離通信を行う無線ICタグであり、所定空間(距離)内にあるリーダ(リーダ/ライタ)による情報の取得(取得及び記録)を可能とする。
送受話部105は音声信号処理を行い、マイクロフォン106は送受話部105への音声信号の出力を行い、スピーカ107は送受話部105からの音声信号を入力する。
スピーカ108は楽音、放置音などを出力する。
メモリ109は電話帳情報、送受信メール情報、発着呼情報、携帯通信端末の各種設定、コンテンツ、プログラム情報などを格納し、特に、後述する搭乗案内の要求、利用便名、航空機の出発時刻を保持する。
制御部110は電話(通話)、メール送受信、web接続(インターネット接続)、携帯通信端末各部の制御を行う。
さらに、制御部110には搭乗案内要求制御部110A、利用便名送信制御部110B、電子メールアドレス送信制御部110Cが設けられる。
ここで、搭乗案内要求制御部110Aは搭乗案内装置200に対する搭乗案内要求の制御を行う。
利用便名送信制御部110Bは搭乗案内装置200に対する利用便名の送信を制御する。
電子メールアドレス送信制御部110Cはセントラルサーバ300に対するEメールアドレスの送信を制御する。
図3は図1における搭乗案内装置200の概略構成を示すブロック図である。本図に示すように、搭乗案内装置200はRFID201、NW通信部202、制御部203を有しこれらは相互に接続される。
ここで、RFID201はアンテナコイル、メモリなどで構成され、近距離通信を行う無線ICタグであり、所定空間(距離)にある携帯通信端末100の有するRFID104より情報を取得するRFIDリーダである。なお、RFID201はRFIDリーダ/ライタであってもよい。
NW通信部202は通信ネットワーク400を介する情報送受信を行う通信インタフェース(I/F)である。
制御部203はRFID201の情報取得、NW通信部202を介する情報送受信、その他、装置各部の制御を行う。
さらに、制御部203には搭乗待合室内外識別情報保存部203Aが設けられ、搭乗待合室内外識別情報保存部203Aは搭乗案内装置200自体の配置エリアを識別する情報を保存する、すなわち、航空機の搭乗券のチェック、手荷物検査等のセキュリティチェック、海外旅行者であれば出国審査等の搭乗手続を受けた人が利用する搭乗待合室(出発ロビー)のエリア又は搭乗待合室以外のエリアで航空機に搭乗しない一般の人も利用できるレストラン、ショッピングエリアを識別する情報を保存する。
図4は図1におけるセントラルサーバ300の概略構成を示すブロック図である。本図に示すように、セントラルサーバ300は搭乗情報データベース(DB)301、NW通信部302、制御部303を有し、これらは相互に接続される。
ここで、搭乗案内データベース301には搭乗案内保持部301A、搭乗案内メッセージ保持部301Bが設けられる。
なお、搭乗案内保持部301Aは、空港内の施設に備え付けられたテレビモニター、音声アナウンスされる搭乗案内と同様の搭乗案内を保持する。
搭乗案内メッセージ保持部301Bは、搭乗待合室内外に応じ、さらに、利用便に対し搭乗開始までの時間に応じて搭乗案内のメッセージを保持する。制御部303では空港内の搭乗手続の所要時間を監視し搭乗案内メッセージ保持部301Bから取り出すメッセージに搭乗手続の所要時間を考慮する。
さらに、NW通信部302は通信ネットワーク400を介する情報送受信を行う通信インタフェース(I/F)である。
さらに、制御部303は搭乗情報データベース301への搭乗情報格納、NW通信部302から所定の携帯通信端末100への搭乗情報の送信の制御、セントラルサーバ300の各部の制御を行う。
なお、制御部303には搭乗案内更新部303Aが設けられ、搭乗案内更新部303Aは、航空機の出発毎に搭乗案内保持部301Aに保持されている搭乗案内の更新を行う。
図5は図4におけるセントラルサーバ300における搭乗情報データベース301の搭乗案内保持部301Aに保持される搭乗案内を説明する図である。本図に示すように、セントラルサーバ300における搭乗情報データベース301の搭乗案内保持部301Aには、空港内の施設に備え付けられたテレビモニター、音声アナウンスされる搭乗案内と同様の搭乗案内として、行先、出発時刻、利用便名、航空機会社名等が保持される。
