JP2010254024A - 旅客案内情報提供システム、旅客案内情報提供システムの携帯情報端末装置および旅客案内情報提供システムの運行管理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】携帯電話のスケジュール情報をもとに、個々の利用者の行動に即した旅客案内情報を提供する。特に利用者が列車の時間を指定する手間をなくす。さらに運行乱れ時の運行回復までの時間調整、代替交通機関利用可否調査などを利用者自身が行う手間をなくす。
【解決手段】駅利用者のスケジュール情報を管理する機能を備えた携帯端末に、スケジュール情報を旅客案内情報提供システムへ送信する手段を設ける。前記旅客案内情報提供システムにて、これをもとに目的地到着時刻に間に合う列車を前記ダイヤグラムより抽出して、駅利用者の所持する携帯端末へ通知する。
【選択図】図1
【解決手段】駅利用者のスケジュール情報を管理する機能を備えた携帯端末に、スケジュール情報を旅客案内情報提供システムへ送信する手段を設ける。前記旅客案内情報提供システムにて、これをもとに目的地到着時刻に間に合う列車を前記ダイヤグラムより抽出して、駅利用者の所持する携帯端末へ通知する。
【選択図】図1
Description
本発明は旅客案内情報提供システム、旅客案内情報提供システムの携帯情報端末装置および旅客案内情報提供システムの運行管理装置に係り、特に利用者の行動に即した旅客案内情報を提供する旅客案内情報提供システム、旅客案内情報提供システムの携帯情報端末装置および旅客案内情報提供システムの運行管理装置に関する。
鉄道やバスなどの交通機関の運行は、あらかじめ計画された各駅や停留所における発着時間や行き先などの情報を含むダイヤグラムに従って行われており、利用者へはこのダイヤグラムに従った時刻表が提供されている。時刻表は、駅や停留所での掲示の他、印刷物での配布、インターネット上に開設された鉄道やバス事業者などの運行情報提供サイトなどから提供されている。
これら交通機関を利用して所望の目的地へ向かう場合、利用者は事前に、目的地への到着時間へ間に合うように時刻表から利用する列車やバスを選択し、出かける時間を決めて駅やバス停へ向かうようにしている。
しかし、車両故障や人身事故など、不意のトラブルが発生し、運行が乱れてしまった場合、時刻表通りの運行はなされなくなるため、利用者の予定を狂わせてしまうことになる。
しかし、車両故障や人身事故など、不意のトラブルが発生し、運行が乱れてしまった場合、時刻表通りの運行はなされなくなるため、利用者の予定を狂わせてしまうことになる。
交通機関の運行情報は駅の電光掲示板や発車標、音声放送の他、テレビのニュース、上記運行情報提供サイトなどで提供されているが、いずれにせよ、利用者が意識して情報を収集し、自身に関係する情報を取得する必要がある。情報取得していないと、駅に着いて初めて運行乱れの状況を知ることになり、意図せず運行再開されるまで長時間待ち、急いでいる場合には他の交通機関の利用可否を確認するなど、利用者の手を煩わせることになり、非常に不便なものとなっていた。
このような状況を改善すべく、運行が乱れた場合に携帯電話などへメールで運行情報を知らせるサービスが実用化されている。例えば、特許文献1に記載の「列車情報提供装置、及び列車情報提供方法」がある。
特許文献1では、インターネット上に列車情報提供サイトを設け、利用者があらかじめ通知してほしい運行情報の条件(要求情報)をこのサイトに登録しておくと、列車の運行内容が変わった時に、登録された要求情報に従って利用者の所持する情報提供通信端末へ該当する運行情報がメールで通知されるようにした運行情報提供方法を開示している。
特許文献1では、インターネット上に列車情報提供サイトを設け、利用者があらかじめ通知してほしい運行情報の条件(要求情報)をこのサイトに登録しておくと、列車の運行内容が変わった時に、登録された要求情報に従って利用者の所持する情報提供通信端末へ該当する運行情報がメールで通知されるようにした運行情報提供方法を開示している。
特許文献1によれば、列車の運行が乱れた場合に、利用者が事前に登録した要求に従って運行情報がメールで通知されるため、利用者に関係する情報だけを、迅速に知ることが可能となる。
しかし、特許文献1によれば、事前に登録する要求情報は、「指定駅の列車発着時間」、「指定列車の指定箇所における発着時間」、「指定列車の一定時間以上の遅延」、「指定箇所における指定列車の一定時間以上の停止」を選択するものとなっている。したがって、使用する列車の時間は、やはり利用者自身で目的地へ到着希望時間に間に合うように時間を計算して選択し、その上で前記条件設定を行う必要がある。通勤、通学などあらかじめ使用する列車が決まっている場合には、一度設定しておけばよいので、登録の手間は少なくて済むが、休日など、通常とは異なる場所へ行くような場合には、使用する列車や時間が異なってくる為、その都度、上記列車やバスの選択、時間調整および要求情報の登録が必要となり、利用者にとって手間を要するという課題がある。
しかし、特許文献1によれば、事前に登録する要求情報は、「指定駅の列車発着時間」、「指定列車の指定箇所における発着時間」、「指定列車の一定時間以上の遅延」、「指定箇所における指定列車の一定時間以上の停止」を選択するものとなっている。したがって、使用する列車の時間は、やはり利用者自身で目的地へ到着希望時間に間に合うように時間を計算して選択し、その上で前記条件設定を行う必要がある。通勤、通学などあらかじめ使用する列車が決まっている場合には、一度設定しておけばよいので、登録の手間は少なくて済むが、休日など、通常とは異なる場所へ行くような場合には、使用する列車や時間が異なってくる為、その都度、上記列車やバスの選択、時間調整および要求情報の登録が必要となり、利用者にとって手間を要するという課題がある。
また、提供される運行情報は、駅やニュースなどで提供される公の運行情報をそのまま通知するだけであるので、列車遅延を通知された利用者は、従来とかわらず運行回復までの時間調整や、代替交通手段による移動可否の調査などを自分自身で行う必要がある。
本発明の目的は、前記した課題に鑑み、利用者の行動に即した旅客案内情報を提供する旅客案内情報提供システム、旅客案内情報提供システムの携帯情報端末装置および旅客案内情報提供システムの運行管理装置を提供することにある。
本発明の目的は、前記した課題に鑑み、利用者の行動に即した旅客案内情報を提供する旅客案内情報提供システム、旅客案内情報提供システムの携帯情報端末装置および旅客案内情報提供システムの運行管理装置を提供することにある。
前記目的を達成するために本発明は、携帯情報端末装置と列車の運行管理装置を含み前記列車の利用者に旅客案内情報を提供する旅客案内情報提供システムであって、前記携帯情報端末装置は、少なくも前記利用者の出発地、目的地及び目的地到着希望時刻を含むスケジュール情報を記憶するスケジュール情報記憶部と、該スケジュール情報記憶部に記憶された前記スケジュール情報を前記運行管理装置に送信し、前記運行管理装置で生成され送信された前記旅客案内情報を受信する通信部と、前記通信部で受信された前記旅客案内情報を表示するための表示出力部を有し、前記運行管理装置は、前記列車における駅発着時刻を含む運行計画を定めたダイヤグラムを格納するダイヤグラム格納部と、前記受信したスケジュール情報と前記ダイヤグラム格納部に格納されたダイヤグラムに基づき前記利用者に対する前記旅客案内情報を生成する旅客案内情報提供制御部と、前記生成した旅客案内情報を前記携帯情報端末装置に送信し、前記携帯情報端末装置より送信された前記スケジュール情報を受信する外部通信部を有することを特徴としている。
