JP2005206467A - 毛髪化粧料 - Google Patents

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Abstract

【課題】毛髪に対し、自然な光沢を与え、しかもべたつきがなく、滑らかな感触、優れたコンディショニング効果を付与る毛髪化粧料を提供する。
【解決手段】特定の高分子シリコーン、特定の低分子シリコーン、揮発性油剤、特定の植物油を組み合わせて配合し、非水系であることを特徴とする毛髪化粧料。
【選択図】なし

Description

本発明は、毛髪に対し、自然な光沢を与え、しかもべたつきがなく、滑らかな感触、優れたコンディショニング効果を付与し、かつ安定性に優れた非水系であることを特徴とする毛髪化粧料に関するものである。
従来、毛髪化粧料としてヘアージェル、ヘアークリーム、ヘアーフォーム、ヘアーローションなどが使用されている。これらの毛髪化粧料は一般にシリコーン油、エステル油、炭化水素油などの油分や、被膜形成能を有する高分子化合物を可溶化、分散または乳化して配合しているのが一般的で、特に艶の付与をする目的で、シリコーン油に代表される液状油分が汎用されいる。例えば、高分子シリコーンと低沸点シリコーン油を配合することによって、髪のなめらかさやセット保持力を有する毛髪化粧料(特許文献1参照。)、高分子量ジメチルポリシロキサンと非水系溶剤と噴射剤を含むエアゾールスプレー組成物によって、光沢や滑らかな感触を付与する毛髪非水系エアゾールスプレー組成物(特許文献2参照。)が開示されている。しかしながら、これらの高分子シリコーンを含有した組成物は、艶においては優れているものの、冬場の乾燥時に毛髪がパサついたり、毛髪のなめらかさなどのコンディショニング性において不十分であるという欠点があった。特に近年、カラーリングを施術することが流行し、また、巻き髪をつくるためにドライヤーやアイロンを使用することなどにより、アルカリや過酸化水素などの化学的薬剤や熱が原因となって、毛髪表面及び毛髪内部のタンパク質が変質するなど、損傷を受けた毛髪が増加している。これらの毛髪においては、上記従来の組成物では、なめらかな手触りや髪のまとまり、落ち着きなど自然な仕上がりなどを付与することは不十分であった。そのため、自然な光沢を与え、しかもべたつきがなく、滑らかな感触、優れたコンディショニング効果を付与できる毛髪化粧料が強く求められている。
特開昭63−183517号公報 特開平4−128213号公報
本発明の目的とするところは、毛髪に対し、自然な光沢を与え、しかもべたつきがなく、滑らかな感触、優れたコンディショニング効果を付与し、かつ安定性に優れた毛髪化粧料を提供することにある。
本発明者等は、上記目的を達成するために、鋭意研究を重ねた結果、特定の高分子シリコーン、特定の低分子シリコーン、揮発性油剤、特定の植物油を組み合わせて配合することにより、自然な光沢を与え、しかもべたつきがなく、滑らかな感触、優れたコンディショニング効果を付与し、かつ安定性に優れていることを見出して本発明を完成するに至った。
即ち、本発明の請求項1の発明は、下記(A)〜(D)を含有し、非水系であることを特徴とする毛髪化粧料であり、
(A)一般式1:
Figure 2005206467
[式中、Rはメチル基または一部がフェニル基を表し、RはRと同一またはメチル基または水酸基を表し、Rは式RZ{Rは3〜6の炭素原子を有する2価のアルキレン基を表し、Zは−NR 、−N 、−NR(CHNR 、−NR(CH および−NR(CHN(R)C=O(R)(R)は水素または1〜4の炭素原子を有するアルキル基を表し、Rは1から4の炭素原子を有するアルキル基を表し、Aは塩素、ヨウ素または臭素原子を表し、aは2〜6の整数である)からなる群から選ばれる1価の基を表す。}で表し、m+nは500〜2,500の整数を表す。}で表し、m+nは500〜2,500の整数を表す。]で表される高分子シリコーン、
(B)一般式2:
Figure 2005206467
(Rはメチル基または一部がフェニル基を表し、Rはメチル基または水酸基を表し、pは10〜100の整数を表す。)で表される低分子シリコーン、