図6は図4におけるセントラルサーバ300における搭乗情報データベース301の搭乗案内メッセージ保持部301Bに保持される搭乗案内メッセージを説明する図である。本図に示すように、航空機の搭乗券のチェック、手荷物検査等のセキュリティチェック、海外旅行者であれば出国審査等の搭乗手続を受けた人が利用する搭乗待合室(出発ロビー)にいる場合に対して、例えば、送信メッセージ例として、
「搭乗まで30分の余裕があります。他のエリアに移動しないで下さい。」
「5分後に搭乗して下さい。」が保持される。
さらに、搭乗案内メッセージ保持部301Bには航空機に搭乗しない一般の人も利用できるレストラン、ショッピングエリアで搭乗待合室以外の配置エリアにいる場合に対して、例えば、送信メッセージ例として、
「搭乗手続まで30分の余裕があります。他のエリアに移動しないで下さい。」
「5分後に搭乗手続をして下さい。」が保持される。
以上の説明で、「30分」は例示であり、セントラルサーバ300が利用便名を受信した時刻により異なり、「5分」も例示であり、任意に設定可能である。
図7は図1における交通情報配信システムの一連の第1の動作例を説明するフローチャート図である。本図に示すように、ステップ501において、携帯通信端末100の制御部110の搭乗案内要求制御部110Aでは、利用者の操作部103の操作により、搭乗案内装置200に対して、携帯通信端末100のRFID104から搭乗案内を要求する。
ステップ502において、搭乗案内装置200ではRFID201を経由して携帯通信端末100から搭乗案内の要求を受信すると、NW通信部202を経由してセントラルサーバ300に搭乗案内の要求を送信し知らせる。
ステップ503において、セントラルサーバ300では、搭乗案内装置200からNW通信部302を経由して搭乗案内の要求の知らせを受信すると、搭乗案内メッセージ保持部301Bから搭乗案内更新部303Aで更新した最新の搭乗案内を取り出し、NW通信部302を経由して、該当する搭乗案内装置200に送信する。
ステップ504において、搭乗案内装置200では、セントラルサーバ300からNW通信部202を経由して、搭乗案内を受信すると、RFID201を経由して、要求のあった携帯通信端末100に送信する。
ステップ505において、携帯通信端末100では、搭乗案内装置200からRFID104を経由して、搭乗案内を受信すると、表示部102に表示する。
このようにして、搭乗案内を確認したいときに搭乗案内の要求を行うことより、利用者は空港内の施設に備えられているテレビモニター、音声アナウンスから取得できる搭乗案内と同様の行先、出発時刻、利用便名、航空会社名等の搭乗案内を携帯通信端末100に配信し、利用者は待ち時間を有効に使うことが可能になる。
この場合、利用者は航空機の搭乗する人だけでなく、見送りにきた人にも搭乗案内の配信を確認することが可能である。
図8は図1における交通情報配信システムの一連の第2の動作例を説明するフローチャート図である。本図に示すように、ステップ511において、携帯通信端末100の制御部110の搭乗案内要求制御部110Aでは、利用者の操作部103の操作により、搭乗案内装置200に対して、携帯通信端末100のRFID104から航空機の利用便名を送信する。
ステップ512において、搭乗案内装置200ではRFID201を経由して携帯通信端末100から航空機の利用便名を受信すると、NW通信部202を経由してセントラルサーバ300に受信した利用便名を知らせる。この場合、利用便名と共に、搭乗案内装置200から搭乗待合室内外識別情報保存部203Aに保持されている搭乗待合室内外識別情報を送信する。
ステップ513において、セントラルサーバ300では、搭乗案内装置200からNW通信部302を経由して利用便名の知らせを受信すると、搭乗案内メッセージ保持部301Bから搭乗案内更新部303Aで更新した最新の搭乗案内を取り出する。さらに、利用便名から出発時刻、搭乗手続の所要時間、搭乗待合室内外識別情報に応じたメッセージを搭乗案内メッセージ保持部301Bから取り出す。
最新の搭乗案内、メッセージを、NW通信部302を経由して、該当する搭乗案内装置200に送信する。
ステップ514において、搭乗案内装置200では、セントラルサーバ300からNW通信部202を経由して、搭乗案内、メッセージを受信すると、RFID201を経由して、該当する携帯通信端末100に送信する。