また本発明は、携帯情報端末装置と列車の運行管理装置を含み前記列車の利用者に旅客案内情報を提供する旅客案内情報提供システムの携帯情報端末装置であって、少なくも前記利用者の出発地、目的地及び目的地到着希望時刻を含むスケジュール情報を記憶するスケジュール情報記憶部と、該スケジュール情報記憶部に記憶された前記スケジュール情報を前記運行管理装置に送信し、前記運行管理装置で生成され送信された前記旅客案内情報を受信する通信部と、前記通信部で受信された前記旅客案内情報を表示するための表示出力部と、地図データを記憶する地図データ記憶部と、前記スケジュール情報を管理し処理するスケジュール情報管理処理部を有し、該スケジュール情報管理処理部は、前記スケジュール情報記憶部に記憶された前記スケジュール情報が含む前記利用者の出発地及び目的地の情報に基づき、前記地図データ記憶部に記憶された地図データを参照して前記利用者の出発地及び目的地の最寄駅を決定し、また前記スケジュール情報管理処理部は、前記出発地から前記決定した出発地の最寄駅までの出発地移動時間と、前記決定した目的地の最寄駅から目的地までの目的地移動時間を決定し、前記通信部は、前記利用者の目的地到着希望時刻、前記決定した出発地の最寄駅、目的地最寄駅、出発地移動時間、および目的地移動時間を含む前記スケジュール情報を前記運行管理装置に送信することを特徴としている。
また本発明は、携帯情報端末装置と列車の運行管理装置を含み前記列車の利用者に旅客案内情報を提供する旅客案内情報提供システムの運行管理装置であって、前記列車における駅発着時刻を含む運行計画を定めたダイヤグラムを格納するダイヤグラム格納部と、前記携帯情報端末装置から受信したスケジュール情報と前記ダイヤグラム格納部に格納-されたダイヤグラムに基づき前記利用者に対する前記旅客案内情報を生成する旅客案内情報提供制御部と、前記生成した旅客案内情報を前記携帯情報端末装置に送信し、前記携帯情報端末装置より送信された前記スケジュール情報を受信する外部通信部を有することを特徴としている。
本発明によれば、利用者の行動に即した旅客案内情報を提供する旅客案内情報提供システム、旅客案内情報提供システムの携帯情報端末装置および旅客案内情報提供システムの運行管理装置を実現でき、利便性の向上を図ることができるという効果がある。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。本実施の形態では、交通機関として鉄道を例に説明する。
図1は本発明の旅客案内情報提供システムを適用した運行管理システムの一例を示すブロック図である。
図1において、1は輸送指令システム、2はA駅運行管理システム、3はB駅運行管理システムを示している。B駅運行管理システムの内部構成は図示していないが、A駅運行管理システム2と同様になっており、各駅に同様の運行管理システムが設けられているものとしている。そして、輸送指令システム1には、図示のようにA駅運行管理システム2、B駅運行管理システム3をはじめ、各駅の運行管理システムが接続された構成となっている。
図1は本発明の旅客案内情報提供システムを適用した運行管理システムの一例を示すブロック図である。
図1において、1は輸送指令システム、2はA駅運行管理システム、3はB駅運行管理システムを示している。B駅運行管理システムの内部構成は図示していないが、A駅運行管理システム2と同様になっており、各駅に同様の運行管理システムが設けられているものとしている。そして、輸送指令システム1には、図示のようにA駅運行管理システム2、B駅運行管理システム3をはじめ、各駅の運行管理システムが接続された構成となっている。
まず、輸送指令システム1の概要について説明する。
輸送指令システム1において、101は列車の運行を司る指令員が扱う輸送指令装置、102は輸送指令システム1が管轄する路線(線区)の各駅におけるあらかじめ計画された列車の発着時間、行き先、車両編成などの情報を含む実施ダイヤグラムと、各駅において実際の運行結果に従って作成された実績ダイヤグラムを統括管理する線区ダイヤ管理装置、103はこれら構成要素及び各駅の運行管理システムを接続して通信を行うための輸送指令ネットワークを示している。
輸送指令システム1において、101は列車の運行を司る指令員が扱う輸送指令装置、102は輸送指令システム1が管轄する路線(線区)の各駅におけるあらかじめ計画された列車の発着時間、行き先、車両編成などの情報を含む実施ダイヤグラムと、各駅において実際の運行結果に従って作成された実績ダイヤグラムを統括管理する線区ダイヤ管理装置、103はこれら構成要素及び各駅の運行管理システムを接続して通信を行うための輸送指令ネットワークを示している。
輸送指令装置101では線区ダイヤ管理装置102で管理される前記ダイヤグラムと各駅の運行管理システムから通知される運行情報とから、線区内の各列車の在線位置、遅延時分などの運行状況を表示装置(図示せず)に表示している。
指令員は輸送指令装置101に示される情報をもとに運行状況を把握し、運行に乱れが生じた場合には、もとの実施ダイヤグラムに従った運行に回復させるべく、線区ダイヤ管理装置102で管理される各駅のダイヤグラムを変更する。変更されたダイヤグラムは各駅へ送信され、線区全体にわたる列車の運行制御がなされる。
指令員は輸送指令装置101に示される情報をもとに運行状況を把握し、運行に乱れが生じた場合には、もとの実施ダイヤグラムに従った運行に回復させるべく、線区ダイヤ管理装置102で管理される各駅のダイヤグラムを変更する。変更されたダイヤグラムは各駅へ送信され、線区全体にわたる列車の運行制御がなされる。
次にA駅運行管理システム2の概要を説明する。
A駅運行管理システム2において、201はA駅システム管理装置、202はA駅ダイヤ管理装置、203は列車運行制御装置、204は旅客案内装置、205はこれら各装置と輸送指令システム1とを接続して通信を行うための運行管理ネットワークを示している。A駅ダイヤ管理装置202は、輸送指令システム1の線区ダイヤ管理装置102からA駅の実施ダイヤグラムを受信して管理を行う。また、A駅ダイヤ管理装置202は、A駅において実際の運行状況を反映した実績ダイヤグラムの線区ダイヤ管理装置102へ送信する処理も行う。
A駅運行管理システム2において、201はA駅システム管理装置、202はA駅ダイヤ管理装置、203は列車運行制御装置、204は旅客案内装置、205はこれら各装置と輸送指令システム1とを接続して通信を行うための運行管理ネットワークを示している。A駅ダイヤ管理装置202は、輸送指令システム1の線区ダイヤ管理装置102からA駅の実施ダイヤグラムを受信して管理を行う。また、A駅ダイヤ管理装置202は、A駅において実際の運行状況を反映した実績ダイヤグラムの線区ダイヤ管理装置102へ送信する処理も行う。
A駅システム管理装置201では、A駅ダイヤ管理装置202のダイヤグラムと輸送指令システム1からの指令に従って、A駅へ到着する次列車の在線位置、遅れ時分などを把握し、列車運行制御装置203、旅客案内装置204を制御する。
列車運行制御装置203は、列車の駅への進入時間、列車走行間隔などを制御する信号機206、A駅へ進入する列車を停車させる駅の番線などに応じて進路制御を行う転てつ機207を制御し、列車の運行を制御する。旅客案内装置204は、駅の発車標208、案内放送装置209を制御し、実施ダイヤグラム、次列車の在線位置などの運行状況にあわせて、駅利用者へ次列車の到着時刻、行き先、車両編成などを自動案内する装置である。旅客案内装置204は、運行乱れが発生した場合は、発車標208、案内放送装置209にて、列車が遅延している旨の情報、遅れ時分などの旅客案内情報を駅利用者へ伝達する。
以上がA駅運行管理システム2の概要である。
列車運行制御装置203は、列車の駅への進入時間、列車走行間隔などを制御する信号機206、A駅へ進入する列車を停車させる駅の番線などに応じて進路制御を行う転てつ機207を制御し、列車の運行を制御する。旅客案内装置204は、駅の発車標208、案内放送装置209を制御し、実施ダイヤグラム、次列車の在線位置などの運行状況にあわせて、駅利用者へ次列車の到着時刻、行き先、車両編成などを自動案内する装置である。旅客案内装置204は、運行乱れが発生した場合は、発車標208、案内放送装置209にて、列車が遅延している旨の情報、遅れ時分などの旅客案内情報を駅利用者へ伝達する。
以上がA駅運行管理システム2の概要である。
前記発車標208、案内放送装置209による旅客案内情報は、駅利用者全員に均一に伝達されるものであるが、駅利用者は個々に行き先、利用する列車の時間など異なるため、均一に提供される旅客案内情報から自身に関係のある情報を取捨選択している。
そこで、本発明では、各駅の運行管理システムにて提供される旅客案内情報を、駅利用者個々の行動に即して提供するものである。
以下、個々の利用者が使用する携帯電話6に設定されるスケジュール情報をもとに、旅客案内情報を提供する実施の形態について説明する。
