JP2005206389A - 光学素子の成形方法及び成形装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】光学素子をプレス成形する際の時間を短縮すると共に、中心肉厚のバラツキを軽減する。
【解決手段】加熱軟化されたガラス素材3を一対の成形型1,2によってプレスすることにより所望の光学素子とする。ガラス素材3を実際にプレスする前に、プレスされた光学素子の中心肉厚が所望の肉厚となるように、シミュレーションによりガラス素材3の形状、成形型1,2の加熱温度及びガラス素材3へのプレス圧を予測する予測工程と、予測したガラス素材3の形状、加熱温度及びプレス圧によってガラス素材3を実際にプレスするプレス工程と、プレスされた光学素子の中心肉厚を検出し、検出した中心肉厚に基づいて光学素子が良品か否かを判別する判別工程とを有する。
【選択図】図1
【解決手段】加熱軟化されたガラス素材3を一対の成形型1,2によってプレスすることにより所望の光学素子とする。ガラス素材3を実際にプレスする前に、プレスされた光学素子の中心肉厚が所望の肉厚となるように、シミュレーションによりガラス素材3の形状、成形型1,2の加熱温度及びガラス素材3へのプレス圧を予測する予測工程と、予測したガラス素材3の形状、加熱温度及びプレス圧によってガラス素材3を実際にプレスするプレス工程と、プレスされた光学素子の中心肉厚を検出し、検出した中心肉厚に基づいて光学素子が良品か否かを判別する判別工程とを有する。
【選択図】図1
Description
本発明は、カメラ、ビデオ、顕微鏡等の光学機器の光学系に使用される球面レンズ、非球面レンズ、自由曲面プリズムや自由曲面レンズ等の光学素子を高精度に成形するための成形方法及び成形装置に関する。
特開平7−48133号公報には、光学素材の中心肉厚寸法を測定する測定部と、光学素材を加熱する加熱部と、光学素材を押圧する成形部と、押圧後の光学素材を冷却する徐冷部と、押圧及び冷却後における形状変化した光学素子の中心肉厚寸法を測定する測定部と、測定されたデータを受けて加熱温度、成形の押圧力及び押圧時間を自動設定する制御部とを有する成形装置が開示されている。この成形装置では、光学素材と成形された光学素子との中心肉厚の変化量から適切な加熱温度、押圧力及び押圧時間の成形条件を自動的に導き出して成形条件として設定している。成形条件の設定の際は、連続生産開始前に複数個の試し成形を行い、光学素材と成形された光学素子との中心肉厚変化量から適切な名種の成形条件を自動的に導き出すものである。
一方、特許第3184584号公報には、一対の成形型を所定距離で位置決め停止するとともに、この停止状態で上下一対の型及びガラス素材を同時に強制冷却する成形装置が開示されている。
特開平7−48133号公報
特許第3184584号公報
特開平7−48133号公報の成形装置では、連続生産開始前に複数個の試し成形を行う必要があるため、無駄となるレンズの個数が多くなっている。また、成形された光学素子の測定を行うことにより、その成形条件をフイードバックして設定するため、成形条件、例えば温度を変化させるときは、温度が安定するまでの時間を設ける必要があり、時間ロスが多くなっている。さらに、成形後の光学素子の中心肉厚が安定しない場合は、いつでも自動演算を行うため、成形の度に条件が変わり、品質もバラツキが生じる問題を有している。
特許第3184584号公報の成形装置では、所定距離での位置決め停止状態で上下型及びガラス素材を同時に強制冷卸するため、停止部材が必要となっている。また、停止部材に対し、加熱・冷却を繰り返す必要があり、これらの繰り返しによって停止部材の形状が変形するため、耐久性が小さいものとなる問題を有している。これに対し、停止部材を耐久性のある材料によって作製する場合には、加熱・冷却での収縮量が小さく実用的でないと共に、高価であり、消耗品としての使用には不適切となっている。
本発明は、このような従来の問題点を考慮してなされたものであり、光学素子の成形の度に温度コントロールを行うための時間ロスをなくすことができ、しかも高温度下での部材の膨張や温度バラツキなどによる誤差要因を排除して中心肉厚のバラツキを軽減することができ、さらには成形の良品・不良品の判別を行うことが可能な光学素子の成形方法及び成形装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1の発明の光学素子の成形方法は、加熱軟化されたガラス素材を一対の成形型によってプレスすることにより所望の光学素子とする光学素子の成形方法において、前記ガラス素材を実際にプレスする前に、プレスされた光学素子の中心肉厚が所望の肉厚となるように、シミュレーションにより前記ガラス素材の形状、前記成形型の加熱温度及び前記ガラス素材へのプレス圧を予測する予測工程と、予測したガラス素材の形状、前記加熱温度及び前記プレス圧によってガラス素材を実際にプレスするプレス工程と、プレスされた光学素子の中心肉厚を検出し、検出した中心肉厚に基づいて光学素子が良品か否かを判別する判別工程と、有することを特徴とする。