ステップ515において、携帯通信端末100では、搭乗案内装置200からRFID104を経由して、搭乗案内、メッセージを受信すると、表示部102に表示する。
このようにして、搭乗案内を確認したいときに利用便名の送信を行うことより、利用者は空港内の施設に備えられているテレビモニター、音声アナウンスから取得できる搭乗案内と同様の行先、出発時刻、利用便名、航空会社名等の搭乗案内を携帯通信端末100に配信し、利用者は待ち時間を有効に使うことが可能になる。出発時刻、搭乗手続の所要時間、搭乗待合室内外識別情報に応じたメッセージを得るので、利用者は待ち時間をより有効に使うことが可能になる。さらに、搭乗案内の確認を怠るということはなくなり、交通機関が当該利用者を探すことによる出発の遅れ、探索の手間の発生を防止することが可能になる。
図9は図1における交通情報配信システムの一連の第3の動作例を説明するフローチャート図である。本図に示すように、ステップ521において、携帯通信端末100の制御部110の電子メールアドレス送信制御部110Cでは、利用者の操作部103の操作により、セントラルサーバ300に対して、無線部101から通信ネットワーク400を経由して、Eメールアドレスを送信する。
ステップ522において、セントラルサーバ300では、携帯通信端末100から通信ネットワーク400を経由してNW通信部302にEメールアドレスを受信すると、搭乗案内メッセージ保持部301Bから搭乗案内更新部303Aで更新した最新の搭乗案内を取り出す。取り出した搭乗案内をNW通信部302から通信ネットワーク400を経由して携帯通信端末100に送信する。
ステップ523において、携帯通信端末100ではセントラルサーバ300から通信ネットワーク400を経由して、無線部101に搭乗案内を受信すると、表示部102に表示する。
このようにして、搭乗案内装置200を使用できる配置エリアにいない場合には、セントラルサーバ300にアクセスして、搭乗案内を確認したいときにEメールアドレスを送信することより、利用者は空港内の施設に備えられているテレビモニター、音声アナウンスから取得できる搭乗案内と同様の行先、出発時刻、利用便名、航空会社名等の搭乗案内を携帯通信端末100に配信し、利用者は待ち時間を有効に使うことが可能になる。
図10は図1における交通情報配信システムの一連の第4の動作例を説明するフローチャート図である。本図に示すように、ステップ531において、携帯通信端末100の制御部110の電子メールアドレス送信制御部110Cでは、利用者の操作部103の操作により、セントラルサーバ300に対して、無線部101から通信ネットワーク400を経由して、Eメールアドレス、航空機の利用便名を送信する。
ステップ532において、セントラルサーバ300では、携帯通信端末100から通信ネットワーク400を経由してNW通信部302にEメールアドレス、航空機の利用便名を受信すると、搭乗案内メッセージ保持部301Bから搭乗案内更新部303Aで更新した最新の搭乗案内を取り出す。さらに、利用便名から出発時刻、搭乗手続の所要時間、搭乗待合室外識別情報に応じたメッセージを搭乗案内メッセージ保持部301Bから取り出す。
最新の搭乗案内、メッセージを、NW通信部302から通信ネットワーク400を経由して、携帯通信端末100に送信する。
ステップ533において、携帯通信端末100ではセントラルサーバ300から通信ネットワーク400を経由して、無線部101に搭乗案内、メッセージを受信すると、表示部102に表示する。
このようにして、搭乗案内装置200を使用できる配置エリアにいない場合には、セントラルサーバ300にアクセスして、搭乗案内を確認したいときにEメールアドレスを送信することより、利用者は空港内の施設に備えられているテレビモニター、音声アナウンスから取得できる搭乗案内と同様の行先、出発時刻、利用便名、航空会社名等の搭乗案内を携帯通信端末100に配信し、利用者は待ち時間を有効に使うことが可能になる。さらに、出発時刻、搭乗手続の所要時間、搭乗待合室外識別情報に応じたメッセージを得るので、利用者は待ち時間をより有効に使うことが可能になる。
図11はセントラルサーバ300の制御部303が搭乗案内メッセージ保持部301Bから取り出す動作例を説明するフローチャート図である。本図に示すように、ステップ541において、セントラルサーバ300の制御部303は、利用便名を受信した場合、空港内の搭乗待合室内の搭乗案内装置200からの送信か否かを判断する。