(C)沸点が100〜260℃の範囲にあるイソパラフィン系炭化水素、珪素数が2〜8の揮発性シリコーン、メチルトリストリメチルシロキシシランからなる揮発性油剤より選ばれた一種類以上、
(D)ヨウ素価が120以下の植物油、
請求項2の発明は、更に油溶性紫外線吸収剤を含有する請求項1記載の毛髪化粧料である。
本発明により、毛髪に対し、自然な光沢を与え、しかもべたつきがなく、滑らかな感触、優れたコンディショニング効果を付与る毛髪化粧料を提供することができる。
以下、本発明の実施形態について詳述する。
本発明で使用する一般式1で示される高分子シリコーンは、Rはメチル基または一部がフェニル基を表し、RはRと同一またはメチル基または水酸基を表し、Rは式RZ{Rは3〜6の炭素原子を有する2価のアルキレン基を表し、Zは−NR 、−N 、−NR(CHNR 、−NR(CH および−NR(CHN(R)C=O(R)(R)は水素または1〜4の炭素原子を有するアルキル基を表し、Rは1から4の炭素原子を有するアルキル基を表し、Aは塩素、ヨウ素または臭素原子を表し、aは2〜6の整数である)からなる群から選ばれる1価の基を表す。}で表し、m+nは500〜2,500の整数を表す。}で表し、m+nは500〜2,500の整数で表される高分子量のものであり、分子量としては、約2万〜20万程度であり、性状は常温で軟質ゴム状にまで至らない流動性のある粘性で、25℃において1万〜500万mm/sの粘度を示すものである。具体的には、ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、ジメチコノール、末端水酸基メチルフェニルポリシロキサン、アミノ基またはアンモニウム基変性シリコーンなどがあげられる。これら高分子シリコーンは市販されており、それらを例示すると、信越化学工業社製のKF−96H(1万cs〜100万cs)、KF−8015、KF−8017、KF−8020、東レダウコーニングシリコーン社製のSH200C(10,000cs〜350万cs)、GE東芝シリコーン社製のTSF−451(6,000cs〜100万cs)、TSF4707、TSF4705等があげられる。
本発明において高分子シリコーンの配合量は、毛髪化粧料の総量を基準として通常1〜30質量%(以下、%とする)であり、好ましくは、5〜20%である。1%未満では十分な効果が得られない場合があり、30%を超えると毛髪へ不均一に付着してかえってごわつき等を生じる場合があり好ましくない。
本発明で使用する一般式2で示される低分子シリコーンは、Rはメチル基または一部がフェニル基を表し、Rはメチル基または水酸基を表し、pは10〜100の整数である低分子タイプのものであり、分子量としては、約500〜8,000程度であり、性状は常温で流動性のある液状で、25℃において6〜300mm/sの粘度を示すものである。具体的には、ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサンなどがあげられる。これら低分子シリコーンは市販されており、それらを例示すると、信越化学工業社製のKF−96A(10cs〜300cs)、KF−50(100cs〜300cs)、KF−53、KF−54、KF−56、東レダウコーニングシリコーン社製のSH200C(10cs〜300cs)、SH−556、GE東芝シリコーン社製のTSF−451(6cs〜300cs)、TSF431、TSF433、TSF437、SF1550、TSF484等があげられる。
本発明において低分子シリコーンの配合量は、毛髪化粧料の総量を基準として通常0.5〜50%であり、好ましくは、1〜40%である。0.5%未満ではしなやかさ等の効果が不十分な場合があり、50%を超えると目的とする自然な艶が得られない場合があり好ましくない。