そこで、本発明では、各駅の運行管理システムにて提供される旅客案内情報を、駅利用者個々の行動に即して提供するものである。
以下、個々の利用者が使用する携帯電話6に設定されるスケジュール情報をもとに、旅客案内情報を提供する実施の形態について説明する。
まず、図4に本発明を適用した携帯電話6の内部構成例を示す。
図4において、601はCPU、ROM、RAMをベースとして構成され、携帯電話機能を実現するための全制御を行う携帯電話全体制御部である。携帯電話全体制御部601には図示したように本実施の形態に関わるスケジュール情報管理処理部6011を設けている。
602は携帯電話6で使用される電波の送受信を行うためのアンテナ部、603はアンテナ部602との信号を変復調する無線I/F部である。604はスピーカ、605はマイクであり、音声通話時の送受話を主に行うものである。606は携帯音声I/F部であり、アナログ、デジタル音声信号のA/D変換、D/A変換、規定の無線帯域に合わせた音声コーデック処理を行うものである。607は携帯表示部であり、スケジュール情報や携帯電話内部の各種情報を表示出力するものである。本発明で提供する旅客案内情報も携帯表示部607で確認を可能とする。608はダイヤル用のテンキー等から構成される携帯操作部であり、スケジュール情報の入力でも使用されるものである。
図4において、601はCPU、ROM、RAMをベースとして構成され、携帯電話機能を実現するための全制御を行う携帯電話全体制御部である。携帯電話全体制御部601には図示したように本実施の形態に関わるスケジュール情報管理処理部6011を設けている。
602は携帯電話6で使用される電波の送受信を行うためのアンテナ部、603はアンテナ部602との信号を変復調する無線I/F部である。604はスピーカ、605はマイクであり、音声通話時の送受話を主に行うものである。606は携帯音声I/F部であり、アナログ、デジタル音声信号のA/D変換、D/A変換、規定の無線帯域に合わせた音声コーデック処理を行うものである。607は携帯表示部であり、スケジュール情報や携帯電話内部の各種情報を表示出力するものである。本発明で提供する旅客案内情報も携帯表示部607で確認を可能とする。608はダイヤル用のテンキー等から構成される携帯操作部であり、スケジュール情報の入力でも使用されるものである。
609は日付情報を管理するカレンダ機能部、610はGPS衛星から送られる電波を受信するGPS受信部である。携帯電話全体制御部601は、GPS受信部610の入力から現在位置となる緯度、経度の位置データを検出する。
612はスケジュール情報記憶部を示しており、例えば、あるイベントの予定を登録する場合は、日付データにイベント開催日「2009.1.15」、時間データにイベントの開始時刻「10:00」、内容データにイベントの内容「旅行」、場所(目的地)データにイベントの開催場所「c市d町」、場所(出発地)データには、利用者の現在地「a市b町」を記憶する。場所(目的地)については、携帯電話6の備える地図データ記憶部611から選択して設定してもよい。また、場所(出発地)は、携帯電話の備えるGPS受信部610で検出された位置情報に基づいて設定してもよい。即ち612は地図データ記憶部としても機能している。
612はスケジュール情報記憶部を示しており、例えば、あるイベントの予定を登録する場合は、日付データにイベント開催日「2009.1.15」、時間データにイベントの開始時刻「10:00」、内容データにイベントの内容「旅行」、場所(目的地)データにイベントの開催場所「c市d町」、場所(出発地)データには、利用者の現在地「a市b町」を記憶する。場所(目的地)については、携帯電話6の備える地図データ記憶部611から選択して設定してもよい。また、場所(出発地)は、携帯電話の備えるGPS受信部610で検出された位置情報に基づいて設定してもよい。即ち612は地図データ記憶部としても機能している。
図5にスケジュール情報管理処理部6011の処理例を示すフローチャートを示す。
携帯電話全体制御処理部601では、携帯操作部608の操作状態を検出し、利用者がスケジュール情報を操作するための所定の操作を行ったことを検出する。スケジュール情報操作を検出すると、図5に示すスケジュール情報管理処理部6011の処理を実行する。
図5において、ステップS501はスケジュール設定操作待ち処理を示しており、利用者からスケジュール設定項目の入力があるか否かを検出している。
携帯電話全体制御処理部601では、携帯操作部608の操作状態を検出し、利用者がスケジュール情報を操作するための所定の操作を行ったことを検出する。スケジュール情報操作を検出すると、図5に示すスケジュール情報管理処理部6011の処理を実行する。
図5において、ステップS501はスケジュール設定操作待ち処理を示しており、利用者からスケジュール設定項目の入力があるか否かを検出している。
ステップS501にて入力がある場合には、ステップS502の設定項目判定処理を行う。図示の通り、ステップS501での設定が、「日付」であった場合にはステップS503で日付データ書込み処理を、「時間」であった場合にはステップS504で時間データ書込み処理を、「内容」であった場合にはステップS505で内容データ書込み処理を、「場所(目的地)」の場合にはステップS506で目的地データ書込み処理を、「場所(出発地)」の場合にはステップS507で出発地データ書込み処理を行う。そして、「スケジュール送信設定」の場合にはステップS508でスケジュール送信許可/禁止設定処理を行う。
ステップS509では設定終了チェックを行い、ステップS503〜S508の全項目の設定がなされたか否かをチェックし、まだ全項目が設定されていない場合には(図中のNo)、設定終了まで前記処理を継続する。全項目の設定が終了した場合には(図中のYes)、ステップS510の処理を行う。なお、全項目が設定されると図4のスケジュール情報記憶部612に示すように、スケジュール情報が設定される。
ステップS510はスケジュール情報送信許可/禁止チェック処理であり、ステップS508での設定内容をチェックする処理を行う。ここで、送信禁止設定がなされていた場合には、スケジュール情報は送信せずに処理を終了し、送信許可設定がなされていた場合はステップS511のスケジュール情報送信処理を実行する。ステップS511は、スケジュール情報記憶部612に設定されたスケジュール情報を、無線I/F部603へ送出する処理を行うものであり、送出されたスケジュール情報はアンテナ602より送信される。なお携帯電話6は、A駅運行管理システム2、B駅運行管理システム3あるいは図示していない他駅の運行管理システムと通信可能である。
ステップS510はスケジュール情報送信許可/禁止チェック処理であり、ステップS508での設定内容をチェックする処理を行う。ここで、送信禁止設定がなされていた場合には、スケジュール情報は送信せずに処理を終了し、送信許可設定がなされていた場合はステップS511のスケジュール情報送信処理を実行する。ステップS511は、スケジュール情報記憶部612に設定されたスケジュール情報を、無線I/F部603へ送出する処理を行うものであり、送出されたスケジュール情報はアンテナ602より送信される。なお携帯電話6は、A駅運行管理システム2、B駅運行管理システム3あるいは図示していない他駅の運行管理システムと通信可能である。
次にA駅運行管理システム2と携帯電話6との間のスケジュール情報及び後述する旅客案内情報の通信について、電子メールを使う例で説明する。電子メールを使用するにあたって、ステップS511では電子メール送受信に係る所定の通信プロトコル処理も行う。
また、電子メールを使用する場合、鉄道事業者と旅客案内情報提供を受ける利用者との間の双方で電子メールアドレスを開示しておく必要があるが、これは、例えば、あらかじめ契約により、双方取り交わしておくものとする。すなわち、鉄道事業者はスケジュール情報送信先となる電子メールアドレスを利用者へ提供しておき、利用者は旅客案内情報を受信する電子メールアドレスを鉄道事業者へ提供しておく。
また、電子メールを使用する場合、鉄道事業者と旅客案内情報提供を受ける利用者との間の双方で電子メールアドレスを開示しておく必要があるが、これは、例えば、あらかじめ契約により、双方取り交わしておくものとする。すなわち、鉄道事業者はスケジュール情報送信先となる電子メールアドレスを利用者へ提供しておき、利用者は旅客案内情報を受信する電子メールアドレスを鉄道事業者へ提供しておく。