ステップ542において、搭乗待合室外の搭乗案内装置200からの送信である場合には出発時刻に対して搭乗手続の時間を考慮して搭乗手続に時間的な余裕があるか否かを判断する。
ステップ543において、搭乗手続に時間的に余裕がある場合には、搭乗案内メッセージ保持部301Bから、メッセージ例として、「搭乗手続まで30分の余裕があります。他のエリアに移動しないで下さい。」を取り出し、処理を終了する。
ステップ544において、搭乗手続に時間的に余裕がない場合には、搭乗案内メッセージ保持部301Bから、メッセージ例として、「5分後に搭乗手続をして下さい。」を取り出し、処理を終了する。
ステップ545において、搭乗待合室内の搭乗案内装置200からの送信である場合には、出発時刻に対して搭乗に時間的な余裕があるか否かを判断する。
ステップ546において、搭乗に時間的に余裕がある場合には、搭乗案内メッセージ保持部301Bから、メッセージ例として、「搭乗まで30分の余裕があります。他のエリアに移動しないで下さい。」を取り出し、処理を終了する。
ステップ547において、搭乗に時間的に余裕がない場合には、搭乗案内メッセージ保持部301Bから、メッセージ例として、「5分後に搭乗をして下さい。」を取り出し、処理を終了する。
図12は図2における携帯通信端末100の制御部110の搭乗案内要求制御部110Aの動作の第1の変形例を説明するフローチャート図である。本図に示すように、ステップ551において、搭乗案内要求制御部110Aでは、利用者の操作部103の操作により入力された搭乗案内の要求をメモリ109に保持し、搭乗案内を搭乗案内装置200に対して、携帯通信端末100のRFID104から搭乗案内を要求する。
ステップ552において、利用者が操作部103により入力された航空機の出発時刻をメモリ109に保持し、出発時刻を経過しているか否かを判断する。経過している場合には処理を終了する。
ステップ553において、航空機の出発時間を経過していない場合には搭乗案内を要求してから一定時間、例えば、5分経過を待った後にステップ551に戻る。すなわち、携帯通信端末100のRFID104から利用者による搭乗案内の要求を始めてから航空機の出発時刻まで一定時間毎に搭乗案内装置200に携帯通信端末100のRFID104から搭乗案内を繰り返し要求する。
このようにして、自動的に最新の搭乗案内が得られ、携帯通信端末100の表示部102に順次表示され、さらに、搭乗案内の確認が容易になる。
図13は図2における携帯通信端末100の制御部110の利用便名送信制御部110Bの動作の第1の変形例を説明するフローチャート図である。本図に示すように、ステップ561において、利用便名送信制御部110Bでは、利用者の操作部103の操作により入力された航空機の利用便名をメモリ109に保持し、搭乗案内装置200に対して、携帯通信端末100のRFID104から航空機の利用便名を送信する。
ステップ562において、利用者が操作部103により入力された航空機の出発時刻をメモリ109に保持し、出発時刻を経過しているか否かを判断する。経過している場合には処理を終了する。
ステップ563において、航空機の出発時刻を経過していない場合には利用便名を送信してから一定時間、例えば、5分経過を待った後にステップ561に戻る。すなわち、携帯通信端末100のRFID104から利用者による利用便名の送信を始めてから航空機の出発時刻まで一定時間毎に搭乗案内装置200に携帯通信端末100のRFID104から利用便名を繰り返し送信する。
このようにして、自動的に最新の搭乗案内が得られ、メッセージが更新され、携帯通信端末100の表示部102に順次表示されるので、さらに、搭乗案内の確認が容易になる。
図14は図2における携帯通信端末100の制御部110の電子メールアドレス送信制御部110Cの動作の第1の変形例を説明するフローチャート図である。本図に示すように、ステップ571において、セントラルサーバ300にアクセスし、電子メールアドレス送信制御部110Cでは、利用者の操作部103の操作により、通信ネットワーク400を経由して、携帯通信端末100の無線部101からEメールアドレスを送信する。
ステップ572において、利用者が操作部103により入力された航空機の出発時刻をメモリ109に保持し、出発時刻を経過しているか否かを判断する。経過している場合には処理を終了する。