本発明で使用する揮発性油としては、沸点が100〜260℃の範囲にあるイソパラフィン系炭化水素、珪素数が2〜8の揮発性シリコーン、メチルトリストリメチルシロキシシランがあげられる。沸点が100〜260℃の範囲にあるイソパラフィン系炭化水素は、イソブテンとn−ブテンを共重合したものを水素添加して得られる炭素数12〜28の軽質流動イソパラフィン、石油から精製して得られる揮発性の炭化水素混合物である炭素数6〜30の軽質流動パラフィンがあげられ、例えば、日本油脂社製のNAS−3、NAS−4、NAS−5、エクソン社製のアイソパーC、同D、同E、同E、同G、同H、同K、同L、同M、シェル社製のシェルゾール71、日本石油化学社製の日石アイメゾール
300、同400、フィリップ社製のソルトロール100、同130、同22等があげられる。珪素数が2〜8の揮発性シリコーンとしては、オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、テトラデカメチルシクロヘキサシロキサン、オクタメチルトリシロキサンおよびデカメチルテトラシロキサン等であり、それらの市販品を例示すると、信越化学工業社製のKF−96A−1cs、KF−96A−1.5cs、KF−995、東レダウコーニングシリコーン社製のSH244、SH344、SH245、DC345、DC246、SH200C−1cs、SH200C−1.5cs、GE東芝シリコーン社製のTSF404、TSF405、TSF4045、TSF451−1A、TSF451−1.5A等があげられる。メチルトリストリメチルシロキシシランは、別名メチルトリメチコンであり、市販品を例示すると信越化学工業社製のTMF−1.5等があげられる。
本発明においては、これら揮発性油の中から、一種又は二種以上を適宜選択して用いることができる。これら、揮発性油の配合量は、毛髪化粧料の総量を基準として通常30〜95%であり、好ましくは、40〜90%である。30%未満では、毛髪に強いべたつきを生じる場合があり、また95%を超えると、目的とする効果が不十分となる場合があるため好ましくない。
本発明に使用される植物油は、不乾性植物油および半乾性植物油に分類される植物油であり、主成分のトリグリセライドを構成する脂肪酸として、リノール酸やリノレイン酸含有量が少なく、化粧品原料基準・一般試験法・ヨウ素価測定法によって試験を行ったとき、その値が120以下の植物油である。ヨウ素価が120を超える植物油の場合、非水系の毛髪化粧料に配合したとき、保存安定性が悪く、濁りや沈殿を生じ、また日光暴露によっても変質して析出する等好ましくない。ヨウ素値が120以下の植物油を例示すると、サザンカ油、ツバキ油、落花生油、ヒマシ油、オリーブ油、小麦胚芽油、ゴマ油、綿実油、ナタネ油、とうもろこし油、ヒマワリ油、ハイオレイックヒマワリ油、ブドウ種子油、アボガド油、アーモンド油、コメヌカ油、米油、ダイズ油、パーシック油、杏仁油、シアバター、マカデミアナッツ油、メドフォーム油等の植物性油、ホホバ油等の植物性エステル、植物性スクワラン等の植物性炭化水素などがあげられる。
本発明においては、これらの植物油の中から、一種又は二種以上を適宜選択して用いることができ、その配合量は、毛髪化粧料の総量を基準として通常0.1〜10%であり、好ましくは、0.2〜5%である。0.1%未満では、毛髪にしなやかな感触を与えることができない場合があり、また10%を超えると、べたつき等を生じる場合があるため好ましくない。
本発明においては、さらに油溶性紫外線吸収剤を含有させることにより、保存安定性および紫外線からの毛髪損傷を防止することができる。油溶性紫外線吸収剤としては、パラジメチルアミノ安息香酸オクチル、4−[N,N−ジ(2−ヒドロキシプロピル)アミノ]安息香酸エチルなどの安息香酸エステル系紫外線吸収剤、サリチル酸オクチル、サリチル酸ベンジル、サリチル酸p−tert−ブチルフェニルなどのサリチル酸系紫外線吸収剤、ケイ皮酸ベンジル、パラメトキシケイ皮酸オクチル、パラメトキシケイ皮酸イソプロピルなどのケイ皮酸系紫外線吸収剤、ヒドロキシメトキシベンゾフェノン、ジヒドロキシジメトキシベンゾフェノンなどのベンゾフェノン系紫外線吸収剤などがあげられ、これらの中でもその効果の点でケイ皮酸系紫外線吸収剤が好ましい。また、これら油溶性紫外線吸収剤の配合量は、通常0.05〜5%、好ましくは0.1〜1%である。0.05%未満では、保存安定性上効果が認められない場合があり、また5%を越えると感触上良くない場合があるため好ましくない。