請求項1の発明では、光学素子の中心肉厚が所望の肉厚となるようにシミュレーションを行い、シミュレーションの結果に基づいてプレスを行うため、中心肉厚のバラツキを軽減することができ、成形に要する時間を短縮することができる。また、判別工程では、中心肉厚に基づいて光学素子の良否を判別するため、良品のみの抽出ができ、品質を安定させることができる。
請求項2の発明は、請求項1に記載の光学素子の成形方法であって、前記予測工程は、プレスされた光学素子の中心肉厚に加え、前記光学素子の余剰肉厚が所望の肉厚になるように、シミュレーションにより前記ガラス素材の形状、前記成形型の加熱温度及び前記ガラス素材へのプレス圧を予測することを特徴とする。
請求項2の発明では、中心肉厚に加えて、余剰肉厚をシミュレーションのデータとするため、高精度のシミュレーションを行うことができる。
請求項3の発明は、請求項1に記載の光学素子の成形方法であって、前記予測工程は、プレスされた光学素子の中心肉厚に加え、前記光学素子の中心肉厚部と前記光学素子の外径肉厚部に生じる反力が所望の値になるように、シミュレーションにより前記ガラス素材の形状、前記成形型の加熱温度及び前記ガラス素材へのプレス圧を予測することを特徴とする。
請求項3の発明では、中心肉厚に加えて、光学素子の外径肉厚部の反力をシミュレーションのデータとするため、高精度のシミュレーションを行うことができる。
請求項4の発明の光学素子の成形装置は、加熱軟化されたガラス素材を一対の成形型によってプレスすることにより所望の光学素子とする光学素子の成形装置において、前記成形型を所定の温度に加熱する加熱手段と、前記成形型を所定のプレス圧で駆動する駆動手段と、前記ガラス素材を実際にプレスする前に、プレスされた光学素子の中心肉厚が所望の肉厚となるように、シミュレーションにより前記ガラス素材の形状、前記成形型の加熱温度及び前記ガラス素材へのプレス圧を予測し、前記加熱手段及び前記駆動手段を予測した値に設定する制御手段と、予測した形状のガラス素材が前記加熱温度及びプレス圧によって実際にプレスされたときの光学素子の中心肉厚を検出する位置検出手段と、前記位置検出手段の検出結果に基づいて前記光学素子が良品か否かを判別する判別手段と、を具備することを特徴とする。
請求項4の発明では、制御手段がシミュレーションを行い、シミュレーションの結果に基づいてプレスを行うため、中心肉厚のバラツキを軽減することができ、成形に要する時間を短縮することができる。また、判別手段が位置検出手段の検出結果に基づいて光学素子の良否を判別するため、良品のみの抽出ができ、品質を安定させることができる。
本発明の光学素子の成形方法によれば、光学素子の中心肉厚が所望の肉厚となるようにシミュレーションを行い、シミュレーションの結果に基づいてプレスを行うため、中心肉厚のバラツキを軽減することができ、成形に要する時間を短縮することができ、しかも、判別工程では、中心肉厚に基づいて光学素子の良否を判別するため、良品のみの抽出ができ、品質を安定させることができる。
本発明の光学素子の成形装置によれば、シミュレーションを行う制御装置及び光学素子の良否判別を行う判別手段を備えるため、光学素子の中心肉厚のバラツキを軽減することができ、成形に要する時間を短縮することができると共に、良品のみの抽出ができ、品質を安定させることができる。
以下、本発明を図示する実施の形態により具体的に説明する。なお、各実施の形態において、同一の部材には同一の符号を付して対応させてある。
(実施の形態1)
図1〜図10は、本発明の実施の形態1を示し、図1は成形装置の全体構成の断面図、図2は成形型部分の断面図、図3は成形のフローチャート、図4は成形の良否を判別するための断面図、図5は良否判別の特性図、図6は成形型の形状と光学素子の中心肉厚との関係を示す特性図、図7は成形型の温度と光学素子の中心肉厚との関係を示す特性図、図8は形成時の形状変化を示す断面図、図9は成形の際の温度変化を示す特性図、図10は良否判別の特性図である。
