JP2009091259A - 毛髪化粧料 - Google Patents

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Abstract


【課題】べたつきや重さを生じることなく、毛髪のまとまりを良くし、毛髪に自然なツヤを付与する、毛髪化粧料を提供する。
【解決手段】次の成分(A)〜(C)、
(A)揮発性炭化水素油、
(B)不揮発性シリコーン油、
(C)ヨウ素価が120以下の植物油、
を含有することを特徴とする毛髪化粧料であって、成分(A)揮発性炭化水素油の中では炭素数12〜16の分岐状飽和炭化水素であるイソドデカンが好ましく、成分(C)のヨウ素価が120以下の植物油としては、ホホバ油、ツバキ油が好ましい。
【選択図】なし

Description

本発明は毛髪化粧料に関し、更に詳細には、揮発性炭化水素油、不揮発性シリコーン油及びヨウ素価が120以下の植物油を含有し、べたつきや重さを生じることなく、毛髪のまとまりを良くし、毛髪に自然なツヤを付与する、毛髪化粧料に関するものである。
毛髪は、紫外線による日焼け、ドライヤーやアイロンの過剰な熱による乾燥、カラーリングやパーマの施術等の要因によって損傷を受け、毛髪のまとまり、ツヤが失われてしまうことがある。その現状を改善すべく、毛髪のまとまりを良くし、また、適度なツヤを付与するための毛髪化粧料は種々開発されており、目的とする使用性に応じて液状、乳液状、クリーム状、ジェル状、固形状、あるいは、ミスト、フォーム、スプレーなど、様々な形態のものが提案されている。その処方成分としては、各種油剤が適宜配合されていた。例えば、固形油、エステル油及びシリコーン油を組み合わせて配合することによって、毛髪にまとまり感、ツヤを付与する毛髪化粧料(特許文献1参照)、また、油性成分によるべたつきを軽減するために揮発性炭化水素油、揮発性シリコーン誘導体を配合した毛髪化粧料(特許文献2、3参照)が開示されている。
特開2004−143098号公報。 特開平8−20515号公報。 特開2006−265206号公報
しかしながら、これらの毛髪化粧料は、まとまりにおいては優れているものの、依然としてべたつきや仕上がりに重さが生じ、使用時に手がべたつく、不自然なツヤができてしまうなど、満足のいくものではなかった。従って、べたつきや重さを生じることなく、毛髪のまとまりを良くし、毛髪に自然なツヤを付与する毛髪化粧料の開発が望まれていた。
かかる実情に鑑み、本発明者らは上記課題を解決すべく鋭意検討した結果、揮発性炭化水素油、不揮発性シリコーン油及びヨウ素価が120以下の植物油を組み合わせた毛髪化粧料が上記課題を解決することを見出し、この知見に基づいて本発明を完成するに至った。
すなわち本発明は、次の成分(A)〜(C)、
(A)揮発性炭化水素油、
(B)不揮発性シリコーン油、
(C)ヨウ素価が120以下の植物油、
を含有することを特徴とする毛髪化粧料である。
本発明は、成分(A)の揮発性炭化水素油が、炭素数12〜16の分岐状飽和炭化水素であることが望ましく、中でもイソドデカンであることが望ましい。さらに本発明の成分(B)の不揮発性シリコーン油が、下記一般式(1)で表されるジメチルポリシロキサンであって、一般式(1)のnが10〜300の整数である低分子ジメチルポリシロキサンと、nが301〜2500の整数である高分子ジメチルポリシロキサンとを、両方含有することが望ましい。
Figure 2009091259
(nは10〜2500の整数)
この場合、低分子ジメチルポリシロキサンと高分子ジメチルポリシロキサンの配合量比が、低分子ジメチルポリシロキサン/高分子ジメチルポリシロキサン=10/1〜1/2であるとより好ましい。また上記成分に加え、成分(D)カルボキシビニルポリマーおよび/またはアルキル変性カルボキシビニルポリマーを含有すると粘性のある製剤に有効である。
本発明の毛髪化粧料は、べたつきや重さを生じることなく、毛髪のまとまりを良くし、毛髪に自然なツヤを付与する効果に優れたものである。
以下、本発明の実施形態について詳述する。
本発明に用いられる成分(A)の揮発性炭化水素油は、成分(B)の不揮発性シリコーン油、成分(C)のヨウ素価が120以下の植物油と併用することにより、べたつきや重さを生じることなく、毛髪のまとまりを良くし、毛髪に自然なツヤを付与するする働きを有するものである。
