JP2005203217A - シールドコネクタ - Google Patents

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幸弘 坂本
Chikahiro Yoshioka
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Abstract

【課題】 電磁的遮蔽性に優れ、ノイズの放射を抑制するシールドコネクタを提供すること。
【解決手段】 信号線21を内導体端子5に圧着するためのシールドシェル3の開口部33を覆うシールドカバー4の一端には、一対の係合片42が形成され、他端には舌片状の弾性接触片41が形成され、前記係合片42を、シールドケーブル2の編組26に圧着されるシールドシェル3のケーブルバレル32に弾性的に係合し、前記弾性接触片を、シールドシェル3の開口部33から内部に挿入して、シールドシェルの内壁面に弾性的に接触させ、開口部33を覆うと共に、シールドカバー4を両端でシールドシェル3に電気的に導通させる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、シールドケーブルの端部に装着して、シールドケーブル同士あるいは電子機器等と接続するために用いられるシールドコネクタに関し、更に詳しくは、シールドケーブルとの装着部分の電磁的遮蔽性を高めたシールドコネクタに関する。
近年、自動車用の信号伝送システムの高速LAN化が進み、伝送する信号が高周波化してきている。このため、例えば自動車内でIEEE1394に規格されるような高周波信号ケーブルを用いたいという要求がある。高周波信号の伝送において良好な伝送特性を得るには、ケーブルやコネクタなどの物理層のインピーダンスマッチング、クロストークの軽減、あるいはEMI対策などが重要となる。そして伝送する信号の周波数が高まるにつれ、その重要度も高くなってくる。
ところで、自動車に配設されるラジオ受信アンテナは、AM帯域の感度を高く設定してある。このため車内で高周波信号の伝送を行う際にノイズの放射があると、放射ノイズをラジオ受信アンテナが拾い、ラジオ音声に可聴帯域のノイズとして現れやすい。したがってこのノイズを低減するためには、特に放射ノイズ対策が必要となる。
一般的な車載システム用のシールドコネクタは、内導体端子をシールドシェルで覆う構成を有している。このシールドシェルには開口部が形成され、この開口部から内導体端子などの部品、あるいは工具や治具などを挿入できるように構成されたものが多く見受けられる。また、シールドケーブルとシールドコネクタとの接合部分には、シールドケーブルのシールド層が軸線方向に一部途切れた部分が存在する。EMI特性は、これら開口部などからのノイズの漏れが大きく影響すると考えられることから、この開口部などからのノイズの放射を抑制することが課題となっている。
このため、例えばシールドシェルに形成される開口部から保持ブロックを挿入し、内導体端子と同軸ケーブルの信号線とを圧着させたのち、この開口部にシールドカバーを装着するという構成が提案されている(特許文献1参照)。このような構成によれば、シールドカバーによって放射ノイズを抑制することができるものと考えられる。
特開平11−224723号公報
しかしながら、従来の構成は、シールドシェルに形成される開口部を覆うものではあるものの、シールドシェルの装着箇所に形成されるシールド層が途切れた部分をシールドするものではなかった。このため、このシールド層が一部途切れた部分からノイズの放射が生じ、シールドカバーのノイズ抑制の効果が減殺されるものと考えられる。
上記実情に鑑み、本発明が解決しようとする課題は、シールドケーブルの信号線やシールドコネクタの内導体端子のシールド層が、シールドケーブルとシールドコネクタとの接合部で断絶せず、ノイズの放射を抑制することができるシールドコネクタを提供することである。