本発明の毛髪化粧料は、水を含有しない非水系であり、水を配合することにより濁りや
各種油剤の分離や沈殿を生じて好ましくない。また本発明の毛髪化粧料は、種々の形態で用いることができ、例えば、ヘアーオイル、ヘアーローションなどの液状形態、ヘアースプレー、グロースプレーなどのエアゾール形態など毛髪に塗布する剤形に配合し、常法に従い製造することができる。
また本発明の毛髪化粧料には、前記の各成分に加えて必要に応じて、かつ本発明の効果を損なわない範囲において、化粧品、医薬部外品、医薬品等において一般的に用いられる各種の成分、例えば、油分、保湿剤、増粘剤、色素、香料、殺菌剤、防腐剤、紫外線吸収剤、溶剤、抗炎症剤、抗アンドロゲン剤、育毛剤、抗酸化剤、清涼剤、生薬抽出物やビタミン類等を適宜配合することができる。
以下、実施例により本発明を具体的に説明するが、これらの実施例により本発明の技術範囲が限定されるものではない。尚、実施例に記載の官能試験(自然な光沢、べたつき、なめらかさ、まとまり)、安定性試験に関する試験法を下記に示す。
(1)官能試験
20名の専門パネルを対象に実施例および比較例の毛髪化粧料を使用してもらい、毛髪上での自然な光沢、べたつき、なめらかさ、まとまりの各項目について官能試験を行い、下記に示す判定基準により評価を行った。
判定基準
(1)自然な光沢
◎:パネルの15名以上が自然な光沢であると判断
○:パネルの10名以上15名未満が自然な光沢であると判断
△:パネルの5名以上10名未満が自然な光沢であると判断
×:パネルの15名以上が自然な光沢でないと判断
(2)べたつき
◎:パネルの15名以上がべたつきがないと判断
○:パネルの10名以上15名未満がべたつきがないと判断
△:パネルの5名以上10名未満がべたつきがないと判断
×:パネルの15名以上がべたつくと判断
(3)なめらかさ
◎:パネルの15名以上がなめらかであると判断
○:パネルの10名以上15名未満がなめらかであると判断
△:パネルの5名以上10名未満がなめらかであると判断
×:パネルの15名以上がなめらかでないと判断
(4)まとまり
◎:パネルの15名以上がまとまりが良いと判断
○:パネルの10名以上15名未満がまとまりが良いと判断
△:パネルの5名以上10名未満がまとまりが良いと判断
×:パネルの15名以上がまとまりが悪いと判断
(2)安定性試験
実施例および比較例の各毛髪化粧料100mLを瓶容器に充填し、40℃の恒温槽内に3ヶ月放置し、その溶液の外観変化について目視で評価を行った。尚、下記に示す判定基準により評価を行った。
判定基準
○:濁りや沈殿等がなく外観が全く変化しない
△:わずかにくもりや濁りを生じる
×:濁りが生じ、分離または沈殿が起こっている
実施例1〜10、比較例1〜3
表1に示す処方の毛髪化粧料を常法に従って作成し、前記の諸試験を実施して評価を行った。その結果を併せて表1に示す。
Figure 2005206467
表1から明らかなように、本発明の毛髪化粧料は、比較例と比べて明らかに官能試験(自然な光沢、べたつき、なめらかさ、まとまり)、安定性試験に関する試験のいずれの評価においても優れていた。
以下、本発明毛髪化粧料のその他の処方例を実施例として挙げる。なお、これらの実施例の毛髪化粧料についても、上記の官能試験(自然な光沢、べたつき、なめらかさ、まとまり)、安定性試験を検討したところ、いずれの実施例においても、優れた特性を有しており良好であった。
実施例6
配合量(%)
(1)高分子シリコーン
(GE東芝シリコーン社製、XF−B8072) 15.0
(2)低分子シリコーン
(東レダウコーニングシリコーン社製、SH−556) 2.0
(3)軽質流動イソパラフィン
(日本油脂社製、パールリーム4) 40.0
(4)デカメチルペンタシクロシロキサン 40.0
(5)アーモンド油 1.0
(6)ツバキ油 1.0
(7)パラメトキシケイ皮酸オクチル 0.5
(8)天然ビタミンE 0.1
(9)香料 0.4
(製法)(1)〜(9)を常法により均一に混合溶解し、透明液状の毛髪化粧料を得た。