ステップ573において、航空機の出発時刻を経過していない場合にはEメールアドレスを送信してから一定時間、例えば、5分経過を待った後にステップ571に戻る。すなわち、携帯通信端末100の無線部101から利用者のEメールアドレスの送信を始めてから航空機の出発時刻まで一定時間毎にセントラルサーバ300に携帯通信端末100の無線部101からEメールアドレスを繰り返し送信する。
このようにして、自動的に最新の搭乗案内が得られ、携帯通信端末100の表示部102に順次表示され、さらに、搭乗案内の確認が容易になる。
図15は図2における携帯通信端末100の制御部110の電子メールアドレス送信制御部110Cの動作の第2の変形例を説明するフローチャート図である。本図に示すように、ステップ581において、セントラルサーバ300にアクセスし、電子メールアドレス送信制御部110Cでは、利用者の操作部103の操作により入力された航空機の利用便名をメモリ109に保持し、通信ネットワーク400を経由して、携帯通信端末100の無線部101からEメールアドレス、利用便名を送信する。
ステップ582において、利用者が操作部103により入力された航空機の出発時刻をメモリ109に保持し、航空機の出発時刻を経過しているか否かを判断する。経過している場合には処理を終了する。
ステップ583において、航空機の出発時刻を経過していない場合にはEメールアドレス、利用便名を送信してから一定時間、例えば、5分の経過を待った後にステップ581に戻る。すなわち、携帯通信端末100の無線部101から利用者のEメールアドレス、利用便名の送信を始めてから航空機の出発時刻まで一定時間毎にセントラルサーバ300に携帯通信端末100の無線部101からEメールアドレス、利用便名を繰り返し送信する。
このようにして、自動的に最新の搭乗案内が得られ、メッセージが更新され、携帯通信端末100の表示部102に順次表示されるので、さらに、搭乗案内の確認が容易になる。
以上、航空機に搭乗する利用者、見送り人を配信の対象として説明したが、到着の航空機に対する迎える人を対象として到着案内の配信に本発明を利用することも可能である。
以上、空港での航空機の搭乗案内、メッセージに配信について説明したが、電車の駅、バスのターミナルでの乗車案内、メッセージの配信にも本発明の利用可能である。
本発明に係る交通情報配信システムの概略構成を示すブロック図である。 図1における携帯通信端末100の概略構成を示すブロック図である。 図1における搭乗案内装置200の概略構成を示すブロック図である。 図1におけるセントラルサーバ300の概略構成を示すブロック図である。 図4におけるセントラルサーバ300における搭乗情報データベース301の搭乗案内保持部301Aに保持される搭乗案内を説明する図である。 図4におけるセントラルサーバ300における搭乗情報データベース301の搭乗案内メッセージ保持部301Bに保持される搭乗案内メッセージを説明する図である。 図1における交通情報配信システムの一連の第1の動作例を説明するフローチャート図である。 図1における交通情報配信システムの一連の第2の動作例を説明するフローチャート図である。 図1における交通情報配信システムの一連の第3の動作例を説明するフローチャート図である。 図1における交通情報配信システムの一連の第4の動作例を説明するフローチャート図である。 セントラルサーバ300の制御部303が搭乗案内メッセージ保持部301Bから取り出す動作例を説明するフローチャート図である。 図2における携帯通信端末100の制御部110の搭乗案内要求制御部110Aの動作の第1の変形例を説明するフローチャート図である。 図2における携帯通信端末100の制御部110の利用便名送信制御部110Bの動作の第1の変形例を説明するフローチャート図である。 図2における携帯通信端末100の制御部110の電子メールアドレス送信制御部110Cの動作の第1の変形例を説明するフローチャート図である。 図2における携帯通信端末100の制御部110の電子メールアドレス送信制御部110Cの動作の第2の変形例を説明するフローチャート図である。
符号の説明
100…携帯通信端末
101…無線部
102…表示部
103…操作部
104…RFID
105…送受話部
106…マイクロフォン