このような課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、信号を伝送する信号線を導電性の編組線と絶縁性のシースとにより被覆してなるシールドケーブルの端末に装着されるシールドコネクタであって、前記信号線に圧着して接続される内導体端子と、この内導体端子を収容して前記編組線に接続されるシールドシェルを備えると共に、前記シールドシェルに形成される開口部を覆うシールドカバーをさらに備え、このシールドカバーの一端を前記シールドケーブルの編組線に重畳的に接触させて装着し、他端を前記シールドシェルに重畳的に接触させて装着してなることを要旨とするものである。
ここで、請求項2に記載の発明ように、前記シールドカバーの一端には、前記シールドシェルの編組線を挟持して圧着する接続部に係合する一対の相対する係合片が弾性的に開拡可能に形成され、他端にはシールドシェルの内壁面に接触する接触片が可撓性の舌片状に延設されることが望ましい。
請求項1に記載の発明によれば、シールドカバーの一端がシールドケーブルの編組に、他端がシールドシェルの本体に、それぞれ重畳的に接触して装着され、両端でシールドシェルに電気的に導通した状態で開口部を覆うことができる。このため、シールドコネクタの装着部分においてシールド層がシールドケーブルの軸線方向に断絶することがなく、放射ノイズを抑制することができる。
ここで、請求項2に記載の発明にように、シールドカバーの一端に形成される係合片によりシールドシェルに弾性的に装着し、シールドカバーの他端に形成される接触片で弾性的にシールドシェルに接触させるものであれば、シールドシェルへの装着が容易で組み付け作業工数が増加することもない。
以下に、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。図1は、本実施の形態に係るシールドコネクタの分解斜視図である。本実施の形態では、雌側のシールドコネクタに適用される構成を用いて説明する。また、以下、本実施の形態に係るシールドコネクタを、「本コネクタ」と略して記すことがある。
本コネクタ1が装着されるシールドケーブル2は、導体を絶縁内被で被覆して構成される2本の信号線21と、複数の素線を撚って構成されるドレイン線23を有する。そして、これら信号線21及びドレイン線23が、内側から順に、ペット樹脂にアルミ箔を接着して構成したシート(図略)、絶縁性のシース25、編組26及び絶縁性の外被27により、同軸状に覆われる構造を有する。これにより、信号線21が電磁気的にシールドされ、ノイズの外部への放射を防止する。なお、シールドケーブル2の端部は、本コネクタ1を装着するため、図1に示すように、信号線及21びドレイン線23を、シース25や編組26の端末から所定の長さだけ突出させるとともに、編組26を所定の長さだけ露出させる。
本コネクタ1は、シールドケーブル2の編組26に接続するシールドシェル3と、このシールドシェル3に装着するシールドカバー4とを備える。また、シールドシェル3の内部には、信号線21の端末に接続する内導体端子5と、ドレイン線23の端末に接続するドレイン端子6と、これら各端子5、6を収容して保持する誘電体ハウジング7が配設される。これにより、内導体端子5、ドレイン端子6、誘電体ハウジング7及びシールドケーブル2の端末部が、シールドシェル3及びシールドカバー4によりシールドされる構造となる。
シールドシェル3は、内導体端子5や誘電体ハウジング7をシールドするための部材であり、金属製の板状部材を折り曲げて、前後端が開口した角筒状に形成される。角筒状に形成される部分31(以下、「角筒部31」と記す。)の一端からは、シールドケーブル2の編組26を挟圧保持する一対のケーブルバレル32が設けられる(以下、ケーブルバレル32が設けられる側を、シールドシェル3の後端側という。)。また、角筒部31の各側面のうち、ケーブルバレル32が設けられる面と対向する面には、開口部33が形成される。この開口部33は、シールドシェル3の角筒部31の前記一面が、後端側から所定の長さ切り欠かれて一側が開放する構成を有する。この開口部33の相対する壁面には、後述するシールドカバー4の係止爪44が係止する係止孔35が形成される。