図1〜図10は、本発明の実施の形態1を示し、図1は成形装置の全体構成の断面図、図2は成形型部分の断面図、図3は成形のフローチャート、図4は成形の良否を判別するための断面図、図5は良否判別の特性図、図6は成形型の形状と光学素子の中心肉厚との関係を示す特性図、図7は成形型の温度と光学素子の中心肉厚との関係を示す特性図、図8は形成時の形状変化を示す断面図、図9は成形の際の温度変化を示す特性図、図10は良否判別の特性図である。
この実施の形態の成形装置は、図1及び図2に示すように、一方の成形型としての超硬材からなる上型1、他方の成形方としての下型2を有している。これらの成形型1,2は、商品名「L−LAM60」からなる光学素材3(以下、ガラス材)を上下からプレスすることにより、光学素子の形状に転写させる。この場合、上型1は、SUS316L等からなる上軸5に全面接触した状態で取り付けられている。
上軸5の上部には、上軸5を上下に駆動する駆動手段としてのプレスシリンダ9が配置されている。プレスシリンダ9は例えば、最大200kgfの圧力まで可能なエアシリンダが使用されている。プレスシリンダ9は、エア圧と切り替え弁とによって駆動されるものである。ガラス材3へのプレス圧の制御はエア圧を変化させるプレス圧制御手段としてのエア圧変更弁を用いることにより可能である。ガラス材3の加圧は、上軸5から上型1を介してガラス材3へ圧力を作用させることにより行われる。
プレスシリンダ9によって駆動される上軸5の上下移動の位置を表示する位置検出手段としてのリニアゲージプローブ(以下、リニアセンサとも記載する)10が上軸5の側面に備え付けられている。このリニアゲージプローブ10には、同プローブ10からの位置情報を表示するリニアゲージプローブ12(0.001mmの測定)が接続されており、その情報が制御手段としてのパーソナルコンピュータ14に送出されるようになっている。この場合、コンピュータ14は成形された光学素子(以下、レンズとも記載する)の中心肉厚が所望の良品であるか否かを判別する判別手段としても機能するものである。
上型1及び下型2の周囲には、これらの型1、2を加熱する加熱手段としてのヒータ7が上下型1,2を囲むように配置されている。ヒータ7は上下型1,2が650℃となるように加熱する出力を有している。
下型2の底面には下軸6が取り付けられており、下軸6の側面にはスリット11が延びている。スリット11は上述したリニアゲージプローブ10と接点を設けるためのものであり、リニアゲージプローブ10の真下に位置している。下型2の内部には、温度検出手段としての熱電対8が設けられている。熱電対8からの情報は、温度調節器13を介してパーソナルコンピュータ14に送出され、パーソナルコンピュータ14は下型2が設定温度を維持するように、温度調節器13を介してヒータ7を制御する。なお、上下型1,2の冷却はヒータ7の出力を0にして熱源を遮断することにより行われる。
パーソナルコンピュータ14は、成形前のガラス材3からプレス中のガラス材3の塑性変形を解析できる有限要素法の解析ソフトがインストールされている。このソフトでは、上下型1,2を加熱する温度、成形前のガラス材3の形状(すなわち、上下面の形状、中心肉厚、外径肉厚t0、硝材の種類など)、上下型1,2の形状(すなわち、上下面の形状、非球面式、型形状の線形式、変曲点、光学有効機能面の面積など)、成形後の光学素子の形状(すなわち、レンズ中心肉厚、外径肉厚、体積、光学式など)を入力して初期条件とする。シミュレーションでは、上下型温度とプレス圧力を設定し、上型1と下型2との中心距離が最終のレンズ中心肉厚まで変位することによりガラス材3の塑性変形が算出される。なお、シミュレーションを行うパーソナルコンピュータは成形装置と共有されていなくても良いものである。
図3は、この実施の形態の成形方法を説明するフローチャートである。パーソナルコンピュータ14にインストールされている解析ソフトに、上下型1,2の形状、ガラスの特性値(tg点温度、At点温度、降伏曲線、線膨張係数、ヤング率など)、成形されるレンズ4(すなわち、目標とする光学素子)4の上下面形状(線形式、非球面式、変曲点、2次元で計算する場合はY=X式)、上下型1,2の材料特性(線膨張係数、密度、強度特性)、成形されるレンズの規格値(レンズ中心肉厚公差、成形面の形状公差)を入力する(ステップS1)。解析においては、ガラスの材料モデルを塑性だけでなく超弾性、粘弾性を使用することは可能である。