実施例7
配合量(%)
(1)高分子シリコーン
(GE東芝シリコーン社製、X−21−5613) 5.0
(2)低分子シリコーン
(日本ユニカー社製、FZ−209) 5.0
(3)軽質流動イソパラフィン
(日本油脂社製、パールリーム4) 85.0
(4)アーモンド油 3.0
(5)オリーブスクワラン 1.0
(6)パラメトキシケイ皮酸オクチル 0.5
(7)天然ビタミンE 0.1
(8)香料 0.4
(製法)(1)〜(8)を常法により均一に混合溶解し、透明液状の毛髪化粧料を得た。
実施例8
配合量(%)
(1)高分子シリコーン
(GE東芝シリコーン社製、X−21−5613) 20.0
(2)低分子シリコーン
(日本ユニカー社製、L−45−10cs) 30.0
(3)軽質流動イソパラフィン
(日本油脂社製、パールリーム4) 45.0
(4)オリーブ油 1.0
(5)ホホバ油 1.0
(6)オリーブスクワラン 1.0
(7)パラメトキシケイ皮酸オクチル 0.1
(8)セバシン酸ジエチル 0.4
(9)イソノナン酸イソノニル 0.1
(10)油溶性ノバラエキス 0.5
(11)N−ラウロイル−L−グルタミン酸
ジ(フィトステリル・2−オクチルドデシル) 0.5
(12)香料 0.4
(製法)(1)〜(12)を常法により均一に混合溶解し、透明液状の毛髪化粧料を得た。
実施例10(エアゾール育毛料)
配合量(%)
<原液処方>
(1)高分子シリコーン
(GE東芝シリコーン社製、XF−B8072) 12.0
(2)低分子シリコーン
(東レダウコーニング社製、SH−556) 5.0
(3)軽質流動イソパラフィン
(日本油脂社製、パールリーム4) 50.0
(4)デカメチルペンタシクロシロキサン 28.0
(5)アーモンド油 1.0
(6)パラメトキシケイ皮酸オクチル 2.0
(7)香料 1.0
<充填処方>
(8)原液 50.0
(9)液化石油ガス 50.0
(製法)原液処方の各成分を混合溶解させて原液を調製し、これを缶に充填し、バルブ装着後、液化石油ガスを充填してエアゾール製剤を調製した。
上記の各処方中で用いた香料は下記のものである。
Figure 2005206467
以上記載の如く、本発明が毛髪に対し、自然な光沢を与え、しかもべたつきがなく、滑らかな感触、優れたコンディショニング効果を付与る毛髪化粧料を提供することができ、例えば、ヘアーオイル、ヘアーローションなどの液状形態、ヘアースプレー、グロースプレーなどのエアゾール形態など毛髪に塗布する剤形に配合し、常法に従い製造することができる。

Claims (2)

  1. 下記(A)〜(D)を含有し、非水系であることを特徴とする毛髪化粧料。
    (A)一般式:
    Figure 2005206467
    [式中、Rはメチル基または一部がフェニル基を表し、RはRと同一またはメチル基または水酸基を表し、Rは式RZ{Rは3〜6の炭素原子を有する2価のアルキレン基を表し、Zは−NR 、−N 、−NR(CHNR 、−NR(CH および−NR(CHN(R)C=O(R)(R)は水素または1〜4の炭素原子を有するアルキル基を表し、Rは1から4の炭素原子を有するアルキル基を表し、Aは塩素、ヨウ素または臭素原子を表し、aは2〜6の整数である)からなる群から選ばれる1価の基を表す。}で表し、m+nは500〜2,500の整数を表す。]で表される高分子シリコーン、
    (B)一般式:
    Figure 2005206467
    (Rはメチル基または一部がフェニル基を表し、Rはメチル基または水酸基を表し、pは10〜100の整数を表す。)で表される低分子シリコーン、
    (C)沸点が100〜260℃の範囲にあるイソパラフィン系炭化水素、珪素数が2〜8の揮発性シリコーン、メチルトリストリメチルシロキシシランからなる群より選ばれた一種類以上、
    (D)ヨウ素価が120以下の植物油。
  2. 更に、油溶性紫外線吸収剤を含有する請求項1記載の毛髪化粧料。
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