このほか、シールドシェル3の内壁面には、誘電体ハウジング7に収容されるドレイン端子6と接触するための接触片34と、誘電体ハウジング7を係止するための係止片(図示せず)とが、それぞれ角筒部31の内側に向かって切り起こして成形される。
シールドカバー4は、シールドシェル3に装着することにより、シールドシェル3から露出する内導体端子5、ドレイン端子6、誘電体ハウジング7及びシールドケーブル2の端末部をシールドする部材である。例えば金属製の板状部材を折り曲げて一体的に形成される。このシールドカバー4は、一端には、シールドシェル3のケーブルバレル32に装着する一対の係合片42が形成され、他端には、シールドシェルの角筒部31の内壁面と弾性的に接触する弾性接触片41が形成される。一対の係合片42は両係合片が相対するように曲げ起こされた形態を有する。これらの係合片42は可撓性を有し、相対する係合片42同士の間隔が弾性的に開拡可能に構成される。また、弾性接触片41は、シールドカバー4の一端から舌片状に延設され、所定の角度だけ曲げ起こされた形態を有する。この他、シールドシェルに係合する一対の係合片43が相対するように形成される。両係合片43には、シールドシェル3の係止孔35に係止する係止爪44が、切り起こされて形成される。
内導体端子5は、金属製の板状部材を折り曲げて形成されるものであり、雄側の内導体端子(図示せず)を挿入する嵌合部51と、信号線21を接続する信号線接続部52を備える。嵌合部51は略筒状に形成され、この嵌合部51の内部には弾性接触片(図示せず)が形成される。この弾性接触片は、嵌合部の壁面を内側に向かって切り起こした形態を有する。そして雄側内導体端子が嵌合部51の内部に挿入されると、この弾性接触片が雄側内導体端子に接触して内導体端子同士の電気的な接続が構成される。また、嵌合部51の外側面には、誘電体ハウジング7に収容した際に誘電体ハウジング7から抜脱不可能に係止する係止片53が設けられる。この係止片53は可撓性を有するものであり、嵌合部51の外周面を外側に向かって切り起こした形態を有する。
信号線接続部52は嵌合部51から延設される部位であり、筒の一側が開口した略「コ」の字の断面形状を有する。この信号線接続部52の相対する両壁面には、対峙する一対の圧接刃54が2組形成される。そして信号線接続部52の開口する一側から、矢印aの向きに信号線21の端末を圧入すると、信号線21の絶縁内被が、圧接刃54により切り裂かれて圧接刃54と導体とが接触し、信号線21と内導体端子5との電気的な接続が構成される。また信号線接続部52の端部には、圧接接続した信号線21を挟圧保持するための信号線バレル55が形成される。
ドレイン端子6は、雄側のドレイン端子(図示せず)を挿入する嵌合部61と、ドレイン線23と接続するドレイン線接続部62とを備える。なお、ドレイン端子6の嵌合部61は前記内導体端子5の嵌合部51と略同一の構造を有する。また、ドレイン線接続部62も、内導体端子5の信号線接続部52と略同一の構造を有する。
誘電体ハウジング7は、内導体端子5とシールドシェル3との間の絶縁を保つためのものであり、所定の誘電率を有する合成樹脂等から一体的に形成される。誘電体ハウジング7の内部には、内導体端子収容室及71びドレイン端子収容室72が形成される。内導体端子収容室71及びドレイン端子収容室72は、貫通孔状に形成される部位71a、72aと、一側が開放した溝状に形成される部位71b、72bとからなる。この貫通孔状に形成される部位71a、72aには、内導体端子5あるいはドレイン端子6の嵌合部51、61が収容される。また、溝状に形成される部位71b、72bには、内導体端子5の信号線接続部52、あるいはドレイン端子6のドレイン線接続部62が収容される。なお、ドレイン端子収容室72の貫通孔状に形成される部位72aには、シールドシェル3の接触片34を挿通可能な開口部(図示せず)が形成される。
このほか、内導体端子収容室71及びドレイン端子収容室72の貫通孔状に形成される部位71a、72a側の端面には、シールドシェル3の角筒部31の端面に係止するフランジ73が形成され、側面にはシールドシェル3の係止片(図示せず)が係止する係止凹部(図示せず)が形成される。