この実施の形態では、ガラス材3であるL−LAM60材の特性値を入力し、規格値(±0.03mm)としては、型温度(580℃)のバラツキ(±2℃)がどの程度まで許容できるかが解る。この規格値に合わせるように次の数値を予側して入力する。すなわち、上下型の温度、成形前のガラス材3の形状(中心肉厚、外径肉厚(光学有効面外形))、ガラス材3の径、プレス圧力を設定し、解析を行う(ステップS2)。
この解析により、上下型1,2間の移動に伴うレンズ中心肉厚、レンズ外径肉厚、上下型1,2が移動することに起因した塑性変形により生じる余剰肉厚の算出を行う(ステップS3)。
そして、この解析結果から型形状がガラス材3へ確実に転写されているかの判断を行う(ステップS4 )。
転写性が良好であればシミュレーションが終了し(ステップS5)、その型温度、ガラス形状、プレス圧力を設定し、設定した条件に基づいて成形を行う(ステップS7)。
一方、転写性が不良の場合には、ステップS2に戻って型温度、成形前ガラス形状、プレス圧力の設定を行った後、シミュレーションを行い、転写性が良好となるまで繰り返す。このトライは例えば、16〜17回行うことにより転写性良好の結果を得ることができる。
ステップS6では、図2より成形時のレンズ中心肉厚t1が再現されているかを判別するために、成形されたレンズを測定すべくリニアゲージの値を設定する。設定幅は成形レンズの規格幅(±0.03mm)を備えた値となるように入力し、その値から外れる場合はエラーにより不良品と判断して、成形を終了する。シミュレーションで得られた条件で成形を行い、成形当初の数個のレンズに対してはその測定を行って実際の規格内か否かを判断する(ステップS8)。そして、規格内の場合には、そのまま成形を続けて良品数を確保する。規格外の場合には、型温度、成形前のガラス形状、プレス圧力の設定へ戻り、3者のいずれかを補正して規格内になるまで繰り返す(ステップS10)。
図4は、転写性が良好であるか否かを判断する条件を示す。成形前のガラス材3は厚さt0の円柱形となっている(図4(a)参照)。なお、図4において、ガラス材3を升目状とした理由は、塑性変形を解りやすくするためである。
上型1は、成形面の形状が曲率半径R10mm、直径φ14mmの凸型となっている。下型2はほとんどフラット形状であるが、曲率半径R100mm、外径14mmの凸型となっている。成形されるレンズの設計値は、上下型1,2の中心距離(ab’)がレンズ中心肉厚t1(3mm)となる値であり、e’b’d’cafで囲まれた形状である(図4(b)参照)。
成形前のガラス材3の当初の肉厚t0に対し、上型1におけるebdによって中心肉厚がt1=ab’となる。このため成形されたガラス材3はe’b’d’cafに塑性変形してプレス中のガラス4となる(図4(c)参照)。このとき、上型1の中心部が凸状のため、ガラス4は型中心より外径へ広がる方向に流動する。この流動によって、ガラス4の外周が余剰ガラスによって膨れ上がりレンズ外径肉厚t2(cd’)よりもさらに△tだけ肉厚となる(図4(d)参照)。この△tがおおよそ0.5mm〜3mm程度になった状態においては、d’点の転写性が確保された状況と判断することができる。この判断基準は、過去数百回成形を行ったデータに基づくものである。ここでの転写径は、e’d’の長さ(14mm)を示している(図4(e)参照)。
図5は、上型1が下型2の方向へ移動することにより、プレス時間が変化する態様を示している。S0は上型1のd点がガラス材3に接触するまでの時間であり、このときまではab’にだけ応力が作用する。S0を通過した時間からcd’にも圧力が加わりガラスが型形状に転写される。圧力設定は200kgfである。S0から時間△Sが経過すると、レンズ中心肉厚がt1となり、レンズ外径肉厚がt2となる。
図5において、△tの量を増やす必要があるときは、成形前のガラス材3の肉厚tを大きくするなどの手法により可能である。また、△tが大きすぎると成形前のガラス材3のコストと成形後の芯取量が増加するため、必要最小限にすることが望ましい。△tが生じないのは、t0の値が小さい場合である。
時間△Sのときにおけるcd’やad’の傾きは水平に近い方が良好であり、成形中にレンズ中心肉厚t1が決定する時間的な変動が少ないことが望ましい。このcd’曲線やad’曲線は、ガラス材3の特性と加熱温度、プレス圧力及び上下型1,2の形状により変化する。すなわち、ガラス材3の温度、上下型1,2の温度が高くなることにより降伏応力が小さくなるものであり、そのデータに基づいて塑性変形解析を行うことができる。
図6は、かかるデータの変化を示す。プレス中のガラス4は、図8に示すように、成形前のガラス材3におけるABCDEFからAB’C’D’E’F’となる。このときのB→B’への移動では、型の径φと型の曲率Rの相違によりプレス速度が変化する。