107、108…スピーカ
109…メモリ
110…制御部
110A…搭乗案内要求制御部
110B…利用便名送信制御部
110C…電子メールアドレス送信制御部
200…搭乗案内装置
201…RFID
202…NW通信部
203…制御部
203A…搭乗待合室内外識別情報保存部
300…セントラルサーバ
301…搭乗情報データベース
301A…搭乗案内保持部
301B…搭乗案内メッセージ保持部
302…NW通信部
303…制御部
303A…搭乗案内更新部
400…通信ネットワーク

Claims (18)

  1. 交通機関の搭乗エリアで搭乗案内を提供する交通情報配信システムにおいて、
    交通機関の搭乗案内を保持し、保持した前記搭乗案内を更新し更新した搭乗案内を配信するセントラルサーバと、
    交通機関の搭乗エリアの主要経路に配置され、近距離通信の機能を有し、前記セントラルサーバに接続され、交通機関の最新の搭乗案内の配信の媒体となる複数の搭乗案内装置と、
    近距離通信を行う機能を有し、前記近距離通信で前記搭乗案内装置を経由して前記セントラルサーバに前記搭乗案内の要求を行い、配信された前記最新の搭乗案内を表示する携帯通信端末とを備えることを特徴とする交通情報配信システム。
  2. 前記搭乗案内装置は交通機関の搭乗手続を受けた人だけが滞在するエリア内外を識別する情報を有し、前記セントラルサーバは交通機関の利用便名の出発時刻、さらに、利用便名を送信した前記搭乗案内装置の配置エリアの識別に応じた搭乗案内のメッセージを保持し、搭乗手続の所要時間を監視し、前記携帯通信端末は前記搭乗案内装置を経由して前記セントラルサーバに交通機関の利用便名の送信を行い、前記最新の搭乗案内と共に出発時刻に応じ、且つ、送信を行った前記搭乗案内装置の配置エリアに応じた搭乗案内のメッセージを、前記搭乗案内装置を経由して、配信され、表示することを特徴とする、請求項1に記載の交通情報配信システム。
  3. 前記セントラルサーバは、交通機関の利用便名を送信した前記搭乗案内装置が搭乗手続を受けた人だけが滞在するエリア外に配置され、利用便名の交通機関の搭乗手続まで余裕がある場合に対して「搭乗手続まで○○分の余裕があります。他のエリアに移動しないで下さい。」とのメッセージを保持し、交通機関の利用便名を送信した前記搭乗案内装置が搭乗手続を受けた人だけが滞在するエリア外に配置され、利用便名の交通機関の搭乗手続まで余裕がない場合に対して「××分後に搭乗手続をして下さい。」とのメッセージを保持し、利用便名を送信した前記搭乗案内装置が搭乗手続を受けた人だけが滞在するエリア内に配置され、利用便名の交通機関の搭乗手続まで余裕がある場合に対して「搭乗まで○○分の余裕があります。他のエリアに移動しないで下さい。」とのメッセージを保持し、利用便名を送信した前記搭乗案内装置が搭乗手続を受けた人だけが滞在するエリア内に配置され、利用便名の交通機関の搭乗手続まで余裕がない場合に対して「××分後に搭乗をして下さい。」とのメッセージを保持し、この場合、利用便名を送信した前記搭乗案内装置が搭乗手続を受けた人だけが滞在するエリア外に対するメッセージの時間部分には監視した搭乗手続の所要時間を考慮して設定することを特徴とする、請求項2に記載の交通情報配信システム。
  4. 前記携帯通信端末が前記セントラルサーバにアクセスし前記携帯通信端末のEメールアドレスを送信した場合には、前記セントラルサーバは携帯通信端末に交通機関の最新の搭乗案内を送信することを特徴とする、請求項1に記載の交通情報配信システム。
  5. 前記携帯通信端末が前記セントラルサーバにアクセスし前記携帯通信端末のEメールアドレス、交通機関の利用便名を送信した場合には、前記セントラルサーバは携帯通信端末に交通機関の最新の搭乗案内と共に利用便名の出発時刻に応じ、さらに、交通機関の利用便名の搭乗手続をしていないとして、搭乗案内のメッセージの配信を行うことを特徴とする、請求項2に記載の交通情報配信システム。
  6. 前記携帯通信端末は交通機関の出発時刻を入力し前記搭乗案内装置に対して一定時間間隔で前記搭乗案内の要求を前記出発時刻まで繰り返し行うことを特徴とする、請求項1に記載の交通情報配信システム。
  7. 前記携帯通信端末は交通機関の出発時刻を入力し前記搭乗案内装置に対して一定時間間隔で前記利用便名の送信を前記出発時刻まで繰り返し行うことを特徴とする、請求項2に記載の交通情報配信システム。