利用者が宛先とする電子メールアドレスは、契約の際に利用者が、例えば自宅など所望の場所の最寄駅を指定し、最寄駅の運行管理システムの電子メールアドレスを取得しておくようにする。
本実施の形態では、利用者はA駅運行管理システム2の電子メールアドレスを取得している例で以下説明を続ける。
また、鉄道事業者は、旅客案内情報提供するにあたって利用者を識別するための利用者識別子を各利用者に割当て、電子メールアドレスとともに利用者識別子も提供しておくものとする。そして、A駅運行管理システム2では、後述する利用者情報管理部211にて、利用者から提供される電子メールアドレスと利用者識別子を対応付けて管理しておく。
本実施の形態では、利用者はA駅運行管理システム2の電子メールアドレスを取得している例で以下説明を続ける。
また、鉄道事業者は、旅客案内情報提供するにあたって利用者を識別するための利用者識別子を各利用者に割当て、電子メールアドレスとともに利用者識別子も提供しておくものとする。そして、A駅運行管理システム2では、後述する利用者情報管理部211にて、利用者から提供される電子メールアドレスと利用者識別子を対応付けて管理しておく。
次に携帯電話6で設定されたスケジュール情報をもとに旅客案内情報提供を行うようにしたA駅運行管理システム2について説明する。
本発明を適用したA駅運行管理システム2は、図1に示すように、旅客案内装置204に、旅客案内情報提供制御装置210を設け、そして、旅客案内情報提供制御装置210には、図2及び図3に示す利用者情報を記憶管理する利用者情報管理部211、A駅近隣の他線区の列車やバスなどの交通機関の発着時刻などを管理する代替交通機関運行情報管理部212、後述する利用者の目的地の最寄駅を検索するのに使用する地図情報を記憶する地図データ記憶部213、インターネット4、移動体通信網5を介して携帯電話6と電子メールによるデータ通信を行うための外部通信装置214を接続した構成としている。
本発明を適用したA駅運行管理システム2は、図1に示すように、旅客案内装置204に、旅客案内情報提供制御装置210を設け、そして、旅客案内情報提供制御装置210には、図2及び図3に示す利用者情報を記憶管理する利用者情報管理部211、A駅近隣の他線区の列車やバスなどの交通機関の発着時刻などを管理する代替交通機関運行情報管理部212、後述する利用者の目的地の最寄駅を検索するのに使用する地図情報を記憶する地図データ記憶部213、インターネット4、移動体通信網5を介して携帯電話6と電子メールによるデータ通信を行うための外部通信装置214を接続した構成としている。
外部通信装置214は、図示のようにインターネット4と通信接続するモデムや通信アダプタに相当する構成要素である。移動体通信網5は、詳細図示していないが、携帯電話6の通信事業者が提供している基地局や交換局、インターネット4との接続のためのゲートウェイなどの通信設備を備えた通信ネットワークであり、携帯電話6は移動体通信網5の備える基地局と無線回線を介して外部通信装置214と通信接続する。
以下、旅客案内情報提供制御装置210の処理について、図2、図3及び図6、図7、図8、図9を用いて説明する。
以下、旅客案内情報提供制御装置210の処理について、図2、図3及び図6、図7、図8、図9を用いて説明する。
図2、図3は利用者情報管理部211にて記憶管理する情報の具体例を示したものである。
図2は、利用者スケジュール情報管理テーブルの一例であり、携帯電話6より受信されたスケジュール情報を記憶管理するテーブルの例を示している。図2に示すように、本テーブルでは、前述の利用者識別子と対応付けて、旅客案内情報の送信先となる利用者の旅客案内情報送信先アドレス、携帯電話6から受信されるスケジュール情報から抽出される行動日付、出発地、目的地、目的地到着希望時刻を記憶管理している。
図2は、利用者スケジュール情報管理テーブルの一例であり、携帯電話6より受信されたスケジュール情報を記憶管理するテーブルの例を示している。図2に示すように、本テーブルでは、前述の利用者識別子と対応付けて、旅客案内情報の送信先となる利用者の旅客案内情報送信先アドレス、携帯電話6から受信されるスケジュール情報から抽出される行動日付、出発地、目的地、目的地到着希望時刻を記憶管理している。
図3は旅客案内情報管理テーブルの一例であり、図2で管理されるスケジュール情報をもとに生成した、各利用者へ提供する旅客案内情報を記憶管理するテーブルの例を示している。
図3に示すように本テーブルでは、利用者へ旅客案内情報送信する旅客案内情報送信時刻、出発地最寄駅、出発地から出発地最寄駅までの移動時間、目的地到着希望時刻に間に合う列車の出発地最寄駅乗車時刻、目的地最寄駅、目的地最寄駅到着時刻、目的地から目的地最寄駅までの移動時間、目的地最寄駅到着希望時刻を利用者識別子毎に記憶管理している。
図3に示すように本テーブルでは、利用者へ旅客案内情報送信する旅客案内情報送信時刻、出発地最寄駅、出発地から出発地最寄駅までの移動時間、目的地到着希望時刻に間に合う列車の出発地最寄駅乗車時刻、目的地最寄駅、目的地最寄駅到着時刻、目的地から目的地最寄駅までの移動時間、目的地最寄駅到着希望時刻を利用者識別子毎に記憶管理している。
本実施の形態の旅客案内情報提供制御装置210では、携帯電話6からのスケジュール情報を受信して図2のテーブルを生成する利用者スケジュール情報管理部2101、図2のテーブルと運行情報をもとに図3のテーブルを生成する旅客案内情報生成部2102、列車の運行乱れが生じた場合の図3に示す個々の利用者への旅客案内情報を更新する運行乱れ時旅客案内情報更新部2103、旅客案内情報送信予定時刻にもとづいて旅客案内情報を送信する旅客案内情報送信部2104の各処理を実装している。
以下これら各処理の詳細について、それぞれ図6〜図9を用いて説明する。
図6は利用者スケジュール情報管理部2101での処理例を示すフローチャートである。
ステップS601で携帯電話6からの電子メール受信有無のチェックを行い、受信有りの場合には(図中のYes)、ステップS602で利用者識別子抽出処理を行う。ステップS603で携帯電話6から受信される利用者識別子が登録されたものか否かをチェックし、利用者情報管理部211であらかじめ登録している利用者識別子を参照し、この中に含まれているか否かをチェックする。
ステップS603にて利用者識別子が登録されたものであると判断された場合には(図中のYes)、ステップS604〜S607のスケジュール情報抽出処理を行い、それぞれの設定項目を図2に示すように利用者識別子と対応付けて登録する。
図6は利用者スケジュール情報管理部2101での処理例を示すフローチャートである。
ステップS601で携帯電話6からの電子メール受信有無のチェックを行い、受信有りの場合には(図中のYes)、ステップS602で利用者識別子抽出処理を行う。ステップS603で携帯電話6から受信される利用者識別子が登録されたものか否かをチェックし、利用者情報管理部211であらかじめ登録している利用者識別子を参照し、この中に含まれているか否かをチェックする。
ステップS603にて利用者識別子が登録されたものであると判断された場合には(図中のYes)、ステップS604〜S607のスケジュール情報抽出処理を行い、それぞれの設定項目を図2に示すように利用者識別子と対応付けて登録する。
以下、図4に示したスケジュール情報記憶部612のデータが受信された場合を例にして各処理を説明する。
スケジュール日付情報抽出処理であるステップS604で「日付」の見出しを検出し、「2009.1.15」のデータを抽出して図2に示す“行動日付”に書き込む処理を行う。同様にスケジュール開始時間抽出処理であるステップS605で「時間」の見出しを検出し、「10:00」のデータを抽出して“目的地到着希望時刻”に書き込む処理を行い、場所(目的地)情報抽出処理であるステップS606で「場所(目的地)」の見出しを検出し、「c市d町」のデータを抽出して“目的地”へ書き込む処理を行い、場所(出発地)情報抽出処理であるステップS607で「場所(出発地)」の見出しを検出し、「a市b町」のデータを抽出して“出発地”へ書き込む処理を行う。スケジュール情報のうちA駅運行管理システム2にて不要となる情報(ここでは「内容」)は参照しないようにしている。