本発明で用いられる成分(A)は、沸点が100〜260℃で炭素数が6〜30の範囲にある炭化水素、例えば、イソヘキサン、ヘプタン、オクタン、ノナン、デカン、ドデカン、テトラデカン、ヘキサデカン、オクタデカン、およびこれらの異性体等があげられる。中でも、炭素数8〜16の分岐状飽和炭化水素が、べたつきや重さの低減、自然なツヤの付与の点で好ましく、例えば、イソドデカン、イソデカン、イソヘキサデカン等があげられ、これらの一種又は二種以上を適宜選択して使用することができる。本発明においては特に、イソドデカンの使用が最も好ましい。
本発明における成分(A)の配合量は、0.1〜5質量%(以下、単に「%」と記す)が好ましく、より好ましくは0.5〜2.5%である。この範囲であると、べたつきや重さの低減、自然なツヤの付与の効果が得られやすい。
本発明における成分(B)の不揮発性シリコーン油は、具体的には、ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、メチルハイドロジェンポリシロキサン、ジメチコノール、末端水酸基メチルフェニルポリシロキサン、アミノ基またはアンモニウム基変性シリコーン、ポリエーテル変性シリコーン、アクリル変性シリコーン等があげられる。
本発明における成分(B)の配合量は、1〜30%が好ましく、より好ましくは1〜15%である。この範囲であると、重さやごわつきを生じず、自然なツヤが得られやすい。
本発明で使用する成分(B)の不揮発性シリコーン油の中でも、一般式(1)で表されるジメチルポリシロキサンが、自然なツヤの付与の点で好ましく、これらの一種又は二種以上を適宜選択して使用することができる。
Figure 2009091259
(nは10〜2500の整数)
上記一般式(1)で示されるジメチルポリシロキサンは、nが10〜300の整数である低分子ジメチルポリシロキサン、nが301〜2500の整数である高分子ジメチルポリシロキサンに分けた場合、本発明の毛髪化粧料においては、それらを両方含有することが、べたつきや重さの低減、整髪保持効果の点で好ましい。これらのジメチルポリシロキサンは市販されており、それらを例示すると、低分子ジメチルポリシロキサンでは、信越化学工業社製のKF−96シリーズ(10〜200CS)、モメンティブ社製のTSF451シリーズ(10〜100A)、東レダウコーニング社製のSH200Cシリーズ(10〜200CS)など、高分子ジメチルポリシロキサンでは信越化学工業社製のKF−96Hシリーズ(1万〜10万CS)、モメンティブ社製のTSF451シリーズ(1MA、10MA)、XF49−B7082、XF49−714、東レダウコーニング社製のSH200Cシリーズ(1万〜10万CS)、FZ−3115、BY11−014などが挙げられる。
本発明で用いられる低分子ジメチルポリシロキサンと高分子ジメチルポリシロキサンの配合量比は低分子ジメチルポリシロキサン/高分子ジメチルポリシロキサン=10/1〜1/2が好ましく、より好ましくは5/1〜1/1である。低分子ジメチルポリシロキサンと高分子ジメチルポリシロキサンを合わせた配合量は、毛髪化粧料の総量を基準として1〜30%が好ましく、より好ましくは1〜15%である。この範囲であると、重さやごわつきを生じず、自然なツヤが得られやすい。
本発明で用いられる成分(C)のヨウ素価が120以下である植物油は、植物の種子または果実などから圧搾や溶媒抽出により得られる脂肪油であって、医薬部外品原料基準・一般試験法・ヨウ素価測定法によって試験を行ったとき、その値が120以下である植物油を指し、ヨウ素価が120を超えるものに比べ、熱安定性に優れ、変臭変色が少なことから、より好適である。
本発明で用いられる成分(C)のヨウ素価が120以下の植物油を例示すると、アボガド油、アルモンド油、オリーブ油、ゴマ油、コメヌカ油、ダイズ油、トウモロコシ油、ナタネ油、パーシック油、ヒマシ油、ヒマワリ油、ブドウ種子油、綿実油、ヤシ油、小麦胚芽油、ヒマシ油、落花生油、ツバキ油、サザンカ油、シアバター、マカデミアナッツ油、メドフォーム油等の植物性油、ホホバ油等の植物性エステル、植物性スクワラン等の植物性炭化水素などが挙げられる。これらの植物油の中から、一種又は二種以上を適宜選択し
て用いることができる。