図6における曲線Z1は、R=10mm、φ=14mmを基準としたt1=3.00mm、ΔS=120sec、t0=6.00mmの場合であり、R=5mm、φ=6mmの形状のガラスでは、曲線Z2で示すように、同じ粘度(型温度、プレス圧力は一定)でも曲線Z1よりも3/4の時間(90sec)でレンズ中心肉厚t1に到達する。さらに肉厚t1から短時間で公差(−0.03mm)をも超えてしまう。これに対し、R=100mm、φ30mmでは、曲線Z3で示すように、ガラス粘度が同じでもレンズ中心肉厚に到達するまでの時間が240secとなる。
以上のレンズの中心肉厚への到達時間の変更は、型温度を変化させることによっても可能である。図7は、上下型1,2の温度を変化した場合の態様を示すものであり、曲線Z4は、上下型1,2の温度が580℃、曲線Z5は590℃、曲線Z6は570℃の場合である。
以上のように設定された条件に基づき、この実施の形態では、成形されるレンズ4の形状がR=10mm、φ=14mm、t1=3mm、t2=4mmの場合、成形型温度580℃、プレス圧力200kgf、成形前のレンズ材3の形状t0=6mm、径φ14mmとなる。
図9は、この条件により成形を行った特性図を示す。図1に示すように、成形前のレンズ材3を下型2上にセットし、上型1を成形前のレンズ材3に接触させる。上型1と下型2とによってガラス材3を挟むことにより、上下型1,2からの熱を効率良くガラス材3に伝達する。
ガラス材3をセットした後、パーソナルコンピュータ14が下型2の熱電対8が580℃になるように温度調節器13に指令信号を出力して、上下型1,2を加熱する。上下型1,2の温度が580℃に到達したとき、上下型1,2の温度が安定させるために同温度を100sec程度保持する。100sec保持した後、上軸5とプレスシリンダ9とにより設定値200kgfでガラス材3をプレスする。プレス時間は、上述したシミュレーションによって算出されているが、プレス終了をリニアセンサ10とスリット11との接触位置を検知することにより行う。
リニアセンサ10及びスリット11の検知位置は、レンズ中心肉厚t1の値に設定されている。さらに公差幅±0.03mmを設定していることにより、成形されたレンズに転写不良もしくはレンズ中心肉厚不良が発生した場合にも対応が可能となっている。リニアセンサ10がスリット11と接触し、レンズ中心肉厚t1のとき(プレス時間約120sec)、ヒータ7の出力はOFFとなる。これに限らず、プレス時間100secでヒータをOFFにして冷却しても良い。
時間100secのプレス位置をt1+α(α=1.2mm)に設定し、100sec後からガラスを冷却して加圧状態を保ちながらガラスを固化させることにより、ガラスへの圧力を流動変形時よりも大きくすることができ、これにより転写性をさらにより良好とすることができる。リニアセンサ10の位置がt1になったとき、上型1、上軸5、プレスシリンダ9がガラスから離型し、下型2の温度が30℃になったときに成形されたレンズを取り出す。なお、レンズを取り出す温度は、離型動作後であれば品質に影響ないものである。
図10は、リニアゲージ10とレンズ中心肉厚公差との関係を示す。この実施の形態では、リニアセンサ10を用いて不良検出を行うものである。図10における成形品数は40サンプルであり、レンズ中心肉厚公差3.00±0.03mmに対して成形時にエラーを生じさせ不良品を排除している。これは成形工程でシミュレーションと実成形との間で対応できない部分をカバーするものである。
以上の実施の形態では、シミュレーションにより成形型の温度、成形前のレンズの形状、成形時のプレス圧を設定するため、実際の成形を行うことなくおおよその値を予想することができる。そのため、成形に要する時間とコストを大きく削減することが可能となっている。また、シミュレーションで解析された条件で成形を行っても予想通りとはならない場合であっても、誤差要因をリニアセンサのレンズ中心肉厚によって判別することにより、良品のみを抽出することが可能となる。これにより、従来のように成形の度、温度を変化させる必要がなく、品質が安定し、、成形検討期間も格段に短縮することができる。さらに、余剰ガラス量とガラスの転写性を導くことにより、比較的簡単にシミュレーションでの検討を行うことができ、これにより、開発工数を約20%削減することが可能となっている。
(実施の形態2)
図11〜図15は、本発明の実施の形態2を示し、図11は成形装置全体の断面図である。
図11〜図15は、本発明の実施の形態2を示し、図11は成形装置全体の断面図である。