スケジュール日付情報抽出処理であるステップS604で「日付」の見出しを検出し、「2009.1.15」のデータを抽出して図2に示す“行動日付”に書き込む処理を行う。同様にスケジュール開始時間抽出処理であるステップS605で「時間」の見出しを検出し、「10:00」のデータを抽出して“目的地到着希望時刻”に書き込む処理を行い、場所(目的地)情報抽出処理であるステップS606で「場所(目的地)」の見出しを検出し、「c市d町」のデータを抽出して“目的地”へ書き込む処理を行い、場所(出発地)情報抽出処理であるステップS607で「場所(出発地)」の見出しを検出し、「a市b町」のデータを抽出して“出発地”へ書き込む処理を行う。スケジュール情報のうちA駅運行管理システム2にて不要となる情報(ここでは「内容」)は参照しないようにしている。
以上のように図2に示す利用者のスケジュール情報を登録する処理を行った後、ステップS608で旅客案内情報生成管理の処理を行う。
ステップS608は、図1の旅客案内情報生成部2102での処理である。
ステップS608は、図1の旅客案内情報生成部2102での処理である。
図7にステップS608の処理例を示すフローチャートを示す。
以下、図2、図3を参照しながら利用者識別子A001の場合を例に説明する。
図7においてステップS701で出発地及び目的地最寄駅検索を行う。ステップS701では図2で登録した「出発地」と「目的地」のそれぞれの最寄駅を検索して、図3の「出発地最寄駅」及び「目的地最寄駅」へ登録する処理を行う。
以下、図2、図3を参照しながら利用者識別子A001の場合を例に説明する。
図7においてステップS701で出発地及び目的地最寄駅検索を行う。ステップS701では図2で登録した「出発地」と「目的地」のそれぞれの最寄駅を検索して、図3の「出発地最寄駅」及び「目的地最寄駅」へ登録する処理を行う。
ステップS701では、利用者識別子A001の利用者の場合、まず、出発地「a市b町」の最寄駅と、目的地「c市d町」の最寄駅をそれぞれ地図データ記憶部213の地図データより検索する処理を行い、検出結果を図3の利用者識別子A001の「出発地最寄駅」と「目的地最寄駅」へ書き込んでいる。図3では「出発地最寄駅」に「A駅」、「目的地最寄駅」に「B駅」を例として登録している。
次にステップS702で目的地−目的地最寄駅間移動時間算出を行う。ステップS702では、A001の目的地「c市d町」と目的地最寄駅「B駅」の距離(de)を例えば地図データより算出する処理を行う。そして、例えば「徒歩」の場合を例に移動時間を算出する。「徒歩」の移動速度は、個人差があるが、一般的な「徒歩」の速度(V)を仮定して、移動時間(de/Vの計算値)を求め、図3の「目的地−目的地最寄駅間移動時間」に書き込む処理を行う。図では「15分(0:15)」を例として書き込んでいる。
次にステップS702で目的地−目的地最寄駅間移動時間算出を行う。ステップS702では、A001の目的地「c市d町」と目的地最寄駅「B駅」の距離(de)を例えば地図データより算出する処理を行う。そして、例えば「徒歩」の場合を例に移動時間を算出する。「徒歩」の移動速度は、個人差があるが、一般的な「徒歩」の速度(V)を仮定して、移動時間(de/Vの計算値)を求め、図3の「目的地−目的地最寄駅間移動時間」に書き込む処理を行う。図では「15分(0:15)」を例として書き込んでいる。
次に、ステップS703で出発地及び目的地最寄駅ダイヤグラム取得を行う。ステップS703では輸送指令システム1の線区ダイヤ管理装置102より目的地最寄駅のダイヤグラムを取得する処理を行うものである。出発地最寄駅が「A駅」の場合はA駅ダイヤ管理装置202から取得してもよい。
次にステップS704で目的地最寄駅到着時刻決定を行う。ステップS704では、最初に図2に登録されている「目的地到着希望時刻」からステップS702で算出した「目的地−目的地最寄駅間移動時間」を差し引いた時刻を算出する処理を行う。これは、目的地到着希望時刻に間に合うために「目的地最寄駅」に到着していなければならない時刻「目的地最寄駅到着希望時刻」を最初に求めておく処理である。
次にステップS704で目的地最寄駅到着時刻決定を行う。ステップS704では、最初に図2に登録されている「目的地到着希望時刻」からステップS702で算出した「目的地−目的地最寄駅間移動時間」を差し引いた時刻を算出する処理を行う。これは、目的地到着希望時刻に間に合うために「目的地最寄駅」に到着していなければならない時刻「目的地最寄駅到着希望時刻」を最初に求めておく処理である。
A001の場合、図2より「目的地到着希望時刻」は「10:00」、図3より「目的地−目的地最寄駅間移動時間」は「15分(0:15)」と登録されているので、「目的地最寄駅到着希望時刻」は「9:45」と算出され、図3に示すように登録しておく。そして、ステップS704では、ステップS703にて取得しておいた目的地最寄駅「B駅」のダイヤグラムから「9:45」までに到着する列車の時刻を抽出し、目的地最寄駅到着時刻を決定する。
図10に平常時のA駅及びB駅のダイヤグラム(時刻表)の例を示しており、ここではA駅−B駅間の列車の運行時間を30分として示している。また、ここでは表示する時刻は出発時刻ではなく、到着時刻とする。
図10のB駅のダイヤグラムでは、「9:45」までに到着する列車は「9:30」となっているので、S704では「9:30」の列車を抽出し、図3に示したように「目的地最寄駅到着時刻」に「9:30」を登録する処理を行う。この場合、「B駅」のダイヤグラムに「目的地最寄駅到着希望時刻」と同じ「9:45」があるので、「9:45」を登録しても良いが、これが到着時刻ではなく発車時刻を示す場合には、時間的なマージンが減少する。
次にステップS705で、出発地最寄駅乗車時刻抽出を行う。ステップS705では、ステップS704で抽出した「目的地最寄駅」に停車する列車が、「出発地最寄駅」となるA駅に到着する時刻をステップS703で取得した出発地最寄駅のダイヤグラムから抽出する処理を行う。ステップS705では「目的地最寄駅到着時刻」から遡って該当する列車の「目的地最寄駅乗車時刻」を抽出する処理を行う。
すなわちステップS705では、B駅到着時刻である「9:30」からA駅‐B駅間の運行時間30分を差し引いた「9:00」となる列車を図10に示したA駅ダイヤグラム(時刻表)より抽出し、図3の「出発地最寄駅乗車時刻」に「9:00」を登録する処理を行う。なお「A駅」のダイヤグラムは前記したように到着時刻を示すものとするが、出発時刻であっても良い。しかし、ここでも前者の方が時間的なマージンを大きくとることができる。
図10のB駅のダイヤグラムでは、「9:45」までに到着する列車は「9:30」となっているので、S704では「9:30」の列車を抽出し、図3に示したように「目的地最寄駅到着時刻」に「9:30」を登録する処理を行う。この場合、「B駅」のダイヤグラムに「目的地最寄駅到着希望時刻」と同じ「9:45」があるので、「9:45」を登録しても良いが、これが到着時刻ではなく発車時刻を示す場合には、時間的なマージンが減少する。
次にステップS705で、出発地最寄駅乗車時刻抽出を行う。ステップS705では、ステップS704で抽出した「目的地最寄駅」に停車する列車が、「出発地最寄駅」となるA駅に到着する時刻をステップS703で取得した出発地最寄駅のダイヤグラムから抽出する処理を行う。ステップS705では「目的地最寄駅到着時刻」から遡って該当する列車の「目的地最寄駅乗車時刻」を抽出する処理を行う。
すなわちステップS705では、B駅到着時刻である「9:30」からA駅‐B駅間の運行時間30分を差し引いた「9:00」となる列車を図10に示したA駅ダイヤグラム(時刻表)より抽出し、図3の「出発地最寄駅乗車時刻」に「9:00」を登録する処理を行う。なお「A駅」のダイヤグラムは前記したように到着時刻を示すものとするが、出発時刻であっても良い。しかし、ここでも前者の方が時間的なマージンを大きくとることができる。
次にステップS706で、出発地−出発地最寄駅間移動時間算出を行う。ステップS706では、ステップS702と同様の処理を行うものであり、図2で登録される「出発地」と「出発地最寄駅」のA駅までの距離(ds)を抽出し、「徒歩」の場合の移動速度(V)を仮定して移動時間(ds/V)を求め、図3の「出発地−出発地最寄駅間移動時間」に書き込む処理を行う。図3では例として「30分(0:30)」を登録している。