本発明においては特に、ホホバ油、ツバキ油の使用が、べたつきや重さの低減、毛髪のまとまり、自然なツヤの付与の効果の点で好ましい。
本発明で用いられる成分(C)の配合量は、0.5〜5%が好ましく、より好ましくは0.5〜2.5%である。この範囲であると、べたつきや重さを生じず、毛髪のまとまりが得られやすい。
本発明で用いられる成分(D)のカルボキシビニルポリマーおよび/またはアルキル変性カルボキシビニルポリマーは、アルカリ増粘タイプの水性ゲル化剤であり、これはアクリル酸を主としてこれに少量のアリルショ糖で架橋した共重合体、またはこれをアルキル化処理したものを示す。この成分(D)は、アルカリ剤を加えることにより粘性の高い水性ゲルを形成し、系に適度な粘性を付与するものである。これらのカルボキシビニルポリマーおよび/またはアルキル変性カルボキシビニルポリマーは市販されており、それらを例示すると、カルボキシビニルポリマーとしては、カーボポール940、カーボポール941、カーボポール934(以上、グッドリッチ社製)、シンタレンK、シンタレンL(以上、和光純薬社製)等があげられ、また、アルキル変性カルボキシビニルポリマーとしては、カーボポール1342、ペミュレンTR−1、ペミュレンTR−2(以上、グッドリッチ社製)等があげられる。
本発明で用いられる成分(D)においては、カルボキシビニルポリマーの方がアルキル変性カルボキシビニルポリマーと比較して、より増粘効果が高く幅広い範囲の粘性を付与できること、また少ない量で高い粘性が得られるので、より軽やかな仕上がりが得られ易いことから、より好適である。
本発明で用いられる成分(D)の配合量は、0.05〜2%が好ましく、より好ましくは0.1〜1%である。この範囲であると、適度な粘性が得られ易く、使用性の点で好ましい。
更に、本発明の毛髪化粧料には、上記の必須成分に加え、目的に応じて本発明の効果を損なわない量的、質的範囲で、アニオン性、カチオン性、ノニオン性、両性等の各種界面活性剤、アニオン性、カチオン性、ノニオン性、両性等の各種樹脂、各種油剤、各種ポリマー類、コンディショニング剤、エモリエント剤、紫外線吸収剤、香料、殺菌剤、防腐剤、酸化防止剤、ヘアケア用の美容成分等、毛髪用化粧料において汎用である他の成分を配合することができる。
本発明の毛髪化粧料は、他の成分との併用や容器の機構により、液状、ジェル状、クリーム状等、種々の形態にて実施することができ、また、適当な噴射剤と組み合わせて通常のエアゾール容器に充填することもできる。具体的にはヘアローション、ヘアリキッド、ヘアジェル、ポマード、クリーム、ワックス、ヘアミスト、ヘアスプレー、泡沫状等での実施が可能である。
以下、実施例により本発明を具体的に説明するが、これらの実施例により本発明の技術範囲が限定されるものではない。尚、実施例に記載の官能試験(べたつき、重さ、まとまり、自然なツヤ)、安定性試験に関する試験法を下記に示す。
(1)官能試験
20名の専門パネルを対象に実施例および比較例の毛髪化粧料を使用してもらい、毛髪
上でのべたつき、重さ、まとまり、自然なツヤの各項目について官能試験を行い、下記に示す判定基準により評価を行った。
判定基準
(a)べたつき
◎:パネルの15名以上がべたつきがないと判断
○:パネルの10名以上15名未満がべたつきがないと判断
△:パネルの5名以上10名未満がべたつきがないと判断
×:パネルの15名以上がべたつくと判断
(b)重さ
◎:パネルの15名以上が重さがないと判断
○:パネルの10名以上15名未満が重さがないと判断
△:パネルの5名以上10名未満が重さがないと判断
×:パネルの15名以上が重いと判断
(c)まとまり
◎:パネルの15名以上がまとまりが良いと判断
○:パネルの10名以上15名未満がまとまりが良いと判断
△:パネルの5名以上10名未満がまとまりが良いと判断
×:パネルの15名以上がまとまりが悪いと判断
(d)自然なツヤ
◎:パネルの15名以上が自然なツヤであると判断
○:パネルの10名以上15名未満が自然なツヤであると判断
△:パネルの5名以上10名未満が自然なツヤであると判断
×:パネルの15名以上が自然なツヤでないと判断
(2)安定性試験
実施例および比較例の各毛髪化粧料を透明瓶容器に充填し、40℃の恒温槽内に3ヶ月放置し、その溶液の外観変化について目視で評価を行った。尚、下記に示す判定基準により評価を行った。
判定基準
◎:色および匂いの変化が全くない