このような構成を有する本コネクタ1の組み付け操作は、以下の通りである。まず、内導体端子5及びドレイン端子6を、それぞれ誘電体ハウジング7の内導体端子収容室71、あるいはドレイン端子収容室72に収容する。内導体端子5が収容されると、内導体端子5の嵌合部51に形成される係止片53が内導体端子収容室71の内壁面に係止する。このため、内導体端子5は内導体端子収容室71から抜脱不可能に係止される。
次いで、誘電体ハウジング7をシールドシェル3の角筒部31に挿入する。これにより、シールドシェル3の係止片が誘電体ハウジング7の係止凹部に係止するとともに、フランジ73がシールドシェル3の角筒部31の端面に係止する。このため、誘電体ハウジング7はシールドシェル3の角筒部31からから抜脱不可能に係止される。このとき、シールドシェル3の内壁面に設けられる接触片34と、ドレイン端子6とが接触し、シールドシェル3とドレイン端子6とが、電気的に導通する状態となる。
このようにして組み付けられた本コネクタ1を、シールドケーブル2の端末に装着する。図2(a)は本コネクタ1をシールドケーブル2の端末に装着した状態を示した一部分解斜視図である。各信号線21を内導体端子5の信号線接続部52に圧入して接続し、ドレイン線23をドレイン端子6のドレイン線接続部62に溶接、ロウづけあるいは圧接等して接合し、電気的な導通を構成する。そして、内導体端子5の信号線バレル55と、ドレイン線端子6のドレイン線バレル65をかしめて圧着する。この信号線21あるいはドレイン線23の接続作業は、シールドシェル3に形成される開口部33から治具や工具などを挿入して行うものである。
そして、シールドシェル3のケーブルバレル32によって、露出する編組26の外周面をかしめ、シールドシェル3と編組26とを電気的に導通させると共に、本コネクタ1が、シールドケーブル2の端末から抜脱しないように挟圧保持する。
その後、図2(b)に示すように、シールドカバー4をシールドシェル3に装着する。すなわち、まず、シールドカバー4に設けられる弾性接触片41と係合片43をシールドシェル3の開口部33から挿入する。そして、係合片43の係止爪44を係止孔35に係止させると共に、係合片42をシールドシェル3のケーブルバレル32に弾性的に係合させる。弾性接触片41は、所定の角度に曲げ起こされていることから、シールドカバー4をシールドシェル3に装着すると、弾性接触片41がシールドシェル3の内壁面に弾性的に接触する。このため、シールドカバー4は、一端の弾性接触片41と、他端の弾性係合片42との両端でシールドシェル3に電気的に導通する。
シールドカバー4とシールドシェル3との電気的な接続を強化するため、シールドカバー4の弾性接触片41や係合片43とシールドシェル3の内壁面との接触面、係合片42とケーブルバレル32との接触面を、ハンダ付けなどすることが望ましい。
このような構成によれば、シールドケーブル2の端末の信号線21は、シールドカバー4によって軸線方向に途切れることなくシールドされることになる。このため、従来の構造が有するシールド層の断絶状態が解消され、放射ノイズを低減することができる。特に、シールドケーブル2の円周方向にスリット状の隙間がなくなることから、放射ノイズを低減できるものと考えられる。
次いで、本コネクタの放射ノイズ低減の効果を検証した実験と、その結果について記す。検証実験はCISPR25に準拠して行った。図3は実験に用いた装置や器具の構成を模式的に示したものである。検証実験は小型の電波暗室81内で行った。測定台82として、床からの高さH=900mmの位置に、アース接続した銅板83を設置し、この銅板83上に縁に沿って長さL=1500mm、厚さC=50mmの発泡スチロール84を載置したものを用いた。
被測定物であるシールドコネクタ100が装着されたシールドケーブル200を、前記発泡スチロール84上に銅板83の縁からL=100mmの位置に、銅板84の縁に平行になるように載置した。シールドケーブル200の一端にはパルス・ジェネレータ85を接続し、他端には50Ωの終端抵抗86を接続した。そして、パルス・ジェネレータ85で発生させた信号を、バラン91を介してシールドケーブル200に伝送する構成とした。矢印Aは信号の伝送を模式的に示したものである。実験では、伝送する信号として周波数が250MHz、振幅が400mVのパルス信号を用いた。なお、シールドケーブル200の両端末は編組線87で全周を覆っている。