図11に示すように、一対の成形型を構成する上型1及び下型2が対向状態で配置されている。上型1の周囲には加熱手段としてのヒータ7aが巻き付けられると共に、上型1の内部には熱電対8aが設置されている。上型1は上べース18に固定されており、上ベース18には位置検出手段としてのリニアゲージプローブ10が取り付けられている。ヒータ7a及び熱電対8aは温度調節器13aに接続され、さらに温度調節器13aを介してパーソナルコンピュータ14に接続されている。
下型2は下軸6上に取り付けられている。下軸6の内部は、温度上昇を軽減するための冷却水が常時流れる構造となっている。下型2の周囲には、加熱手段としてのヒータ7bが巻き付けられると共に、下型2の内部中央部分には熱電対8bが配置されている。熱電対8b及びヒータ7bは温度調節器13bに接続され、さらにパーソナルコンピュータ14に接続されている。パーソナルコンピュータ14は、実施の形態1と同様に、制御手段及び判別手段を構成するものである。
成形前のガラス材3は搬送ホルダ15に搭載されて上下型1,2の間に搬送される。このため、搬送ホルダ15には供給アーム16が連結されている。この実施の形態において、ガラス材3はガラス材ヒータ17により加熱され、軟化状態になった時点で上下型1,2の間に搬送される。
この実施の形態においても、パーソナルコンピュータ14の解析により、成形する型1,2の温度、圧力、搬送ホルダ15の形状及びガラス材3の形状を決定する。この場合、データに蓄積されている過去の成形パターンおよび解析により予め結果を予測する。この実施の形態では、図12に示すように、ガラス材8種×レンズの形状5種×レンズ径4種×型形状5種×ホルダ形状3種の合計300種のデータを用いるものである。これにより、やみくもに条件を設定することなく、ある程度の見通しを立てることが可能となる。
成形されるレンズの形状や大きさ等の条件にある程度似ている2〜3種のデータを図12のデータ群から選択し、パーソナルコンピュータに入力する。データとしては、実施の形態1と同様に、商品名「L−BAL42」からなるガラス材3の特性値、成形後のレンズの形状(例えば、上面の曲率r1=100mm、下面の曲率r2=120mm、径φ=30mm、レンズ中心肉厚t1=2.00±0.03mmなど)、上下型1,2の材料特性(例えば、線膨張係数、密度、強度特性など)、成形されるレンズの規格値(例えば、レンズ中心肉厚公差、成形面の形状公差)であり、これらのデータをパーソナルコンピュータ14に入力する。
そして、この規格値が求められるように成形温度、成形前のガラス材3の形状(レンズ中心肉厚=200mm、レンズ外径肉厚(光学有効面外形))、ガラス材の径30mm、プレス圧力250kgfなどの設定を行い、解析する。この解析に基づいて、上下型1,2の移動に伴うレンズ中心肉厚、レンズ外径肉厚、上下型が移動することに起因した塑性変形によって生じる余剰肉厚を算出する。そして、この結果から型形状がガラスへ確実に転写されているかの判断を行う。
転写性が良好の場合には、シミュレーションが終了し、転写性の良好な型温度、ガラス形状、プレス圧力の設定を行い、成形に移行する。転写性が不良の場合には、型温度、成形前のガラス材3の形状、プレス圧力、搬送ホルダ15の形状の再設定を行い、これに基づいてシミュレーションを行う。このシミュレーションは、転写性が良好となるまで繰り返す。このとき、転写性をさらに向上させるために、ガラス材3の応力により判別することを追加して検討する。これらの解析は、過去のデータから推測されるため、シミュレーションを5回〜7回程度行うことにより、型温度590℃、プレス圧力250kgf、ガラス材3の外径30mm、ガラス材のr1=105mm、r2=110mm、搬送ホルダ15の内径30.1mmとの結果を得ることができる。
図13は、プレス成形の際の変化を示す。図13において、外径点c’、点d’、点e’、点f’のガラス材3に対する接触圧力がd’f=c’f=0.5kgf/cm2以上生じたとき、及び中心点a、点b’のガラス材3に対する接触圧力も0.5kgf/cm2以上生じたときに外径と中心肉厚及び外径肉厚の転写性が確保されたと判断する。なお、それぞれの点における接触圧力は、パーソナルコンピュータ14に入力した有限要素法の解析ソフトで求めることが可能である。