○:色がわずかに黄味に変化しているか、または、匂いがわずかに変化している
△:色がわずかに黄味に変化しており、かつ、匂いもわずかに変化している
×:色と匂いの一方が明らかに変化している
実施例1〜5、比較例1〜5 :ヘアワックス
表1に示す処方のヘアワックスを常法に従って作成し、前記の諸試験を実施して評価を行った。その結果についても表1に併せて示す。
Figure 2009091259
表1から明らかなように、本発明である実施例1〜5のヘアワックスは、べたつき、重さ、まとまり、自然なツヤの全ての項目において良好な結果を示すものであり、優れたヘアワックスであることが実証された。一方、本発明の構成を欠く比較例1〜5については、評価項目のいずれかの点で劣っており、本発明の目的を達成できなかった。
実施例6〜10、比較例6〜10 :ヘアスプレー
表2に示す処方のヘアスプレーを常法に従って作成し、前記の諸試験を実施して評価を行った。その結果についても表2に併せて示す。
Figure 2009091259
表2から明らかなように、本発明である実施例6〜10のヘアスプレーは、べたつき、重さ、まとまり、自然なツヤの全ての項目において良好な結果を示すものであり、優れたヘヘアスプレーであることが実証された。一方、本発明の構成を欠く比較例6〜10については、評価項目のいずれかの点で劣っており、本発明の目的を達成できなかった。
以下、本発明毛髪化粧料のその他の処方例を実施例として挙げる。なお、これらの実施例の毛髪化粧料についても、上記の官能試験(べたつき、重さ、まとまり、自然なツヤ)、安定性試験を検討したところ、いずれの実施例においても、優れた特性を有しており良好であった。
実施例11(ヘアワックス) 配合量(%)
(1)イソドデカン 1.0
(2)低分子ジメチルシロキサン 2.0
(一般式(1)でn=13、
商品名:TSF451−10A、モメンティブ社製)
(3)高分子ジメチルシロキサン 1.0
(一般式(1)でn=730〜2100、
商品名:XF49−B7082、モメンティブ社製)
(4)ホホバ油 1.0
(5)カルボキシビニルポリマー 0.5
(6)トリエタノールアミン 0.5
(7)ジプロピレングリコール 3.0
(8)PEG−80水添ヒマシ油 0.3
(9)加水分解コラーゲン 0.1
(10)ハチミツ 0.1
(11)ツバキエキス 0.001
(12)エタノール 8.0
(13)精製水 残 部
(製法)(5)〜(13)を混合し、ホモミキサーを用いて均一に混合分散し、次いで(1)〜(4)を混合したものを添加し、再度ホモミキサーにて混合分散を行い、ヘアワックスを得た。
実施例12(ヘアワックス) 配合量(%)
(1)イソドデカン 3.5
(2)低分子ジメチルシロキサン 1.0
(一般式(1)でn=83、
商品名:KF−96A−100CS、信越化学工業社製)
(3)高分子ジメチルシロキサン 1.0
(一般式(1)でn=2100、
商品名:TSF451−10MA、モメンティブ社製)
(4)ホホバ油 3.0
(5)サラシミツロウ 1.0
(6)ワセリン 3.0
(7)ステアリン酸 8.0
(8)自己乳化型モノステアリン酸グリセリン 3.0
(9)モノステアリン酸ソルビタン 2.0
(10)プロピレングリコール 10.0
(11)トリエタノールアミン 0.5
(12)精製水 残 部
(製法)(10)〜(12)を混合し、ホモミキサーを用いて均一に混合分散し、次いで(1)〜(9)を混合したものを添加し、再度ホモミキサーにて混合分散を行い、ヘアワックスを得た。
実施例13(ヘアクリーム) 配合量(%)
(1)イソドデカン 5.0
(2)低分子ジメチルシロキサン 3.0
(一般式(1)でn=83、
商品名:KF−96A−100CS、信越化学工業社製)
(3)高分子ジメチルシロキサン 1.0
(一般式(1)でn=730、
商品名:KF−96H−1万CS、信越化学工業社製)
(4)ホホバ油 5.0
(5)カルボキシビニルポリマー 0.15
(6)ステアリン酸 1.5
(7)自己乳化型モノステアリン酸グリセリン 0.5
(8)水酸化カリウム 0.07
(9)無水硫酸ナトリウム 0.05
(10)グリセリン 3.0
(11)加水分解コンキオリン液 0.001
(12)精製水 残 部