そしてシールドケーブル200の側方L=1000mmの位置にバイログアンテナ88を設置してシールドコネクタ100及びシールドケーブル200から放射されるノイズを受信し、プリアンプ89を介して接続されるスペクトラム・アナライザ90により周波数分析を行った。矢印Bは受信したノイズの伝送を模式的に示したものである。
図4(a)は本コネクタの放射ノイズの測定結果を示す。また、図4(b)は比較例として、同条件で測定した従来のシールドコネクタの測定結果を示す。この従来のシールドコネクタは、シールドカバーによりシールドシェルの開口部のみを覆い、シールドケーブルの編組とシールドシェルとの間に隙間がある構造を有するものである。
図に示すように従来のコネクタでは、基本波は32.8dB、3次の高調波は40.5dB測定され、CISPR25のクラス1をクリアすることができなかった。これに対し、本コネクタにおいては基本波は23.3dB、3次の高調波は31.4dBで、CISPR25のクラス1クリアすることができた。このように、本コネクタによれば従来のコネクタに比較して放射ノイズを大幅に低減できることが確認された。
以上、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明したが、本発明は前記実施の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の改変が可能であることはいうまでもない。例えば、適用できるシールドケーブルは、前記実施の形態に示した構造を有するものに限られるものではなく、各種構造のシールドケーブルに適用することができる。そして、内導体端子の数や構造なども適用するシールドケーブルに適合させて適宜変更することができる。また、シールドコネクタは雌側に限られず、雄側であっても適用可能である。
本実施の形態に係るシールドコネクタの分解状態を示した分解斜視図である。 本実施の形態に係るシールドコネクタを組み付けた状態を示した外観斜視図であり、(a)はシールドカバーを装着する前の状態を、(b)はシールドカバーを装着した状態を示す。 本実施の形態に係るシールドコネクタの放射ノイズの遮蔽の効果を検証した実験の装置・器具の構成を模式的に示した図である。 (a)は本実施の形態に係るシールドコネクタの放射ノイズの遮蔽効果を検証した実験の結果であり、(b)は比較例として従来のシールドコネクタの放射ノイズを測定した結果を示す。
符号の説明
1 シールドコネクタ
2 シールドケーブル
3 シールドシェル
4 シールドカバー
5 内導体端子
7 誘電体ハウジング
21 信号線
26 編組
32 ケーブルバレル
33 開口部
35 係止孔
41 弾性接触片
42 ケーブルバレルに係合する係合片
43 シールドシェルに係合する係合片
44 係止爪

Claims (2)

  1. 信号を伝送する信号線を導電性の編組線と絶縁性のシースとにより被覆してなるシールドケーブルの端末に装着されるシールドコネクタであって、前記信号線に圧着して接続される内導体端子と、この内導体端子を収容して前記編組線に接続されるシールドシェルを備えると共に、前記シールドシェルに形成される開口部を覆うシールドカバーをさらに備え、このシールドカバーの一端を前記シールドケーブルの編組線に重畳的に接触させて装着し、他端を前記シールドシェルに重畳的に接触させて装着してなることを特徴とするシールドコネクタ。
  2. 前記シールドカバーの一端には、前記シールドシェルの編組線を挟持して圧着する接続部に係合する一対の相対する係合片が弾性的に開拡可能に形成され、他端にはシールドシェルの内壁面に接触する接触片が可撓性の舌片状に延設されることを特徴とする請求項1に記載のシールドコネクタ。
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