  8. 前記携帯通信端末は交通機関の出発時刻を入力し前記セントラルサーバに対して一定時間間隔で前記携帯通信端末のEメールアドレスの送信を前記出発時刻まで繰り返し行うことを特徴とする、請求項4に記載の交通情報配信システム。
  9. 前記携帯通信端末は交通機関の出発時刻を入力し前記セントラルサーバに対して一定時間間隔で前記携帯通信端末のEメールアドレス、交通機関の利用便名の送信を前記出発時刻まで繰り返し行うことを特徴とする、請求項5に記載の交通情報配信システム。
  10. 前記交通機関には航空機、バス、電車を含むことを特徴とする、請求項1に記載の交通情報配信システム。
  11. 交通機関の搭乗エリアで搭乗案内を提供する交通情報配信方法において、
    交通機関の搭乗案内を保持し、保持した前記搭乗案内を更新する工程と、
    交通機関の搭乗エリアの主要経路に複数配置された媒体に対して近距離通信で携帯通信端末から交通機関の搭乗案内を要求する工程と、
    前記媒体への搭乗案内の要求に対して保持されている交通機関の搭乗案内から最新の搭乗案内を取り出し前記媒体から前記携帯通信端末に近距離通信で配信し表示させる工程とを備えることを特徴とする交通情報配信方法。
  12. 前記交通機関には航空機、バス、電車を含むことを特徴とする、請求項11に記載の交通情報配信方法。
  13. 交通機関の搭乗エリアで搭乗案内を提供する交通情報配信をコンピュータで実行するプログラムにおいて、
    交通機関の搭乗案内を保持し、保持した前記搭乗案内の更新を実行する手順と、
    交通機関の搭乗エリアの主要経路に複数配置された媒体に対して近距離通信で携帯通信端末から交通機関の搭乗案内の要求を実行する手順と、
    前記媒体への搭乗案内の要求に対して保持されている交通機関の搭乗案内から最新の搭乗案内を取り出し前記媒体から前記携帯通信端末に近距離通信で配信し配信された搭乗案内の表示を実行する手順とを備えることを特徴とする交通情報配信方法。
  14. 前記交通機関には航空機、バス、電車を含むことを特徴とする、請求項13に記載の交通情報配信をコンピュータで実行するプログラム。
  15. 交通機関の搭乗エリアで交通情報配信を受ける携帯通信端末において、
    操作部から入力した交通機関の搭乗案内の要求、出発時刻を保持するメモリと、
    近距離通信で交通機関の搭乗エリアの主要経路に複数配置された搭乗案内装置を経由してセントラルサーバに接続されるRFIDと、
    前記メモリから取り出した前記搭乗案内の要求を、前記搭乗案内装置を経由して、前記セントラルサーバに繰り返し送信し、前記セントラルサーバから前記搭乗案内装置を経由して最新の搭乗案内を繰り返し配信させる搭乗案内要求制御部と、
    前記搭乗案内要求制御部が繰り返し配信させた前記最新の搭乗案内を順次表示する表示部とを備えることを特徴とする携帯通信端末。
  16. 前記交通機関には航空機、バス、電車を含むことを特徴とする、請求項15に記載の携帯通信端末。
  17. 交通機関の搭乗エリアで搭乗案内を提供する交通情報配信サーバにおいて、
    交通機関の搭乗エリアの主要経路に配置され、携帯通信端末と近距離通信を行う機能を有し、前記携帯通信端末からの搭乗案内の要求に対して最新の搭乗案内を前記携帯通信端末に配信する複数の搭乗案内装置と、
    交通機関の搭乗案内を保持し、保持した前記搭乗案内を更新し、前記搭乗案内装置に接続され、前記搭乗案内装置が前記携帯通信端末から搭乗案内の要求を受け、前記搭乗案内装置から搭乗案内の要求の知らせを受けると、最新の搭乗案内を前記搭乗案内装置に送信するセントラルサーバとを備えることを特徴とする交通情報配信サーバ。
  18. 前記交通機関には航空機、バス、電車を含むことを特徴とする、請求項17に記載の携帯通信端末。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011215725A (ja) * 2010-03-31 2011-10-27 Airport Intelligent Communications Service Co Ltd 乗客移動支援システム

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