最後にステップS707で、旅客案内情報送信予定時刻決定を行う。
ステップS707では、「出発地最寄駅乗車時刻」からステップS706で算出した「出発地−出発地最寄駅間移動時間」を差し引く処理を行い、利用者へ旅客案内情報を送信する時間を決定する。利用者識別子A001の利用者は、「出発地最寄駅乗車時刻」は「9:00」、「出発地−出発地最寄駅間移動時間」は「30分(0:30)」となっているので、ステップS707では「8:30」を算出し、図3の「旅客案内情報送信予定時刻」に「8:30」を登録する処理を行う。
ステップS707では、「出発地最寄駅乗車時刻」からステップS706で算出した「出発地−出発地最寄駅間移動時間」を差し引く処理を行い、利用者へ旅客案内情報を送信する時間を決定する。利用者識別子A001の利用者は、「出発地最寄駅乗車時刻」は「9:00」、「出発地−出発地最寄駅間移動時間」は「30分(0:30)」となっているので、ステップS707では「8:30」を算出し、図3の「旅客案内情報送信予定時刻」に「8:30」を登録する処理を行う。
図7において、ステップS701、S702、S706は携帯電話6側にて処理し、処理結果をA駅運行管理システム2へ通知するようにしてもよい。
この場合、携帯電話6(携帯電話全体制御部601)は、地図データ記憶部611の地図データに基づいて抽出することにより、ステップS701の出発地及び目的地最寄駅検索処理を行う。また、ステップS702の目的地−目的地最寄駅間移動時間算出処理とステップS706の出発地−出発地最寄駅間移動時間算出処理は、前記では「徒歩」の移動速度を一般的な速度(V)と仮定して求める例を示したが、携帯電話6にて利用者が実際に使用する移動手段、個々の運動能力などにあわせた移動速度を設定して求めておけば、より個々の利用者の事情にあった正確な旅客案内情報とすることが可能となる。
この場合、携帯電話6(携帯電話全体制御部601)は、地図データ記憶部611の地図データに基づいて抽出することにより、ステップS701の出発地及び目的地最寄駅検索処理を行う。また、ステップS702の目的地−目的地最寄駅間移動時間算出処理とステップS706の出発地−出発地最寄駅間移動時間算出処理は、前記では「徒歩」の移動速度を一般的な速度(V)と仮定して求める例を示したが、携帯電話6にて利用者が実際に使用する移動手段、個々の運動能力などにあわせた移動速度を設定して求めておけば、より個々の利用者の事情にあった正確な旅客案内情報とすることが可能となる。
図8は旅客案内情報送信部2104の処理例となるフローチャートを示している。
図8において、ステップS801では旅客案内情報提供予定利用者識別子の有無をチェックし、ステップS802では旅客案内情報提供予定利用者識別子を読出す。ステップS801では、図2の利用者スケジュール管理テーブルを参照し、例えば行動日付が列車運行当日と一致する利用者識別子の有無をチェックする処理を行う。該当する利用者識別子が検出されない場合には(図中のNo)処理を終了するが、検出された場合には(図中のYes)ステップS802で該当する利用者識別子を読み出す処理を行う。
図8において、ステップS801では旅客案内情報提供予定利用者識別子の有無をチェックし、ステップS802では旅客案内情報提供予定利用者識別子を読出す。ステップS801では、図2の利用者スケジュール管理テーブルを参照し、例えば行動日付が列車運行当日と一致する利用者識別子の有無をチェックする処理を行う。該当する利用者識別子が検出されない場合には(図中のNo)処理を終了するが、検出された場合には(図中のYes)ステップS802で該当する利用者識別子を読み出す処理を行う。
ステップS803では運行乱れ発生有無をチェックする。ここでは旅客案内装置204にて、運行乱れ発生の情報があるか否かをチェックする処理を行う。運行乱れ発生が無い場合には(図中のNo)、ステップS805以下の処理を行い、運行乱れが有る場合には(図中のYes)、ステップS804で利用者旅客案内情報を更新した後に、ステップS805以下の処理を行う。ステップS804の処理は図1における運行乱れ時旅客案内情報更新部2103での処理である。これについては後に詳しく述べる。
ステップS805では旅客案内情報の提供予定時刻が到達した利用者の識別子を抽出する。ここでは図3に示す旅客案内情報送信予定時間と現在時刻とを比較し、予定時間となる利用者識別子を図3のテーブルより読み出す処理を行うものである。
ステップS806では利用者識別子に対応した電子メールアドレスの読出しを行う。ここではステップS805で読み出された利用者識別子の電子メールアドレスを、図2のテーブルから読み出す処理を行うものである。
ステップS806では利用者識別子に対応した電子メールアドレスの読出しを行う。ここではステップS805で読み出された利用者識別子の電子メールアドレスを、図2のテーブルから読み出す処理を行うものである。
ステップS807では旅客案内情報の送信を行う。外部通信装置214を制御して電子メール送受信に係る処理の通信プロトコル処理を行い、ステップS806で読み出した電子メールアドレス宛に旅客案内情報を送信する処理を行う。これにより利用者の所持する携帯電話6へ旅客案内情報が送出される。これにあわせて旅客案内装置204が提供する運行遅延情報も送信するようにしても良い。
なお、旅客案内情報の実際の送信時刻は、図3に登録した「旅客案内情報送信予定時刻」より早ければ良く、例えば「旅客案内情報送信予定時刻」の30分前に送信してもよい。これにより利用者に出かける時間が近づいていることを知らせることも可能である。
なお、旅客案内情報の実際の送信時刻は、図3に登録した「旅客案内情報送信予定時刻」より早ければ良く、例えば「旅客案内情報送信予定時刻」の30分前に送信してもよい。これにより利用者に出かける時間が近づいていることを知らせることも可能である。
前記したように、ステップS803にて運行乱れが発生している場合には、ステップS804の利用者旅客案内情報更新処理を実施する。ステップS804の詳細について図9を用いて説明する。
ステップS804は図1に示した利用者旅客案内情報更新部2103での処理であり、図9は利用者旅客案内情報更新部2103の処理例となるフローチャートを示している。図9において、図7と同様の処理で良いものには同一の符号を付している。
ステップS804は図1に示した利用者旅客案内情報更新部2103での処理であり、図9は利用者旅客案内情報更新部2103の処理例となるフローチャートを示している。図9において、図7と同様の処理で良いものには同一の符号を付している。
図9において、ステップS901では目的地最寄駅のダイヤグラムを取得する。ここでは、図1における線区ダイヤ管理装置102より、図3で登録されている目的地最寄駅のダイヤグラムを取得する処理を行う。取得するダイヤグラムは運行乱れに応じて変更がなされたダイヤグラムであり、本ダイヤグラムをもとに、目的地最寄駅到着時刻決定処理であるステップS704を再度実行して、ダイヤグラム変更後の時刻を抽出する処理を行う。
図11は運行乱れが生じ、輸送指令システム1にて、図10の平常時のダイヤグラム(時刻表)を変更した結果のダイヤグラム(時刻表)の例を示している。図11は20分遅れとなった場合の例を示している。
図11の場合、ステップS704の処理により「目的地最寄駅到着希望時刻」である「9:45」に間に合う列車の時間「9:20」を抽出し、図3に示した目的地最寄駅到着時刻「9:30」を変更する処理を行う。
図11の場合、ステップS704の処理により「目的地最寄駅到着希望時刻」である「9:45」に間に合う列車の時間「9:20」を抽出し、図3に示した目的地最寄駅到着時刻「9:30」を変更する処理を行う。
図12は運行遅延が発生した際に、図11のダイヤグラムに基づき図3を更新した旅客案内管理テーブルを示している。図12は利用者識別子A001のみを示しているが、他の利用者識別子の情報も更新する。
ステップS902は目的地へ間に合う列車の有無をチェックする処理であり、目的地最寄駅到着時刻決定処理を行うステップS704の結果から「目的地最寄駅到着希望時刻」に間に合う列車が有るか否かチェックする。図11からは「9:20」の列車が抽出されているのでここでは「有り」と判定される。