接触圧力が0.5kgf/cm2未満の場合は、転写性が不十分となる。このことは多くの実験により確認されている。接触圧力が5kgf/cm2を超える場合には、成形されたレンズに内部歪が生じる。この内部歪は、成形するレンズの形状、大きさによって異なるものである。これに対し、歪除去のためのアニール(ガラス材を再度Tg転移点温度付近まで4時間加熱し、さらに冷却速度を2℃/secのスピードで徐冷し、内部歪を除去する工程)を施すとレンズ形状が大きく変化してしまう場合があるので好ましくない。これについては、過去の実験から明らかである。従って、アニールを施しても形状がさほど変化しない応力が良好である。
レンズ中心肉厚は設計値のレンズ公差、図面によって把握できるため、上下型1,2の中心の最終距離がレンズ中心肉厚にあるような設定を行って成形前のガラス材3の中心肉厚を塑性変形させる。このとき、成形前のガラス材3形状の中心肉厚が、成形するレンズの中心肉厚となる移動量の時間内に上下型1,2の光学機能面にガラスが充填されることが重要になる。必ずしも上下型1,2の径が光学機能面外径とは限らないためである。
ガラス材3への応力を変更するには、ガラス材3の側面を囲む搬送ホルダ15の径の変更、もしくはガラス材3の搭載形状の変更によって行う。すなわち、例えばホルダ15の径(ガラス材3を載置する径)を大きくするまたはガラス材3の肉厚を小さくすることによりガラス材3への応力が小さくなるものである。この実施の形態では、レンズ径をφ30±0.03mm、搬送ホルダ15の内径をφ30.1〜30.2mmとした。また、搬送ホルダ15の形状は、ガラス材3の側面全てを覆うものではなく、ガラス材3の外径肉厚t2=3mmに対して搬送ホルダ3の側面は1mm、2mm程度、余剰ガラスが自由に流動するフリー状態となっている。
以上に基づいてレンズの成形を行い、成形されたレンズを抽出する。すなわち、図11及び図14に示すように、ガラス材3を搬送ホルダ15に搭載した後、搬送ホルダ15を搬送アーム16にセットする。搬送ホルダ15内のガラス材3はガラス材ヒータ17により950℃雰囲気の中で15sec加熱される。加熱されたガラス材3は、搬送アーム16によりガラス軟化点温度以下530℃〜580℃に加熱された上下型1,2の間に搬送され、プレスシリンダ9により下軸6が上昇して下型2がガラス材3を持ち上げ、上型1へと当て付けてプレスを行う。図14(a)はプレス時における温度分布、(b)はプレス終了時における温度分布である。
プレスを行うとガラス材3が変形してガラス中心肉厚t1へと変化する。ガラス中心肉厚tlに到達したことをリニアゲージセンサー10とスリット11の接触表示により識別し、その情報をパーソナルコンピュータ14へ出力する。ガラス材3はその温度より低い温度となっている上下型1,2によってプレスされるため、プレスと同時に冷却される。またレンズ中心肉厚t1のとき、下軸6の温度が600〜550℃の高温状態では熱膨張により全体の寸法が変化する。このため、t1を判別するときにおける下軸6の温度は200℃に冷卸されていることが望ましい。下軸6の温度が200℃のとき、レンズ中心肉厚t1が決定されるように、さらに上下型1,2の温度の設定を試みることも可能であり、これにより、t1のバラツキを軽減することができる。
プレスされたレンズ4はレンズ中心肉厚t1に到達し、下軸6の温度が200℃以下になったときに下軸6が降下してレンズ4から離型する。離型されたレンズ4は搬送ホルダ15と共に搬送アーム16により上下型1,2の間から退避する。
図15は、成形されたレンズ4の中心肉厚t1の分布を示す。成形数は120個である。図15に示すように、成形されたガラス中心肉厚t1が略2.00±0.03mmに収まり、成形後の転写性も良好となっている。また、t1が規格外に外れたものは、リニアセンサ10からリニアゲージアンプ12よりエラーとしてパーソナルコンピュータ14に送られ、不良品としては取り扱われる。
この実施の形態では、シミュレーションの結果をデータベースに蓄積し、または過去の成形実績を蓄積するため、データベースとして新しいレンズ形伏を成形する際に解析回数が軽減され、開発工数が軽減されてスピーディな取り組みが可能となる。また、ガラス材3の側面に搬送ホルダ15を用いることにより、ガラス材3に加わる接触圧力を向上させることができ、転写性を向上させることができ、さらに転写性も確認することができる。さらに、型への転写性を接触圧力によって判断するため、成形されるレンズの転写性が向上する。
1 上型
2 下型
3 ガラス材
4 レンズ
5 上軸
6 下軸
7 ヒータ
14 パーソナルコンピュータ
2 下型
3 ガラス材
4 レンズ
5 上軸
6 下軸
7 ヒータ
14 パーソナルコンピュータ
Claims (4)