(製法)(5)、(8)〜(12)を混合し、ホモミキサーを用いて均一に混合分散し、次いで(1)〜(4)、(6)、(7)を混合したものを添加し、再度ホモミキサーにて混合分散を行い、ヘアクリームを得た。
実施例14(ヘアクリーム) 配合量(%)
(1)イソドデカン 4.0
(2)低分子ジメチルシロキサン 0.7
(一般式(1)でn=13、
商品名:KF−96A−10CS、信越化学工業社製)
(3)高分子ジメチルシロキサン 0.5
(一般式(1)でn=730、
商品名:KF−96H−1万CS、信越化学工業社製)
(4)ホホバ油 4.0
(5)キサンタンガム 0.15
(6)ワセリン 1.0
(7)ステアリン酸 0.5
(8)親油型モノステアリン酸グリセリン 1.5
(9)モノステアリン酸ソルビタン 2.0
(10)グリセリン 5.0
(11)シルク抽出液 0.05
(12)モモ葉エキス 0.1
(13)精製水 残 部
(製法)(5)、(10)〜(13)を混合し、ホモミキサーを用いて均一に混合分散し、次いで(1)〜(4)、(6)〜(9)を混合したものを添加し、再度ホモミキサーにて混合分散を行い、ヘアクリームを得た。
実施例15(ヘアジェル) 配合量(%)
(1)イソドデカン 0.2
(2)低分子ジメチルシロキサン 0.5
(一般式(1)でn=83、
商品名:KF−96A−100CS、信越化学工業社製)
(3)高分子ジメチルシロキサン 0.5
(一般式(1)でn=2100、
商品名:KF−96H−10万CS、信越化学工業社製)
(4)ホホバ油 0.5
(5)カルボキシビニルポリマー 0.2
(6)アルカリ変性カルボキシビニルポリマー 0.1
(7)キサンタンガム 0.1
(8)ジプロピレングリコール 3.0
(9)PEG−60水添ヒマシ油 0.2
(10)トリエタノールアミン 0.3
(11)エタノール 10.0
(12)精製水 残 部
(製法)(5)〜(12)を混合し、ホモミキサーを用いて均一に混合分散し、次いで(1)〜(4)を混合したものを添加し、再度ホモミキサーにて混合分散を行い、ヘアジェルを得た。
実施例16(ヘアスプレー) 配合量(%)
(1)イソドデカン 5.0
(2)低分子ジメチルシロキサン 2.0
(一般式(1)でn=13、
商品名:KF−96A−10CS、信越化学工業社製)
(3)高分子ジメチルシロキサン 1.5
(一般式(1)でn=730〜2100、
商品名:XF49−B7082、モメンティブ社製)
(4)ホホバ油 5.0
(5)D−パントテニルアリコール 0.1
(6)エタノール 36.4
(7)液化石油ガス 50.0
(製法)(1)〜(6)を混合させて原液を調整し、これを缶に充填しバルブ装着後、(7)液化石油ガスを充填してヘアスプレーを得た。
以上記載の如く、本発明の毛髪化粧料は、べたつきや重さを生じることなく、毛髪のまとまりを良くし、毛髪に自然なツヤを付与する効果を有するものである。

Claims (6)

  1. 次の成分(A)〜(C)、
    (A)揮発性炭化水素油、
    (B)不揮発性シリコーン油、
    (C)ヨウ素価が120以下の植物油、
    を含有することを特徴とする毛髪化粧料。
  2. 成分(A)の揮発性炭化水素油が、炭素数12〜16の分岐状飽和炭化水素である請求項第1項記載の毛髪化粧料。
  3. 成分(A)の揮発性炭化水素油が、イソドデカンである請求項第1項記載の毛髪化粧料。
  4. 成分(B)の不揮発性シリコーン油が、下記一般式(1)で表されるジメチルポリシロキサンであって、一般式(1)のnが10〜300の整数である低分子ジメチルポリシロキサンと、nが301〜2500の整数である高分子ジメチルポリシロキサンとを、両方含有する請求項第1項または第2項いずれかに記載の毛髪化粧料。
    Figure 2009091259
    (nは10〜2500の整数)
  5. 低分子ジメチルポリシロキサンと高分子ジメチルポリシロキサンの含有量比が、低分子ジメチルポリシロキサン/高分子ジメチルポリシロキサン=10/1〜1/2である請求項第1〜4項いずれかに記載の毛髪化粧料。
  6. さらに、成分(D)カルボキシビニルポリマーおよび/またはアルキル変性カルボキシビニルポリマーを含有する請求項第1〜5項いずれかに記載の毛髪化粧料。
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