ステップS902は目的地へ間に合う列車の有無をチェックする処理であり、目的地最寄駅到着時刻決定処理を行うステップS704の結果から「目的地最寄駅到着希望時刻」に間に合う列車が有るか否かチェックする。図11からは「9:20」の列車が抽出されているのでここでは「有り」と判定される。
ステップS704での処理の結果、「目的地到着希望時刻」に間に合う列車がある場合には(図中のYes)、図7と同様にステップS705では出発地最寄駅乗車時刻抽出を行う。次にステップS903で図3に示す出発地−出発地最寄駅間移動時間を読出したうえで、ステップS707で旅客案内情報送信予定時刻を決定する。その結果を用いて、図3に登録されている「出発地最寄駅乗車時刻」、「旅客案内情報送信予定時刻」を変更する処理を行う。
図11の場合、ステップS704で更新した「目的地最寄駅到着時刻」の「9:20」からA駅−B駅間運行時間30分を差し引いた時刻「8:50」の列車を変更後のA駅ダイヤグラムより抽出して、図12に示すように「出発地最寄駅乗車時刻」を「9:00」から「8:50」に更新する。
図11の場合、ステップS704で更新した「目的地最寄駅到着時刻」の「9:20」からA駅−B駅間運行時間30分を差し引いた時刻「8:50」の列車を変更後のA駅ダイヤグラムより抽出して、図12に示すように「出発地最寄駅乗車時刻」を「9:00」から「8:50」に更新する。
ステップS903は、図3に登録されている出発地−出発地最寄駅移動時間を読出し、ステップS707にて「出発地最寄駅乗車時刻」からステップS903で読み出した移動時間(この場合は30分)を差し引いて「8:20」を算出して、「旅客案内情報送信予定時刻」を「8:30」から「8:20」に更新する。
ステップS902にて目的地へ間に合う列車が無いと判定した場合には(図中のNo)、ステップS904で代替交通機関の有無をチェックする。ステップS904では代替交通機関運行情報管理部212を調査し、「目的地」へ向かう代替交通機関があるか否かをチェックするものである。代替交通機関が無い場合には(図中のNo)、ステップS905で目的地最寄駅への最速到着時刻を決定する。ステップS905では、たとえば図11のように変更された目的地最寄駅ダイヤグラムより、「目的地最寄駅」に最も早く到着する列車時刻を抽出する処理を行う。そして、さきのステップS705以下の処理を行って、図3の旅客案内情報を更新する。この場合は目的地に当初の希望時刻までに到着できないことがあるが、最も少ない遅延で目的地に到着することができる。
ステップS904にて代替交通機関がある場合には(図中のYes)、ステップS906で目的地最寄駅へ到着する代替交通機関のダイヤグラムを取得する。ステップS906では、これを代替交通機関運行情報管理部212より取得する。これをもとに、前述の図11、図12での例と同様にステップS704からの処理を再実行し、図3の旅客案内情報を更新する。
以上のように、図8のステップS803にて運行乱れ発生を検出した場合は、利用者情報更新処理S804を行い、更新した旅客案内情報をもとに、ステップS805以降の処理を行って、利用者の携帯電話6へ旅客案内情報を送信する。
以上のように、図8のステップS803にて運行乱れ発生を検出した場合は、利用者情報更新処理S804を行い、更新した旅客案内情報をもとに、ステップS805以降の処理を行って、利用者の携帯電話6へ旅客案内情報を送信する。
以上説明したように、本発明によれば、利用者が携帯電話に設定したスケジュール情報(行動日時、目的地の場所、目的地への到着希望時刻など)に基づいて、旅客案内情報を提供するので、利用者は列車の時刻を意識しなくても、利用者の行動に即した旅客案内情報が提供されるようになり、利便性向上が図れる。また、運行乱れが生じた場合には、遅延に応じて、代替交通機関も含めて、案内する列車の情報、旅客案内情報送信時刻を更新して提供するので、利用者は、通知される案内に従うだけで良く、運行回復までの時間調整や代替交通機関利用にかかる調査など、従来必要であった手間を低減することができる。
また、本発明の旅客案内情報提供システムは、利用者が乗車すべき列車の時刻から出発地と駅までの移動時間を考慮して、利用者が出かける前に通知するようにしているので、利用者が出かける時間を遅れてしまうような事態を防止するためにも有効である。
また、本発明の旅客案内情報提供システムは、利用者が乗車すべき列車の時刻から出発地と駅までの移動時間を考慮して、利用者が出かける前に通知するようにしているので、利用者が出かける時間を遅れてしまうような事態を防止するためにも有効である。
ここまで説明に用いた実施形態は一例であって、本発明を限定するものではない。たとえばブロック構成図やフローチャートについて、本発明の趣旨のもとで様々な変更を加えた例が考えられるが、いずれも本発明の範疇にある。
1:輸送指令システム、2:A駅運行管理システム、3:B駅運行管理システム、4:インターネット、5:移動体通信網、6:携帯電話、101:輸送指令装置、102:線区ダイヤ管理装置、103:輸送指令ネットワーク、201:A駅システム管理装置、202:A駅ダイヤ管理装置、203:列車運行制御装置、204:旅客案内装置、205:運行管理ネットワーク、206:信号機、207:転てつ機、208:発車標、209:案内放送装置、210:旅客案内情報提供制御装置、2101:利用者スケジュール情報管理部、2102:旅客案内情報生成部、2103:運行乱れ時旅客案内情報更新部、2104:旅客案内情報送信部、211:利用者情報管理部、212:代替交通機関運行情報管理部、213:地図データ記憶部、214:外部通信装置、601:携帯電話全体制御部、6011:スケジュール情報管理処理部、602:アンテナ、603:無線I/F部、604:スピーカ、605:マイク、606:携帯音声I/F部、607:携帯表示部、608:携帯操作部、609:カレンダ機能部、610:GPS受信部、611:地図データ記憶部、612:スケジュール情報記憶部。
Claims (10)
- 携帯情報端末装置と列車の運行管理装置を含み前記列車の利用者に旅客案内情報を提供する旅客案内情報提供システムであって、
前記携帯情報端末装置は、
少なくも前記利用者の出発地、目的地及び目的地到着希望時刻を含むスケジュール情報を記憶するスケジュール情報記憶部と、
該スケジュール情報記憶部に記憶された前記スケジュール情報を前記運行管理装置に送信し、前記運行管理装置で生成され送信された前記旅客案内情報を受信する通信部と、
前記通信部で受信された前記旅客案内情報を表示するための表示出力部を有し、
前記運行管理装置は、
前記列車における駅発着時刻を含む運行計画を定めたダイヤグラムを格納するダイヤグラム格納部と、
前記受信したスケジュール情報と前記ダイヤグラム格納部に格納されたダイヤグラムに基づき前記利用者に対する前記旅客案内情報を生成する旅客案内情報提供制御部と、
前記生成した旅客案内情報を前記携帯情報端末装置に送信し、前記携帯情報端末装置より送信された前記スケジュール情報を受信する外部通信部を有することを特徴とする旅客案内情報提供システム。 - 請求項1に記載の旅客案内情報提供システムにおいて、
前記運行管理装置の旅客案内情報提供制御部は、
地図データを記憶する地図データ記憶部と、
前記旅客案内情報を生成する旅客案内情報生成部を有し、
該旅客案内情報生成部は、前記外部通信部で受信した前記スケジュール情報が含む前記利用者の出発地及び目的地の情報に基づき、前記地図データ記憶部に記憶された地図データを参照して前記出発地及び目的地の最寄駅を決定し、
また前記旅客案内情報生成部は、前記外部通信部で受信した前記スケジュール情報が含む前記利用者の目的地到着希望時刻に基づき、該目的地到着希望時刻より前記決定した目的地の最寄駅から前記目的地への移動時間を差し引いた時刻までに前記目的地の最寄駅に到着する列車が、前記決定した出発地の最寄駅に到着ないし出発する時刻を前記ダイヤグラム格納部に格納されたダイヤグラムより抽出し、
さらに前記旅客案内情報生成部は、前記出発地の最寄駅到着ないし出発時刻より前記出発地から前記出発地の最寄駅への移動時間を差し引いた時刻を前記旅客案内情報の送信予定時刻と設定し、