- 加熱軟化されたガラス素材を一対の成形型によってプレスすることにより所望の光学素子とする光学素子の成形方法において、
前記ガラス素材を実際にプレスする前に、プレスされた光学素子の中心肉厚が所望の肉厚となるように、シミュレーションにより前記ガラス素材の形状、前記成形型の加熱温度及び前記ガラス素材へのプレス圧を予測する予測工程と、
予測したガラス素材の形状、前記加熱温度及び前記プレス圧によってガラス素材を実際にプレスするプレス工程と、
プレスされた光学素子の中心肉厚を検出し、検出した中心肉厚に基づいて光学素子が良品か否かを判別する判別工程と、
を有することを特徴とする光学素子の成形方法。 - 前記予測工程は、プレスされた光学素子の中心肉厚に加え、前記光学素子の余剰肉厚が所望の肉厚になるように、シミュレーションにより前記ガラス素材の形状、前記成形型の加熱温度及び前記ガラス素材へのプレス圧を予測することを特徴とする請求項1に記載の光学素子の成形方法。
- 前記予測工程は、プレスされた光学素子の中心肉厚に加え、前記光学素子の中心肉厚部と前記光学素子の外径肉厚部に生じる反力が所望の値になるように、シミュレーションにより前記ガラス素材の形状、前記成形型の加熱温度及び前記ガラス素材へのプレス圧を予測することを特徴とする請求項1に記載の光学素子の成形方法。
- 加熱軟化されたガラス素材を一対の成形型によってプレスすることにより所望の光学素子とする光学素子の成形装置において、
前記成形型を所定の温度に加熱する加熱手段と、
前記成形型を所定のプレス圧で駆動する駆動手段と、
前記ガラス素材を実際にプレスする前に、プレスされた光学素子の中心肉厚が所望の肉厚となるように、シミュレーションにより前記ガラス素材の形状、前記成形型の加熱温度及び前記ガラス素材へのプレス圧を予測し、前記加熱手段及び前記駆動手段を予測した値に設定する制御手段と、
予測した形状のガラス素材が前記加熱温度及びプレス圧によって実際にプレスされたときの光学素子の中心肉厚を検出する位置検出手段と、
前記位置検出手段の検出結果に基づいて前記光学素子が良品か否かを判別する判別手段と、を具備することを特徴とする光学素子の成形装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004011435A JP2005206389A (ja) | 2004-01-20 | 2004-01-20 | 光学素子の成形方法及び成形装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2004011435A JP2005206389A (ja) | 2004-01-20 | 2004-01-20 | 光学素子の成形方法及び成形装置 |
Publications (1)
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JP2004011435A Pending JP2005206389A (ja) | 2004-01-20 | 2004-01-20 | 光学素子の成形方法及び成形装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2005206389A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011126755A (ja) * | 2009-12-21 | 2011-06-30 | Hoya Corp | 精密プレス成形用ガラス素材の肉厚決定方法および製造方法、ならびにガラス光学素子の製造方法 |
WO2018117096A1 (ja) * | 2016-12-21 | 2018-06-28 | オリンパス株式会社 | 光学素子の製造方法 |
CN113582513A (zh) * | 2020-04-30 | 2021-11-02 | 扬明光学股份有限公司 | 多站式玻璃模压系统及其制造方法 |
-
2004
- 2004-01-20 JP JP2004011435A patent/JP2005206389A/ja active Pending
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WO2011078059A1 (ja) * | 2009-12-21 | 2011-06-30 | Hoya株式会社 | 精密プレス成形用ガラス素材の肉厚決定方法および製造方法、ならびにガラス光学素子の製造方法 |
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