前記外部通信部は、遅くとも前記旅客案内情報の送信予定時刻までに、前記旅客案内情報生成部で抽出された出発地の最寄駅に到着ないし出発する時刻を含む旅客案内情報を前記携帯端末へ送信することを特徴とする旅客案内情報提供システム。 - 請求項1に記載の旅客案内情報提供システムにおいて、
前記携帯情報端末装置は、
地図データを記憶する地図データ記憶部と、
前記スケジュール情報を管理し処理するスケジュール情報管理処理部を有し、
該スケジュール情報管理処理部は、前記スケジュール情報記憶部に記憶された前記スケジュール情報が含む前記利用者の出発地及び目的地の情報に基づき、前記地図データ記憶部に記憶された地図データを参照して前記利用者の出発地及び目的地の最寄駅を決定し、
また前記スケジュール情報管理処理部は、前記出発地から前記決定した出発地の最寄駅までの出発地移動時間と、前記決定した目的地の最寄駅から目的地までの目的地移動時間を決定し、
前記通信部は、前記利用者の目的地到着希望時刻、前記決定した出発地の最寄駅、目的地最寄駅、出発地移動時間、および目的地移動時間を含む前記スケジュール情報を前記運行管理装置に送信し、
前記運行管理装置の旅客案内情報提供制御部は、
前記旅客案内情報を生成する旅客案内情報生成部を有し、
該旅客案内情報生成部は、前記外部通信部で受信した前記スケジュール情報が含む目的地到着希望時刻に基づき、該目的地到着希望時刻より前記目的地移動時間を差し引いた時刻までに前記目的地の最寄駅に到着する列車が、前記決定した出発地の最寄駅に到着ないし出発する時刻を前記ダイヤグラム格納部に格納されたダイヤグラムより抽出し、
また前記旅客案内情報生成部は、前記出発地の最寄駅に到着ないし出発する時刻より前記出発地移動時間を差し引いた時刻を旅客案内情報の送信予定時刻と設定し、
前記外部通信部は、遅くとも前記旅客案内情報の送信予定時刻までに、前記旅客案内情報生成部で抽出された出発地の最寄駅に到着ないし出発する時刻を含む旅客案内情報を前記携帯端末へ送信することを特徴とする旅客案内情報提供システム。 - 請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の旅客案内情報提供システムにおいて、前記旅客案内情報提供制御部は、運行遅延時における変更されたダイヤグラムに基づき前記旅客案内情報を生成する運行乱れ時旅客案内情報更新部を有し、前記外部通信部は運行遅延時には前記運行乱れ時旅客案内情報更新部で生成された旅客案内情報を前記携帯端末へ送信することを特徴とする旅客案内情報提供システム。
- 請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の旅客案内情報提供システムにおいて、前記運行管理装置の旅客案内情報提供制御部は、運行遅延が生じた際に案内する代替交通機関のダイヤグラムを管理する代替交通機関運行情報管理部を有し、前記旅客案内情報制御部が目的地到着希望時刻へ間に合う列車が無いと判定した場合には、前記旅客案内情報制御部は前記代替交通機関運行情報管理部で管理するダイヤグラムに基づき前記旅客案内情報を生成し、前記外部通信部は前記代替交通機関運行情報管理部で管理するダイヤグラムに基づき生成された旅客案内情報を前記携帯端末へ送信することを特徴とする旅客案内情報提供システム。
- 携帯情報端末装置と列車の運行管理装置を含み前記列車の利用者に旅客案内情報を提供する旅客案内情報提供システムの携帯情報端末装置であって、
少なくも前記利用者の出発地、目的地及び目的地到着希望時刻を含むスケジュール情報を記憶するスケジュール情報記憶部と、
該スケジュール情報記憶部に記憶された前記スケジュール情報を前記運行管理装置に送信し、前記運行管理装置で生成され送信された前記旅客案内情報を受信する通信部と、
前記通信部で受信された前記旅客案内情報を表示するための表示出力部と、
地図データを記憶する地図データ記憶部と、
前記スケジュール情報を管理し処理するスケジュール情報管理処理部を有し、
該スケジュール情報管理処理部は、前記スケジュール情報記憶部に記憶された前記スケジュール情報が含む前記利用者の出発地及び目的地の情報に基づき、前記地図データ記憶部に記憶された地図データを参照して前記利用者の出発地及び目的地の最寄駅を決定し、
また前記スケジュール情報管理処理部は、前記出発地から前記決定した出発地の最寄駅までの出発地移動時間と、前記決定した目的地の最寄駅から目的地までの目的地移動時間を決定し、
前記通信部は、前記利用者の目的地到着希望時刻、前記決定した出発地の最寄駅、目的地最寄駅、出発地移動時間、および目的地移動時間を含む前記スケジュール情報を前記運行管理装置に送信することを特徴とする旅客案内情報提供システムの携帯情報端末装置。 - 携帯情報端末装置と列車の運行管理装置を含み前記列車の利用者に旅客案内情報を提供する旅客案内情報提供システムの運行管理装置であって、
前記列車における駅発着時刻を含む運行計画を定めたダイヤグラムを格納するダイヤグラム格納部と、
前記携帯情報端末装置から受信したスケジュール情報と前記ダイヤグラム格納部に格納-されたダイヤグラムに基づき前記利用者に対する前記旅客案内情報を生成する旅客案内情報提供制御部と、
前記生成した旅客案内情報を前記携帯情報端末装置に送信し、前記携帯情報端末装置より送信された前記スケジュール情報を受信する外部通信部を有することを特徴とする旅客案内情報提供システムの運行管理装置。 - 請求項7に記載の旅客案内情報提供システムの運行管理装置において、
前記運行管理装置の旅客案内情報提供制御部は、
地図データを記憶する地図データ記憶部と、
前記旅客案内情報を生成する旅客案内情報生成部を有し、
該旅客案内情報生成部は、前記外部通信部で受信した前記スケジュール情報が含む前記利用者の出発地及び目的地の情報に基づき、前記地図データ記憶部に記憶された地図データを参照して前記出発地及び目的地の最寄駅を決定し、
また前記旅客案内情報生成部は、前記外部通信部で受信した前記スケジュール情報が含む前記利用者の目的地到着希望時刻に基づき、該目的地到着希望時刻より前記決定した目的地の最寄駅から前記目的地への移動時間を差し引いた時刻までに前記目的地の最寄駅に到着する列車が、前記決定した出発地の最寄駅に到着ないし出発する時刻を前記ダイヤグラム格納部に格納されたダイヤグラムより抽出し、
さらに前記旅客案内情報生成部は、前記出発地の最寄駅到着ないし出発時刻より前記出発地から前記出発地の最寄駅への移動時間を差し引いた時刻を前記旅客案内情報の送信予定時刻と設定し、
前記外部通信部は、遅くとも前記旅客案内情報の送信予定時刻までに、前記旅客案内情報生成部で抽出された出発地の最寄駅に到着ないし出発する時刻を含む旅客案内情報を前記携帯端末へ送信することを特徴とする旅客案内情報提供システムの運行管理装置。 - 請求項7または8に記載の旅客案内情報提供システムの運行管理装置において、前記旅客案内情報提供制御部は、運行遅延時における変更されたダイヤグラムに基づき前記旅客案内情報を生成する運行乱れ時旅客案内情報更新部を有し、前記外部通信部は運行遅延時には前記運行乱れ時旅客案内情報更新部で生成された旅客案内情報を前記携帯端末へ送信することを特徴とする旅客案内情報提供システムの運行管理装置。
- 請求項7乃至請求項9のいずれか一項に記載の旅客案内情報提供システムの運行管理装置において、前記旅客案内情報提供制御部は、運行遅延が生じた際に案内する代替交通機関のダイヤグラムを管理する代替交通機関運行情報管理部を有し、前記旅客案内情報制御部が目的地到着希望時刻へ間に合う列車が無いと判定した場合には、前記旅客案内情報制御部は前記代替交通機関運行情報管理部で管理するダイヤグラムに基づき前記旅客案内情報を生成し、前記外部通信部は前記代替交通機関運行情報管理部で管理するダイヤグラムに基づき生成された旅客案内情報を前記携帯端末へ送信することを特徴とする旅客案内情報提供システムの運行管理装置。
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JP2009104044A JP2010254024A (ja) | 2009-04-22 | 2009-04-22 | 旅客案内情報提供システム、旅客案内情報提供システムの携帯情報端末装置および旅客案内情報提供システムの運行管理装置 |
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